JP2012210947A - 抜染処理剤収容容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 二液を混合して調製した抜染処理剤を、長期間保存可能な抜染処理剤収容容器を提供する。
【解決手段】 第1の処理剤11及び第2の処理剤21を混合して調製される抜染処理剤30を収容する容器であって、第1の処理剤11は、還元性処理剤を含み、抜染処理剤収容容器は、第1の処理剤収容容器10と、第2の処理剤収容容器20とを含み、第1の処理剤収容容器10には、第2の処理剤21を導入する導入孔12が形成され、導入孔12がシール部材13で封止され、第2の処理剤収容容器20は、第2の処理剤21を導出する導出孔22が形成され、導出孔22は導出管23と連結しており、導出管23の先端は、シール部材13による導入孔12の封止を解除して第1の処理剤収容容器10内に位置することが可能であり、この状態で、圧力により、前記第2の処理剤収容容器20から前記第1の処理剤収容容器10へ前記第2の処理剤21を移送可能である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、抜染処理剤収容容器に関する。
オリジナルデザインのTシャツ又は水着等の作成において、インクジェット方式により図柄を印刷することがある。Tシャツ等の地色が白色の場合は、前処理無しで印刷してもよいが、黒色等のように地色が濃い色の場合は、予め抜染処理をしてから、図柄を印刷する必要がある。前記抜染には、専用の抜染処理剤が使用される(例えば、特許文献1参照)。前記抜染処理剤は、2種類の処理剤から構成される二液系であることが多い。二液系の抜染処理剤の場合、一方の処理剤は還元性処理剤であるため、酸素劣化を避けるために、使用前は、別々の容器に収容されており、使用時に、二液を混合して抜染処理剤が調製される。
特開2008−255300号公報
しかしながら、二液を混合して調製した抜染処理剤は、酸化劣化のため長期間保存することは困難であり、このため、一度調製したものは、短時間で使いきってしまう必要があり、使いきれない場合には、調製した抜染処理剤が無駄となってしまう。
そこで、本発明は、二液を混合して調製した抜染処理剤を、長期間保存可能な抜染処理剤収容容器を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の抜染処理剤収容容器は、
抜染処理剤を収容する抜染処理剤収容容器であって、
前記抜染処理剤は、使用時において、第1の処理剤及び第2の処理剤を混合して調製されるものであり、
前記第1の処理剤は、還元性処理剤を含み、
前記抜染処理剤収容容器は、第1の処理剤収容容器と、第2の処理剤収容容器とを含み、
前記第1の処理剤収容容器の一部には、前記第2の処理剤を導入するための導入孔が形成され、前記導入孔がシール部材で封止されることにより、前記第1の処理剤収容容器内部が外気と遮断され、
前記第2の処理剤収容容器は、前記第2の処理剤を導出するための導出孔が形成され、前記導出孔は導出管と連結しており、
前記導出管の先端は、前記シール部材による前記導入孔の封止を解除して前記第1の処理剤収容容器内に位置することが可能であり、
前記導出管の先端が前記第1の処理剤収容容器内に位置した状態で、圧力により、前記第2の処理剤収容容器から前記第1の処理剤収容容器へ前記第2の処理剤を移送可能である
ことを特徴とする。
本発明の抜染処理剤収容容器のような構成であれば、二液を混合して調製した抜染処理剤を外気から遮断し、長期間保存することが可能である。
図1は、本発明の第一実施形態の抜染処理剤収容容器の構成の一例を示す断面図である。 図2は、本発明の第一実施形態の抜染処理剤収容容器の構成のその他の例を示す断面図である。 図3は、本発明の第一実施形態の抜染処理剤収容容器の構成のさらにその他の例を示す断面図である。 図4は、本発明の第二実施形態の抜染処理剤収容容器の構成の一例を示す断面図である。 図5は、本発明の第二実施形態の抜染処理剤収容容器の構成のその他の例を示す断面図である。 図6は、本発明の第三実施形態の抜染処理剤収容容器の構成の一例を示す断面図である。 図7は、本発明の第三実施形態の抜染処理剤収容容器におけるストッパーの一例を示す平面図である。 図8は、本発明の第三実施形態の抜染処理剤収容容器の構成のその他の例を示す断面図である。 図9は、本発明の第四実施形態の抜染処理剤収容容器の構成の一例を示す断面図である。
本発明の第一実施形態の抜染処理剤収容容器は、
前記第1の処理剤収容容器内部が、負圧とされており、
