JP2012225055A5 - - Google Patents

Description

本発明に係る衛生洗浄装置は、前記の課題を解決するために、便器上に載置され、その内部が当該便器内に連通するよう構成されている本体と、当該本体に対して開閉自在に支持される便蓋と、当該便蓋を開閉する開閉部と、前記本体内に設けられ、洗浄水を加熱して温水を生成する熱交換部と、前記洗浄水を吐出する吐水部と、前記本体内に設けられ、当該本体内の空気から静電霧化により帯電微粒子水を生成して前記本体外に放出する静電霧化部と、当該静電霧化部に設けられる湿度センサと、制御部と、を備え、前記制御部は、前記静電霧化部が動作可能なときに、予め設定された所定の湿度以下であることが前記湿度センサにより検知されたときには、前記開閉部により前記便蓋を閉じて、その後に前記吐水部から前記便器内に前記洗浄水を吐出させる加湿動作を行うよう制御する構成である。

前記構成の衛生洗浄装置においては、前記吐水部として、前記本体外に進出可能に当該本体内に設けられる人体洗浄ノズルを備えており、前記制御部は、前記湿度センサにより前記所定の湿度以下であることが検知されたときには、前記加湿動作において、通常の人体洗浄時の流量以下の流量で、前記人体洗浄ノズルから前記便器内に前記洗浄水を吐出させるよう制御する構成であってもよい。

前記構成の衛生洗浄装置においては、前記吐水部として、前記人体洗浄ノズルをクリーニングするノズルクリーニング部を備えており、前記制御部は、前記湿度センサにより前記所定の湿度以下であることが検知されたときには、前記加湿動作において、前記ノズルクリーニング部から前記洗浄水を吐出させるよう制御する構成であってもよい。

前記構成の衛生洗浄装置においては、前記制御部は、前記加湿動作において、前記静電霧化部を動作させた後に前記湿度センサにより検知される湿度に基づいて、前記吐水部による前記洗浄水の吐出動作を制御する構成であってもよい。

前記構成の衛生洗浄装置においては、前記制御部は、前記加湿動作において、前記吐水部から前記熱交換器で加熱された前記温水を吐出させるよう制御する構成であってもよい。

Claims (7)

1. 便器上に載置され、その内部が当該便器内に連通するよう構成されている本体と、
   当該本体に対して開閉自在に支持される便蓋と、
   当該便蓋を開閉する開閉部と、
   前記本体内に設けられ、洗浄水を加熱して温水を生成する熱交換部と、
   前記洗浄水を吐出する吐水部と、
   前記本体内に設けられ、当該本体内の空気から静電霧化により帯電微粒子水を生成して前記本体外に放出する静電霧化部と、
   当該静電霧化部に設けられる湿度センサと、
   制御部と、を備え、
   前記制御部は、前記静電霧化部が動作可能なときに、予め設定された所定の湿度以下であることが前記湿度センサにより検知されたときには、前記開閉部により前記便蓋を閉じて、その後に前記吐水部から前記便器内に前記洗浄水を吐出させる加湿動作を行うよう制御することを特徴とする、
   衛生洗浄装置。
2. 前記吐水部として、前記本体外に進出可能に当該本体内に設けられる人体洗浄ノズルを備えており、
   前記制御部は、前記湿度センサにより前記所定の湿度以下であることが検知されたときには、前記加湿動作において、通常の人体洗浄時の流量以下の流量で、前記人体洗浄ノズルから前記便器内に前記洗浄水を吐出させるよう制御することを特徴とする、
   請求項１に記載の衛生洗浄装置。
3. 前記吐水部として、前記人体洗浄ノズルをクリーニングするノズルクリーニング部を備えており、
   前記制御部は、前記湿度センサにより前記所定の湿度以下であることが検知されたときには、前記加湿動作において、前記ノズルクリーニング部から前記洗浄水を吐出させるよう制御することを特徴とする、
   請求項２に記載の衛生洗浄装置。
4. 前記制御部は、前記加湿動作において、前記静電霧化部を動作させた後に前記湿度センサにより検知される湿度に基づいて、前記吐水部による前記洗浄水の吐出動作を制御することを特徴とする、
   請求項１ないし３のいずれか１項に記載の衛生洗浄装置。
5. 前記制御部は、前記加湿動作において、前記吐水部から前記熱交換器で加熱された前記温水を吐出させるよう制御することを特徴とする、請求項４に記載の衛生洗浄装置。
6. 前記静電霧化部は、
   静電霧化により帯電微粒子水を生成する静電霧化器と、
   生成した帯電微粒子水を外部に放出するための空気流を生成する送風機と、
   前記静電霧化器、前記送風機、および前記湿度センサを内蔵し、前記空気流を流通させる風路を有するケーシングと、を備え、
   前記静電霧化器および前記湿度センサは、前記風路内に位置していることを特徴とする、
   請求項１に記載の衛生洗浄装置。
7. 前記便器内を脱臭する脱臭部をさらに備えていることを特徴とする、請求項６に記載の衛生洗浄装置。