JP2012223231A - 使い捨ておむつ - Google Patents

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泰之 奥田
Tokihito Sono
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Abstract

【課題】インジケーター及び絵柄のいずれについても、視認し易い使い捨ておむつを提供すること。
【解決手段】液透過性の表面シート2、液難透過性の裏面シート3、及びこれらシート間に配された吸収体4を備え、該裏面シート3と該吸収体4との間に、色の変化により排尿を知らせるホットメルト組成物からなるインジケーター7が配され、腹側部Aと背側部Bとその間に位置する股下部Cとを有する使い捨ておむつ1であり、少なくとも股下部Cにおいて、インジケーター7は、おむつを幅方向に2等分するおむつ長手方向中央線CLと重ならないように、該中央線CLの左右の何れか一方の側にずらして配されており、おむつの外部から視認可能な絵柄D1が、該中央線CLに対して左右非対称に配されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、使い捨ておむつに関する。
従来、装着者が排泄したか否かを色により判断するインジケーターを備えた使い捨ておむつが知られている。例えば、特許文献1には、吸収性コアと裏面シートとの間に、水分と接触すると視覚的に変化する親水性の組成物、所謂インジケーターが配されている使い捨ておむつが記載されている。
また、特許文献2には、股下部における吸収性コアを、中央領域及びその両側の側部領域に区分したときの、中央領域における吸収性コアと裏面シートとの間、及び側部領域における吸収性コアと裏面シートとの間のそれぞれに、インジケーターを配した使い捨ておむつが記載されている。
また、使い捨ておむつに絵柄を配して意匠性を高めることも広く行われており、例えば、特許文献3には、おむつの外面から視認できる前面及び/又は背面に、動物、植物、昆虫等の特定の観念を想起させる図形を、それに関連する知育表示と共に設けることが記載されている。
特開2005−21390号公報 特開2007−267942号公報 特開2004−121871号公報
しかし、特許文献1及び2の使い捨ておむつにおいては、インジケーターが、おむつを幅方向に2等分するおむつ長手方向中央線に沿って配されており、該中央線上に絵柄を配すると、インジケーターの変色を視認しづらくなって、排尿を的確に把握することができなくなったり、インジケーターの色と絵柄の色との干渉により、使用前から変色しているような印象を与え、不良品ではないかと疑われたりする恐れがある。他方、おむつ長手方向中央線上を避けて図形を配する場合には、その両側に配する絵柄が小さくなってしまう等により、子供も親も視認しやすい大型の図形を配することできなくなる。
また、特許文献1に記載の使い捨ておむつのインジケーターの組成物は、水分と接触すると視覚的に変化する変色物質と粘着性物質とを混合して形成されたものであり、特許文献1に記載の使い捨ておむつのインジケーターは、このように形成された組成物を、吸収性コア又は裏面シートの表面に塗布することにより、吸収性コア又は裏面シートの表面に固定されている。
しかし、本発明者らは、吸収体の幅方向中央部に中央低坪量部を有し、それと重なるインジケーターを有する使い捨ておむつを製造しようとしたところ、吸収体又はそれに対向するシートに直線状にインジケーターを塗工したとしても、完成した使い捨ておむつにおいては、そのインジケーターに乱れが生じやすいことが判明した。
従って、本発明の課題は、インジケーター及び絵柄のいずれについても、視認し易い使い捨ておむつを提供することにある。
また、本発明の課題は、インジケーターの位置が乱れにくい使い捨ておむつの製造方法を提供することにある。
本発明は、液透過性の表面シート、液難透過性の裏面シート、及びこれらシート間に配された吸収体を備え、該裏面シートと該吸収体との間に、色の変化により排尿を知らせるホットメルト組成物からなるインジケーターが配され、腹側部と背側部とその間に位置する股下部とを有する使い捨ておむつであって、少なくとも股下部において、前記インジケーターは、おむつを幅方向に2等分するおむつ長手方向中央線と重ならないように、該中央線の左右の何れか一方の側にずらして配されており、おむつの外部から視認可能な絵柄が、該中央線に対して左右非対称に配されている、使い捨ておむつを提供するものである。
本発明は、液透過性の表面シート、液難透過性の裏面シート、及びこれらシート間に配された吸収体を備え、該裏面シートと該吸収体との間に、色の変化により排尿を知らせるホットメルト組成物からなるインジケーターが配され、腹側部と背側部とその間に位置する股下部とを有しており、股下部における前記吸収体の幅方向中央部に、該吸収体の長手方向に延びるように中央低坪量部が形成されており、前記インジケーターが、該中央低坪量部と重ならないように配されている使い捨ておむつの製造方法であって、前記中央低坪量部を有する前記吸収体を含む構造体を、前記裏面シートの原反と重ね合わせて長尺構造体を得る積層工程、該長尺構造体を所定長さに切断して短尺構造体とすると共に、該短尺構造体の向きを、前記吸収体の向きが、搬送方向に対して横向きとなる向きに変更する向き転換工程、及び向き転換後の短尺構造体を搬送しつつ、該短尺構造体を上下から加圧する加圧工程を具備しており、前記積層工程においては、前記インジケーターを、前記中央低坪量部の左右何れか一方の側にずらして塗工し、前記向き転換工程においては、該インジケーターが該中央低坪量部よりも搬送方向の後方に位置するように、前記短尺構造体を回転させる、使い捨ておむつの製造方法を提供するものである。
