JP2012226186A - 授業支援システム、サーバおよびプログラム - Google Patents

授業支援システム、サーバおよびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】選択・指定されたいかなる形式の問題に対しても回答を求めることができ、その回答内容を表示することもできる授業支援システムを提供する。
【解決手段】授業支援システムでは、電子黒板3Sは、ユーザ操作に基づき、問題エリアQ1が指定された場合に、当該問題エリアQ1中に回答エリアがあるか否かを判定する判定手段と、指定された問題エリアQ1中に回答エリアがないと判定した場合に、新たに追加回答エリアA3,A4を作成して、指定された問題エリアQ1,Q2と当該追加回答エリアA3,A4とを、黒板側ディスプレイ310と端末側ディスプレイ410とに表示させる問題表示手段と、端末側ディスプレイ410の追加回答エリアA4に対して入力が行われた場合に、その入力内容を、黒板側ディスプレイ310の追加回答エリアA3に表示させる回答表示手段と、を備える。
【選択図】図12

Description

本発明は授業支援システム、サーバおよびプログラムに関する。
従来より、教育現場においては、電子黒板や生徒端末と呼ばれる情報表示装置が使用されており、これらの情報表示装置を用いた授業では、電子黒板に教師が入力した文字などが生徒端末に送信され、生徒端末で入力した文字などが電子黒板に送信されるようになっている(たとえば特許文献1参照)。
ところで、先行技術のような、パソコンと生徒端末とを用いた授業支援システムにおいても、教師が教科書や問題集などを含むいわゆるデジタル教材中の問題を選択・指定し、生徒からその回答を求めるということは日常的に行われる。
特許第4001464号公報
しかしながら、デジタル教材においては、教師の選択・指定する問題に対する生徒の回答(回答エリア)があらかじめシステムに適合するように準備されている必要があり、たとえば、紙の教科書をスキャナでスキャンしてpdf化したり、単に文字認識でテキスト化したりしたようなデジタル教材では、回答エリアの準備されていない問題を選択・指定した場合、それに対し回答を求めることはできないし、それに対する回答を表示することもできない。
したがって、本発明の主な目的は、選択・指定されたいかなる形式の問題に対しても回答を求めることができ、その回答内容を表示することもできる授業支援システム、サーバおよびプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の一態様によれば、
電子黒板と生徒端末との間で通信可能な授業支援システムであって、
前記生徒端末は、
ユーザから入力を受ける端末側入力手段と、
教材内容と前記端末側入力手段により入力される入力内容とを表示する端末側表示手段と、
を備え、
前記電子黒板は、
ユーザから入力を受ける黒板側入力手段と、
教材内容と前記黒板側入力手段により入力される入力内容とを表示する黒板側表示手段と、
前記黒板側入力手段に対するユーザ操作に基づき、教材中で選択された問題エリアを、前記黒板側表示手段と前記端末側表示手段とに識別表示させる識別表示手段と、
前記黒板側入力手段に対するユーザ操作に基づき、前記問題エリアが指定された場合に、当該問題エリア中に回答エリアがあるか否かを判定する判定手段と、
指定された前記問題エリア中に回答エリアがあると判定した場合に、当該問題内回答エリアを含む問題エリアを、前記黒板側表示手段と前記端末側表示手段とに表示させる第1の問題表示手段と、
指定された前記問題エリア中に回答エリアがないと判定した場合に、新たに追加回答エリアを作成して、指定された前記問題エリアと当該追加回答エリアとを、前記黒板側表示手段と前記端末側表示手段とに表示させる第2の問題表示手段と、
前記端末側表示手段の前記問題内回答エリアまたは前記追加回答エリアに対して前記端末側入力手段により入力が行われた場合に、その入力内容を、前記黒板側表示手段の前記問題内回答エリアまたは前記追加回答エリアに表示させる回答表示手段と、
を備えることを特徴とする授業支援システムが提供される。
本発明の他の態様によれば、
電子黒板および生徒端末との間で通信可能なサーバであって、
前記電子黒板は、
ユーザから入力を受ける黒板側入力手段と、
教材内容と前記黒板側入力手段により入力される入力内容とを表示する黒板側表示手段と、
を備え、
前記生徒端末は、
ユーザから入力を受ける端末側入力手段と、
教材内容と前記端末側入力手段により入力される入力内容とを表示する端末側表示手段と、
を備え、
当該サーバは、
前記黒板側入力手段に対するユーザ操作に基づき、教材中で選択された問題エリアを、前記黒板側表示手段と前記端末側表示手段とに識別表示させる識別表示手段と、
前記黒板側入力手段に対するユーザ操作に基づき、前記問題エリアが指定された場合に、当該問題エリア中に回答エリアがあるか否かを判定する判定手段と、
指定された前記問題エリア中に回答エリアがあると判定した場合に、当該問題内回答エリアを含む問題エリアを、前記黒板側表示手段と前記端末側表示手段とに表示させる第1の問題表示手段と、
指定された前記問題エリア中に回答エリアがないと判定した場合に、新たに追加回答エリアを作成して、指定された前記問題エリアと当該追加回答エリアとを、前記黒板側表示手段と前記端末側表示手段とに表示させる第2の問題表示手段と、
前記端末側表示手段の前記問題内回答エリアまたは前記追加回答エリアに対して前記端末側入力手段により入力が行われた場合に、その入力内容を、前記黒板側表示手段の前記問題内回答エリアまたは前記追加回答エリアに表示させる回答表示手段と、
を備えることを特徴とするサーバが提供される。
本発明によれば、教材中で選択・指定されたいかなる形式の問題に対しても回答を求めることができ、その回答内容を表示することもできる。
授業支援システムの概略構成を示す図である。 サーバの概略構成を示すブロック図である。 電子黒板及び生徒端末の概略構成を示すブロック図である。 教室サーバ処理の流れを示すフローチャートである。 教室サーバ処理の流れを示すフローチャートである。 教室サーバ処理の流れを示すフローチャートである。 教室サーバ処理の流れを示すフローチャートである。 (a),(c)電子黒板のディスプレイの表示内容を、(b),(d)生徒端末のディスプレイの表示内容を、それぞれ示す図面である。 (a),(c)電子黒板のディスプレイの表示内容を、(b),(d)生徒端末のディスプレイの表示内容を、それぞれ示す図面である。 (a)電子黒板のディスプレイの表示内容を、(b)生徒端末のディスプレイの表示内容を、それぞれ示す図面である。 (a),(c)電子黒板のディスプレイの表示内容を、(b),(d)生徒端末のディスプレイの表示内容を、それぞれ示す図面である。 (a)電子黒板のディスプレイの表示内容を、(b)生徒端末のディスプレイの表示内容を、それぞれ示す図面である。 生徒端末のディスプレイの表示内容を示す図面である。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態の一例を詳細に説明する。
ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1は、本実施の形態における授業支援システム1の概略構成を示す図である。
この図に示すように、本実施の形態における授業支援システム1は、サーバ2と、電子黒板3と、生徒端末4とを備えている。
[サーバ]
サーバ2は、複数の学校の電子黒板3や生徒端末4に対して機能やデータを提供するものであり、図2に示すように、表示部21と、入力部22と、通信部23と、記憶部24と、CPU25等とを備えて構成されている。
表示部21は、ディスプレイ210を備えており、CPU25から入力される表示信号に基づいて各種情報をディスプレイ210に表示するようになっている。なお、本実施の形態におけるディスプレイ210は、いわゆるタッチパネル221と一体的に形成されており、ユーザによるタッチ操作を受け付け可能となっている。
