JP2012220935A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザーの使用環境に応じて画像形成効率を優先するモードと静音化を優先するモードとを任意に切り替え可能であるとともに、静音化を優先するモードでは十分な静音化が可能であり、且つコストも抑えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、印字速度及びポリゴンミラー41の回転速度を一定の基準速度とする標準モードと、印字速度及びポリゴンミラー41の回転速度を通常の速度(基準速度)の1/2よりも大きい所定の割合に低下させる第1静音モードと、印字速度を基準速度の1/2とし、ポリゴンミラー41の回転速度は基準速度のままで反射面を一面飛ばしで使用する第2静音モードと、第1静音モード及び第2静音モードを同時に行う第3静音モードとから成る印字モードを、ユーザーの操作により選択的に設定できる。
【選択図】図4

Description

本発明は、電子写真法を用いた画像形成装置に関し、特に画像形成装置の静音化対策に関するものである。
電子写真プロセスを用いた画像形成装置においては、近年の画像処理速度の高速化に伴い、用紙の搬送音(跳ね音)やポリゴンモーターの風切り音等の騒音が発生する。跳ね音は一瞬に高い音が発生する、いわゆるインパルス応答であり、ポリゴンモーターの風切り音は高周波音であるためユーザーにとって非常に耳障りとなる。近年、騒音軽減の要求が高まっており、これらの静音化対策が重要となっている。
しかし、画像形成装置が別室に隔離されている場合や他の要因による騒音が発生している場合等、画像形成に伴う騒音が気にならない環境においては静音化対策よりも画像処理速度が優先されることもある。また、日中は気にならない程度の騒音であっても、深夜になると周囲に迷惑となる場合も考えられる。
そこで、状況に応じて画像処理速度を切り換え可能な画像形成装置が提案されており、特許文献1には、周囲の明るさが既定値以上のときは通常の印字動作を行う第一の印字モードで動作し、周囲の明るさが既定値以下のときは第一の印字モードよりも装置動作音が小さい第二の印字モードで動作する画像形成装置が開示されている。
また、特許文献2には、用紙搬送速度が複数設定されており、オペレーターが操作部にて選択した用紙搬送速度に基づいて駆動手段を制御し、給紙部からレジストローラーまでの搬送ローラーの周速を切り替えるようにした画像形成装置が開示されている。さらに、特許文献3には、用紙の両面に画像形成を行うための用紙反転搬送部に設けられた用紙搬送部材の搬送速度を少なくとも2段階に切り替えるためのスイッチを備えた画像形成装置が開示されている。
特開2005−1255号公報 特開2005−200130号公報 特開2004−109846号公報
しかし、特許文献1の方法では、周囲の明るさに応じて装置動作音を低減するため、日中であっても静音化対策が優先されるような使用環境においては十分な対策をとることはできなかった。また、特許文献2、3の方法では、画像形成効率を維持するために、画像形成動作に影響の少ない給紙部からレジストローラーまでの間、または用紙反転搬送部での搬送速度を低減するものである。そのため、画像形成効率に比べて静音化の要望が著しく高い場合の対策としては不十分であった。
一方、用紙搬送速度と共に画像形成速度を低下させた場合、ポリゴンモーターの風切り音等も低減することができるため、画像形成効率よりも静音化が優先される使用環境において、より効果的な静音化対策となる。この場合、ポリゴンモーターの回転速度(単位時間当たりの回転数)を低下させる必要があるが、ポリゴンミラーには高精度な回転が要求される。従って、回転速度を大きく変化させても高精度な回転を維持できるモーターが必要となり、画像形成装置のコストが上昇するという問題もあった。