前記第2の処理剤収容容器の一部が、外部に対して開口しており、
前記負圧を利用して、前記第2の処理剤を移送可能である
ことを特徴とする。
本発明の第一実施形態の抜染処理剤収容容器において、
前記第1の処理剤収容容器の上に、前記第2の処理剤収容容器が一定の距離をおいて配置され、
前記第1の処理剤収容容器の天井部に前記導入孔が形成され、
前記導入孔は前記シール部材で封止され、
前記第2の処理剤収容容器の上部が開口し、前記第2の処理剤収容容器の底部に前記導出孔が形成され、
前記導出孔と連結する前記導出管がニードルであり、
前記第2の処理剤収容容器を下方向に移動させる下方向移動手段を有し、
前記下方向移動手段で前記第2の処理剤収容容器を下方向に移動させることにより、前記シール部材に前記ニードルを貫通させて前記ニードル先端を前記第1の処理剤収容容器内に位置させることが可能である
ことが好ましい。
本発明の第二実施形態の抜染処理剤収容容器は、
前記第1の処理剤収容容器内が、不活性ガス雰囲気とされており、
前記第2の処理剤収容容器に圧力をかけて、前記第1の処理剤収容容器内から前記不活性ガスを排気しながら、前記第2の処理剤を移送可能である
ことを特徴とする。
本発明の第二実施形態の抜染処理剤収容容器において、
前記第1の処理剤収容容器の前記導入孔を封止する前記シール部材が第1の逆止弁であり、
前記第1の処理剤収容容器の一部に前記不活性ガスを排気するための排気孔が形成され、
前記排気孔は第1の逆止弁で封止されており、
前記第2の処理剤収容容器が、ピストンが挿入可能なシリンダであり、
前記シリンダの前記ピストン挿入側と反対側に前記導出孔が形成され、
前記導出孔に前記導出管が連結しており、
前記導出管を前記導入孔に挿入することにより、前記第1の逆止弁を開放して前記導出管の先端を前記第1の処理剤収容容器内に位置させることが可能であり、
前記導出管の先端が前記第1の処理剤収容容器内に位置した状態で、前記ピストンにより、前記シリンダ内の第2の処理剤を、圧力をかけて移送可能であり、前記第2の逆止弁の開放により、前記移送に応じて前記排気孔から前記不活性ガスを排気可能である
ことが好ましい。
本発明の第三実施形態の抜染処理剤収容容器は、
前記第1の処理剤収容容器の一部が移動することにより容積を拡大可能であり、
前記第2の処理剤収容容器内に圧力をかけて、前記第1の処理剤収容容器の容積を拡大しながら、前記第2の処理剤を移送可能である
ことを特徴とする。
本発明の第三実施形態の抜染処理剤収容容器において、
前記第1の処理剤収容容器の前記導入孔を封止するシール部材が第1の逆止弁であり、
前記第1の処理剤収容容器が、底が二つある二重底構造であり、前記二重底構造における内底が外側に向かって移動可能であり、前記二重底構造における外底の一部が開口しており、
前記第2の処理剤収容容器が、ピストンが挿入可能なシリンダであり、
前記導出孔に前記導出管が連結されており、
前記導出管を前記導入孔に挿入することにより、前記第1の逆止弁を開放して前記導出管の先端を前記第1の処理剤収容容器内に位置させることが可能であり、
前記導出管の先端を前記第1の処理剤収容容器内に位置させた状態で、前記ピストンにより、前記シリンダ内の第2の処理剤を、圧力をかけて移送可能であり、前記移送による前記内底の移動に応じて前記外底の前記開口から大気を排気可能である
ことが好ましい。
本発明の第三実施形態の抜染処理剤収容容器において、
前記二重底構造の内底の移動に代えて、前記第1の処理剤収容容器の一部が、変形可能な変形部材で構成され、
前記導出管の先端を前記第1の処理剤収容容器内に位置させた状態で、前記ピストンにより、前記シリンダ内の第2の処理剤を、圧力をかけて移送可能であり、前記移送による前記第1の処理剤収容容器の一部の変形に応じて前記外底の前記開口から大気を排気可能であることが好ましい。
本発明の第四実施形態の抜染処理剤収容容器は、
さらに、第1の処理剤供給容器を有し、
前記第1の処理剤供給容器は、前記第1の処理剤を導出するための導出孔を有し、前記導出孔は導出管と連結しており、
前記第1の処理剤収容容器は、さらに、前記第1の処理剤を導入するための第1の導入孔及び前記第2の処理剤を導入するための第2の導入孔を有し、
前記第1の導入孔及び前記第2の導入孔は、それぞれ、第1の逆止弁及び第2の逆止弁で封止され、
前記第1の処理剤供給容器の導出管を前記第1の導入孔に挿入することにより、前記第1の逆止弁を開放して前記導出管の先端を前記第1の処理剤収容容器内に位置させることが可能であり、
