JP7068965B2 - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7068965B2
JP7068965B2 JP2018154012A JP2018154012A JP7068965B2 JP 7068965 B2 JP7068965 B2 JP 7068965B2 JP 2018154012 A JP2018154012 A JP 2018154012A JP 2018154012 A JP2018154012 A JP 2018154012A JP 7068965 B2 JP7068965 B2 JP 7068965B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
information
replenishment
energy
supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018154012A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020030457A (ja
Inventor
晃輔 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yahoo Japan Corp
Original Assignee
Yahoo Japan Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yahoo Japan Corp filed Critical Yahoo Japan Corp
Priority to JP2018154012A priority Critical patent/JP7068965B2/ja
Publication of JP2020030457A publication Critical patent/JP2020030457A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7068965B2 publication Critical patent/JP7068965B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
従来、例えば、車両に対して供給されるエネルギーに応じた車種を推定する技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。従来技術にあっては、車両のエンジンのスパーク信号の有無に基づいて車種を推定している。具体的には、従来技術では、スパーク信号が検出された場合、車両はガソリンをエネルギーとして走行するガソリン車であると推定する一方、スパーク信号が検出されない場合、車両は軽油をエネルギーとして走行するディーゼル車であると推定している。
特開昭61-127498号公報
しかしながら、上記した従来技術には、車両の車種を精度良く推定するという点で改善の余地があった。例えば、近年、上記したガソリン等以外に、電気や水素などをエネルギーとして走行する車両が普及しており、上記した従来技術では、車両の車種を推定することが難しい場合があり、改善の余地があった。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、車両の車種を精度良く推定することができる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、取得部と、推定部とを備える。取得部は、車両に対するエネルギーの補給に関する補給情報を取得する。推定部は、前記取得部によって取得された前記補給情報に基づいて前記車両の車種を推定する。
実施形態の一態様によれば、車両の車種を精度良く推定することができる。
図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す説明図である。 図2は、情報処理システムの構成例を示す図である。 図3は、情報処理装置の構成例を示すブロック図である。 図4は、補給情報記憶部の一例を示す図である。 図5は、車種情報記憶部の一例を示す図である。 図6は、施設情報記憶部の一例を示す図である。 図7は、提供情報記憶部の一例を示す図である。 図8は、情報処理装置における情報処理の流れを示すフローチャートである。 図9は、情報処理装置における情報処理の流れを示すフローチャートである。 図10は、プログラムを実行するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムが限定されるものではない。
(実施形態)
〔1.情報処理〕
まず、実施形態に係る情報処理の一例について図1を参照して説明する。図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す説明図である。図1の例では、情報処理装置20は、例えば、車両の車種を推定する処理などを行うことができるサーバ等である。
具体的には、図1に示すように、情報処理システム1には、端末装置10と、補給管理サーバ100と、情報処理装置20とが含まれる。端末装置10、補給管理サーバ100および情報処理装置20は、それぞれネットワークN(図2参照)を介して有線または無線で互いに通信可能に接続される。
端末装置10は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistant)、ノート型PC(Personal Computer)、デスクトップ型PC等の情報処理装置である。図1に示す例では、端末装置10は、図示しないユーザが使用する端末装置であり、かかるユーザは、車両Cの利用者である。
ここで、車両Cは、例えば、ガソリン車、ハイブリッド車、電気自動車、水素燃料電池自動車など、動力源に供給されるエネルギーに応じた車種であるが、かかる車種は情報処理装置20側では最初は特定されていないものとする。
なお、上記したエネルギーには、例えばガソリン、電気および水素などが含まれるが、これに限定されるものではなく、軽油などその他の種類のエネルギーで車両Cを走行させるものが含まれていてもよい。また、車種は、上記したエネルギーの種別によって区分されるものに限られず、例えば、燃費性能によって区分される車種などであってもよい。
補給管理サーバ100は、例えば、補給施設200a,200bを管理するサーバである。かかる補給施設200a,200bは、車両Cに対してエネルギーを補給する施設である。また、補給施設200a,200bには、それぞれ、車両Cに対してエネルギーを補給する補給設備210a,210bが設置される。
