JP2012219742A - 燃料噴射ポンプ用リード弁および燃料噴射ポンプ - Google Patents

燃料噴射ポンプ用リード弁および燃料噴射ポンプ Download PDF

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Abstract

【課題】リード弁本体が折損した場合でも弁機能を維持できる燃料噴射ポンプ用リード弁および燃料噴射ポンプを提供する。
【解決手段】上シート120には、弁座122と、弁座孔121と、が形成され、バルブシート110には、リード弁本体111と、ガイド孔114と、が形成され、リード弁本体111には、弾性変形する腕部113と、腕部113の一端に設けられる弁部112と、が形成され、下シート130には、リード弁本体111のリフト量を規制するストッパ132が形成され、弁部112が弁座122に当接して弁座孔121を塞ぐことで閉状態となり、弁部112が弁座122から離れ弁座孔121を開放することで開状態となるリード弁100であって、弁部112は、ガイド孔114の中に配置され、弁部112の直径D1と弁座孔121の直径Dとの差は、ガイド孔114の直径D2と弁部112の直径D1との差よりも大きい。
【選択図】図3

Description

本発明は、燃料噴射ポンプ用リード弁および燃料噴射ポンプの技術に関する。
燃料噴射ポンプ用リード弁は、燃料噴射ポンプで使用されるリード弁として公知である。特許文献1は、燃料噴射ポンプ用リード弁を開示している。燃料噴射ポンプ用リード弁は、弾性変形する腕部と、腕部の一端に設けられる弁部と、からなるリード弁本体を備えている。燃料噴射ポンプ用リード弁は、リード弁本体を1枚の薄板に一体化した逆止弁である。
燃料噴射ポンプ用リード弁は、燃料の流れの向きにより、リード弁本体の弁部が弁座から離間する方向にリフトして弁座孔が開放される開状態と、リード弁本体の弁部が弁座に当接して弁座孔が閉塞される閉状態と、が切り換わる。また、リード弁には、弁部のリフト量を規制するストッパが設けられている。
特開2001−153000号公報
ここで、リード弁本体では、弾性変形する腕部に応力が集中するため、稀に腕部が折損することもある。弁部は、腕部が折損した場合には、腕部によって支持されることがなくなる。リード弁本体の腕部が折損した場合において、リード弁が開状態となる方向に向かって燃料が流れているときには、弁部は、燃料の流体力によって、ストッパに押し付けられる。このとき、リード弁は開状態を維持できる。
一方、リード弁が閉状態となる方向に向かって燃料が逆流しているときには、弁部が弁座孔側に押し付けられることとなる。このとき、弁部が弁座孔を全て塞ぐことができれば、リード弁の閉状態を維持できる。つまり、腕部が折損しても弁部が弁座孔を塞ぐことができれば、リード弁としての最低限の機能を維持することができる。
そこで、解決しようとする課題は、リード弁本体が折損した場合でも弁機能を維持できる燃料噴射ポンプ用リード弁および燃料噴射ポンプを提供することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、第1シートと、バルブシートと、第2シートと、を積層して構成され、前記第1シートには、弁座と、弁座孔と、が形成され、前記バルブシートには、リード弁本体と、ガイド孔と、が形成され、前記リード弁本体には、弾性変形する腕部と、該腕部の一端に設けられる弁部と、が形成され、前記第2シートには、前記リード弁本体のリフト量を規制するストッパが形成され、前記弁部が前記弁座に当接して前記弁座孔を塞ぐことで閉状態となり、前記弁部が前記弁座から離れ前記弁座孔を開放することで開状態となる燃料噴射ポンプ用リード弁であって、前記弁部は、前記ガイド孔の中に配置され、前記弁部の直径と前記弁座孔の直径との差は、前記ガイド孔の直径と前記弁部の直径との差よりも大きいものとされるものである。
請求項2においては、請求項1記載の燃料噴射ポンプ用リード弁であって、前記ストッパには、前記所定の向きに傾斜する貫通孔が形成されるものである。
請求項3においては、請求項2記載の燃料噴射ポンプ用リード弁であって、前記弁部の前記ストッパと対向する面には、前記所定の向きに傾斜し、前記貫通穴に連通する溝が形成されるものである。
請求項4においては、第1シートと、バルブシートと、第2シートと、を積層して構成され、前記第1シートには、弁座と、弁座孔と、が形成され、前記バルブシートには、リード弁本体が形成され、前記リード弁本体には、弾性変形する腕部と、該腕部の一端に設けられる弁部と、が形成され、前記第2シートには、前記リード弁本体のリフト量を規制するストッパが形成され、前記弁部が前記弁座に当接して前記弁座孔を塞ぐことで閉状態となり、前記弁部が前記弁座から離れ前記弁座孔を開放することで開状態となる燃料噴射ポンプ用リード弁であって、前記弁座孔の周囲には、前記弁部に向かって延設される筒部が形成され、前記弁部には、凹部が形成され、前記閉状態では、前記筒部が前記凹部に嵌合し、前記筒部が前記凹部の内周側に嵌合する深さである嵌合深さが、前記弁部の中心が前記ストッパによって規制されたときの前記弁部のリフト量である規制リフト量よりも大きいものとされるものである。