前記導出管の先端が前記第1の処理剤収容容器内に位置した状態で、圧力により、前記第1の処理剤供給容器から前記第1の処理剤収容容器に第1の処理剤を移送可能であり、
前記第2の処理剤収容容器の導出管を前記第2の導入孔に挿入することにより、前記第2の逆止弁を開放して前記導出管の先端を前記第1の処理剤収容容器内に位置させることが可能であり、
前記導出管の先端が前記第1の処理剤収容容器内に位置した状態で、圧力により、前記第2の処理剤収容容器から前記第1の処理剤収容容器に第2の処理剤を移送可能である
ことを特徴とする。
本発明において、前記抜染処理剤は、使用時において、第1の処理剤及び第2の処理剤を混合して調製される。前記第1の処理剤は、酸素により劣化する還元性処理剤を含む。前記還元性処理剤としては、例えば、ジンクホルムアルデヒドスルホキシレート、ソジウムホルムアルデヒドスルホキシレート等のスルフィン酸系還元剤;塩化第一錫、塩化第二錫、安息香酸第一錫、トリメリット酸第一錫、珪酸第一錫等の錫系還元剤;ハイドロサルファイトの塩(例えば、ナトリウム塩、アルミニウム塩、カルシウム塩等);さらし粉;次亜塩素酸ナトリウム;塩素酸ナトリウム;等があげられる。前記第1の処理剤は、前記還元性処理剤以外の成分を含んでもよい。前記還元性処理剤以外の成分としては、例えば、水等があげられる。前記第1の処理剤は、液体又は固体であることが好ましい。一方、前記第2の処理剤は、酸素により劣化する成分を含んでおらず、前記第1の処理剤との混合前において酸素と接触しても問題はない。前記第2の処理剤の成分としては、例えば、水等があげられる。前記第2の処理剤は、液体であることが好ましい。
つぎに、本発明の例である実施形態について、図面に基づいて説明する。なお、本発明は、下記の実施形態により限定及び制限されない。
(第一実施形態)
本実施形態は、第1の処理剤収容容器内部の負圧を利用して、第2の処理剤収容容器から第1の処理剤収容容器へ第2の処理剤を移送させる形態である。
図1の断面図に、本実施形態の抜染処理剤収容容器の構成を示す。図示のように、本実施形態の抜染処理剤収容容器は、第1の処理剤収容容器10と、第2の処理剤収容容器20とを含む。第1の処理剤収容容器10は、円筒状であり、その天井部14には、第2の処理剤21を導入するための導入孔12が形成されている。導入孔12は、シール部材13で封止されている。これにより、第1の処理剤収容容器10内部は、外気と遮断され、負圧とされている。第1の処理剤収容容器10内部を負圧にするには、例えば、第1の処理剤収容容器10内部の気体を真空ポンプで吸引排気すればよい。また、第1の処理剤収容容器10内部に、酸素を吸収する薬剤を配置しておくことがさらに好ましい。第1の処理剤収容容器10内部には、第1の処理剤11が収容されている。第1の処理剤収容容器10の側壁15は、天井部14から上方に延長されており、その内側にネジ溝16が形成されている。第2の処理剤収容容器20は、上部が開口した略円筒状であり、その側壁の外側には、ネジ溝16に対応したネジ山24が形成されている。また、第2の処理剤収容容器20の側壁の外側上部には、第2の処理剤収容容器20を回動可能とするハンドル25が形成されている。第2の処理剤収容容器20の底部には、第2の処理剤21を導出するための導出孔22が形成されている。導出孔22は、導出管(本例では、ニードル)23と連結している。
つぎに、本実施形態の抜染処理剤収容容器の使用方法について説明する。まず、図1(a)に示すように、第1の処理剤収容容器10上に、第2の処理剤収容容器20を一定の距離をおいて配置する。具体的には、第2の処理剤収容容器20を、ハンドル25を用いて、ニードル23が、シール部材13の手前にくるまで側壁15にねじ込む。本例の抜染処理剤収容容器においては、第2の処理剤収容容器20の側壁の外側に、側壁15にどこまでねじ込めばよいのかを示す目印を設けておくことが好ましい。
ついで、図1(b)に示すように、第2の処理剤収容容器20に、第2の処理剤21を充填する。
つぎに、図1(c)に示すように、第2の処理剤収容容器20を、ハンドル25を用いて、その底面がシール部材13に接するまで側壁15にねじ込む。これにより、ニードル23が、シール部材13を貫通し、前記ニードル23先端が第1の処理剤収容容器10内に位置するようになる。このとき、第1の処理剤収容容器10内部が負圧とされているため、大気圧により、第2の処理剤収容容器20から第1の処理剤収容容器10へ第2の処理剤21が移送される。このとき、図1(d)に示すように、第2の処理剤収容容器20に第2の処理剤21が少し残っているため、第1の処理剤11及び第2の処理剤21の混合により調製された抜染処理剤30が外気から遮断される。
