JP2012221227A - 車両運行管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の車両が管理エリアに適正な時間間隔を以て進入可能とする。
【解決手段】走行経路上にある管理エリアを走行予定の複数の車両の運行管理装置であって、複数の車両にそれぞれ搭載された複数の端末装置のそれぞれから、端末装置の位置情報をネットワークを介して受信する受信手段と、複数の端末装置のうちの第1の端末装置の位置情報が管理エリアへの進入を示す場合に、次に管理エリアに進入する第2の端末装置を特定する特定手段と、特定された第2の端末装置に対し、先行する車両が管理エリアに進入したことを示す情報を第2の端末装置から報知するための情報を前記ネットワークを介して送信する送信手段とを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両運行管理システムに関する。
従来、車両の運行状況を記録するシステム(例えば特許文献1)や、運行状況をリアルタイムに把握し、省エネ運転のような運転指導の指示を出すシステムなどがある(例えば、特許文献2,3,4)。
従来技術では、車両の速度、走行位置、走行履歴などをパーソナルコンピュータの画面でリアルタイムに監視することができる。しかしながら、車両が予定通りの走行をしていない場合に、車両のドライバに対して走行状態を修正させる場合には、ドライバの携帯電話に電話をかけたり、電子メールを送信したり、警告音を発信したりすることによって、ドライバに改善を促していた。
ところで、建築、土木の工事現場には、通常、複数の工事用車両が出入りする。複数の工事用車両は、工事の当日に、所定の出発位置から所定経路を辿って現場入りすることが少なくない。このとき、所定経路の近傍に集落があると、工事用車両の走行時における騒音や振動が問題となることがある。
走行車両の騒音や振動の低減を図るには、「車両の走行速度を遅くする」こと、及び「対象区間の1時間当たりの通行車両台数を減らす」ことが重要である。
特開2003−6785号公報 特開2003−316864号公報 特開2004−280594号公報 特開2008−68863号公報
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、複数の工事用車両が管理エリアを適正な時間間隔を以て走行可能とする技術を提供することを目的とする。
本発明は、上述した課題を解決するため、以下の手段を採用する。
すなわち、本発明の第1の態様は、走行経路上にある管理エリアを走行予定の複数の車両にそれぞれ搭載される複数の端末装置と、
前記複数の端末装置の管理装置とを備え、
前記管理装置は、
前記各端末装置から端末装置位置情報をネットワークを介して受信する受信手段と、
前記複数の端末装置のうちの第1の端末装置の位置情報が前記管理エリアへの進入を示す場合に、次に前記管理エリアに進入する第2の端末装置を特定する特定手段と、
特定された第2の端末装置に対し、先行する車両が前記管理エリアに進入したことを示す情報を前記第2の端末から報知するための情報を前記ネットワークを介して送信する送信手段と
を含む車両の運行管理システムである。
本発明の第2の態様は、走行経路上にある管理エリアを走行予定の複数の車両の運行管理装置であって、
前記複数の車両にそれぞれ搭載された複数の端末装置のそれぞれから、端末装置の位置情報をネットワークを介して受信する受信手段と、
前記複数の端末装置のうちの第1の端末装置の位置情報が前記管理エリアへの進入を示す場合に、次に前記管理エリアに進入する第2の端末装置を特定する特定手段と、
特定された第2の端末装置に対し、先行する車両が前記管理エリアに進入したことを示す情報を前記第2の端末装置から報知するための情報を前記ネットワークを介して送信する送信手段と
を含む車両の運行管理装置である。
また、本発明の第3の態様は、コンピュータを走行経路上にある管理エリアに進入する複数の車両の運行管理装置として機能させるプログラムであって、
前記複数の車両にそれぞれ搭載された複数の端末装置のそれぞれから、端末装置の位置情報をネットワークを介して受信する受信ステップと、
前記複数の端末装置のうちの第1の端末装置の位置情報が前記管理エリアへの進入を示す場合に、次に前記管理エリアに到達する第2の端末装置を特定するステップと、
特定された第2の端末装置に対し、先行する車両が前記管理エリアに進入したことを示す情報を前記第2の端末から報知するための情報を前記ネットワークを介して送信するステップと
をコンピュータに実行させるプログラムである。