入力部22は、キー群220や上述のタッチパネル221を備えており、押下されたキーの種類やタッチパネル221の位置に対応する信号をCPU25に出力するようになっている。
通信部23は、複数の電子黒板3や生徒端末4との間でデータ通信を行うものであり、本実施の形態においては、無線通信を行うようになっている。
記憶部24は、サーバ2の各種機能を実現するためのプログラムやデータを記憶するとともに、CPU25の作業領域として機能するメモリである。本実施の形態においては、記憶部24は、本発明に係る授業支援プログラム240と、書籍データベース241と、板書・ノートデータベース242と、IDデータベース243等とを記憶している。
授業支援プログラム240は、後述の教室サーバ処理(図4〜図7参照)をCPU25に実行させるためのプログラムである。
書籍データベース241は、授業で使用される書籍についてデータを記憶しており、例えば、各教科書について教科書データDを記憶している。なお、本実施の形態における教科書データDは、教科書をPDF形式で画像化したデータとなっている。
IDデータベース243は、サーバ2にアクセスし得る電子黒板3及び生徒端末4のIDコード(以下、黒板ID,端末IDとする)と、これら電子黒板3及び生徒端末4の属する教室のIDコード(以下、教室IDとする)とを対応付けて複数記憶している。
板書・ノートデータベース242は、電子黒板3で入力される板書の内容を、その教科と、当該電子黒板3の黒板IDとに対応付けるとともに、生徒端末4で入力されるノートの内容を、その教科と、当該生徒端末4の端末IDとに対応付けてそれぞれ記憶するようになっている。
CPU25は、入力される指示に応じて所定のプログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示やデータの転送等を行い、サーバ2を統括的に制御するようになっている。具体的には、CPU25は、入力部22から入力される操作信号等に応じて記憶部24に格納された各種プログラムを読み出し、当該プログラムに従って処理を実行する。そして、CPU25は、処理結果を表示部21に適宜出力させる。
[電子黒板]
電子黒板3は、教室に設置されて授業に用いられるものであり、図3に示すように、表示部31と、入力部32と、通信部33と、記憶部34と、CPU35等とを備えて構成されている。
表示部31は、ディスプレイ310を備えており、CPU35から入力される表示信号に基づいて各種情報をディスプレイ310に表示するようになっている。なお、本実施の形態におけるディスプレイ310は、いわゆるタッチパネル321と一体的に形成されており、ユーザ(教師)によるタッチ操作を受け付け可能となっている。
入力部32は、キー群320や上述のタッチパネル321を備えており、押下されたキーの種類やタッチパネル321の位置に対応する信号をCPU35に出力するようになっている。
通信部33は、サーバ2との間でデータ通信を行うものであり、本実施の形態においては、無線通信を行うようになっている。なお、本実施の形態においては、通信部33はサーバ2を介して生徒端末4と通信するようになっているが、生徒端末4と直接通信することとしても良い。
記憶部34は、電子黒板3の各種機能を実現するためのプログラムやデータを記憶するとともに、CPU35の作業領域として機能するメモリである。本実施の形態においては、記憶部34は、IDテーブル343等を記憶している。
IDテーブル343は、自機の黒板IDと、自機の属する教室の教室IDとを対応付けて記憶している。
CPU35は、入力される指示に応じて所定のプログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示やデータの転送等を行い、電子黒板3を統括的に制御するようになっている。具体的には、CPU35は、入力部32から入力される操作信号等に応じて記憶部34に格納された各種プログラムを読み出し、当該プログラムに従って処理を実行する。そして、CPU35は、処理結果を表示部31に適宜出力させる。
[生徒端末]
生徒端末4は、生徒に所持されて授業に用いられるものであり、図3に示すように、表示部41と、入力部42と、通信部43と、記憶部44と、CPU45等とを備えて構成されている。
表示部41は、ディスプレイ410を備えており、CPU45から入力される表示信号に基づいて各種情報をディスプレイ410に表示するようになっている。なお、本実施の形態におけるディスプレイ410は、いわゆるタッチパネル421と一体的に形成されており、ユーザ(生徒)によるタッチ操作を受け付け可能となっている。
入力部42は、キー群420や上述のタッチパネル421を備えており、押下されたキーの種類やタッチパネル421の位置に対応する信号をCPU45に出力するようになっている。
通信部43は、サーバ2との間でデータ通信を行うものであり、本実施の形態においては、無線通信を行うようになっている。なお、本実施の形態においては、通信部43はサーバ2を介して電子黒板3と通信するようになっているが、電子黒板3と直接通信することとしても良い。
記憶部44は、生徒端末4の各種機能を実現するためのプログラムやデータを記憶するとともに、CPU45の作業領域として機能するメモリである。本実施の形態においては、記憶部44は、IDテーブル443等を記憶している。
IDテーブル443は、自機の端末IDと、自機の属する教室の教室IDとを対応付けて記憶している。
CPU45は、入力される指示に応じて所定のプログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示やデータの転送等を行い、生徒端末4を統括的に制御するようになっている。具体的には、CPU45は、入力部42から入力される操作信号等に応じて記憶部44に格納された各種プログラムを読み出し、当該プログラムに従って処理を実行する。そして、CPU45は、処理結果を表示部41に適宜出力させる。
[動作]
続いて、図4〜図7を参照しながら、サーバ2による教室サーバ処理について説明する。
この教室サーバ処理においては、まずCPU25は、図4に示すように、教師の操作によって何れかの電子黒板3が書籍の閲覧要求を受けるか否かを判定し(ステップS1)、受けないと判定した場合(ステップS1;No)には他の処理へ移行する。
ステップS1において何れかの電子黒板3が書籍の閲覧要求を受けたと判定した場合(ステップS1;Yes)には、CPU25は、閲覧要求を受けた電子黒板3(以下、他の電子黒板3と区別して電子黒板3Sとする)から、当該電子黒板3SのIDテーブル343に記憶された黒板ID及び教室IDを受信する(ステップS2)。
次に、CPU25は、受信した教室IDで示される教室での授業用に、電子黒板3Sと、当該電子黒板3Sに対応する各生徒端末4(以下、他の生徒端末4と区別して生徒端末4Sとする)とのための作業領域を記憶部24内に作成する(ステップS3)。
次に、CPU25は、閲覧する書籍の指定情報を電子黒板3Sから受信した後(ステップS4)、教科書が指定されているか否かを判定し(ステップS5)、指定されていないと判定した場合(ステップS5;No)には他の処理へ移行する。
ステップS5において教科書が指定されていると判定した場合(ステップS5;Yes)には、CPU25は、閲覧する章番号及びページ番号の指定情報か、或いは前回の教室サーバ処理において最後に表示していたページの指定情報を電子黒板3Sから受信する(ステップS6)。
次に、CPU25は、ステップS4で指定された教科書(以下、指定教科書とする)のうち、ステップS6で指定されたページの教科書データDを電子黒板3Sに送信し、そのディスプレイ310に表示させる(ステップS7)。
