JP2012219742A - 燃料噴射ポンプ用リード弁および燃料噴射ポンプ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上シート120には、弁座122と、弁座孔121と、が形成され、バルブシート110には、リード弁本体111と、ガイド孔114と、が形成され、リード弁本体111には、弾性変形する腕部113と、腕部113の一端に設けられる弁部112と、が形成され、下シート130には、リード弁本体111のリフト量を規制するストッパ132が形成され、弁部112が弁座122に当接して弁座孔121を塞ぐことで閉状態となり、弁部112が弁座122から離れ弁座孔121を開放することで開状態となるリード弁100であって、弁部112は、ガイド孔114の中に配置され、弁部112の直径D1と弁座孔121の直径Dとの差は、ガイド孔114の直径D2と弁部112の直径D1との差よりも大きい。
【選択図】図3
Description
なお、図1および図2では、吸入通路21を破線で示し、吐出通路22を実線で示し、リリーフ通路23を2点鎖線で示している。
バルブユニット30は、吸入リード弁31、吐出リード弁32およびリリーフリード弁33をユニットで構成したものである。リード弁とは、舌状に形成され、圧力の差で開閉する構成の弁である。
なお、図3(A)は、平面視によるリード弁100の模式図を示している。また、図3(B)は、リード弁100の図3(A)のA1−A1断面視による模式図を示している。
リード弁100は、バルブシート110と、上シート120と、下シート130と、から構成されている。リード弁100は、上方から下方に向かって、上シート120、バルブシート110、下シート130の順で積層されている。
言い換えれば、弁部112の直径D1と弁座孔121の直径Dとの差は、ガイド孔114の直径D2と弁部112の直径D1との差よりも大きい、という関係が成立する。
リード弁100の弁座孔121側を流れの上流側とし、孔131側を流れの下流側とする。上流側から下流側に向かって燃料が流れているときには、弁部112に上流側からの燃料の流体力がかかり、腕部113が弾性変形することによって、弁部112が下流側(下シート130側)へ移動(リフト)して、ストッパ132に押し付けられる。弁部112が下流側(下シート130側)へ移動(リフト)した状態では、弁座孔121は開放され、リード弁100は開状態となる。一方、下流側から上流側に向かって燃料が逆流しているときには、弁部112は、燃料の流体力によって弁座122に押し付けられ、リード弁100は閉状態となる。つまり、リード弁100は、燃料の流れにより開閉することが可能に構成されている。また、リード弁100は、後述の電磁スピル弁340により開閉することも可能である。
リード弁100によれば、腕部113が折損した場合でも弁機能を維持できる。
なお、図4(A)は、平面視によるリード弁200の模式図を示している。また、図4(B)は、リード弁200の図4(A)のA2−A2断面視による模式図を示している。
リード弁200は、バルブシート210と、上シート220と、下シート230と、から構成されている。リード弁200は、上方から下方に向かって、上シート220、バルブシート210、下シート230の順で積層されている。
リード弁200は、リード弁100と同様に開閉するように構成されている。つまり、リード弁200は、燃料の流れにより開閉することが可能に構成されている。また、リード弁200は、後述の電磁スピル弁340により開閉することも可能である。
リード弁200によれば、腕部213が折損した場合でも弁機能を維持できる。
なお、図5(A)は、平面視によるリード弁300の模式図を示している。また、図5(B)は、リード弁300の図5(A)のA3−A3断面視による模式図を示している。
リード弁300は、バルブシート310と、上シート320と、下シート330と、から構成されている。リード弁300は、上方から下方に向かって、上シート320、バルブシート310、下シート330の順で積層されている。
リード弁本体311の腕部313が破損して、弁部312が腕部313によって支持されることがなくなった場合を想定する。上流側から下流側(弁座孔321側から孔331側)に向かって燃料が流れているときには、弁部312に上流側からの燃料の流体力がかかり、弁部312が下流側(下シート330側)へ移動(リフト)して、ストッパ332に押し付けられた状態となり、弁座孔321は開放される。このとき、規制リフト量Hと嵌合深さH2との間、および直径Dと直径D1と直径D2と直径D3との間には、数3−1式および数3−2式の関係が成立することから、弁部312がストッパ332に押し付けられた状態となるまでリフトしたとしても、弁体341が嵌合部315から外れることはなく、両者が嵌合した状態が保持される。
リード弁300によれば、腕部313が折損した場合でも弁機能を維持できる。
なお、図6(A)は、平面視によるリード弁400の模式図を示している。また、図6(B)は、リード弁400の図6(A)のA4−A4断面視による模式図を示している。
リード弁400は、バルブシート410と、上シート420と、下シート430と、から構成されている。リード弁400は、上方から下方に向かって、上シート420、バルブシート410、下シート430の順で積層されている。
