JP6591270B2 - 圧力調整弁 - Google Patents

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Description

本発明は、圧力調整弁に関する。
従来、圧力調整弁は、ハウジングとバルブ体とスプリングとを備えている。ハウジングは、流体通路とバルブシートとを有している。バルブ体は、バルブシートを開閉する。スプリングは、バルブ体を閉方向に付勢する。バルブ体は、支持部材とシール部材とを備えている。シール部材は、バルブシートに着座可能なシール部を有しかつゴム状弾性を有している。支持部材には、シール部材が接着剤を用いて接着されている。また、特許文献1の圧力調整弁においては、支持部材にシール部材がオーバーモールド成形によって一体形成されている。
特表2013−511008号公報
従来の圧力調整弁によると、支持部材にシール部材が接着剤により接着されているため、コストが高くつくという問題があった。また、場合によっては、シール部材を補強する補強部材を必要とする場合には、シール部材に補強部材が接着剤により接着していたため、コストが高くつくという問題があった。また、特許文献1の圧力調整弁によると、金属製の支持部材にシール部材がオーバーモールド成形されているため、接着剤は不要である。また、支持部材に形成された環状部(補強金属)によってシール部材を補強している。このような構成では、支持部材とは別部品の補強部材によってシール部材を補強することは難しいと考えられる。本発明の目的は、支持部材とは別部品の補強部材によってシール部材を補強しつつコストアップを抑制することのできる圧力調整弁を提供することにある。
前記課題は、本発明の圧力調整弁により解決することができる。第1の発明は、流体通路とバルブシートとを有するハウジングと、前記バルブシートを開閉するバルブ体と、前記バルブ体を閉方向に付勢するスプリングと、を備える圧力調整弁であって、前記バルブ体は、支持部材とバルブ部材とを備えており、前記バルブ部材は、前記バルブシートに着座可能なシール部を有しかつゴム状弾性を有するシール部材と、該シール部材を補強する補強部材とを備える一体成形品であり、前記支持部材には、前記補強部材が接着剤を用いることなく結合されている、圧力調整弁である。この構成によると、バルブ部材がシール部材と補強部材とを備える一体成形品であるため、シール部材に補強部材を接着剤により接着する場合に比べて、コストアップを抑制することができる。また、支持部材に補強部材が接着剤を用いることなく結合されているため、支持部材にシール部材を結合する接着剤が不要になり、コストアップを抑制することができる。よって、支持部材とは別部品の補強部材によってシール部材を補強しつつコストアップを抑制することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記シール部材は、前記シール部に連続しかつ前記支持部材と前記補強部材との間に挟持される裏側被覆部を有している、圧力調整弁である。この構成によると、シール部材のシール部と裏側被覆部とにより補強部材が取り囲まれることによって、補強部材に対するシール部材の接合強度を向上することができる。また、シール部材の裏側被覆部が支持部材と補強部材との間に挟持されることによって、長期使用にともなう裏側被覆部の位置ずれを抑制することができる。
第3の発明は、第2の発明において、前記補強部材は、前記シール部と前記裏側被覆部との間に位置する貫通孔を有している、圧力調整弁である。この構成によると、補強部材の貫通孔を通じてシール部と裏側被覆部とが連続されることによって、補強部材に対するシール部材の接合強度を向上することができる。
第4の発明は、第1〜3のいずれか1つの発明において、前記補強部材は、前記バルブ体の開閉方向に交差する方向に延在する板状に形成されており、前記補強部材は、前記シール部材のシール部側に突出する突出部を有している、圧力調整弁である。この構成によると、補強部材の突出部によって、ハウジングのバルブシートに対するシール部材のシール部の面圧が増大される。このため、閉弁時のシール性を向上することができる。
第5の発明は、第1〜4のいずれか1つの発明において、前記支持部材と前記補強部材とは、同一軸線上に配置されている、圧力調整弁である。この構成によると、支持部材と補強部材とが同一軸線上に配置された圧力調整弁を得ることができる。
第6の発明は、第1〜5のいずれか1つの発明において、前記支持部材と前記補強部材とは、中心部において結合されている、圧力調整弁である。この構成によると、支持部材と補強部材とが中心部において結合された圧力調整弁を得ることができる。
第7の発明は、第1〜5のいずれか1つの発明において、前記支持部材と前記補強部材とは、外周部において結合されている、圧力調整弁である。この構成によると、支持部材と補強部材とが外周部において結合された圧力調整弁を得ることができる。