なお、補給施設200a,200bは、具体的には、ガソリンスタンド、充電ステーション、水素ステーションなどであるが、これに限られず、例えば、大型商業施設等の駐車場に充電用の設備があれば、かかる施設も補給施設200a,200bに含まれる。また、補給施設200a,200bにおいて、車両Cへ供給できるエネルギーの種別は、1種類に限定されるものではなく、2種類以上であってもよい。また、図1では、補給施設200a,200bを2つ示したが、これはあくまでも例示であって限定されるものではない。なお、以下では2つの補給施設200a,200bや補給設備210a,210bを区別なく説明する場合、「補給施設200」や「補給設備210」と記載することがある。
ところで、上記したように、情報処理装置20では、車両Cの車種が特定されていない。そのため、情報処理装置20においては、車種を推定することが望まれるが、従来技術には、車種の推定精度の点で改善の余地があった。
そこで、本実施形態に係る情報処理装置20にあっては、車両Cの車種を精度良く推定することができるような構成とした。例えば、本実施形態では、車両Cに対する給油や充電の場所やタイミングから、ガソリン車、ハイブリッド車、電気自動車および水素燃料電池自動車などの車種を判別(推定)するようにした。
詳しく説明すると、補給管理サーバ100は、上記した補給施設200で行われる、車両Cに対するエネルギーの補給に関する補給情報を収集する(ステップS1)。例えば、補給管理サーバ100は、補給情報として、補給施設200で補給可能なエネルギーの種別、車両Cに対して補給されるエネルギーの種別、車両Cに対してエネルギーを補給する頻度、車両Cが補給施設200に滞在した滞在時間など、種々の情報を収集することができる。
また、端末装置10でも、補給情報の収集を行う(ステップS2)。例えば、端末装置10は、GPS(Global Positioning System)を利用する測位機能を有し、ユーザが利用する車両Cの位置情報を検知できるようにする。そして、端末装置10は、補給情報として、前回の補給から今回の補給までの走行距離を示す情報など、種々の情報を収集することができる。なお、上記した補給情報の詳細については、図4を参照して後述する。
なお、上記した補給管理サーバ100が収集する補給情報の一部または全部は、端末装置10によって収集されてもよく、端末装置10が収集する補給情報の一部または全部は、補給管理サーバ100によって収集されてもよい。また、上記では、補給管理サーバ100や端末装置10で収集される補給情報の内容を具体的に示したが、これはあくまでも例示であって限定されるものではない。また、上記では、補給管理サーバ100および端末装置10の両方で補給情報を収集するようにしたが、これに限られず、どちらか一方で収集してもよい。また、補給情報を収集する処理を、補給管理サーバ100や端末装置10が行うようにしたが、これに限られず、情報処理装置20が行うようにしてもよい。
次に、情報処理装置20は、収集された補給情報を端末装置10や補給管理サーバ100から取得する(ステップS3)。なお、上記では、情報処理装置20は、補給情報を端末装置10や補給管理サーバ100から取得するようにしたが、これに限定されるものではない。すなわち、例えば、情報処理装置20は、車両Cに搭載される装置であって、情報処理装置20と各種の情報を通信可能な車載装置(例えばナビゲーション装置。図示せず)から補給情報を取得してもよい。
次に、情報処理装置20は、取得された補給情報に基づいて車両Cの車種を推定する(ステップS4)。一例として、情報処理装置20は、補給情報に、車両Cが複数ある補給施設200のうち、水素を補給可能な補給施設200のみでエネルギーの補給がなされていることを示す情報が含まれる場合、かかる車両Cは水素燃料電池自動車であると推定することができる。
また、例えば、情報処理装置20は、補給情報に、補給施設200の滞在時間が比較的長いことを示す情報が含まれる場合、車両Cはエネルギーの補給に時間を要する車種、すなわち、充電に時間を要する電気自動車であると推定することができる。
また、例えば、情報処理装置20は、補給情報に、補給施設200の滞在時間からエネルギーの補給量が多いと推定されるにもかかわらず、前回の補給から今回の補給までの走行距離が比較的短いことを示す情報が含まれる場合、車両Cは燃費性能が低い車種、すなわち、燃費の悪い車種であると推定することができる。
このように、本実施形態にあっては、車両Cに対するエネルギーの補給に関する補給情報に基づいて、車両Cの車種を推定するようにした。言い換えると、本実施形態にあっては、例えば、車両Cの給油(給電)タイミングや、車両Cがエネルギーを補給する場所から、ガソリン車、ハイブリッド車、電気自動車かなどの車種を判定するようにした。
これにより、本実施形態においては、車両Cの車種を精度良く推定することができる。
また、上記したように車両Cの車種が推定された場合、推定された車種に応じた適切な処理が行われることが望ましい。そこで、本実施形態に係る情報処理装置20にあっては、推定された車種に基づいた処理を実行する(ステップS5)。
例えば、情報処理装置20は、推定された車両Cの車種に基づいて車両Cの将来の移動先を予測する処理を実行してもよい。すなわち、情報処理装置20は、例えば、車両Cの車種が電気自動車であると推定された場合、車両Cについては1回の充電で走行可能な距離を推定することができる。
そこで、情報処理装置20は、補給施設200aで充電されてから走行可能な距離を走行した車両C(図1に破線で示す)は、充電のために、付近にある補給施設200bへ移動する可能性がある、と予測することができる。そして、情報処理装置20は、車両Cのユーザに対し、補給施設200bが付近にあることを示す情報や、補給施設200bまでの経路案内の情報、補給施設200bで利用可能なクーポンなど、推定された車種に関連する情報を提供してもよい。
このように、本実施形態においては、車両Cの車種が推定された場合、推定された車種に応じた適切な処理を実行することができる。
なお、上記では、推定された車種に基づいて処理を実行するようにしたが、これに限定されるものではない。すなわち、例えば、ガソリン車や電気自動車などエネルギーの種別に応じた車種が予め登録されていてもよく、情報処理装置20は、登録された車種に基づいて車両Cの将来の移動先を予測する処理等を実行してもよい。
〔2.情報処理システム1〕
図2は、情報処理システム1の構成例を示す図である。図2に示すように、本実施形態に係る情報処理システム1は、上記したように、端末装置10、補給管理サーバ100および情報処理装置20が含まれ、ネットワークNを介して通信可能に接続される。ネットワークNは、例えば、LAN(Local Area Network)や、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)である。