次に、図5に示すように、CPU25は、電子黒板3Sに対する操作を受信したか否かを判定し(ステップS10)、受信したと判定した場合(ステップS10;Yes)には、電子黒板3Sで質問機能の操作が指定されたか否かを判定し(ステップS20)、受信しなかったと判定した場合(ステップS10;NO)には、後述のステップS30に移行する。
ステップS20において電子黒板3Sで質問機能の操作が指定されたと判定した場合(ステップS20;YES)には、図6に示すように、CPU25は、カーソルポインタCPが指定教科書の問題エリアQ1に位置しているかどうかを判定し(ステップS100,図8(a)参照)、カーソルポインタCPが問題エリアQ1に位置するまでこれを繰り返す(ステップS100;NO)。
問題エリアQ1とは、指定教科書中に含まれる問題が記載されたエリアであって問題ごとに区画されたエリアである。
ステップS100においてカーソルポインタCPが問題エリアQ1に位置したと判定した場合(ステップS100;YES)には、CPU25は、カーソルポインタCPが位置している問題エリアQ1を赤枠で囲んで他のエリアと識別しうるように、電子黒板3Sのディスプレイ310に表示させる(ステップS101)。
次に、CPU25は、赤枠で囲んだ問題エリアQ1が指定されたか否かを判定する(ステップS102)。
ステップS102において問題エリアQ1が指定されなかったと判定した場合(ステップS102;NO)には、CPU25は、前述のステップS100に移行する。
ステップS102において問題エリアQ1が指定されたと判定した場合(ステップS102;YES)には、CPU25は、その指定された問題エリアQ1のなかに回答エリア(問題内回答エリアA1)があるか否かを判定する(ステップS110,図8(a)参照)。
問題内回答エリアA1とは、四角枠状の空白領域や下線が付された空白領域、括弧で囲まれた空白領域、複数の選択肢からいずれかを選択するための領域、問題とその解答とを線で結ぶための空白領域、所定範囲の単なる空白領域など、問題エリアQ1中に付随的に設けられる回答用の領域をいう。
ステップS110において指定された問題エリアQ1のなかに問題内回答エリアA1があると判定した場合(ステップS110;YES)には、CPU25は、電子黒板3Sのディスプレイ310に対し、指定された問題エリアQ1を拡大表示させる(ステップS111,図8(c)参照)。
このとき、CPU25は、電子黒板3Sに拡大表示させた内容を、黒板IDに対応づけて板書・ノートデータベース242に記憶させる。
次に、CPU25は、電子黒板3Sと同様の内容を生徒端末4Sのディスプレイ410に表示させ(ステップS112,図8(d))、前述のステップS10に移行する。
このとき、CPU25は、生徒端末4Sに表示させた内容を、端末IDに対応づけて板書・ノートデータベース242に記憶させる。
ステップS110において指定された問題エリアQ1のなかに問題内回答エリアA1がないと判定した場合(ステップS110;NO)には、CPU25は、指定された問題エリアQ1をそのウィンドウ中の上部にスクロールして表示させ、これとは別に新規に別ウィンドウW1を作成する(ステップS113,図11(c)参照)。
かかる場合、CPU25は、新規に追加回答エリアA3も作成し、別ウィンドウW1に対して、指定された問題エリアQ1の問題(問題番号など)に対応する問題識別子と、新規に作成した追加回答エリアA3とを、表示させる。
特に、CPU25は、問題識別子については追加回答エリアA3の上部に配置して表示させ、追加回答エリアA3についてはこれを青枠で囲んで表示させる(ステップS113)。
追加回答エリアA3とは、問題内回答エリアA1とは異なり、問題エリアQ1中に回答用の領域が付随的に設けられていない場合に、新たに作成される回答用の空白領域をいう。
このとき、CPU25は、電子黒板3Sに表示させた内容を、黒板IDに対応づけて板書・ノートデータベース242に記憶させる。
次に、CPU25は、電子黒板3Sと同様の内容を生徒端末4Sのディスプレイ410に表示させ(ステップS114)、上述のステップS10に移行する。
このとき、CPU25は、生徒端末4Sに表示させた内容を、端末IDに対応づけて板書・ノートデータベース242に記憶させる。
図5に示すように、前述のステップS20において電子黒板3Sで質問機能の操作は指定されなかったと判定した場合(ステップS20;NO)には、CPU25は、生徒端末4Sに対する操作を受信したか否かを判定する(ステップS30)。
ステップS30において生徒端末4Sに対する操作を受信したと判定した場合(ステップS30;Yes)には、図7に示すように、CPU25は、手書き入力操作またはマーカ入力操作が行われたか否かを判定する(ステップS200)。
ステップS200において手書き入力操作またはマーカ入力操作が行われたと判定した場合(ステップS200;Yes)には、CPU25は、その操作が指定された問題エリアQ2の問題内回答エリアA2に対して行われたか否かを判定する(ステップS210,図8(d)参照)。
ステップS210において手書き入力操作が問題エリアQ2の問題内回答エリアA2に対して行われたと判定した場合(ステップS210;Yes)には、CPU25は、問題内回答エリアA2内の操作対象位置に入力内容を表示させる(ステップS211,図8(d)参照)。
このときCPU25は、入力内容を、生徒端末4Sの端末IDに対応づけて板書・ノートデータベース242に記憶させる。
ステップS210において手書き入力操作が問題エリアQ2の問題内回答エリアA2に対して行われなかったと判定した場合(ステップS210;NO)には、CPU25は、手書き入力操作が別ウィンドウW2に新規に作成された追加回答エリアA4に対して行われたか否かを判定する(ステップS212,図11(d))。
ステップS212において手書き入力操作が別ウィンドウW2に新規に作成された追加回答エリアA4に対して行われたと判定した場合(ステップS212;YES)には、CPU25は、追加回答エリアA4内の操作対象位置に入力内容を表示させる(ステップS213,図11(d)参照)。
このときCPU25は、入力内容を、生徒端末4Sの端末IDに対応づけて板書・ノートデータベース242に記憶させる。
ステップS212において手書き入力操作が別ウィンドウW2に新規に作成された追加回答エリアA4に対して行われなかったと判定した場合(ステップS212;NO)には、CPU25は、前述のステップS10に移行する。
次に、CPU25は、生徒端末4Sで回答機能の操作が指定されたか否かを判定する(ステップS220)。
ステップS220において生徒端末4Sで回答機能の操作が指定されたと判定した場合(ステップS220;YES)には、CPU25は、生徒端末4Sにおいて問題内回答エリアA2または追加回答エリアA4に手書き入力された内容(回答内容)を、端末IDに対応づけて板書・ノートデータベース242に記憶させかつ端末IDに対応付けた状態で電子黒板3Sに送信するとともに、回答機能の指定操作を指定した生徒端末4Sに対応する生徒識別子を電子黒板3Sのディスプレイ310に表示させる(ステップS221,図9(a)参照)。
かかる場合、CPU25は、2以上の複数の生徒端末4Sから回答機能の指定操作を受けたときは、それら複数の回答内容をそれぞれ端末IDに対応づけて板書・ノートデータベース242に記憶させかつ端末IDに対応付けた状態で電子黒板3Sに送信し、回答機能の指定操作を指定した複数の生徒端末4Sに対応するすべての生徒識別子を電子黒板3Sのディスプレイ310に表示させる(図12(a)参照)。
ステップS220において生徒端末4Sで回答機能の操作が指定されていないと判定した場合(ステップS220;NO)には、CPU25は、後述のステップS222に移行する。
次に、生徒端末4Sの表示モードがノート反映教科書モードであるか否かを判定する(ステップS222)。
ノート反映教科書モードとは、指定された問題エリアQ2の問題内回答エリアA2や別ウィンドウW2の追加回答エリアA4に手書き入力が行われた場合に、その入力内容を、生徒端末4Sの指定教科書に反映させる(上書きする)モードである。
