JP2008071008A - 土木工事の施工管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】土木工事における土砂等の積み込み作業を効率化できる施工管理システムを提供する。
【解決手段】サーバ11で仮想ゲートを登録、設定し、ダンプトラック1から送信されるダンプ位置情報に基づいてダンプトラック1が仮想ゲートに接近したことを検出すると、接近通知信号を送出し、作業機側車載端末21および携帯端末31がダンプトラック1の接近をオペレータや作業者に報知するように構成した。これにより、工事現場の周囲の道路状況や工事の進捗など、様々に変化する状況に応じて最適な位置に仮想ゲートを容易に設定できるので、積み込み作業を効率化できる。
【選択図】図1
【解決手段】サーバ11で仮想ゲートを登録、設定し、ダンプトラック1から送信されるダンプ位置情報に基づいてダンプトラック1が仮想ゲートに接近したことを検出すると、接近通知信号を送出し、作業機側車載端末21および携帯端末31がダンプトラック1の接近をオペレータや作業者に報知するように構成した。これにより、工事現場の周囲の道路状況や工事の進捗など、様々に変化する状況に応じて最適な位置に仮想ゲートを容易に設定できるので、積み込み作業を効率化できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、土木工事の施工管理システムに関する。
ダンプトラックが接近していることを積み込み機械のオペレータに通知することにより、積み込み作業の効率化を図るシステムが知られている(特許文献1参照)
従来のシステムでは、ダンプトラックの接近を検出するゲートを設置する必要があるが、都市部における工事、特に都心近郊では、ゲートの設定のための場所の確保が困難である。また、工事の進捗による工事現場の移動や、曜日や時間帯によって異なる道路の混雑状況に応じてゲートの設定位置を変更することが望ましいが、従来のシステムでは、ゲート位置をこまめに変更することが困難であった。
(1) 請求項1の発明による土木工事の施工管理システムは、運搬車両の位置を検出する位置検出手段と、地図上における運搬車両の走行経路の途中に仮想的なゲートを設定するためのゲート設定手段と、位置検出手段で検出した運搬車両の位置の情報と、ゲート設定手段で設定された仮想的なゲートの位置情報とに基づいて運搬車両の接近を判定する判定手段と、判定手段で運搬車両が接近していると判定されると、運搬車両の接近を作業員に通知する接近通知手段とを備えることを特徴とする。
(2) 請求項2の発明による土木工事の施工管理システムは、運搬車両の位置を検出し、検出した運搬車両の位置の情報を外部に送出する車載機と、入力手段を有し、入力手段からの入力に基づいて地図上における運搬車両の走行経路の途中に仮想的なゲートを設定し、車載機から送出された車両の位置の情報を取得して、取得した車両の位置の情報と仮想的なゲートの位置情報とに基づいて運搬車両の接近を判定し、運搬車両が接近していると判定されると、運搬車両が接近していることを示す接近通知信号を送出するサーバと、現場で作業する作業員が携帯する、または、現場で作業する作業機械に搭載される装置であって、サーバから送出された接近通知信号を受信すると運搬車両が接近していることを通知する端末装置とを備えることを特徴とする。
(3) 請求項3の発明は、請求項2に記載の土木工事の施工管理システムにおいて、端末装置は、仮想的なゲートの設定が可能であり、設定された仮想的なゲートの位置情報をサーバへ送出し、サーバは、端末装置から送出された仮想的なゲートの位置情報を取得し、取得した仮想的なゲートの位置情報に基づいて仮想的なゲートを設定することを特徴とする。
(4) 請求項4の発明は、請求項2または請求項3に記載の土木工事の施工管理システムにおいて、サーバは、仮想的なゲートを複数登録可能であり、運搬車両の接近の判定に供する仮想的なゲートを、登録された複数の仮想的なゲートの中から任意に選択して設定できることを特徴とする。
(5) 請求項5の発明は、請求項4に記載の土木工事の施工管理システムにおいて、サーバは、曜日、日付、または時間の少なくともいずれか一つに応じて、運搬車両の接近の判定に供する仮想的なゲートを、登録された複数の仮想的なゲートの中から選択して設定できることを特徴とする。
(2) 請求項2の発明による土木工事の施工管理システムは、運搬車両の位置を検出し、検出した運搬車両の位置の情報を外部に送出する車載機と、入力手段を有し、入力手段からの入力に基づいて地図上における運搬車両の走行経路の途中に仮想的なゲートを設定し、車載機から送出された車両の位置の情報を取得して、取得した車両の位置の情報と仮想的なゲートの位置情報とに基づいて運搬車両の接近を判定し、運搬車両が接近していると判定されると、運搬車両が接近していることを示す接近通知信号を送出するサーバと、現場で作業する作業員が携帯する、または、現場で作業する作業機械に搭載される装置であって、サーバから送出された接近通知信号を受信すると運搬車両が接近していることを通知する端末装置とを備えることを特徴とする。
(3) 請求項3の発明は、請求項2に記載の土木工事の施工管理システムにおいて、端末装置は、仮想的なゲートの設定が可能であり、設定された仮想的なゲートの位置情報をサーバへ送出し、サーバは、端末装置から送出された仮想的なゲートの位置情報を取得し、取得した仮想的なゲートの位置情報に基づいて仮想的なゲートを設定することを特徴とする。
(4) 請求項4の発明は、請求項2または請求項3に記載の土木工事の施工管理システムにおいて、サーバは、仮想的なゲートを複数登録可能であり、運搬車両の接近の判定に供する仮想的なゲートを、登録された複数の仮想的なゲートの中から任意に選択して設定できることを特徴とする。
(5) 請求項5の発明は、請求項4に記載の土木工事の施工管理システムにおいて、サーバは、曜日、日付、または時間の少なくともいずれか一つに応じて、運搬車両の接近の判定に供する仮想的なゲートを、登録された複数の仮想的なゲートの中から選択して設定できることを特徴とする。
本発明によれば、位置検出手段で検出した運搬車両の位置の情報と、地図上における前記運搬車両の走行経路の途中にゲート設定手段で設定された仮想的なゲートの位置情報とに基づいて運搬車両の接近を判定し、運搬車両が接近していると判定されると、運搬車両の接近を作業員に通知するようにした。これにより、工事現場の周囲の道路状況や工事の進捗など、様々に変化する状況に応じて最適な位置に仮想ゲートを容易に設定できるので、運搬車両の接近をより正確に判断でき、その結果、積込機側での積み込み作業を効率化できる。