本発明は、上記問題点に鑑み、ユーザーの使用環境に応じて画像形成効率を優先するモードと静音化を優先するモードとを任意に切り替え可能であるとともに、静音化を優先するモードでは十分な静音化が可能であり、且つコストも抑えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、表面に感光層が形成された像担持体と、該像担持体表面を帯電させる帯電装置と、光源から射出されるビーム光を偏向走査するポリゴンミラーを備え、前記帯電装置により一様に帯電された前記像担持体に光ビームを照射して前記像担持体表面に静電潜像を形成する露光装置と、該露光装置により形成された静電潜像にトナーを付着させて前記像担持体上にトナー像を形成する現像装置と、該現像装置により前記像担持体上に形成されたトナー像を直接若しくは中間転写体を介して記録媒体上に転写する転写手段と、該転写手段により記録媒体上に転写されたトナー像を定着する定着部と、を備えた画像形成装置において、印字速度及び前記ポリゴンミラーの回転速度を一定の基準速度とする標準モードと、印字速度及び前記ポリゴンミラーの回転速度を前記基準速度から所定の割合だけ低下させる第1静音モードと、印字速度を前記基準速度の1/2とし、前記ポリゴンミラーの回転速度は前記基準速度のままで反射面を一面飛ばしで使用する第2静音モードと、前記第1静音モード及び前記第2静音モードを同時に行う第3静音モードと、から成る印字モードを選択的に設定可能としたことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記第1静音モード、前記第2静音モード、及び前記第3静音モードのいずれかが選択されたとき、印字速度の低下に応じて前記定着部の定着温度を低下させることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記第1静音モード、前記第2静音モード、及び前記第3静音モードのいずれかが選択されたとき、前記定着部の定着温度の低下に応じて画像濃度を低下させることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記第1静音モードにおける前記ポリゴンミラーの回転速度は、前記基準速度の1/2よりも大きいことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、外部から印字命令及び印字設定を入力可能な外部入力手段が接続されており、前記外部入力手段から入力された印字設定が画像形成装置本体に設定されている印字モードと異なる場合、当該印字命令に基づく印字は前記外部入力手段から入力された印字設定で実行するとともに、前記印字命令に基づく印字が終了した後は画像形成装置本体に設定されている印字モードに自動的に復帰することを特徴としている。
本発明の第1の構成によれば、画像形成効率を優先する場合は標準モードに設定し、静音化を優先する場合は要求される静音性のレベルや認識される騒音の種類に応じて第1〜第3静音モードのいずれかを選択して設定することができる。また、ポリゴンミラーの回転速度を2段階に変化させるだけで3段階の静音モードを設定可能であるため、ポリゴンモーターの制御も容易となる。
また、本発明の第2の構成によれば、上記第1の構成の画像形成装置において、第1〜第3静音モードのいずれかが選択されたとき、印字速度の低下に応じて定着部の定着温度を低下させることにより、定着部での定着性能を維持しつつ消費電力を低減することができる。
また、本発明の第3の構成によれば、上記第2の構成の画像形成装置において、第1〜第3静音モードのいずれかが選択されたとき、定着温度の低下に応じて画像濃度を低下させることにより、消費電力に加えてトナー消費量も低減することができ、省エネルギー、省資源に配慮した運転が可能となる。
また、本発明の第4の構成によれば、上記第1乃至第3のいずれかの構成の画像形成装置において、ポリゴンミラーの回転速度を常に基準速度の1/2よりも大きい速度に維持しながら、印字速度を基準速度の1/2以下に低下させることができる。従って、ポリゴンモーターとして高価な高精度モーターを使用する必要がないため、画像形成装置のコストアップを抑えつつ静音性を高めることができる。
また、本発明の第5の構成によれば、上記第1乃至第4のいずれかの構成の画像形成装置において、外部入力手段から入力された印字設定が画像形成装置本体に設定されている印字モードと異なる場合、外部入力手段からの印字命令に基づく印字が終了した後に画像形成装置本体に設定されている印字モードに自動的に復帰するようにしたので、印字モードの設定をその都度変更することなく、所望の印字設定で割り込み印字を行うことができる。