言い換えれば、弁部412の直径D1と弁座孔421の直径Dとの差は、隙間Bよりも大きい、という関係が成立する。
リード弁400は、リード弁100と同様に開閉するように構成されている。つまり、リード弁400は、燃料の流れにより開閉することが可能に構成されている。また、リード弁400は、前述の電磁スピル弁340により開閉することも可能である。
リード弁400によれば、腕部413が折損した場合でも弁機能を維持できる。
また、腕部413の折損により分離した弁部412を所定の位置に移動させることができる。
31 吸入リード弁
32 吐出リード弁
33 リリーフリード弁
100 リード弁
110 バルブシート
111 リード弁本体
112 弁部
113 腕部
114 ガイド孔
120 上シート
121 弁座孔
122 弁座
130 下シート
132 ストッパ
Claims (6)
- 第1シートと、バルブシートと、第2シートと、を積層して構成され、
前記第1シートには、弁座と、弁座孔と、が形成され、
前記バルブシートには、リード弁本体と、ガイド孔と、が形成され、
前記リード弁本体には、弾性変形する腕部と、該腕部の一端に設けられる弁部と、が形成され、
前記第2シートには、前記リード弁本体のリフト量を規制するストッパが形成され、
前記弁部が前記弁座に当接して前記弁座孔を塞ぐことで閉状態となり、前記弁部が前記弁座から離れ前記弁座孔を開放することで開状態となる燃料噴射ポンプ用リード弁であって、
前記弁部は、前記ガイド孔の中に配置され、
前記弁部の直径と前記弁座孔の直径との差は、前記ガイド孔の直径と前記弁部の直径との差よりも大きいものとされる、
燃料噴射ポンプ用リード弁。 - 請求項1記載の燃料噴射ポンプ用リード弁であって、
前記ストッパには、前記所定の向きに傾斜する貫通孔が形成される、
燃料噴射ポンプ用リード弁。 - 請求項2記載の燃料噴射ポンプ用リード弁であって、
前記弁部の前記ストッパと対向する面には、前記所定の向きに傾斜し、前記貫通穴に連通する溝が形成される、
燃料噴射ポンプ用リード弁。 - 第1シートと、バルブシートと、第2シートと、を積層して構成され、
前記第1シートには、弁座と、弁座孔と、が形成され、
前記バルブシートには、リード弁本体が形成され、
前記リード弁本体には、弾性変形する腕部と、該腕部の一端に設けられる弁部と、が形成され、
前記第2シートには、前記リード弁本体のリフト量を規制するストッパが形成され、
前記弁部が前記弁座に当接して前記弁座孔を塞ぐことで閉状態となり、前記弁部が前記弁座から離れ前記弁座孔を開放することで開状態となる燃料噴射ポンプ用リード弁であって、
前記弁座孔の周囲には、前記弁部に向かって延設される筒部が形成され、
前記弁部には、凹部が形成され、
前記閉状態では、前記筒部が前記凹部に嵌合し、
前記筒部が前記凹部の内周側に嵌合する深さである嵌合深さが、前記弁部の中心が前記ストッパによって規制されたときの前記弁部のリフト量である規制リフト量よりも大きいものとされる、
燃料噴射ポンプ用リード弁。 - 第1シートと、バルブシートと、第2シートと、を積層して構成され、
前記第1シートには、弁座と、弁座孔と、が形成され、
前記バルブシートには、リード弁本体が形成され、
前記リード弁本体には、弾性変形する腕部と、該腕部の一端に設けられる弁部と、が形成され、
前記第2シートには、前記リード弁本体のリフト量を規制するストッパが形成され、
前記弁部が前記弁座に当接して前記弁座孔を塞ぐことで閉状態となり、前記弁部が前記弁座から離れ前記弁座孔を開放することで開状態となる燃料噴射ポンプ用リード弁であって、
前記リード弁本体に対して進退可能な弁体を有する電磁スピル弁をさらに備え、
前記弁部には、凹部が形成され、
前記閉状態では、前記電磁スピル弁の弁体は、前記凹部に嵌合され、
前記開状態では、前記弁体は、前記凹部に嵌合した状態で前記弁部を前記ストッパ側へ押圧し、
前記電磁スピル弁が前記凹部に嵌合する深さである嵌合深さが、前記弁部の中心が前記ストッパによって規制されたときの前記弁部のリフト量である規制リフト量よりも大きいものとされる、
燃料噴射ポンプ用リード弁。 - 燃料噴射ポンプであって、
請求項1から5のいずれか一項に記載の燃料噴射ポンプ用リード弁を備える、
燃料噴射ポンプ。
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JP2011087598A JP5776283B2 (ja) | 2011-04-11 | 2011-04-11 | 燃料噴射ポンプ用リード弁および燃料噴射ポンプ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015055230A (ja) * | 2013-09-13 | 2015-03-23 | 株式会社デンソー | 高圧ポンプ |
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2011
- 2011-04-11 JP JP2011087598A patent/JP5776283B2/ja active Active
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