ステップS222において生徒端末4Sの表示モードがノート反映教科書モードであると判定した場合(ステップS222;Yes)には、CPU25は、指定された問題エリアQ2の問題内回答エリアA2や別ウィンドウW2の追加回答エリアA4に入力されたすべての内容を教科書の内容に反映させ(ステップS223,図13参照)、前述のステップS10に移行する。
ステップS222において生徒端末4Sの表示モードがノート反映教科書モードではないと判定した場合(ステップS222;NO)には、CPU25は、前述のステップS10に移行する。
前述のステップS200において手書き入力操作またはマーカ入力操作が行われなかったと判定した場合(ステップS200;NO)には、CPU25は、生徒端末4Sの表示モードがノート反映教科書モードに設定されたか否かを判定する(ステップS230)。
ステップS230において生徒端末4Sの表示モードがノート反映教科書モードに設定されたと判定した場合(ステップS230;YES)には、CPU25は、生徒端末4Sの表示モードをノート反映教科書モードに設定し(ステップS231)、前述のステップS223と同様の処理を実行する。
ステップS230において生徒端末4Sの表示モードがノート反映教科書モードに設定されていないと判定した場合(ステップS230;NO)には、CPU25は、他の処理に移行する。
図5に示すように、前述のステップS30において生徒端末4Sに対する操作を受信しなかったと判定した場合(ステップS30;NO)には、CPU25は、電子黒板3Sのディスプレイ310に表示させた1または2以上の複数の生徒識別子のなかから、特定の生徒識別子が選択・指定されたか否かを判定する(ステップS40)。
ステップS40において特定の生徒識別子が選択・指定されたと判定した場合(ステップS40;YES)には、CPU25は、その選択・指定された生徒識別子に対応する生徒端末4Sの回答内容を、電子黒板3Sのディスプレイ310の問題内回答エリアA1または追加回答エリアA3に表示させる(ステップS41,図9(c)や図12(a)参照)。
ステップS40において特定の生徒識別子が選択・指定されなかったと判定した場合(ステップS40;NO)には、CPU25は、後述のステップS50に移行する。
次に、CPU25は、手書き入力操作またはマーカ入力操作が行われたか否かを判定する(ステップS50)。
ステップS50において手書き入力操作またはマーカ入力操作が行われたと判定した場合(ステップS50;Yes)には、CPU25は、その操作が指定された問題エリアQ1の問題内回答エリアA1に対して行われたか否かを判定する(ステップS51)。
ステップS51において手書き入力操作が問題エリアQ1の問題内回答エリアA1に対して行われたと判定した場合(ステップS51;Yes)には、CPU25は、その操作対象位置に入力内容を表示させる(ステップS52)。
このときCPU25は、入力内容を電子黒板3Sの黒板IDに対応づけて板書・ノートデータベース242に記憶させる。
ステップS51において手書き入力操作が問題エリアQ1の問題内回答エリアA1に対して行われなかったと判定した場合(ステップS51;NO)には、CPU25は、手書き入力操作が別ウィンドウW1に新規に作成された追加回答エリアA3に対して行われたか否かを判定する(ステップS53)。
ステップS53において手書き入力操作が別ウィンドウW1に新規に作成された追加回答エリアA3に対して行われたと判定した場合(ステップS53;YES)には、CPU25は、その操作対象位置に入力内容を表示させる(ステップS54)。
このときCPU25は、入力内容を電子黒板3Sの黒板IDに対応づけて板書・ノートデータベース242に記憶させる。
ステップS53において手書き入力操作が別ウィンドウW1の追加回答エリアA3に対して行われなかったと判定した場合(ステップS53;NO)には、CPU25は、前述のステップS10に移行する。
次に、電子黒板3Sの表示モードが板書反映教科書モードであるか否かを判定する(ステップS55)。
板書反映教科書モードとは、指定された問題エリアQ1の問題内回答エリアA1や別ウィンドウW1の追加回答エリアA3に手書き入力が行われた場合に、その入力内容を、電子黒板3Sの指定教科書に反映させる(上書きする)モードである。
ステップS55において電子黒板3Sの表示モードが板書反映教科書モードであると判定した場合(ステップS55;Yes)には、CPU25は、指定された問題エリアQ1の問題内回答エリアA1や別ウィンドウW1の追加回答エリアA3に入力されたすべての内容を教科書の内容に反映させ(ステップS56)、前述のステップS10に移行する。
ステップS55において電子黒板3Sの表示モードが板書反映教科書モードではないと判定した場合(ステップS55;NO)には、CPU25は、前述のステップS10に移行する。
前述のステップS50において手書き入力操作またはマーカ入力操作が行われなかったと判定した場合(ステップS50;NO)には、CPU25は、板書反映教科書モードへの移行操作が行われたか否かを判定する(ステップS60)。
ステップS60において板書反映教科書モードへの移行操作が行われたと判定した場合(ステップS60;Yes)には、CPU25は、電子黒板3Sの表示モードを板書反映教科書モードに設定し(ステップS61)、前述のステップS55と同様の処理を実行する。
ステップS60において板書反映教科書モードへの移行操作が行われなかったと判定した場合(ステップS60;NO)には、CPU25は、他の処理に移行する。
続いて、図8〜図13を参照しながら、前述の教室サーバ処理を具体的に説明する。
[動作例1]
まず、教師が電子黒板3で書籍の閲覧要求を行い(ステップS1;Yes)、閲覧する書籍として教科書を指定し(ステップS5;Yes)、閲覧する章番号及びページ番号を指定すると(ステップS6)、図8(a)に示すように、指定教科書の各ページのうち、指定されたページの教科書データDが電子黒板3Sに送信され、その指定教科書の内容がディスプレイ310に表示される(ステップS7)。
かかる場合、図8(b)に示すように、生徒端末4Sのディスプレイ410には、前回の処理で最終的に表示された内容がそのまま表示される。
次に、教師が電子黒板3Sに対する操作を行い(ステップS10;YES)、図8(a)に示すように、ディスプレイ310中のアイコン50を指定して質問機能の指定操作を行うと(ステップS20;YES)、カーソルポインタCPが出現し、カーソルポインタCPが位置する問題エリアQ1が赤枠で囲まれ識別表示される(ステップS101)。
かかる場合、問題エリアQ1の左側上部には、そのページにおける問題エリアQ1の位置情報52が表示される。位置情報52は、問題エリアQ1(上部)がそのページにおいて先頭位置(0%)から最終位置(100%)までの間のどの位置にあるのかを示すものである。
図8(a)では、問題エリアQ1は「27%」の位置に配置されている。
次に、教師が赤枠で囲まれた問題エリアQ1を指定すると(ステップS102;YES)、その指定された問題エリアQ1のなかに問題内回答エリアA1があるか否かが判定され(ステップS110)、指定された問題エリアQ1のなかに問題内回答エリアA1があれば、指定された問題エリアQ1が、図8(c)に示すように、電子黒板3Sのディスプレイ310に拡大表示される(ステップS111)。
問題内回答エリアA1とは、前述したとおり、四角枠状の空白領域や下線が付された空白領域、括弧で囲まれた空白領域、複数の選択肢からいずれかを選択するための領域、問題とその解答とを線で結ぶための空白領域、所定範囲の単なる空白領域など、問題エリアQ1中に付随的に設けられる回答用の領域をいう。
かかる場合、電子黒板3Sのディスプレイ310には、現在の日付および曜日「20110217(木)」と指定教科書のページ数「P45」も、同時に表示される。