請求項5においては、第1シートと、バルブシートと、第2シートと、を積層して構成され、前記第1シートには、弁座と、弁座孔と、が形成され、前記バルブシートには、リード弁本体が形成され、前記リード弁本体には、弾性変形する腕部と、該腕部の一端に設けられる弁部と、が形成され、前記第2シートには、前記リード弁本体のリフト量を規制するストッパが形成され、前記弁部が前記弁座に当接して前記弁座孔を塞ぐことで閉状態となり、前記弁部が前記弁座から離れ前記弁座孔を開放することで開状態となる燃料噴射ポンプ用リード弁であって、前記リード弁本体に対して進退可能な弁体を有する電磁スピル弁をさらに備え、前記弁部には、凹部が形成され、前記閉状態では、前記電磁スピル弁の弁体は、前記凹部に嵌合され、前記開状態では、前記弁体は、前記凹部に嵌合した状態で前記弁部を前記ストッパ側へ押圧し、前記電磁スピル弁が前記凹部に嵌合する深さである嵌合深さが、前記弁部の中心が前記ストッパによって規制されたときの前記弁部のリフト量である規制リフト量よりも大きいものとされるものである。
請求項6においては、燃料噴射ポンプであって、請求項1から5のいずれか一項に記載の燃料噴射ポンプ用リード弁を備えるものである。
本発明の燃料噴射ポンプ用リード弁および燃料噴射ポンプによれば、リード弁本体が折損した場合でも弁機能を維持できる。
本発明の実施形態に係る燃料噴射ポンプの構成を示した模式図。 同じくバルブユニットの構成を示した斜視図。 第一実施形態である燃料噴射ポンプ用リード弁の構成を示す模式図。 第二実施形態である燃料噴射ポンプ用リード弁の構成を示す模式図。 第三実施形態である燃料噴射ポンプ用リード弁の構成を示す模式図。 第四実施形態である燃料噴射ポンプ用リード弁の構成を示す模式図。
図1を用いて、実施形態に係る燃料噴射ポンプ10について説明する。
なお、図1および図2では、吸入通路21を破線で示し、吐出通路22を実線で示し、リリーフ通路23を2点鎖線で示している。
燃料噴射ポンプ10は、燃料噴射ポンプ本体20と、バルブユニット30と、電磁スピル弁40と、を具備している。燃料噴射ポンプ本体20は、吸入通路21と、吐出通路22と、リリーフ通路23と、燃料加圧室25と、プランジャ27と、駆動カム28と、ポンプハウジング15と、を具備している。吸入通路21は、吸入側の燃料通路としてポンプハウジング15に形成されている。吐出通路22は、吐出側の燃料通路としてポンプハウジング15に形成されている。燃料加圧室25は、吸入通路21および吐出通路22に連通する内部空間として、ポンプハウジング15に形成されている。
プランジャ27は、軸方向に摺動して燃料加圧室25を加圧するようにポンプハウジング15に収納されている。駆動カム28は、プランジャ27を駆動するように設けられている。駆動カム28の回転軸部28Aは、一端側がポンプハウジング15の外部に突出し、プーリを介してエンジンの動力により回転駆動されるものである。
バルブユニット30は、燃料噴射ポンプ用リード弁としての吸入リード弁31と、燃料噴射ポンプ用リード弁としての吐出リード弁32と、燃料噴射ポンプ用リード弁としてのリリーフリード弁33と、を具備している。バルブユニット30には、吸入リード弁31、吐出リード弁32およびリリーフリード弁33が一体化されている。バルブユニット30は、燃料加圧室25の上方に配置されている。なお、バルブユニット30の詳細な構成については後述する。
吸入リード弁31は、電磁スピル弁40によって開閉可能に構成されている。吸入リード弁31は、電磁スピル弁40によって開状態になると、吸入通路21を通して燃料加圧室25に燃料を吸入させる。また、吸入リード弁31が電磁スピル弁40によって閉状態になると、駆動カム28の回転によってプランジャ27のリフト量が増加するときに、燃料加圧室25の容積が縮小するのに伴って燃料加圧室25内の燃料がフィードポンプの供給圧レベルよりも十分に高圧となる燃料圧力に加圧される。
吐出リード弁32は、閉状態ではデリバリーパイプ側の高圧燃料が吸入時の燃料加圧室25内に逆流するのを阻止する。また、吐出リード弁32は、燃料加圧室25内の燃料の圧力が吐出リード弁32より下流側の吐出通路22内の燃料圧力より高くなり、両圧力の差(前後差圧)が予め設定された差圧値に達するときに開状態となり、燃料加圧室25内の高圧燃料を下流側の吐出通路22に接続するデリバリーパイプ側に吐出させる。
リリーフリード弁33は、燃料加圧室25からデリバリーパイプ側に吐出される高圧燃料の圧力が予め設定された上限圧力値に達すると開状態となり、余剰燃料をリリーフ通路23を経由させて燃料タンク側にリークさせる。
