JP2012222987A - 電線保持部材および電線保持部材の取付構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、バンド部30と、ボディパネルPに固定されるとともに、取付孔P1に挿入される軸部21を有し、かつ、一対のバンド挿入孔H,Hが軸部21における軸方向に貫通して設けられてなるアンカー部20とを備え、両バンド挿入孔H,Hの間には、電線W1に巻き付けられたバンド部30の両端部30A,30Bをそれぞれ抜止状態に保持する一対のロック片26,26が設けられており、バンド部30は、電線W1と接触する側の面に係止突起32を有している一方、ロック片26は撓み可能であって、バンド部30の両端部30A,30Bの両係止突起32に係止可能な一対の被係止突起27,27を有しており、これらの被係止部27,27は、互いに反対方向を向いて突出し、バンド挿入孔H内に配置されている構成とした。
【選択図】図1
Description
両ロック片の間には、両バンド挿入孔を仕切る仕切壁が設けられており、ロック片は、仕切壁に設けられている構成としてもよい。
このような構成によると、両バンド挿入孔が仕切壁によって仕切られているため、バンド部の両端部が互いに当たり合うことを規制できる。したがって、バンド部の両端部のいずれか一方あるいは両方で係止部と被係止部の係り代が小さくなることはない。
このような構成によると、バンド挿入孔の両端開口のうち電線に近い側の開口からバンド部の端部を挿入することに伴ってロック片が撓み変形するため、バンド部を挿入しやすくなる。
このような構成によると、軸部の対向壁が取付孔の内部に配置されているため、取付孔の内面によって軸部の変形が規制され、ロック片の開き変形が規制される。したがって、係止部と被係止部の係り代が小さくなることはなく、軸部の変形に伴うバンド部の保持力低下を確実に防ぐことができる。
このような構成によると、取付孔の孔縁部に当接させる複数の段差を係止段部に設けることができる。したがって、基材の板厚に合わせて、取付孔の孔縁部に当接させるのに適切な段差を選択することができるため、脚部の付け根に応力が集中することを回避できる。
このような構成によると、軸部の対向壁が受け壁によって受けられているため、軸部の変形が規制され、ロック片の開き変形が規制される。したがって、係止部と被係止部の係り代が小さくなることはなく、軸部の変形に伴うバンド部の保持力低下を確実に防ぐことができる。
本発明の実施形態1を図1ないし図7の図面を参照しながら説明する。本実施形態における電線保持部材10は、図1に示すように、車両のボディパネル(本発明の「基材」の一例)Pに開口された取付孔P1に取り付けられるアンカー部20と、電線W1に巻き付けられるバンド部30とを備えて構成されている。なお、図2は、図1の電線W1よりも小径の電線W2をボディパネルPに保持した場合を例示しているものの、本実施形態の電線保持部材10で保持できる電線の径寸法は、図1および図2に例示したものに限定されない。
次に、本発明の実施形態2を図8の図面を参照しながら説明する。本実施形態における電線保持部材11は、実施形態1のロック片26の配置を変更したものであって、その他の構成については実施形態1と重複するため、その説明を省略するものとする。また、実施形態1と同じ構成については実施形態1と同一の符号を用いるものとする。
次に、本発明の実施形態3を図9の図面を参照しながら説明する。本実施形態における電線保持部材10の取付構造は、実施形態1のボディパネルPに受け壁P2を追加したものであって、その他の構成については実施形態1の取付構造と重複するため、その説明を省略するものとする。また、実施形態1と同じ構成については実施形態1と同一の符号を用いるものとする。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態ではアンカー部20の軸部を取付孔P1に嵌合させることで電線保持部材10をボディパネルPに取り付け固定しているものの、本発明によると、アンカー部20から突片を突出させて形成し、この突片をテープで電線W1,W2とともに巻き付けるようにして固定してもよい。
20…アンカー部
21…軸部
21B…対向壁
22…脚部
22A…上側係止段部
22B…下側係止段部
24…仕切壁
25…当接部
26,28…ロック片
27…被係止突起(被係止部)
30…バンド部
30A,30B…両端部
32…係止突起(係止部)
33…角部
H…バンド挿入孔
P…ボディパネル(基材)
P1…取付孔
P2…受け壁
W1…大径の電線
W2…小径の電線
Claims (7)
- 電線に巻き付けられるバンド部と、
基材に固定されるとともに、この基材に設けられた取付孔に挿入される軸部を有し、かつ、前記バンド部の両端部がそれぞれ挿入される一対のバンド挿入孔が前記軸部における軸方向に貫通して設けられてなるアンカー部とを備え、
両バンド挿入孔の間には、前記電線に巻き付けられた前記バンド部の両端部をそれぞれ抜止状態に保持する一対のロック片が設けられており、
前記バンド部は、前記電線と接触する側の面に係止部を有している一方、
両ロック片は撓み可能であって、前記バンド部の両端部の両係止部に係止可能な一対の被係止部を有しており、これらの被係止部は、互いに反対方向を向いて突出し、前記バンド挿入孔内に配置されていることを特徴とする電線保持部材。 - 前記両ロック片の間には、前記両バンド挿入孔を仕切る仕切壁が設けられており、前記ロック片は、前記仕切壁に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電線保持部材。
- 前記バンド挿入孔の両端開口のうち前記電線側の開口縁部には、前記バンド部のうち前記電線の外面に沿う部分と前記バンド挿入孔に挿入された部分との角部に当接する当接部が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電線保持部材。
- 前記ロック片は、前記両バンド挿入孔の間における前記電線に近い側から遠い側に向けて片持ち状に突出する形態をなしていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の電線保持部材。
- 前記バンド部は、前記軸部の内部における前記仕切壁と対向する対向壁と前記ロック片との間に挟持されており、前記軸部の対向壁は、前記取付孔の内部に配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の電線保持部材。
- 前記アンカー部は、前記軸部の先端から片持ち状に延出されその延出端部に前記取付孔の孔縁部に当接可能な係止段部が設けられてなる脚部を備えて構成され、前記係止段部は段差形状とされていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の電線保持部材。
- 請求項2ないし請求項6のいずれか一項に記載の電線保持部材が、前記基材に取り付けられてなる電線保持部材の取付構造であって、
前記バンド部は、前記軸部の内部における前記仕切壁と対向する対向壁と前記ロック片との間に挟持されており、前記基材における前記取付孔の孔縁部に、前記軸部の対向壁を受ける受け壁が立設されていることを特徴とする電線保持部材の取付構造。
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JP2011087393A JP2012222987A (ja) | 2011-04-11 | 2011-04-11 | 電線保持部材および電線保持部材の取付構造 |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001025141A (ja) * | 1999-07-09 | 2001-01-26 | Taiton Kk | 電線等の結束具 |
JP2010156465A (ja) * | 2010-01-25 | 2010-07-15 | Hellermann Tyton Co Ltd | クランプ付結束ヘッド |
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2011
- 2011-04-11 JP JP2011087393A patent/JP2012222987A/ja active Pending
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