第1〜第3の態様によれば、複数の端末装置のうちの第1の端末装置を搭載した車両が管理エリアに進入した場合に、次に管理エリアに進入する車両に搭載された第2の端末装置に対し、第2の端末装置が先行する車両が管理エリアに進入したことを報知するための情報が、管理装置から第2の端末装置へ通知される。これによって、当該情報が第2の端末装置から報知されることによって、車両の運転手に次に管理エリアに進入する車両が自車両であることを認識し、この認識を以て進入の時間間隔を遵守して進入を図るようになる。これによって、適正な時間間隔で管理エリアへ複数の車両が進入することができる。また、第4の態様として、上記したようなプログラムを記録した記録媒体を採り得る。記録媒体は、コンピュータに固定された記録媒体に限られず、ディスク記憶媒体や、フラッシュメモリ(USB(Universal Serial Bus)メモリ)のような可搬性を有する記録媒体も含まれる。
第1、第2の態様に係る位置監視手段は、前記各端末装置をそれぞれ搭載した各車両が前記管理エリアに到達するまでに辿る複数の管理ポイントに関して、各端末装置が最後に到達した管理ポイントの情報を記録し、
前記特定手段は、前記第1の端末装置が前記管理エリアに到達したときに、端末装置の到達が記録されている管理ポイントのうち、前記管理エリアに最も近い管理ポイントを最初に通過した前記第1の端末装置と異なる端末装置を、前記第2の端末装置として特定するように構成することができる。
また、第1、第2の態様に係る特定手段は、上り路線を走行する複数の車両に搭載された複数の端末装置と、下り路線を走行する複数の車両に搭載された複数の端末装置とを区別して管理するように構成されていても良い。
また、第1、第2の態様に係る送信手段は、或る端末装置の位置情報が前記走行経路上に予め設定された音声出力領域に属する場合に、前記或る端末装置が注意喚起を報知する
ための情報を前記或る端末装置へ送信するように構成されていても良い。
本発明によれば、複数の車両が管理エリアを適正な時間間隔を以て走行可能とする技術を提供することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る車両の運行管理システムを実現するためのネットワーク構成例を示す。 図2は、携帯端末(無線端末)の構成例を示す図である。 図3は、CPUがプログラムを実行することによって実現される機能を模式的に示す図である。 図4は、運行管理システムによって管理される情報を模式的に示す。 図5は、Webサーバ及び制御サーバの構成例を示す図である。 図6は、制御サーバのCPUが補助記憶に保持(記録)されたプログラムを実行することによって実現される処理例を示すフローチャートである。 図7は、工事車両の走行順序の特定方法の説明図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。実施形態の構成は例示であり、本発明は、実施形態の構成に限定されない。
図1は、本発明の実施形態に係る車両の運行管理システムを実現するためのネットワーク構成例を示す。図1において、運行管理システムは、複数の携帯端末(端末装置)1と、制御サーバ(運行管理装置)2と、ウェブ(Web)サーバ3とを含む。
各携帯端末1は、制御サーバ2及びWebサーバ3との通信機能を有する。本実施形態では、各携帯端末は、第3世代(3G)携帯電話規格(商品名FOMA(登録商標)) に準拠したGPS(Global Positioning System)機能を有するスマートフォンが適用さ
れる。各携帯端末1は、携帯電話網N1及びインターネットN2を介して制御サーバ2及びWebサーバ3と通信を行うことができる。携帯端末1として、携帯電話端末を適用することで、車両間の載せ替えが極めて容易であり、また、電源を工事用車両のシガーソケットから得ることができる利点がある。但し、本発明の携帯端末(端末装置)は、上記した携帯電話端末に限られず、GPS機能及びサーバとの通信機能を有し、且つ可搬性を有する端末装置を適用可能である。
各携帯端末1は、工事用車両(トラック、ダンプカー、ミキサー車等)を運転して工事現場へ向かう運転手に手渡され、運転手は、携帯端末1を所持した状態で、工事用車両を工事現場まで運転する。これによって、携帯端末1は、工事用車両に搭載された状態となる。但し、車両は工事用車両に限定されない。
工事用車両は、一定の場所(例えば、建設会社の事務所(車庫、保管場所))から、所定の走行経路(ルート)を辿って、工事現場へ到達する。走行経路には、住宅地のような、騒音・振動に配慮すべき区域がある。そのような区域を工事用車両が走行する場合には、その区域(区間)を走行する、単位時間(例えば1時間)当たりの工事用車両の数を調整し、騒音や振動の発生を抑えることが望まれる。工事用車両の数が調整される区域(区間)を、「管理エリア」と称する。管理エリアは、工事用車両の出発位置から工事現場に至るまでの途中の所定の走行区間であったり、工事現場であったりする。
各携帯端末1は、工事用車両が出発位置(事務所)と工事現場との間を往復する間、制
