JP2015232283A - ダンパー装置 - Google Patents

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【課題】複数のダイアフラムの組み付けをより容易に行うことのできるダンパー装置を提供する。【解決手段】ダンパー装置は、燃料通路に設けられるハウジング(22,23)と、ダイアフラム(27,28)とそのダイアフラムを覆う支持部材(29,30)とがそれぞれ一体に設けられて、ハウジングの内部に並んで設置された2つのダンパーユニット(24,25)と、ハウジングの内部における、2つのダンパーユニットの間の部分に設けられた中間板26と、を備える。2つのダンパーユニットは、中間板26との間にそれぞれ介設された板バネ32の付勢力によりそれらの配列方向に付勢された状態でハウジングの内部に設置されている。【選択図】図2

Description

本発明は、複数のダイアフラムを備えるダンパー装置に関する。
従来、特許文献1に見られるように、燃料タンクからフィードポンプが汲み上げた燃料を加圧して内燃機関に供給する高圧燃料ポンプとして、燃料の圧力脈動を低減するダンパー装置(パルセーションダンパー)を内蔵したものがある。同文献に記載の高圧燃料ポンプのダンパー装置は、当該ポンプの加圧室に連通する燃料室に設置されたダンパーユニットを有する。ダンパーユニットは、ダイアフラムとそのダイアフラムを覆う支持部材とを一体のアセンブリーとして構成したものとなっている。そして、同文献のダンパー装置では、ダンパーユニットの上面及び下面から上下方向にそれぞれ突出された支持体を高圧燃料ポンプのハウジングに係止することで、燃料室内におけるダンパーユニットの位置決めを行っている。
特開2013−060945号公報 特開2005−042554号公報
こうした従来のダンパー装置では、溶接などの接合を行わずに、ハウジングにダイアフラムを組み付けられる。ところが、特許文献2に見られるように、ダンパー装置に複数のダイアフラムを設置する場合には、そうした従来のダンパー装置におけるダイアフラムの組み付け構造をそのまま適用することができず、溶接などを用いざるを得ないのが現状である。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、複数のダイアフラムの組み付けをより容易に行うことのできるダンパー装置を提供することにある。
上記課題を解決するダンパー装置は、燃料通路に設けられるハウジングと、ダイアフラムおよびそのダイアフラムを覆う支持部材がそれぞれ一体に設けられて、ハウジングの内部に並んで配置された複数のダンパーユニットと、を備える。そして、ハウジングの内部における、隣り合って配置された2つのダンパーユニットの間の部分に中間板を設置するとともに、それら2つのダンパーユニットと中間板との間にそれぞれ弾性部材を介設し、その弾性部材の付勢力によりそれらダンパーユニットが同ダンパーユニットの配列方向に付勢された状態でハウジングの内部に設置するようにしている。
こうしたダンパー装置では、弾性部材の弾性力による押圧を受ける中間板が各ダンパーユニットの間に設置されているため、ハウジングの内部での各ダンパーユニットの弾性支持を、比較的簡単な構成で行うことができる。したがって、上記ダンパー装置によれば、複数のダイアフラムの組み付けをより容易に行うことができる。
ここで、中間板を挟んで設置される2つのダンパーユニットをそれぞれ第1ダンパーユニット、第2ダンパーユニットとし、中間板と第1ダンパーユニットとの間に介設される弾性部材を第1弾性部材、中間板と前記第2ダンパーユニットとの間に介設される弾性部材を第2弾性部材とする。このとき、各ダンパーユニットの配列方向において、中間板に対する第1弾性部材の当接位置を、同中間板に対する第2弾性部材の当接位置よりも第2ダンパーユニットに近い位置に位置させるようにすれば、上記配列方向におけるハウジングの長さを短縮することが可能となる。
なお、弾性部材としては、例えば板バネやウェーブワッシャーを用いることができる。また、弾性部材をダンパーユニットに一体に設けるようにすれば、ハウジングに組み付ける部品の点数を減らし、組み付けにかかる工数を抑えることが可能となる。
さらに、ハウジングを、上部品と下部品とに分割形成するとともに、中間板を間に挟んでそれら上部品および下部品を接合することで形成するようにすれば、ハウジングへの中間板の固定を容易かつ適切に行うことが可能となる。