つぎに、図1(d)に示すように、第2の処理剤21の移送が完了したところで、第2の処理剤収容容器20内部に、下部が開口した円筒状の抜染処理剤用の輸送管31を挿入する。
つぎに、輸送管31により、第2の処理剤収容容器20に少し残った第2の処理剤21を排出した後、図1(e)に示すように、輸送管31の下部開口を導出孔22に接触させる。ついで、輸送管31により、抜染処理剤30を外部に輸送する。
本例において、抜染処理剤30を用いたTシャツ等の布帛の抜染は、例えば、布帛に、インクジェット、スプレー、スタンプ塗布、刷毛塗り、ローラ塗布等の方式により、抜染処理剤30を付与することで実施できる。前記布帛の抜染は、本実施形態の別の例及び他の実施形態においても同様にして実施できる。
図2の断面図に、本実施形態の抜染処理剤収容容器の構成のその他の例を示す。図2において、図1と同一部分には、同一符号を付している。図示のように、本実施形態の抜染処理剤収容容器は、第2の処理剤収容容器20に予め第2の処理剤21が充填されており、且つ、第2の処理剤収容容器20の上部開口がシール部材26で封止されている点を除き、図1に示す抜染処理剤収容容器と同様の構成である。
つぎに、本実施形態の抜染処理剤収容容器の使用方法について説明する。まず、図2(a)に示すように、ニードル23が、シール部材13の手前にくるように、第1の処理剤収容容器10上に、第2の処理剤収容容器20を配置する。
ついで、図2(b)に示すように、第2の処理剤収容容器20を、ハンドル25を用いて、その底面がシール部材13に接するまで側壁15にねじ込む。これにより、ニードル23が、シール部材13を貫通し、前記ニードル23先端が第1の処理剤収容容器10内に位置するようになる。つぎに、第2の処理剤収容容器20の上部開口を封止していたシール部材26を剥がす。このとき、第1の処理剤収容容器10内部が負圧とされているため、大気圧により、第2の処理剤収容容器20から第1の処理剤収容容器10へ第2の処理剤21が移送される。
その後は、図2(c)及び(d)に示すように、図1(d)及び(e)に示すのと同様の作業を行えばよい。
図3の断面図に、本実施形態の抜染処理剤収容容器の構成のさらにその他の例を示す。図3において、図1と同一部分には、同一符号を付している。本実施形態は、第1の処理剤収容容器内部の負圧に加え、さらに、輸送管により圧力をかけて、第2の処理剤収容容器から第1の処理剤収容容器へ第2の処理剤を移送させる形態である。図示のように、本実施形態の抜染処理剤収容容器は、輸送管31を挿入しやすくするため、第2の処理剤収容容器20の上部開口の径を上側端部において拡大している。また、輸送管31を挿入したときに第2の処理剤収容容器20の上部開口の上側端部からあふれ出る第2の処理剤21の受け溝27も形成されている。
つぎに、本実施形態の抜染処理剤収容容器の使用方法について説明する。まず、図3(a)に示すように、図1(a)に示すのと同様にして、第2の処理剤収容容器20を、ハンドル25を用いて、ニードル23が、シール部材13の手前にくるまで側壁15にねじ込む。
ついで、図3(b)に示すように、第2の処理剤収容容器20の上部開口の上側端部まで、第2の処理剤21を充填する。
つぎに、図3(c)に示すように、第2の処理剤収容容器20を、ハンドル25を用いて、その底面がシール部材15に接するまで側壁15にねじ込む。これにより、ニードル23が、シール部材13を貫通し、前記ニードル23先端が第1の処理剤収容容器10内に位置するようになる。つぎに、第2の処理剤21の上面に接するように、輸送管31を配置する。
つぎに、図3(d)に示すように、第1の処理剤収容容器10内部の負圧に加え、さらに、輸送管31により圧力をかけて、第2の処理剤収容容器20から第1の処理剤収容容器10へ第2の処理剤21を移送する。本実施形態によれば、第2の処理剤21の移送時間を短くできる。また、第2の処理剤収容容器20の上部開口の上側端部からあふれ出た第2の処理剤21は、受け溝27に入るため、第2の処理剤21で周囲を汚すこともない。
その後は、図3(e)に示すように、図1(e)に示すのと同様の作業を行えばよい。
(第二実施形態)
本実施形態は、ピストンにより、第2の処理剤収容容器であるシリンジから第1の処理剤収容容器へ第2の処理剤を移送させる形態である。