御サーバ2と随時通信を行い、携帯端末1、すなわち工事用車両の位置や速度などを制御サーバ2に通知する。制御サーバ2は、各携帯端末1の位置を監視することによって、各工事用車両の走行位置、走行順などを監視し、管理エリアを走行する単位時間当たりの工事用車両の数を、管理エリアに入る工事用車両の時間間隔を調整することによって調整するための指示を携帯端末1に送信することができる。単位時間の長さは適宜設定可能であり、時間単位、分単位で設定可能である。
制御サーバ2は、制御サーバ2は、複数の携帯端末1の位置情報に基づいて、各携帯端末1の動作を制御するためのサーバである。例えば、制御サーバ2は、複数の工事用車両のうちの或る工事用車両が、管理エリアに入場(進入)したことを、或る工事用車両に搭載された携帯端末1(第1の端末装置)の位置から検知した場合には、次に管理エリアに入ると予測される工事用車両に搭載された携帯端末1(第2の携帯端末)を特定し、特定した携帯端末1に対して先行する工事用車両が管理エリアに入ったことを通知する。
このような通知に応じて、携帯端末1(第2の端末装置)は、先行する工事用車両が管理エリアに入ったことを運転手に報知する。例えば、携帯端末1(第2の端末装置)は、先行車両の進入を示す再生音声を出力する。報知の方法は、音声(音)以外に、光の点灯又は点滅や、表示装置に対する情報表示、或いは、音声、光、上記情報表示の組合せを適用できる。各運転手には、管理エリアの情報(位置、範囲、制限速度など)が事前に伝えられている。このため、再生音声による先行の工事用車両が管理エリアに入ったことの通知を得た運転手は、自車両の現在位置と、管理エリアの開始位置、自車両の速度などを勘案し、先行する工事用車両が管理エリアへ入った時刻から所定の時間間隔を空けて自車両が管理エリアに到達(進入)するように、走行速度の調整、車両の一時停止などを行う。これによって、管理エリアを走行(通過)する単位時間当たりの工事用車両の数を適正に規制することができ、周辺への騒音や振動を抑えることができる。
Webサーバ3は、Webサーバ3は、運行管理システムの運用に係る情報を設定、登録、表示するための管理サーバである。すなわち、Webサーバ3は、運行管理システムにおいて、現場情報、事務所と工事現場との間の走行経路情報、走行経路上に設定される管理エリアに係る情報、走行経路上を移動する工事用車両(携帯端末1)の情報、走行経路の付近に存する走行注意ポイント(学校や老人ホーム近辺など)の情報のような各種の情報を設定・登録・表示するために使用される。また、Webサーバ3は、各携帯端末1からHTTP(HyperText Transfer Protocol)通信により通知される位置情報を用いて
、事務所と工事現場との間の走行経路を示す地図(現場マップ)上に、各携帯端末1(工事用車両)の位置を表示し、管理者がリアルタイムに監視することができる。
以下、運行管理システムの詳細について説明する。図2は、携帯端末1の構成例を示す図である。図2において、携帯端末1は、CPU(中央演算処理装置:制御装置)4と、入力装置(ボタン、キー、タッチパネルなど)5と、ディスプレイ6と、マイクロフォン(マイク)7と、スピーカ8と、通信用ユニット9と、送受信アンテナ10と、ストレージ(記憶媒体:メモリなど)11とがバスを介して相互に接続された構成を有している。
通信ユニット9は、送信すべきデータを含んだベースバンド信号を生成して変調したり、ベースバンド信号を復調してデータを得たりするベースバンド部、ベースバンド信号を無線信号に変換して送受信アンテナ7から送信したり、送受信アンテナ7から受信された無線信号をベースバンド信号に変換してベースバンド部に渡したりするRF(Radio Frequency)部などを構成する電子回路群である。もっとも、通信ユニット9が有する一部の
機能は、ソフトウェア処理によって実現することもできる。
ストレージ11は、CPU4の作業領域として使用されるRAM(Random Access Memo
ry)、OS(Operating System)などのファームウェアを記憶したROM(Read Only Memory)、アプリケーションプログラムを記憶した補助記憶(EEPROM、フラッシュメモリ、SDカードなど)などの複数の記憶装置を含み、運行管理システムを実現するための各種のプログラムや、プログラムの実行に際して使用されるデータを記憶する。
CPU4は、ストレージ11に格納された各種のプログラムをRAMにロードして実行することによって、携帯端末1を運行管理システムの一部を担う装置として機能させる。
図3は、CPU4がプログラムを実行することによって実現される機能を模式的に示す図である。CPU4は、プログラムを実行することによって、位置情報通知部12,走行路線設定部13,速度監視部14,先行車進入時音声再生部15,ボイス再生部16などの機能を実現する。
位置情報通知部12は、通信ユニット9及び送受信アンテナ10を用いてGPS衛星からの電波を受信し、GPS測位、すなわち、携帯端末1の位置や速度を算出する。位置情報通知部12は、携帯端末1の位置及び速度情報を含む通知情報を通信ユニット9及び送受信アンテナ10を用いて送信する。通知情報は、図1に示したような携帯電話網N1及びインターネットN2を介して制御サーバ2に受信される。通知情報の送信は、定期的に(所定の時間間隔で)行うことができる。さらに、定期的な送信以外の所定の条件下で送信されるようにすることもできる。