本発明の画像形成装置の全体構成を示す概略断面図 本発明の画像形成装置の制御経路を示すブロック図 本発明の画像形成装置に搭載される操作部60の一例を示す平面図 本発明の画像形成装置における画像形成時の速度制御例を示すフローチャート
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の画像形成装置の構成を示す概略図である。図1において、画像形成装置100(ここでは一例としてモノクロ複合機を示す)本体には、帯電、露光、現像及び転写の各工程によりモノクロ画像を形成する画像形成部8が配設されている。
次に、画像形成部8について説明する。回転自在に配設された感光体ドラム1の周囲には、感光体ドラム1を帯電させる帯電装置2と、感光体ドラム1に画像情報を露光する露光装置(レーザー走査ユニット等)4と、感光体ドラム1上にトナー像を形成する現像装置3と、感光体ドラム1上に残留したトナーを除去するクリーニング装置5とが配置されている。また、感光体ドラム1の表面の残留電荷を除去する除電装置(図示せず)が感光体ドラム1の回転方向(図1の矢印A方向)に対しクリーニング装置5の下流側に設けられている。感光体ドラム1を矢印A方向に回転させながら、感光体ドラム1に対する画像形成プロセスが実行される。
トナー像が転写される用紙Pは、装置下部の給紙カセット16内に収容されており、給紙ローラー12及びレジストローラー対13を介して感光体ドラム1と転写ローラー9との間のニップへと搬送される。
画像読取部20は、複写時に原稿を照明するスキャナーランプや原稿からの反射光の光路を変更するミラーが搭載された走査光学系、原稿からの反射光を集光して結像する集光レンズ、及び結像された画像光を電気信号に変換するCCDセンサー等(いずれも図示せず)から構成されている。画像読取部20で読み取られた画像信号はデジタル信号に変換された後、一時記憶部94(図2参照)に送出される。画像読取部20の装置前面側には操作部60が配設されている。
コピー動作を行う場合、画像読取部20において原稿の画像データを読み取り画像信号に変換する。一方、画像形成装置100本体内の画像形成部8において、帯電装置2により図中のA方向に回転する感光体ドラム1が一様に帯電され、画像読取部20で読み取られた原稿画像データに基づく露光装置4からのレーザービームにより感光体ドラム1上に静電潜像が形成され、現像装置3により静電潜像にトナーが付着されてトナー像が形成される。この現像装置3へのトナーの供給はトナーコンテナ6から行われる。
上記のようにトナー像が形成された感光体ドラム1に向けて、用紙が給紙カセット16から給紙ローラー12、用紙搬送路19及びレジストローラー対13を経由して画像形成部8に搬送され、この画像形成部8において転写ローラー9により感光体ドラム1の表面に形成されたトナー像が用紙に転写される。その後、引き続き行われる新たな静電潜像の形成に備え、感光体ドラム1の表面に残留したトナーがクリーニング装置5により除去される。
そして、用紙Pがレジストローラー対13から所定のタイミングで転写ローラー9と中間転写ベルト8のニップ部(二次転写ニップ部)へ搬送され、ニップ部において用紙P上にトナー像が転写される。トナー像が転写された用紙Pは定着部7へと搬送される。
定着部7に搬送された用紙Pは、定着ローラー対14のニップ部(定着ニップ部)を通過する際に加熱及び加圧されてトナー像が用紙Pの表面に定着され、所定の画像が形成される。画像が形成された用紙Pは、搬送ローラー対15を経て用紙搬送路19の分岐部に配置された搬送ガイド部材21によって搬送方向が振り分けられ、そのまま(或いは、反転搬送路23に送られて両面コピーされた後に)、排出ローラー対25を介して排出トレイ18に排出される。
用紙搬送路19は、具体的には、搬送ローラー対15の下流側において左右二股に分岐し、一方の経路(図1では右方向に分岐する経路)は排出トレイ18に連通するように構成されている。そして、他方の経路(図1では左方向に分岐する経路)は反転搬送路23に連通するように構成されている。
図1を参照して、露光装置4についてさらに説明する。露光装置4は、画像信号に基づいて変調した光ビームを射出する光源、コリメーターレンズ、アパーチャ、シリンドリカルレンズ(いずれも図示せず)、光ビームの偏向手段であって、ポリゴンモーター55により回転することによって反射面に入射された光ビームを等角速度偏向させるポリゴンミラー41、走査レンズ(fθレンズ)43、及び折り返しミラー45を備えている。