併せて、電子黒板3Sの動作に連動して電子黒板3Sに表示された内容が生徒端末4Sに送信され、生徒端末4Sのディスプレイ410にも、図8(d)に示すように、指定された問題エリアQ2が拡大表示されるとともに、現在の日付および曜日と指定教科書のページ数とが表示される(ステップS112)。
次に、生徒が生徒端末4Sに対する操作を行い(ステップS30;YES)、図8(d)に示すように、生徒端末4Sのディスプレイ410において拡大表示された問題エリアQ2の問題内回答エリアA2に手書き入力すると(ステップS200;YES,ステップS210;YES)、問題内回答エリアA2内の操作対象位置に入力内容が表示される(ステップS211)。
手書き入力後に、生徒がディスプレイ410中のアイコン60を指定して回答機能の指定操作を行うと(ステップS220;YES)、問題内回答エリアA2に手書き入力した内容(回答内容)が電子黒板3Sに送信され、同時に電子黒板3Sのディスプレイ310には、図9(a)に示すように、その指定操作をおこなった生徒(生徒端末4S)に対応する生徒識別子がアイコン54として表示され(ステップS221)、アイコン54を選択するためのカーソルポインタCPも出現する。
図9(a)では、アイコン54として、回答した生徒の簡易な人物像(図形)とその生徒の名前「ミユキ」とが表示されている。
かかる場合、2以上の複数の生徒が回答機能の指定操作をおこなうと、それら複数の回答内容が電子黒板3Sに送信され、電子黒板3Sのディスプレイ310には、回答した生徒数に応じた数の複数のアイコン54が表示され、各アイコン54の表示内容によって回答した生徒(名前)を特定することができる。
次に、教師がアイコン54を指定すると(ステップS40;YES)、図9(c)に示すように、その指定された生徒の回答内容が、問題エリアQ1の問題内回答エリアA1に表示される(ステップS41)。
なお、電子黒板3Sのディスプレイ310にアイコン54が表示されてから、教師がアイコン54を指定して生徒の回答内容が問題内回答エリアA1に表示されるまでの期間中、図9(b),図9(d)に示すように、生徒端末4Sのディスプレイ410には、問題エリアQ2、問題内回答エリアA2および回答内容がそのまま表示され続ける。
次に、図10(a)に示すように、教師が電子黒板3Sのディスプレイ310に表示されている生徒の回答内容に対し正解か否かを示す○や×、解答例などを赤字で手書き入力すると(ステップS50;YES,ステップS51;YES)、問題内回答エリアA1内の操作対象位置に入力内容が表示される(ステップS52)。
これに合わせて、生徒が生徒端末4Sに対する操作を行い(ステップS30;YES)、図10(b)に示すように、生徒が教師の赤字による手書き入力した内容を見ながら、生徒端末4Sのディスプレイ410に表示されている問題内回答エリアA2への自分の回答内容に対し赤字で手書き入力すると(ステップS200;YES,ステップS210;YES)、問題内回答エリアA2内の操作対象位置に入力内容が表示される(ステップS211)。
[動作例2]
次に、教師が電子黒板3Sに対する操作を行い(ステップS10;YES)、図11(a)に示すように、ディスプレイ310中のアイコン50を指定して質問機能の指定操作を行うと(ステップS20;YES)、カーソルポインタCPが出現し、カーソルポインタCPが位置する問題エリアQ1が赤枠で囲まれ識別表示され(ステップS101)、問題エリアQ1の左側上部にはそのページにおける問題エリアQ1の位置情報52が表示される。
図11(a)では、問題エリアQ1は「90%」の位置に配置されている。
かかる場合、図11(b)に示すように、生徒端末4Sのディスプレイ410には、前回の処理で最終的に表示された内容がそのまま表示される。
図11(b)では、動作例1において、生徒が問題エリアQ2の問題内回答エリアA2に手書き入力した内容が表示されている。
次に、教師が赤枠で囲まれた問題エリアQ1を指定すると(ステップS102;YES)、その指定された問題エリアQ1のなかに問題内回答エリアA1があるか否かが判定され(ステップS110)、指定された問題エリアQ1のなかに問題内回答エリアA1がなければ、指定された問題エリアQ1が、図11(c)に示すように、そのウィンドウW1の上部にスクロールして表示される。
これと連動して、電子黒板3Sのディスプレイ310には、問題エリアQ1が表示されたウィンドウW1とは別に新規の別ウィンドウW2が作成され、別ウィンドウW2には、指定された問題エリアQ1の問題に対応する問題識別子がアイコン56として表示され、併せて新規に追加回答エリアA3が作成され、追加回答エリアA3が青枠で囲まれ表示される(ステップS113)。
追加回答エリアA3とは、前述したとおり、問題内回答エリアA1とは異なり、問題エリアQ1中に回答用の領域が付随的に設けられていない場合に、新たに作成される回答用の空白領域をいう。
併せて、電子黒板3Sの動作に連動して電子黒板3Sに表示された内容が生徒端末4Sに送信され、生徒端末4Sのディスプレイ410にも、図11(d)に示すように、指定された問題エリアQ2が表示されるとともに、問題エリアQ2が表示されたウィンドウW3とは別に新規に別ウィンドウW4が作成され、そこに問題エリアQ2の問題に対応する問題識別子としてのアイコン66と追加回答エリアA4とが表示される(ステップS114)。
次に、生徒が生徒端末4Sに対する操作を行い(ステップS30;YES)、図11(d)に示すように、生徒端末4Sのディスプレイ410において別ウィンドウW2に表示された追加回答エリアA4に手書き入力すると(ステップS210;YES,ステップS210;NO,ステップS212;YES)、追加回答エリアA4内の操作対象位置に入力内容が表示される(ステップS213)。
手書き入力後に、生徒がディスプレイ410中のアイコン60を指定して回答機能の指定操作を行うと(ステップS220;YES)、問題内回答エリアA4に手書き入力した内容(回答内容)が電子黒板3Sに送信され、同時に電子黒板3Sのディスプレイ310には、図12(a)に示すように、電子黒板3Sのディスプレイ310には、その指定操作をおこなった生徒(生徒端末4S)に対応する生徒識別子がアイコン54として表示され(ステップS221)、アイコン54を選択するためのカーソルポインタCPも出現する。
かかる場合、2以上の複数の生徒が回答機能の指定操作をおこなうと、それら複数の回答内容が電子黒板3Sに送信され、電子黒板3Sのディスプレイ310には、回答した生徒数に応じた数の複数のアイコン54が表示され、各アイコン54の表示内容によって回答した生徒(名前)を特定することができる。
図12(a)では、回答した生徒として、「ツヨシ」と「ミユキ」の2人分のアイコン54が表示されている。
次に、教師がアイコン54を選択・指定すると(ステップS40;YES)、図12(a)に示すように、その指定された生徒の回答内容が、問題エリアQ1の問題内回答エリアA1に表示される(ステップS41)。
図12(a)では、教師により「ツヨシ」のアイコン54が選択・指定され、「ツヨシ」に対応する生徒(生徒端末4S)の回答内容が表示されている。
次に、教師が電子黒板3Sのディスプレイ310に表示されている生徒の回答内容に対し正解か否かを示す○や×、解答例などを赤字で手書き入力すると(ステップS50;YES,ステップS51;NO,ステップS53;YES)、追加回答エリアA3内の操作対象位置に入力内容が表示される(ステップS54)。
これに合わせて、生徒が生徒端末4Sに対する操作を行い(ステップS30;YES)、図12(b)に示すように、生徒が教師の赤字による手書き入力した内容を見ながら、生徒端末4Sのディスプレイ410に表示されている追加問題エリアA4への自分の回答内容に対し赤字で手書き入力すると(ステップS200;YES,ステップS210;NO,ステップS212;YES)、問題内回答エリアA内の操作対象位置に入力内容が表示される(ステップS213)。