通知情報は、携帯端末1の識別情報(例えばSIMカード番号)、上り下りを示す路線番号、緯度経度情報(位置情報)、速度情報、方位、高度、測定日時などを含む。
走行路線設定部13は、携帯端末1(携帯端末1を搭載した工事用車両)の走行路線(上り路線、下り路線)を設定する。走行路線の設定は、工事用車両の出発位置(例えば事務所)から工事現場までの上り走行路(往路)と、工事現場から出発位置(または他の帰還位置)までの下り走行路(復路)との識別を携帯端末1側で行うために使用される。走行路線の設定は、制御サーバ2から受信される走行路線情報に従って行われる。
速度監視部14は、管理エリア内を移動する携帯端末1、すなわち、管理エリアを走行する工事用車両に関して、位置情報通知部12によって算出される携帯端末1の移動速度(工事用車両の走行速度)を監視する。速度監視部14は、携帯端末1が管理エリアに進入したことを契機に、速度監視を開始し、携帯端末1が管理エリアを通過する(管理エリアから退出する)まで、速度監視を継続する。
速度監視部14は、携帯端末1の移動速度が管理エリアにおける制限速度(予めストレージ11に保持されている)を超えた場合に、スピーカ5から警告音を出力する。例えば、速度監視部14は、管理エリアに携帯端末1が入ったときに、そのことを示す音声を再生出力する。また、速度監視部14は、管理エリアにおいて、携帯端末1の速度が制限速度を超えると「制限速度オーバーです」との音声を再生出力する。
先行車進入時音声再生部15は、先行車両が管理エリアに進入した場合に、注意を喚起する再生音声をスピーカ8から出力する。この再生音声の出力は、制御サーバ2からの通知を契機として行われる。例えば、音声再生部15は、先行車両(に搭載された携帯端末1)が管理エリアに入った場合に、その旨の音声を再生出力する。
ボイス再生部16は、携帯端末1を搭載した工事用車両が学校や老人ホームのような走行に注意すべき場所(走行注意ポイント)付近を走行中に、「学校(老人ホーム、要注意ポイント)付近です、注意してください」のような音声を再生出力する。
音声再生部15及びボイス再生部16が再生出力する音声データは予めストレージ11に格納されている。音声再生部15及びボイス再生部16は、制御サーバ2からの指示に従って、指示に対応する音声の再生処理を行う。例えば、音声データには識別情報(コード)が付与されている。制御サーバ2からは、識別情報を含む音声再生指示が送信される。携帯端末1で音声再生指示が受信されると、音声再生部15乃至ボイス再生部16は、当該指示に含まれる識別情報(コード)に応じた音声データをストレージ11から読み出し、音声データに対する再生処理を行って再生音声をスピーカ8から出力する。
図4は、運行管理システムによって管理される情報を模式的に示す。図4において、事務所(出発場所)と工事現場とを結ぶ走行経路Pに対して、円で囲まれた1〜6のシンボルで示すような、管理ポイント1〜6(1〜6は管理ポイント番号)が設定される。管理ポイントは、工事用車両(携帯端末1)の走行位置をチェックするための通過チェックポイントであり、走行経路P上において或る程度の面積を持った領域として規定される。例えば、管理ポイントは、走行経路に相当する道路を中心とした円形の領域で規定することができる。円形領域の半径は適宜設定可能である。また、管理ポイントの設定数は任意である。
複数の管理ポイント(図4では管理ポイント1〜6)のうち、工事用車両の出発場所(例えば事務所)の最寄りの管理ポイント1が上り路線の開始ポイントに設定される。一方、工事現場に最寄りの管理ポイント6が下り路線の開始ポイントに設定される。
また、例えば、管理ポイント4と管理ポイント5との間に、住宅地のような騒音や振動に配慮すべき地域Sがある場合には、管理ポイント4−5間が、例えば1時間当たりの工事用車両の走行数(進入の時間間隔)を管理すべき管理エリアに設定される。このとき、上り路線において、管理ポイント4が管理エリアの開始ポイントに設定される一方で、管理ポイント5が管理エリアの終了ポイントに設定される。下り路線においては、管理ポイント5が管理エリアの開始ポイントに設定される一方で、管理ポイント4が管理エリアの終了ポイントとして設定される。
また、管理エリア、又は他の区間について、携帯端末1から音声によるメッセージを発すべきボイスポイント(音声出力領域)Vが設定される。例えば、走行経路Pの付近に学校や老人ホームがあるエリア(区間)に対して、学校や老人ホームの存在を注意喚起する音声が出力されるボイスポイントVとして設定される。ボイスポイントVも管理ポイントと同様に所定の面積を有する領域として規定される。
