JP2012213169A - オーバーサンプリングされた受信信号の空間周波数等化 - Google Patents
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Abstract
【課題】周波数領域で空間周波数等化および空間等化を実行する技法を提供する。
【解決手段】空間周波数等化は、空間次元と周波数次元との両方にまたがって信号成分を組み合わせるが、空間等化は、空間にまたがって信号成分を組み合わせる。受話器は、複数(R個)の受信アンテナおよび複数(C)倍のオーバーサンプリングから複数(M個)の信号コピーのインプット記号を入手し、ここで、MはR×Cと等しい。空間周波数等化について、受話器は、たとえばMMSE判断基準に基づいて、M個の信号コピーの等化器係数を導出し、その等化器係数を用いてM個の信号コピーのインプット記号をフィルタリングし、M個の信号コピーのフィルタリングされた記号を組み合わせて、アウトプット記号を入手する。複雑さを減らすために、空間周波数等化を、いくつかの周波数ビンについて使用することができ、空間等化を、他の周波数ビンについて使用することができる。
【選択図】図3
【解決手段】空間周波数等化は、空間次元と周波数次元との両方にまたがって信号成分を組み合わせるが、空間等化は、空間にまたがって信号成分を組み合わせる。受話器は、複数(R個)の受信アンテナおよび複数(C)倍のオーバーサンプリングから複数(M個)の信号コピーのインプット記号を入手し、ここで、MはR×Cと等しい。空間周波数等化について、受話器は、たとえばMMSE判断基準に基づいて、M個の信号コピーの等化器係数を導出し、その等化器係数を用いてM個の信号コピーのインプット記号をフィルタリングし、M個の信号コピーのフィルタリングされた記号を組み合わせて、アウトプット記号を入手する。複雑さを減らすために、空間周波数等化を、いくつかの周波数ビンについて使用することができ、空間等化を、他の周波数ビンについて使用することができる。
【選択図】図3
Description
米国特許法第119条の下での優先権の主張
本特許出願は、本願の譲受人に譲渡され、参照によって本明細書に明示的に組み込まれている、2005年4月28日出願の米国仮出願第60/676,586号、名称「METHOD AND APPARATUS FOR FREQUENCY DOMAIN EQUALIZATION IN WIRELESS COMMUNICATIONS」の優先権を主張するものである。
本特許出願は、本願の譲受人に譲渡され、参照によって本明細書に明示的に組み込まれている、2005年4月28日出願の米国仮出願第60/676,586号、名称「METHOD AND APPARATUS FOR FREQUENCY DOMAIN EQUALIZATION IN WIRELESS COMMUNICATIONS」の優先権を主張するものである。
本開示は、全般的には通信に関し、より具体的には、通信システム内の受話器で等化を実行する技法に関する。
通信システムでは、送信機は、通常、トラヒックデータを処理し(たとえば、符号化し、インタリーブし、記号マッピングし、拡散し、スクランブルし)て、チップのシーケンスを生成する。次に、送信機は、チップシーケンスを処理して、ラジオ周波数(RF)信号を生成し、通信チャネルを介してそのRF信号を送信する。通信チャネルは、送信されるRF信号をチャネル応答によってひずませ、さらに、雑音および他の送信機からの干渉によって信号を劣化させる。
受話器は、送信されたRF信号を受信し、受信されたRF信号を処理して、標本を入手する。受話器は、標本に対して等化を実行して、送信機によって送信されたチップの推定値を入手することができる。次に、受話器は、チップを処理し(たとえば、ディスクランブルし、逆拡散し、復調し、ディインタリーブし、復号し)て、復号されたデータを入手するために評価する。受話器によって実行される等化は、通常、チップ推定値の品質ならびに総合性能に対する大きい影響を有する。
したがって、当技術分野には、よい性能を達成するために、ある形で等化を実行する技法の必要がある。
米国仮出願第60/676,586号
周波数領域で空間周波数等化および空間等化を実行する技法を、本明細書で説明する。空間周波数等化は、空間次元と周波数次元との両方にまたがって信号成分を組み合わせるが、空間等化は、空間にまたがって信号成分を組み合わせる。
本発明の実施形態によれば、少なくとも1つのプロセッサとメモリとを含む装置が説明される。プロセッサは、複数の受信アンテナおよびオーバーサンプリングからの複数の信号コピー(またはスペクトルコピー)の等化器係数を導出する。プロセッサは、等化器係数を用いて複数の信号コピーのインプット記号をフィルタリングして、アウトプット記号を入手する。
もう1つの実施形態によれば、等化器係数が、複数の受信アンテナおよびオーバーサンプリングから入手された複数の信号コピーについて導出される、方法が提供される。複数の信号コピーのインプット記号は、等化器係数を用いてフィルタリングされる。
もう1つの実施形態によれば、複数の受信アンテナおよびオーバーサンプリングからの複数の信号コピーの等化器係数を導出するための手段を含む装置が説明される。この装置は、さらに、等化器係数を用いて複数の信号コピーのインプット記号をフィルタリングするための手段を含む。
もう1つの実施形態によれば、少なくとも1つのプロセッサとメモリとを含む装置が説明される。プロセッサは、複数(R個)の受信アンテナおよび複数(C)倍オーバーサンプリングから複数(M個)の信号コピーのインプット記号を入手し、MはR×Cと等しい。プロセッサは、M個の信号コピーの等化器係数を導出し、等化器係数を用いてM個の信号コピーのインプット記号をフィルタリングし、M個の信号コピーのフィルタリングされた記号を組み合わせて、アウトプット記号を入手する。
もう1つの実施形態によれば、インプット記号が、R個の受信アンテナおよびC倍オーバーサンプリングからM個の信号コピーについて入手される、方法が提供される。等化器係数が、M個の信号コピーについて導出される。M個の信号コピーのインプット記号が、等化器係数を用いてフィルタリングされる。M個の信号コピーのフィルタリングされた記号を組み合わせて、アウトプット記号を入手する。
もう1つの実施形態によれば、R個の受信アンテナおよびC倍オーバーサンプリングからM個の信号コピーのインプット記号を入手するための手段と、M個の信号コピーの等化器係数を導出するための手段と、等化器係数を用いてM個の信号コピーのインプット記号をフィルタリングするための手段と、M個の信号コピーのフィルタリングされた記号を組み合わせるための手段とを含む装置が説明される。
もう1つの実施形態によれば、少なくとも1つのプロセッサとメモリとを含む装置が説明される。プロセッサは、少なくとも1つの空間周波数等化器および少なくとも1つの空間等化器を実施する。各空間周波数等化器は、空間次元および周波数次元にまたがって信号成分を組み合わせる。各空間等化器は、空間次元にまたがって信号成分を組み合わせる。
もう1つの実施形態によれば、信号成分が、少なくとも1つの周波数ビンの第1組に関して空間次元および周波数次元にまたがって組み合わされる、方法が提供される。信号成分は、少なくとも1つの周波数ビンの第2組に関して空間次元にまたがって組み合わされる。
もう1つの実施形態によれば、少なくとも1つの周波数ビンの第1組に関して空間次元および周波数次元にまたがって信号成分を組み合わせるための手段と、少なくとも1つの周波数ビンの第2組に関して空間次元にまたがって信号成分を組み合わせるための手段とを含む装置が説明される。
本発明のさまざまな態様および実施形態を、下でさらに詳細に説明する。
単語「例示的」は、本明細書では、「例、実例、または例示として働く」を意味する。「例示的」として本明細書で説明される実施形態は、すべて、必ずしも他の実施形態より好ましいまたはそれらより有利と解釈されてはならない。
説明を明瞭にするために、下の説明の多くについて、次の命名法を使用する。時間領域スカラは、標本期間のインデックスnを伴う小文字、たとえばh(n)によって表される。周波数領域スカラは、周波数ビンのインデックスkを伴う大文字、たとえばH(k)によって表される。ベクトルは、太字の小文字、たとえばhによって表され、行列は、太字の大文字、たとえばHによって表される。
図1に、2つの送信機110xおよび110yと1つの受話器150とを有する通信システム100を示す。送信機110xは、単一のアンテナ112xを備え、送信機110yは、複数(T個)のアンテナ112aから112tを備え、受話器150は、複数(R個)のアンテナ152aから152rを備える。single−input multiple−output(SIMO)チャネルが、送信機110xの単一アンテナおよび受話器150のR個のアンテナによって形成される。multiple−input multiple−output(MIMO)チャネルが、送信機110yのT個のアンテナおよび受話器150のR個のアンテナによって形成される。送信機110xと110yとの両方について、single−input single−output(SISO)チャネルが、各送信/受信アンテナ対の間に存在する。SISOチャネルは、時間領域チャネルインパルス応答h(n)または周波数領域チャネル周波数レスポンスH(k)によって特徴を表すことができる。
と表すことができる、K点高速フーリエ変換(FFT)またはK点離散フーリエ変換(DFT)を用いて、時間領域表現を周波数領域表現に変換することができ、ここで、指数の「−1」は、インデックスnおよびkが0ではなく1から始まることに起因する。
と表すことができる、K点逆FFT(IFFT)またはK点逆DFT(IDFT)を用いて、周波数領域表現を時間領域表現に変換することができる。
図2に、単一アンテナ送信機110xから複数アンテナ受話器150へのデータ伝送の信号フロー200を示す。受話器150は、受信ダイバーシティを利用し、この受信ダイバーシティは、複数の受信アンテナによる単一のデータの流れの受信である。図を単純にするために、図2には、受話器150の2つのアンテナと、各受信アンテナからの受信信号の2倍(2×)オーバーサンプリングとを有する事例が示されている。図2には、分数間隔周波数領域等化器(fractionally−spaced frequency domain equalizer、FDE)の使用を示し、このFDEは、周波数領域で等化を実行する。用語「分数間隔」は、ナイキスト標本化理論によって要求される速度より高い速度での標本化を指す。
