JP2012217224A - 充電器情報通知システム、及び充電器情報通知方法 - Google Patents

充電器情報通知システム、及び充電器情報通知方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電気自動車の運転者が実際に充電施設の近くまで行った際に、運転者にとって利用しやすい充電器の詳細な情報を通知できるシステムを提供すること。
【解決手段】充電器は、近接する電気自動車と無線交信を可能とする無線通信部と、該充電器の充電能力を示す機種情報、設置情報、及び電気自動車の車種ごとに充電時間と走行可能距離を含んだ充電時間情報を記憶する充電器情報記憶部とを備える。電気自動車は、自車の車種情報及び電池残量を、近接する充電器に対して送信する。充電器は、電気自動車から受信した車種情報及び電池残量と充電時間情報に基づいて算出した予想充電時間、及び設置情報を含んだ充電器情報を電気自動車に送信し、電気自動車の車載する表示部に表示させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、電気自動車に対して周辺の利用可能な充電器の詳細な情報を通知する充電器情報通知システム、及び充電器情報通知方法に関する。
昨今、電気自動車(EV:Electric Vehicle)が、益々注目を浴びるようになってきた。電気自動車は、電気エネルギーで駆動するためCO2を排出せず、かつガソリン車に比べてエネルギー効率が数倍優れることから、低炭素社会の実現に向けた切り札として大いに期待されている。しかしながら、電気自動車は、電気モ−タでの走行のためのバッテリへの充電を日常的に必要とすることから、充電器のインフラの整備が普及の鍵となっている。
電気自動車は、現時点では、一回のフル充電での走行距離が、数10〜100km程度のものが多く、このため特に長距離の走行には目的地途中での充電が必要となる。しかし、充電設備の普及はまだまだ進んでおらず、充電設備のある施設が必要なときにすぐに見つかるとは限らない。そのため、充電施設を効率的に検索するシステムが数多く提案されている。例えば、特許文献1には、電気自動車の蓄積されている燃料に応じた走行距離を算出し、電気自動車の位置を取得し走行可能距離内に存在する充電スタンドの情報を提供する充電スタンド情報提供サーバ等が記載されている。また、特許文献2には、ショッピングセンタ等の施設検索において、同時に充電器に関する情報を提供し、検索された施設の中から所望の充電器を備えた施設を絞り込み検索できるナビゲーション装置等が記載されている。
特開2007−148590号公報 特開2010−286449号公報
上記の特許文献1,2に記載の方法は、いずれも電気自動車の走行可能距離内にある充電スタンドや充電設備のある施設の情報をサーバから取得し、電気自動車に充電スタンド等の位置や空き情報等を提供するものである。また、最近では実際に、充電設備のある施設を地図上に表示する電気自動車充電スタンド・ナビゲーションサービスもインターネット上で行なわれている。
しかしながら、このような方法を用いて、充電スタンドのある施設付近までたどり着いて実際に利用しようとすると、肝心の充電器が車や建物等の陰に隠れて見えなかったり、充電器のある場所に到達するまでの入庫経路が分からず苦労することが多い。例えば、ナビゲーション・システムの検索結果で表示された地図を最大に拡大しても、せいぜい充電器のある施設を表示するに留まり、実際に充電器のある場所までを把握することは難しい。特に、充電器がビル内や大規模な駐車場内にある場合には、通常のガソリンスタンドや駐車場の検索のように、単にその施設を地図上に表示するだけでは不十分である。充電器はガソリン給油機と違って電力さえあれば小さな敷地にも設置でき、小型化する傾向にあり(壁に設置された単なるコンセントである場合もある)、しかも充電そのものを目的とする施設以外にも多く設置されるものだからである。
また、充電器には普通充電器、急速充電器をはじめ、多くの種類があり、たどり着いた先の充電器の充電時間が長すぎ、急ぐ場合には利用できない場合も有りうる。さらに、予約でもしてない限り、充電器にたどり着くまでは、すぐに利用できるかどうかは分からない。したがって充電器に対しては従来のカソリンスタンドや駐車場の検索とは異なったより詳細な情報提供が望まれる。
なお、最近登場したプラグイン・ハイブリッド車(PHV: Plug-in Hybrid
VehicleまたはPHEV: Plug-in Hybrid Electric Vehicle)もガソリンエンジンを備えるものの、バッテリ走行可能な範囲では電気自動車とまったく同じであるので同様の課題がある。そのため、本明細書では、PHV(PHEV)も特に区別せず電気自動車に含まれるものとし、まとめて単に電気自動車と呼ぶことにする。
本発明では、上記のような充電器特有の課題に鑑み、電気自動車の運転者が実際に充電施設の近くまで行った際に、その運転者にとって利用しやすい充電器の詳細な情報を通知することのできる充電器情報通知システム、及び充電器情報通知方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明のシステムは、電気自動車用の充電器の情報を電気自動車に対して通知する充電器情報通知システムであって、前記充電器は、近接する電気自動車と無線交信を可能とする無線通信部と、該充電器の充電能力を示す機種情報、該充電器の設置情報、及び電気自動車の車種ごとに充電時間と走行可能距離を含んだ充電時間情報を記憶する充電器情報記憶部とを備え、前記電気自動車は、自車の車種情報及び電池残量を、前記近接する充電器に対して前記無線交信によって送信する手段を備え、前記充電器は、前記電気自動車から受信した前記車種情報及び前記電池残量と前記充電時間情報に基づいて算出した前記電気自動車の予想充電時間、及び前記設置情報を含んだ充電器情報を前記電気自動車に送信し、前記電気自動車は、受信した前記充電器情報を車載した表示部に表示する、ことを特徴とする。