実施形態1にかかる燃料供給システムを示す概念図である。 圧力調整弁を示す断面図である。 バルブ体を概念的に示す断面図である。 バルブ体の構成部材を概念的にかつ分解して示す断面図である。 実施形態2にかかるバルブ体を概念的に示す断面図である。 実施形態3にかかるバルブ体を概念的に示す断面図である。 バルブ体の構成部材を概念的にかつ分解して示す断面図である。 実施形態4にかかるバルブ体を概念的に示す断面図である。 実施形態5にかかるバルブ部材を概念的に示す断面図である。 補強部材を示す平面図である。
以下、本発明を実施するための形態形態について図面を用いて説明する。
[実施形態1]本実施形態にかかる圧力調整弁は、例えば、自動車等の車両の燃料供給システムに用いられるものである。まず、燃料供給システムの概要から説明する。図1は燃料供給システムを示す概念図である。図1に示すように、燃料供給システム10において、燃料タンク12内には、燃料ポンプ13が設けられている。燃料ポンプ13は、燃料タンク12内の燃料を吸入フィルタ14を介して吸入しかつ吐出する。燃料ポンプ13には、燃料供給通路16を介して内燃機関としてのエンジン18が接続されている。燃料タンク12内において、燃料供給通路16には圧力調整弁20が設けられている。
燃料供給システム10において、エンジン18の運転にともない、燃料タンク12内の燃料が、燃料ポンプ13により吸入されかつ昇圧された後、燃料供給通路16を介してエンジン18(詳しくは、インジェクタを介して吸気通路)に供給される。圧力調整弁20は、燃料供給通路16内の燃料の圧力すなわちエンジン18に供給される燃料の圧力を調整し、余剰燃料を燃料タンク12内に排出する。
圧力調整弁20について説明する。図2は圧力調整弁を示す断面図である。図2に示すように、圧力調整弁20は、中空円筒状のハウジング22を備えている。ハウジング22は、上下に分割された第1ハウジング半体23と第2ハウジング半体25とにより構成されている。第1ハウジング半体23は、鉄等の金属製のプレス成形品により形成されている。第1ハウジング半体23は、側壁部27と上壁部28とを有し、下面を開口する有天円筒状に形成されている。第1ハウジング半体23は、側壁部27の下端部から径方向外方へ環状に張り出すフランジ部29を有している。上壁部28の中央部には、燃料排出口30が形成されている。燃料排出口30は、例えば丸孔状で、上壁部28と同心状に配置されている。
第2ハウジング半体25は、鉄等の金属製のプレス成形品により形成されている。第2ハウジング半体25は、側壁部32と下壁部33とを有し、上面を開口する有底円筒状に形成されている。側壁部32は、段付円筒状に形成されている。側壁部32の下部には、半径方向に延在する円環板状のバルブシート部37が形成されている。第2ハウジング半体25は、側壁部32の上端部から径方向外方へ環状に張り出すフランジ部38を有している。下壁部33の中央部には、燃料導入口40が形成されている。燃料導入口40は、例えば丸孔状で、下壁部33と同心状に配置されている。なお、バルブシート部37は本明細書でいう「バルブシート」に相当する。
第1ハウジング半体23と第2ハウジング半体25とが同心状に配置されかつ相互のフランジ部29,38が重ねられた状態で、フランジ部38がフランジ部29上に折り返すようにしてかしめ付けられている。これによって、内部に燃料通路42を有するハウジング22が構成されている。なお、燃料通路42は本明細書でいう「流体通路」に相当する。
ハウジング22内には、バルブシート部37を開閉するバルブ体45が軸方向(図2において上下方向)に移動可能に配置されている。第1ハウジング半体23の上壁部28とバルブ体45との間には、コイルスプリングからなるスプリング47が同心状に介在されている。スプリング47は、バルブ体45をハウジング22のバルブシート部37に着座する方向いわゆる閉弁方向(図2において下方)に付勢している。バルブ体45の閉弁時において、燃料通路42は、バルブ体45によって下側の調圧室49と上側の背圧室50とに区画されている。なお、バルブ体45については後で詳しく説明する。
前記圧力調整弁20において、調圧室49には、圧力を調整する燃料が第2ハウジング半体25の燃料導入口40から導入される。スプリング47の付勢力に比べて、調圧室49内の燃料の圧力が低いときは、スプリング47の付勢力によってバルブ体45がハウジング22のバルブシート部37に着座すなわち閉弁される。また、調圧室49内の燃料の圧力がスプリング47の付勢力よりも高くなるときは、バルブ体45がバルブシート部37から離座すなわち開弁される。これにより、調圧室49内の燃料の一部いわゆる余剰燃料が背圧室50に流出し、さらに背圧室50から燃料排出口30から排出される。したがって、調圧室49内の燃料の圧力が設定値になるまで低下される。また、調圧室49内の燃料の圧力が設定値に低下すると、バルブ体45はスプリング47の付勢力により閉弁される。このように、圧力調整弁20は、調圧室49内の燃料の圧力を調整しかつ余剰となった燃料を排出する。
