JP2012229592A - 筋交い取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 柱と柱の間に間柱を設け、間柱には横力を受ける部材としての機能を持たせる筋交い取付構造を提供する。
【解決手段】 鉛直材および横架材により構築された短形状の枠組みにおいて、枠組みの鉛直材である柱と柱の間の中間部分に間柱を設け、間柱により区分された2つの空間に筋交いを取付ける構造であって、筋交いは取付金具をボルトを用いて組付け、間柱は、梁との間にスキマを設けた構造であり、取付金具は、柱あるいは間柱に取付ける平面部とこの平面部より平行して立ち上げた2壁面部を有し、一端部側となる2壁面部に筋交いを取付ける支持部を設け、他端部側は、2壁面部の高さが、筋交いを取付ける前記支持部の前記一端部側より低い構造であり、筋交いの一端部を取付金具を用いて枠組みの鉛直材である柱の上と下の隅部に横架材に傾斜して取付け、筋交いの他端部側を取付金具を用いて間柱に取付ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、木造建築物における筋交い取付構造に関するものである。
木造建築物は、柱、梁、土台等で骨組が構成され、地震や台風等の外力に対し耐力を高めるため、筋交いや方丈あるいは隅金物等が使用され、柱と梁により作られている短形状の枠体の剛性を高めている。又、柱と柱の中間に間柱を用いる場合もあるが、間柱は、内外の仕上材の固定に使用されている場合が多く、剛性をあげる使い方は無かった。
特許文献1は、斜めの1つの筋交いと間柱を用いた先行技術で、この発明は、鉛直材(4)と横架材(2、3)とで構成される短形状の枠体の接合部に1本の斜めの筋交い(7)を設け、鉛直材の高さ方向中途部分に鉛直材に両端が固定されている筋交い支持体(11)を設けたことを特徴とし、間柱(8)は鉛直材の中途位置に設け、筋交い支持体(11)を挟持状態に配設する構造としても良いと記載され、間柱(8)は補助的な使い方であり、直接に剛性を高めることはない。特許文献2は、間柱(512)は使用されているが、隅金物(520、522、524、526)を用いた筋交い(530、532)による木造軸組耐力壁、木造軸組建築物及びその施工方法に関するものであり、筋交い(530、532)の交差部分を間柱(512)の凹部(534)に設置しているが、間柱(512)は凹部(534)の切欠きにより、損傷される原因となり、剛性を高めることにはならない。特許文献3は、上下に離れた水平な上、下梁(22、23)がある場合に、上限梁のほぼ中間位置に受け梁(35)を配置し、上下の2つの空間を作り、く字状となる上下梁(40、41)を新たに設けることにより、主柱(31)に対し、梁の傾斜角を、上下の空間に、共に45度近くになり、く字状に設けた梁(40、41)により、補強効果の高いトラス構造を作ることを目的とし、間柱(50)は既存柱として図3にあり、新たに設けた梁(40、41)により、結果として間柱(50)の構造となることが、図3、図1により理解され、間柱(50)としての効果は、特に記載されていない。
特開2005−30145 特開2010−31474 特開平7−324402
地震、台風のような大きい外力に対し、鉛直材と横架材により構成される短形状の枠体の空間を利用して、いろいろな筋交いや隅金物が開発され、提案されている。本発明では、間柱を利用し、建築物の耐力向上を提案するものである。そこで本発明では、以上の引例のような使用方法ではなく、新しい使い方として、間柱には軸力を受けない構造として、横力専用の機能を持たせるように、筋交いとその取付方法を提案しようとするものである。
課題を解決しようとするための手段
上記目的を達成するため、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
以下、この発明において、部材とは構造物の所定部分を構成する材料をいう。また、以下の説明の図において、同一符号で示す場合は、いずれの図において説明する同一符号の部分と同一機能を持つ部分であり、更に図4と図7においては、同一符号の後のハイフンの後ろに付けた番号は、同一形状、同一機能を持つが、外力が加わった時の力の伝達を伝える説明上付したものである。
解決手段の第1は、鉛直材および横架材により構築された短形状の枠組みにおいて、鉛直材である柱と柱の間に設けた間柱と、柱と間柱に筋交いを取付ける取付金具と筋交いより成り、筋交いは、取付金具をボルト、ナットを用いて組付け、間柱は、軸力を受けない構造であり、取付金具は、柱あるいは間柱に取付ける平面部と、この平面部より立ち上げた2壁面を有し、一端部側となる2壁面部に筋交いを取付ける支持部を設け、他端部側は、2壁面部の高さが、筋交いを取付ける一端部側の支持部側より低い構造であり、筋交いは、筋交いの一端部側を取付金具を用いて鉛直材である柱の上と下の隅部に横架材である土台と梁に傾斜して取付け、筋交いの他端部側は、取付金具を用いて間柱に取り付けることを特徴とする。