このような構成によれば、電気自動車と充電器が所定の無線到達距離(数10メートル〜数100メートルが望ましい)に近接した際に、電気自動車と充電器が直接交信し、電気自動車から自車の車種と電池残量を送信すると、充電器は内部に記憶した電気自動車の車種ごとの充電時間情報と電池残量に基づいて、その電気自動車の予想充電時間を算出し電気自動車に送信する。このとき充電器の機種情報や、充電器の設置位置の情報も同時に送信する。電気自動車は送信された充電器の詳細情報を車載した表示部に表示する。
このようにすることによって、電気自動車がカーナビなどの案内によって充電施設の近くには来れたものの、充電器の位置や予想充電時間等の詳細情報が分からず、目的の充電を果せなくなるような事態を防ぐことができる。また、近接した充電器と電気自動車が直接交信するので、物陰等に隠れて充電器が見えない場合でも充電器の詳細情報が届けることができる。また、逆に、近隣以外の余分な充電器の情報を受けて運転者が混乱することも防げる。
さらに好ましくは、前記充電器は、近接する他の充電器と無線交信し、互いの情報を交換する充電器情報交換部を備え、前記電気自動車と無線交信が確立した際に、前記無線交信が不能な距離にある前記他の充電器の情報を前記電気自動車に送信するように構成してもよい。
このようにすることで、近接の充電器が複数あるが、通信距離の関係で一部の充電器とのみしか電気自動車が交信できないような場合でも、交信が確立した充電器を中継にして、他の近接した充電器の情報も得ることができる。
さらに好ましくは、前記充電器は、前記電気自動車から停車可能時間を受信し、前記算出した予測充電時間と充電器が使用中の場合の待ち時間との合計が、該停車可能時間内にあるか、前記停車可能時間との差が小さいと判断した充電器の情報を優先して前記電気自動車に送信するように構成してもよい。
このようにすることで、電気自動車の運転手が入力した停車可能時間(充電に費やしてよい時間)を基準に充電器を選ぶことができる。停車可能時間内に限らないのは、急ぐ場合には充電時間(充電器が使用中の場合は待ち時間を含む)が短いほうがよいが、逆に、充電施設で他の用事を済ませたい場合には、停車可能時間(用事を済ませる時間)と充電時間との差が小さいほうが都合がよいこともあるからである。
さらに好ましくは、前記充電器の設置情報は、該充電器が設置されている施設の構内情報、該充電器までの入庫経路、該充電器の外観画像情報のうち少なくとも一つを含むように構成してもよい。このようにすることで、充電器のある場所への侵入がより容易になる。
さらに好ましくは、前記電気自動車は、前記充電器情報を受信した前記充電器に対して、充電のための利用開始要求を送信するように構成してもよい。このようにすることで、電気自動車から利用開始要求を送信することで、充電器を一定時間予約することができ、充電器に到達するまでの間に、他の電気自動車に先をこされてしまうことを防げる。
さらに好ましくは、前記充電器は、前記利用開始要求を受信した際に、前記電気自動車を誘導する手段を備えるように構成してもよい。このようにすることで、目的の充電器をより判別しやすくなる。また、他の電気自動車に、利用予約が入ったことを知らせることができる。
また、本発明の充電器通知システムは、別形態として、以下のように構成することもできる。
充電設備を備えた施設内の電気自動車用の複数の充電器と、前記複数の充電器の情報を管理する充電ステーション管理サーバとがローカルネットワークによって接続され、前記充電器の情報を電気自動車に対して通知する充電器情報通知システムであって、前記充電ステーション管理サーバは、前記充電器ごとに該充電器の充電能力を示す機種情報、該充電器の設置情報、及び電気自動車の車種ごとに充電時間と走行可能距離を含んだ充電時間情報を記憶するステーション情報記憶部を備え、前記充電器は、近接する電気自動車と無線交信を可能とする無線通信部を備え、前記電気自動車は、自車の車種情報及び電池残量を、前記近接する充電器に対して前記無線交信によって送信する手段を備え、前記充電ステーション管理サーバは、前記無線交信が確立した充電器を介して、前記電気自動車から受信した前記車種情報及び前記電池残量と前記充電時間情報に基づいて算出した前記電気自動車の予想充電時間、及び前記複数の充電器の設置情報を含んだ充電器情報を前記電気自動車に送信し、前記電気自動車は、受信した前記充電器情報を車載した表示部に表示する、ことを特徴とする。
このような構成とすることで、充電器が多数設置された大規模な充電施設であっても、充電器を集中管理する充電ステーション管理サーバを設けることで対応できる。電気自動車に近接した充電器(外部と無線交信が取りやすい位置にある充電器)が最初に交信を確立し、以後原則として、電気自動車の入庫完了までの中継を行うので、サーバを電気自動車と交信できるような距離に設置する必要がない。また、最初に交信を確立した充電器以外は、サーバと交信するのみなので無線通信の負荷が軽減する。
上記の別形態の充電器通知システムは、さらに好ましくは、前記充電ステーション管理サーバは、インターネットを介して、外部のWebサーバに対して、前記施設内の充電器の情報を発信するように構成してもよい。
このようにすることで、外部のWebサーバが提供するサービスと連動させることが可能となる。例えば、広域での充電施設検索サービスと連動させ、電気自動車が所定の距離に近づいた後は、検索サービスから本システムに導くようなことができる。
上記の別形態の充電器情報通知システムは、さらに好ましくは、前記充電ステーション管理サーバは、電気自動車の車種ごとの前記充電時間情報を前記インターネットを介して更新するように構成してもよい。このようにすることで、電気自動車の車種情報を常に最新のものとすることができる。