このような、事務所、工事現場、走行経路P,管理ポイント、管理エリア、地域S、学校、老人ホーム、ボイスポイントVなどは、Webサーバ3が有するディスプレイに表示される管理画面(図示せず)に表示された、事務所及び工事現場を含む地図上に表示される。そして、各携帯端末1からWebサーバ3に通知される位置情報に基づいて、管理画面の地図上の走行経路P上に、携帯端末1の位置(工事用車両の走行位置)を示すシンボル(図4では黒丸A〜Cで例示)が表示される。携帯端末1の移動に伴う携帯電話1を示すシンボルの移動によって、どの携帯端末1(工事用車両)がどの位置を移動しているのかがリアルタイムで表示される。
制御サーバ2は、走行経路P上を走行する複数の工事用車両(携帯端末1)の位置情報を、各携帯装置1から通知される通知情報を以て管理し、或る携帯端末1が管理エリアに進入するのを契機に、先行車両が管理エリアに入ったことを通知する。
図5は、Webサーバ3及び制御サーバ2の構成例を示す図である。Webサーバ3、
制御サーバ2のそれぞれとして、パーソナルコンピュータ(PC)や、汎用又は専用のサーバマシンを適用することができる。図5において、Webサーバ3は、制御装置であるCPU21(特定手段)と、記録媒体であるRAM(主記憶)22と、入力装置23(キーボード、マウス等)と、ディスプレイ24と、通信インタフェース(通信I/F)25(通信手段、送信手段、受信手段)と、記録媒体である補助記憶26とがバスを介して相互に接続されている。補助記憶26は、例えば、ハードディスク(HD)であり、Webサーバ3のCPU21によって実行されるOS及びアプリケーションプログラムのような様々なプログラムと、プログラムの実行に際して使用されるデータとを格納している。
補助記憶26は、各携帯端末1(工事用車両)の運行を管理するためのデータを管理するテーブルとして、以下のようなテーブルを保持することができる。
すなわち、補助記憶26は、携帯端末1を管理するための端末マスタテーブル31と、工事現場情報を管理する現場マスタテーブル32と、現場毎の通過ポイント(管理ポイント)を管理する現場通過ポイントマスタテーブル33と、管理エリアマスタテーブル34と、携帯端末1と現場を関連づけた情報を管理する端末・現場関連づけテーブル35と、携帯端末1から送信される位置情報を管理する位置情報記録テーブル36と、携帯端末1のステータスを管理する端末ステータス管理テーブル37とを、少なくとも有している。
上記した各テーブル31〜37には、Webサーバ3に対し、Webサーバ3のオペレータが入力した情報、及び各携帯装置1から受信された情報(位置情報など)を保持することができる。
端末マスタテーブル31には、運行管理のために工事用車両に搭載される(工事用車両の運転手が所持する)複数の携帯端末1に関する情報が格納される。現場マスタテーブル32には、工事を実施中の工事現場に関する情報が格納される。現場通過ポイントマスタテーブル33には、各工事現場に関して、工事用車両の出発場所(事務所)から工事現場に至る走行経路上に設定された複数の管理ポイントに関する情報が格納される。各管理ポイントには、番号が付与される。
管理エリアマスタテーブル34には、各工事現場に関する走行ルートに設定された複数の管理ポイントのうち、管理エリアに係る管理ポイントを「管理エリア」として管理するための情報が格納される。端末・現場関連付けテーブル35には、例えば、その当日に事務所と工事現場との間を往復する各工事用車両に搭載される携帯端末1に関する情報が格納される。
位置情報記録テーブル36には、事務所(工事現場)を出発した各工事用車両(携帯端末1)の位置情報履歴が走行路線(上り/下り)情報とともに格納される。具体的には、位置情報記録テーブル36には、携帯端末1毎に、定期的な通知情報として通知された位置情報(緯度経度情報)、速度情報、方位情報、高度情報、計測日時、路線番号(上り、下りの別)などが保持される。
端末ステータス管理テーブル37は、端末のステータスとして、走行中の現場の識別情報(現場ID)、走行中の路線番号(上り、下りの別)、Webサーバ3に対する定期的な通知の開始/終了のステータス、最後に通過した管理ポイント番号、管理ポイントを通過した際の時刻が登録される。
制御サーバ2は、Webサーバ3と同様のハードウェア構成を有することができる。制御サーバ2は、Webサーバ3と通信可能に接続され、図4に示したような、Webサーバ3にて保持・管理されるテーブル31〜37をローカル的に保持することができる。或いは、必要に応じてWebサーバ3にアクセスし、後述する制御に必要な情報をWebサーバ3から入手することができる。
図6は、制御サーバ2のCPU21が補助記憶26に保持されたプログラムを実行することによって実現される処理例を示すフローチャートである。図6に示す処理は、制御サーバ2に対して定期的な通知情報の送信を行う設定が施された携帯端末1からの通知情報が通信I/F25(送信手段、受信手段、通信手段に相当)で受信されることにより開始される。