図2では、図示の簡略化のため、端末装置10を1台のみ示したが、これはあくまでも例示であって限定されるものではなく、2台以上であってもよい。
また、補給管理サーバ100および情報処理装置20はそれぞれ、単体の処理装置である必要はなく、クラウドシステム等の複数の処理装置が協調して動作することで実現されてもよい。また、図2等では、補給管理サーバ100および情報処理装置20は別々のサーバとしたが、これに限定されるものではなく、適宜に組み合わせて1つまたは3つ以上のサーバで実現されてもよい。
〔3.情報処理装置20〕
次いで、上記した情報処理装置20の構成について具体的に説明する。
図3は、情報処理装置20の構成例を示すブロック図である。なお、図3では、情報処理装置20の説明に必要となる構成要素を示しており、一般的な構成要素についての記載を省略している。図3に示すように、情報処理装置20は、通信部30と、記憶部40と、制御部50とを備える。
〔3.1.通信部30〕
通信部30は、ネットワークNと有線または無線で接続され、端末装置10や補給管理サーバ100などとの間で情報の送受信を行う。例えば、通信部30は、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。
〔3.2.記憶部40〕
記憶部40は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。本実施形態に係る記憶部40は、補給情報記憶部41と、車種情報記憶部42と、施設情報記憶部43と、提供情報記憶部44とを備える。
〔3.2.1.補給情報記憶部41〕
補給情報記憶部41は、車両Cに対するエネルギーの補給に関する補給情報を記憶する。図4は、補給情報記憶部41の一例を示す図である。
図4に示すように、補給情報記憶部41には、「補給ID」、「車両ID」、「施設名」、「場所」、「種別」、「滞在時間」、「頻度」および「走行距離」のそれぞれの情報が含まれ、これらの情報は互いに関連付けられている。
「補給ID」は、車両Cに対するエネルギーの補給を車両毎に識別するための識別情報である。「車両ID」は、車両Cを識別するための識別情報である。「施設名」は、車両Cに対してエネルギーの補給を行った施設(補給施設)の名称を示す情報である。「施設名」には、1つまたは2つ以上の施設名の情報が含まれてもよい。なお、図4に示す例では、理解の便宜のため、「施設名」を「施設C1」といった抽象的な符号を用いて図示するが、「施設C1」には具体的な情報が記憶されるものとする。以下、他の情報に関する図においても、抽象的な符号を図示する場合がある。
「場所」は、車両Cに対してエネルギーが補給された補給場所(例えば補給施設200)に関する場所情報である。具体的に「場所」には、補給場所で補給可能なエネルギーの種別を示す情報が含まれる。また、「場所」には、補給場所の位置情報などが含まれてもよい。
「種別」は、車両Cに対して補給されるエネルギーの種別を示す情報である。「滞在時間」は、車両Cに対してエネルギーが補給された補給場所(例えば補給施設200)の滞在時間を示す情報である。「頻度」は、車両Cに対してエネルギーを補給する頻度を示す情報である。「走行距離」は、車両Cの走行距離を示す情報である。「走行距離」には、前回の車両Cに対するエネルギーの補給から今回の車両Cに対するエネルギーの補給までの走行距離を示す情報が含まれてもよい。
図4では、補給情報記憶部41の補給ID「A01」は、車両IDが「B01」、施設名が「施設C1」、場所が「場所D1」、種別が「種別E1」、滞在時間が「時間F1」、頻度が「頻度G1」、走行距離が「距離H1」である例を示している。
なお、上記した補給情報記憶部41においては、「施設名」、「場所」、「種別」、「滞在時間」、「頻度」および「走行距離」の全ての情報が含まれる必要はなく、これらの情報のうちの一部が含まれるものであってもよい。また、補給情報記憶部41には、図4に示す情報以外に、車両Cに対するエネルギーの補給に関する任意の情報が含まれていてもよい。
〔3.2.2.車種情報記憶部42〕
図3の説明に戻ると、車種情報記憶部42は、車両Cの車種に関する情報を記憶する。詳しくは、車種情報記憶部42は、上記した補給情報と、補給情報に基づいて推定される車両Cの車種とを対応付ける情報を記憶する。図5は、車種情報記憶部42の一例を示す図である。
図5に示すように、車種情報記憶部42には、「車種ID」、「補給情報の内容」、「
車種(種別)」および「車種(燃費性能)」のそれぞれの情報が含まれ、これらの情報は互いに関連付けられている。
「車種ID」は、車両Cの車種毎に割り当てられる識別情報である。「補給情報の内容」は、補給情報の内容を示す情報である。例えば、「補給情報の内容」には、車両ID「B01」の車両Cが、電気を補給可能であることを示す場所情報「場所D1」を有する補給施設200に行き、滞在時間を示す「時間F1」が30分である、などを示す補給情報が含まれる。
「車種(種別)」は、車両Cに対して補給されるエネルギーの種別によって区分される車種の情報である。「車種(燃費性能)」は、車両Cの燃費性能によって区別される車種の情報である。
図5では、車種情報記憶部42の車種ID「J01」は、補給情報の内容が「補給情報K01」、車種(種別)が「ガソリン車」である例を示している。また、車種ID「J02」は、補給情報の内容が「補給情報K02」、車種(種別)が「ハイブリッド車」である例を示している。また、車種ID「J03」は、補給情報の内容が「補給情報K03」、車種(種別)が「電気自動車」である例を示し、車種ID「J04」は、補給情報の内容が「補給情報K04」、車種(種別)が「水素燃料電池自動車」である例を示している。また、車種ID「J11」は、補給情報の内容が「補給情報K11」、車種(燃費性能)が「高」である例を示している。また、車種ID「J12」は、補給情報の内容が「補給情報K12」、車種(燃費性能)が「中」である例を示し、車種ID「J13」は、補給情報の内容が「補給情報K13」、車種(燃費性能)が「低」である例を示している。
〔3.2.3.施設情報記憶部43〕
図3の説明に戻ると、施設情報記憶部43は、補給施設200における補給設備210の設置状況を示す情報を記憶する。図6は、施設情報記憶部43の一例を示す図である。
図6に示すように、施設情報記憶部43には、「施設ID」、「施設名」および「設備状況」のそれぞれの情報が含まれ、これらの情報は互いに関連付けられている。
「施設ID」は、補給施設200毎に割り当てられる識別情報である。「施設名」は、補給施設200の名称を示す情報である。「設備状況」は、補給施設200に設定される補給設備210を示す情報である。
図6では、施設情報記憶部43の施設ID「L01」は、施設名が「施設C1」、設備状況が「設備M1」である例を示している。また、施設ID「L02」は、施設名が「施設C2」、設備状況が補給設備210の無い状態から「設備M2」に変更になった例を示している。かかる設備状況の変更については、後述する。