次に、バルブ体45について詳しく説明する。図3はバルブ体を概念的に示す断面図、図4はバルブ体の構成部材を概念的にかつ分解して示す断面図である。図4に示すように、バルブ体45は、支持部材52とバルブ部材54とを備えている。支持部材52は、金属製で、主板部56と嵌合部57と支持軸部58とを同心状に有している。主板部56は、円板状に形成されている。主板部56は、スプリング47の下端部の外径と略同一の外径で形成されている。嵌合部57は、主板部56の上面に突出する環状突起状に形成されている。嵌合部57は、主板部56の外径よりも小さい外径で、スプリング47の下端部を外嵌状に嵌合可能な外径で形成されている。支持軸部58は、主板部56の中央部の下面に突出する円柱軸状に形成されている。
バルブ部材54は、シール部材60と補強部材62とを備える一体成形品である。シール部材60は、ゴム状弾性材いわゆるゴム材料により形成されたゴム製である。補強部材62は、金属材料により形成された金属製である。シール部材60と補強部材62とは、インサート成形により一体成形されている。
補強部材62は、補強板部64と突出部65と取付軸部66とを有している。補強板部64は、バルブ体45の開閉方向に交差する方向すなわち半径方向に延在する円環板状に形成されている。突出部65は、補強板部64の外周部の下面に突出する環状突起状に形成されている。突出部65は、補強板部64の外径と同一外径で形成されている。突出部65は、ハウジング22のバルブシート部37に対面可能に形成されている。取付軸部66は、補強板部64の内周部の下面に突出する中空円筒状に形成されている。なお、本明細書では、補強部材62の突出部65側(図4において下側)を表側と称し、その反対側(図4において上側)を裏側と称する。
シール部材60は、補強部材62の外周側半部を覆うように形成されている。シール部材60は、シール部68と内周側被覆部69と表側被覆部70と外周側被覆部71と裏側被覆部72とを有している。シール部68は、補強部材62の突出部65の下面を覆うよう円環板状に形成されている。シール部68は、ハウジング22のバルブシート部37に対して着座可能に形成されている。
内周側被覆部69は、シール部68の内周端部に連続し、かつ、補強部材62の突出部65の内周面を覆う円筒状に形成されている。表側被覆部70は、内周側被覆部69の上端部に連続し、かつ、補強部材62の補強板部64における外周側半部の下面を覆う円環板状に形成されている。外周側被覆部71は、シール部68の外周端部に連続し、かつ、補強部材62の突出部65の外周面を覆う円筒状に形成されている。裏側被覆部72は、外周側被覆部71の上端部に連続し、かつ、補強部材62の補強板部64における外周側半部の上面を覆う円環板状に形成されている。
図3に示すように、支持部材52とバルブ部材54とは、支持部材52の支持軸部58をバルブ部材54の補強部材62の取付軸部66に圧入することによって結合されている。すなわち、支持部材52には、補強部材62が接着剤を用いることなく結合されている。また、支持部材52とバルブ部材54の補強部材62とは、中心部において結合されている。また、支持部材52とバルブ部材54の補強部材62とは、同一軸線上に配置されている。また、シール部材60の外周側被覆部71の外径は、支持部材52の主板部56の外径と略同一径に設定されている。また、シール部材60の裏側被覆部72は、支持部材52の主板部56と補強部材62の補強板部64との間に挟持されている。なお、外周側被覆部71は本明細書でいう「接続部」に相当する。
図2に示すように、ハウジング22内にバルブ体45が配置された際、支持部材52の嵌合部57にスプリング47の下端部が外嵌状に嵌合され、かつ、主板部56の外周部にスプリング47の下端面が受け止められている。すなわち、支持部材52は、スプリング受け部材として機能する。
前記した圧力調整弁20によると、バルブ部材54がシール部材60と補強部材62とを備える一体成形品であるため、シール部材60に補強部材62を接着剤により接着する場合に比べて、コストアップを抑制することができる。また、支持部材52に補強部材62が接着剤を用いることなく結合されているため、支持部材52にシール部材60を結合する接着剤が不要になり、コストアップを抑制することができる。よって、支持部材52とは別部品の補強部材62によってシール部材60を補強しつつコストアップを抑制することができる。
また、補強部材62によってシール部材60を補強するため、支持部材52にシール部材60を補強部材を用いることなく組付ける場合に比べて、支持部材52に対するシール部材60の組付性を向上することができる。