通知情報は、携帯端末1の識別情報(SIMカード番号),緯度経度情報(位置情報)、移動速度情報、方位、高度、測定日時、路線番号(上り/下り)を含む。
最初に、CPU21は、通知情報に含まれるSIMカード番号を元に端末マスタテーブル31を参照し、携帯端末1のデータ(端末データ)を取得する(ステップS1)。次に、CPU21は、端末・現場関連づけテーブル35を参照し、ステップS1で入手した端末データが登録されている現場データを取得する(ステップS2)。ステップS1及びS2によって、携帯端末1が登録されている工事現場を特定することができる。
次に、CPU21は、位置情報記録テーブル36に対し、通知情報に含まれる情報(緯度経度、移動速度、方位、高度、測定日時、路線番号)を登録する(ステップS3)。
次に、CPU21は、端末ステータス管理テーブル37に、ステップS2で取得した端末データが登録されているかを確認する(ステップS4)。ここに、端末ステータス管理テーブル37は、端末ID(SIMカード番号)毎に、当該携帯端末1が走行経路を走行中の工事現場の識別情報(現場ID)と、走行中の路線番号と、制御サーバ2に対する通知情報の定期通知の実行・停止ステータス情報(停止中:0,実行中:1,管理エリア通過中:2)と、携帯端末1が最後に通過した(進入した)管理ポイント番号と、当該管理ポイントへの通過(進入)時刻とを少なくとも保持する。
次に、CPU21は、通知情報に含まれる現在位置(位置情報(緯度経度情報))がいずれかの管理ポイントに係る領域に位置しているか否かを判定する(ステップS5)。
ここに、管理ポイントマスタテーブル33は、工事現場(現場ID)に関連づけられて設定された走行経路上の複数の管理ポイントの管理ポイント番号、領域(範囲)情報、工事現場又は事務所と最寄りかを示す情報等を保持している。
CPU21は、現在位置が管理ポイントマスタテーブル33に登録されている複数の管理ポイントの何れかの領域内に入っているか否かを以て、ステップS5の判定処理を行う。このとき、現在位置が管理ポイント内でなければ(S5のN)、処理がステップS12に進む。現在位置が管理ポイント内であれば(S5のY)、CPU21は、現在位置が属する管理ポイントの管理ポイント番号をテーブル33から得て、処理をステップS6に進める。
ステップS6では、CPU21は、携帯端末1が位置する管理ポイントが工事現場最寄りの管理ポイントであるか、事務所最寄りの管理ポイントであるか、いずれでもないかを判定する。ステップS6の判定処理は、CPU21が、ステップS5で、現在位置が属する管理ポイント(管理ポイント番号)を特定し、その管理ポイントに対して工事現場又は事務所の最寄りであることを示す情報が登録されているか否かを以て行われる。
このとき、管理ポイントが事務所最寄りであれば、CPU21は、路線番号を“1(上り)”に変更し(ステップS7)、処理をステップS9に進める。これに対し、管理ポイントが工事現場最寄りであれば、CPU21は、路線番号を“2(下り)”に変更し(ステップS8)、処理をステップS9に進める。管理ポイントが工事現場及び事務所の最寄りでなければ、処理がステップS9に進む。なお、この時点では、路線番号の変更は端末
ステータス管理テーブル37に反映されない(反映はステップS14で行われる)。
ステップS9では、CPU21は、携帯端末1が位置する管理ポイントが走行路線における管理エリアの開始側か、終了側か、いずれでもないかを判定する。ここに、管理エリアマスタテーブル34は、路線番号毎に規定された走行経路上の管理エリアの開始側及び終了側に相当する管理ポイント番号を保持している。
CPU21は、ステップS5で得た管理ポイント番号を元に、管理エリアマスタテーブル34を参照する。このとき、管理ポイント番号が管理エリアの開始側の管理ポイントの番号に該当する場合には、CPU21は、管理エリア(管理エリア)に進入(到達)と判定し、次に当該管理エリアに入る予定の携帯端末1を検索し、検索された携帯端末1に対して先行車進入を示す音声出力指示を通知する(ステップS10)。その後、処理がステップS12に進む。
ステップS10における次の携帯端末1の検索にあたっては、携帯端末1毎に用意された複数の端末ステータス管理テーブル37を用いて、以下の条件を満たす端末ステータス情報(管理テーブル37に記録された情報)を有する携帯端末1が抽出される。
(1)管理テーブル37中の定期通知の実行・停止ステータスの値が“1(実行中)”又は“2(管理エリア通過中)”である。
(2)今回の処理対象の携帯端末1と現場ID及び路線番号が同じである。
(3)最後に管理ポイントを通過した際の時刻が現在時刻から1時間以内である。(4)最後に通過した管理ポイントの番号が今回の処理対象の携帯端末1が進入した管理ポイントの番号より小さい(上りの場合(下りは逆になる))。