本発明によれば、インジケーター及び絵柄のいずれについても、視認し易い使い捨ておむつを提供することができる。
本発明によれば、インジケーターの位置が乱れにくい使い捨ておむつの製造方法を提供することができる。
図1は、本発明の第1実施形態であるパンツ型使い捨ておむつの着用状態を示す斜視図である。 図2は、図1に示すパンツ型使い捨ておむつの展開且つ伸長状態を肌対向面側から見た一部破断平面図である。パンツ型使い捨ておむつについての展開且つ伸長状態は、サイドシール部を引き剥がして、パンツ型使い捨ておむつを展開状態とし、その展開状態のおむつを、各部の弾性部材を伸長させて、設計寸法(弾性部材の影響を一切排除した状態で平面状に広げたときの寸法と同じ)となるまで拡げた状態をいう。 図3は、図2のIII−III線断面図である。 図4は、図1に示すパンツ型使い捨ておむつの展開且つ伸長状態を非肌対向面側から見た模式平面図である。 本発明の使い捨ておむつの製造工程の一実施態様の概略を示す模式斜視図である。 本発明の製造方法の一実施態様における、(a)積層工程及び(b)向き転換工程を示す説明図である。 中央低坪量部を有する吸収体を含む構造体の一例を示す断面図である。 図8は、本発明における左右非対称の説明図である。
以下に、本発明をその好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。
本発明の第1実施形態である使い捨ておむつ1(以下、おむつ1ともいう)は、図1〜図3に示すように、液透過性の表面シート2、液難透過性、即ち液不透過性又は撥水性の裏面シート3、及びこれら両シート2,3間に配された縦長の吸収体4を備え、裏面シート3と吸収体4との間に、色の変化により排尿を知らせるホットメルト組成物からなるインジケーター7が配され、腹側部Aと背側部Bとその間に位置する股下部Cとを有する。
おむつ1は、図1〜図3に示すように、長手方向中央線CLに対して左右対称に形成されている。おむつ長手方向の中央線CLは、図2に示すように、おむつを幅方向(X方向)に2等分する線であって、おむつ長手方向(Y方向)に沿って延びる線である。おむつ1は、図1及び図2に示すように、着用時に着用者の腹側に配される腹側部A、背側に配される背側部B及びそれらの間に位置して股間部に配される股下部Cを有している。おむつの長手方向は、腹側部Aから股下部Cを経て背側部Bに亘る方向又はその逆方向であり、図2中のY方向である。おむつの幅方向は、図2に示すような展開且つ伸長状態において、Y方向と略直交する方向である。本実施形態のおむつ1においては、おむつ1の長手方向、吸収体4の長手方向、吸収性コア40の長手方向は、何れも図2中のY方向である。また、本明細書において、「上面」と「肌対向面」とは同じ面を意味し、「下面」と「非肌対向面」とは同じ面を意味する。尚、「肌対向面」とは、おむつ又はおむつを構成する各部材の表裏両面のうち、装着時に装着者の肌側に配される面であり、非肌対向面とは、おむつ又はおむつを構成する各部材の表裏両面のうち、装着時に装着者の肌側とは反対側に向けられる面である。
以下、具体的に、おむつ1について説明する。
おむつ1は、いわゆるパンツ型の使い捨ておむつであり、図1〜図3に示すように、表面シート2、裏面シート3、及びこれら両シート2,3間に配された吸収体4を具備する吸収性本体5(後述する短尺構造体)と、吸収性本体5の非肌対向面側に位置して吸収性本体5を固定している外包材10とを備えている。吸収体4は、該吸収体4と同方向に長い吸収性コア40を内部に含んでいる。外包材10は、腹側部Aの両側縁部と背側部Bの両側縁部とが接合されており、それによって、おむつ1に、一対のサイドシール部S,S、ウエスト開口部WO及び一対のレッグ開口部LO,LOが形成されている。
本実施形態のおむつ1における腹側部A及び背側部Bは、おむつの幅方向(図2中Y方向)の両端にサイドシール部S,Sを有する部分である。
吸収体4は、図3に示すように、吸収性コア40と、吸収性コア40の上下面及び両側面を被覆するコアラップシート45とを有している。詳述すると、おむつ1における吸収性コア40は、図2,図3に示すように、股下部Cにおける幅方向(X方向)中央部に高坪量部41を有し、高坪量部41の両側に高坪量部41より低坪量の低坪量部42を有している。高坪量部41は、おむつ1の長手方向中央線CLに沿って延びている。おむつ1の吸収性コア40は、図2に示すように、腹側部A側の方が背側部Bより幅の広い平面視して略T字状の上部吸収層411と、上部吸収層411より長手方向(Y方向)及び幅方向(X方向)の寸法が大きい矩形状の下部吸収層412とを有しており、下部吸収層412上に上部吸収層411が積層されている部分が高坪量部41、下部吸収層412上に上部吸収層411が積層されていない部分が低坪量部42となっている。