光源から出射された光ビームは、コリメーターレンズによって略平行光束とされ、略平行光束となったビーム光をアパーチャで所定の光路幅とした後、副走査方向にのみ屈折力を有するシリンドリカルレンズに入射する。シリンドリカルレンズに入射した平行光束は主走査断面においてはそのまま平行光束の状態で、副走査方向においては収束して射出され、ポリゴンミラー41の反射面(偏向面)に入射する。入射した光ビームは、ポリゴンミラー41によって等角速度偏向された後、走査レンズ43によって等速度偏向される。そして、等速度偏向された光ビームは、光路に配置された反射手段である折り返しミラー45によって所定回数折り返された後、感光体ドラム1の表面へ照射される。
次に、本発明の画像形成装置の制御経路について説明する。図2は、本発明の画像形成装置に用いられる制御経路の一例を示すブロック図である。なお、画像形成装置100を使用する上で装置各部の様々な制御がなされるため、画像形成装置100全体の制御経路は複雑なものとなる。そこで、ここでは制御経路のうち、本発明の実施に必要となる部分を重点的に説明する。
制御部90は、中央演算処理装置としてのCPU(Central Processing Unit)91、読み出し専用の記憶部であるROM(Read Only Memory)92、読み書き自在の記憶部であるRAM(Random Access Memory)93、一時的に画像データ等を記憶する一時記憶部94、カウンター95、画像形成装置100内の各装置に制御信号を送信したり操作部60からの入力信号を受信したりする複数(ここでは2つ)のI/F(インターフェイス)96を少なくとも備えている。また、制御部90は、装置本体内部の任意の場所に配置可能である。
ROM92には、画像形成装置100の制御用プログラムや、制御上の必要な数値等、画像形成装置100の使用中に変更されることがないようなデータ等が収められている。RAM93には、画像形成装置100の制御途中で発生した必要なデータや、画像形成装置100の制御に一時的に必要となるデータ等が記憶される。カウンター95は、印字枚数を積算してカウントする。
また、制御部90は、画像形成装置100における各部分、装置に対し、CPU91からI/F96を通じて制御信号を送信する。また、各部分、装置からその状態を示す信号や入力信号がI/F96を通じてCPU91に送信される。制御部90が制御する各部分、装置としては、例えば、画像形成部8、露光装置4、定着部7、転写ローラー9、画像読取部20、モーター制御回路51、操作部60等が挙げられる。
操作部60には、液晶表示部61、機能設定キー62、テンキー63、静音設定キー64が設けられており、ユーザーは操作部60を操作して指示を入力することで、画像形成装置100の各種の設定をし、画像形成等の各種機能を実行させる。図3は、操作部60の平面図である。液晶表示部61は、画像形成装置100の設定モードや、画像形成状況、印刷部数等を表示する。機能設定キー62は、コピー機能、プリンター機能、スキャン機能、ファクシミリ機能等の各種の機能を選択して設定する。テンキー63は、印刷部数の設定や、ファクシミリモードが設定された場合に相手方のFAX番号を入力等するためのものである。静音設定キー64は、静音モード(後述)を設定する際に使用する。
その他、操作部60には、両面印刷や白黒反転等の機能や倍率設定、濃度設定など各種設定を行うファンクションキー、画像形成を開始するようにユーザーが指示するスタートボタン、画像形成を中止する際や画像形成装置100の各種設定をデフォルト状態にする際に使用するストップ/リセットボタン等が設けられている。
また、I/F96にはパソコン50が接続されている。機能設定キー62によりプリンター機能が選択された場合、画像形成装置100の各種設定はパソコン50のプリンタドライバーからも入力できるようになっている。即ち、パソコン50は画像形成装置100の外部から印字設定や印字命令を入力する外部入力手段として機能する。