電磁スピル弁40は、第三実施形態にて、電磁スピル弁340として詳細に説明する。
図2を用いて、バルブユニット30について説明する。
バルブユニット30は、吸入リード弁31、吐出リード弁32およびリリーフリード弁33をユニットで構成したものである。リード弁とは、舌状に形成され、圧力の差で開閉する構成の弁である。
吸入リード弁31は、リード弁本体51と、弁座61Aと、から構成されている。吸入リード弁31の閉状態は、リード弁本体51と弁座61Aとが当接することで構成される。同様に、吐出リード弁32は、リード弁本体52と、弁座72Aと、から構成されている。吐出リード弁32の閉状態は、リード弁本体52と弁座72Aとが当接することで構成される。同様に、リリーフリード弁33は、リード弁本体53と、弁座63Aと、から構成されている。リリーフリード弁33の閉状態は、リード弁本体53と弁座63Aとが当接することで構成される。
バルブユニット30は、バルブシート50と、上シート60と、下シート70と、を具備している。バルブシート50は、略円板状に形成され、ポンプハウジング15内に収納されている。バルブシート50には、リード弁本体51と、リード弁本体52と、リード弁本体53と、が一体的に形成されている。
上シート60は、バルブシート50の上面側に隣接して配置されている。上シート60には、弁座孔61と、弁座61Aと、孔62と、ストッパ62Bと、弁座孔63と、弁座63Aと、が一体に形成されている。弁座孔61は、吸入通路21の一部を構成する部分である。弁座61Aは、弁座孔61周囲の縁部であって、上シート60のバルブシート50側において、リード弁本体51が当接する部分である。弁座孔63は、リリーフ通路23の一部を構成する部分である。弁座63Aは、弁座孔63周囲の縁部であって、上シート60のバルブシート50側において、リード弁本体53が当接する部分である。ストッパ62Bは、リード弁本体52のリフト量を規制するものである。
下シート70は、バルブシート50の下面側に隣接して配置されている。下シート70には、孔71と、ストッパ71Bと、弁座孔72と、弁座72Aと、孔73と、ストッパ73Bと、が一体に形成されている。弁座孔72は、吐出通路22の一部を構成する部分である。弁座孔72は燃料加圧室25内に開口しており、弁座72Aは、弁座孔72周囲の縁部であって、下シート70のバルブシート50側において、リード弁本体52が当接する部分である。ストッパ71Bは、リード弁本体51のリフト量を規制するものである。ストッパ73Bは、リード弁本体53のリフト量を規制するものである。
吸入リード弁31の開状態は、電磁スピル弁40のリード弁本体51に対する押圧作用によって、リード弁本体51が弁座61Aから離れ、吸入通路21と燃料加圧室25とが連通される状態である。吸入リード弁31の閉状態は、電磁スピル弁40のリード弁本体51に対する押圧作用の解除、ならびに、吸入通路21と燃料加圧室25との圧力差(燃料加圧室25内の圧力>吸入通路21内の圧力)によって、リード弁本体51が弁座61Aに当接し、吸入通路21と燃料加圧室25とが遮断される状態である。
吐出リード弁32の開状態は、吐出通路22と燃料加圧室25との圧力差(燃料加圧室25内の圧力>吐出通路22内の圧力)が設定差圧値を越えたときに、燃料加圧室25からの圧力のリード弁本体52に対する作用によって、リード弁本体52が弁座72Aから離れ、吐出通路22と燃料加圧室25とが連通される状態である。吐出リード弁32の閉状態は、吐出通路22と燃料加圧室25との圧力差(燃料加圧室25内の圧力<吐出通路22内の圧力)によって、リード弁本体52が弁座72Aに当接し、吐出通路22と燃料加圧室25とが遮断される状態である。
リリーフリード弁33の開状態は、吐出通路22の高圧燃料が設定上限圧力を超えたときに、高圧燃料の圧力のリード弁本体53に対する作用により、リード弁本体53が弁座孔63から離れ、吐出通路22とリリーフ通路23とが連通される状態である。リリーフリード弁33の閉状態は、吐出通路22とリリーフ通路23との圧力差(吐出通路22内の圧力<リリーフ通路23内の圧力)によって、リード弁本体53が弁座孔63に当接し、吐出通路22とリリーフ通路23とが遮断される状態である。
図3を用いて、リード弁100について説明する。
なお、図3(A)は、平面視によるリード弁100の模式図を示している。また、図3(B)は、リード弁100の図3(A)のA1−A1断面視による模式図を示している。
リード弁100は、本発明の燃料噴射ポンプ用リード弁の第一実施形態である。リード弁100は、上述した燃料噴射ポンプ10では、吸入リード弁31、吐出リード弁32またはリリーフリード弁33に適用できる構成とされている。