上部吸収層411は、おむつ1の股下部Cから腹側部Aに亘って配されており、上部吸収層411及び高坪量部41は、何れも股下部Cの幅方向(X方向)中央部付近から腹側部Aに向かって幅が拡大(漸増)している。下部吸収層412は、股下部Cを縦断して腹側部A及び背側部Bに亘っている。尚、おむつ1における吸収性コア40は、上述したように、上部吸収層411及び下部吸収層412の多層から形成されているが、単層で形成されていてもよい。
吸収体4は、図2に示すように、股下部Cにおける吸収体4の幅方向(X向)中央部に中央低坪量部4Aを有している。中央低坪量部4Aは、吸収体4の長手方向(Y方向)に延びて形成されている。また、吸収体4は、股下部Cにおける左右両側に、該吸収体の両側縁4a,4aそれぞれから離間させて一対の屈曲誘導部44,44が設けられている。
本実施形態における吸収性コア40は、その幅方向中央部に、コア形成材料が存在しないか、コア形成材料の坪量がその両側部分よりも低い中央非積繊部43を有しており、吸収体4における、内部に中央非積繊部43を有する部分が、吸収体4の中央低坪量部4Aとなっている。
他方、本実施形態における吸収性コア40は、長手方向の左右両側に、コア形成材料が存在しないか、コア形成材料の坪量がその両側部分よりも低い側部非積繊部44を有しており、吸収体4における、内部に側部非積繊部44を有する部分が、吸収体4の屈曲誘導部4B,4Bとなっている。
従って、本実施形態の吸収体4における中央低坪量部4Aは、吸収性コア40の中央非積繊部43及びコアラップシート45における該中央非積繊部43の上下に位置する部分から構成され、吸収体4における屈曲誘導部4Bは、吸収性コア40における側部非積繊部44及びコアラップシート44における該側部非積繊部44の上下に位置する部分から構成されている。そのため、中央低坪量部4Aと中央非積繊部43とは、吸収体の平面視における位置及び形状が同一であり、屈曲誘導部4Bと側部非積繊部44とは、吸収体の平面視における位置及び形状が同一である。
おむつ1における中央非積繊部43は、図2及び図3に示すように、上部吸収層411及び下部吸収層412に、両者を貫通する長手方向(Y方向)に長い矩形状の貫通口を形成してなる。
上部吸収層411及び下部吸収層412の両者を貫通する貫通口は、例えば、上部吸収層411及び下部吸収層412を、それぞれ貫通口を有するものとして製造した後、両吸収層を、両者の貫通口どうしが重なるように積層して形成される。これに代えて、上部吸収層411及び下部吸収層412を、それぞれ貫通口を有しないものとして製造した後、そのそれぞれに貫通口を形成し、次いで両吸収層を、両者の貫通口どうしが重なるように積層してなるものであっても良い。更に、上部吸収層411及び下部吸収層412を、それぞれ貫通口を有しないものとして製造した後、両吸収層を重ね、次いで、両者を貫通する貫通口を一体的に形成したものであっても良い。
おむつ1における中央非積繊部43及び一対の側部非積繊部44,44は、図2に示すように、吸収性コア40の長手方向(Y方向)における腹側部A側においては、中央非積繊部43の端部43aの位置が、側部非積繊部44それぞれの端部44a,44aの位置より腹側部A側に延出しており、吸収性コア40の長手方向(Y方向)における背側部B側においては、側部非積繊部44それぞれの端部44b,44bの位置が、それぞれ、中央非積繊部43の端部43bの位置より背側部B側に延出している。尚、中央非積繊部43の端部43aは、おむつ1においては、図2に示すように、腹側部Aに達するまで延在していない。
インジケーター7は、図3及び図4に示すように、おむつの長手方向(Y方向)に沿って配されており、また、少なくとも股下部Cにおいては、おむつ長手方向中央線CLと重ならないように、該中央線CLの左右の何れか一方の側(図4では左側)にずらして配されている。より詳細には、複数本のインジケーター7が、その何れについても、その全長に亘って、吸収体4の中央低坪量部4Aと重ならないように配されている。また、股下部Cにおいては、インジケーター7は、おむつ長手方向中央線CLと屈曲誘導部44との間に位置しており、より詳細には、中央低坪量部4Aと屈曲誘導部44との間に位置している。
また、おむつ1のインジケーター7は、おむつ1の長手方向(Y方向)において、図4に示すように、中央非積繊部43の腹側部A側の端部43a及び背側部B側の端部43bそれぞれを越えて延在している。また、図4に示すように、側部非積繊部44の腹側部A側の端部44a及び背側部B側の端部44bそれぞれを越えて延在している。
おむつ1のインジケーター7,7は、長手方向中央線CLと平行に配された2本の細長い線状のものであり、これら2本の細長い線状のインジケーター7それぞれが、上述した態様で配されている。尚、おむつ1のインジケーター7,7は、長手方向(Y方向)においては、股下部Cを越えて背側部A及び股下部Bに至るまで直線状に配されているが、中央非積繊部43及び/又は側部非積繊部44の長手方向(Y方向)の全長に亘ってのみ配されていてもよく、吸収性コア40の長手方向(Y方向)の全長に亘って配されていてもよい。
また、本実施形態のおむつ1においては、図1及び図4に示すように、おむつ1の前側及び背側のそれぞれに、外部から視認可能な絵柄D1〜D4が配されている。絵柄D1〜D4は、何れも、裏面シート3の非肌対向面に印刷されている。また、それらの絵柄D1〜D4は、何れも、おむつの長手方向中央線CLに対して左右非対称に配されている。
ここで、ある特定の絵柄が、おむつの長手方向中央線CLに対して左右非対称に配されているとは、該中央線CLに対して、該特定の絵柄とは線対称の位置に、該特定の絵柄の幅とほぼ同じ幅を有する絵柄が存在しないことを意味する。