−−−全体構成−−−
図1〜14を参照して、本発明による土木工事の施工管理システムの一実施の形態を説明する。図1は、本実施の形態の土木工事の施工管理システムの全体構成図である。本システムは、ダンプ側車載端末2と、サーバ11と、作業機側車載端末21と、携帯端末31とを備えている。
図1〜14を参照して、本発明による土木工事の施工管理システムの一実施の形態を説明する。図1は、本実施の形態の土木工事の施工管理システムの全体構成図である。本システムは、ダンプ側車載端末2と、サーバ11と、作業機側車載端末21と、携帯端末31とを備えている。
ダンプ側車載端末2は、土砂等を運搬するダンプトラック1に搭載される車載端末であり、アンテナ3と、GPSアンテナ4と、GPS受信機5と、制御装置6と、入力装置7と、通信回路8とを備えている。ダンプ側車載端末2では、アンテナ4を介してGPS衛星からのGPS信号をGPS受信機5で受信する。GPS受信機5は、受信したGPS信号に基づいて現在位置算出のためのデータを制御装置6に送信する。制御装置6は、GPS受信機5からのデータに基づいてダンプトラック1の現在位置を検出する。また、制御装置6は、ダンプ側車載端末2の各部を制御する。入力装置7は、後述するように、ダンプトラック1が荷の積み込みのために工事現場へ向かっているのか否かを選択するスイッチ7aを含む入力装置である。
通信回路8およびアンテナ3は、インターネット網40を介して後述するサーバ11との間で情報を送受信するためのものである。ダンプ側車載端末2は、後に詳述するように、制御装置6で検出されたダンプトラック1の現在位置の情報等を通信回路8、アンテナ3、およびインターネット網40を介してサーバ11へ送信する。
土木工事の施工を管理する事務所(管理事務所)10には、サーバ11が設けられている。サーバ11はインターネット網40に接続されており、ダンプ側車載端末2および作業機側車載端末21と各種情報の送受信が可能である。サーバ11には、表示モニタ11aと、マウスやキーボードなどの入力装置11bが接続されている。サーバ11で行われる処理については後述する。
作業機側車載端末21は、工事現場で掘削等の作業を行う作業機械20に搭載される車載端末であり、アンテナ22と、制御装置23と、表示装置24と、通信回路25とを備えている。作業機側車載端末21は、サーバ11からインターネット網40を介して送信された情報に基づいて、後述するように積み込みのために工事現場に接近するダンプトラック1のダンプIDと、ダンプトラック1が工事現場に接近している旨の表示を表示装置24に表示するとともに、不図示のスピーカからダンプIDと、ダンプトラック1が工事現場に接近していることを音声で報知する。
携帯端末31は、工事現場で作業を行う作業者や監督を行う監督員が携帯する端末であり、アンテナ32と、制御装置33と、表示装置34と、通信回路35とを備えている。携帯端末31は、サーバ11からインターネット網40を介して送信された情報に基づいて、後述するように積み込みのために工事現場に接近するダンプトラック1のダンプIDと、ダンプトラック1が工事現場に接近している旨の表示を表示装置34に表示するとともに、不図示のスピーカからダンプIDと、ダンプトラック1が工事現場に接近していることを音声で報知する。
−−−本実施の形態のシステムについて−−−
土木工事を行う際には、掘削等によって発生する土砂等を工事現場から離れた場所に搬出する必要が生じる。土砂等の搬出にはダンプトラックなどの輸送車両が用いられるため、輸送車両に土砂等を積み込まなければならないが、輸送車両に効率よく土砂等を積み込むためには、輸送車両の現場到着に合わせて掘削等の作業を行う必要がある。特に、都市部の土木工事では、輸送車両への積み込み前の土砂等を一時的に溜めておくスペースの確保が困難であるため、効率的に工事を進めるためには、輸送車両の到着予定に合わせて掘削等の作業を進めることが重要となる。
土木工事を行う際には、掘削等によって発生する土砂等を工事現場から離れた場所に搬出する必要が生じる。土砂等の搬出にはダンプトラックなどの輸送車両が用いられるため、輸送車両に土砂等を積み込まなければならないが、輸送車両に効率よく土砂等を積み込むためには、輸送車両の現場到着に合わせて掘削等の作業を行う必要がある。特に、都市部の土木工事では、輸送車両への積み込み前の土砂等を一時的に溜めておくスペースの確保が困難であるため、効率的に工事を進めるためには、輸送車両の到着予定に合わせて掘削等の作業を進めることが重要となる。
従来の土木工事の施工管理システムでは、工事現場へ向かう道路際等に受信機を設置し、この受信機によって輸送車両を検出することで、工事現場への輸送車両の接近を検出している。受信機を設置するためには、受信機の設置場所や電源を確保する必要があるが、都市部における工事、特に都心近郊では、設定場所の確保が困難である。
輸送車両に効率よく土砂等を積み込むためには、受信機による輸送車両の検出から輸送車両の工事現場到着までの所要時間が大きく変動しないことが望ましい。しかし、受信機の設置位置が固定されたままであると、輸送車両の通過する道路の混雑状況や工事進捗による工事現場の移動によって、受信機による輸送車両の検出から輸送車両の工事現場到着までの所要時間が大きく変動してしまう。特に都市部における工事では、工事現場周辺の道路の混雑状況が時間帯や曜日などによって大きく変動するため、受信機の設置位置が固定されたままであると、受信機による輸送車両の検出から輸送車両の工事現場到着までの所要時間の変動が著しい。
そのため、工事現場周辺の道路の混雑状況や工事進捗による工事現場の移動に応じて受信機の設定位置を変更することが望ましいが、受信機の設定位置をこまめに変更することは煩雑である。特に都心部では、上述した設置場所の問題や、道路の混雑状況が短時間に激しく変化することなどから、受信機の設定位置のこまめな変更は実質的に不可能である。