また、本発明は、以下のような充電器情報通知方法の発明として捉えることもでき、上記の充電器情報通知システムと同様な作用効果を奏する。
電気自動車用の充電器の情報を電気自動車に対して通知する充電器情報通知方法であって、前記充電器の充電能力を示す機種情報、該充電器の設置情報、及び電気自動車の車種ごとに充電時間と走行可能距離を含んだ充電時間情報を記憶するステップと、前記電気自動車と前記充電器が近接した際に、該電気自動車と該充電器の間で無線交信を確立するステップと、前記電気自動車が、自車の車種情報及び電池残量を、前記無線交信が確立した前記充電器に対して送信するステップと、前記電気自動車から受信した前記車種情報及び前記電池残量と記憶した前記充電時間情報に基づいて前記電気自動車の予想充電時間を算出するステップと、前記充電器が、前記予想充電時間と前記設置情報を含んだ充電器情報を前記電気自動車に送信するステップと、前記電気自動車が、受信した前記充電器情報を車載した表示部に表示するステップとを有する、ことを特徴とする。
本発明によれば、電気自動車の運転者が実際に充電施設の近くまで行った際に、その運転者にとって利用しやすい充電器の詳細な情報を通知するシステム、方法を提供することができる。
充電施設近くにある電気自動車の状況を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る充電器情報通知システムの機能ブロックを示す図である。 充電器情報通知システムの充電器情報を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る充電器情報通知システムの処理フローを示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る充電器詳細情報表示画面の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る充電器情報通知システムの機能ブロックを示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る充電器情報通知システムの処理フローを示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る充電器詳細情報表示画面の一例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る充電器情報通知システムの機能ブロックを示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る充電器情報通知システムの処理フローを示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る充電ステーション情報表示画面の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。
図1は、充電施設近くにある電気自動車の状況を示す図である。電気自動車20は、ナビゲーション・システム等の案内により、充電器のある駐車施設近辺に到着したが、電気自動車20の運転席からは、建物や他の車の死角に入り、充電器10aが空いているのが見えない。施設入口付近の表示器などで、ある程度は施設内の状態を表示することはできるが、電気自動車の充電は、通常の駐車場のように単に空きか満車かを知らせるだけでなく、充電時間や場合によっては待ち時間等を知らせることが重要である。街中には充電設備のある施設がまだまだ少ない状態なので、満車であっても別の充電設備のある場所に移るだけの電池残量があるとは限らないからである。
また、充電器の種類によって、充電時間が大きく異なるという事情もある。家庭用の100V普通充電器ではフル充電にはおよそ14時間程度、最も早い急速充電器で80%程度の充電で15分から30分の充電時間が必要であるが、それ以外にも倍速充電器、中速充電器など様々な充電器の種類が存在する。さらに、充電器のある施設は、従来のガソリンスタンド(充電スタンド)だけでなく、時間貸駐車場、コンビニ、レストラン、ショッピングモール・スーパ、自治体、病院等の駐車場である場合もある。さらに最近では、自動販売機と連動した充電器の計画もある。このように充電器の設置される環境は多種多様であるが、本発明の充電器情報通知システムは、いずれの環境においても、電気自動車の運転者に対し、充電器の利用しやすい詳細情報を提供する。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る充電器情報通知システムの機能ブロックを示す図である。本発明の充電器情報通知システム(以下、単に本システムという)は、様々な実施形態をとることができるが、この図では、第1の実施形態として、最もシンプルな構成を示す。
図示するように、本システムの充電器10は、無線通信部11,充電器情報記憶部12,充電状況監視部13,及び電力供給部14から構成される。無線通信部11は、近距離無線通信手段を備え、接近した電気自動車20と無線交信を行う。ここで使用する近距離無線通信手段は、数10メートルから数100メートル程度の到達距離を持つものが望ましい。例えば、Bluetooth(登録商標)のClass1(電波出力100mW、到達距離100メートル)等である。
充電器情報記憶部12は、充電器10のメーカ・品番をはじめ、充電器の種類(充電器の定格出力)、市販されている電気自動車ごとの充電時間、及び設置情報(後述)等を記憶する記憶装置である。この記憶装置は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)やフラシュメモリー等の書き変え可能な任意の不揮発性のメモリであってよい。
電力供給部14は、さらに入力交流から直流への変換部、絶縁トランス、出力清流部等から構成され、電気自動車20と充電コード15によって接続されることによって充電のための電力を供給する。充電状況監視部13は、使用者に対する表示部・操作部を備え、電力供給部14からの充電状況、充電時間を監視する機能を果す。ここでの電力供給部14、充電状況監視部13は一般的な充電器に用いられるものである。