〔3.2.4.提供情報記憶部44〕
図3の説明に戻ると、提供情報記憶部44は、推定された車両Cの車種に関連する情報であって、ユーザに対して提供される情報を記憶する。図7は、提供情報記憶部44の一例を示す図である。
図7に示すように、提供情報記憶部44には、「提供ID」、「車種ID」および「提供情報」のそれぞれの情報が含まれ、これらの情報は互いに関連付けられている。
「提供ID」は、ユーザに対して提供する情報同士を識別するための識別情報である。「車種ID」は、推定された車種を識別するための識別情報である。「提供情報」は、ユーザに対して提供される情報である。例えば、「提供情報」には、推定された車種に関連する情報が含まれる。詳しくは、「提供情報」には、推定した車種の車両Cが利用可能な補給施設の位置情報や、かかる補給施設までの経路案内の情報、補給施設で利用可能なクーポンなどの情報であるが、これらに限定されるものではない。
図7では、提供情報記憶部44の提供ID「N01」は、車種IDが「J01」、提供情報が「提供情報P1」である例を示している。
〔3.3.制御部50〕
図3の説明に戻ると、制御部50は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM、入出力ポートなどを有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。また、制御部50は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路等のハードウェアで構成されてもよい。制御部50は、取得部51と、推定部52と、予測部53と、設備状況推定部54と、提供部55とを備える。
〔3.3.1.取得部51〕
取得部51は、補給管理サーバ100(図1参照)や端末装置10(図1参照)から通信部30を介して各種の情報を取得する。例えば、取得部51は、車両Cに対するエネルギーの補給に関する補給情報を取得する。
例えば、取得部51は、車両Cに対して補給されるエネルギーの種別を示す補給情報を取得する。ここでの補給情報は、車両Cに対して実際に補給されるエネルギーの種別を示す情報であるが、これに限られず、例えば、車両Cに対して補給されると推定されるエネルギーの種別を示す情報であってもよい。すなわち、取得部51は、車両Cが、ガソリンのみを補給可能な補給施設200に寄ってエネルギーが補給されるような場合、車両Cに対してガソリンが補給されたと推定し、ガソリンが補給されたことを示す補給情報を取得してもよい。
また、例えば、取得部51は、車両Cに対してエネルギーを補給する頻度を示す補給情報を取得する。なお、かかる頻度は、例えば、所定の走行距離の間にエネルギーの補給が行われる回数であってもよいし、所定の走行時間の間にエネルギーの補給が行われる回数であってもよい。
また、例えば、取得部51は、車両Cに対してエネルギーが補給された補給場所(例えば補給施設200)に関する場所情報を示す補給情報を取得する。場所情報には、上記したように、補給場所で補給可能なエネルギーの種別を示す情報や、補給場所の位置情報などが含まれるが、これに限定されるものではない。
また、例えば、取得部51は、前回の車両Cに対するエネルギーの補給から今回の車両Cに対するエネルギーの補給までの走行距離を示す補給情報を取得する。なお、取得部51は、取得された走行距離の情報を蓄積して平均走行距離を求め、かかる平均走行距離を走行距離として用いるようにしてもよい。
例えば、取得部51は、車両Cに対してエネルギーが補給された補給場所の滞在時間を示す補給情報を取得する。なお、かかる滞在時間は、例えば、車両Cが補給場所(例えば補給施設200)に入場してから退場するまでの時間であってもよいし、補給場所で車両Cに対するエネルギーの補給が開始されてから終了するまでの時間であってもよい。
そして、取得部51は、取得された補給情報を補給情報記憶部41に格納する(図4参照)。
〔3.3.2.推定部52〕
推定部52は、取得部51によって取得された補給情報に基づいて車両Cの車種を推定する。例えば、推定部52は、補給情報記憶部41にアクセスして補給情報を読み込み、かかる補給情報と車種情報記憶部42に記憶される情報とに基づいて車種を推定する。
例えば、推定部52は、補給情報が示すエネルギーの種別に基づいて車種を推定することができる。具体的には、推定部52は、例えばガソリンが補給されたことを示す補給情報である場合、車両Cはガソリン車またはハイブリッド車であると推定する。なお、推定部52は、他の補給情報(例えば走行距離など)に基づいて、車両Cがガソリン車およびハイブリッド車のいずれであるかをさらに推定してもよい。
同様に、推定部52は、例えば電気が補給されたことを示す補給情報である場合、車両Cは電気自動車であると推定し、水素が補給されたことを示す補給情報である場合、車両Cは水素燃料電池自動車であると推定してもよい。
このように、本実施形態にあっては、補給情報が示すエネルギーの種別を用いることで、車両Cの車種を精度良く推定することができる。
また、推定部52は、補給情報が示す頻度に基づいて、車両Cの燃費性能を推定し、推定した燃費性能に対応する車種を推定することができる。具体的には、推定部52は、補給情報が示す頻度が比較的高い場合、車両Cの燃費性能は比較的低いと推定し、車両Cは燃費性能の低い車種であると推定する。他方、推定部52は、補給情報が示す頻度が比較的低い場合、車両Cの燃費性能は比較的高いと推定し、車両Cは燃費性能の高い車種であると推定する。
このように、本実施形態にあっては、補給情報が示す頻度を用いることで、車両Cの車種を精度良く推定することができる。
また、推定部52は、補給情報が示す場所情報に基づいて車種を推定することができる。具体的には、推定部52は、例えば、車両Cがエネルギーを補給した補給施設200の場所情報がガソリンのみを補給可能であることを示す場合、車両Cはガソリン車またはハイブリッド車であると推定する。なお、車両Cがガソリン車およびハイブリッド車のいずれであるかを、他の補給情報に基づいて推定してもよいことは、既に述べた通りである。
同様に、推定部52は、例えば、車両Cがエネルギーを補給した補給施設200の場所情報が電気のみを補給可能であることを示す場合、車両Cは電気自動車であると推定し、水素のみを補給可能であることを示す場合、車両Cは水素燃料電池自動車であると推定する。
このように、本実施形態にあっては、補給情報が示す場所情報を用いることで、車両Cの車種を精度良く推定することができる。