例えば、図4に示す絵柄D1〜D4は、何れも、おむつの長手方向中央線CLに対して線対称の位置に、絵柄自体が存在しないため、おむつ長手方向中央線CLに対して左右非対称に配されている絵柄に該当する。また、図8(a)に示す絵柄D11は、おむつの長手方向中央線CLに対して対称の位置に絵柄D12を有するが、絵柄D12のおむつ幅方向(X方向)の幅W12が、絵柄D11の同方向の幅W11に対して明らかに狭いため、絵柄D11も、おむつ長手方向中央線CLに対して左右非対称に配されている絵柄に該当する。
他方、図8(b)に示す絵柄D13及び図8(c)に示す絵柄D15は、何れも、おむつの長手方向中央線CLに対して線対称の位置に、傾きや図案は異なるものの、X方向の幅がほぼ同じ絵柄14,16を有するため、該中央線CLに対して左右非対称に配されている絵柄に該当しない。
ある特定の絵柄の幅と、おむつの長手方向中央線CLに対して、該特定の絵柄とは線対称の位置の絵柄の幅とが、ほぼ同じ幅であるか否かは、一般消費者(例えば幼児用おむつの場合にはその幼児の母親等)の視覚による認識力を基準として判断するが、例えば、前記絵柄D11のX方向の幅W11が3〜10cm程度である場合、前記絵柄D12のX方向の幅W12が、前記絵柄D11の該幅W11の90〜110%であるときには、両絵柄の幅がほぼ同じである。
長手方向中央線CLに対して左右非対称に配されている絵柄の幅W11は、特に制限されないが、例えば、2〜15cmであり、幼児用のおむつの場合、好ましくは3〜10cmであり、更に好ましくは4〜8cmである。
おむつの長手方向中央線CLに対して左右非対称に配されている絵柄は、おむつの前身頃及び後身頃の何れか一方のみに配されていてもよいが、図4に示すように、前身頃及び後身頃の両方に配されていることが好ましい。
また、そのような絵柄は、前身頃に一つのみ配されていてもよいし、複数配されていてもよい。また、前身頃における股下部Cに位置する部分のみに配されていてもよいし、腹側部Aに位置する部分のみに配されていてもよい。また、股下部Cから腹側部Aに跨るように配されていても良い。後身頃の絵柄を配する場合も同様である。
なお、前身頃は、おむつの長手方向の全長を2等分して幅方向に延びる幅方向中央線WLより腹側部A側の領域であり、後身頃は、該幅方向中央線WLより背側部B側の領域である。
また、本実施形態における絵柄D1〜D4及び図8(a)に示す絵柄D11は、何れも、個々の絵柄のX方向中心位置が、おむつの長手方向中央線CLから図中左方向(インジケーターがない側)にずれている。また、おむつ1は、絵柄D1〜D4は、何れも、おむつの長手方向中央線CLに対して線対称の位置に移動させた場合、その絵柄と重なる部分を有する絵柄を有していない。
本実施形態のおむつ1によれば、前述の通り、インジケーター7が、長手方向中央線CLと重ならないように、該中央線CLの左右の何れか一方の側にずらして配されており、図1及び図4に示すように、おむつの外部から視認可能な絵柄D1〜D4が、該中央線CLに対して左右非対称に配されているため、インジケーター7と絵柄D1〜D4との干渉を防止ないし最小限に抑制しつつ、おむつ外面に、子供や親が視認し易い大きめの絵柄を表すことができる。
絵柄には、文字、図形、記号又はこれらの組み合わせなどが広く包含されるが、動物、乗り物、食べ物、文字、音符、キャラクター等の特定の観念を想起させるものが好ましい。特許文献3に記載の各種のものも採用することができる。なお、絵柄は、おむつの外部から視認可能であれば、どこに表しても良い。例えば、裏面シートの非肌対向面に代えて、裏面シートの肌対向面に設けてもよい。また、裏面シートとして、樹脂フィルムと不織布等との積層シートを用いる場合、樹脂フィルムの吸収体側の面に印刷しても良いし、不織布側の面に印刷しても良い。
同様の観点から、絵柄D1〜D4は、中央線CLに対して、インジケーター7が配された側(図4中左側)とは反対側(図4中右側)に配されていることが好ましく、該絵柄の一部が、前記中央線CLと重なっていることが、子供や親がより視認し易いので好ましい。
図4中の時計の絵柄D1は、円形の内部が淡い色に着色されている。中央線CLの片側に配された絵柄D1が、該中央線CLの反対側に延出する距離E1は、3〜50mmであることが好ましく、より好ましくは5〜30mmである。絵柄D2,D3及びD4も同様であることが好ましい。
また、本実施形態のおむつ1によれば、股下部Cにおける吸収体4の幅方向中央部に、前記の中央低坪量部4Aが形成されており、インジケーター7が、中央低坪量部4Aと重ならないように配されているため、中央低坪量部4Aで吸収体4が屈曲したり、該中央低坪量部4Aを介して多量の液が、裏面シート3側に移行したりしても、インジケーター7を介した吸収体4と裏面シート3との間の接合部が剥離しにくく、剥離や剥離後の再接着等によるインジケーター7の位置ズレ等が生じにくい。
また、中央低坪量部4Aで吸収体4が屈曲することにより着用時に中心領域が判断しやすくなり、インジケーター7の配置場所を判り易くし、インジケーター7の変色とデザインとの誤認識を防止することができる。
インジケーター7は、中央線CLからの離間距離L51(図4参照)が、7〜70mmであることが好ましく、より好ましくは12〜40mmである。また、インジケーター7は、中央低坪量部4Aからの離間距離L52(図4参照)が、2〜60mmであることが好ましく、より好ましくは3〜30mmである。