図4の断面図に、本実施形態の抜染処理剤収容容器の構成を示す。図示のように、本実施形態の抜染処理剤収容容器は、第1の処理剤収容容器40と、ピストン54が挿入可能なシリンダ(第2の処理剤収容容器)50とを含む。第1の処理剤収容容器40は、円筒状、角筒状等の筒状であり、その天井部44には、第2の処理剤51を導入するための導入孔42が形成されている。導入孔42は、第1の逆止弁43で封止されている。これにより、第1の処理剤収容容器40内は、外気と遮断され、不活性ガス雰囲気とされている。前記不活性ガスとしては、例えば、窒素、アルゴン等があげられる。第1の処理剤収容容器40の側壁上部には、前記不活性ガスを排気するための排気孔45が形成されている。排気孔45は、第2の逆止弁46で封止されている。第1の処理剤収容容器40内部には、第1の処理剤41が収容されている。シリンダ50は、円筒状、角筒状等の筒状である。シリンダ50のピストン54挿入側(図4においては上側)と反対側には、導出孔52が形成されており、導出孔52に導出管53が連結している。
つぎに、本実施形態の抜染処理剤収容容器の使用方法について説明する。まず、図4(a)に示すように、シリンジ50に、第2の処理剤51を吸引する。
ついで、図4(b)に示すように、導出管53を導入孔42に挿入することにより、第1の逆止弁43を開放して導出管53の先端を第1の処理剤収容容器40内に位置させる。
つぎに、図4(c)に示すように、導出管53の先端が第1の処理剤収容容器40内に位置した状態で、ピストン54により、シリンダ50内の第2の処理剤51に圧力をかけて、第1の処理剤収容容器40に移送する。このとき、第2の逆止弁46の開放により、前記移送に応じて排気孔45から不活性ガスが排気される。
つぎに、図4(d)に示すように、導入孔42から導出管53の先端を引き抜くことで、導入孔42及び排気孔45が、第1の逆止弁43及び第2の逆止弁46で封止され、第1の処理剤41及び第2の処理剤51の混合により調製された抜染処理剤60が外気から遮断される。
つぎに、図4(e)に示すように、輸送管61の先端に配置された輸送針62を、導入孔42に挿入し、第1の逆止弁43を開放し、この状態で抜染処理液60を外部に輸送する。
図5の断面図に、本実施形態の抜染処理剤収容容器の構成のその他の例を示す。図5において、図4と同一部分には、同一符号を付している。本実施形態は、第1の処理剤収容容器に導出管の導入経路を設けた例である。図示のように、本実施形態の抜染処理剤収容容器は、第1の処理剤収容容器40と、ピストン54が挿入可能なシリンダ(第2の処理剤収容容器)50とを含む。第1の処理剤収容容器40は、円筒状、角筒状等の筒状であり、その底部47には、第2の処理剤51を導入するための導入孔42が形成されている。第1の処理剤収容容器40には、第1の処理剤収容部48が形成されており、その側部に導入孔42から第1の処理剤収容容器40内部に向かう導入経路49が設けられている。第1の処理剤収容部48と導入経路49の境界は、第1の逆止弁43で封止されている。これにより、第1の処理剤収容容器40内は、外気と遮断され、不活性ガス雰囲気とされている。前記不活性ガスは、前述のものと同様である。第1の処理剤収容容器40の天井部には、前記不活性ガスを排気するための排気孔45が形成されている。排気孔45は、第2の逆止弁46で封止されている。第1の処理剤収容部48には、第1の処理剤41が収容されている。シリンダ50は、図4に示す抜染処理剤収容容器におけるのと同様の構成である。
つぎに、本例の抜染処理剤収容容器の使用方法について説明する。まず、図5(a)に示すように、シリンダ50に、第2の処理剤51を吸引する。
ついで、図5(b)に示すように、導出管53の先端を、導入孔42から導入経路49に挿入することにより、導出管53の先端を第1の逆止弁43の手前に位置させる。
つぎに、図5(c)に示すように、導出管53の先端が第1の逆止弁43の手前に位置した状態で、ピストン54により、シリンダ50内の第2の処理剤51に圧力をかけることにより、第1の逆止弁43を開放させて、第2の処理剤51を第1の処理剤収容容器10に移送する。このとき、第2の逆止弁46の開放により、前記移送に応じて排気孔45から不活性ガスが排気される。
つぎに、図5(d)に示すように、導入経路49及び導入孔42から導出管53の先端を引き抜くことで、第1の処理剤収容部48と導入経路49の境界及び排気孔45が、第1の逆止弁43及び第2の逆止弁46で封止され、第1の処理剤41及び第2の処理剤51の混合により調製された抜染処理剤60が外気から遮断される。
つぎに、図5(e)に示すように、第2の逆止弁46に輸送管61の先端に配置された輸送針62を貫通させて輸送針62先端を第1の処理剤収容部48内に挿入し、抜染処理剤60を外部に輸送する。