なお、リード弁100を吸入リード弁31またはリリーフリード弁33に適用するときは、第1シートが上シート120に対応し、第2シートが下シート130に対応する。また、リード弁100を吐出リード弁32に適用するときは、第1シートが下シート130に対応し、第2シートが上シート120に対応する。
リード弁100の構成について説明する。
リード弁100は、バルブシート110と、上シート120と、下シート130と、から構成されている。リード弁100は、上方から下方に向かって、上シート120、バルブシート110、下シート130の順で積層されている。
上シート120には、弁座孔121と、弁座122と、が形成されている。ここで、弁座孔121の直径について直径Dと定義する。上シート120のその他の構成は、上述した上シート60と同様であるため、説明を省略する。
バルブシート110には、リード弁本体111と、ガイド孔114と、が形成されている。リード弁本体111は、弁部112と、腕部113と、から構成されている。弁部112は、平面視では円形状に形成されている。ここで、弁部112の直径について直径D1と定義する。ガイド孔114は、平面視では円形形状に形成されている。ここで、ガイド孔114の直径について直径D2と定義する。弁部112は、ガイド孔114の中(平面視におけるガイド孔114の範囲内)に配置されている。弁部112は、平面視ではガイド孔114の中心と同心上になるように配置されている。腕部113は、弾性変形するものである。腕部113の一端は、弁部112と一体的に形成されている。腕部113の他端は、バルブシート110と一体的に形成されている。
下シート130には、孔131と、ストッパ132と、が形成されている。下シート130のその他の構成は、上述した下シート70と同様であるため、説明を省略する。
ここで、特記すべき事項として、弁座孔121の直径Dと、弁部112の直径D1と、ガイド孔114の直径D2との間には、以下の関係が成立する。
Figure 2012219742

言い換えれば、弁部112の直径D1と弁座孔121の直径Dとの差は、ガイド孔114の直径D2と弁部112の直径D1との差よりも大きい、という関係が成立する。
リード弁100の作用について説明する。
リード弁100の弁座孔121側を流れの上流側とし、孔131側を流れの下流側とする。上流側から下流側に向かって燃料が流れているときには、弁部112に上流側からの燃料の流体力がかかり、腕部113が弾性変形することによって、弁部112が下流側(下シート130側)へ移動(リフト)して、ストッパ132に押し付けられる。弁部112が下流側(下シート130側)へ移動(リフト)した状態では、弁座孔121は開放され、リード弁100は開状態となる。一方、下流側から上流側に向かって燃料が逆流しているときには、弁部112は、燃料の流体力によって弁座122に押し付けられ、リード弁100は閉状態となる。つまり、リード弁100は、燃料の流れにより開閉することが可能に構成されている。また、リード弁100は、後述の電磁スピル弁340により開閉することも可能である。
リード弁本体111の腕部113が破損して、弁部112が腕部113によって支持されることがなくなった場合を想定する。上流側から下流側(弁座孔121側から孔131側)に向かって燃料が流れているときには、弁部112に上流側からの燃料の流体力がかかり、弁部112が下流側(下シート130側)へ移動(リフト)して、ストッパ132に押し付けられた状態となり、弁部112が腕部113によって支持されている場合と同様に、弁座孔121は開放される。なお、腕部113の破損により分離した弁部112は、弁座孔121、孔131およびストッパ132のサイズによって、下流に流されることがないように構成されている。
一方、下流側から上流側に向かって燃料が逆流しているときには、弁部112は、燃料の流体力によって弁座122に押し付けられる。このとき、弁部112は、平面視におけるガイド孔114の中心と同心上になる位置のみならず、ガイド孔114の範囲内で任意の位置に位置することができる。しかし、このとき弁部112は、数1式の関係により、ガイド孔114の中のどの位置に位置していても、弁座孔121を全範囲にわたって閉塞することとなっている。
リード弁100の効果について説明する。
リード弁100によれば、腕部113が折損した場合でも弁機能を維持できる。
図4を用いて、リード弁200について説明する。
なお、図4(A)は、平面視によるリード弁200の模式図を示している。また、図4(B)は、リード弁200の図4(A)のA2−A2断面視による模式図を示している。
リード弁200は、本発明の燃料噴射ポンプ用リード弁の第二実施形態である。リード弁200は、上述した燃料噴射ポンプ10では、吸入リード弁31、吐出リード弁32またはリリーフリード弁33に適用できる構成とされている。