送信機110xは、トラヒックデータを処理し、チップレートで送信チップx(n’)を生成し、ここで、n’は、チップ期間のインデックスである。送信機は、K/2個の送信チップの各ブロックにサイクリックプレフィックス(cyclic prefix)を付加することができる。サイクリックプレフィックスは、データブロックの繰り返される部分であり、システム帯域幅にわたって平坦ではない周波数レスポンスである周波数選択的フェージングによって引き起こされる符号間干渉と戦うのに使用される。実際のシステムでは、送信機は、送信チップシーケンスを受話器に送信する。信号フロー200について、アップサンプラ210は、各送信チップの後に1個の0を挿入し、2倍オーバーサンプリングではチップレートの2倍であるサンプルレートで送信標本x(n)を生成し、nは、標本期間のインデックスである。
送信標本は、単一の送信アンテナからSIMOチャネルを介して2つの受信アンテナに送信される。第1の受信アンテナのSISOチャネルは、ブロック220aのh1(n)というチャネルインパルス応答およびアナログ加算器224aを介するn1(n)という加法的雑音によってモデル化される。第2の受信アンテナのSISOチャネルは、ブロック220bのh2(n)というチャネルインパルス応答およびアナログ加算器224bを介するn2(n)という加法的雑音によってモデル化される。r=1、2の各受信アンテナrのチャネルインパルス応答hr(n)は、送信機のすべてのパルス成形フィルタ、伝搬チャネル、受話器のすべてのフロントエンドフィルタなどの影響を含む。
受話器150は、チップレートの2倍で各受信アンテナからの受信信号をディジタル化し、サンプルレートでインプット標本を入手する(図2には図示せず)。受話器は、送信機によって各データブロック内に付加されたサイクリックプレフィックスがある場合に、そのサイクリックプレフィックスを除去することができる。第1受信アンテナからの時間領域インプット標本r1(n)は、周波数領域インプット記号R1(k)、ただしk=1,...,Kを入手するために、ユニット230aによってK点FFT/DFTを用いて周波数領域に変換される。2倍オーバーサンプリングは、図4Aに示されているように、各受話器アンテナについて入手可能な信号スペクトルの2つのコピーをもたらす。受信アンテナごとのオーバーサンプリングされたスペクトル内の2つの冗長な信号コピーを、下側コピー(L)および上側コピー(U)と表す。信号コピーは、スペクトルコピーとも称する場合があり、あるいは、他の用語法によって参照される場合がある。最初のK/2個のインプット記号R1(k)、ただしk=1,...,K/2は、下側コピーについてR1,L(k)、ただしk=1,...,K/2と表され、等化器240aに供給される。最後のK/2個のインプット記号R1(k)、ただしk=K/2+1,...,Kは、上側コピーについてR1,U(k)、ただしk=1,...,K/2と表され、等化器242aに供給される。
同様に、第2受信アンテナからの時間領域インプット標本r2(n)は、周波数領域インプット記号R2(k)、ただしk=1,...,Kを入手するために、ユニット230bによってK点FFT/DFTを用いて周波数領域に変換される。最初のK/2個のインプット記号R2(k)、ただしk=1,...,K/2は、下側コピーについてR2,L(k)、ただしk=1,...,K/2と表され、等化器240bに供給される。最後のK/2個のインプット記号R2(k)、ただしk=K/2+1,...,Kは、上側コピーについてR2,U(k)、ただしk=1,...,K/2と表され、等化器242bに供給される。
を用いてインプット記号R2,U(k)をフィルタリングし、フィルタリングされた記号Y2,U(k)を供給する。アナログ加算器244aは、それぞれ等化器240aおよび240bからのフィルタリングされた記号Y1,L(k)およびY2,L(k)を加算し、下側コピーのアウトプット記号YL(k)を供給する。アナログ加算器244bは、それぞれ等化器242aおよび242bからのフィルタリングされた記号Y1,U(k)およびY2,U(k)を合計し、上側コピーのアウトプット記号YU(k)を供給する。ユニット250は、アウトプット記号YL(k)およびYU(k)に対してK点IFFT/IDFTを実行し、サンプルレートでアウトプット標本y(n)を供給する。ダウンサンプラ252は、1つおきのアウトプット標本を破棄し、チップレートでアウトプット標本y(n’)を供給する。アウトプット標本y(n’)は、復号されたデータを入手するためにさらに処理される。
図3に、受信ダイバーシティに関して分数間隔FDEの周波数領域の信号フロー300を示す。信号フロー300は、図2の信号フロー200と同等であり、2つの受信アンテナおよび2倍オーバーサンプリングを伴う事例にもあてはまる。
送信機110xは、トラヒックデータを処理し、送信チップx(n’)を生成する。実際のシステムでは、送信機は、送信チップシーケンスを受話器に送信し、FFT/DFTを全く実行しない。しかし、信号フロー300について、ユニット310は、送信チップx(n’)に対してK/2点FFT/DFTを実行し、周波数領域送信記号X(k)ただしk=1,...,K/2を供給する。送信記号X(k)は、単一の送信アンテナからSIMOチャネルを介して2つの受信アンテナに送信される。第1受信アンテナのSISOチャネルは、(1)ブロック320aのH1,L(k)という周波数レスポンスおよび下側コピーのアナログ加算器324aを介するN1,L(k)という加法的雑音と、(2)ブロック322aのH1,U(k)という周波数レスポンスおよび上側コピーのアナログ加算器326aを介するN1,U(k)という加法的雑音とによってモデル化される。ユニット328aは、時間領域雑音n1(n)を変換し、周波数領域雑音N1,L(k)およびN1,U(k)を供給する。同様に、第2受信アンテナのSISOチャネルは、(1)ブロック320bのH2,L(k)という周波数レスポンスおよび下側コピーのアナログ加算器324bを介するN2,L(k)という加法的雑音と、(2)ブロック322bのH2,U(k)という周波数レスポンスおよび上側コピーのアナログ加算器326bを介するN2,U(k)という加法的雑音とによってモデル化される。ユニット328bは、時間領域雑音n2(n)を変換し、周波数領域雑音N2,L(k)およびN2,U(k)を供給する。図3に示されているように、送信記号X(k)は、4つすべてのブロック320a、320b、322a、および322bを介して送信される。
によってそのインプット記号をフィルタリングし、フィルタリングされた記号Y2,U(k)を供給する。
アナログ加算器344aは、それぞれ等化器340aおよび342aからのフィルタリングされた記号Y1,L(k)およびY1,U(k)を合計し、第1受信アンテナのフィルタリングされた記号Y1(k)を供給する。アナログ加算器344bは、それぞれ等化器340bおよび342bからのフィルタリングされた記号Y2,L(k)およびY2,U(k)を合計し、第2受信アンテナのフィルタリングされた記号Y2(k)を供給する。アナログ加算器346は、フィルタリングされた記号Y1(k)およびY2(k)を合計する。利得要素348は、1/2の利得を用いてアナログ加算器346のアウトプットを基準化し、アウトプット記号Y(k)を供給する。ユニット350は、アウトプット記号Y(k)に対してK/2点IFFT/IDFTを実行し、チップレートで時間領域アウトプット標本y(n’)を供給する。
信号フロー200および300を比較すると、図2のアップサンプラ210によるx(n’)の2倍アップサンプリングおよびそれに続くK点FFT/DFTは、図3のユニット310によるx(n’)のK/2点FFT/DFTの実行ならびにオーバーサンプリングされたスペクトルの上側コピーおよび下側コピーに関するX(k)の複製と同等である。図2の、アナログ加算器244aによるY1,L(k)およびY2,L(k)の加算、アナログ加算器244bによるY1,U(k)およびY2,U(k)の加算、ユニット250によるK点IFFT/IDFTの実行、ならびにデシメータ252による2倍のデシメーションという一連の動作は、図3の、アナログ加算器344aによるY1,L(k)およびY1,U(k)の加算、アナログ加算器344bによるY2,L(k)およびY2,U(k)の加算、アナログ加算器346によるY1(k)およびY2(k)の加算、ユニット348による1/2の基準化、ならびにユニット350によるK/2点IFFT/IDFTの実行と同等である。図3では、アナログ加算器344aおよび344bが、スペクトル合計を実行し、アナログ加算器346が、空間合計を実行する。スペクトル合計および空間合計は、他の形で実行することもできる。たとえば、図3では、YL(k)(図2のアナログ加算器244aのアウトプットに対応する)を入手するためにY1,L(k)およびY2,L(k)を合計することができ、YU(k)(図2のアナログ加算器244bのアウトプットに対応する)を入手するためにY1,U(k)およびY2,U(k)を合計することができ、Y(k)を入手するためにYL(k)およびYU(k)を合計し、1/2によって基準化することができる。
図4Aに、2倍オーバーサンプリングを用いる2つの受信アンテナの例示的なスペクトルプロットを示す。データチップx(n’)は、fcのチップレートである。対応するスペクトルは、fc/2の片側帯域幅(single−sided bandwidth)または同等にfcの両側帯域幅(double−sided bandwidth)と、送信機のパルス成形フィルタによって決定されるロールオフとを有する。各受信アンテナからの受信信号は、チップレートの2倍であるfsのサンプルレートすなわちfs=2fcでディジタル化される。受信アンテナごとに、下側コピーは、ビンインデックスk=1からK/2に対応する、直流からfs/2までの周波数範囲を含み、上側コピーは、ビンインデックスk=K/2+1からKに対応する、fs/2からfsまでの周波数範囲を含む。図を単純にするために、図4Aには、2つの受信アンテナの類似するスペクトルプロットを示す。一般に、各受信アンテナrのスペクトルプロットは、そのアンテナの周波数レスポンスHr(k)によって決定される形状を有する。2つの受信アンテナのスペクトルプロットは、H1(k)がH2(k)と等しくない場合には異なる可能性があり、通常は、H1(k)はH2(k)と等しくはなく、これは、受信ダイバーシティのために利用される。
図4Aに示されているように、受話器は、2つの受信アンテナからの2つの冗長因子(redundancy factor)および2倍オーバーサンプリングからのもう1つの2つの冗長因子から4つの進行コピーを入手する。図4Aには、4つの信号コピー内の4つの冗長信号成分をどのように組み合わせなければならないかも示されている。各受信アンテナの2つの冗長信号成分は、fs/2またはK/2個の周波数ビンだけ分離されている。