また、推定部52は、補給情報が示す走行距離に基づいて車種を推定することができる。例えば、補給情報が示す走行距離は、上記したように、前回の補給から今回の補給までの走行距離である。かかる走行距離が、例えば電気自動車が1回の充電で走行可能な距離に相当することが比較的多い場合、言い換えると、1回の充電で走行可能な距離を走行するごとに補給を行うことが多い場合、推定部52は、車両Cは電気自動車である推定することができる。
このように、本実施形態にあっては、補給情報が示す走行距離を用いることで、車両Cの車種を精度良く推定することができる。
また、推定部52は、補給情報が示す滞在時間に基づいて車種を推定することができる。具体的には、推定部52は、例えば、補給施設200の滞在時間が比較的長い場合(例えば30分以上である場合)、車両Cはエネルギーの補給に時間を要する車種、すなわち、充電に時間を要する電気自動車であると推定することができる。
逆に言えば、推定部52は、補給施設200の滞在時間が比較的短い場合、車両Cはエネルギーの補給に時間がかからない車種、すなわち、電気自動車以外の車種(例えばガソリン車や水素燃料電池自動車)であると推定することができる。
このように、本実施形態にあっては、補給情報が示す滞在時間を用いることで、車両Cの車種を精度良く推定することができる。
また、推定部52は、補給情報が示す滞在時間に基づいて車両Cに対するエネルギーの補給量を推定し、推定したエネルギーの補給量に基づいて車種を推定してもよい。
すなわち、補給施設200の滞在時間の長さは、補給施設200でのエネルギーの補給量に概ね対応する。そこで、本実施形態にあっては、滞在時間に基づいて補給量を推定し、かかる補給量から車種を推定するようにした。
例えば、ここで、補給施設200の滞在時間が10分程度で補給量が多い車両と、滞在時間が3分程度で補給量が少ない車両とがあるものとする。そして、各車両において補給情報が示す走行距離が同程度であるような場合、推定部52は、補給量が多い前者の車両は燃費性能の低い車種であると推定し、補給量が少ない後者の車両は燃費性能の低い車種であると推定することができる。
なお、推定部52は、滞在時間が短く、エネルギーの補給量が少ない補給が繰り返されるような場合、車両Cは、例えば、こまめな補給のスタイルであるユーザが乗る車種、あるいは、経済的余裕の少ない学生などのユーザが乗る車種などと推定してもよい。すなわち、推定部52は、車両Cに対する補給のスタイルに基づいて車種を推定してもよい。
上記したように、本実施形態にあっては、滞在時間に基づいて車両Cの補給量を推定するとともに、走行距離など他の補給情報と組み合わせることで、車両Cの車種をより精度良く推定することができる。
なお、上記では、補給情報のうち、滞在時間と走行距離とを組み合わせて車種を推定するようにしたが、これに限定されるものではなく、補給情報の内容を適宜に組み合わせて車種を推定してもよい。すなわち、例えば、推定部52は、補給施設200の滞在時間が長く補給量が多いと推定され、かつ、頻度が比較的高い場合、車両Cは燃費性能の低い車種であると推定してもよい。
〔3.3.3.予測部53〕
予測部53は、推定部52によって推定された車両Cの車種に基づいて車両Cの将来の移動先を予測する。なお、予測部53によって行われる処理は、推定された車種に基づいた処理の一例である。
例えば、予測部53は、車両Cの車種が電気自動車であると推定された場合、車両Cが1回の充電で走行できる走行距離を推定する。そして、例えば、予測部53は、車両Cが前回の補給施設200で充電されてから、1回の充電で走行できる走行距離を走行した場合、施設情報記憶部43の情報などを参照し、車両Cが、充電のために、充電用の設備を備える付近の補給施設200へ移動する、と予測することができる。
ここで、例えば、車両Cの周辺に、充電用の設備を備える商業施設と、充電用の設備を備えていない商業施設とが所在するものとする。このような場合に、例えば、車両Cの車種が電気自動車であると推定されると、予測部53は、車両Cの将来の移動先が充電用の設備を備える商業施設となり易い傾向がある、と予測することもできる。
〔3.3.4.設備状況推定部54〕
設備状況推定部54は、推定部52によって車種が推定された車両Cが移動した移動場所におけるエネルギーの補給設備210の状況を推定する。なお、設備状況推定部54によって行われる処理は、推定された車種に基づいた処理の一例である。
ここでは、理解の便宜のため、推定部52によって車両Cの車種が電気自動車であると推定された場合を例にとって説明する。また、図6に示すように、施設C2には、充電用の設備が最初はなかったものとする。なお、施設C2は、例えば商業施設などであるが、これに限定されるものではない。
また、例えば、設備状況推定部54は、車両Cのユーザが使用する端末装置10などの位置情報を通信部30を介して取得し、かかる位置情報に基づき、車両Cが移動した移動場所が施設C2であることを検知することができる。
そして、設備状況推定部54は、電気自動車であると推定された車両Cが施設C2へ移動する頻度が増加した場合(例えば所定期間の頻度が所定値以上増加した場合)、車両Cは充電するために施設C2に行く回数が増えたと推定し、施設C2に新たな充電用の設備が設置されたと推定することができる。このように、設備状況推定部54は、車種が推定された車両Cが移動した移動場所(ここでは施設C2)におけるエネルギーの補給設備210の状況を推定することができる。
なお、設備状況推定部54は、施設C2に新たな充電用の設備が設置されたと推定された場合、図6に示すように、施設情報記憶部43の設備状況を、補給設備210の無い状態から「設備M2」に変更する処理を行ってもよい。また、設備状況推定部54は、施設C2に新たな充電用の設備が設置されたことを示す情報を、他のユーザへ通知するなどしてもよい。
〔3.3.5.提供部55〕
提供部55は、ユーザに対して各種の情報を提供する。例えば、提供部55は、推定部52によって推定された車両Cの車種に関連する情報を、車両Cのユーザに対して提供する。なお、提供部55によって行われる処理は、推定された車種に基づいた処理の一例である。
具体的には、例えば、提供部55は、提供情報記憶部44の情報などに基づき、推定された車種の車両Cが利用可能な補給施設の位置情報などを、ユーザに対して提供することができる。これにより、ユーザは、車両Cが利用可能な補給施設の位置情報などを容易に取得することができる。
なお、上記では、提供部55は、推定された車種の車両Cが利用可能な補給施設の位置情報などを提供するようにしたが、これに限られない。すなわち、例えば、提供部55は、車種の車両Cが利用可能な補給施設の混雑状況、料金、補給施設までの経路案内の情報、補給施設で利用可能なクーポンなど、その他の情報を提供してもよい。
〔4.情報処理装置20の処理フロー〕
次に、情報処理装置20における情報処理の手順について説明する。図8および図9は、情報処理装置20における情報処理の流れを示すフローチャートである。なお、図8は、車両Cの車種を推定する処理を示すフローチャートであり、図9は、推定された車種に基づく処理を示すフローチャートである。