なお、リード弁200を吸入リード弁31またはリリーフリード弁33に適用するときは、第1シートが上シート220に対応し、第2シートが下シート230に対応する。また、リード弁200を吐出リード弁32に適用するときは、第1シートが下シート230に対応し、第2シートが上シート220に対応する。
リード弁200の構成について説明する。
リード弁200は、バルブシート210と、上シート220と、下シート230と、から構成されている。リード弁200は、上方から下方に向かって、上シート220、バルブシート210、下シート230の順で積層されている。
上シート220には、弁座孔221と、筒部222と、が形成されている。筒部222は、筒形状に形成されている。筒部222は、弁座孔221の周囲に一体的に形成されている。筒部222は、後述する弁部212に向かって延設するように形成されている。上シート220のその他の構成は、上述した上シート60と同様であるため、説明を省略する。
バルブシート210には、リード弁本体211と、ガイド孔214と、が形成されている。リード弁本体211は、弁部212と、腕部213と、から構成されている。弁部212は、平面視では円形状に形成されている。ガイド孔214は、平面視では円形状に形成されている。弁部212は、ガイド孔214の中(平面視におけるガイド孔214の範囲内)に配置されている。弁部212は、平面視ではガイド孔214の中心と同心上になるように配置されている。弁部212には、筒部222に対向する面に凹部215が形成されている。腕部213は、弾性変形するものである。腕部213の一端は、弁部212と一体的に形成されている。腕部213の他端は、バルブシート210と一体的に形成されている。
下シート230には、孔231と、ストッパ232と、が形成されている。下シート230のその他の構成は、上述した下シート70と同様であるため、説明を省略する。
リード弁200の閉状態では、筒部222が凹部215の内周側に嵌合する構成とされている。凹部215の内径は、筒部222の外径よりも大きく形成されている。筒部222は凹部215内に嵌合している。ここで、弁部212の中心がストッパ232に当接して、弁部212のリフトが規制されたときの弁部212のリフト量を規制リフト量Hと定義する。さらに、筒部222が凹部215に嵌合する深さを嵌合深さH1と定義する。
ここで、特記すべき事項として、嵌合深さH1と規制リフト量Hとの間には、以下の関係が成立する。
Figure 2012219742

すなわち、嵌合深さH1は、規制リフト量Hよりも大きい、という関係が成立する。
リード弁200の作用について説明する。
リード弁200は、リード弁100と同様に開閉するように構成されている。つまり、リード弁200は、燃料の流れにより開閉することが可能に構成されている。また、リード弁200は、後述の電磁スピル弁340により開閉することも可能である。
リード弁本体211の腕部213が破損して、弁部212が腕部213によって支持されることがなくなった場合を想定する。上流側から下流側(弁座孔221側から孔231側)に向かって燃料が流れているときには、弁部212に上流側からの燃料の流体力がかかり、弁部212が下流側(下シート230側)へ移動(リフト)して、ストッパ232に押し付けられた状態となり、弁部212が腕部213によって支持されている場合と同様に、弁座孔221は開放される。このとき、規制リフト量Hと嵌合深さH1との間には数2式の関係が成立することから、弁部212が下流側(下シート230側)へ移動(リフト)した場合でも、筒部222が凹部215から外れることはなく、両者が嵌合した状態が保持される。
一方、燃料の流れ方向が上流側から下流側へ向かう方向から、下流側から上流側に向かう方向へ変化した場合、前述のように筒部222と凹部215とは嵌合した状態を保持しているため、弁部212が燃料の流体力によって筒部222に押し付けられる。このとき、筒部222は、凹部215の範囲内で任意の位置に位置することができるが、何れの位置に位置していたとしても、弁部212により弁座孔221が全範囲にわたって閉塞されることとなる。
リード弁200の効果について説明する。
リード弁200によれば、腕部213が折損した場合でも弁機能を維持できる。
図5を用いて、リード弁300について説明する。
なお、図5(A)は、平面視によるリード弁300の模式図を示している。また、図5(B)は、リード弁300の図5(A)のA3−A3断面視による模式図を示している。
リード弁300は、本発明の燃料噴射ポンプ用リード弁の第三実施形態である。リード弁300は、上述した燃料噴射ポンプ10では、例えば吸入リード弁31に適用できる構成とされている。ただし、リード弁300は、吸入リード弁31のみに適用できるのではなく、電磁スピル弁を備える燃料噴射ポンプ用リード弁に適用できる。