図4Aに示されているように、空間周波数等化器を、周波数ビンk、ただしk=1,...,K/2ごとに使用することができる。周波数ビンkの空間周波数等化器は、両方の受信アンテナのビンkおよびk+K/2の冗長信号成分を組み合わせることができる。K/2個の空間周波数等化器を、K/2個の周波数ビンに使用することができる。説明をわかりやすくするために、1つの周波数ビンkの処理を、下で説明する。同一の処理を、K/2個の周波数ビンのそれぞれについて、またはk=1,...,K/2について実行することができる。
と表すことができ、ここで、
r(k)=[R1,L(k) R2,L(k) R1,U(k) R2,U(k)]Tは、インプット記号の4×1ベクトルであり、
h(k)=[H1,L(k) H2,L(k) H1,U(k) H2,U(k)]Tは、チャネル利得の4×1ベクトルであり、
n(k)=[N1,L(k) N2,L(k) N1,U(k) N2,U(k)]Tは、雑音の4×1ベクトルであり、
「T」は、転置を表す。
r(k)=[R1,L(k) R2,L(k) R1,U(k) R2,U(k)]Tは、インプット記号の4×1ベクトルであり、
h(k)=[H1,L(k) H2,L(k) H1,U(k) H2,U(k)]Tは、チャネル利得の4×1ベクトルであり、
n(k)=[N1,L(k) N2,L(k) N1,U(k) N2,U(k)]Tは、雑音の4×1ベクトルであり、
「T」は、転置を表す。
各受信アンテナの上側信号コピーおよび下側信号コピーは、それぞれ添字UおよびLによって表され、図4Aに示されているように、K/2個の周波数ビンだけ分離されている。
は、周波数ビンkの等化器係数の4×1行ベクトルであり、
B(k)=w H(k)・h(k)は、X(k)の基準化であり、
V(k)=w H(k)・n(k)は、X(k)のフィルタリングされた雑音であり、
「H」は、共役転置を表す。
B(k)=w H(k)・h(k)は、X(k)の基準化であり、
V(k)=w H(k)・n(k)は、X(k)のフィルタリングされた雑音であり、
「H」は、共役転置を表す。
式(4)では、等化器係数w H(k)が、図3の利得要素348の1/2の基準化因子を含む。
等化器係数は、最小2乗平均誤差(MMSE)技法、zero−forcing(ZF)技法、最大比合成(MRC)技法などに基づいて導出することができる。MMSE技法について、等化器係数は、次の条件を満足する。
ここで、E{ }は、期待値演算である。式(5)は、FDEアウトプットY(k)と送信された記号X(k)との間の2乗平均誤差を最小にする。
と表すことができ、ここで、
S(k)=E{|X(k)|2}は、送信チップx(n’)の電力スペクトルであり、
R(k)=E{n(k)・n H(k)}は、4×4雑音共分散行列である。
S(k)=E{|X(k)|2}は、送信チップx(n’)の電力スペクトルであり、
R(k)=E{n(k)・n H(k)}は、4×4雑音共分散行列である。
と表すことができる。式(7)は、各周波数ビンkのR −1(k)の4×4行列反転を有する。式(7)は、下で説明するように簡約化することができる。
オーバーサンプリングされたスペクトルの上側コピーおよび下側コピーが相関しない雑音または無視できる雑音相関を有する場合に使用できる、第1の簡約化方式では、雑音共分散行列が、次のブロック対角形式を有する。
は、2つの受信アンテナの間の雑音相関であり、
c∈{L,U}は、下側コピーおよび上側コピーのインデックスであり、
r∈{1,2}は、2つの受信アンテナのインデックスである。
c∈{L,U}は、下側コピーおよび上側コピーのインデックスであり、
r∈{1,2}は、2つの受信アンテナのインデックスである。
R c(k)は、信号コピーc内の1つの周波数ビンkの2つの受信アンテナの2×2雑音共分散行列である。式(8)の簡約化は、2つの受信アンテナの間の相関を無視できるが、下側コピーおよび上側コピーの雑音成分がスペクトル的に相関する場合にも行うことができる。この場合に、式(8)に示されたブロック対角行列を得るために、式(3)の4×1ベクトルを並べかえることができる。
である。
は、雑音分散であり、
ρL(k)=ρU(k)=0であり、
Iは、単位行列である。
ρL(k)=ρU(k)=0であり、
Iは、単位行列である。
と表すことができ、ここで、‖h(k)‖=|H1,L(k)|2+|H2,L(k)|2+|H1,U(k)|2+|H2,U(k)|2である。‖h(k)‖は、ビンkのチャネル応答ベクトルh(k)のノルムである。式(11)に示されているように、雑音が空間的にもスペクトル的にも相関しない場合であっても、4つの等化器係数
は、空間的にもスペクトル的にも分離されたチャネル利得H1,L(k)、H2,L(k)、H1,U(k)、およびH2,U(k)によって一緒に決定される。
式(12)に示された雑音共分散行列について、異なる雑音分散を、異なる信号コピーについて入手することができる。等化器係数wH(k)は、式(12)に示されているように定義されるR(k)に基づいて導出することができる。
他の簡約化も、他の条件について行うことができる。たとえば、2つの受信アンテナの間の雑音相関が、周波数不変量であり、その結果、ρL(k)=ρLかつρU(k)=ρUになる場合がある。さまざまな簡約化は、式(7)に示された計算における等化器係数の計算を減らすことができる。
は、基準化因子であり、
SNRchipは、アウトプット標本y(n’)のチップSNRである。
SNRchipは、アウトプット標本y(n’)のチップSNRである。
式(4)は、X(k)のバイアスされたMMSE推定値を与える。それぞれX(k)およびx(n’)のバイアスされていない推定値を得るために、基準化因子FをY(k)またはy(n’)のいずれかに適用することができる。データ記号が、拡散符号(たとえば、ウォルッシュ符号またはOVSF符号)を用いてM個のチップにまたがって拡散される場合に、データ記号の記号SNRは、チップSNRに拡散符号長Mを乗じることによって得ることができる。
上で2つの受信アンテナへのSIMO伝送に関して説明した分数間隔FDEを、任意の個数の受信アンテナへのSIMO伝送に拡張することができる。FDEを、複数(T個)の送信アンテナから複数(R個)の受信アンテナへのMIMO伝送に拡張することもできる。説明をわかりやすくするために、次の説明は、2つの送信アンテナ、2つの受信アンテナ、および2倍オーバーサンプリングを用いる2×2MIMO伝送に関するものである。
と表すことができ、ここで、
r(k)は、インプット記号の4×1ベクトルであり、
X1(k)およびX2(k)は、それぞれ送信アンテナ1および送信アンテナ2から送信される記号であり、
h1(k)は、送信アンテナ1のチャネル利得の4×1ベクトルであり、
h2(k)は、送信アンテナ2のチャネル利得の4×1ベクトルであり、
n(k)は、雑音の4×1ベクトルである。
r(k)は、インプット記号の4×1ベクトルであり、
X1(k)およびX2(k)は、それぞれ送信アンテナ1および送信アンテナ2から送信される記号であり、
h1(k)は、送信アンテナ1のチャネル利得の4×1ベクトルであり、
h2(k)は、送信アンテナ2のチャネル利得の4×1ベクトルであり、
n(k)は、雑音の4×1ベクトルである。
ベクトルr(k)、h1(k)、h2(k)、およびn(k)は、式(3)に示された形を有する。
を、それぞれ各周波数ビンkの2つの送信される記号X1(k)およびX2(k)を回復するために導出することができる。この等化器係数ベクトルは、MMSE、zero−forcing、MRC、またはある他の技法に基づいて導出することができる。
は、送信アンテナtの等化器係数の1×4ベクトルであり、
St(k)=E{|Xt(k)|2}は、アンテナtから送信されるxt(n)の電力スペクトルであり、
Ψt(k)は、送信アンテナtの4×4雑音および干渉共分散行列である。
St(k)=E{|Xt(k)|2}は、アンテナtから送信されるxt(n)の電力スペクトルであり、
Ψt(k)は、送信アンテナtの4×4雑音および干渉共分散行列である。
とによって決定される。
上でSIMO伝送に関して説明した簡約化は、一般に、MIMO伝送に適用可能ではない。これは、Ψt(k)が、他方の送信アンテナからの流れの間の干渉を含むからである。したがって、R(k)が、空間的およびスペクトル的に相関しない雑音に起因して対角行列である場合であっても、流れの間の干渉は、通常は対角行列ではない。したがって、式(15)の
を得るために、行列反転を実行することができる。
を、それぞれアウトプット記号Y1(k)およびY2(k)を得るためにインプットベクトルr(k)に適用することができ、このアウトプット記号Y1(k)およびY2(k)は、それぞれ送信された記号X1(k)およびX2(k)の推定値である。FDEからの周波数領域アウトプット記号を
は、Xt(k)のフィルタリングされた雑音および干渉である。
は、送信アンテナtの基準化因子であり、
SNRchip,tは、送信アンテナtのチップSNRである。
SNRchip,tは、送信アンテナtのチップSNRである。
式(17)は、Xt(k)のバイアスされたMMSE推定値を与える。基準化因子Ftを、それぞれXt(k)またはxt(n’)のバイアスされていない推定値を得るために、Yt(k)またはyt(n’)に適用することができる。データ記号が、拡散符号を用いてM個のチップにまたがって拡散される場合に、データ記号の記号SNRは、チップSNRに拡散符号長Mを乗じることによって得ることができる。
空間周波数等化器構造を、SIMO伝送またはMIMO伝送に使用することができる。空間周波数等化器は、上で説明したように、すべての受信アンテナについてビンkおよびk+N/2の冗長信号成分を組み合わせる。R=2および2倍オーバーサンプリングの事例について、R(k)またはΨt(k)の4×4行列反転を、それぞれ等化器係数ベクトルwH(k)または
ごとに実行することができる。
図4Aを参照すると、hL(k)=[H1,L(k) H2,L(k)]Tは、下側コピー内の通過帯域および遷移帯域について非ゼロである。同様に、hU(k)=[H1,U(k) H2,U(k)]Tは、上側コピー内の通過帯域および遷移帯域について非ゼロである。hL(k)またはhU(k)のいずれかは、通過帯域および遷移帯域の外側の周波数ビンについて、小さいか0である。したがって、いくつかの周波数ビンについて、kまたはk+K/2のいずれかの信号成分が事実上0なので、組み合わせるべき冗長な信号成分は2つしかない(4つではなく)。
一態様で、複雑さを減らすために、空間周波数等化器および空間等化器の組合せが、K/2個の周波数ビンについて使用される。空間周波数等化器は、下側コピーのビンkと上側コピーのビンk+K/2との両方に無視できない信号成分がある周波数ビンkのそれぞれについて使用することができる。空間等化器は、下側コピーのビンkまたは上側コピーのビンk+K/2だけに信号成分がある周波数ビンkのそれぞれについて使用することができる。