以上のような構成の木造建築物における筋交い取付構造は、図4において、梁3の左方向から右方向へ外力Fが加わると、梁3と間柱5の頂部は、鉛直軸力が加わらないようにスキマを設けているので、枠組1には、各取付金具7と各筋交い6を介し、間柱5へ力が作用し、間柱5へ取付けた取付金具7−2の支持部8−1には分力として下向きの力12が作用し、間柱5の反対側の取付金具7−3の支持部8−2には分力として、上向きの力13が作用する。この結果、取付金具7−2、7−3の支持部8−1、8−2を結ぶ線上にある間柱の幅の中央部C1を中心として、左回転のモーメントが作用し、間柱5の上部には、左方向の矢印で示す力f1が働く。一方、取付金具7−5の支持部8−3には、分力として下向きの力14が作用し、反対側の取付金具7−6の支持部8−4には、分力として上向きの力15が働き、前記したC1と同様、間柱5のC2を中心として左回転のモーメントが作用し、間柱5の下部には、左方向の矢印で示す力f2が働く。このような力の作用で、間柱5には曲げモーメントを受けることで、作用する力が大きくなればなるほど大きな復元力を発揮する。間柱5への取付金具7の支持部8の位置は、間柱5の長さを略3等分した2ヶ所に設けているので、間柱5で受ける力を分散している。各支持部8に作用する力、12、13、14、15については、実験上から説明できるので、実施例のところで説明する。
解決手段の第2は、解決手段1の筋交い取付構造において、取付金具の支持部は、間柱の長さの略3等分した上から1/3、2/3の位置に取付けることを特徴とする。
図の枠組1において、柱2が短い場合や逆に長くなる場合があり、このような場合でも間柱5の全長で分散して力を吸収する方が良く、力の分散は間柱5の全長を略3等分し、間柱5の頂部より長さ1/3、2/3の位置に支持部8がくるように取付ける。
解決手段の第3は、解決手段1から2において、筋交いの材質と形状は、材質は金属製と木材製であり、形状は金属製の場合は、角パイプ、丸パイプ、U字形状が適し、木製の場合は角形状であることを特徴とする。
筋交いは、圧縮、引張り、座屈、これらの複合力を受けるので、確実に力を伝えることが要求され、長期に亘り安定した品質が求められ、又、使い易く、入手しやすいことも必要となる。そこで、以上のような要求を満たすものとして、金属製の場合は、角パイプ、丸パイプ、U字形状が好ましく、丸パイプの場合は、全長の両端に二面巾をプレス加工等により成型した方が、取付金具7を取付け易く安定する。一方、木材の場合は、加工し易く、軽く、取り扱い易いが、金属製に比べ性質が異なるので、一定の品質を有する角材を使用することとなり、断面も大きく太くなる。
解決手段の第4は、解決手段1において、間柱は、間柱の頂部と横架材である梁とのスキマがあることを特徴とする。
図4において、梁3の左方向から右方向へ外力Fが加わり、枠組1に力が加わった時、枠組1の柱2、横架材である梁3、土台4から直接、間柱5へ鉛直軸力が加わらないように梁3と間柱5の頂部にはスキマSを設け、間柱5には、各取付金具の支持部8を介し、力が伝達し、間柱5には、分力から横力が加わり、間柱5全体で左回転のモーメントを受ける構造としている。間柱5の頂部は、L型金物により梁3にスクリューネジで取付けられている。
解決手段の第5は、解決手段1において、一端部側の取付金具の支持部から、他端部側に2壁面部の高さが低くなり接する部分に切欠き部を設けたことを特徴とする。
図4、図5において梁3に本方向から右方向へ外力Fが加わると、間柱5で力を吸収するが、外力Fが大きくなると、間柱5と同様に取付金具7に設けた切欠き11で、力の一部を吸収させるために設けたものである。切欠き11の変形により力を吸収することについては、後記する実施の形態のところにおいても説明する。
解決手段の第6は、解決手段の第1において取付金具は、支持部を中央部に設け、支持部の2壁面の高さより支持部の両側は低いことを特徴とする。
図6(a)は筋交い一部を取り付いた取付金具1の一例を示すものである。この形状は、支持部を中央にすることで、柱と梁のいろいろな組合せに対し、間柱の長さを3等分した位置に支持部8を置く調整が可能となる。
発明の効果
本発明によれば、次のような効果がある。