なお、リード弁300を吸入リード弁31に適用するときは、第1シートが上シート320に対応し、第2シートが下シート330に対応する。
リード弁300の構成について説明する。
リード弁300は、バルブシート310と、上シート320と、下シート330と、から構成されている。リード弁300は、上方から下方に向かって、上シート320、バルブシート310、下シート330の順で積層されている。
上シート320には、弁座孔321と、弁座322と、が形成されている。ここで、弁座孔321の直径について直径Dと定義する。上シート320のその他の構成は、上述した上シート60と同様であるため、説明を省略する。
バルブシート310には、リード弁本体311と、ガイド孔314と、が形成されている。リード弁本体311は、弁部312と、腕部313と、から構成されている。弁部312は、平面視では円形状に形成されている。ここで、弁部312の直径について直径D1と定義する。ガイド孔314は、平面視では円形状に形成されている。弁部312は、ガイド孔314の中(平面視におけるガイド孔314の範囲内)に配置されている。弁部312は、平面視ではガイド孔314の中心と同心上になるように配置されている。弁部312の上シート320の面には、嵌合部315が形成されている。嵌合部315は、平面視では円形状に形成されている。ここで、嵌合部315の直径について直径D2と定義する。腕部313は、弾性変形するものである。腕部313の一端は、弁部312と一体的に形成されている。腕部313の他端は、バルブシート310と一体的に形成されている。
下シート330には、孔331と、ストッパ332と、が形成されている。下シート330のその他の構成は、上述した下シート70と同様であるため、説明を省略する。
燃料噴射ポンプの電磁スピル弁340は、リード弁300の上シート320側に配置され、リード弁300側へ向かって突出する弁体341を備えている。弁体341は、電磁スピル弁340に対する通電の有無に応じて、リード弁300のリード弁本体311に対して進退可能に構成されており、電磁スピル弁340に通電されていない状態では、反リード弁本体311側へ縮退した状態となる。反リード弁本体311側へ縮退した状態の弁体341は、弁部312を押圧することなく、弁部312の嵌合部315に嵌合しており、リード弁300は、弁部312が弁座322に着座した閉状態となる。
一方、電磁スピル弁340への通電時には、弁体341はリード弁本体311側へ突出する。リード弁本体311側へ突出した弁体341は、嵌合部315に嵌合された状態で弁部312を下シート330側へ押圧し、弁部312をストッパ332に押し付ける。これにより、弁部312は弁座322に着座した状態から下シート330側へ、後述する規制リフト量Hだけリフトされ、リード弁300は開状態となる。このように、電磁スピル弁340の弁体341は、リード弁300の閉状態においては、弁部312の嵌合部315に嵌合しており、リード弁300の開状態においては、嵌合部315に嵌合した状態で、リード弁本体311の弁部312をストッパ332側へ押圧している。
ここで、弁体341の直径について直径D3と定義する。また、弁部312の中心がストッパ332に当接して、弁部312のリフトが規制されたときの弁部312のリフト量を規制リフト量Hと定義する。また、弁体341が嵌合部315に嵌合する深さを嵌合深さH2と定義する。
また、特記すべき事項として、嵌合深さH2と規制リフト量Hとの間には、以下の関係が成立する。
Figure 2012219742

すなわち、嵌合深さH2は、規制リフト量Hよりも大きい、とする関係が成立する。
さらに、弁座孔321の直径Dと、弁部312の直径D1と、嵌合部315の直径D2と、弁体341の直径D3との間には、以下の関係が成立する。
Figure 2012219742
リード弁300の作用について説明する。
リード弁本体311の腕部313が破損して、弁部312が腕部313によって支持されることがなくなった場合を想定する。上流側から下流側(弁座孔321側から孔331側)に向かって燃料が流れているときには、弁部312に上流側からの燃料の流体力がかかり、弁部312が下流側(下シート330側)へ移動(リフト)して、ストッパ332に押し付けられた状態となり、弁座孔321は開放される。このとき、規制リフト量Hと嵌合深さH2との間、および直径Dと直径D1と直径D2と直径D3との間には、数3−1式および数3−2式の関係が成立することから、弁部312がストッパ332に押し付けられた状態となるまでリフトしたとしても、弁体341が嵌合部315から外れることはなく、両者が嵌合した状態が保持される。
一方、燃料の流れ方向が上流側から下流側へ向かう方向から、下流側から上流側に向かう方向へ変化した場合、前述のように弁体341と嵌合部315とは嵌合した状態を保持しているため、弁部312が燃料の流体力によって弁座322に押し付けられる。このとき、弁体341は嵌合部315の範囲内で任意の位置に位置することができるが、何れの位置に位置していたとしても、弁部312により弁座孔321が全範囲にわたって閉塞されることとなる。