図4Bに、1つの受信アンテナの2つの信号コピーのスペクトルプロットを示す。図4Bに示されているように、周波数ビン1≦k≦KAのそれぞれについて、上側コピーのビンk+K/2の信号成分は、小さいか0であり、これらのビンのそれぞれについて空間等化器を使用することができる。周波数ビンKA<k≦KBのそれぞれについて、下側コピーのビンkと上側コピーのビンk+K/2との両方の信号成分は、無視できるものではなく、これらのビンのそれぞれについて空間周波数等化器を使用することができる。周波数ビンKB<k≦K/2のそれぞれについて、下側コピーのビンkの信号成分は、小さいか0であり、これらのビンのそれぞれについて空間等化器を使用することができる。上で説明した簡約化が適用可能ではない場合には、4×4行列反転を空間周波数等化器ごとに実行することができる。簡約化が適用可能ではない場合には、2×2行列反転を空間等化器ごとに実行することができる。空間周波数等化器と空間等化器との両方の使用は、一般に、性能を劣化させずに複雑さを減らす。
T個の送信アンテナおよびR個の受信アンテナを伴う一般的な事例について、各送信アンテナtのチャネル応答ベクトルは、次のように定義することができる。
ht,L(k)=[Ht,1,L(k) Ht,2,L(k) ... Ht,R,L(k)]Tは、R×1ベクトルであり、
ht,U(k)=[Ht,1,U(k) Ht,2,U(k) ... Ht,R,U(k)]Tは、R×1ベクトルであり、
ht,U(k)=[Ht,1,U(k) Ht,2,U(k) ... Ht,R,U(k)]Tは、R×1ベクトルであり、
は、2R×1ベクトルである。
R個の受信アンテナの雑音ベクトルは、次のように定義することができる。
は、2R×1ベクトルである。
は、R×R行列であり、
R(k)=E{n(k)・nH(k)}は、2R×2R行列である。
R(k)=E{n(k)・nH(k)}は、2R×2R行列である。
は、2R×2R行列である。
と表すことができる。
と表すことができる。
と表すことができる。
は、R×R行列反転を用いて得ることができる。R=2について、空間等化器係数は、2×2行列反転ではなく、閉じた形の解に基づいて導出することができる。
複雑さをさらに減らすために、共通の雑音および干渉共分散行列を、行列反転の補助定理を適用することによってT個すべての送信アンテナについて使用することができる。すると、式(19)、(20)、および(21)の等化器係数を、
である。
と定義することができ、ここで、
αは、送信機のパルス成形フィルタのロールオフ因子であり、
εは、等化器選択しきい値である。
αは、送信機のパルス成形フィルタのロールオフ因子であり、
εは、等化器選択しきい値である。
ロールオフ因子は、システムによって指定することができ、たとえば、W−CDMAの場合にはα=0.22である。しきい値εは、空間周波数等化器と空間等化器のどちらを使用すべきかを決定し、0≦ε≦αと定義することができる。ε=0の場合には、α・K/2個の周波数ビンについて空間周波数等化器が使用され、残りの(1−α)・K/2個の周波数ビンについて空間等化器が使用され、複雑さのかなりの低下を、性能の劣化なしで達成することができる。しきい値εが増加するにつれて、より多くの周波数ビンに空間等化器が使用され、複雑さがさらに減るが、性能が劣化し始める場合がある。しきい値εは、複雑さと性能との間のトレードオフに基づいて選択することができる。
図5に、空間周波数等化を実行する過程500を示す。周波数領域インプット記号を、複数(R個)の受信アンテナおよび複数(C)倍オーバーサンプリングまたは各受信アンテナからのC個の信号コピーから複数(M個)の信号コピーについて入手し、ここで、M=R・Cである(ブロック512)。M個の信号コピーのインプット記号は、(1)受信アンテナごとにチップレートのC倍で時間領域インプット標本を受け取ることと、(2)受信アンテナのC個の信号コピーのインプット記号を得るために、各受信アンテナのインプット標本を周波数領域に変換することとによって、得ることができる。
たとえば、チャネル推定値および雑音推定値に基づき、MMSE判断基準に従って、M個の信号コピーの等化器係数を導出する(ブロック514)。M個の信号コピーのインプット記号を、その等化器係数を用いてフィルタリングする(ブロック516)。M個の信号コピーのフィルタリングされた記号を、アウトプット記号を得るために組み合わせる(ブロック518)。M個の信号コピーの周波数ビンk内のM個の信号成分を組み合わせることができ、ここで、kは、各信号コピー内のK/C個の周波数ビンのインデックスである。
を、4つの信号コピーについて導出することができる。上で説明した実施形態について、各組は、1つの信号コピー内のK/2個の周波数ビンに関するK/2個の等化器係数を含む。M個の等化器係数のベクトルwH(k)を、周波数ビンkごとに、周波数ビンkのM個の等化器係数を用いて形成することができる。等化器係数は、(1)各受信アンテナからのC個の信号コピーのスペクトル的に相関しない雑音、(2)R個の受信アンテナのスペクトル的に相関しない雑音、または(3)M個の信号コピーの空間的およびスペクトル的に相関しない雑音の仮定に基づいて導出することができる。等化器係数の計算は、上で説明したように、雑音の仮定のいずれかを用いて簡約化することができる。
複数(T個)のデータの流れが、MIMO伝送について回復されつつある場合に、M組の等化器係数を、データの流れごとにM個の信号コピーについて導出することができる。周波数ビンkごとに、雑音および干渉共分散行列Ψt(k)を、データの流れごとに判定することができ、これを使用して、そのデータの流れの等化器係数
を導出することができる。代替案では、周波数ビンkごとに、共通の雑音および干渉共分散行列Ψ(k)を判定することができ、T個すべてのデータの流れの等化器係数を、この共通の雑音および干渉共分散行列に基づいて導出することができる。M個の信号コピーのインプット記号を、データの流れのM個の信号コピーのフィルタリングされた記号を得るために、データの流れごとにM組の等化器係数を用いてフィルタリングすることができる。データの流れごとのM個の信号コピーのフィルタリングされた記号を、データの流れのアウトプット記号を得るために組み合わせることができる。
実際には、Cが2より大きい場合であっても、ほとんどの場合にM個の信号成分のうちの2R個だけが無視できない信号エネルギを有するので、通常、受話器がM=C・R個の信号成分のすべてを組み合わせる必要はない。他の冗長な成分のすべてが、通常、送信機フィルタおよび受話器フロントエンドフィルタの阻止帯によって抑制される。したがって、空間周波数等化器または共分散行列の実用的次元は、C>2の場合であっても2Rのままになる。
図6に、空間周波数等化器および空間等化器の組合せを用いて等化を実行する過程600を示す。空間周波数等化を、周波数ビンの第1組、たとえば図4Bの周波数ビンKA+1からKBについて実行する(ブロック612)。空間周波数等化は、空間次元および周波数次元にまたがって信号成分を組み合わせる。空間等化を、周波数ビンの第2組、たとえば図4Bの周波数ビン1からKAおよび周波数ビンKB+1からK/2について実行する(ブロック614)。空間等化は、空間次元にまたがって信号成分を組み合わせる。周波数ビンの第1組および第2組を、送信パルス成形フィルタの周波数レスポンス、複雑さと性能との間のトレードオフなどに基づいて選択することができる(ブロック616)。
図7に、図1のシステム100における送信機110yおよび受話器150のブロック図を示す。ダウンリンク/順方向リンク伝送に関して、送信機110yは、基地局の一部であり、受話器150は、無線デバイスの一部である。アップリンク/逆方向リンク伝送に関して、送信機110yは、無線デバイスの一部であり、受話器150は、基地局の一部である。基地局は、通常、無線デバイスと通信する固定局であり、Node B、アクセスポイントなどとも呼ばれる場合がある。無線デバイスは、固定式または移動式とすることができ、ユーザ機器(UE)、移動局、ユーザ端末、加入者ユニットなどとも呼ばれる場合がある。無線デバイスは、セル電話機、携帯情報端末(PDA)、無線モデムカード、または他のデバイスもしくは装置とすることができる。
送信機110yでは、送信(TX)データプロセッサ720が、トラヒックデータを処理し(たとえば、符号化し、インタリーブし、記号マッピングし)、データ記号をT個の変調器730aから730tに供給する。本明細書で使用される時に、データ記号は、データの変調記号であり、パイロット記号は、パイロットの変調記号であり、変調記号は、信号コンステレーション(たとえば、M−PSKまたはM−QAMの)内の1点の複素値であり、パイロットは、送信機と受話器との両方によって先験的に既知のデータである。各変調器730は、そのデータ記号およびパイロット記号をシステムによって指定される形で処理し、送信チップxt(n)を関連する送信機ユニット(TMTR)736に供給する。各送信機ユニット736は、その送信チップを処理し(たとえば、アナログに変換し、増幅し、フィルタリングし、周波数変換し)、変調された信号を生成する。T個の送信機ユニット736aから736tからのT個の変調された信号が、それぞれ、T個のアンテナ112aから112tから送信される。
受話器150では、R個のアンテナ152aから152rが、さまざまな信号経路を介して、送信された信号を受信し、R個の受信信号をそれぞれR個の受話器ユニット(RCVR)754aから754rに供給する。各受話器ユニット754は、その受信信号を条件付け(たとえば、フィルタリングし、増幅し、周波数ダウンコンバートし)、条件付けされた信号をチップレートの倍数(たとえば2倍)でディジタル化し、時間領域インプット標本を関連するFFT/DFTユニット756に供給する。各ユニット756は、インプット標本を周波数領域に変換し、周波数領域インプット記号Rr(k)を供給する。
チャネルおよび雑音推定器758は、FFT/DFTユニット756からの周波数領域インプット記号(図7に図示)および/または受話器ユニット754からの時間領域インプット標本(図7には図示せず)に基づいてチャネル応答ベクトルおよび雑音を推定することができる。チャネルおよび雑音推定は、当技術分野で既知のさまざまな形で実行することができる。周波数領域等化器(FDE)760は、チャネル応答ベクトルおよび雑音推定値に基づいて等化器係数を導出し、その等化器係数を用いてインプット記号をフィルタリングし、フィルタリングされた記号を空間および周波数または空間だけにまたがって組み合わせ、アウトプット記号をT個の復調器(Demod)770aから770tに供給する。各復調器770は、送信機110が、たとえばCDMA、TDMA、およびSC−FDMAに関して、変調記号を時間領域で送信する場合に、FDE 760からのアウトプット記号に対してIFFT/IDFTを実行することができる。次に、各復調器770は、その(周波数領域または時間領域の)アウトプット記号を変調器730による処理と相補的な形で処理し、データ記号推定値を供給する。受信(RX)データプロセッサ780は、データ記号推定値を処理し(たとえば、記号ディマッピングし、ディインタリーブし、復号し)、復号されたデータを供給する。一般に、復調器770およびRXデータプロセッサ780による処理は、それぞれ送信機110yの変調器730およびTXデータプロセッサ720による処理に対して相補的である。