ダンパー装置の第1実施形態が設置される内燃機関の燃料系の略図。 同ダンパー装置の分解斜視図。 同ダンパー装置に設けられる各ダンパーユニットの分解斜視図。 同ダンパー装置の側面断面図。 ダンパー装置の第2実施形態の側面断面図。 同ダンパー装置の内部構造の分解斜視図。 第2実施形態の変形例におけるダンパー装置の側部断面図。 ダンパー装置の第3実施形態の側面断面図。 ウェーブワッシャーを弾性部材として採用したダンパー装置の変形例におけるダンパーユニットの分解斜視図。
(第1実施形態)
以下、ダンパー装置の第1実施形態を、図1〜図4を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態のダンパー装置が設置される内燃機関の燃料系の構成を示している。同図に示すように、この内燃機関の燃料系は、燃料タンク10、フィードポンプ11、高圧燃料ポンプ12、デリバリーパイプ13およびインジェクター14を備える。フィードポンプ11と高圧燃料ポンプ12とは、低圧燃料通路15を介して接続され、高圧燃料ポンプ12とデリバリーパイプ13とは、高圧燃料通路16を介して接続されている。
こうした燃料系において、燃料タンク10内の燃料は、フィードポンプ11により汲み上げられ、その汲み上げられた燃料は、高圧燃料ポンプ12により加圧される。そして、その加圧された燃料は、デリバリーパイプ13に貯留され、そのデリバリーパイプ13から各インジェクター14に分配供給される。
高圧燃料ポンプ12は、燃料を加圧するための加圧室17と、内燃機関のカムシャフトの回転に応じて駆動されて加圧室17内の燃料を加圧するプランジャー18と、を備える。加圧室17は、その内部で加圧されてデリバリーパイプ13に送られる燃料の量を調整するための電磁スピル弁19を介して低圧燃料通路15に接続されている。また、加圧室17は、燃料の逆流を防止するためのチェックバルブ20を介して高圧燃料通路16に接続されている。
本実施形態のダンパー装置21は、こうした高圧燃料ポンプ12における、フィードポンプ11からの燃料入り口部分に設けられている。そして、そのダンパー装置21によって、高圧燃料ポンプ12の加圧動作に伴う、低圧燃料通路15内の燃料の圧力脈動が低減されている。
図2は、ダンパー装置21の分解斜視構造を示している。ダンパー装置21は、中空構造のハウジング、そのハウジングの内部に並んで配置される2つのダンパーユニット(第1ダンパーユニット24、第2ダンパーユニット25)、それら2つのダンパーユニットの間の部分に設置される中間板26を有する。なお、以下では、第1ダンパーユニット24および第2ダンパーユニット25の配列方向を、ダンパー配列方向と記載する。
ハウジングは、それぞれ椀状に形成されたハウジング上部品22およびハウジング下部品23に分割形成されている。また、中間板26は、円環板状に形成されている。そして、中間板26を間に挟んで第1ダンパーユニット24および第2ダンパーユニット25を並べ、ハウジング上部品22およびハウジング下部品23でそれらを挟み込むとともに、ハウジング上部品22、ハウジング下部品23および中間板26の外周部分を一体に接合することで、ダンパー装置21が形成されている。なお、このときの接合は、例えば溶接やボルト止めで行われる。
図3は、第1ダンパーユニット24の分解斜視構造を示している。なお、第2ダンパーユニット25も、第1ダンパーユニット24と同様の構造とされている。
第1ダンパーユニット24は、内部にガスが封入された中空構造のダイアフラムと、そのダイアフラムを覆う支持部材とにより構成される。ダイアフラムは、椀状にそれぞれ形成されたダイアフラム上部品27およびダイアフラム下部品28を向かい合わせ、外周部分を互いに接合することで形成されている。支持部材は、それぞれ椀状に形成された支持部材上部品29および支持部材下部品30により構成されている。そして、ダイアフラムを間に挟んで、支持部材上部品29および支持部材下部品30を向かい合わせ、それらの外周部分を一体に接合することで、第1ダンパーユニット24が形成されている。なお、このときの接合は、例えば溶接により行われる。
なお、支持部材上部品29の上面および支持部材下部品30の下面には、複数(同図の例ではそれぞれ4つ)の孔31が空けられている。また、支持部材上部品29の上面および支持部材下部品30の下面には、弾性部材としての板バネ32が、切り起しにより、それぞれ複数(同図の例ではそれぞれ4つ)ずつ形成されている。