リード弁300の効果について説明する。
リード弁300によれば、腕部313が折損した場合でも弁機能を維持できる。
図6を用いて、リード弁400について説明する。
なお、図6(A)は、平面視によるリード弁400の模式図を示している。また、図6(B)は、リード弁400の図6(A)のA4−A4断面視による模式図を示している。
リード弁400は、本発明の燃料噴射ポンプ用リード弁の第四実施形態である。リード弁400は、上述した燃料噴射ポンプ10では、吸入リード弁31、吐出リード弁32またはリリーフリード弁33に適用できる構成とされている。
なお、リード弁400を吸入リード弁31またはリリーフリード弁33に適用するときは、第1シートが上シート420に対応し、第2シートが下シート430に対応する。また、リード弁400を吐出リード弁32に適用するときは、第1シートが下シート430に対応し、第2シートが上シート420に対応する。
リード弁400の構成について説明する。
リード弁400は、バルブシート410と、上シート420と、下シート430と、から構成されている。リード弁400は、上方から下方に向かって、上シート420、バルブシート410、下シート430の順で積層されている。
上シート420には、弁座孔421と、弁座422と、が形成されている。ここで、弁座孔421の直径について直径Dと定義する。上シート420のその他の構成は、上述した上シート60と同様であるため、説明を省略する。
バルブシート410には、リード弁本体411と、ガイド孔414と、が形成されている。リード弁本体411は、弁部412と、腕部413と、から構成されている。弁部412は、平面視では円形状に形成されている。ここで、弁部412の直径について直径D1と定義する。ガイド孔414は、平面視では半長円形上に形成されている。弁部412は、ガイド孔414の中(平面視におけるガイド孔414の範囲内)に配置されている。弁部412は、平面視ではガイド孔414における半円形状部分の中心と同心上になるように配置されている。腕部413は、弾性変形するものである。腕部413の一端は、弁部412と一体的に形成されている。腕部413の他端は、バルブシート410と一体的に形成されている。
ここで、弁部412の平面視において、腕部413が一体的に形成されている側と反対側を移動側(図6における矢印P)と定義する。また、弁部412の外周とガイド孔414との移動側の隙間を隙間Bと定義する。
下シート430には、孔431と、ストッパ432と、貫通孔433と、が形成されている。貫通孔433は、下シート430を一面側から他面側へかけて貫通する孔であり、バルブシート410側へ向かうにつれて移動側に向かって傾斜するように形成されている。貫通孔433は、閉弁状態で後述する弁部412の溝部415と連通するように形成されている。下シート130のその他の構成は、上述した下シート70と同様であるため、説明を省略する。
弁部412には、溝部415が形成されている。溝部415は、弁部412のストッパ432と当接する面に形成されている。溝部415は、弁部412の略中心に形成されている。溝部415は、その底部側が移動側に向かって傾斜している。
ここで、特記すべき事項として、弁座孔421の直径Dと、弁部412の直径D1と、隙間Bとの間には、以下の関係が成立する。
Figure 2012219742

言い換えれば、弁部412の直径D1と弁座孔421の直径Dとの差は、隙間Bよりも大きい、という関係が成立する。
リード弁400の作用について説明する。
リード弁400は、リード弁100と同様に開閉するように構成されている。つまり、リード弁400は、燃料の流れにより開閉することが可能に構成されている。また、リード弁400は、前述の電磁スピル弁340により開閉することも可能である。
リード弁本体411の腕部413が破損して、弁部412が腕部413によって支持されることがなくなった場合を想定する。上流側から下流側(弁座孔421側から孔431側)に向かって燃料が流れているときには、弁部412に上流側からの燃料の流体力がかかり、弁部412が下流側(下シート430側)へ移動(リフト)して、ストッパ432に押し付けられた状態となり、弁部412が腕部413によって支持されている場合と同様に、弁座孔421は開放される。
一方、下流側から上流側に向かって燃料が逆流しているときには、弁部412が燃料の流体力によって弁座422に押し付けられる。同時に、弁部412には、貫通孔433を通過する燃料の流体力によって、移動側Pへ押し付けられる力がかかり、弁部412はガイド孔414の内周面に当接するまで移動側Pへ移動する。このとき、溝部415は、燃料を移動側Pへ導く。このように、ガイド孔414の移動側Pの内周面に当接した状態の弁部412は、数4式の関係により、弁座孔421を全範囲にわたって閉塞することとなる。