先ず、図8について説明すると、情報処理装置20の制御部50は、端末装置10や補給管理サーバ100から、車両Cに対するエネルギーの補給に関する補給情報を取得する(ステップS10)。続いて、制御部50は、取得された補給情報に基づいて車両Cの車種を推定する(ステップS11)。
次に、図9について説明すると、制御部50は、車両Cの車種が推定された否かを判定する。制御部50は、車種が推定されたと判定された場合(ステップS20,Yes)、推定された車種に基づいた処理を実行する(ステップS21)。他方、制御部50は、車種が推定されていないと判定された場合(ステップS20,No)、ステップS21の処理をスキップして処理を終了する。
なお、ステップS21における処理は、上記した、車種に基づいて車両Cの将来の移動先を予測する処理、車両Cが移動した移動場所の補給設備210の状況を推定する処理、および、車種に関連する情報を提供する処理などであるが、これらの処理を全て実行することを要さず、一部の処理を実行するようにしてもよい。
〔5.効果〕
情報処理装置20は、取得部51と、推定部52とを備える。取得部51は、車両Cに対するエネルギーの補給に関する補給情報を取得する。推定部52は、取得部51によって取得された補給情報に基づいて車両Cの車種を推定する。
これにより、車両Cの車種を精度良く推定することができる。
また、取得部51は、車両Cに対して補給されるエネルギーの種別を示す補給情報を取得し、推定部52は、補給情報が示すエネルギーの種別に基づいて車種を推定する。このように、補給情報が示すエネルギーの種別を用いることで、車両Cの車種を精度良く推定することができる。
また、取得部51は、車両Cに対してエネルギーを補給する頻度を示す補給情報を取得し、推定部52は、補給情報が示す頻度に基づいて、車両Cの燃費性能を推定し、推定した燃費性能に対応する車種を推定する。このように、補給情報が示す頻度を用いることで、車両Cの車種を精度良く推定することができる。
また、取得部51は、車両Cに対してエネルギーが補給された補給場所に関する場所情報を示す補給情報を取得し、推定部52は、補給情報が示す場所情報に基づいて車種を推定する。このように、補給情報が示す場所情報を用いることで、車両Cの車種を精度良く推定することができる。
また、取得部51は、前回の車両Cに対するエネルギーの補給から今回の車両Cに対するエネルギーの補給までの走行距離を示す補給情報を取得し、推定部52は、補給情報が示す走行距離に基づいて車種を推定する。このように、補給情報が示す走行距離を用いることで、車両Cの車種を精度良く推定することができる。
また、取得部51は、車両Cに対してエネルギーが補給された補給場所の滞在時間を示す補給情報を取得し、推定部52は、補給情報が示す滞在時間に基づいて車種を推定する。このように、補給情報が示す滞在時間を用いることで、車両Cの車種を精度良く推定することができる。
また、推定部52は、補給情報が示す滞在時間に基づいて車両Cに対するエネルギーの補給量を推定し、推定したエネルギーの補給量に基づいて車種を推定する。これにより、車両Cの車種をより精度良く推定することができる。
また、情報処理装置20は、推定部52によって推定された車両Cの車種に基づいて車両Cの将来の移動先を予測する予測部53を備える。これにより、例えば、将来の移動先に関する情報を車両Cのユーザに対して提供することが可能となり、よって推定された車種に応じた適切な処理を実行することができる。
また、情報処理装置20は、推定部52によって車種が推定された車両Cが移動した移動場所におけるエネルギーの補給設備の状況を推定する設備状況推定部54を備える。これにより、例えば、移動場所に新たな補給設備が設置されたことを示す情報を、他のユーザへ通知することが可能になり、よって推定された車種に応じた適切な処理を実行することができる。
また、情報処理装置20は、推定部52によって推定された車両Cの車種に関連する情報を、車両Cのユーザに対して提供する提供部55を備える。これにより、車両Cのユーザは、車両Cの車種に関連する情報を容易に取得することができる。
〔6.ハードウェア構成〕
上述した実施形態における情報処理装置20は、例えば図10に示すような構成のコンピュータ1000がプログラムを実行することによって実現される。
図10は、プログラムを実行するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、CPU(Central Processing Unit)1100、RAM(Random Access Memory)1200、ROM(Read Only Memory)1300、HDD(Hard Disk Drive)1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、およびメディアインターフェイス(I/F)1700を備える。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、通信部30に対応し、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを、ネットワークNを介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、および、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを、入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、当該プログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
コンピュータ1000が情報処理装置20として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、図3に示す取得部51、推定部52、予測部53、設備状況推定部54および提供部55の各機能を実現する。
コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを、記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から、ネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
〔7.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上記してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部51は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 情報処理システム