図4は、ダンパー装置21の側面断面構造を示している。同図に示すように、ハウジング上部品22には、フィードポンプ11から送られた燃料を内部に導入するための流入口34が、ハウジング下部品23には、加圧室17へと燃料を送り出すための吐出口35がそれぞれ設けられている。
次に、こうした本実施形態のダンパー装置21の作用を説明する。同図4に示すように、ダンパー装置21の内部では、第1ダンパーユニット24および第2ダンパーユニット25に設けられた各板バネ32の弾性力により、ハウジングの内壁および中間板26に押圧が加えられる。その結果、ハウジングの内部において、第1ダンパーユニット24および第2ダンパーユニット25は、ダンパー配列方向に弾性支持されるようになり、その結果、ハウジングの内部における第1ダンパーユニット24および第2ダンパーユニット25の位置が自ずと定まるようになる。
以上の本実施形態のダンパー装置21によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)本実施形態のダンパー装置21では、板バネ32の弾性力による押圧を受ける中間板26が第1ダンパーユニット24および第2ダンパーユニット25の間に設置されているため、ハウジングの内部での第1ダンパーユニット24および第2ダンパーユニット25の弾性支持を、比較的簡単な構成で行うことができる。したがって、複数のダイアフラムの組み付けをより容易に行うことができる。
(2)板バネ32が第1ダンパーユニット24および第2ダンパーユニット25に一体に設けられているため、ハウジングに組み付ける部品の点数を抑え、組み付けにかかる工数をより少なくすることが可能となる。
(3)支持部材(支持部材上部品29、支持部材下部品30)からの切り起こしにより、板バネ32を形成している。そのため、第1ダンパーユニット24および第2ダンパーユニット25への板バネ32の一体化が容易となる。
(第2実施形態)
次に、ダンパー装置の第2実施形態を、図5〜図7を併せ参照して詳細に説明する。なお本実施形態にあって、上記実施形態と共通する構成については、同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
ダンパー装置に複数のダイアフラム(ダンパーユニット)を設置する場合には、自ずと、ダンパー配列方向におけるハウジングの長さは長くなり、ダンパー装置の設置性が悪化する。そこで、本実施形態では、中間板の形状を変更することで、ダンパー配列方向におけるハウジングの長さを短縮するようにしている。
図5は、本実施形態のダンパー装置における、ハウジングの内部構造(ダンパーユニット、中間板)の分解斜視構造を示している。同図に示すように、本実施形態のダンパー装置においても、ハウジングの内部には、第1ダンパーユニット24および第2ダンパーユニット25の2つのダンパーユニットが、円環板状の中間板40を間に挟んで設置される。ただし、本実施形態では、中間板40に対しての、第1ダンパーユニット24の板バネ32の当接位置と、第2ダンパーユニット25の板バネ32の当接位置とがずれるように、それらが設置されている。
また、本実施形態のダンパー装置の中間板40は、第1ダンパーユニット24および第2ダンパーユニット25の各板バネ32が当接されるその内周部分に段差が設けられている。具体的には、ダンパー配列方向において、第1ダンパーユニット24の板バネ32の当接位置40Aが第2ダンパーユニット25の側に凹み、第2ダンパーユニット25の板バネ32の当接位置40Bが第1ダンパーユニット24の側に凹むように、中間板40の内周部分に段差が設けられている。
図6は、図5の面Aにおけるダンパー装置の側部断面構造を示している。同図に示すように、本実施形態のダンパー装置では、第1実施形態のダンパー装置に比べ、ダンパー配列方向におけるハウジングの長さが、第1ダンパーユニット24および第2ダンパーユニット25の板バネ32の当接位置の段差Δ分短くなる。そのため、複数のダイアフラムを備えるダンパー装置を比較的コンパクトな構成形成することが可能となる。
なお、本実施形態では、第1ダンパーユニット24の中間板26側の板バネ32が第1弾性部材に、第2ダンパーユニット25の中間板26側の板バネ32が第2弾性部材に、それぞれ対応している。
ちなみに、下記のように、上記のような中間板における板バネ当接位置の段差形成の効果は、ダンパー装置に設けるダイアフラムの数が増すほど顕著となる。