リード弁400の効果について説明する。
リード弁400によれば、腕部413が折損した場合でも弁機能を維持できる。
また、腕部413の折損により分離した弁部412を所定の位置に移動させることができる。
なお、実施形態1〜4のリード弁100〜400を備える燃料噴射ポンプ10によれば、リード弁100〜400が折損した場合でも弁機能を維持できる。
10 燃料噴射ポンプ
31 吸入リード弁
32 吐出リード弁
33 リリーフリード弁
100 リード弁
110 バルブシート
111 リード弁本体
112 弁部
113 腕部
114 ガイド孔
120 上シート
121 弁座孔
122 弁座
130 下シート
132 ストッパ

Claims (6)

  1. 第1シートと、バルブシートと、第2シートと、を積層して構成され、
    前記第1シートには、弁座と、弁座孔と、が形成され、
    前記バルブシートには、リード弁本体と、ガイド孔と、が形成され、
    前記リード弁本体には、弾性変形する腕部と、該腕部の一端に設けられる弁部と、が形成され、
    前記第2シートには、前記リード弁本体のリフト量を規制するストッパが形成され、
    前記弁部が前記弁座に当接して前記弁座孔を塞ぐことで閉状態となり、前記弁部が前記弁座から離れ前記弁座孔を開放することで開状態となる燃料噴射ポンプ用リード弁であって、
    前記弁部は、前記ガイド孔の中に配置され、
    前記弁部の直径と前記弁座孔の直径との差は、前記ガイド孔の直径と前記弁部の直径との差よりも大きいものとされる、
    燃料噴射ポンプ用リード弁。
  2. 請求項1記載の燃料噴射ポンプ用リード弁であって、
    前記ストッパには、前記所定の向きに傾斜する貫通孔が形成される、
    燃料噴射ポンプ用リード弁。
  3. 請求項2記載の燃料噴射ポンプ用リード弁であって、
    前記弁部の前記ストッパと対向する面には、前記所定の向きに傾斜し、前記貫通穴に連通する溝が形成される、
    燃料噴射ポンプ用リード弁。
  4. 第1シートと、バルブシートと、第2シートと、を積層して構成され、
    前記第1シートには、弁座と、弁座孔と、が形成され、
    前記バルブシートには、リード弁本体が形成され、
    前記リード弁本体には、弾性変形する腕部と、該腕部の一端に設けられる弁部と、が形成され、
    前記第2シートには、前記リード弁本体のリフト量を規制するストッパが形成され、
    前記弁部が前記弁座に当接して前記弁座孔を塞ぐことで閉状態となり、前記弁部が前記弁座から離れ前記弁座孔を開放することで開状態となる燃料噴射ポンプ用リード弁であって、
    前記弁座孔の周囲には、前記弁部に向かって延設される筒部が形成され、
    前記弁部には、凹部が形成され、
    前記閉状態では、前記筒部が前記凹部に嵌合し、
    前記筒部が前記凹部の内周側に嵌合する深さである嵌合深さが、前記弁部の中心が前記ストッパによって規制されたときの前記弁部のリフト量である規制リフト量よりも大きいものとされる、
    燃料噴射ポンプ用リード弁。
  5. 第1シートと、バルブシートと、第2シートと、を積層して構成され、
    前記第1シートには、弁座と、弁座孔と、が形成され、
    前記バルブシートには、リード弁本体が形成され、
    前記リード弁本体には、弾性変形する腕部と、該腕部の一端に設けられる弁部と、が形成され、
    前記第2シートには、前記リード弁本体のリフト量を規制するストッパが形成され、
    前記弁部が前記弁座に当接して前記弁座孔を塞ぐことで閉状態となり、前記弁部が前記弁座から離れ前記弁座孔を開放することで開状態となる燃料噴射ポンプ用リード弁であって、
    前記リード弁本体に対して進退可能な弁体を有する電磁スピル弁をさらに備え、
    前記弁部には、凹部が形成され、
    前記閉状態では、前記電磁スピル弁の弁体は、前記凹部に嵌合され、
    前記開状態では、前記弁体は、前記凹部に嵌合した状態で前記弁部を前記ストッパ側へ押圧し、
    前記電磁スピル弁が前記凹部に嵌合する深さである嵌合深さが、前記弁部の中心が前記ストッパによって規制されたときの前記弁部のリフト量である規制リフト量よりも大きいものとされる、
    燃料噴射ポンプ用リード弁。
  6. 燃料噴射ポンプであって、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の燃料噴射ポンプ用リード弁を備える、
    燃料噴射ポンプ。
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