電気自動車20は、充電器10と無線交信する無線通信部21,車載器に搭載され運転者に各種情報を表示する表示部22,運転者からの各種操作を受付ける操作部23,電気モーターを駆動するためのリチウムイオン2次電池等のバッテリ25,及びバッテリ25の電池残量を計測する電池残量計測部24を備えている。表示部22及び操作部23は、一般的なカーナビゲーション装置を利用してよい。電気自動車20の運転者は、カーナビゲーションに必要な操作の他、本システムへの入力として充電のために費やしてもよい時間(停車可能時間)を設定することができる。なお、その他の電気自動車の構成は、一般的なものなのでここでは省略する。
電気自動車20の無線通信部21は、所定の無線到達距離内に近づいたときに、充電器10と自動的に交信を行い、電気自動車20の情報(車種、電池残量、停車可能時間等)と、充電器10の充電器情報記憶部12に記憶した情報(充電器の機種情報、設置情報、充電時間情報)とをやりとりする。このとき、充電器10の無線通信部11は、受信した電気自動車の車種と電池残量に基づいて、充電器情報記憶部12から該当する充電時間情報を読み出し、他の充電器情報と共に電気自動車20に送信する。電気自動車20の表示部22は、送信された充電器情報を運転者に表示する。運転者は、その表示された充電器情報、特に充電器の設置位置と予想充電時間を確認し、その充電器10で充電しようとする場合には、操作部23の所定のボタン等を押下するなどして、充電器10に対してこれから充電に向かう信号を送信する。その信号を受信した充電器10は、電気自動車20を待つ間、表示ランプ(図示せず)を点滅させるなどして電気自動車20を誘導するようにしてもよい。
すなわち、本システムでは、電気自動車20と充電器10が必要な情報を自動的に瞬時にやりとりして、電気自動車20が充電器10のある駐車スペースにたどりつけるための案内情報を電気自動車の表示部22に表示させる。このようにすることで、特別な装備や係員がなくとも、電気自動車と充電器を直接交信させることで、地図などを頼りに近くまできたが充電器の設置場所等が分からない電気自動車の運転者を容易に案内することができる。
図3は、充電器情報通知システムの充電器情報を示す図である。充電器情報は、第1の実施形態においては、前述した充電器10の充電器情報記憶部12に記憶された充電器の詳細情報であり、主に、(a)機種情報,(b)設置情報,(c)充電情報,(d)料金情報(図示せず)からなっている。なお、別の実施形態では充電器情報をサーバのデータベースに格納するようにしてもよい。
(a)機種情報は、充電器ID,メーカ・品番,定格出力,入力電源等の充電器固有の情報を含んでいる。定格出力は、充電能力を表し、充電時間の目安となる数値で、一般に、自宅や会社などの駐車スペースで家庭用100V電源を用い、夜などに時間をかけて充電する(電池がほぼ空に近い状態から100%まで充電するのに14時間程度)機種を普通充電器を呼び、普通充電器の倍の速さで充電できる200V単相の機種を倍速充電器、普通充電器の○倍の速さで充電できる機種を○倍速充電器などと呼んでいる。特に、電池がほぼ空に近い状態から80%まで充電するのに15分〜30分程度で充電できる50kW程度の高容量で200V三相の機種を急速充電器と呼ぶ。また、急速充電器の中でも、特に30分〜1時間程度で充電でき20kW程度の中容量で200V三相の機種を中速充電器と呼ぶこともある。
(b)設置情報は、充電器の詳細な設置位置、周辺情報、外観情報を含む。設置位置は、例えば、設置施設の名称、その施設内の位置のNO.や階数等を表し、「○○パーキング No.21 (2F)」などのように保存される。周辺情報は、例えば、その施設の周辺のマップや施設の構内図や見取り図等を含むことが望ましい。また、外観情報は、充電器付近の角度を変えた写真が数枚保存されることが望ましい。
(c)充電時間情報は、市販されている電気自動車の車種ごとに充電時間と走行距離との関係を記憶したテーブルである。走行距離は、道路状態や勾配等によって大きく変化するので、ここでは平坦で平均的なものを用いる。このテーブルは、電池が空状態からフルに充電する場合だけでなく、例えば、0→80%、0→60%、10→80%など典型的なパターンのデータをすべて含んでいることが望ましい。充電時間と走行距離は車種によって特性カーブがあるので、充電パターンがテーブルにない場合は、その特性カーブから算出するようにしてもよい。
(d)料金情報は、充電に要した電気料金と充電器の機種による使用料に基づいて予め設置者が定めた料金表を格納したものである。例えば、急速充電器では充電時間5分ごとに100円、中速充電器では充電時間10分ごとに100円などのように設定される。なお、これら充電器情報の(a)〜(d)のデータは、いつでも設置者によって書き換えが可能な手段を設けることは言うまでもない。
図4は、本発明の第1の実施形態に係る充電器情報通知システムの処理フローを示す図である。ここでは、充電器10と電気自動車20の交信開始から、電気自動車20が充電器の駐車スペースに移動するまでの処理手順を示している。