(1)柱と横架材で構成する枠組の柱の中間に頂部が梁との間にスキマを設けた間柱を設けることにより、外力が枠組みの梁に加えられても、間柱には、鉛直軸力が加わらず、外力を取付金具、筋交いを介し、間柱で分力として横力を受けることにより、間柱の上下で曲げモーメントとして働き、復元力を発揮する。
(2)間柱の長さを略3等分し、略3等分した長さの位置に支持部を取付けているので、間柱の2ヶ所で力を受けるので、効率よく外力より受ける力を吸収している。
(3)筋交いの材質と形状は、加えられる外力を確実に、効率よく伝える必要から、品質は安定し、又、使い易く、入手し易い等から、材質が金属製の場合は、角パイプ、丸パイプ、U字形状が最も良く、材質が木材の場合は、金属と性質が異なり、引張り強さ、圧縮強さが低くなるので断面形状は大きく、太くなるが、角材が適している。
(4)間柱の頂部は、横架材である梁との間にスキマを設けている。枠組に外力が加わった時、鉛直軸力が作用しないためで、間柱を横力専用としての新しい使い方である。
(5)取付金具に切欠きを設けたことにより、間柱で力を吸収すると同時に取付金具の切欠き部でも、取付金具が変形することで力の一部を吸収する効果がある。
(6)取付金具の支持部を中央にすることで、柱と梁のいろいろな長さの組合せにも間柱の長さを3等分した2ヶ所の位置に支持部を置く調整が可能となる。
本発明による木造建築物における筋交い取付構造の第1の実施の形態を示す概略斜視図である。 図1の筋交い取付構造の正面図である。 (a)は筋交いの一部を含む取付金具である。(b)は同右側面図である。(c)は取付金具単体の斜視図である。 本発明による木造建築物における筋交い取付構造の第2の実施の形態において、切欠きを設けた取付金具を用い、更に外力が作用した時の力の伝達を示す正面図である。 (a)は筋交いの一部を含む切欠きを付けた取付金具である。(b)は同右側面図である。(c)は切欠きの付いた取付金具の単体の斜視図である。 (a)取付金具に筋交いの一部を含む一例を示す図である。(b)同右側面図である。 図5の取付金具7−2、7−3の実験結果の変形状態を示す図である。 本発明による木造建築物における筋交い取付構造における基準耐力−変形図である。
本発明の実施例1の形態について、図に基いて説明する。
図1は、本発明による木造建築物の筋交い取付構造の実施例1の形態を示す概略斜視図、図2は図1の正面図、図3(a)は、筋交いの一部を含む取付金具、同(b)は(a)の右側面図、同(c)は取付金具の筋交いを含まない単体の斜視図である。
図1、図2、図3に示すように鉛直材としての柱2、この柱2の上と下に対となる横架材として梁3と土台4により枠組1が構築され、柱2と柱2の中間には、間柱5がその頂部と下部は、L型金具により図示しないスクリューネジにより梁3と土台4により取付けられ、短形状の枠組1が構成されている。間柱5の頂部と梁3の間にはスキマSがあり、この実施例では10ミリである。この枠組1には、間柱5の両側の柱2の上と下の隅部より、防錆処理された金属製の取付金具7を介して、金属製の角パイプの筋交い6の一端部が取付けられ、筋交い6の他端部は、梁3、土台4に同じ角度で傾斜して取付金具7により間柱5に取付けられている。取付金具7は、スクリューネジにより柱2、間柱5にコードレスドライバー等により取付けられる。取付金具7と筋交い6は、ボルト、ナット、平座金により組立てられている。取付金具7には、図5の切欠き11が設けられている。取付金具7は、筋交いの両端にボルト、座金、ナットで組立て後、柱2、間柱5にスクリューネジにより取付けも良いし、現場の状況に応じて、取付金具7は柱2あるいは間柱5に取付け、後から筋交いをボルト、座金、ナットで組み立てても良い。各柱2、間柱5に取付けられている取付金具7は全て同一形状のもので、取付の向きが異なるだけである。
図4は、本発明の実施例2の形態を示す正面図で、図2との違いは、切欠き11を設けた取付金具7を使用し、外部よりの力Fが加わった時の力の伝達を説明している。
実施例2における各部材の寸法は次の通りである。
柱2は、一辺が105ミリメートル(以下、単位は全てミリメートルで表わすので、単位のみ省略する)の正方形の木材製の角材で、長さは2600である。間柱5は、柱2と同じ寸法で一辺が105の角材であるが、長さは柱2より10短く、梁3と間柱5の頂部は10のスキマがある。間柱5は上下ともL型の金物でスクリューネジにより、梁3と土台4に固定されている。2本の柱2の間は、柱2の芯と芯との間で910である。梁3は巾105、高さ240であり、土台4は一辺が105の正方形である。筋交い6は、金属製の角パイプで巾30、横60、肉厚1.6で、取付金具7の芯から芯までの長さは900であり、防錆の点から、防錆処理されている。取付金具7は全長で、柱5あるいは間柱5への取付面の平面部9は、長さ200巾35で平面部9から支持部8の中心までは60で、切欠き11を設けている。