そこで、本実施の形態のシステムでは、上述した受信機の代わりに、サーバ11において、工事現場へ向かうダンプトラック1の走行経路の途中に仮想的なゲート(仮想ゲート)を設定する。そして、ダンプトラック1から送信されるダンプトラック1の位置情報に基づいてダンプトラック1が仮想ゲートに接近(通過)したか否か検出する。ダンプトラック1が仮想ゲートに接近したことを検出すると、サーバ11から作業機側車載端末21および携帯端末31にダンプトラック1が接近したことを通知する信号を送出する。その結果、作業機側車載端末21および携帯端末31は、ダンプトラック1が接近していることをオペレータや作業者に報知する。
−−−ダンプ側車載端末2における処理−−−
上述したように、ダンプ側車載端末2のGPS受信機5は、アンテナ4を介してGPS信号を受信して現在位置算出のためのデータを制御装置6に出力する。制御装置6は、GPS受信機5からのデータに基づいてダンプトラック1の現在位置の緯度および経度を算出する。
上述したように、ダンプ側車載端末2のGPS受信機5は、アンテナ4を介してGPS信号を受信して現在位置算出のためのデータを制御装置6に出力する。制御装置6は、GPS受信機5からのデータに基づいてダンプトラック1の現在位置の緯度および経度を算出する。
また、制御装置6は、スイッチ7aの状態を読み込んで、その状態を積み込み要求のフラグとして設定する。スイッチ7aがオンされている場合、制御装置6は、積み込み要求フラグを1に設定する。スイッチ7aがオフされている場合には、制御装置6は積み込み要求フラグを0に設定する。なお、スイッチ7aは、これから荷を積み込むために工事現場へ向かっている場合には、ダンプトラック1のドライバによってオンされ、それ以外の場合にはダンプトラック1のドライバによってオフされる。これにより、ダンプトラック1がこれから荷を積み込むために工事現場へ向かっている場合には積み込み要求フラグが1に設定され、それ以外の場合には積み込み要求フラグが0に設定される。
そして制御装置6は、算出したダンプトラック1の現在位置の緯度および経度と、現在の時刻と、積み込み要求フラグと、ダンプトラック1毎にあらかじめ割り当てられた識別子(ダンプID)とを通信回路8、アンテナ3、およびインターネット網40を介してサーバ11へ送信するように各部を制御する。図2は、ダンプ側車載端末2から送信される情報の一例を示す図である。図2に示した、ダンプ側車載端末2から送信される情報をダンプ位置情報と呼ぶ。なお、図2および後述する図5に記載された「積み込み要求」とは、積み込み要求フラグの略である。本実施の形態では、説明の便宜上、ダンプIDが1から順に割り当てられたものとして説明する。たとえば、ダンプIDが割り当てられたダンプトラック1が10台であれば、各ダンプトラック1にはダンプIDとして1〜10までのいずれかの数(整数)が他のダンプトラック1とは重複しないように割り当てられる。
−−−サーバ11における処理−−−
サーバ11では次の処理が行われる。
(1) 仮想ゲートの登録処理
上述したように、本実施の形態のシステムでは、工事現場周辺の道路に受信機を設置する代わりにサーバ11上で仮想ゲートを設置する。図3はサーバ11に接続された表示モニタ11aに表示される、仮想ゲート登録画面の一例を示す図である。サーバ11で仮想ゲートを登録する際、表示モニタ11aには、工事現場周辺の地図表示110と、ゲート登録表示120と、登録済みゲート一覧130とが表示される。なお、表示モニタ11aに表示される図3の表示内容をゲート登録画面と呼ぶ。ゲート登録画面は、仮想ゲートの登録処理を行うためのゲート登録モードが選択されると表示モニタ11aに表示される。
サーバ11では次の処理が行われる。
(1) 仮想ゲートの登録処理
上述したように、本実施の形態のシステムでは、工事現場周辺の道路に受信機を設置する代わりにサーバ11上で仮想ゲートを設置する。図3はサーバ11に接続された表示モニタ11aに表示される、仮想ゲート登録画面の一例を示す図である。サーバ11で仮想ゲートを登録する際、表示モニタ11aには、工事現場周辺の地図表示110と、ゲート登録表示120と、登録済みゲート一覧130とが表示される。なお、表示モニタ11aに表示される図3の表示内容をゲート登録画面と呼ぶ。ゲート登録画面は、仮想ゲートの登録処理を行うためのゲート登録モードが選択されると表示モニタ11aに表示される。
地図表示110には、工事現場を示すマーク(現場マーク)111と、道路地図112と、道路地図上のゲートマーク101〜107とが含まれる。現場マーク111は、道路地図上の工事現場に相当する位置に表示されるマークであり、たとえば入力装置11bから緯度経度を入力すること、または、地図上の該当位置を入力装置11bのマウス等で指示することなどによって設定される。道路地図112は、サーバ11に備えられた不図示のデータベースに格納された地図情報から工事現場周辺の地図情報を読み込むことで表示モニタ11aに表示される。
ゲートマーク101〜107は、登録されている仮想ゲートを道路地図上の該当箇所に表示するマークであり、仮想ゲートを識別するゲートIDとともに表示される。ゲート登録画面では、登録されているすべての仮想ゲートについてゲートマーク101〜107が表示される。たとえば図3では、仮想ゲートが7箇所登録されている場合の一例を示しており、ゲートを模したマークがゲートID「1」〜「7」ともに地図表示110に重畳表示されている。
ゲート登録表示120は、仮想ゲートを登録するための入力画面表示であり、ゲートIDを入力・確認するゲートID入力欄121と、仮想ゲートの緯度および経度を入力・確認する緯度入力欄122および経度入力欄123と、後述する仮想ゲートの属性(種別)を入力・確認する種別入力欄124とが設けられている。ゲート登録表示120の各欄にそれぞれ所定の値、内容を入力することにより、仮想ゲートが登録される。登録された仮想ゲートの情報は、不図示のデータベースに格納される。
仮想ゲートの属性(種別)とは、登録する仮想ゲートが、ダンプトラック1が工事現場に向かうときにのみ通過するゲートであるのか、工事現場から土砂等を搬出する際にも通過するゲートであるのか、などの属性を表すものである。たとえば都市部における土木工事のように、工事現場へ向かう道路が一方通行である場合や、ダンプトラック1のすれ違いの困難性などの理由で、工事現場へ向かう際に通行する道路と工事現場から離れる際に通行する道路とを分ける場合がある。このような場合、工事現場へ向かう道路上に設置される仮想ゲートは、ダンプトラック1が工事現場に向かうときにのみ通過するゲートとなるので、仮想ゲートの種別を「行き」と定める。