また、シール部材60は、シール部68に連続しかつ支持部材52と補強部材62との間に挟持される裏側被覆部72を有している。このため、シール部材60のシール部68と裏側被覆部72とにより補強部材62が取り囲まれることによって、補強部材62に対するシール部材60の接合強度を向上することができる。また、シール部材60の裏側被覆部72が支持部材52と補強部材62との間に挟持されることによって、長期使用にともなう裏側被覆部72の位置ずれを抑制することができる。
また、補強部材62は、バルブ体45の開閉方向に交差する方向すなわち半径方向に延在する板状に形成されており、さらに、補強部材62は、シール部材60のシール部68側に突出する突出部65を有している。このため、補強部材62の突出部65によって、ハウジング22のバルブシート部37に対するシール部材60のシール部68の面圧が増大される。このため、閉弁時のシール性を向上することができる。
また、支持部材52と補強部材62とは、同一軸線上に配置されている。このため、支持部材52と補強部材62とが同一軸線上に配置された圧力調整弁20を得ることができる。
また、支持部材52と補強部材62とは、中心部において結合されている。このため、支持部材52と補強部材62とが中心部において結合された圧力調整弁20を得ることができる。
[実施形態2]実施形態2は、実施形態1(図3及び図4参照)に変更を加えたものであるから、その変更部分について説明し、重複する説明は省略する。図5はバルブ体を概念的に示す断面図である。図5に示すように、本実施形態では、実施形態1(図3参照)における支持部材52の支持軸部58の先端部(図5中、二点鎖線58a参照)をその外径が大きくなるようにかしめることによって、支持部材52とバルブ部材54とが結合されている。支持軸部58の先端部58aがかしめられることにより、かしめ部59が形成されている。これにより、支持部材52にバルブ部材54を強固に抜け止めすることができる。なお、本実施形態の場合、支持部材52の支持軸部58は、バルブ部材54の補強部材62の取付軸部66に圧入してもよいし、圧入しなくてもよい。
[実施形態3]実施形態3は、実施形態1(図3及び図4参照)に変更を加えたものであるから、その変更部分について説明し、重複する説明は省略する。図6はバルブ体を概念的に示す断面図、図7はバルブ体の構成部材を概念的にかつ分解して示す断面図である。図7に示すように、本実施形態は、実施形態1(図4参照)における支持部材52の支持軸部58が、支持軸部76に変更されている。支持軸部76は、主板部56の外周部の下面に円筒状にかつ同心状に形成されている。支持軸部76は、主板部56の外径と同一外径で形成されている。
また、実施形態1(図4参照)における補強部材62の補強板部64が補強板部(符号、78を付す)に変更されている。同じく、取付軸部66が取付軸部(符号、80を付す)に変更されている。補強板部78は、突出部65の上端部から半径方向外方に延在する円環板状に形成されている。補強板部78は、突出部65の内径と同一内径で形成されている。取付軸部80は、補強板部78の外周部の下面に突出する円筒状に形成されている。取付軸部80は、補強板部78の外径と同一外径で形成されている。
また、実施形態1(図4参照)におけるシール部材60の内周側被覆部69が内周側被覆部(符号、82を付す)に変更されている。同じく、外周側被覆部71が外周側被覆部(符号、83を付す)に変更されている。同じく、裏側被覆部72が裏側被覆部(符号、84を付す)に変更されている。同じく、表側被覆部70が省略されている。内周側被覆部82は、シール部68の内周端部に連続し、かつ、補強部材62の突出部65の内周面を覆う円筒状に形成されている。外周側被覆部83は、シール部68の外周端部に連続し、かつ、補強部材62の突出部65の外周面を覆う円筒状に形成されている。裏側被覆部84は、内周側被覆部82の上端部に連続し、かつ、補強部材62の補強板部78における内周側半部の上面を覆う円環板状に形成されている。なお、内周側被覆部82は本明細書でいう「接続部」に相当する。
図6に示すように、支持部材52とバルブ部材54とは、バルブ部材54の補強部材62の取付軸部80を支持部材52の支持軸部76に圧入することによって結合されている。すなわち、支持部材52には、補強部材62が接着剤を用いることなく結合されている。また、支持部材52とバルブ部材54の補強部材62とは、外周部において結合されている。また、支持部材52とバルブ部材54の補強部材62とは、同一軸線上に配置されている。また、シール部材60の裏側被覆部84は、支持部材52の主板部56と補強部材62の補強板部78との間に挟持されている。本実施形態によると、支持部材52と補強部材62とが外周部において結合された圧力調整弁20を得ることができる。