以上のような構成寸法で、梁3の左方向から右方向へ外力Fが加わると梁3と間柱5の頂部は軸力が加わらないように10のスキマを設けているので、枠組1には、各取付金具7と各筋交い6を介し、間柱5の力が作用し、間柱5へ取付けた取付金具7−2の支持部8−1には分力として下向きの力12が作用し、間柱5の反対側の取付金具7−3の支持部8−2には分力として上向きの力13が作用する。この結果、取付金具7−2、7−3の支持部8−1、8−2を結ぶ線上にある間柱5の巾の中央部C1を中心として、左回転のモーメントが作用し、間柱5の上部には左方向の矢印で示す力f1が働く。一方、取付金具7−5の支持部8−3には、分力として下向きの力14が作用し、反対側の取付金具7−6の支持部8−4には、分力として上向きの力15が働き、前記したC1と同様、間柱5のC2を中心として、左回転のモーメントが作用し、間柱5の下部には、左方向の矢印で示す力f2が働く。このような力の作用で、間柱5には曲げモーメントを受けることで、作用する力が大きくなればなるほど大きな復元力を発揮する。間柱5への取付金具7の支持部8の位置は、間柱5の長さを略3等分した2ヶ所に設けているので、間柱5で受ける力を分散している。
図8は、たて軸に基準耐力KN/m、よこ軸に変形mmとした時の本発明による木造建築物における筋交い取付構造の実施例2の性能評価試験で得られた骨格曲線で、比較上、略同一条件のタスキ掛け筋交い、構造用合板のデータをプロットしたもので、従来のタスキ掛け筋交いおよび構造用合板壁と比べ、変形が大きくなっても基準耐力は高いという性能の特性を示している。
図7は、図4において梁3に外力Fが高くなると、間柱5で外力を吸収するが、取付金具7−2、7−3も切欠部11で、筋交い6−1、6−2より加わる力を吸収している様子を実験上示している。取付金具7−2には、筋交い6−1より圧縮力が作用し、切欠部11−1は開口部が狭くなり、一方、取付金具7−3には筋交い7−2より引張力が作用し、切欠き部11−2の開口部は拡がることを示している。この結果、梁3に外力Fが加わると、取付金具7と間柱5の両方で力を吸収していることを示している。
1、枠組
2、柱
3、梁
4、土台
5、間柱
6、6−1、6−2、6−3、6−4 筋交い
7、7−1、7−2、7−3、7−4、7−5,7−6 取付金具
8、8−1、8−2、8−3、8−4 支持部
9、平面部
10、2壁面部
11、切欠き
12、14、下向きの力
13、15、上向きの力
C1、C2、間柱の巾の中心
F,梁3に加わる外力
f1、f2、間柱の上と下に働く力

Claims (6)

  1. 鉛直材および横架材により構築された短形状の枠組みにおいて、鉛直材である柱と前記柱の間に設けた間柱と、前記柱と間柱に筋交いを取付ける取付金具と筋交いより成り、前記筋交いは、取付金具をボルト、ナットを用いて組付け、前記間柱は、鉛直軸力を受けない構造であり、前記取付金具は、前記柱あるいは前記間柱に取付ける平面部と、この平面部より立ち上げた2壁面を有し、一端部側となる前記2壁面部に前記筋交いを取付ける支持部を設け、他端部側は、前記2壁面部の高さが、前記筋交いを取付ける前記支持部の前記一端部側より低い構造であり、前記筋交いは、前記筋交いの一端部側を取付金具を用いて鉛直材である柱の上と下の隅部に前記横架材に傾斜して取付け、前記筋交いの他端部側を前記取付金具を用いて、前記間柱に取り付けることを特徴とする木造建築物における筋交い取付構造。
  2. 第1項において、前記支持部は、前記間柱の長さの略3等分した前記間柱の頂部から、1/3と2/3の位置に取り付けることを特徴とする木造建築物における筋交い取付構造。
  3. 請求項1において、筋交いの材質と形状は、材質は金属製と木材製であり、形状は、金属製の場合は、角パイプ、丸パイプ、U字形状とし、木材製の場合は角形状であることを特徴とする木造建築物における筋交い取付構造。
  4. 請求項第1項から第2項において、前記間柱は、該間柱の頂部、前記横架材である前記梁との間にスキマがあることを特徴とする木造建築物における筋交い取付構造。
  5. 請求項第1項において、一端部側の前記取付金具の前記支持部から、他端部側に前記2壁面部の高さが低くなり、接する部分に切欠き部を設けたことを特徴とする木造建築物における筋交い取付構造。
  6. 請求項1において、取付金具は、前記支持部を中央部に設け、前記支持部の前記2壁面部の高さより、前記支持部の両側は低いことを特徴とする木造建築物における筋交い取付構造。
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