なお、この場合には、ダンプトラック1が工事現場から離れる際にのみ通行する道路が必要になる。サーバ11では、後述するように、ダンプトラック1が工事現場のエリア内に位置するかエリア外に位置するかを判定しているが、ダンプトラック1がエリア内からエリア外に出たことを検出するため、工事現場から離れる際にのみ通過する仮想ゲート設定する必要がある。そこで、この仮想ゲートの種別を「帰り」と定める。また、以下の説明では、ダンプトラック1が工事現場へ向かう際に通行する道路を往路と呼び、ダンプトラック1が工事現場から離れる際に通行する道路を復路と呼ぶ。したがって、種別が「行き」の仮想ゲートは往路に設定され、種別が「帰り」の仮想ゲートは復路に設定される。
ダンプトラック1が工事現場へ向かう際と工事現場から離れる際のいずれの場合にも通過するゲートである場合、仮想ゲートの種別を「行き帰り」と定める。
たとえば、図3では、ゲートID入力欄121に、ゲートID「2」が入力され、緯度入力欄122および経度入力欄123に仮想ゲートの緯度経度が入力され、種別入力欄124に仮想ゲートの種別として「行き帰り」が入力されている状態を示している。なお、すでに登録されている仮想ゲートの情報を修正する場合、後述する登録済みゲート一覧130から修正すべき仮想ゲートを選択して、当該仮想ゲートのゲート登録表示120を表示モニタ11aに表示させて、該当箇所の入力内容を修正すればよい。
登録済みゲート一覧130は、登録されてデータベースに格納された仮想ゲートの一覧を示す画面表示である。登録済みゲート一覧130には、登録されている仮想ゲートの緯度および経度が設置ゲートIDごとに表示される。
(2) 仮想ゲートの設定処理
上述したように仮想ゲートは複数登録可能であるが、サーバ11では、登録された複数の仮想ゲートの中から後述するダンプトラック1の接近判定処理に用いる仮想ゲートを任意に設定できる。接近判定処理に用いる仮想ゲートを設定するためにゲート設定モードが選択されると、表示モニタ11aに登録済みゲート一覧130と同様の画面が表示される(不図示)。この画面表示の中から任意の仮想ゲートを選択することで、接近判定処理に用いる仮想ゲートを設定できる。
上述したように仮想ゲートは複数登録可能であるが、サーバ11では、登録された複数の仮想ゲートの中から後述するダンプトラック1の接近判定処理に用いる仮想ゲートを任意に設定できる。接近判定処理に用いる仮想ゲートを設定するためにゲート設定モードが選択されると、表示モニタ11aに登録済みゲート一覧130と同様の画面が表示される(不図示)。この画面表示の中から任意の仮想ゲートを選択することで、接近判定処理に用いる仮想ゲートを設定できる。
たとえば、登録された複数の仮想ゲートの中からゲートID「2」だけが選択されて設定されると、図4に示すように、表示モニタ11a上の地図表示110には、ゲートID「2」に対応する仮想ゲートのゲートマーク102だけが道路地図112に重畳表示される。また、表示モニタ11aには、設定された仮想ゲートについての情報を表示する設定ゲート表示画面140も表示される。同様に、他の仮想ゲートが追加設定されると、追加設定された仮想ゲートのゲートマークおよび設定ゲート表示画面140も表示される。
(3) 接近通知処理
上述した仮想ゲートの登録処理および設定処理が行われた後、接近通知モードが選択されて設定されると、サーバ11は、以下に述べるように受信したダンプ位置情報に基づいて、ダンプトラック1が仮想ゲートへ接近したか否かを判断する。サーバ11は、ダンプトラック1が仮想ゲートへ接近したと判断すると、作業機側車載端末21および携帯端末31にダンプトラック1が接近したことを通知する信号を送出する。
上述した仮想ゲートの登録処理および設定処理が行われた後、接近通知モードが選択されて設定されると、サーバ11は、以下に述べるように受信したダンプ位置情報に基づいて、ダンプトラック1が仮想ゲートへ接近したか否かを判断する。サーバ11は、ダンプトラック1が仮想ゲートへ接近したと判断すると、作業機側車載端末21および携帯端末31にダンプトラック1が接近したことを通知する信号を送出する。
(3−1) ダンプ位置情報受信処理
サーバ11は、インターネット網40を介してダンプ位置情報を受信すると、受信したダンプ位置情報をダンプID毎にデータベースに格納する。なお、同一ダンプIDについて新たなダンプ位置情報を受信すると、データベースに格納されている古いダンプ位置情報を新しいダンプ位置情報で上書きして更新する。
サーバ11は、インターネット網40を介してダンプ位置情報を受信すると、受信したダンプ位置情報をダンプID毎にデータベースに格納する。なお、同一ダンプIDについて新たなダンプ位置情報を受信すると、データベースに格納されている古いダンプ位置情報を新しいダンプ位置情報で上書きして更新する。
サーバ11は、データベースに格納されているダンプ位置情報の緯度および経度からすべてのダンプトラック1の位置を算出し、工事現場周辺の地図表示110にダンプトラック1の位置を示す位置マークを重畳表示させる。たとえばダンプID「1」,「2」の2台のダンプトラック1からのダンプ位置情報を受信している場合、図5に示すように、表示モニタ11aには工事現場周辺の地図表示110にダンプトラック1の位置を示す位置マーク113,114が重畳表示される。位置マーク113,114には、ダンプトラック1の位置を示すマークとダンプIDとが含まれる。
(3−2) 接近判定処理
サーバ11は、算出したダンプトラック1の位置と設定されている仮想ゲートの位置とに基づいて、任意の1台のダンプトラック1と設定されているすべての仮想ゲートとの距離を算出し、算出した距離と、ダンプ位置情報に含まれる積み込み要求フラグと、以下に述べるエリア内外判定フラグとに応じて次のように処理を行う。なお、以下の処理は、すべてのダンプトラック1に対して順次実施される。
サーバ11は、算出したダンプトラック1の位置と設定されている仮想ゲートの位置とに基づいて、任意の1台のダンプトラック1と設定されているすべての仮想ゲートとの距離を算出し、算出した距離と、ダンプ位置情報に含まれる積み込み要求フラグと、以下に述べるエリア内外判定フラグとに応じて次のように処理を行う。なお、以下の処理は、すべてのダンプトラック1に対して順次実施される。