まず、電気自動車20において、近隣の充電器を探したい場合、運転者がカーナビなど車載器の所定のボタンを押下すると(ステップS20)、交信可能な距離範囲にある充電器10に交信要求の電波を発信する(ステップS21)。充電器側では、ステップS10において、常に電気自動車からの交信要求がないかを監視している。この交信要求の監視は、既に充電器10が使用中であってもよい。充電器10が電気自動車20から交信要求を検知すると、ステップS11に処理が移り、交信が確立したことを示す信号を電気自動車20に送る。この交信確立信号を受信した電気自動車20は、自車の車種と電気走行用バッテリの電池残量を送信する(ステップS22)。このとき、電気自動車20から充電器10に、自車の電気特性または平均的な電力消費状況を送信し、電池の定格情報を修正して走行距離を算出してもよい。電気特性は、経年劣化して規格からはずれる場合があるからであり、平均的な電力消費状況は、常時高速運転、エアコンの負荷が高いなどから同じエネルギーでも可能走行距離が異なる可能性があるからである。さらにこのとき、運転者が入力した停車可能時間(待ち時間+予想充電時間)や、その他の希望条件(充電器の種類、駐車スペースの大きさ、上限料金等)を送信するようにしてもよい。
充電器10では、電気自動車20から少なくとも車種及び電池残量を受信すると、充電器情報記憶部12に記憶したデータに基づいて、予想充電時間を計算し(ステップS12)、電気自動車20に送信する(ステップS13)。このとき、現在の電池残量からフル充電した場合、同じく80%充電した場合、同じく60%充電した場合など複数のケースを送信することが望ましい。また、充電器情報記憶部12に記憶した充電器の種類や設置場所情報等の充電器情報も同時に送信する。充電器10が既に使用中の場合は、充電状況監視部13からの情報に基づいて待ち時間も合わせて送信する。
電気自動車20は、充電器情報と予想充電時間を受信すると、その内容を車載器の表示部22に表示する(ステップS23)。そしてステップS24において、運転者にその充電器を利用するかどうかの判断を仰ぎ、利用する場合は、運転者の所定の操作によって、利用開始要求の信号を充電器10に送信する(ステップS25)。ステップS24において、利用しないと判断した場合には、運転者に確認後、ステップS20に戻り、別の充電器と交信を試みるようにする。この際、通信可能範囲に別の充電器がない場合は、従来のナビゲージョン・システム等で充電器のある別の施設を探すことになる。
充電器10は、電気自動車20から利用開始要求の信号を受信すると、電気自動車20を誘導するための誘導処理を行う(ステップS14)。誘導処理では、例えば、充電器10の表示ランプを点滅させ、電気自動車20が充電器10の横の駐車スペースに駐車完了すると(ステップS26)、操作パネルや音声ガイドを使って充電手順を示す。運転者が充電器10の操作パネルから所定の操作をすると(ステップS27)、それが充電器側に伝わり充電が開始される(ステップS15)。その後、充電器10は、ステップS10に戻り、他の電気自動車から交信要求がないかをチェックする。なお、図4では、充電器10と電気自動車20が一対一である場合を示したが、複数の充電器がある場合は、後述の実施形態で説明する。
図5は、本発明の第1の実施形態に係る充電器詳細情報表示画面の一例を示す図である。図示するように、充電器詳細情報表示画面100には、充電器設備のある店舗や施設全体の見取図または構内図101が表示される。そして、施設内における充電器の場所が明示され、さらに充電器周辺の写真等の充電器外観画像情報102や充電器詳細文字情報103が表示される。好ましくは、施設の入口から充電器にいたる入庫経路等も表示する。
充電器詳細情報としては、この例では、充電器の種類(急速充電、中速充電、○倍速充電、普通充電など),定格出力,空き状態、及び自車の車種に応じた0→80%の場合の充電時間が表示されている。もちろん、充電器が使用中の場合には、おおよその待ち時間が表示されるようにしてもよい。施設内に電気自動車と交信可能な充電器が複数ある場合は、表示された充電器の中から運転者が選択するようにしてもよい。また、従来の充電施設検索のカーナビゲーション・システムと併用することで、運転者は充電器詳細情報表示画面100を見ながら、この施設の充電器で充電を行うか、他の充電器を探すかの判断が容易につけられる。
このように、充電器の詳細情報を無線通信手段を備えた充電器内に準備することで、充電器を利用するための有用な情報を近隣の電気自動車に容易に発信することができる。このことは、施設が比較的小規模であり充電器を目立つ場所に設置しくい場合にも有効である。
図6は、本発明の第2の実施形態に係る充電器情報通知システムの機能ブロックを示す図である。第1の実施形態では、電気自動車と充電器が一対一で無線交信を行う場合を示したが、第2の実施形態では、複数の充電器が連携して電気自動車と交信する場合を示す。
この実施形態では、充電器10a,10b,10cが無線ルータ40などを介して無線ネットワークを構成する。ここでは、すべての充電器が互いに交信可能な距離に設置されているとする。充電器内部の構成としては、充電器情報交換部16が追加され、各充電器の間で情報の交換を行う役目を果す。まず、電気自動車20が停車した位置の関係で、施設内のすべての充電器とは交信可能圏内にないが、一部の充電器とは交信可能な場合を考える。例えば、図示するように、電気自動車20が使用状態にある充電器10cとは交信可能であるが、他の充電器10a,10bとは交信不可の場合、充電器10cの充電器情報交換部16は、交信可能な他の充電器の情報を入手し、充電器10cの情報に加えて、充電器10a,10bの情報も電気自動車20に、まとめて或いは順次送信する機能を果す。また、電気自動車20と複数の充電器が同時に交信可能な場合は、電気自動車20との通信強度が最も高い充電器が、直接の交信を担当するようにしてもよいし、予め定めた充電器のみが電気自動車20と交信するようにしてもよい。
各充電器の情報を受信した電気自動車20は、その中から空きの充電器を探したり、たとえ充電器がすべて使用中であっても、待ち時間や充電時間の比較的短い充電器を選んだりすることができる。このような充電器のネットワーク構成により、複数の充電器を備えた中・小規模の施設は、特に管理用のサーバなどを設けることなく顧客ニーズに対応することができる。また、充電器の増設や撤去の場合にも容易に対応できる。