モーター制御回路51は、ドラムモーター52、現像モーター53、クリーニングモーター54、ポリゴンモーター55、転写駆動モーター56、及び定着駆動モーター57と接続され、制御部90からの出力信号により各モーター52〜57の駆動を制御する。
これらの各モーター52〜57は、モーター制御回路51からの制御信号によって、ドラムモーター52は感光体ドラム1を、現像モーター53は現像装置3内の攪拌搬送スクリュー、磁気ローラー及び現像ローラーを、クリーニングモーター54はクリーニング装置5内のクリーニングローラーや回収スクリューを、ポリゴンモーター55はポリゴンミラー41を、転写駆動モーター56は転写ローラー9を、定着駆動モーター57は定着ローラー対14を、それぞれ所定の線速で駆動する。
本発明の画像形成装置は、ユーザーの操作により画像形成効率(印字処理枚数)を優先する標準モードと、画像形成効率よりも静音性を優先する静音モードとを選択的に実行可能としている。
標準モードは、給紙カセット16から排出トレイ18(図1参照)に至る用紙搬送経路における用紙搬送速度(印字速度)と、ポリゴンミラー41の回転速度とを一定の速度(基準速度)とするものである。印字速度は、用紙搬送経路に配置された給紙ローラー12、レジストローラー対13、排出ローラー対25を含む搬送ローラーの線速と、画像形成動作に用いられる感光体ドラム1、現像装置3(現像ローラー)、クリーニング装置5(クリーニングローラー)、定着装置7(定着ローラー対14)等の画像形成に用いる各部材、装置の駆動速度(線速)によって決まる。
静音モードは、印字速度を基準速度から所定の割合で低下させるものである。なお、静音モード実行時のポリゴンミラー41の駆動については後述する。
次に、本発明の画像形成装置において実行される静音モードについて具体的に説明する。静音モードは、印字速度及びポリゴンミラー41の回転速度を通常の速度(基準速度)の1/2よりも大きい所定の割合に低下させる第1静音モードと、印字速度を基準速度の1/2とし、ポリゴンミラー41の回転速度は基準速度のままで反射面を一面飛ばしで使用する第2静音モードと、第1静音モード及び第2静音モードを同時に行う第3静音モードから成る。第1〜第3静音モードは、静音設定キー64(図3参照)を押下する回数によって設定することができる。例えば、静音設定キー64を1回押下したとき第1静音モード、2回押下したとき第2静音モード、3回押下したとき第3静音モードに設定する。
例えば、第1静音モードでは、印字速度を基準速度の3/4の速度(3/4速)とし、ポリゴンモーター55の回転速度も印字速度に合わせて通常の3/4に低下させる。第2静音モードでは、印字速度を基準速度の1/2の速度(1/2速)とし、ポリゴンモーター55の回転速度は低下させずに反射面を一面飛ばしで使用する。第3静音モードでは、印字速度を基準速度の3/8速(3/4速×1/2速)とし、ポリゴンモーター55の回転速度を通常の3/4に低下させて一面飛ばしで使用する。
第1静音モードを選択した場合、印字速度とポリゴンモーター55の回転速度の両方が3/4に低下するため、用紙搬送音、画像形成に用いる各部材、装置の駆動音に加えてポリゴンミラー41の風切り音(高周波音)を低減することができる。従って、ポリゴンミラー41の風切り音が気になる場合の静音化対策として有効である。
第2静音モードを選択した場合、ポリゴンモーター55の回転速度は低下しないが印字速度が1/2に低下するため、ポリゴンミラー41の風切り音よりも用紙搬送音や装置の駆動音が気になる場合の静音化対策として有効である。
第3静音モードを選択した場合、印字速度が3/8速に低下し、ポリゴンモーター55の回転速度が3/4に低下するため、印字処理枚数は3/8(通常25枚/minの場合は9枚/min)に減少するが、第1、第2静音モードよりもさらに静音性が要求される場合の静音化対策として有効である。
また、上記の第1〜第3静音モードでは、ポリゴンモーター55の回転速度の低下は最大でも通常の3/4である。即ち、高精度な回転が要求されるポリゴンモーター55の回転速度を通常の3/4以上に維持しながら、印字速度を3/4速、1/2速、3/8速の3段階に低下させることができる。従って、ポリゴンモーター55として高価な高精度モーターを使用する必要がないため、画像形成装置100のコストアップを抑えつつ静音性を高めることができる。