コントローラ/プロセッサ740および790は、それぞれ送信機110yおよび受話器150のさまざまな処理ユニットの動作を指示する。メモリ742および792は、それぞれ送信機110yおよび受話器150のデータおよびプログラムコードを記憶する。
本明細書で説明した等化技法は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、Single−Carrier FDMA(SC−FDMA)システムなど、さまざまな通信システムに使用することができる。CDMAシステムは、Wideband−CDMA(W−CDMA)、cdma2000などの1つまたは複数のラジオテクノロジを実施することができる。cdma2000は、IS−2000標準規格、IS−856標準規格、およびIS−95標準規格を含む。TDMAシステムは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))などのラジオテクノロジを実施することができる。これらのさまざまなラジオテクノロジおよび標準規格は、当技術分野で既知である。W−CDMAおよびGSMは、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)という名称のコンソーシアムからの文書に記載されている。cdma2000は、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)という名称のコンソーシアムからの文書に記載されている。3GPP文書および3GPP2文書は、公に入手可能である。OFDMAシステムは、直交周波数分割多重(OFDM)を使用して直交周波数サブバンド上で周波数領域で変調記号を送信する。SC−FDMAシステムは、直交周波数サブバンド上で時間領域で変調記号を送信する。
送信機110yの変調器730および受話器150の復調器770は、システムによって指定される処理を実行する。たとえば、変調器720は、CDMA、OFDM、SC−FDMAなどまたはその組合せに関する処理を実行することができる。
当業者は、情報および信号を、さまざまな異なるテクノロジおよび技法のいずれかを使用して表すことができることを理解するであろう。たとえば、上の説明全体を通じて言及される可能性があるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、記号、およびチップを、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁性粒子、光の場もしくは光粒子、またはこれらの任意の組合せによって表すことができる。
当業者は、さらに、本明細書で開示される実施形態に関して説明されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップを、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはこの両方の組合せとして実施できることを了解するであろう。このハードウェアとソフトウェアの交換可能性を明瞭に示すために、さまざまな例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップを、上でその機能性に関して全般的に説明した。そのような機能性がハードウェアまたはソフトウェアのどちらとして実施されるかは、全体的なシステムに課せられる特定の応用例および設計制約に依存する。当業者は、各特定の応用例についてさまざまな形で所望の機能性を実施することができるが、そのような実施判断が、本発明の範囲からの逸脱を引き起こすと解釈してはならない。
本明細書で開示される実施形態に関して説明されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、本明細書で説明した機能を実行するように設計された、汎用プロセッサ、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェア構成要素、またはその任意の組合せを用いて実施し、または実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサとすることができるが、代替案では、プロセッサを、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械とすることができる。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに関連する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成として実施することもできる。
本明細書で開示される実施形態に関して説明した方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアで直接に、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで、またはこの2つの組合せで実施することができる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、取外し可能ディスク、CD−ROM、または当技術分野で既知の任意の他の形の記憶媒体に常駐することができる。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替案では、記憶媒体を、プロセッサに一体化することができる。プロセッサおよび記憶媒体が、1つのASIC内に存在することができる。このASICが、ユーザ端末内に存在することができる。代替案では、プロセッサおよび記憶媒体が、ユーザ端末内にディスクリート構成要素として存在することができる。
開示される実施形態の前の説明は、当業者が本発明を作るか使用することを可能にするために提供されたものである。これらの実施形態に対するさまざまな変更は、当業者にたやすく明白になり、本明細書で定義される包括的な原理は、本発明の趣旨および範囲から逸脱せずに他の実施形態に適用することができる。したがって、本発明は、本明細書に示された実施形態に限定されることが意図されているのではなく、本明細書で開示された原理および新規の特徴と一貫する最も広い範囲に従わなければならない。
開示される実施形態の前の説明は、当業者が本発明を作るか使用することを可能にするために提供されたものである。これらの実施形態に対するさまざまな変更は、当業者にたやすく明白になり、本明細書で定義される包括的な原理は、本発明の趣旨および範囲から逸脱せずに他の実施形態に適用することができる。したがって、本発明は、本明細書に示された実施形態に限定されることが意図されているのではなく、本明細書で開示された原理および新規の特徴と一貫する最も広い範囲に従わなければならない。
以下の記載は、出願当初の特許請求の範囲の記載に実質的に一致するものである。
[1]
複数の受信アンテナおよびオーバーサンプリングを介して入手された複数の信号コピーの等化器係数を導出し、前記等化器係数を用いて前記複数の信号コピーのインプット記号をフィルタリングするように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
を含む装置。
[2]
前記少なくとも1つのプロセッサは、最小2乗平均誤差(MMSE)判断基準に基づいて前記等化器係数を導出する、[1]に記載の装置。
[3]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記等化器係数を用いて周波数領域で前記インプット記号をフィルタリングする、[1]に記載の装置。
[4]
前記少なくとも1つのプロセッサは、空間次元および周波数次元にまたがって前記複数の信号コピーのフィルタリングされた記号を組み合わせる、[1]に記載の装置。
[5]
複数の受信アンテナおよびオーバーサンプリングを介して入手された複数の信号コピーの等化器係数を導出することと、
前記等化器係数を用いて前記複数の信号コピーのインプット記号をフィルタリングすることと
を含む方法。
[6]
前記インプット記号の前記フィルタリングは、前記等化器係数を用いて周波数領域で前記インプット記号をフィルタリングすることを含む、[5]に記載の方法。
[7]
前記インプット記号の前記フィルタリングは、空間次元および周波数次元にまたがって前記複数の信号コピーのフィルタリングされた記号を組み合わせることを含む、[5]に記載の方法。
[8]
複数の受信アンテナおよびオーバーサンプリングを介して入手された複数の信号コピーの等化器係数を導出するための手段と、
前記等化器係数を用いて前記複数の信号コピーのインプット記号をフィルタリングするための手段と
を含む装置。
[9]
前記インプット記号をフィルタリングするための前記手段は、前記等化器係数を用いて周波数領域で前記インプット記号をフィルタリングするための手段を含む、[8]に記載の装置。
[10]
前記インプット記号をフィルタリングするための前記手段は、空間次元および周波数次元にまたがって前記複数の信号コピーのフィルタリングされた記号を組み合わせるための手段を含む、[8]に記載の装置。
[11]
複数(R個)の受信アンテナおよび複数(C)倍オーバーサンプリングから複数(M個)の信号コピーのインプット記号を入手し、前記M個の信号コピーの等化器係数を導出し、前記等化器係数を用いて前記M個の信号コピーの前記インプット記号をフィルタリングし、前記M個の信号コピーのフィルタリングされた記号を組み合わせるように構成された少なくとも1つのプロセッサであって、MはR×Cと等しい、少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
を含む装置。
[12]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記受信アンテナからのC個の信号コピーのインプット記号を入手するために、各受信アンテナのチップレートのC倍でインプット標本を受け取り、各受信アンテナの前記インプット標本を周波数領域に変換する、[11]に記載の装置。
[13]
前記少なくとも1つのプロセッサは、少なくとも1つのデータの流れのそれぞれについて、前記M個の信号コピーのM組の等化器係数を導出する、[11]に記載の装置。