エリア内外判定フラグとは、ダンプトラック1が仮想ゲートを通過して工事現場のエリア内に入っているか否かを示すフラグである。ダンプトラック1が工事現場のエリア内に入っているか否かは、サーバ11における以下の処理によって判断される。ダンプトラック1がエリア内に入っていると判断されるとエリア内外判定フラグが1に設定され、ダンプトラック1がエリア内に入っていないと判断されるとエリア内外判定フラグが0に設定される。エリア内外判定フラグは、ダンプID毎にデータベースに格納される。
(a) 算出されたダンプトラック1から仮想ゲートまでの距離が、あらかじめ設定された距離(所定値)以下となる仮想ゲートがある場合、サーバ11は次の処理を行う。
(a−1) 算出された距離が所定値以下である仮想ゲートについて、その種別が「行き」の場合
(a−1−1) 「エリア内外判定フラグが0に設定されており(エリア外である)」、かつ、「積み込み要求フラグが1に設定されている」のなら、ダンプトラック1は荷を積みに来たのでエリア内外判定フラグを1に設定するとともに、後述する接近通知処理を実行する。
(a−1) 算出された距離が所定値以下である仮想ゲートについて、その種別が「行き」の場合
(a−1−1) 「エリア内外判定フラグが0に設定されており(エリア外である)」、かつ、「積み込み要求フラグが1に設定されている」のなら、ダンプトラック1は荷を積みに来たのでエリア内外判定フラグを1に設定するとともに、後述する接近通知処理を実行する。
(a−1−2) 「エリア内外判定フラグが0に設定されており」、かつ、「積み込み要求フラグが0に設定されている」のなら、ダンプトラック1は荷の積み込みに来たのではなく、作業終了等で工事現場に戻ってきたので、エリア内外判定フラグの変更をせず、かつ、接近通知処理を行わない。
(a−2) 算出された距離が所定値以下である仮想ゲートについて、その種別が「帰り」の場合
(a−2−1) 「エリア内外判定フラグが0に設定されており」、かつ、「積み込み要求フラグが0に設定されている」のなら、ダンプトラック1が作業終了等で復路を通って工事現場に戻ってきたと考えられるので、エリア内外判定フラグの変更をせず、かつ、接近通知処理を行わない。
(a−2−2) 「エリア内外判定フラグが1に設定されており」、かつ、「積み込み要求フラグが0に設定されている」のなら、荷の搬出なのでエリア内外判定フラグに0を設定する。なお、荷の搬出なので接近通知処理は行わない。
(a−3) 算出された距離が所定値以下である仮想ゲートについて、その種別が「行き帰り」の場合
(a−3−1) 「エリア内外判定フラグが0に設定されており」、かつ、「積み込み要求フラグが1に設定されている」のなら、ダンプトラック1は荷を積みに来たのでエリア内外判定フラグに0を設定するとともに、後述する接近通知処理を実行する。
(a−3−1) 「エリア内外判定フラグが0に設定されており」、かつ、「積み込み要求フラグが1に設定されている」のなら、ダンプトラック1は荷を積みに来たのでエリア内外判定フラグに0を設定するとともに、後述する接近通知処理を実行する。
(a−3−2) 「エリア内外判定フラグが0に設定されており」、かつ、「積み込み要求フラグが0に設定されている」のなら、ダンプトラック1は荷の積み込みに来たのではなく、作業終了等で工事現場に戻ってきたので、エリア内外判定フラグの変更をせず、かつ、接近通知処理を行わない。
(a−3−3) 「エリア内外判定フラグが1に設定されており」、かつ、「積み込み要求フラグが0に設定されている」のなら、荷の搬出なのでエリア内外判定フラグに0を設定する。なお、荷の搬出なので接近通知処理は行わない。
(b) 算出されたダンプトラック1から仮想ゲートまでの距離が、いずれの仮想ゲートについても所定値よりも大である場合、サーバ11はエリア内外判定フラグの変更をせず、かつ、接近通知処理を行わない。
(3−3) 接近通知送信処理
上述した接近判定処理において接近通知処理を行うと判断した場合、サーバ11は、インターネット網40を介して作業機側車載端末21および携帯端末31に対して、ダンプトラック1が接近したことを通知する信号(接近通知信号)を送出する。接近通知信号には、上述した接近判定処理において接近通知処理を行うと判断した位置情報、を発したダンプトラック1のダンプID、すなわち、荷の積み込みのために工事現場のエリア内に入ったと判断されたダンプトラック1のダンプIDが含まれる。
上述した接近判定処理において接近通知処理を行うと判断した場合、サーバ11は、インターネット網40を介して作業機側車載端末21および携帯端末31に対して、ダンプトラック1が接近したことを通知する信号(接近通知信号)を送出する。接近通知信号には、上述した接近判定処理において接近通知処理を行うと判断した位置情報、を発したダンプトラック1のダンプID、すなわち、荷の積み込みのために工事現場のエリア内に入ったと判断されたダンプトラック1のダンプIDが含まれる。
−−−作業機側車載端末21および携帯端末31における処理−−−
作業機側車載端末21の通信回路25は、サーバ11から送信された接近通知信号をアンテナ22を介して受信すると、接近通知信号に含まれるダンプIDを制御回路23に送信する。制御回路23は、通信回路25からダンプIDを受信すると、そのダンプIDと、ダンプトラック1が工事現場に接近している旨の表示を表示装置24に表示させるとともに、ダンプIDおよびダンプトラック1が工事現場に接近している旨を報知する音声信号を不図示のスピーカに出力する。その結果、表示装置24には、工事現場に接近するダンプトラック1のダンプIDと、工事現場に接近している旨が表示され、スピーカからは、工事現場に接近するダンプトラック1のダンプIDを読み上げる音声と、工事現場に接近している旨の音声とが出力される。
作業機側車載端末21の通信回路25は、サーバ11から送信された接近通知信号をアンテナ22を介して受信すると、接近通知信号に含まれるダンプIDを制御回路23に送信する。制御回路23は、通信回路25からダンプIDを受信すると、そのダンプIDと、ダンプトラック1が工事現場に接近している旨の表示を表示装置24に表示させるとともに、ダンプIDおよびダンプトラック1が工事現場に接近している旨を報知する音声信号を不図示のスピーカに出力する。その結果、表示装置24には、工事現場に接近するダンプトラック1のダンプIDと、工事現場に接近している旨が表示され、スピーカからは、工事現場に接近するダンプトラック1のダンプIDを読み上げる音声と、工事現場に接近している旨の音声とが出力される。