図7は、ハウジング(ハウジング上部品22、ハウジング下部品23)の内部に、第1ダンパーユニット41、第2ダンパーユニット42および第3ダンパーユニット43の3つのダンパーユニットが並んで設置されたダンパー装置の側部断面構造を示している。このダンパー装置のハウジングの内部には、第1ダンパーユニット41と第2ダンパーユニット42の間の部分に第1中間板44が、第2ダンパーユニット42と第3ダンパーユニット43の間の部分に第2中間板45がそれぞれ設置されている。そして、第1中間板44には、第1ダンパーユニット41の板バネ46がその上面に、第2ダンパーユニット42の板バネ47がその下面にそれぞれ当接されている。また、第2中間板45には、第2ダンパーユニット42の板バネ47がその上面に、第3ダンパーユニット43の板バネ48がそれぞれ当接されている。
さらに、第1中間板44の内周部分には、ダンパー配列方向において、第1ダンパーユニット41の板バネ46の当接位置44Aが第2ダンパーユニット42の側に凹み、第2ダンパーユニット42の板バネ47の当接位置44Bが第1ダンパーユニット41の側に凹むように段差が設けられている。また、第2中間板45の内周部分には、ダンパー配列方向において、第2ダンパーユニット42の板バネ47の当接位置45Aが第3ダンパーユニット43の側に凹み、第3ダンパーユニット43の板バネ48の当接位置45Bが第2ダンパーユニット42の側に凹むように段差が設けられている。
こうしたダンパー装置では、各中間板を平板とした場合に比して、第1中間板44における板バネ46,47の当接位置間の段差Δ1と、第2中間板45における板バネ47,48の当接位置の段差Δ2との合計分、ダンパー配列方向におけるハウジングの長さが短縮される。
以上の本実施形態のダンパー装置によれば、上記(1)〜(3)の効果に加え、更に次の効果を奏することができる。
(4)複数のダイアフラムを備えるダンパー装置における、ダンパー配列方向におけるハウジングの長さをより短くすることができる。
(第3実施形態)
次に、ダンパー装置の第3実施形態を、図8を併せ参照して詳細に説明する。
図8は、本実施形態のダンパー装置の側部断面構造を示している。本実施形態のダンパー装置のハウジング(ハウジング上部品22、ハウジング下部品23)の内部には、第1ダンパーユニット49および第2ダンパーユニット50の2つのダンパーユニットが並んで設置されている。また、それら第1ダンパーユニット49および第2ダンパーユニット50の間の部分には、中間板51が設けられている。
第1ダンパーユニット49および第2ダンパーユニット50には、それらの中間板51側にのみ、板バネ52,53が設けられている。こうした場合にも、第1ダンパーユニット49および第2ダンパーユニット50は、板バネ52,53の弾性力により弾性支持された状態でハウジングの内部に設置されるため、上記(1)〜(3)の効果が得られる。また、板バネ52,53を片側のみとしたことで、ダンパー配列方向におけるハウジングの長さをより短くすることが可能にもなる。
なお、第1ダンパーユニット49および第2ダンパーユニット50の中間板51の反対側、すなわちハウジング上部品22およびハウジング下部品23の内壁と当接する側にのみ、板バネ52,53を設けるようにすることも可能である。こうした場合にも、同様の作用効果が得られる。
なお、上記実施形態は以下のように変更して実施することもできる。
・上記実施形態における各ダンパーユニットの板バネの位置や数は適宜変更してもよい。
・上記実施形態では、支持部材から切り起こすことで板バネを形成していたが、板バネを支持部材とは別に形成するようにしてもよい。そうした場合にも、板バネを、溶接などによってダンパーユニットに一体化すれば、ハウジングに組み付ける部品の点数を減らし、組み付け工数を抑えることができる。
・板バネをハウジングに一体に設けるようにしてもよい。そうした場合にも、ハウジングに組み付ける部品の点数を減らし、組み付け工数を抑えることが可能である。
・板バネをハウジングやダンパーユニットと独立した部品とするようにしてもよい。そうした場合にも、上記(1)の効果は奏することができる。
・ダンパーユニットを弾性支持するための弾性部材として板バネ以外の弾性部材を用いるようにしてもよい。図9は、弾性部品としてウェーブワッシャー54,55を採用したダンパー装置におけるダンパーユニットの分解斜視構造を示している。このダンパーユニットの支持部材56の上面および下面には、ウェーブワッシャー54,55が接合されている。ウェーブワッシャー54,55の接合は、例えば溶接により行われる。上記各実施形態の各ダンパーユニットに替えてこうしたダンパーユニットを採用しても、上記(1)の効果を奏することができる。また、ウェーブワッシャー54,55をダンパーユニットやハウジングに一体に設ければ、ハウジングに組み付ける部品の点数を減らして、組み付け工数を抑えることが可能となる。