[実施形態4]実施形態4は、実施形態3(図6及び図7参照)に変更を加えたものであるから、その変更部分について説明し、重複する説明は省略する。図8はバルブ体を概念的に示す断面図である。図8に示すように、本実施形態では、実施形態3(図6参照)における支持部材52の支持軸部76の先端部(図8中、二点鎖線76a参照)をその外径が小さくなるようにかしめることによって、支持部材52とバルブ部材54とが結合されている。支持軸部58の先端部76aがかしめられることにより、かしめ部77が形成されている。これにより、支持部材52にバルブ部材54を強固に抜け止めすることができる。なお、本実施形態の場合、バルブ部材54の補強部材62の取付軸部80は、支持部材52の支持軸部76に圧入してもよいし、圧入しなくてもよい。
[実施形態5]実施形態5は、実施形態1(図3及び図4参照)に変更を加えたものであるから、その変更部分について説明し、重複する説明は省略する。図9バルブ部材を概念的に示す断面図、図10は補強部材を示す平面図である。図9及び図10に示すように、本実施形態では、実施形態1(図4参照)の補強部材62の補強板部64に、シール部68と裏側被覆部72との間に位置する適数個(図10では3個を示す)の貫通孔86が周方向に等間隔で形成されている。貫通孔86は、例えば、丸孔状である。
本実施形態によると、補強部材62が、シール部68と裏側被覆部72との間に位置する貫通孔86を有している。このため、図9に示すように、シール部材60と補強部材62とをインサート成形により一体成形した際、貫通孔86にゴム材料が充填される。これにより、シール部68と裏側被覆部72とが、貫通孔86内に充填された連結部88を介して連続される。したがって、補強部材62に対するシール部材60の接合強度を向上することができる。
[他の実施形態]本発明は実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本発明は、内燃機関の燃料供給システム10に限らず、種々の流体の圧力を調整する圧力調整弁20として適用することができる。また、本発明の圧力調整弁20は、リリーフ弁、逆止弁等としても適用してもよい。また、支持部材52及び補強部材62は、金属製に限らず、シール部材60よりも高い強度を有する材料で形成してもよい。また、シール部材60は、少なくともシール部68を有しておればよい。また、補強部材62の補強板部64,78がハウジング22のバルブシート部37に対面可能に形成されていれば、突出部65は省略してもよい。また、補強部材62の貫通孔86の形状、個数、配置は任意である。
20…圧力調整弁
22…ハウジング
37…バルブシート部(バルブシート)
42…燃料通路(流体通路)
45…バルブ体
47…スプリング
52…支持部材
54…バルブ部材
60…シール部材
62…補強部材
65…突出部
68…シール部
71…外周側被覆部(接続部)
72…裏側被覆部
82…内周側被覆部(接続部)
84…裏側被覆部
86…貫通孔

Claims (7)

  1. 流体通路とバルブシートとを有するハウジングと、
    前記バルブシートを開閉するバルブ体と、
    前記バルブ体を閉方向に付勢するスプリングと、
    を備える圧力調整弁であって、
    前記バルブ体は、支持部材とバルブ部材とを備えており、
    前記バルブ部材は、前記バルブシートに着座可能なシール部を有しかつゴム状弾性を有するシール部材と、該シール部材を補強する補強部材とを備える一体成形品であり、
    前記支持部材には、前記補強部材が接着剤を用いることなく結合されている、圧力調整弁。
  2. 請求項1に記載の圧力調整弁であって、
    前記シール部材は、前記シール部に連続しかつ前記支持部材と前記補強部材との間に挟持される裏側被覆部を有している、圧力調整弁。
  3. 請求項2に記載の圧力調整弁であって、
    前記補強部材は、前記シール部と前記裏側被覆部との間に位置する貫通孔を有している、圧力調整弁。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の圧力調整弁であって、
    前記補強部材は、前記バルブ体の開閉方向に交差する方向に延在する板状に形成されており、
    前記補強部材は、前記シール部材のシール部側に突出する突出部を有している、圧力調整弁。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の圧力調整弁であって、
    前記支持部材と前記補強部材とは、同一軸線上に配置されている、圧力調整弁。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の圧力調整弁であって、
    前記支持部材と前記補強部材とは、中心部において結合されている、圧力調整弁。
  7. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の圧力調整弁であって、
    前記支持部材と前記補強部材とは、外周部において結合されている、圧力調整弁。
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