携帯端末31における処理も、作業機側車載端末21における処理と同様である。すなわち、携帯端末31の通信回路35は、サーバ11から送信された接近通知信号をアンテナ32を介して受信すると、接近通知信号に含まれるダンプIDを制御回路33に送信する。制御回路33は、通信回路35からダンプIDを受信すると、そのダンプIDと、ダンプトラック1が工事現場に接近している旨の表示を表示装置34に表示させるとともに、ダンプIDおよびダンプトラック1が工事現場に接近している旨を報知する音声信号を不図示のスピーカに出力する。その結果、表示装置34には、工事現場に接近するダンプトラック1のダンプIDと、工事現場に接近している旨が表示され、スピーカからは、工事現場に接近するダンプトラック1のダンプIDを読み上げる音声と、工事現場に接近している旨の音声とが出力される。
−−−フローチャート−−−
図6は、ダンプ側車載端末2におけるダンプ位置情報の送出動作を示すフローチャートである。ダンプトラック1の不図示のイグニッションスイッチがオンされると、図6に示す処理を行うプログラムが起動され、制御装置6で実行される。ステップS11において、GPS受信機5からデータを受信するまで待機する。ステップS11が肯定判断されるとステップS12へ進み、ステップS11で受信したデータに基づいて緯度および経度を算出してステップS13へ進む。ステップS13において、スイッチ7aの状態を読み込んでステップS14へ進む。ステップS14において、通信回路8およびアンテナ3を介してダンプ位置情報を送出するよう各部を制御してリターンする。
図6は、ダンプ側車載端末2におけるダンプ位置情報の送出動作を示すフローチャートである。ダンプトラック1の不図示のイグニッションスイッチがオンされると、図6に示す処理を行うプログラムが起動され、制御装置6で実行される。ステップS11において、GPS受信機5からデータを受信するまで待機する。ステップS11が肯定判断されるとステップS12へ進み、ステップS11で受信したデータに基づいて緯度および経度を算出してステップS13へ進む。ステップS13において、スイッチ7aの状態を読み込んでステップS14へ進む。ステップS14において、通信回路8およびアンテナ3を介してダンプ位置情報を送出するよう各部を制御してリターンする。
図7は、サーバ11における仮想ゲートの登録処理の動作を示すフローチャートである。仮想ゲートの登録処理を行うためのゲート登録モードが選択されると、図7に示す処理を行うプログラムが起動されて実行される。ステップS21において、ゲート登録画面を表示モニタ11aに表示させてステップS22へ進む。ステップS22において、ゲート登録表示120の各欄121〜124に仮想ゲートの情報が入力されたか否かを判断する。
ステップS22が肯定判断されるとステップS23へ進み、ゲート登録表示120の入力内容を確定するための操作が行われたか否かを判断する。ステップS23が肯定判断されるとステップS24へ進み、ゲート登録表示120の各欄121〜124に入力された内容(設定値)をデータベースに格納してステップS25へ進む。ステップS25において、ステップS22でゲート登録表示120の各欄121〜124に入力された内容を表示モニタ11aの画面表示に反映させてリターンする。
ステップS22が否定判断されるとステップS26へ進み、キャンセル操作がされたか否かを判断する。ステップS26が肯定判断されるとリターンする。ステップS26が否定判断されるとステップS22へ戻る。ステップS23が否定判断されるとステップS22へ戻る。
図8は、サーバ11における仮想ゲートの設定処理の動作を示すフローチャートである。接近判定処理に用いる仮想ゲートを設定するためにゲート設定モードが選択されると、図8に示す処理を行うプログラムが起動されて実行される。ステップS31において、表示モニタ11aに登録済みゲート一覧130と同様の画面を表示させてステップS32へ進む。ステップS32において、設定すべき仮想ゲートが選択されたか否か(設定入力されたか否か)を判断する。
ステップS32が肯定判断されるとステップS33へ進み、ステップS32で設定入力された設定結果をデータベースに格納してステップS34へ進む。ステップS34において、ステップS33でデータベースに格納された設定結果を表示モニタ11aの画面表示に反映させてリターンする。ステップS32が否定判断されるとステップS35へ進み、キャンセル操作がされたか否かを判断する。ステップS35が肯定判断されるとリターンする。ステップS35が否定判断されるとステップS32へ戻る。
図9は、サーバ11におけるダンプ位置情報受信処理の動作を示すフローチャートである。接近通知モードが選択されて設定されると、図9に示す処理を行うプログラムが起動されて実行される。ステップS41において、インターネット網40を介してダンプ位置情報を受信するまで待機する。ステップS41が肯定判断されるとステップS42へ進み、ステップS41で受信したダンプ位置情報をダンプID毎にデータベースに格納する。なお、同一ダンプIDについての新たなダンプ位置情報の受信であれば、データベースに格納されている古いダンプ位置情報を新しいダンプ位置情報で上書きして更新する。
ステップS42が実行されるとステップS43へ進み、ステップS41で受信したダンプ位置情報に基づいて工事現場周辺の地図表示110にダンプトラック1の位置を示す位置マークを重畳表示させて、すなわちダンプトラック1の位置マークを地図表示110に反映させてリターンする。
図10は、サーバ11における接近判定処理および接近通知送信処理の動作を示すフローチャートである。接近通知モードが選択されて設定されると、図10に示す処理を行うプログラムが起動されて実行される。ステップS51において、カウンタnの値を1としてステップS52へ進む。ステップS52において、カウンタnの値と一致するダンプIDを含むダンプ位置情報がデータベースに格納されているか否かを判断する。
ステップS52が否定判断されるとステップS57へ進む。ステップS52が肯定判断されるとステップS53へ進み、ステップS52で格納されていると判断されたダンプIDを含むダンプ位置情報をデータベースから読み出し、設定されているすべての仮想ゲートとの距離を算出してステップS54へ進む。