なお、ここでは第1静音モードにおける印字速度を基準速度の3/4としたが、これに限定されるものではなく、印字速度を所定の割合で減速することができる。ただし、印字速度を基準速度の1/2以下に低下させた場合、ポリゴンモーター55の回転速度も1/2以下に低下させる必要があり、ポリゴンモーター55の回転精度が低下するおそれがある。そのため、第1静音モードにおける印字速度は基準速度よりも小さい速度で、且つ基準速度の1/2よりも大きい速度とすることが好ましい。
ところで、印字速度を低下させると、用紙が通過する定着ローラー対14の回転速度も低下させることになる。その結果、トナー像が形成された用紙が定着ローラー対14のニップ部を通過する時間が長くなるため、通常の定着温度よりも低い温度でトナー像の定着が可能となる。従って、第1〜第3静音モードでの印字速度の低下割合に応じて定着温度も段階的に低下させることで、定着部7での消費電力を低減することができ、画像形成装置100のランニングコストを抑えて省エネルギー化に寄与することができる。
さらに、定着温度の低下に応じて、画像濃度(単位面積当たりのトナー付着量)を段階的に低下させることで、トナー消費量も低減することができる。これにより、トナーコンテナ6の交換サイクルが長くなり、画像形成装置100のランニングコストが一層抑制されるとともに環境にも配慮した動作が可能となる。
定着温度及び画像濃度を低下させる場合は、出力された画像の画質に影響を与えない範囲の温度及び濃度を選択する必要がある。例えば、標準モードにおける定着温度を195℃、画像濃度を100%とすると、文字画像の場合、印字速度を3/4速に低下させる第1静音モードにおいては定着温度を180℃、画像濃度を90%に低下させる。また、印字速度を1/2速に低下させる第2静音モードにおいては定着温度を170℃、画像濃度を80%に低下させる。印字速度を3/8速に低下させる第3静音モードにおいては定着温度を160℃、画像濃度を70%に低下させる。
図4は、本発明の画像形成装置の画像形成時における制御例を示すフローチャートである。図1〜図3を参照しながら、図4のステップに沿って画像形成手順について説明する。先ず、ユーザーにより印字が開始されると(ステップS1)、制御部90はパソコン50から個別の印字設定が入力されたか否かを判断する(ステップS2)。個別の設定が入力されていない場合は、続いて静音設定キー64により静音モードが設定されているか否かを判断する(ステップS3)。
次に、制御部90からモーター制御回路51に制御信号が送信され、各モーター52〜57が所定の速度で回転する。そして、各モーター52〜57により画像形成に使用される各装置、部材が所定速度で駆動され、所定の印字速度で印字が行われる。
ステップS3で静音モードが設定されていない場合は、標準モードが設定されているため、通常の速度(例えば25枚/min)で印字が行われる(ステップS4)。静音モードが設定されている場合は、基準速度から所定の割合だけ低下させた印字速度で印字が行われる(ステップS5)。例えば第1静音モードが設定されている場合は、基準速度の3/4速(18枚/min)で、第2静音モードが設定されている場合は、基準速度の1/2速(12枚/min)で、第2静音モードが設定されている場合は、基準速度の3/8速(9枚/min)で印字が行われる。また、各静音モードにおいて定着温度の低下、画像濃度の低下も設定されている場合は、所定の定着温度、画像濃度で印字が行われる。
一方、ステップS2においてパソコン50から個別の印字設定が入力されている場合は、パソコン50から入力された設定(印字速度)で印字を行う(ステップS6)。そして、印字終了後に印字設定を本体設定に復帰させる(ステップS7)。例えば印字開始前に静音モードが設定されていた場合は静音モードに戻し、標準モードが設定されていた場合は標準モードに戻す。
上記手順によれば、静音設定キー64を押下するだけで第1〜第3静音モードを設定できるため、3段階(標準モードを含めた4段階)の印字速度からユーザーが所望する静音性に応じた印字速度を選択することができる。また、各静音モードの印字速度に応じて定着温度や画像濃度を低下させることで、消費電力やトナー消費量を低減することができ、静音化に加えて環境にも配慮した運転が可能となる。