次に、生徒がノート反映教科書モードへの移行操作を行うと(ステップS230;Yes)、生徒端末4Sの表示モードがノート反映教科書モードに設定され(ステップS231)、動作例1〜動作例2においてこれまで問題内回答エリアA2や追加回答エリアA4に入力してきたすべての内容が、図13に示すように、生徒端末4Sのディスプレイ410に表示され、それら入力内容が生徒端末4Sの教科書中に反映される(ステップS223)。
なお、本動作例においては、生徒端末4Sの表示モードがノート反映教科書モードでない場合には、ディスプレイ410の右下部分に授業の教科名(「算数1年」など)が表示され(図11(b),図11(d),図12(b)参照)、ノート反映教科書モードである場合には、その旨を示す「ノート」のマークが教科名の手前側に表示されるようになっている(図13照)。
以上のように、本実施形態の授業支援システム1によれば、教師が電子黒板3Sに表示された指定教科書のなかから問題エリアQ1を選択・指定すると、その問題エリアQ1が指定教科書中で識別表示され、特定的に拡大表示されたり別ウィンドウW2,W4に表示されたりする。
かかる場合に、問題エリアQ1のなかに問題内回答エリアA1があるときは、生徒は問題内回答エリアA2に対しそのまま回答することができるし、問題エリアQ1のなかに問題内回答エリアA1がないときも、新規に追加回答エリアA4が作成されるから、生徒は追加回答エリアA4に対して回答することができ、教師は選択・指定したいかなる形式の問題に対しても生徒に回答を求めることができる。
実際に生徒が問題内回答エリアA2や追加回答エリアA4に手書き入力したときは、その手書き入力した内容(回答内容)が電子黒板3Sに送信されるから、教師が選択・指定した問題エリアA1の問題に対する生徒の回答を、問題内回答エリアA1および追加回答エリアA3に表示することができる。
特に、教師が選択・指定した問題エリアQ1のなかに問題内回答エリアA1があるときは、問題エリアQ1,Q2が問題内回答エリアA1,A2とともに拡大表示され、他方、教師が選択・指定した問題エリアQ1のなかに問題内回答エリアA1がないときは、別ウィンドウW2,W4が作成され、そこに選択・指定された問題に対応する問題識別子としてのアイコン56,66と追加回答エリアA3,A4とが表示されるから、生徒にとって教師の選択・指定した問題がわかりやすくその問題に対し回答しやすいものとなる。
実際に生徒が問題内回答エリアA2や追加回答エリアA4に手書き入力したときに回答機能を指定すれば、生徒が回答した旨を示す生徒識別子がアイコン54として電子黒板3Sに表示されるから、教師においては現実に生徒の回答状況を把握することができ、その回答状況から問題の難易度や生徒の理解度なども把握することができる。これに対し、教師が複数のアイコン54のなかからいずれかのアイコン54を選択・指定すれば、その生徒の回答内容が電子黒板3Sに表示されるから、教師はその生徒の回答内容に対し直接的に添削することができるし、その添削内容を他の生徒に示しながら問題の解説をおこなうことができる。
なお、上記の実施の形態における各構成要素の細部構成及び細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることは勿論である。
例えば、上記の実施形態では、サーバ2が電子黒板3および生徒端末4での表示内容を制御することとして説明したが、電子黒板3が自機および生徒端末4の表示内容を制御することとしても良い。
より具体的には、電子黒板3が前述の授業支援プログラム240と同様のプログラムを記憶し、このプログラムに基づいて図4〜図7における自機内での処理を行うこととしてもよい。
かかる場合であっても、問題エリアQ1のなかに問題内回答エリアA1があるときは、生徒は問題内回答エリアA2に対しそのまま回答することができるし、問題エリアQ1のなかに問題内回答エリアA1がないときも、新規に追加回答エリアA4が作成されるから、生徒は追加回答エリアA4に対して回答することができ、教師は選択・指定したいかなる形式の問題に対しても回答を求めることができる。実際に生徒が問題内回答エリアA2や追加回答エリアA4に手書き入力したときは、その手書き入力した内容(回答内容)が電子黒板3Sに送信されるから、教師が選択・指定した問題エリアA1の問題に対する生徒の回答を、問題内回答エリアA1および追加回答エリアA3に表示することができる。
特に、教師が選択・指定した問題エリアQ1のなかに問題内回答エリアA1があるときは、問題エリアQ1,Q2が問題内回答エリアA1,A2とともに拡大表示され、他方、教師が選択・指定した問題エリアQ1のなかに問題内回答エリアA1がないときは、別ウィンドウW2,W4が作成され、そこに選択・指定された問題に対応する問題識別子としてのアイコン56,66と追加回答エリアA3,A4とが表示されるから、生徒にとって教師の選択・指定した問題がわかりやすくその問題に対し回答しやすいものとなる。実際に生徒が問題内回答エリアA2や追加回答エリアA4に手書き入力したときに回答機能を指定すれば、生徒が回答した旨が生徒識別子54として電子黒板3Sに表示されるから、教師においては現実に生徒の回答状況を把握することができ、その回答状況から問題の難易度や生徒の理解度なども把握することができる。これに対し、教師が複数の生徒識別子54のなかからいずれかの生徒識別子54を選択・指定すれば、その生徒の回答内容が電子黒板3Sに表示されるから、教師はその生徒の回答内容に対し直接的に添削することができるし、その添削内容を他の生徒に示しながら問題の解説をおこなうことができる。
また、授業支援プログラム240がサーバ2や電子黒板3に記憶されることとして説明したが、これらに対して着脱可能なメモリカード、CD等の記憶媒体に記憶されることとしてもよい。
さらに、電子黒板3はディスプレイ310を有することとして説明したが、代わりにプロジェクターを有することとしてもよい。
さらに、書籍データベース241には教科書データDが記憶され、授業支援システム1で使用する対象を指定教科書としたが、使用対象は問題集や参考書などであってもよく、問題が掲載された教材であればいずれが使用対象とされてもよい。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
電子黒板と生徒端末との間で通信可能な授業支援システムであって、
前記生徒端末は、
ユーザから入力を受ける端末側入力手段と、
教材内容と前記端末側入力手段により入力される入力内容とを表示する端末側表示手段と、
を備え、
前記電子黒板は、
ユーザから入力を受ける黒板側入力手段と、
教材内容と前記黒板側入力手段により入力される入力内容とを表示する黒板側表示手段と、
前記黒板側入力手段に対するユーザ操作に基づき、教材中で選択された問題エリアを、前記黒板側表示手段と前記端末側表示手段とに識別表示させる識別表示手段と、
前記黒板側入力手段に対するユーザ操作に基づき、前記問題エリアが指定された場合に、当該問題エリア中に回答エリアがあるか否かを判定する判定手段と、
指定された前記問題エリア中に回答エリアがあると判定した場合に、当該問題内回答エリアを含む問題エリアを、前記黒板側表示手段と前記端末側表示手段とに表示させる第1の問題表示手段と、
指定された前記問題エリア中に回答エリアがないと判定した場合に、新たに追加回答エリアを作成して、指定された前記問題エリアと当該追加回答エリアとを、前記黒板側表示手段と前記端末側表示手段とに表示させる第2の問題表示手段と、
前記端末側表示手段の前記問題内回答エリアまたは前記追加回答エリアに対して前記端末側入力手段により入力が行われた場合に、その入力内容を、前記黒板側表示手段の前記問題内回答エリアまたは前記追加回答エリアに表示させる回答表示手段と、
を備えることを特徴とする授業支援システム。
<請求項2>
請求項1に記載の授業支援システムにおいて、
前記第2の問題表示手段は、
前記判定手段が指定された前記問題エリア中に回答エリアがないと判定した場合に、指定された前記問題エリアを表示するウィンドウとは別に新規の別ウィンドウを作成し、当該別ウィンドウに対して指定された前記問題エリアの問題に対応する問題識別子と前記追加回答エリアとを、前記黒板側表示手段と前記端末側表示手段とに表示させることを特徴とする授業支援システム。
