JP5625862B2 - 燃料噴射ポンプ用リード弁および燃料噴射ポンプ - Google Patents
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Description
なお、図1および図2では、吸入通路21を破線で示し、吐出通路22を実線で示し、リリーフ通路23を2点鎖線で示している。
バルブユニット30は、吸入リード弁31、吐出リード弁32およびリリーフリード弁33をユニットで構成したものである。リード弁とは、舌状に形成され、圧力の差で開閉する構成の弁である。
吸入リード弁131は、バルブユニット130に構成されている。バルブユニット130は、バルブ板150と、シートとしての上シート板160と、スペーサ180と、シートとしての下シート板170と、を具備している。バルブユニット130は、上方から下方に向かって、上シート板160、スペーサ180、バルブ板150、下シート板170の順で積層されている。上シート板160、スペーサ180、バルブ板150および下シート板170は、ピン181によって、平面視の方向(バルブユニット130の径方向および周方向)が固定されている。
実施形態1の吸入リード弁131によれば、安定したセット荷重が付与できる。セット荷重とは、吸入リード弁131の閉弁状態において、弁部153が弁座161Aを押し付ける荷重のことをいう。すなわち、弁部153の厚さT1がスペーサ180の厚さT2よりも大きいものとされているため、腕部152は、閉弁状態において、たわんだ状態となる。このとき、腕部152のたわみ量と、弁部153の弁座161Aを押し付ける力、すなわちセット荷重とは、比例する。そのため、セット荷重の設定は、弁部153の厚さをT1と、スペーサ180の厚さをT2とを、設定することによって設定できる。つまり、吸入リード弁131では、安定したセット荷重を付与できる。
吸入リード弁231は、バルブユニット230に構成されている。バルブユニット230は、バルブ板250と、シートとしての上シート板260と、スペーサ280と、シートとしての下シート板270と、を具備している。バルブユニット230は、上方から下方に向かって、上シート板260、スペーサ280、バルブ板250、下シート板270の順で積層されている。上シート板260、スペーサ280、バルブ板250および下シート板270は、ピン281によって、平面視の方向(バルブユニット230の径方向および周方向)が固定されている。
実施形態2の吸入リード弁231によれば、安定したセット荷重が付与できる。すなわち、弁部253の厚さをT1がスペーサ280の厚さをT2よりも大きいものとされているため、腕部252は、閉弁状態において、たわんだ状態となる。このとき、腕部252のたわみ量と、弁部253の弁座261Aを押し付ける力、すなわちセット荷重とは、比例する。そのため、セット荷重の設定は、弁部253の厚さをT1と、スペーサ180の厚さをT2とを、設定することによって設定できる。つまり、吸入リード弁231に安定したセット荷重を付与できる。
150 バルブ本体
151 リード弁本体
152 腕部
153 弁部
154 接合部
160 上シート板
161 弁座孔
161A 弁座
170 下シート板
171 孔
180 スペーサ
Claims (4)
- シートとリード弁本体とを積層して構成され、
前記シートには、弁座と弁座孔とが形成され、
前記リード弁本体には、弾性変形する腕部と該腕部の一端に設けられる弁部とを備え、
前記弁部が前記弁座に当接して前記弁座孔を塞ぐことで閉状態となり、前記弁部が前記弁座から離れ前記弁座孔を開放することで開状態となる燃料噴射ポンプ用リード弁であって、
前記シートとリード弁本体との間には、スペーサが配置され、
前記弁部の厚さは、前記スペーサの厚さよりも大きく、
前記腕部と弁部との接合部は、前記弁部の円柱形状の底面における円形状の中心部のみに形成される、
燃料噴射ポンプ用リード弁。 - 請求項1記載の燃料噴射ポンプ用リード弁であって、
前記弁部の前記弁座に当接する側は、円錐形状に形成され、
前記弁部は、前記腕部の一端に遊嵌して設けられる、
燃料噴射ポンプ用リード弁。 - 請求項1または2記載の燃料噴射ポンプ用リード弁であって、
前記弁部の硬度は、前記腕部の硬度よりも高く、
前記弁部の剛性は、前記腕部の剛性よりも高い、
燃料噴射ポンプ用リード弁。 - 請求項1乃至3記載のいずれか1項に記載の燃料噴射ポンプ用リード弁を有する燃料噴射ポンプ。
Priority Applications (1)
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JP2010278467A JP5625862B2 (ja) | 2010-12-14 | 2010-12-14 | 燃料噴射ポンプ用リード弁および燃料噴射ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2010278467A JP5625862B2 (ja) | 2010-12-14 | 2010-12-14 | 燃料噴射ポンプ用リード弁および燃料噴射ポンプ |
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JP2012127239A JP2012127239A (ja) | 2012-07-05 |
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JP2010278467A Active JP5625862B2 (ja) | 2010-12-14 | 2010-12-14 | 燃料噴射ポンプ用リード弁および燃料噴射ポンプ |
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Family Cites Families (2)
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JPS6266064U (ja) * | 1985-10-15 | 1987-04-24 | ||
JP2001153000A (ja) * | 1999-11-29 | 2001-06-05 | Aisan Ind Co Ltd | 高圧燃料ポンプ |
-
2010
- 2010-12-14 JP JP2010278467A patent/JP5625862B2/ja active Active
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Publication number | Publication date |
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JP2012127239A (ja) | 2012-07-05 |
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