ステップS54において、ステップS53で算出されたダンプトラック1から仮想ゲートまでの距離が、所定値以下となる仮想ゲートが存在するか否かを判断する。ステップS54が否定判断されるとステップS57へ進み、カウンタnの値に1を加算してステップS58へ進む。ステップS58において、カウンタnの値がダンプIDを割り当てている(設定している)ダンプトラック1の台数を超えたか否かを判断する。ステップS58が肯定判断されるとリターンする。ステップS58が否定判断されるとステップS52へ戻る。
ステップS54が肯定判断されるとステップS55へ進み、ステップS54で所定値以下となると判断された仮想ゲートの種別が「行き」であるか否かを判断する。ステップS55が肯定判断されると図11のステップ61へ進む。ステップS55が否定判断されるとステップS56へ進み、ステップS54で所定値以下となると判断された仮想ゲートの種別が「帰り」であるか否かを判断する。ステップS56が肯定判断されると図12のステップ71へ進む。ステップS56が否定判断されると図13のステップS81へ進む。
図11のステップS61において、カウンタnの値と一致するダンプIDのエリア内外判定フラグをデータベースから読み出し、カウンタnの値と一致するダンプIDを含むダンプ位置情報をデータベースから読み出す。そして、エリア内外判定フラグが0に設定されており、かつ、積み込み要求フラグが1に設定されているか否かを判断する。ステップS61が肯定判断されるとステップS62へ進み、エリア内外判定フラグを1に設定してステップS63へ進む。ステップS63において、接近通知信号を送出して、図10のステップ57へ進む。ステップS61が否定判断されると図10のステップS57へ進む。
図12のステップS71において、カウンタnの値と一致するダンプIDのエリア内外判定フラグをデータベースから読み出し、カウンタnの値と一致するダンプIDを含むダンプ位置情報をデータベースから読み出す。そして、エリア内外判定フラグが1に設定されており、かつ、積み込み要求フラグが0に設定されているか否かを判断する。ステップS71が肯定判断されるとステップS72へ進み、エリア内外判定フラグを0に設定して図10のステップS57へ進む。
図13のステップS81において、カウンタnの値と一致するダンプIDのエリア内外判定フラグをデータベースから読み出し、カウンタnの値と一致するダンプIDを含むダンプ位置情報をデータベースから読み出す。そして、エリア内外判定フラグが0に設定されており、かつ、積み込み要求フラグが1に設定されているか否かを判断する。ステップS81が肯定判断されるとステップS82へ進み、エリア内外判定フラグを1に設定してステップS83へ進む。ステップS83において、接近通知信号を送出して、図10のステップ57へ進む。
ステップS81が否定判断されるとステップS84へ進み、エリア内外判定フラグが1に設定されており、かつ、積み込み要求フラグが0に設定されているか否かを判断する。ステップS84が肯定判断されるとステップS85へ進み、エリア内外判定フラグを0に設定して図10のステップS57へ進む。ステップS84が否定判断されると図10のステップS57へ進む。
図14は、作業機側車載端末21および携帯端末31における接近報知の処理の動作を示すフローチャートである。作業機側車載端末21では、作業機械20の不図示のイグニッションスイッチがオンされると、図14に示す処理を行うプログラムが起動され、制御回路23で実行される。また、携帯端末31では、携帯端末31の不図示の電源スイッチがオンされると、図14に示す処理を行うプログラムが起動され、制御回路33で実行される。なお、各制御回路23,33で実行されるプログラムの処理内容は同じであり、以下の説明では、作業機側車載端末21についてのみ説明する。
ステップS91において、接近通知信号を受信した通信回路25からダンプIDを受信するまで待機する。ステップS91が肯定判断されるとステップS92へ進み、ステップS91で受信したダンプIDと、ダンプトラック1が工事現場に接近している旨の表示を表示装置24に表示させるとともに、ダンプIDおよびダンプトラック1が工事現場に接近している旨を報知する音声信号を不図示のスピーカに出力してリターンする。
本実施の形態の土木工事の施工管理システムでは、次の作用効果を奏する。
(1) サーバ11で仮想ゲートを登録、設定し、ダンプトラック1から送信されるダンプ位置情報に基づいてダンプトラック1が仮想ゲートに接近したことを検出すると、接近通知信号を送出し、作業機側車載端末21および携帯端末31がダンプトラック1の接近をオペレータや作業者に報知するように構成した。これにより、工事現場の周囲の道路状況や工事の進捗など、様々に変化する状況に応じて最適な位置に仮想ゲートを容易に設定できるので、積み込み作業を効率化できる。
(1) サーバ11で仮想ゲートを登録、設定し、ダンプトラック1から送信されるダンプ位置情報に基づいてダンプトラック1が仮想ゲートに接近したことを検出すると、接近通知信号を送出し、作業機側車載端末21および携帯端末31がダンプトラック1の接近をオペレータや作業者に報知するように構成した。これにより、工事現場の周囲の道路状況や工事の進捗など、様々に変化する状況に応じて最適な位置に仮想ゲートを容易に設定できるので、積み込み作業を効率化できる。
(2) サーバ11において仮想ゲートを設定するので、実際に工事現場の周辺道路にゲートを設置するときのようにゲートの電源やゲートの設置場所を確保する必要がなく、ゲートの設置・回収作業も不要であり、ゲート設置に要する労力・コストを大幅に削減できる。また、仮想ゲートの設置位置、設置数には制限がないので、工事現場へのアクセスルートが多くてもすべてのアクセスルートに容易に仮想ゲートを設定できる。
(3) 仮想ゲートの種別を設定可能としたので、たとえば都市部における土木工事のように、工事現場へ向かう道路が一方通行である場合や、ダンプトラック1のすれ違いの困難性などの理由で工事現場へ向かう際に通行する道路と工事現場から離れる際に通行する道路とを分ける場合であっても、適切な接近判定処理ができるように仮想ゲートを設定できる。これにより、都市部の土木工事における積み込み作業の効率化に資する。
(4) サーバ11に複数の仮想ゲートを登録しておき、登録された仮想ゲートの中から接近判定処理に用いる仮想ゲートを任意に設定できるように構成した。これにより、日々変化する道路混雑状況や工事進捗状況を考慮してあらかじめ複数の仮想ゲートを登録しておき、その時々の状況に応じて接近判定処理に用いる仮想ゲートを任意に設定できるので、仮想ゲートの設定処理が容易化、迅速化できる。