<請求項3>
請求項1または2に記載の授業支援システムにおいて、
前記回答表示手段は、
前記端末側表示手段の前記問題内回答エリアまたは前記追加回答エリアに対して1または2以上の前記端末側入力手段により入力が行われた場合に、当該入力が行われた生徒端末に対応する1または2以上の生徒識別子を、前記黒板側表示手段に表示させることを特徴とする授業支援システム。
<請求項4>
請求項3に記載の授業支援システムにおいて、
前記回答表示手段は、
1または2以上の生徒識別子のなかから選択・指定された生徒識別子に対応する入力内容を、前記黒板側表示手段の前記問題内回答エリアまたは前記追加回答エリアに表示させることを特徴とする授業支援システム。
<請求項5>
電子黒板および生徒端末との間で通信可能なサーバであって、
前記電子黒板は、
ユーザから入力を受ける黒板側入力手段と、
教材内容と前記黒板側入力手段により入力される入力内容とを表示する黒板側表示手段と、
を備え、
前記生徒端末は、
ユーザから入力を受ける端末側入力手段と、
教材内容と前記端末側入力手段により入力される入力内容とを表示する端末側表示手段と、
を備え、
当該サーバは、
前記黒板側入力手段に対するユーザ操作に基づき、教材中で選択された問題エリアを、前記黒板側表示手段と前記端末側表示手段とに識別表示させる識別表示手段と、
前記黒板側入力手段に対するユーザ操作に基づき、前記問題エリアが指定された場合に、当該問題エリア中に回答エリアがあるか否かを判定する判定手段と、
指定された前記問題エリア中に回答エリアがあると判定した場合に、当該問題内回答エリアを含む問題エリアを、前記黒板側表示手段と前記端末側表示手段とに表示させる第1の問題表示手段と、
指定された前記問題エリア中に回答エリアがないと判定した場合に、新たに追加回答エリアを作成して、指定された前記問題エリアと当該追加回答エリアとを、前記黒板側表示手段と前記端末側表示手段とに表示させる第2の問題表示手段と、
前記端末側表示手段の前記問題内回答エリアまたは前記追加回答エリアに対して前記端末側入力手段により入力が行われた場合に、その入力内容を、前記黒板側表示手段の前記問題内回答エリアまたは前記追加回答エリアに表示させる回答表示手段と、
を備えることを特徴とするサーバ。
<請求項6>
請求項5に記載のサーバにおいて、
前記第2の問題表示手段は、
前記判定手段が指定された前記問題エリア中に回答エリアがないと判定した場合に、指定された前記問題エリアを表示するウィンドウとは別に新規の別ウィンドウを作成し、当該別ウィンドウに対して指定された前記問題エリアの問題に対応する問題識別子と前記追加回答エリアとを、前記黒板側表示手段と前記端末側表示手段とに表示させることを特徴とするサーバ。
<請求項7>
請求項5または6に記載のサーバにおいて、
前記回答表示手段は、
前記端末側表示手段の前記問題内回答エリアまたは前記追加回答エリアに対して1または2以上の前記端末側入力手段により入力が行われた場合に、当該入力が行われた生徒端末に対応する1または2以上の生徒識別子を、前記黒板側表示手段に表示させることを特徴とするサーバ。
<請求項8>
請求項7に記載のサーバにおいて、
前記回答表示手段は、
1または2以上の生徒識別子のなかから選択・指定された生徒識別子に対応する入力内容を、前記黒板側表示手段の前記問題内回答エリアまたは前記追加回答エリアに表示させることを特徴とするサーバ。
<請求項9>
ユーザから入力を受ける端末側入力手段と、教材内容と前記端末側入力手段により入力される入力内容とを表示する端末側表示手段と、を備える生徒端末との間で通信可能なコンピュータであって、
ユーザから入力を受ける黒板側入力手段と、
教材内容と前記黒板側入力手段により入力される入力内容とを表示する黒板側表示機能と、を備える前記コンピュータに、
前記黒板側入力手段に対するユーザ操作に基づき、教材中で選択された問題エリアを、前記黒板側表示手段と前記端末側表示手段とに識別表示させる識別表示機能と、
前記黒板側入力手段に対するユーザ操作に基づき、前記問題エリアが指定された場合に、当該問題エリア中に回答エリアがあるか否かを判定する判定機能と、
指定された前記問題エリア中に回答エリアがあると判定した場合に、当該問題内回答エリアを含む問題エリアを、前記黒板側表示手段と前記端末側表示手段とに表示させる第1の問題表示機能と、
指定された前記問題エリア中に回答エリアがないと判定した場合に、新たに追加回答エリアを作成して、指定された前記問題エリアと当該追加回答エリアとを、前記黒板側表示手段と前記端末側表示手段とに表示させる第2の問題表示機能と、
前記端末側表示手段の前記問題内回答エリアまたは前記追加回答エリアに対して前記端末側入力手段により入力が行われた場合に、その入力内容を、前記黒板側表示手段の前記問題内回答エリアまたは前記追加回答エリアに表示させる回答表示機能と、
を実現させることを特徴とするプログラム。
<請求項10>
ユーザから入力を受ける黒板側入力手段と、教材内容と前記黒板側入力手段により入力される入力内容とを表示する黒板側表示手段と、を備える電子黒板と、
ユーザから入力を受ける端末側入力手段と、教材内容と前記端末側入力手段により入力される入力内容とを表示する端末側表示手段と、を備える生徒端末と、
の間で通信可能なコンピュータに、
前記黒板側入力手段に対するユーザ操作に基づき、教材中で選択された問題エリアを、前記黒板側表示手段と前記端末側表示手段とに識別表示させる識別表示機能と、
前記黒板側入力手段に対するユーザ操作に基づき、前記問題エリアが指定された場合に、当該問題エリア中に回答エリアがあるか否かを判定する判定機能と、
指定された前記問題エリア中に回答エリアがあると判定した場合に、当該問題内回答エリアを含む問題エリアを、前記黒板側表示手段と前記端末側表示手段とに表示させる第1の問題表示機能と、
指定された前記問題エリア中に回答エリアがないと判定した場合に、新たに追加回答エリアを作成して、指定された前記問題エリアと当該追加回答エリアとを、前記黒板側表示手段と前記端末側表示手段とに表示させる第2の問題表示機能と、
前記端末側表示手段の前記問題内回答エリアまたは前記追加回答エリアに対して前記端末側入力手段により入力が行われた場合に、その入力内容を、前記黒板側表示手段の前記問題内回答エリアまたは前記追加回答エリアに表示させる回答表示機能と、
を実現させることを特徴とするプログラム。
1 授業支援システム
2 サーバ
3 電子黒板
4 生徒端末
240 授業支援プログラム
A1,A2 問題内回答エリア
A3,A4 追加回答エリア
Q1,Q2 問題エリア
W1,W3 (もとの)ウィンドウ
W2,W4 別ウィンドウ

Claims (10)

  1. 電子黒板と生徒端末との間で通信可能な授業支援システムであって、
    前記生徒端末は、
    ユーザから入力を受ける端末側入力手段と、
    教材内容と前記端末側入力手段により入力される入力内容とを表示する端末側表示手段と、
    を備え、
    前記電子黒板は、
    ユーザから入力を受ける黒板側入力手段と、
    教材内容と前記黒板側入力手段により入力される入力内容とを表示する黒板側表示手段と、
    前記黒板側入力手段に対するユーザ操作に基づき、教材中で選択された問題エリアを、前記黒板側表示手段と前記端末側表示手段とに識別表示させる識別表示手段と、
    前記黒板側入力手段に対するユーザ操作に基づき、前記問題エリアが指定された場合に、当該問題エリア中に回答エリアがあるか否かを判定する判定手段と、
    指定された前記問題エリア中に回答エリアがあると判定した場合に、当該問題内回答エリアを含む問題エリアを、前記黒板側表示手段と前記端末側表示手段とに表示させる第1の問題表示手段と、