図7は、本発明の第2の実施形態に係る充電器情報通知システムの処理フローを示す図である。ここでは、複数の充電器が協業して電気自動車と交信する様子を示す。電気自動車20は、最初に交信が確立した充電器(以後、これを中継充電器と呼ぶ)を介して、他の充電器の情報も得ることができるが、電気自動車20での処理は、図4の場合とまったく同様である。すなわち、電気自動車側では、交信相手が中継充電器であるかどうか意識することなく、ステップS22以降の処理を進めることができる。図7ではステップS25までしか示していないが、それ以降のステップも図4の場合とまったく同じである。充電器側の処理は多少異なるが、以下では、図4と異なる部分のみを説明する。
中継充電器は、ステップS11において、電気自動車20と交信が確立したら、他の充電器全てに対して充電器の情報の提供を依頼する(ステップS12a,S13a)。その後、自らを含む全ての充電器の情報を電気自動車20(EV)に送信する(ステップS14a)。
なお、ここで運転者が停車可能時間を入力している場合には、その停車可能時間と各充電器の充電時間(待ち時間含む)を比較し、停車可能時間内にあるか、停車可能時間との差が小さいと判断した充電器の情報を優先して電気自動車20に送信するようにしてもよい。停車可能時間内に限らないのは、急ぐ場合には充電時間が短いほうがよいが、充電施設で他の用事を済ませる場合には、停車可能時間(用事を済ませる時間)との差が小さいほうが都合がよいこともあるからである。充電には時間がある程度かかるので、通常のガソリンスタンドの給油とはこの点、大きく異なる。
そして、電気自動車20から、充電したい充電器に対する利用開始要求の信号を受信したら、その信号を該当充電器に転送する(ステップS15a)。以後、中継充電器は、電気自動車20が該当充電器に到着して充電を開始するまでの間、中継を続ける。
他の充電器は、自らの充電器情報に、ステップS31で計算した予想充電時間や待ち時間を含める(ステップS32)。次に、要求元が中継充電器かどうかを判断し(ステップS33)、中継充電器である場合は、自らの充電器情報をその中継充電器に返信する(ステップS34)。中継充電器からの要求でない場合は、通常どおり、自分が交信確立した電気自動車に返信する(ステップS35)。このようにすることで、電気自動車20は、直接交信がとれない施設内の充電器の全ての情報を得て、目的にあった最適の充電器を選ぶことができる。
図8は、本発明の第2の実施形態に係る充電器詳細情報表示画面の一例を示す図である。既に説明したように、施設内に複数の充電器があって、そのうち少なくとも一台の充電器と交信できた電気自動車20は、その表示部22に施設内のすべての充電器の情報が表示される。図示する充電器詳細情報表示画面200には、施設構内図201、充電器の外観画像情報202a,202b、及び充電器詳細文字情報203a,203bが表示されている。もちろん、No.1のような空き状態の充電器だけでなく、No.3のような使用中の充電器の情報も表示してよい。また、すべての充電器の情報を停車時間(待ち時間+充電時間)の短い順に並べたり、単位充電時間あたりの料金が安い順に並べるなどして、利用者に対してさらに使いやすくする工夫をすることもできる。
図9は、本発明の第3の実施形態に係る充電器情報通知システムの機能ブロックを示す図である。第2の実施形態では、比較的小規模な施設内で複数の充電器が互いに交信して、電気自動車に対して施設内の全ての充電器の情報を提供するようにしたが、第3の実施形態では、充電器どうしの無線交信では対応が難しい比較的大規模な施設(以下、充電ステーションと呼ぶ)での実施形態を示す。
第3の実施形態では、充電ステーション内のローカルネットワーク50に、充電ステーション管理サーバ30、及び全ての充電器(10a〜10d)が接続されている。ローカルネットワーク50は、施設の広さに応じて有線であっても無線であってもよい。充電ステーション管理サーバ30は、ローカルネットワーク50を介した通信を制御する通信部31、各充電器の情報を管理するステーション情報記憶部32、電気自動車(EV)ごとの情報を格納したEV情報DB34、充電ステーションに近づき交信可能となったEVの情報をEV情報DB34から検索し抽出するEV情報抽出部33、充電ステーション内の充電器ごとの状況を各充電器から得て管理する充電器管理部35を備えている。また、充電ステーション管理サーバ30は、インターネット60を介して外部のWebサーバ70と接続可能に構成されることが望ましい。なお、充電器側の構成は、ローカルネットワーク50への接続部が追加されることを除いて、第1、第2の実施形態とほぼ同様なので説明は省略する。
ステーション情報記憶部32は、充電ステーション内の全ての充電器の構成情報(図3の機種情報、及び設置情報に相当)を格納する。EV情報DB34には、図3で示した充電時間情報を、各充電器ごとに市販されているすべてのEV車種に対して格納する。EVの情報は、インターネット等を介して、外部から随時更新されるもとのとする。また、充電器管理部35は、各充電器の稼働状況(空き、使用中、待機中、充電完了予測時間など)を受信し、ステーション情報記憶部32と連動して充電器を管理する。
充電ステーション管理サーバ30は、サーバに記憶している情報及び各充電器の稼動状況から、外部のWebサーバ70に対して、施設内の充電器の全体情報を提供することができる。提供する情報は、施設の名称,住所,アクセスマップ,施設内の充電器の数,及び空き充電器の状況などである。このようにすることで、外部の充電施設広域検索システムと本システムが連動することが可能となり、広範囲から利用者を集めることもできる。例えば、広域での充電施設検索サービスを行うWebサーバと連動させ、電気自動車が目的とする施設に所定の距離近づいた後は、検索サービスから本システムに導くようなことができる。