上記(1)〜(4)の条件を満たす端末ステータス情報を有する携帯端末1のうち、最後に通過した管理ポイント番号と今回の処理対象の携帯端末1が進入した管理ポイント番号との差が最も小さく、且つ通過(進入)時刻が最も早い端末ステータス情報を有する携帯端末1が次の携帯端末1として選択される。なお、上記(3)の条件は、或る程度の時間の範囲内に位置する携帯端末1は、予定される時間間隔より前に管理エリアに進入する可能性があることを考慮したものである。換言すれば、管理ポイントの最後の通過時刻が1時間以上前である携帯端末1は、次に管理エリアに入ってくる可能性が低い。このため、このような携帯端末1は除外するようにしたものである。但し、(3)は必須条件ではない。
これに対し、管理ポイント番号が管理エリアの終了側の管理ポイントの番号に該当する場合には、CPU21は、携帯端末1が管理エリアを退出したと判定し(ステップS11)、処理をステップS12に進める。管理ポイント番号が管理エリアの開始側及び終了側の管理ポイント番号のいずれでもない場合には、処理がステップS12に進む。
ステップS12では、CPU21は、現在位置がボイスポイントに入っているか否かを判定する。現在位置がボイスポイントに入っていなければ、処理がステップS14に進む。これに対し、現在位置がボイスポイントに入っていれば、CPU21は、当該ボイスポイントに対応する音声の出力指示を、通知情報の送信元の携帯端末1に対して送信する(ステップS13)。その後、処理がステップS14に進む。
ステップS14では、端末ステータスの更新が行われる。すなわち、CPU21は、ステップS7又はS8で、路線番号を変更した場合には、端末ステータス管理テーブル37における路線番号を更新する。また、現在位置が新たな管理ポイントに進入している場合には、端末ステータス管理テーブル37における、「携帯端末1が最後に通過した(進入した)管理ポイント番号」と、「当該管理ポイントへの通過(進入)時刻」とを更新する
ステップS14が終了すると、図6に示す処理が終了する。なお、図6に示す処理は、携帯端末1からの通知情報が受信される毎に実行される。
図7は、工事車両の走行順序の特定方法の説明図である。図7には、工事現場までに管理ポイント1〜5があり、3台の工事用車両(1〜3号車)が工事現場へ向かう様子が示されている。各工事用車両には、携帯電話1がそれぞれ搭載されている。
図7(1)には、1号車が管理ポイント3に進入(到達)し、2号車が管理ポイント2に進入し、3号車が管理ポイント1に進入した様子を示す。この場合、1〜3号車の各携帯端末1の端末ステータス管理テーブル37には、最後に通過した管理ポイント番号として、“3”,“2”,“1”が格納される。したがって、管理ポイント3が管理エリアの開始側であると仮定すると、管理ポイント番号差が小さい2号車の携帯端末1が、先行車の管理エリア進入を通知すべき携帯端末1(次の携帯端末1)として特定される。
図7(2)は、1号車が管理ポイント4に進入する一方で、3号車が2号車を追い越して先に管理ポイント3に進入した様子が示されている。この場合、1〜3号車の各携帯端末1の端末ステータス管理テーブル37には、最後に通過した管理ポイント番号として、“4”,“2”,“3”が格納される。したがって、管理ポイント4が管理エリアの開始側であると仮定すると、管理ポイント番号差が小さい3号車の携帯端末1が、次の携帯端末1として特定される。
図7(3)は、1号車が最後の(現場最寄りの)管理ポイント5を通過し、2号車が3号車を再び追い越して管理ポイント4に先に進入した様子を示す。この場合、1号車は、現場最寄りの管理ポイント5に進入したことによって、路線番号が上りから下りに変更される。このため、走行順を決定される対象から除外される。走行順は、図7(1)(2)で説明した手法に従い、先に管理ポイント4に進入した2号車が3号車より先行すると判断される。
図7(4)は、2号車が3号車より先に管理ポイント5に進入した様子を示す。この場合、上りは3号車のみとなり、下り路線において、1号車→2号車の走行順となる。
以上説明した本発明の実施形態によれば、管理エリアに或る携帯端末1(第1の端末装置)が進入した場合に、同一の走行経路上を同一方向(路線)で移動する直後の携帯端末1(第2の端末装置)に対し、制御サーバ2が、その旨の音声再生指示を送信する。この音声再生指示に従って、第2の携帯端末における先行車進入時音声再生部15が先行車両が管理エリアに進入したことを示す音声(例えば、「先行車が管理エリアに進入しました」)を出力する。これによって、第2の端末装置に相当する携帯端末1を搭載した工事用車両の運転手は、次に管理エリアに進入するのが自車両であることを認識でき、この認識に従って、決められた時間間隔を守って管理エリアに進入するような運転を心がけることができる。これによって、管理エリアにおける騒音や振動を低減することができる。