また、本実施形態のおむつ1のように、股下部Cの左右両側に一対の屈曲誘導部44,44を有する場合、インジケーター7,7は、中央線CLと該屈曲誘導部44との間に配されていることが好ましい。また、本実施形態のおむつ1のように、股下部Cに中央低坪量部4Aと一対の屈曲誘導部44,44を有する場合、インジケーター7,7は、中央低坪量部4Aと該屈曲誘導部44との間に配されていることが好ましい。屈曲誘導部44,44は、吸収体4の側部が、吸収体の幅方向中央部分に対して上方又は下方(好ましくは上方)に屈曲するのを容易とする部分であり、おむつ幅方向において、当該部分より外方にインジケーター7を設けた場合には、該インジケーター7の視認性が低下する。
なお、本実施形態のおむつ1における吸収体4は、インジケーター7,7を介して裏面シート3と接合されており、また、周縁部が、他のホットメルト型接着剤を介して裏面シート3と接合されている。他方、インジケーター7,7を介して接合された中央部の周囲には、全周に亘って、吸収体4と裏面シート3との間が接合されていない非接合部が形成されている。これにより、裏面シート3が透湿性を有する場合の透湿性が一層向上する。
これに対して、吸収体と裏面シートとの間の全域をベタ塗りやパターン塗工した接着剤等により接合することもできる。
使い捨ておむつ1は、上記の一又は二以上の効果がより確実に奏されるようにする観点等から、各部の寸法や寸法比が下記の一又は二以上を満たすことが好ましい。
図4に示すように、吸収性コア40(吸収体4の長さと略同じ)の長さ(L)は、300〜450mmであることが好ましい。
また、図2に示すように、吸収性コア40の中央非積繊部43の長さ(L1)は、50〜250mmであることが好ましく、100〜250mmであることが更に好ましい。また、図2に示すように、吸収性コア40の側部非積繊部43の長さ(L1)は、50〜250mmであることが好ましく、100〜250mmであることが更に好ましい。
図4に示すように、インジケーター7の長さ(L2)(おむつ1においては2本のインジケーターの長さ)は、着用時の前後からインジケーター7の視認のしやすさの観点から、100〜350mmであることが好ましく、150〜300mmであることが更に好ましい。
吸収性コア40の長さ(L)に対する中央非積繊部43の長さ(L1)の比(L1/L)は、0.1〜0.7であることが好ましく、0.3〜0.5であることが更に好ましい。
吸収性コア40の長さ(L)に対するインジケーター7の長さ(L2)の比(L2/L)は、0.3〜0.8であることが好ましく、0.4〜0.6であることが更に好ましい。
中央非積繊部43の長さ(L1)に対するインジケーター7の長さ(L2)の比(L2/L1)は、0.8〜2.2であることが好ましく、1.1〜1.7であることが更に好ましい。
本実施形態のおむつ1におけるインジケーター7は、図4に示すように、吸収体4のY方向の両端が、腹側部Aと股下部Cの境界部付近と、股下部Cと背側部Bとの境界部付近に位置しており、吸収体4の全長に亘っていないが、それに代えて、中央線CLの片側にずらして配した1本又は複数本のインジケーター7を、吸収体4の長手方向の全長に亘るように配したり、吸収体4のY方向の両端のうちの一方又は双方から更にY方向に延出するように設けることもできる。インジケーター7を、このように塗布すること(配すること)で、デザインの干渉を受けずに片側に配置されたインジケーター7の変色を、おむつの上に着用するズボン等を脱がさなくても、上部の隙間から見える部分に変色域が配置されているので確認をしやすい。
また、インジケーター7を、おむつの長手方向に連続的に配するのに代えて、1本又は複数本のインジケーターを同方向に間欠的に配することもできる。例えば、インジケーター7を、吸収体4の長手方向における、腹側部Aに位置する部分から背側部に位置する部分に亘って、部分的(間欠)に配置することもできる。
この配置することで、インジケーター7が連続的に変化をしないことから、インジケーター7が吸収体の使用部分ごとに変色することが可能であり、吸収体の使用された部分を外側からの視認のみで判りやすくすることで、母親に交換のタイミングの判断をさせやすい。
図3に示すように、股下部Cにおける吸収性コア40(吸収性コア40が1枚のコアラップシート45で被覆された吸収体4の幅と略同じ)の幅(W)は、50〜180mmであることが好ましい。
図3に示すように、吸収性コア40の中央非積繊部43の幅(W1)は、1〜30mmであることが好ましく、2〜20mmであることが更に好ましい。
図3に示すように、インジケーター7の幅(W2)(おむつ1においては2本のインジケーターの合計幅)は、1〜20mmであることが好ましく、1.5〜15mmであることが更に好ましい。
吸収性コア40の幅(W)に対する中央非積繊部43の幅(W1)の比(W1/W)は0.01〜0.6であることが好ましく、0.02〜0.3であることが更に好ましい。
吸収性コア40の幅(W)に対するインジケーター7の幅(W2)の比(W2/W)は、0.005〜0.4であることが好ましく、0.01〜0.2 であることが更に好ましい。