−−−変形例−−−
(1) 特定の曜日や五十日のような特定の日にち、朝夕の通勤ラッシュのように特定の時間帯には、他の曜日、日にち、時間帯とは工事現場周辺道路の混雑状況が異なることが考えられる。このような場合に、管理事務所10の管理者が、その時々に応じて接近判定処理に用いる仮想ゲートの設定を変更するようにしてもよい。また、曜日、日にち、時間帯に応じてサーバ11側で自動的に接近判定処理に用いる仮想ゲートの設定を変更するようにしてもよい。状況に応じて最適な仮想ゲートを設定できるので、積み込み作業を確実に効率化できる。
(1) 特定の曜日や五十日のような特定の日にち、朝夕の通勤ラッシュのように特定の時間帯には、他の曜日、日にち、時間帯とは工事現場周辺道路の混雑状況が異なることが考えられる。このような場合に、管理事務所10の管理者が、その時々に応じて接近判定処理に用いる仮想ゲートの設定を変更するようにしてもよい。また、曜日、日にち、時間帯に応じてサーバ11側で自動的に接近判定処理に用いる仮想ゲートの設定を変更するようにしてもよい。状況に応じて最適な仮想ゲートを設定できるので、積み込み作業を確実に効率化できる。
(2) 上述の説明において、土木工事の施工管理システムの最小構成はダンプトラック1およびダンプ側車載端末2が各1台、作業機械20が1台、作業機側車載端末21また携帯端末31が1台である。この場合、サーバ11の機能をダンプ側車載端末2、作業機側車載端末21また携帯端末31のいずれかに持たせてもよく、サーバ11を用意してもよい。
(3) 上述の説明では、表示モニタ11aに表示される位置マーク113,114には、ダンプトラック1の位置を示すマークとダンプIDとが含まれているが、ダンプIDを表示しなくてもよい。また、ダンプトラック1の位置を示すマークをダンプトラック1毎に色分けして表示してもよい。
(4) ダンプ側車載端末2は、車両に据え付けられた車載型であってもよく、オペレータが作業機械20の外へ自由に持ち運びできる携帯型であってもよい。また、ダンプ側車載端末2として、いわゆるGPS機能を有する携帯電話機を用いてもよい。
(5) 上述の説明では、ダンプ側車載端末2、作業機側車載端末21および携帯端末31と、サーバ11との間の通信手段としてインターネット網40を利用しているが、インターネット網40の代わりに携帯電話網等の通信回線網を利用してもよい。また、インターネット網40などの外部の通信回線網を介さずに、ダンプ側車載端末2、サーバ11、作業機側車載端末21、および携帯端末31の間でそれぞれ直接無線通信をしてもよい。
(6) 上述した各実施の形態および変形例は、それぞれ組み合わせてもよい。
(6) 上述した各実施の形態および変形例は、それぞれ組み合わせてもよい。
上述の実施の形態およびその変形例において、たとえば、位置検出手段および車載機はダンプ側車載端末2に、ゲート設定手段および判定手段はサーバ11に、接近通知手段および端末装置は作業機側車載端末21および携帯端末31にそれぞれ対応する。なお、以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する際、上記の実施形態の記載事項と特許請求の範囲の記載事項の対応関係になんら限定も拘束もされない。
1 ダンプトラック 2 ダンプ側車載端末
10 事務所(管理事務所) 11 サーバ
20 作業機械 21 作業機側車載端末
31 携帯端末 40 インターネット網
10 事務所(管理事務所) 11 サーバ
20 作業機械 21 作業機側車載端末
31 携帯端末 40 インターネット網
Claims (5)
- 運搬車両の位置を検出する位置検出手段と、
地図上における前記運搬車両の走行経路の途中に仮想的なゲートを設定するためのゲート設定手段と、
前記位置検出手段で検出した前記運搬車両の位置の情報と、前記ゲート設定手段で設定された前記仮想的なゲートの位置情報とに基づいて前記運搬車両の接近を判定する判定手段と、
前記判定手段で前記運搬車両が接近していると判定されると、前記運搬車両の接近を作業員に通知する接近通知手段とを備えることを特徴とする土木工事の施工管理システム。 - 運搬車両の位置を検出し、検出した前記運搬車両の位置の情報を外部に送出する車載機と、
入力手段を有し、前記入力手段からの入力に基づいて地図上における前記運搬車両の走行経路の途中に仮想的なゲートを設定し、前記車載機から送出された前記車両の位置の情報を取得して、取得した前記車両の位置の情報と前記仮想的なゲートの位置情報とに基づいて前記運搬車両の接近を判定し、前記運搬車両が接近していると判定されると、前記運搬車両が接近していることを示す接近通知信号を送出するサーバと、
現場で作業する作業員が携帯する、または、現場で作業する作業機械に搭載される装置であって、前記サーバから送出された前記接近通知信号を受信すると前記運搬車両が接近していることを通知する端末装置とを備えることを特徴とする土木工事の施工管理システム。 - 請求項2に記載の土木工事の施工管理システムにおいて、
前記端末装置は、前記仮想的なゲートの設定が可能であり、設定された前記仮想的なゲートの位置情報を前記サーバへ送出し、
前記サーバは、前記端末装置から送出された前記仮想的なゲートの位置情報を取得し、取得した前記仮想的なゲートの位置情報に基づいて前記仮想的なゲートを設定することを特徴とする土木工事の施工管理システム。 - 請求項2または請求項3に記載の土木工事の施工管理システムにおいて、
前記サーバは、前記仮想的なゲートを複数登録可能であり、前記運搬車両の接近の判定に供する前記仮想的なゲートを、登録された複数の前記仮想的なゲートの中から任意に選択して設定できることを特徴とする土木工事の施工管理システム。 - 請求項4に記載の土木工事の施工管理システムにおいて、
前記サーバは、曜日、日付、または時間の少なくともいずれか一つに応じて、前記運搬車両の接近の判定に供する前記仮想的なゲートを、登録された複数の前記仮想的なゲートの中から選択して設定できることを特徴とする土木工事の施工管理システム。
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- 2006-09-13 JP JP2006247606A patent/JP2008071008A/ja active Pending
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