・ハウジングやダンパーユニットの各構成部品、中間板の形状は、上記実施形態における形状に限らず、適宜変更してもよい。
・上記実施形態では、ハウジング上部品およびハウジング下部品と共に中間板をそれらの外周部分において一体に接合することで、中間板をハウジングに固定していたが、それ以外の態様でハウジングに対する中間板の固定を行うようにしてもよい。
・上記実施形態のダンパー装置は、高圧燃料ポンプ12の燃料入り口部分に設けられていたが、同様の構造を、燃料系のそれ以外の部分に設けられるダンパー装置に適用してもよい。
10…燃料タンク、11…フィードポンプ、12…高圧燃料ポンプ、13…デリバリーパイプ、14…インジェクター、15…低圧燃料通路、16…高圧燃料通路、17…加圧室、18…プランジャー、19…電磁スピル弁、20…チェックバルブ、21…ダンパー装置、22…ハウジング上部品(ハウジング)、23…ハウジング下部品(ハウジング)、24,41,49…第1ダンパーユニット(ダンパーユニット)、25,42,50…第2ダンパーユニット(ダンパーユニット)、26,40,51…中間板、27…ダイアフラム上部品(ダイアフラム)、28…ダイアフラム下部品(ダイアフラム)、29…支持部材上部品(支持部材)、30…支持部材下部品(支持部材)、31…孔、32,46,47,48,52,53…板バネ(弾性部材)、34…流入口、35…吐出口、40A…(中間板に対する第1弾性部材の)当接位置、40B…(中間板に対する第2弾性部材の)当接位置、43…第3ダンパーユニット(ダンパーユニット)、44…第1中間板(中間板)、44A…(中間板に対する第1弾性部材の)当接位置、44B…(中間板に対する第2弾性部材の)当接位置、45…第2中間板(中間板)、54,55…ウェーブワッシャー(弾性部材)、56…支持部材。

Claims (6)

  1. 燃料通路に設けられるハウジングと、ダイアフラムとそのダイアフラムを覆う支持部材とがそれぞれ一体に設けられて、前記ハウジングの内部に並んで配置された複数のダンパーユニットと、を備えるダンパー装置において、
    前記ハウジングの内部における、隣り合って配置された2つのダンパーユニットの間の部分に中間板を設置し、
    前記2つのダンパーユニットと前記中間板との間にはそれぞれ弾性部材が介設され、かつそれら2つのダンパーユニットは、前記弾性部材の付勢力により該ダンパーユニットの配列方向に付勢された状態で前記ハウジングの内部に設置されている、
    ことを特徴とするダンパー装置。
  2. 前記2つのダンパーユニットをそれぞれ第1ダンパーユニット、第2ダンパーユニットとし、前記中間板と前記第1ダンパーユニットとの間に介設される前記弾性部材を第1弾性部材、前記中間板と前記第2ダンパーユニットとの間に介設される前記弾性部材を第2弾性部材としたとき、
    前記配列方向において、前記中間板に対する前記第1弾性部材の当接位置が、同中間板に対する前記第2弾性部材の当接位置よりも前記第2ダンパーユニットに近い位置に位置される、
    ことを特徴とする請求項1に記載のダンパー装置。
  3. 前記弾性部材として板バネを用いる、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のダンパー装置。
  4. 前記弾性部材としてウェーブワッシャーを用いる、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のダンパー装置。
  5. 前記弾性部材が、前記ダンパーユニットに一体に設けられた、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のダンパー装置。
  6. 前記ハウジングは、上部品と下部品とに分割形成されるとともに、前記中間板を間に挟んでそれら上部品および下部品を接合することで形成されている、
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のダンパー装置。
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