おむつ1は、図2及び図3に示すように、吸収体4の長手方向(Y方向)に延びる両側縁部に沿って、吸収性コア40の側部部分を立ち上げるための弾性部材9が配されている。おむつ1の弾性部材9は、吸収性コア40を被覆するコアラップシート45の内面及び/又は外面に沿って伸長状態で配されており、腹側部A及び背側部Bに両端部が固定されている。
おむつ1は、図2,図3に示すように、吸収性本体5の両側に、防漏カフ6,6が形成されている。おむつ1の防漏カフ6は、吸収性本体5に接合された防漏カフ形成用シート60、防漏カフ形成用シート160の自由端近傍に伸長状態で固定された防漏カフ形成用の弾性部材61、及び防漏カフ6の固定端と自由端との間に伸長状態で固定された防漏カフ中間弾性部材62を備えている。
おむつ1においては、図3に示すように、防漏カフ形成用シート60として、所定幅の帯状の撥水性シートの1枚を、その長手方向(Y方向)に沿って二つ折りして、相対向する層間をホットメルト型接着剤又は部分的な熱シール若しくは超音波シール等で接合した2層構造のシートを用いており、前述した弾性部材61,62は、この2層構造シートの層間に伸長状態で固定されている。
おむつ1においては、図3に示すように、表面シート2は、吸収体4の肌対向面側を被覆するとともに、その両側端部21,21が、吸収体4の非肌対向面側において、裏面シート3及び防漏カフ形成用シート60にヒートシール等の接着剤等の公知の接合手段により接合固定されている。
おむつ1においては、図2,図3に示すように、外包材10は、2枚の外包材形成用シート11,12と、これら2枚のシート11,72間に伸長状態で固定された各部の弾性部材とからなる。即ち、2枚の外包材形成用シート11,12間には、ウエスト開口部WOの周縁部にウエストギャザーを形成するウエスト部弾性部材73,レッグ開口部LOの周縁部にレッグギャザーを形成するレッグ部弾性部材71,及び胴回り部D(ウエスト開口部WOの周縁端から下方に20mm離間した位置からレッグ開口部LOの上端までの領域)に左右に分割された状態の胴回りギャザーを形成する胴回り弾性部材91が、それぞれ伸長状態で、ホットメルト型接着剤等の任意の接合手段により接合固定されている。
外包材形成用シート11,12は、その長手方向(Y方向)に関し、これら2枚のシートのうちの一方又は双方が、ウエスト開口部WOの周縁部において折り返され、その折り返された部分が、吸収性本体5の前後端における吸収性本体6の肌対向面側に固定されている。
おむつ1の各部の形成材料について説明する。
インジケーター7を構成するホットメルト組成物としては、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができるが、pHの値が4を超えないように維持することが可能な酸性化合物であることが好ましい。酸性化合物であるホットメルト組成物としては、例えば、特開平11−004852号公報に記載の親水性組成物を用いることができる。
表面シート2及び裏面シート3としては、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものを、特に制限なく用いることができる。例えば、表面シート2としては、親水性且つ液透過性の不織布等を用いることができ、裏面シート3としては、液不透過性又は撥水性の樹脂フィルムや樹脂フィルムと不織布の積層体等を用いることができる。
外包材10を構成する外包材形成用シート11,12としては、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができる。例えば、外包材形成用シート11,12としては、撥水性の不織布を用いることができる。
吸収体4の吸収性コア40を構成する繊維集合体の繊維としては、例えば、パルプ繊維、レーヨン繊維、コットン繊維、酢酸セルロース等の親水性繊維、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系繊維、ポリエステル、ポリアミド等の縮合系繊維等を用いることできる。繊維集合体は、空気流に載せて供給した繊維材料を、所定形状の凹部内に吸引して堆積させる積繊工程を経て得られるものが好ましい。繊維材料とともに機能性材料を混合積繊したものであっても良い。機能性材料の保持形態は、2枚の繊維集合体間に挟んで保持する形態や、混合積繊して繊維間に保持させた状態等が挙げられる。繊維及び吸水性ポリマー等の機能性材料は、それぞれ、一種又は二種以上を組み合わせて用いることができる。吸収性コア40を構成する吸水性ポリマーとしては、例えば、ポリアクリル酸ナトリウム、(アクリル酸−ビニルアルコール)共重合体、ポリアクリル酸ナトリウム架橋体、(でんぷん−アクリル酸)グラフト共重合体、(イソブチレン−無水マレイン酸)共重合体及びそのケン化物、ポリアスパラギン酸等からなる粒子等が挙げられる。吸収性本体6の吸収体4を構成するコアラップシート45としては、ティッシュペーパー等の薄紙や透水性の不織布等が挙げられる。
防漏カフ形成用シート60としては、スパンボンド・メルトブローン・スパンボンド等からなる多層構造の複合不織布、スパンボンド不織布、ヒートボンド不織布、エアスルー不織布等を用いることができる。
各部に配される弾性部材10,61,62,71,81,91,121,122の形態は、糸状のもの(糸ゴム等)、所定幅の帯状のもの(平ゴム等)等が好ましく、特に糸状のものが好ましい。各部に配される弾性部材10,73,74,75,121,122の素材としては、天然ゴム、スチレン−ブタジエン、ブタジエン、イソプレン、ネオプレン等の合成ゴム、EVA、伸縮性ポリオレフィン、ウレタン等を挙げることができる。