また、実施形態では、ボイスポイントが設定され、ボイスポイントに進入した携帯端末1に対し、制御サーバ2が、ボイスポイントに応じた音声を再生出力する指示を与える。例えば、学校と関連づけられたボイスポイントであれば、「学校付近です」「通学路があります」「子供に注意」のような音声メッセージをボイス再生部16が再生出力する。或いは、老人ホームと関連づけられたボイスポイントであれば、「老人ホームがあります」「高齢者に注意」のような音声メッセージを再生出力することができる。さらに、ボイスポイントは、学校や老人ホーム以外で、運転手に走行の注意を促す区間や区域に設定でき
、携帯端末1がボイスポイントに入った場合に、「要注意ポイントです」のような再生音声を出力することができる。
なお、本実施形態では、制御サーバ2及びWebサーバ3を有する運行管理システムを例示したが、制御サーバ2及びWebサーバ3は、1つのコンピュータ上に統合されていても良い。コンピュータとしては、例えば、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、専用又は汎用のサーバマシンを適用することができる。
N1・・・携帯電話網
N2・・・インターネット
1・・・携帯端末(端末装置、無線端末)
2・・・制御サーバ(運行管理装置)
3・・・Webサーバ
4,21・・・CPU
5,23・・・入力装置
6,24・・・ディスプレイ
7・・・マイク
8・・・スピーカ
9・・・通信用ユニット
10・・・送受信アンテナ
25・・・通信インタフェース
31・・・端末マスタテーブル
32・・・現場マスタテーブル
33・・・管理ポイントマスタテーブル
34・・・管理エリアマスタテーブル
35・・・端末・現場関連づけテーブル
36・・・位置情報記録テーブル
37・・・端末ステータス管理テーブル

Claims (6)

  1. 走行経路上にある管理エリアを走行予定の複数の車両にそれぞれ搭載される複数の端末装置と、
    前記複数の端末装置の管理装置とを備え、
    前記管理装置は、
    前記各端末装置から端末装置位置情報をネットワークを介して受信する受信手段と、
    前記複数の端末装置のうちの第1の端末装置の位置情報が前記管理エリアへの進入を示す場合に、次に前記管理エリアに進入する第2の端末装置を特定する特定手段と、
    特定された第2の端末装置に対し、先行する車両が前記管理エリアに進入したことを示す情報を前記第2の端末から報知するための情報を前記ネットワークを介して送信する送信手段と
    を含む車両の運行管理システム。
  2. 走行経路上にある管理エリアを走行予定の複数の車両の運行管理装置であって、
    前記複数の車両にそれぞれ搭載された複数の端末装置のそれぞれから、端末装置の位置情報をネットワークを介して受信する受信手段と、
    前記複数の端末装置のうちの第1の端末装置の位置情報が前記管理エリアへの進入を示す場合に、次に前記管理エリアに進入する第2の端末装置を特定する特定手段と、
    特定された第2の端末装置に対し、先行する車両が前記管理エリアに進入したことを示す情報を前記第2の端末装置から報知するための情報を前記ネットワークを介して送信する送信手段と
    を含む車両の運行管理装置。
  3. 前記位置監視手段は、前記各端末装置をそれぞれ搭載した各車両が前記管理エリアに到達するまでに辿る複数の管理ポイントに関して、各端末装置が最後に到達した管理ポイントの情報を記録し、
    前記特定手段は、前記第1の端末装置が前記管理エリアに到達したときに、端末装置の到達が記録されている管理ポイントのうち、前記管理エリアに最も近い管理ポイントを最初に通過した前記第1の端末装置と異なる端末装置を、前記第2の端末装置として特定する
    請求項2に記載の運行管理装置。
  4. 前記特定手段は、上り路線を走行する複数の車両に搭載された複数の端末装置と、下り路線を走行する複数の車両に搭載された複数の端末装置とを区別して管理する
    請求項2又は3に記載の運行管理装置。
  5. 前記送信手段は、或る端末装置の位置情報が前記走行経路上に予め設定された音声出力領域に属する場合に、前記或る端末装置が注意喚起を報知するための情報を前記或る端末装置へ送信する
    請求項2から4のいずれか1項に記載の運行管理装置。
  6. コンピュータを走行経路上にある管理エリアを走行予定の複数の車両の運行管理装置として機能させるプログラムであって、
    前記複数の車両にそれぞれ搭載された複数の端末装置のそれぞれから、端末装置の位置情報をネットワークを介して受信する受信ステップと、
    前記複数の端末装置のうちの第1の端末装置の位置情報が前記管理エリアへの進入を示す場合に、次に前記管理エリアに到達する第2の端末装置を特定するステップと、
    特定された第2の端末装置に対し、先行する車両が前記管理エリアに進入したことを示す情報を前記第2の端末から報知するための情報を前記ネットワークを介して送信する
    ステップと
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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