(第三実施形態)
本実施形態は、第2の処理剤収容容器内に圧力をかけることで、第1の処理剤収容容器の一部を移動させて容積を拡大しながら、第2の処理剤を移送させる形態である。
図6の断面図に、本実施形態の抜染処理剤収容容器の構成を示す。図6において、図4と同一部分には、同一符号を付している。図示のように、本実施形態の抜染処理剤収容容器は、第1の処理剤収容容器40と、ピストン54が挿入可能なシリンダ(第2の処理剤収容容器)50とを含む。第1の処理剤収容容器40は、円筒状、角筒状等の筒状であり、その天井部44には、第2の処理剤51を導入するための導入孔42が形成されている。導入孔42は、第1の逆止弁43で封止されている。第1の処理剤収容容器40は、第1の処理剤41で満杯であり、外気と遮断されている。第1の処理剤収容容器40は、底が二つある二重底構造であり、前記二重底構造における内底71が外側に向かって移動可能であり、前記二重底構造における外底72は、開口73を有する。シリンダ50は、ピストン54の端部に図7に示す平面形状のストッパー55を有する点を除き、図4に示す抜染処理剤収容容器におけるのと同様の構成である。本例の抜染処理剤収容容器では、ピストン54端部をストッパー55で固定することで、シリンジ50に第2の処理剤51が収容された状態を長期間維持可能である。
つぎに、本実施形態の抜染処理剤収容容器の使用方法について説明する。まず、シリンダ50に、第2の処理剤51を吸引した後、図6(a)に示すように、ピストン54端部をストッパー55で固定することで、シリンダ50に第2の処理剤51が収容された状態を維持する。
ついで、図6(b)に示すように、導出管53を導入孔42に挿入することにより、第1の逆止弁43を開放して導出管53の先端を第1の処理剤収容容器40内に位置させる。
つぎに、ピストン54端部を固定していたストッパー55を外した後、図6(c)に示すように、導出管53の先端が第1の処理剤収容容器40内に位置した状態で、ピストン54により、シリンダ50内の第2の処理剤51に圧力をかけて、第1の処理剤収容容器40に移送する。このとき、前記移送による内底71の移動に応じて前記外底72の開口73から大気が排出される。
その後は、図6(d)及び(e)に示すように、図4(d)及び(e)に示すのと同様の作業を行えばよい。
図8の断面図に、本実施形態の抜染処理剤収容容器の構成のその他の例を示す。図8において、図6と同一部分には、同一符号を付している。図示のように、本実施形態の抜染処理剤収容容器は、内底71が移動可能であるのに代えて、変形可能な部材で形成されている点を除き、図6に示した処理剤収容容器と同様の構成である。このように、圧力をかけて、変形可能な部材(例えば、ポリプロピレン製のシート、ポリエチレン製のシート、シリコーン樹脂製のシート等)を変形させることで、第2の処理剤51を移送してもよい。
本実施形態と同様に、前述の第二実施形態の抜染処理剤収容容器も、ストッパー55を有してもよい。
(第四実施形態)
本実施形態は、さらに、第1の処理剤供給容器を有する形態である。
図9の断面図に、本実施形態の抜染処理剤収容容器の構成を示す。図示のように、本実施形態の抜染処理剤収容容器は、第1の処理剤収容容器80、第2の処理剤収容容器100及び第1の処理剤供給容器110を含む。第1の処理剤収容容器80は、円筒状、角筒状等の筒状であり、その天井部85には、第1の処理剤111を導入するための第1の導入孔81及び第2の処理剤101を導入するための第2の導入孔82が形成されている。第1の導入孔81及び第2の導入孔82は、それぞれ、第1の逆止弁83及び第2の逆止弁84で封止されている。これにより、第1の処理剤収容容器80内部は、外気と遮断され、負圧とされている。第1の処理剤収容容器80内部を負圧にする方法は、前述のとおりである。第1の処理剤収容容器80は、天井部85の二つの導入孔81、82に対応する底部86に二本のニードル87、88を有する。第1の処理剤収容容器80の側壁には、調製された抜染処理剤120を外部に輸送するための導出孔89が形成されている。導出孔89は、シール部材90で封止されている。第2の処理剤収容容器100は、上部が開口した円筒状、角筒状等の筒状であり、その底部には、第2の処理剤101を導出するための導出孔102が形成されている。導出孔102は、導出管103と連結している。導出管103の底部は、シール部材104で封止されている。第1の処理剤供給容器110は、円筒状、角筒状等の筒状であり、その底部には、第1の処理剤111を導出するための導出孔112が形成されている。導出孔112は、導出管113と連結している。導出管113の底部は、シール部材114で封止されている。これにより、第1の処理剤供給容器110は外気と遮断され、不活性ガス雰囲気とされている。前記不活性ガスは、前述のものと同様である。