図示するように、電気自動車20が従来のナビゲーション・システムを利用するなどしてこの充電ステーションに近づいたとき、最初に交信できたのが使用中の充電器10aであったとする。このとき充電器10aは、充電ステーション管理サーバ30に問い合わせ、他の充電器の情報と自らの情報を合わせて電気自動車20に送信する。一つの中継充電器が代表して他の充電器の情報を電気自動車20に伝えることは第2の実施形態の場合と同じであるが、第3の実施形態では、中継充電器が問い合わせる先は、充電ステーション管理サーバ30のみである。このサーバとのやりとりの処理について詳しくは図10の処理フローで説明する。
上記の機能ブロックの構成(図2、図6、図9)は、あくまでも一例であり、一つの機能部を更に分割したり、複数の機能部をまとめて一つの機能部として構成してもよい。各機能部は、装置に内蔵されたCPU(Central Processing Unit)が、ROM(Read Only
Memory)またはハードディスク等の記憶装置に格納されたコンピュータ・プログラムを読み出し、CPUにより実行されたコンピュータ・プログラムが、記憶装置に格納されたデータベース(DB;Data Base)やメモリ上の記憶領域からテーブル等の必要なデータを読み書きし、場合によっては、関連するハードウェア(例えば、入出力装置、表示装置、通信インターフェース装置)を制御することによって実現される。また、本発明の実施形態におけるデータベース(DB)は、商用データベースであってよいが、単なるテーブルやファイルの集合体をも意味し、データベースの内部構造自体は問わない。
図10は、本発明の第3の実施形態に係る充電器情報通知システムの処理フローを示す図である。本図では、電気自動車20(以下、ここでは単にEVと呼ぶ)と、中継充電器と、充電ステーション管理サーバ30(以下、ここでは単にサーバと呼ぶ)とのやりとりを示す。電気自動車側の処理は、図4、図7の場合とまったく同じなので、以下、サーバ側と中継充電器側のみを説明する。
中継充電器は、ステップS11においてEVと交信が確立したら、サーバに対して問い合わせ要求を送信する(ステップS12b)。この際、EVの車種や電池残量のデータを同時に送信する。その後、自らを含む全ての充電器の情報をサーバから受信したらその全ての情報をEVに対して送信する(ステップS13a)。中継充電器は、以後原則として、EVからの無線交信をそのEVが入庫完了するまでサーバに中継する。ただし、構内が広い場合など、EVの移動に応じて中継をEVにより近接した充電器にリレーするようにしてもよい。
なお、ここで、第2の実施形態と同様に、運転者が停車可能時間を入力している場合には、その停車可能時間と各充電器の充電時間(待ち時間含む)を比較し、停車可能時間内にあるか、停車可能時間との差が小さいと判断した充電器の情報を優先してEVに送信するようにしてもよい。そして、特定の充電器に対しての利用開始要求をEVから受信したら、該当充電器への転送要求をサーバに対して送信する(ステップS14b)。
サーバ側では、ステップS40において、中継充電器から問い合わせ要求があったら、まず一つの充電器を選択し(ステップS41)、予想充電時間を計算し(ステップS42)、充電器が使用中の場合はその待ち時間を求め充電器情報に含めて中継充電器に送信する(ステップS43)。そして次の充電器を選択し、この処理を全ての充電器に対して順次行う(ステップS44)。これらの一連の処理は、各充電器の情報をサーバ側で全て把握しているので各充電器に問い合わせすることなくサーバ側で処理することが好ましい。
また、サーバはその後、ステップS45において、EVからの利用開始要求があった場合、その要求を該当充電器に転送する。前述の誘導処理を行わせるためである。このように第3の実施形態では、サーバが全ての充電器の情報を集中管理するので、充電器の数が多い施設の場合には特に適している。
図11は、本発明の第3の実施形態に係る充電ステーション情報表示画面の一例を示す図である。この充電ステーション情報表示画面300には、図8の場合と同様に、施設構内図301,複数の充電器の外観画像情報302a,302b、充電器詳細文字情報303a,303bが表示される。特に、この例の充電器詳細文字情報303aには、残り時間(待ち時間)と充電時間の合計が表示され、運転者が入力した停車可能時間との対比が示されている。
また、ごく近隣のランドマークやアクセスマップを同時に表示してもよい。このように施設構内図と周辺マップを併用することにより、より目的とする充電器までの到達経路が容易に視認できる。すなわち、図示するように、建物の陰に隠れて入口からは見えない場所に設置されたNo.5やNo.6のような充電器にも容易にたどりつくことができる。このことは、例えば、充電器が道路を隔てた複数の箇所に設置されている場合も同様である。
以上、説明したように、本発明のシステムは、充電器1台の小規模施設から充電器が多数の大規模の施設まで様々な環境に適合することができる。今後、充電器はますます小型化され、スリムな支柱のような形状に複数のコンセントユニットを装着できるものも存在する。ガソリンスタンドと違って、電力さえあれば充電器の設置は小さなスペースでも可能である。このような充電器の特徴により、従来のガソリンスタンドや駐車場に対して行っているような広域のナビゲーション・システムでは、このような充電器の詳細情報提供にまで対応することは非常に困難であり、本発明のようなシステムがまさに適していると言える。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10,10a,10b,10c,10d 充電器
11 無線通信部
12 充電器情報記憶部
13 充電状況監視部
14 電力供給部
15 充電コード
16 充電器情報交換部
20,20a,20b,20c 電気自動車
21 無線通信部
22 表示部
23 操作部
24 電池残量計測部
25 バッテリ
30 充電ステーション管理サーバ
31 通信部
32 ステーション情報記憶部
33 EV情報抽出部