    指定された前記問題エリア中に回答エリアがないと判定した場合に、新たに追加回答エリアを作成して、指定された前記問題エリアと当該追加回答エリアとを、前記黒板側表示手段と前記端末側表示手段とに表示させる第2の問題表示手段と、
    前記端末側表示手段の前記問題内回答エリアまたは前記追加回答エリアに対して前記端末側入力手段により入力が行われた場合に、その入力内容を、前記黒板側表示手段の前記問題内回答エリアまたは前記追加回答エリアに表示させる回答表示手段と、
    を備えることを特徴とする授業支援システム。
  2. 請求項1に記載の授業支援システムにおいて、
    前記第2の問題表示手段は、
    前記判定手段が指定された前記問題エリア中に回答エリアがないと判定した場合に、指定された前記問題エリアを表示するウィンドウとは別に新規の別ウィンドウを作成し、当該別ウィンドウに対して指定された前記問題エリアの問題に対応する問題識別子と前記追加回答エリアとを、前記黒板側表示手段と前記端末側表示手段とに表示させることを特徴とする授業支援システム。
  3. 請求項1または2に記載の授業支援システムにおいて、
    前記回答表示手段は、
    前記端末側表示手段の前記問題内回答エリアまたは前記追加回答エリアに対して1または2以上の前記端末側入力手段により入力が行われた場合に、当該入力が行われた生徒端末に対応する1または2以上の生徒識別子を、前記黒板側表示手段に表示させることを特徴とする授業支援システム。
  4. 請求項3に記載の授業支援システムにおいて、
    前記回答表示手段は、
    1または2以上の生徒識別子のなかから選択・指定された生徒識別子に対応する入力内容を、前記黒板側表示手段の前記問題内回答エリアまたは前記追加回答エリアに表示させることを特徴とする授業支援システム。
  5. 電子黒板および生徒端末との間で通信可能なサーバであって、
    前記電子黒板は、
    ユーザから入力を受ける黒板側入力手段と、
    教材内容と前記黒板側入力手段により入力される入力内容とを表示する黒板側表示手段と、
    を備え、
    前記生徒端末は、
    ユーザから入力を受ける端末側入力手段と、
    教材内容と前記端末側入力手段により入力される入力内容とを表示する端末側表示手段と、
    を備え、
    当該サーバは、
    前記黒板側入力手段に対するユーザ操作に基づき、教材中で選択された問題エリアを、前記黒板側表示手段と前記端末側表示手段とに識別表示させる識別表示手段と、
    前記黒板側入力手段に対するユーザ操作に基づき、前記問題エリアが指定された場合に、当該問題エリア中に回答エリアがあるか否かを判定する判定手段と、
    指定された前記問題エリア中に回答エリアがあると判定した場合に、当該問題内回答エリアを含む問題エリアを、前記黒板側表示手段と前記端末側表示手段とに表示させる第1の問題表示手段と、
    指定された前記問題エリア中に回答エリアがないと判定した場合に、新たに追加回答エリアを作成して、指定された前記問題エリアと当該追加回答エリアとを、前記黒板側表示手段と前記端末側表示手段とに表示させる第2の問題表示手段と、
    前記端末側表示手段の前記問題内回答エリアまたは前記追加回答エリアに対して前記端末側入力手段により入力が行われた場合に、その入力内容を、前記黒板側表示手段の前記問題内回答エリアまたは前記追加回答エリアに表示させる回答表示手段と、
    を備えることを特徴とするサーバ。
  6. 請求項5に記載のサーバにおいて、
    前記第2の問題表示手段は、
    前記判定手段が指定された前記問題エリア中に回答エリアがないと判定した場合に、指定された前記問題エリアを表示するウィンドウとは別に新規の別ウィンドウを作成し、当該別ウィンドウに対して指定された前記問題エリアの問題に対応する問題識別子と前記追加回答エリアとを、前記黒板側表示手段と前記端末側表示手段とに表示させることを特徴とするサーバ。
  7. 請求項5または6に記載のサーバにおいて、
    前記回答表示手段は、
    前記端末側表示手段の前記問題内回答エリアまたは前記追加回答エリアに対して1または2以上の前記端末側入力手段により入力が行われた場合に、当該入力が行われた生徒端末に対応する1または2以上の生徒識別子を、前記黒板側表示手段に表示させることを特徴とするサーバ。
  8. 請求項7に記載のサーバにおいて、
    前記回答表示手段は、
    1または2以上の生徒識別子のなかから選択・指定された生徒識別子に対応する入力内容を、前記黒板側表示手段の前記問題内回答エリアまたは前記追加回答エリアに表示させることを特徴とするサーバ。
  9. ユーザから入力を受ける端末側入力手段と、教材内容と前記端末側入力手段により入力される入力内容とを表示する端末側表示手段と、を備える生徒端末との間で通信可能なコンピュータであって、
    ユーザから入力を受ける黒板側入力手段と、
    教材内容と前記黒板側入力手段により入力される入力内容とを表示する黒板側表示機能と、を備える前記コンピュータに、
    前記黒板側入力手段に対するユーザ操作に基づき、教材中で選択された問題エリアを、前記黒板側表示手段と前記端末側表示手段とに識別表示させる識別表示機能と、
    前記黒板側入力手段に対するユーザ操作に基づき、前記問題エリアが指定された場合に、当該問題エリア中に回答エリアがあるか否かを判定する判定機能と、
    指定された前記問題エリア中に回答エリアがあると判定した場合に、当該問題内回答エリアを含む問題エリアを、前記黒板側表示手段と前記端末側表示手段とに表示させる第1の問題表示機能と、
    指定された前記問題エリア中に回答エリアがないと判定した場合に、新たに追加回答エリアを作成して、指定された前記問題エリアと当該追加回答エリアとを、前記黒板側表示手段と前記端末側表示手段とに表示させる第2の問題表示機能と、
    前記端末側表示手段の前記問題内回答エリアまたは前記追加回答エリアに対して前記端末側入力手段により入力が行われた場合に、その入力内容を、前記黒板側表示手段の前記問題内回答エリアまたは前記追加回答エリアに表示させる回答表示機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
  10. ユーザから入力を受ける黒板側入力手段と、教材内容と前記黒板側入力手段により入力される入力内容とを表示する黒板側表示手段と、を備える電子黒板と、
    ユーザから入力を受ける端末側入力手段と、教材内容と前記端末側入力手段により入力される入力内容とを表示する端末側表示手段と、を備える生徒端末と、
    の間で通信可能なコンピュータに、
    前記黒板側入力手段に対するユーザ操作に基づき、教材中で選択された問題エリアを、前記黒板側表示手段と前記端末側表示手段とに識別表示させる識別表示機能と、
    前記黒板側入力手段に対するユーザ操作に基づき、前記問題エリアが指定された場合に、当該問題エリア中に回答エリアがあるか否かを判定する判定機能と、
    指定された前記問題エリア中に回答エリアがあると判定した場合に、当該問題内回答エリアを含む問題エリアを、前記黒板側表示手段と前記端末側表示手段とに表示させる第1の問題表示機能と、
    指定された前記問題エリア中に回答エリアがないと判定した場合に、新たに追加回答エリアを作成して、指定された前記問題エリアと当該追加回答エリアとを、前記黒板側表示手段と前記端末側表示手段とに表示させる第2の問題表示機能と、
    前記端末側表示手段の前記問題内回答エリアまたは前記追加回答エリアに対して前記端末側入力手段により入力が行われた場合に、その入力内容を、前記黒板側表示手段の前記問題内回答エリアまたは前記追加回答エリアに表示させる回答表示機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
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