[14]
Rは、2と等しく、Cは、2と等しく、前記少なくとも1つのプロセッサは、4つの信号コピーの4組の等化器係数を導出し、等化器係数の各組は、1つの受信アンテナからの1つの信号コピーに関する、[11]に記載の装置。
[15]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記M個の信号コピーの周波数ビンk上で信号成分を組み合わせ、kは、周波数ビンのインデックスである、[11]に記載の装置。
[16]
前記少なくとも1つのプロセッサは、最小2乗平均誤差(MMSE)判断基準に基づいて前記等化器係数を導出する、[11]に記載の装置。
[17]
前記少なくとも1つのプロセッサは、各受信アンテナからのC個の信号コピーに関する相関しない雑音という前提に基づいて前記等化器係数を導出する、[11]に記載の装置。
[18]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記R個の受信アンテナに関する相関しない雑音という前提に基づいて前記等化器係数を導出する、[11]に記載の装置。
[19]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記M個の信号コピーの空間的およびスペクトル的に相関しない雑音という前提に基づいて前記等化器係数を導出する、[11]に記載の装置。
[20]
回復される複数(T個)のデータの流れのそれぞれについて、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記データの流れの前記M個の信号コピーの等化器係数を導出し、前記M個の信号コピーのフィルタリングされた記号を入手するために前記等化器係数を用いて前記M個の信号コピーの前記インプット記号をフィルタリングし、前記データの流れのアウトプット記号を入手するために前記M個の信号コピーの前記フィルタリングされた記号を組み合わせる、[11]に記載の装置。
[21]
前記T個のデータの流れのそれぞれについて、前記少なくとも1つのプロセッサは、雑音および干渉共分散行列を導出し、前記雑音および干渉共分散行列に基づいて前記データの流れの前記等化器係数を導出する、[20]に記載の装置。
[22]
複数の周波数ビンのそれぞれについて、前記少なくとも1つのプロセッサは、共通の雑音および干渉共分散行列を導出し、前記共通の雑音および干渉共分散行列に基づいて前記T個のデータの流れのそれぞれの前記等化器係数を導出する、[20]に記載の装置。
[23]
複数(R個)の受信アンテナおよび複数(C)倍オーバーサンプリングから複数(M個)の信号コピーのインプット記号を入手することであって、MはR×Cと等しい、入手することと、
前記M個の信号コピーの等化器係数を導出することと、
前記等化器係数を用いて前記M個の信号コピーの前記インプット記号をフィルタリングすることと、
前記M個の信号コピーのフィルタリングされた記号を組み合わせることと
を含む方法。
[24]
前記フィルタリングされた記号の前記組み合わせることは、前記M個の信号コピーの周波数ビンk上で信号成分を組み合わせることを含み、kは、周波数ビンのインデックスである、[23]に記載の方法。
[25]
前記等化器係数の前記導出することは、各受信アンテナからのC個の信号コピーに関する相関しない雑音という前提に基づいて前記等化器係数を導出することを含む、[23]に記載の方法。
[26]
前記等化器係数の前記導出することは、前記M個の信号コピーの空間的およびスペクトル的に相関しない雑音という前提に基づいて前記等化器係数を導出することを含む、[23]に記載の方法。
[27]
前記等化器係数の前記導出することは、少なくとも1つのデータの流れのそれぞれについて、前記M個の信号コピーの前記等化器係数を導出することを含み、前記インプット記号の前記フィルタリングは、前記データの流れの前記M個の信号コピーのフィルタリングされた記号を入手するためにデータの流れのそれぞれについて前記等化器係数を用いて前記M個の信号コピーの前記インプット記号をフィルタリングすることを含み、前記フィルタリングされた記号の前記組み合わせることは、前記データの流れのアウトプット記号を入手するためにデータの流れのそれぞれについて前記M個の信号コピーの前記フィルタリングされた記号を組み合わせることを含む、[23]に記載の方法。
[28]
複数(R個)の受信アンテナおよび複数(C)倍オーバーサンプリングから複数(M個)の信号コピーのインプット記号を入手するための手段であって、MはR×Cと等しい、手段と、
前記M個の信号コピーの等化器係数を導出するための手段と、
前記等化器係数を用いて前記M個の信号コピーの前記インプット記号をフィルタリングするための手段と、
前記M個の信号コピーのフィルタリングされた記号を組み合わせるための手段と
を含む装置。
[29]
前記フィルタリングされた記号を組み合わせるための前記手段は、前記M個の信号コピーの周波数ビンk上で信号成分を組み合わせるための手段を含み、kは、周波数ビンのインデックスである、[28]に記載の装置。
[30]
前記等化器係数を導出するための前記手段は、各受信アンテナからのC個の信号コピーに関する相関しない雑音という前提に基づいて前記等化器係数を導出するための手段を含む、[28]に記載の装置。
[31]
前記等化器係数を導出するための前記手段は、前記M個の信号コピーに関する空間的およびスペクトル的に相関しない雑音という前提に基づいて前記等化器係数を導出するための手段を含む、[28]に記載の装置。
[32]
前記等化器係数を導出するための前記手段は、少なくとも1つのデータの流れのそれぞれの前記M個の信号コピーの前記等化器係数を導出するための手段を含み、前記インプット記号をフィルタリングするための前記手段は、前記データの流れの前記M個の信号コピーのフィルタリングされた記号を入手するためにデータの流れのそれぞれについて前記等化器係数を用いて前記M個の信号コピーの前記インプット記号をフィルタリングするための手段を含み、前記フィルタリングされた記号を組み合わせるための前記手段は、前記データの流れのアウトプット記号を入手するためにデータの流れのそれぞれについて前記M個の信号コピーの前記フィルタリングされた記号を組み合わせるための手段を含む、[28]に記載の装置。
[33]
少なくとも1つの空間周波数等化器を実施し、少なくとも1つの空間等化器を実施するように構成された少なくとも1つのプロセッサであって、各空間周波数等化器は、空間次元および周波数次元にまたがって信号成分を組み合わせ、各空間等化器は、空間次元にまたがって信号成分を組み合わせる、少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
を含む装置。
[34]
前記少なくとも1つのプロセッサは、周波数ビンの第1組に関する空間周波数等化器の組を実施し、周波数ビンの第2組に関する空間等化器の組を実施する、[33]に記載の装置。
[35]
周波数ビンの前記第1および第2の組は、送信パルス成形フィルタの周波数レスポンスに基づいて決定される、[33]に記載の装置。
[36]
前記少なくとも1つのプロセッサは、最小2乗平均誤差(MMSE)判断基準に基づいて、前記少なくとも1つの空間周波数等化器および前記少なくとも1つの空間等化器の係数を導出する、[33]に記載の装置。
[37]
少なくとも1つの周波数ビンの第1組に関して空間次元および周波数次元にまたがって信号成分を組み合わせることと、
少なくとも1つの周波数ビンの第2組に関して空間次元にまたがって信号成分を組み合わせることと
を含む方法。
[38]
前記空間次元および周波数次元にまたがる前記信号成分の前記組み合わせることは、
最小2乗平均誤差(MMSE)判断基準に基づいて、等化器係数を導出することと、
前記等化器係数を用いて複数の信号コピーのインプット記号をフィルタリングすることと
を含む、[37]に記載の方法。
[39]
少なくとも1つの周波数ビンの第1組に関して空間次元および周波数次元にまたがって信号成分を組み合わせるための手段と、
少なくとも1つの周波数ビンの第2組に関して空間次元にまたがって信号成分を組み合わせるための手段と
を含む装置。
[40]
前記空間次元および周波数次元にまたがって前記信号成分を組み合わせるための前記手段は、
最小2乗平均誤差(MMSE)判断基準に基づいて等化器係数を導出するための手段と、
前記等化器係数を用いて複数の信号コピーのインプット記号をフィルタリングするための手段と
を含む、[39]に記載の装置。
以下の記載は、出願当初の特許請求の範囲の記載に実質的に一致するものである。
[1]
複数の受信アンテナおよびオーバーサンプリングを介して入手された複数の信号コピーの等化器係数を導出し、前記等化器係数を用いて前記複数の信号コピーのインプット記号をフィルタリングするように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
を含む装置。
[2]
前記少なくとも1つのプロセッサは、最小2乗平均誤差(MMSE)判断基準に基づいて前記等化器係数を導出する、[1]に記載の装置。
[3]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記等化器係数を用いて周波数領域で前記インプット記号をフィルタリングする、[1]に記載の装置。
[4]
前記少なくとも1つのプロセッサは、空間次元および周波数次元にまたがって前記複数の信号コピーのフィルタリングされた記号を組み合わせる、[1]に記載の装置。
[5]
複数の受信アンテナおよびオーバーサンプリングを介して入手された複数の信号コピーの等化器係数を導出することと、
前記等化器係数を用いて前記複数の信号コピーのインプット記号をフィルタリングすることと
を含む方法。
[6]
前記インプット記号の前記フィルタリングは、前記等化器係数を用いて周波数領域で前記インプット記号をフィルタリングすることを含む、[5]に記載の方法。
[7]
前記インプット記号の前記フィルタリングは、空間次元および周波数次元にまたがって前記複数の信号コピーのフィルタリングされた記号を組み合わせることを含む、[5]に記載の方法。
[8]
複数の受信アンテナおよびオーバーサンプリングを介して入手された複数の信号コピーの等化器係数を導出するための手段と、
前記等化器係数を用いて前記複数の信号コピーのインプット記号をフィルタリングするための手段と
を含む装置。
[9]
前記インプット記号をフィルタリングするための前記手段は、前記等化器係数を用いて周波数領域で前記インプット記号をフィルタリングするための手段を含む、[8]に記載の装置。
[10]
前記インプット記号をフィルタリングするための前記手段は、空間次元および周波数次元にまたがって前記複数の信号コピーのフィルタリングされた記号を組み合わせるための手段を含む、[8]に記載の装置。