また、パソコン50から個別の印字設定が入力された場合は、入力された印字設定はその印字動作(ジョブ)のみ有効とし、印字終了後は画像形成装置100本体の設定に復帰させることとしたので、本体設定をその都度変更することなく、所望の印字設定で割り込み印字を行うことができる。
その他本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば本発明は、図1に示したようなモノクロ複合機に限らず、タンデム式やロータリー方式のカラー複写機、カラープリンター、モノクロ複写機、モノクロプリンター、ファクシミリ等の他の画像形成装置にも適用可能である。
本発明は、電子写真プロセスを用いた画像形成装置に利用可能である。本発明の利用により、ユーザーの使用環境に応じて画像形成速度を優先するモードと静音化を優先するモードとを任意に切り替え可能であるとともに、静音化を優先するモードでは十分な静音化が可能であり、且つコストも抑えた画像形成装置を提供することができる。
1 感光体ドラム(像担持体)
2 帯電装置
3 現像装置
4 露光装置
5 クリーニング装置
7 定着部
8 画像形成部
9 転写ローラー(転写手段)
41 ポリゴンミラー
50 パソコン(外部入力手段)
51 モーター制御回路
52 ドラムモーター
53 現像モーター
54 クリーニングモーター
55 ポリゴンモーター
56 転写駆動モーター
57 定着駆動モーター
60 操作部
64 静音設定キー
90 制御部
100 画像形成装置

Claims (5)

  1. 表面に感光層が形成された像担持体と、
    該像担持体表面を帯電させる帯電装置と、
    光源から射出されるビーム光を偏向走査するポリゴンミラーを備え、前記帯電装置により一様に帯電された前記像担持体に光ビームを照射して前記像担持体表面に静電潜像を形成する露光装置と、
    該露光装置により形成された静電潜像にトナーを付着させて前記像担持体上にトナー像を形成する現像装置と、
    該現像装置により前記像担持体上に形成されたトナー像を直接若しくは中間転写体を介して記録媒体上に転写する転写手段と、
    該転写手段により記録媒体上に転写されたトナー像を定着する定着部と、
    を備えた画像形成装置において、
    印字速度及び前記ポリゴンミラーの回転速度を一定の基準速度とする標準モードと、印字速度及び前記ポリゴンミラーの回転速度を前記基準速度から所定の割合だけ低下させる第1静音モードと、印字速度を前記基準速度の1/2とし、前記ポリゴンミラーの回転速度は前記基準速度のままで反射面を一面飛ばしで使用する第2静音モードと、前記第1静音モード及び前記第2静音モードを同時に行う第3静音モードと、から成る印字モードを選択的に設定可能としたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1静音モード、前記第2静音モード、及び前記第3静音モードのいずれかが選択されたとき、印字速度の低下に応じて前記定着部の定着温度を低下させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1静音モード、前記第2静音モード、及び前記第3静音モードのいずれかが選択されたとき、前記定着部の定着温度の低下に応じて画像濃度を低下させることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1静音モードにおける前記ポリゴンミラーの回転速度は、前記基準速度の1/2よりも大きいことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 外部から印字命令及び印字設定を入力可能な外部入力手段が接続されており、
    前記外部入力手段から入力された印字設定が画像形成装置本体に設定されている印字モードと異なる場合、当該印字命令に基づく印字は前記外部入力手段から入力された印字設定で実行するとともに、前記印字命令に基づく印字が終了した後は画像形成装置本体に設定されている印字モードに自動的に復帰することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
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