つぎに、本実施形態の抜染処理剤収容容器の使用方法について説明する。まず、図9(b)に示すように、導出管103及び導出管113を、それぞれ、第2の導入孔82及び第1の導入孔81に挿入することにより、逆止弁84及び逆止弁83を開放させて、導出管103の先端及び導出管113の先端を第1の処理剤収容容器80内に位置させる。このとき、シール部材104及びシール部材114に、それぞれ、ニードル88及びニードル87が貫通する。これにより、第1の処理剤収容容器80が負圧とされているため、第2の処理剤101が大気圧により、第1の処理剤111が不活性ガスの圧力により、第1の処理剤収容容器80へと移送される。
つぎに、図9(c)に示すように、輸送管120の先端に配置された輸送針122により、シール部材90を貫通させて輸送針122先端を第1の処理剤収容部80内に挿入し、抜染処理液120を外部に輸送する。
以上のように、本発明の抜染処理剤収容容器は、二液を混合して調製した抜染処理剤を、長期間保存可能なものである本発明の抜染処理剤収容容器は、各種印刷に広く適用可能である。
10、40、80 第1の処理剤収容容器
11、41、111 第1の処理剤
12、42、81、82 導入孔
13、26、90、104、114 シール部材
20、100 第2の処理剤収容容器
21、51、101 第2の処理剤
22、52、89、102、112 導出孔
23、53、103、113 導出管
25 ハンドル
27 受け溝
30、60、120 抜染処理剤
31、61、121 輸送管
43、46、83、84 逆止弁
45 排気孔
50 シリンダ
54 ピストン
55 ストッパー
71 内底
72 外底
73 開口
87、88 ニードル
110 第1の処理剤供給容器

Claims (10)

  1. 抜染処理剤を収容する抜染処理剤収容容器であって、
    前記抜染処理剤は、使用時において、第1の処理剤及び第2の処理剤を混合して調製されるものであり、
    前記第1の処理剤は、還元性処理剤を含み、
    前記抜染処理剤収容容器は、第1の処理剤収容容器と、第2の処理剤収容容器とを含み、
    前記第1の処理剤収容容器の一部には、前記第2の処理剤を導入するための導入孔が形成され、前記導入孔がシール部材で封止されることにより、前記第1の処理剤収容容器内部が外気と遮断され、
    前記第2の処理剤収容容器は、前記第2の処理剤を導出するための導出孔が形成され、前記導出孔は導出管と連結しており、
    前記導出管の先端は、前記シール部材による前記導入孔の封止を解除して前記第1の処理剤収容容器内に位置することが可能であり、
    前記導出管の先端が前記第1の処理剤収容容器内に位置した状態で、圧力により、前記第2の処理剤収容容器から前記第1の処理剤収容容器へ前記第2の処理剤を移送可能である
    ことを特徴とする抜染処理剤収容容器。
  2. 前記第1の処理剤収容容器内部が、負圧とされており、
    前記第2の処理剤収容容器の一部が、外部に対して開口しており、
    前記負圧を利用して、前記第2の処理剤を移送可能である
    ことを特徴とする請求項1記載の抜染処理剤収容容器。
  3. 前記第1の処理剤収容容器の上に、前記第2の処理剤収容容器が一定の距離をおいて配置され、
    前記第1の処理剤収容容器の天井部に前記導入孔が形成され、
    前記導入孔は前記シール部材で封止され、
    前記第2の処理剤収容容器の上部が開口し、前記第2の処理剤収容容器の底部に前記導出孔が形成され、
    前記導出孔と連結する前記導出管がニードルであり、
    前記第2の処理部収容容器を下方向に移動させる下方向移動手段を有し、
    前記下方向移動手段で前記第2の処理剤収容容器を下方向に移動させることにより、前記シール部材に前記ニードルを貫通させて前記ニードル先端を前記第1の処理剤収容容器内に位置させることが可能である
    ことを特徴とする請求項2記載の抜染処理剤収容容器。
  4. 前記第1の処理剤収容容器内が、不活性ガス雰囲気とされており、
    前記第2の処理剤収容容器内に圧力をかけて、前記第1の処理剤収容容器内から前記不活性ガスを排気しながら、前記第2の処理剤を移送可能である
    ことを特徴とする請求項1記載の抜染処理剤収容容器。