次に、本発明の使い捨ておむつの製造方法の一実施態様について、図1に示す使い捨ておむつを製造する場合を例にとり説明する。但し、本発明の使い捨ておむつの製造方法においては、おむつ外部から視認可能な絵柄を設けることは必須ではない。
本実施形態においては、図5に示すように、外層シート11の帯状原反110と、内層シート12の帯状原反120とを、両シート間に、ウエスト部弾性部材51、レッグ部弾性部材81及び胴回り部弾性部材91を挟みこんだ状態で重ね合わせ、ニップロール71で上下から加圧して、両シート110,120を貼り合わせる。両シートを重ね合わせるこのようにして得られた外包材連続体100を、搬送ロール72(ニップロールや従動ロール等)等の公知の搬送機構を用いて、吸収性本体5との合流部G1まで搬送し、該合流部G1において、外包材連続体100上に吸収性本体5を間欠的に接合固定する。
吸収性本体5は、例えば、下記のようにして製造される。
即ち、空気流に載せた繊維材料等のコア形成材料を所定形状の凹部に吸引堆積させて該凹部の形状に成形する公知の積繊機を、1台又は2台用いて、帯状のコアラップシート45上に、上層繊維層412及び下層繊維層411からなり、中央非積繊部43を有する吸収性コア40を順次形成する。そして、そのコアラップシート45の両側部を巻き上げるか、コアラップシート45と他のコアラップシートとの間に挟んで、吸収性コア40がコアラップシートで被覆された構成の吸収体連続体140を製造する。次いで、その吸収体連続体140に対して、表面シート2の連続体20及び防漏カフ形成材60等を適宜の手段で固定し、図7に示す断面構成の構造体51を得る。
他方、裏面シート30の帯状原反30に、図6に示すように、ホットメルト組成物からなるインジケーター7を間欠的に所定長さに塗工する。インジケーター7は、吸収体4及び使い捨ておむつ1をそれぞれ幅方向に2等分するおむつ長手方向中央線CLと一致する直線3Cに対して、所定幅ずらした位置に塗工する。より具体的には、構造体51を、裏面シート30の帯状原反30と重ねたときに、インジケーター7が中央非積繊部43と重ならないように、直線3Cから所定距離離間させて塗工する。また、インジケーター7は、帯状原反30の搬送方向Fや前記直線3Cと平行に塗工する。
そして、構造体51を、裏面シート3の帯状原反30と重ねて加圧する。これにより、構造体51と、裏面シート3の帯状原反30とがインジケーター7を介して接合した長尺構造体50が得られる。そして、長尺構造体50を、任意の切断手段を用いて、おむつ1個分の長さに切断して、吸収性本体5(短尺構造体)を得た後、個々の吸収性本体5を、図6(b)に示すようにして、吸収性本体5の表裏面に対して垂直な軸を回転軸にして90度回転させる。換言すれば、吸収性本体5の向きを、吸収体4の向きが搬送方向Fに対して横向きとなる向きに変更する。この吸収性本体5(短尺構造体)の向き転換工程においては、個々の吸収性本体5を、図6(b)に示すように、インジケーター7が中央低坪量部43よりも搬送方向Fの後方に位置するように回転させることが重要である。
そして、このように回転させた吸収性本体5を、外包材連続体100上に、順次配置し、該吸収性本体5の裏面に予め塗工した接着剤を介して、間欠的に接着固定する。そして、ロータリーカッター、レーザーカッター等により、レッグ開口部形成用のトリム102を除去して、おむつ連続体101を得る。そして、おむつ連続体101における外包材連続体100の両側部101a,101bを、吸収性本体5の両端部を覆うように折り返して該両端部を固定した後、おむつ連続体101を2つ折りし、次いで、サイドシール部S,Sを、ヒートシール、超音波シール、高周波シール等により形成した後、あるいはサイドシール部S,Sを形成すると同時に、個々のおむつに切断することにより、パンツ型使い捨ておむつ1を得る。
吸収性本体5を90度回転させる方法としては、各種公知の方法(又は機構)を用いることができ、例えば、特開昭63−252824号公報、特開平3−226411号公報、特許第3145371号公報等に記載のものを用いることができる。
なお、吸収性本体5を外包材連続体100に固定する接着剤は、吸収性本体5及び外包材連続体100の何れか一方又は双方に塗工しておくことができる。また、レッグ開口部形成用のトリム112の除去は、吸収性本体5の固定前に行うこともできる。
このように、インジケーター7が搬送方向Fの後方に位置するように回転することにより、後の搬送工程において、吸収性本体5を上下から加圧しても、インジケーター7に乱れが生じなくなる。他方、インジケーター7を中央非積繊部43と重なるように塗工したり、吸収性本体5の回転方向を逆にして、インジケーター7が搬送方向の前方に位置するようにした場合には、インジケーター7に乱れが生じる恐れが高くなる。
特に、本実施態様のように、吸収体が高坪量部を有し、該高坪量部に中央非積繊部43を有する場合は、インジケーター7の乱れが起こりやすいが、本実施形態によれば、そのような場合においても、インジケーター7の乱れを効果的に防止することができる。