[11]
複数(R個)の受信アンテナおよび複数(C)倍オーバーサンプリングから複数(M個)の信号コピーのインプット記号を入手し、前記M個の信号コピーの等化器係数を導出し、前記等化器係数を用いて前記M個の信号コピーの前記インプット記号をフィルタリングし、前記M個の信号コピーのフィルタリングされた記号を組み合わせるように構成された少なくとも1つのプロセッサであって、MはR×Cと等しい、少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
を含む装置。
[12]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記受信アンテナからのC個の信号コピーのインプット記号を入手するために、各受信アンテナのチップレートのC倍でインプット標本を受け取り、各受信アンテナの前記インプット標本を周波数領域に変換する、[11]に記載の装置。
[13]
前記少なくとも1つのプロセッサは、少なくとも1つのデータの流れのそれぞれについて、前記M個の信号コピーのM組の等化器係数を導出する、[11]に記載の装置。
[14]
Rは、2と等しく、Cは、2と等しく、前記少なくとも1つのプロセッサは、4つの信号コピーの4組の等化器係数を導出し、等化器係数の各組は、1つの受信アンテナからの1つの信号コピーに関する、[11]に記載の装置。
[15]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記M個の信号コピーの周波数ビンk上で信号成分を組み合わせ、kは、周波数ビンのインデックスである、[11]に記載の装置。
[16]
前記少なくとも1つのプロセッサは、最小2乗平均誤差(MMSE)判断基準に基づいて前記等化器係数を導出する、[11]に記載の装置。
[17]
前記少なくとも1つのプロセッサは、各受信アンテナからのC個の信号コピーに関する相関しない雑音という前提に基づいて前記等化器係数を導出する、[11]に記載の装置。
[18]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記R個の受信アンテナに関する相関しない雑音という前提に基づいて前記等化器係数を導出する、[11]に記載の装置。
[19]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記M個の信号コピーの空間的およびスペクトル的に相関しない雑音という前提に基づいて前記等化器係数を導出する、[11]に記載の装置。
[20]
回復される複数(T個)のデータの流れのそれぞれについて、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記データの流れの前記M個の信号コピーの等化器係数を導出し、前記M個の信号コピーのフィルタリングされた記号を入手するために前記等化器係数を用いて前記M個の信号コピーの前記インプット記号をフィルタリングし、前記データの流れのアウトプット記号を入手するために前記M個の信号コピーの前記フィルタリングされた記号を組み合わせる、[11]に記載の装置。
[21]
前記T個のデータの流れのそれぞれについて、前記少なくとも1つのプロセッサは、雑音および干渉共分散行列を導出し、前記雑音および干渉共分散行列に基づいて前記データの流れの前記等化器係数を導出する、[20]に記載の装置。
[22]
複数の周波数ビンのそれぞれについて、前記少なくとも1つのプロセッサは、共通の雑音および干渉共分散行列を導出し、前記共通の雑音および干渉共分散行列に基づいて前記T個のデータの流れのそれぞれの前記等化器係数を導出する、[20]に記載の装置。
[23]
複数(R個)の受信アンテナおよび複数(C)倍オーバーサンプリングから複数(M個)の信号コピーのインプット記号を入手することであって、MはR×Cと等しい、入手することと、
前記M個の信号コピーの等化器係数を導出することと、
前記等化器係数を用いて前記M個の信号コピーの前記インプット記号をフィルタリングすることと、
前記M個の信号コピーのフィルタリングされた記号を組み合わせることと
を含む方法。
[24]
前記フィルタリングされた記号の前記組み合わせることは、前記M個の信号コピーの周波数ビンk上で信号成分を組み合わせることを含み、kは、周波数ビンのインデックスである、[23]に記載の方法。
[25]
前記等化器係数の前記導出することは、各受信アンテナからのC個の信号コピーに関する相関しない雑音という前提に基づいて前記等化器係数を導出することを含む、[23]に記載の方法。
[26]
前記等化器係数の前記導出することは、前記M個の信号コピーの空間的およびスペクトル的に相関しない雑音という前提に基づいて前記等化器係数を導出することを含む、[23]に記載の方法。
[27]
前記等化器係数の前記導出することは、少なくとも1つのデータの流れのそれぞれについて、前記M個の信号コピーの前記等化器係数を導出することを含み、前記インプット記号の前記フィルタリングは、前記データの流れの前記M個の信号コピーのフィルタリングされた記号を入手するためにデータの流れのそれぞれについて前記等化器係数を用いて前記M個の信号コピーの前記インプット記号をフィルタリングすることを含み、前記フィルタリングされた記号の前記組み合わせることは、前記データの流れのアウトプット記号を入手するためにデータの流れのそれぞれについて前記M個の信号コピーの前記フィルタリングされた記号を組み合わせることを含む、[23]に記載の方法。
[28]
複数(R個)の受信アンテナおよび複数(C)倍オーバーサンプリングから複数(M個)の信号コピーのインプット記号を入手するための手段であって、MはR×Cと等しい、手段と、
前記M個の信号コピーの等化器係数を導出するための手段と、
前記等化器係数を用いて前記M個の信号コピーの前記インプット記号をフィルタリングするための手段と、
前記M個の信号コピーのフィルタリングされた記号を組み合わせるための手段と
を含む装置。
[29]
前記フィルタリングされた記号を組み合わせるための前記手段は、前記M個の信号コピーの周波数ビンk上で信号成分を組み合わせるための手段を含み、kは、周波数ビンのインデックスである、[28]に記載の装置。
[30]
前記等化器係数を導出するための前記手段は、各受信アンテナからのC個の信号コピーに関する相関しない雑音という前提に基づいて前記等化器係数を導出するための手段を含む、[28]に記載の装置。
[31]
前記等化器係数を導出するための前記手段は、前記M個の信号コピーに関する空間的およびスペクトル的に相関しない雑音という前提に基づいて前記等化器係数を導出するための手段を含む、[28]に記載の装置。
[32]
前記等化器係数を導出するための前記手段は、少なくとも1つのデータの流れのそれぞれの前記M個の信号コピーの前記等化器係数を導出するための手段を含み、前記インプット記号をフィルタリングするための前記手段は、前記データの流れの前記M個の信号コピーのフィルタリングされた記号を入手するためにデータの流れのそれぞれについて前記等化器係数を用いて前記M個の信号コピーの前記インプット記号をフィルタリングするための手段を含み、前記フィルタリングされた記号を組み合わせるための前記手段は、前記データの流れのアウトプット記号を入手するためにデータの流れのそれぞれについて前記M個の信号コピーの前記フィルタリングされた記号を組み合わせるための手段を含む、[28]に記載の装置。
[33]
少なくとも1つの空間周波数等化器を実施し、少なくとも1つの空間等化器を実施するように構成された少なくとも1つのプロセッサであって、各空間周波数等化器は、空間次元および周波数次元にまたがって信号成分を組み合わせ、各空間等化器は、空間次元にまたがって信号成分を組み合わせる、少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
を含む装置。
[34]
前記少なくとも1つのプロセッサは、周波数ビンの第1組に関する空間周波数等化器の組を実施し、周波数ビンの第2組に関する空間等化器の組を実施する、[33]に記載の装置。
[35]
周波数ビンの前記第1および第2の組は、送信パルス成形フィルタの周波数レスポンスに基づいて決定される、[33]に記載の装置。
[36]
前記少なくとも1つのプロセッサは、最小2乗平均誤差(MMSE)判断基準に基づいて、前記少なくとも1つの空間周波数等化器および前記少なくとも1つの空間等化器の係数を導出する、[33]に記載の装置。
[37]
少なくとも1つの周波数ビンの第1組に関して空間次元および周波数次元にまたがって信号成分を組み合わせることと、
少なくとも1つの周波数ビンの第2組に関して空間次元にまたがって信号成分を組み合わせることと
を含む方法。
[38]
前記空間次元および周波数次元にまたがる前記信号成分の前記組み合わせることは、
最小2乗平均誤差(MMSE)判断基準に基づいて、等化器係数を導出することと、
前記等化器係数を用いて複数の信号コピーのインプット記号をフィルタリングすることと
を含む、[37]に記載の方法。
[39]
少なくとも1つの周波数ビンの第1組に関して空間次元および周波数次元にまたがって信号成分を組み合わせるための手段と、
少なくとも1つの周波数ビンの第2組に関して空間次元にまたがって信号成分を組み合わせるための手段と
を含む装置。
[40]
前記空間次元および周波数次元にまたがって前記信号成分を組み合わせるための前記手段は、
最小2乗平均誤差(MMSE)判断基準に基づいて等化器係数を導出するための手段と、
前記等化器係数を用いて複数の信号コピーのインプット記号をフィルタリングするための手段と
を含む、[39]に記載の装置。
Claims (40)
- 複数の受信アンテナおよびオーバーサンプリングを介して入手された複数の信号コピーの等化器係数を導出し、前記等化器係数を用いて前記複数の信号コピーのインプット記号をフィルタリングするように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
を含む装置。 - 前記少なくとも1つのプロセッサは、最小2乗平均誤差(MMSE)判断基準に基づいて前記等化器係数を導出する、請求項1に記載の装置。
- 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記等化器係数を用いて周波数領域で前記インプット記号をフィルタリングする、請求項1に記載の装置。
- 前記少なくとも1つのプロセッサは、空間次元および周波数次元にまたがって前記複数の信号コピーのフィルタリングされた記号を組み合わせる、請求項1に記載の装置。
- 複数の受信アンテナおよびオーバーサンプリングを介して入手された複数の信号コピーの等化器係数を導出することと、