  5. 前記第1の処理剤収容容器の前記導入孔を封止する前記シール部材が第1の逆止弁であり、
    前記第1の処理剤収容容器の一部に前記不活性ガスを排気するための排気孔が形成され、前記排気孔は第2の逆止弁で封止されており、
    前記第2の処理剤収容容器が、ピストンが挿入可能なシリンダであり、
    前記シリンダの前記ピストン挿入側と反対側に前記導出孔が形成され、
    前記導出孔に前記導出管が連結しており、
    前記導出管を前記導入孔に挿入することにより、前記第1の逆止弁を開放して前記導出管の先端を前記第1の処理剤収容容器内に位置させることが可能であり、
    前記導出管の先端が前記第1の処理剤収容容器内に位置した状態で、前記ピストンにより、前記シリンダ内の第2の処理剤を、圧力をかけて移送可能であり、前記第2の逆止弁の開放により、前記移送に応じて前記排気孔から前記不活性ガスを排気可能である
    ことを特徴とする請求項4記載の抜染処理剤収容容器。
  6. 前記第1の処理剤収容容器の一部が移動することにより容積を拡大可能であり、
    前記第2の処理剤収容容器内に圧力をかけて、前記第1の処理剤収容容器の容積を拡大しながら、前記第2の処理剤を移送可能である
    ことを特徴とする請求項1記載の抜染処理剤収容容器。
  7. 前記第1の処理剤収容容器の前記導入孔を封止するシール部材が第1の逆止弁であり、
    前記第1の処理剤収容容器が、底が二つある二重底構造であり、前記二重底構造における内底が外側に向かって移動可能であり、前記二重底構造における外底の一部が開口しており、
    前記第2の処理剤収容容器が、ピストンが挿入可能なシリンダであり、
    前記シリンダの前記ピストン挿入側と反対側に前記導出孔が形成され、
    前記導出孔に前記導出管が連結しており、
    前記導出管を前記導入孔に挿入することにより、前記第1の逆止弁を開放して前記導出管の先端を前記第1の処理剤収容容器内に位置させることが可能であり、
    前記導出管の先端を前記第1の処理剤収容容器内に位置させた状態で、前記ピストンにより、前記シリンダ内の第2の処理剤を、圧力をかけて移送可能であり、前記移送による前記内底の移動に応じて前記外底の前記開口から大気を排気可能である
    ことを特徴とする請求項6記載の抜染処理剤収容容器。
  8. 前記二重底構造の内底の移動に代えて、前記第1の処理剤収容容器の一部が、変形可能な変形部材で構成され、
    前記導出管の先端を前記第1の処理剤収容容器内に位置させた状態で、前記ピストンにより、前記シリンダ内の第2の処理剤を、圧力をかけて移送可能であり、前記移送による前記第1の処理剤収容容器の一部の変形に応じて前記外底の前記開口から大気を排気可能である
    ことを特徴とする請求項6記載の抜染処理剤収容容器。
  9. さらに、第1の処理剤供給容器を有し、
    前記第1の処理剤供給容器は、前記第1の処理剤を導出するための導出孔を有し、前記導出孔は導出管と連結しており、
    前記第1の処理剤収容容器は、さらに、前記第1の処理剤を導入するための第1の導入孔及び前記第2の処理剤を導入するための第2の導入孔を有し、
    前記第1の導入孔及び前記第2の導入孔は、それぞれ、第1の逆止弁及び第2の逆止弁で封止され、
    前記第1の処理剤供給容器の導出管を前記第1の導入孔に挿入することにより、前記第1の逆止弁を開放して前記導出管の先端を前記第1の処理剤収容容器内に位置させることが可能であり、
    前記導出管の先端が前記第1の処理剤収容容器内に位置した状態で、圧力により、前記第1の処理剤供給容器から前記第1の処理剤収容容器に第1の処理剤を移送可能であり、
    前記第2の処理剤収容容器の導出管を前記第2の導入孔に挿入することにより、前記第2の逆止弁を開放して前記導出管の先端を前記第1の処理剤収容容器内に位置させることが可能であり、
    前記導出管の先端が前記第1の処理剤収容容器内に位置した状態で、圧力により、前記第2の処理剤収容容器から前記第1の処理剤収容容器に第2の処理剤を移送可能である
    ことを特徴とする請求項1記載の抜染処理剤収容容器。
  10. 前記第1の処理剤が、液体又は固体であり、
    前記第2の処理剤が、液体である
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の抜染処理剤収容容器。
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