10 端末装置
20 情報処理装置
51 取得部
52 推定部
53 予測部
54 設備状況推定部
55 提供部
100 補給管理サーバ

Claims (11)

  1. 車両に対するエネルギーの補給に関する補給情報を取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された前記補給情報に基づいて前記車両の車種を推定する推定部と
    を備え
    前記取得部は、
    前回の前記車両に対するエネルギーの補給から今回の前記車両に対するエネルギーの補給までの走行距離を示す補給情報を取得し、
    前記推定部は、
    前記補給情報が示す走行距離に基づいて、前記車両の動力源に供給されるエネルギーの種別によって区分される車種を推定する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記取得部は、
    前記車両に対して補給されるエネルギーの種別を示す補給情報を取得し、
    前記推定部は、
    前記補給情報が示すエネルギーの種別に基づいて車種を推定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記取得部は、
    前記車両に対してエネルギーを補給する頻度を示す補給情報を取得し、
    前記推定部は、
    前記補給情報が示す頻度に基づいて、前記車両の燃費性能を推定し、推定した前記燃費性能に対応する車種を推定する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記取得部は、
    前記車両に対してエネルギーが補給された補給場所に関する場所情報を示す補給情報を取得し、
    前記推定部は、
    前記補給情報が示す場所情報に基づいて車種を推定する
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  5. 前記取得部は、
    前記車両に対してエネルギーが補給された補給場所の滞在時間を示す補給情報を取得し、
    前記推定部は、
    前記補給情報が示す滞在時間に基づいて車種を推定する
    ことを特徴とする請求項1~のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  6. 前記推定部は、
    前記補給情報が示す滞在時間のうち、前記補給場所で前記車両に対するエネルギーの補給が開始されてから終了するまでの時間に基づいて前記車両に対するエネルギーの補給量を推定し、推定した前記エネルギーの補給量に基づいて車種を推定する
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  7. 前記推定部によって推定された前記車両の車種に基づいて前記車両の将来の移動先を予測する予測部
    を備えることを特徴とする請求項1~のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  8. 前記推定部によって車種が推定された前記車両が移動した移動場所におけるエネルギーの補給設備の状況を推定する設備状況推定部
    を備えることを特徴とする請求項1~のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  9. 前記推定部によって推定された前記車両の車種に関連する情報を、前記車両のユーザに対して提供する提供部
    を備えることを特徴とする請求項1~のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  10. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    車両に対するエネルギーの補給に関する補給情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程によって取得された前記補給情報に基づいて前記車両の車種を推定する推定工程と
    を含み、
    前記取得工程は、
    前回の前記車両に対するエネルギーの補給から今回の前記車両に対するエネルギーの補給までの走行距離を示す補給情報を取得し、
    前記推定工程は、
    前記補給情報が示す走行距離に基づいて、前記車両の動力源に供給されるエネルギーの種別によって区分される車種を推定する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  11. 車両に対するエネルギーの補給に関する補給情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順によって取得された前記補給情報に基づいて前記車両の車種を推定する推定手順と
    をコンピュータに実行させ
    前記取得手順は、
    前回の前記車両に対するエネルギーの補給から今回の前記車両に対するエネルギーの補給までの走行距離を示す補給情報を取得し、
    前記推定手順は、
    前記補給情報が示す走行距離に基づいて、前記車両の動力源に供給されるエネルギーの種別によって区分される車種を推定する
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
JP2018154012A 2018-08-20 2018-08-20 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Active JP7068965B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018154012A JP7068965B2 (ja) 2018-08-20 2018-08-20 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018154012A JP7068965B2 (ja) 2018-08-20 2018-08-20 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020030457A JP2020030457A (ja) 2020-02-27
JP7068965B2 true JP7068965B2 (ja) 2022-05-17

Family

ID=69622548