前記等化器係数を用いて前記複数の信号コピーのインプット記号をフィルタリングすることと
を含む方法。 - 前記インプット記号の前記フィルタリングは、前記等化器係数を用いて周波数領域で前記インプット記号をフィルタリングすることを含む、請求項5に記載の方法。
- 前記インプット記号の前記フィルタリングは、空間次元および周波数次元にまたがって前記複数の信号コピーのフィルタリングされた記号を組み合わせることを含む、請求項5に記載の方法。
- 複数の受信アンテナおよびオーバーサンプリングを介して入手された複数の信号コピーの等化器係数を導出するための手段と、
前記等化器係数を用いて前記複数の信号コピーのインプット記号をフィルタリングするための手段と
を含む装置。 - 前記インプット記号をフィルタリングするための前記手段は、前記等化器係数を用いて周波数領域で前記インプット記号をフィルタリングするための手段を含む、請求項8に記載の装置。
- 前記インプット記号をフィルタリングするための前記手段は、空間次元および周波数次元にまたがって前記複数の信号コピーのフィルタリングされた記号を組み合わせるための手段を含む、請求項8に記載の装置。
- 複数(R個)の受信アンテナおよび複数(C)倍オーバーサンプリングから複数(M個)の信号コピーのインプット記号を入手し、前記M個の信号コピーの等化器係数を導出し、前記等化器係数を用いて前記M個の信号コピーの前記インプット記号をフィルタリングし、前記M個の信号コピーのフィルタリングされた記号を組み合わせるように構成された少なくとも1つのプロセッサであって、MはR×Cと等しい、少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
を含む装置。 - 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記受信アンテナからのC個の信号コピーのインプット記号を入手するために、各受信アンテナのチップレートのC倍でインプット標本を受け取り、各受信アンテナの前記インプット標本を周波数領域に変換する、請求項11に記載の装置。
- 前記少なくとも1つのプロセッサは、少なくとも1つのデータの流れのそれぞれについて、前記M個の信号コピーのM組の等化器係数を導出する、請求項11に記載の装置。
- Rは、2と等しく、Cは、2と等しく、前記少なくとも1つのプロセッサは、4つの信号コピーの4組の等化器係数を導出し、等化器係数の各組は、1つの受信アンテナからの1つの信号コピーに関する、請求項11に記載の装置。
- 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記M個の信号コピーの周波数ビンk上で信号成分を組み合わせ、kは、周波数ビンのインデックスである、請求項11に記載の装置。
- 前記少なくとも1つのプロセッサは、最小2乗平均誤差(MMSE)判断基準に基づいて前記等化器係数を導出する、請求項11に記載の装置。
- 前記少なくとも1つのプロセッサは、各受信アンテナからのC個の信号コピーに関する相関しない雑音という前提に基づいて前記等化器係数を導出する、請求項11に記載の装置。
- 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記R個の受信アンテナに関する相関しない雑音という前提に基づいて前記等化器係数を導出する、請求項11に記載の装置。
- 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記M個の信号コピーの空間的およびスペクトル的に相関しない雑音という前提に基づいて前記等化器係数を導出する、請求項11に記載の装置。
- 回復される複数(T個)のデータの流れのそれぞれについて、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記データの流れの前記M個の信号コピーの等化器係数を導出し、前記M個の信号コピーのフィルタリングされた記号を入手するために前記等化器係数を用いて前記M個の信号コピーの前記インプット記号をフィルタリングし、前記データの流れのアウトプット記号を入手するために前記M個の信号コピーの前記フィルタリングされた記号を組み合わせる、請求項11に記載の装置。
- 前記T個のデータの流れのそれぞれについて、前記少なくとも1つのプロセッサは、雑音および干渉共分散行列を導出し、前記雑音および干渉共分散行列に基づいて前記データの流れの前記等化器係数を導出する、請求項20に記載の装置。
- 複数の周波数ビンのそれぞれについて、前記少なくとも1つのプロセッサは、共通の雑音および干渉共分散行列を導出し、前記共通の雑音および干渉共分散行列に基づいて前記T個のデータの流れのそれぞれの前記等化器係数を導出する、請求項20に記載の装置。
- 複数(R個)の受信アンテナおよび複数(C)倍オーバーサンプリングから複数(M個)の信号コピーのインプット記号を入手することであって、MはR×Cと等しい、入手することと、
前記M個の信号コピーの等化器係数を導出することと、
前記等化器係数を用いて前記M個の信号コピーの前記インプット記号をフィルタリングすることと、
前記M個の信号コピーのフィルタリングされた記号を組み合わせることと
を含む方法。 - 前記フィルタリングされた記号の前記組み合わせることは、前記M個の信号コピーの周波数ビンk上で信号成分を組み合わせることを含み、kは、周波数ビンのインデックスである、請求項23に記載の方法。
- 前記等化器係数の前記導出することは、各受信アンテナからのC個の信号コピーに関する相関しない雑音という前提に基づいて前記等化器係数を導出することを含む、請求項23に記載の方法。
- 前記等化器係数の前記導出することは、前記M個の信号コピーの空間的およびスペクトル的に相関しない雑音という前提に基づいて前記等化器係数を導出することを含む、請求項23に記載の方法。
- 前記等化器係数の前記導出することは、少なくとも1つのデータの流れのそれぞれについて、前記M個の信号コピーの前記等化器係数を導出することを含み、前記インプット記号の前記フィルタリングは、前記データの流れの前記M個の信号コピーのフィルタリングされた記号を入手するためにデータの流れのそれぞれについて前記等化器係数を用いて前記M個の信号コピーの前記インプット記号をフィルタリングすることを含み、前記フィルタリングされた記号の前記組み合わせることは、前記データの流れのアウトプット記号を入手するためにデータの流れのそれぞれについて前記M個の信号コピーの前記フィルタリングされた記号を組み合わせることを含む、請求項23に記載の方法。
- 複数(R個)の受信アンテナおよび複数(C)倍オーバーサンプリングから複数(M個)の信号コピーのインプット記号を入手するための手段であって、MはR×Cと等しい、手段と、
前記M個の信号コピーの等化器係数を導出するための手段と、
前記等化器係数を用いて前記M個の信号コピーの前記インプット記号をフィルタリングするための手段と、
前記M個の信号コピーのフィルタリングされた記号を組み合わせるための手段と
を含む装置。 - 前記フィルタリングされた記号を組み合わせるための前記手段は、前記M個の信号コピーの周波数ビンk上で信号成分を組み合わせるための手段を含み、kは、周波数ビンのインデックスである、請求項28に記載の装置。
- 前記等化器係数を導出するための前記手段は、各受信アンテナからのC個の信号コピーに関する相関しない雑音という前提に基づいて前記等化器係数を導出するための手段を含む、請求項28に記載の装置。
- 前記等化器係数を導出するための前記手段は、前記M個の信号コピーに関する空間的およびスペクトル的に相関しない雑音という前提に基づいて前記等化器係数を導出するための手段を含む、請求項28に記載の装置。
- 前記等化器係数を導出するための前記手段は、少なくとも1つのデータの流れのそれぞれの前記M個の信号コピーの前記等化器係数を導出するための手段を含み、前記インプット記号をフィルタリングするための前記手段は、前記データの流れの前記M個の信号コピーのフィルタリングされた記号を入手するためにデータの流れのそれぞれについて前記等化器係数を用いて前記M個の信号コピーの前記インプット記号をフィルタリングするための手段を含み、前記フィルタリングされた記号を組み合わせるための前記手段は、前記データの流れのアウトプット記号を入手するためにデータの流れのそれぞれについて前記M個の信号コピーの前記フィルタリングされた記号を組み合わせるための手段を含む、請求項28に記載の装置。
- 少なくとも1つの空間周波数等化器を実施し、少なくとも1つの空間等化器を実施するように構成された少なくとも1つのプロセッサであって、各空間周波数等化器は、空間次元および周波数次元にまたがって信号成分を組み合わせ、各空間等化器は、空間次元にまたがって信号成分を組み合わせる、少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
を含む装置。 - 前記少なくとも1つのプロセッサは、周波数ビンの第1組に関する空間周波数等化器の組を実施し、周波数ビンの第2組に関する空間等化器の組を実施する、請求項33に記載の装置。
- 周波数ビンの前記第1および第2の組は、送信パルス成形フィルタの周波数レスポンスに基づいて決定される、請求項33に記載の装置。
- 前記少なくとも1つのプロセッサは、最小2乗平均誤差(MMSE)判断基準に基づいて、前記少なくとも1つの空間周波数等化器および前記少なくとも1つの空間等化器の係数を導出する、請求項33に記載の装置。
- 少なくとも1つの周波数ビンの第1組に関して空間次元および周波数次元にまたがって信号成分を組み合わせることと、
少なくとも1つの周波数ビンの第2組に関して空間次元にまたがって信号成分を組み合わせることと
を含む方法。 - 前記空間次元および周波数次元にまたがる前記信号成分の前記組み合わせることは、
最小2乗平均誤差(MMSE)判断基準に基づいて、等化器係数を導出することと、
前記等化器係数を用いて複数の信号コピーのインプット記号をフィルタリングすることと
を含む、請求項37に記載の方法。 - 少なくとも1つの周波数ビンの第1組に関して空間次元および周波数次元にまたがって信号成分を組み合わせるための手段と、
少なくとも1つの周波数ビンの第2組に関して空間次元にまたがって信号成分を組み合わせるための手段と
を含む装置。 - 前記空間次元および周波数次元にまたがって前記信号成分を組み合わせるための前記手段は、
最小2乗平均誤差(MMSE)判断基準に基づいて等化器係数を導出するための手段と、
前記等化器係数を用いて複数の信号コピーのインプット記号をフィルタリングするための手段と
を含む、請求項39に記載の装置。
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