34 EV情報DB
35 充電管理部
40 無線ルータ
50 ローカルネットワーク
60 インターネット
70 Webサーバ
100,200,300 充電器詳細情報表示画面
101,201,301 施設構内図
102,202a,202b,302a,302b 充電器外観画像情報
103,203a,203b,303a,303b 充電器詳細文字情報

Claims (10)

  1. 電気自動車用の充電器の情報を電気自動車に対して通知する充電器情報通知システムであって、
    前記充電器は、
    近接する電気自動車と無線交信を可能とする無線通信部と、
    該充電器の充電能力を示す機種情報、該充電器の設置情報、及び電気自動車の車種ごとに充電時間と走行可能距離を含んだ充電時間情報を記憶する充電器情報記憶部とを備え、
    前記電気自動車は、
    自車の車種情報及び電池残量を、前記近接する充電器に対して前記無線交信によって送信する手段を備え、
    前記充電器は、前記電気自動車から受信した前記車種情報及び前記電池残量と前記充電時間情報に基づいて算出した前記電気自動車の予想充電時間、及び前記設置情報を含んだ充電器情報を前記電気自動車に送信し、
    前記電気自動車は、受信した前記充電器情報を車載した表示部に表示する、
    ことを特徴とする充電器情報通知システム。
  2. 前記充電器は、近接する他の充電器と無線交信し、互いの情報を交換する充電器情報交換部を備え、前記電気自動車と無線交信が確立した際に、前記無線交信が不能な距離にある前記他の充電器の情報を前記電気自動車に送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の充電器情報通知システム。
  3. 前記充電器は、前記電気自動車から停車可能時間を受信し、前記算出した予測充電時間と充電器が使用中の場合の待ち時間との合計が該停車可能時間内にあるか、前記停車可能時間との差が小さいと判断した充電器の情報を優先して前記電気自動車に送信する、
    ことを特徴とする請求項1及び2に記載の充電器情報通知システム。
  4. 前記充電器の設置情報は、該充電器が設置されている施設の構内情報、該充電器までの入庫経路、該充電器の外観画像情報のうち少なくとも一つを含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至3に記載の充電器情報通知システム。
  5. 前記電気自動車は、前記充電器情報を受信した前記充電器に対して、充電のための利用開始要求を送信する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4に記載の充電器情報通知システム。
  6. 前記充電器は、前記利用開始要求を受信した際に、前記電気自動車を誘導する手段を備える、
    ことを特徴とする請求項5に記載の電器情報通知システム。
  7. 充電設備を備えた施設内の電気自動車用の複数の充電器と、前記複数の充電器の情報を管理する充電ステーション管理サーバとがローカルネットワークによって接続され、前記充電器の情報を電気自動車に対して通知する充電器情報通知システムであって、
    前記充電ステーション管理サーバは、
    前記充電器ごとに該充電器の充電能力を示す機種情報、該充電器の設置情報、及び電気自動車の車種ごとに充電時間と走行可能距離を含んだ充電時間情報を記憶するステーション情報記憶部を備え、
    前記充電器は、
    近接する電気自動車と無線交信を可能とする無線通信部を備え、
    前記電気自動車は、
    自車の車種情報及び電池残量を、前記近接する充電器に対して前記無線交信によって送信する手段を備え、
    前記充電ステーション管理サーバは、前記無線交信が確立した充電器を介して、前記電気自動車から受信した前記車種情報及び前記電池残量と前記充電時間情報に基づいて算出した前記電気自動車の予想充電時間、及び前記複数の充電器の設置情報を含んだ充電器情報を前記電気自動車に送信し、
    前記電気自動車は、受信した前記充電器情報を車載した表示部に表示する、
    ことを特徴とする充電器情報通知システム。
  8. 前記充電ステーション管理サーバは、インターネットを介して、外部のWebサーバに対して、前記施設内の充電器の情報を発信する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の充電器情報通知システム。
  9. 前記充電ステーション管理サーバは、電気自動車の車種ごとの前記充電時間情報を前記インターネットを介して更新する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の充電器情報通知システム。
  10. 電気自動車用の充電器の情報を電気自動車に対して通知する充電器情報通知方法であって、
    前記充電器の充電能力を示す機種情報、該充電器の設置情報、及び電気自動車の車種ごとに充電時間と走行可能距離を含んだ充電時間情報を記憶するステップと、
    前記電気自動車と前記充電器が近接した際に、該電気自動車と該充電器の間で無線交信を確立するステップと、
    前記電気自動車が、自車の車種情報及び電池残量を、前記無線交信が確立した前記充電器に対して送信するステップと、
    前記電気自動車から受信した前記車種情報及び前記電池残量と記憶した前記充電時間情報に基づいて前記電気自動車の予想充電時間を算出するステップと、
    前記充電器が、前記予想充電時間と前記設置情報を含んだ充電器情報を前記電気自動車に送信するステップと、
    前記電気自動車が、受信した前記充電器情報を車載した表示部に表示するステップとを有する、
    ことを特徴とする充電器情報通知方法。
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