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018154012A Active JP7068965B2 (ja) 2018-08-20 2018-08-20 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7068965B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003208696A (ja) 2002-01-16 2003-07-25 Clarion Co Ltd 情報提供サービスシステム、情報提供方法および端末装置
WO2011077486A1 (ja) 2009-12-24 2011-06-30 三菱電機株式会社 ナビゲーション装置
JP2012217224A (ja) 2011-03-31 2012-11-08 Japan Research Institute Ltd 充電器情報通知システム、及び充電器情報通知方法
JP2015031678A (ja) 2013-08-07 2015-02-16 日産自動車株式会社 エネルギー補充スポット情報推定システム
JP2017215270A (ja) 2016-06-02 2017-12-07 株式会社ライフ技術研究所 燃費計算システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003208696A (ja) 2002-01-16 2003-07-25 Clarion Co Ltd 情報提供サービスシステム、情報提供方法および端末装置
WO2011077486A1 (ja) 2009-12-24 2011-06-30 三菱電機株式会社 ナビゲーション装置
JP2012217224A (ja) 2011-03-31 2012-11-08 Japan Research Institute Ltd 充電器情報通知システム、及び充電器情報通知方法
JP2015031678A (ja) 2013-08-07 2015-02-16 日産自動車株式会社 エネルギー補充スポット情報推定システム
JP2017215270A (ja) 2016-06-02 2017-12-07 株式会社ライフ技術研究所 燃費計算システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020030457A (ja) 2020-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6672589B2 (ja) 消費電力量予測装置、消費電力量予測方法、サーバ装置
JP5718871B2 (ja) 充電システム、充電量管理装置、充電方法及びプログラム
US9217647B2 (en) Guidebook transit routing
EP3796014A1 (en) Battery control device, charge and discharge system, parking lot system, secondary battery reuse system, battery control method, and battery control program
CN111127130B (zh) 基于用户偏好的能源站点推荐方法、存储介质和电子设备
JP2011170686A (ja) 乗換地決定方法及び装置、並びにカーナビゲーション装置
WO2022143880A1 (zh) 换电站推荐方法、系统、电子设备和存储介质
JP5542284B2 (ja) 車両利用支援装置
JP2016143245A (ja) サーバ装置および予約受付方法
CN114692927A (zh) 换电站推荐方法、系统、电子设备和存储介质
WO2013088877A1 (ja) 電力需要量算出システム、電力需要量算出方法、電力需要量算出装置、プログラム、及び記録媒体
JP6315632B2 (ja) 情報提供システム、情報機器、および情報提供方法
WO2014186247A1 (en) Selecting a subset of transit trips based on time and duration
JP2021191133A (ja) バーチャルパワープラントの制御装置
CN108198409B (zh) 智能驾驶汽车的远程调度方法和装置、电子设备及计算机存储介质
JP7256097B2 (ja) 情報処理システム及びプログラム
US10635764B2 (en) Method and device for providing vehicle navigation simulation environment
US11904717B2 (en) Intelligent preconditioning for high voltage electric vehicle batteries
JP7068965B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP2015171189A (ja) 充放電管理装置、充放電管理方法及びプログラム
US20230160708A1 (en) Information processing device and information processing method
KR101385371B1 (ko) 대기 시간을 이용한 전기 자동차의 경로 스케쥴링 방법 및 시스템
US20230045214A1 (en) Systems and methods for dynamic charger reservations
US20150170063A1 (en) Pattern Based Transit Routing
KR20160050889A (ko) 충전기 선택 메카니즘을 갖는 전기 자동차의 투어 스케줄러

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20191101

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20191108

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200819

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210716

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210907

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220405

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220502

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7068965

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350