なお、向き転換後の吸収性本体5に対する加圧加工は、吸収性本体5を、外包材連続体100と重ねた後の加圧加工であっても良いし、外包材連続体100と重ねる前の搬送経路に配置したニップロール等で行っても良い。但し、本発明の製造方法は、一対のロール間で加圧する場合する場合に発生し易いインジケーターの乱れ防止に特に効果的である。なお、図5には、外包材連続体100と重ね、更にレッグ開口部形成用のトリム101を除去した後に、一対のニップロール73で、吸収性本体5を上下から加圧しているが、その加圧加工も本発明の製造方法における加圧工程の一態様である。
上述したパンツ型使い捨ておむつ1の製造方法に関し、特に説明しない点は、従来の、いわゆる横流れ方式のパンツ型使い捨ておむつの製造方法と同様である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に制限されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。
例えば、吸収体4は、中央低坪量部及び/又は屈曲誘導部を有しないものであっても良い。また、吸収性コア40に、非積繊部に代えて、吸収性コア40の長手方向に延びるスリットや、吸収性コア40の長手方向に延びる溝を形成しても良い。内部にスリットや溝を有する部分を吸収体4の低坪量部や屈曲誘導部としても良い。また、繊維集合体やこれに機能性材料を保持させてなる単層構造の吸収性コア、該吸収性コアを含む吸収体に、エンボス加工によりエンボス溝等を設け、吸収体のエンボス溝を設けた部分や、吸収体の内部にエンボス溝を有する部分を、屈曲誘導部とすることもできる。この場合のエンボス加工は、熱エンボス加工、超音波エンボス、高周波エンボス等が好ましい。
インジケーターは、1本のみ設けても良いし、近接させて2本又は3本以上配しても良い。
本発明の使い捨ておむつは、パンツ型使い捨ておむつ以外にも、例えば、展開型の使い捨ておむつ等に好適に用いることができる。
また、使い捨ておむつは、幼児又は成人用の使い捨ておむつであってもよい。
1 使い捨ておむつ
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
4A 中央低坪量部
4B,4B 屈曲誘導部
40 吸収性コア
41 高坪量部
42 低坪量部
411 上部吸収層
412 下部吸収層
43 中央非積繊部
44 側部非積繊部
5 吸収性本体
6 防漏カフ
7 インジケーター
10 外包材
A 腹側部
B 背側部
C 股下部
S サイドシール部
CL おむつ長手方向中央線

Claims (6)

  1. 液透過性の表面シート、液難透過性の裏面シート、及びこれらシート間に配された吸収体を備え、該裏面シートと該吸収体との間に、色の変化により排尿を知らせるホットメルト組成物からなるインジケーターが配され、腹側部と背側部とその間に位置する股下部とを有する使い捨ておむつであって、
    少なくとも股下部において、前記インジケーターは、おむつを幅方向に2等分するおむつ長手方向中央線と重ならないように、該中央線の左右の何れか一方の側にずらして配されており、おむつの外部から視認可能な絵柄が、該中央線に対して左右非対称に配されている、使い捨ておむつ。
  2. おむつの外部から視認可能な絵柄が、前記中央線に対して、前記インジケーターが配された側とは反対側に配されており、該絵柄の一部が、前記中央線と重なっている請求項1記載の使い捨ておむつ。
  3. 股下部における前記吸収体の幅方向中央部に、該吸収体の長手方向に延びるように中央低坪量部が形成されており、前記インジケーターが、該中央低坪量部と重ならないように配されている、請求項1又は2記載の使い捨ておむつ。
  4. 股下部における前記吸収体の左右両側に、該吸収体の両側縁それぞれから離間させて一対の屈曲誘導部が設けられており、前記インジケーターは、前記中央線と該屈曲誘導部との間に配されている、請求項1〜3の何れか1項記載の使い捨ておむつ。
  5. 液透過性の表面シート、液難透過性の裏面シート、及びこれらシート間に配された吸収体を備え、該裏面シートと該吸収体との間に、色の変化により排尿を知らせるホットメルト組成物からなるインジケーターが配され、腹側部と背側部とその間に位置する股下部とを有しており、股下部における前記吸収体の幅方向中央部に、該吸収体の長手方向に延びるように中央低坪量部が形成されており、前記インジケーターが、該中央低坪量部と重ならないように配されている使い捨ておむつの製造方法であって、
    前記中央低坪量部を有する前記吸収体を含む構造体を、前記裏面シートの原反と重ね合わせて長尺構造体を得る積層工程、該長尺構造体を所定長さに切断して短尺構造体とすると共に、該短尺構造体の向きを、前記吸収体の向きが、搬送方向に対して横向きとなる向きに変更する向き転換工程、及び向き転換後の短尺構造体を搬送しつつ、該短尺構造体を上下から加圧する加圧工程を具備しており、
    前記積層工程においては、前記インジケーターを、前記中央低坪量部の左右何れか一方の側にずらして塗工し、前記向き転換工程においては、該インジケーターが該中央低坪量部よりも搬送方向の後方に位置するように、前記短尺構造体を回転させる、使い捨ておむつの製造方法。
  6. 前記吸収体は、吸収性コア及び該吸収性コアを被覆するコアラップシートを有しており、前記吸収体は、幅方向中央部にコア形成材料の坪量が高い高坪量部、その両側にコア形成材料の坪量が低い低坪量部を有しており、前記中央低坪量部が、該高坪量部の幅方向中央部に形成されている、請求項5記載の使い捨ておむつの製造方法。
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