JP2016204031A - 液体排出方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】液体収納袋内の液体をあわかみを生じさせることなく迅速に排出することができ、排出後の液体の残量を少なくする。
【解決手段】加圧空間8内を加圧して、液体収納袋10内の液体を注出チューブ16を介して排出する。加圧空間8内を加圧する加圧工程は、第1の圧力で加圧する第1の加圧工程と第1の圧力より低い第2の圧力で加圧する第2の加圧工程とを有する。第1の加圧工程から第2の加圧工程への移行時は、第1の圧力で加圧を続けた場合の排出開始時からあわかみ発生時までの時間に対して77.5%より大きく97.0%より小さい時点に設定されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば液晶表示装置または半導体装置を製造する工程で用いられるレジスト液、現像液、エッチング液、洗浄液等の薬液(液体)を収納するための液体収納容器から液体を排出する液排出方法に関する。
従来より例えばレジスト液、現像液、エッチング液または洗浄液等の薬液(液体)は、キャニスタ缶(金属缶)内に収納され、この薬液を収納した金属缶が搬送される。そして必要に応じて金属缶内部から薬液が取出され、使用される。
薬液が取出された金属缶はその後内部が洗浄され、次回再び薬液を収納して搬送される。
ところでレジスト液、現像液、エッチング液または洗浄液等の薬液は、その取扱いを慎重に行う必要があり、一度薬液を収納した金属缶の洗浄にあたっても、高精度に洗浄する必要があり、金属缶の洗浄コストが高価となっている。
例えばキャニスタ―缶の洗浄に関しては内容物の除去に加え、洗浄後の残渣がなきように工程を組みあげる必要がある(特許文献1)。
特開平10−436
上述のように薬液を金属缶内に収納した場合、薬液を取出す毎に金属缶内を洗浄する必要があり、この洗浄コストが高価となっている。また洗浄後の金属缶に対しては、金属缶内部の水分を完全に除去するために、60℃程度、約12時間もの長時間の乾燥処理を施す必要がある。
他方、金属缶内に薬液収納袋(液体収納袋)を配置し、金属缶と薬液収納袋を貫通して注出チューブを設けるとともに、注出チューブを介して薬液収納袋内の薬液を外方へ排出する薬液収納容器も開発されている。この場合、金属缶と薬液収納袋との間の空間にNガス供給用ノズルからNガスを加圧ガスとして供給し、この加圧ガスによって薬液収納袋内の薬液を外方へ排出させる。また注出チューブおよびNガス供給用ノズルは、金属缶と薬液収納袋に設けられた注出部材により保持されている。
ところで、薬液収納袋内の薬液を注出チューブを介して排出する場合、薬液収納袋内の薬液の残量が少なくなると、排出される薬液中に気泡が生じる現象が出てくる(以下、「あわかみ」ともいう)。例えば薬液がレジスト液であり、例えば配線パターンに応じたレジストパターンを形成した場合に、このようにレジスト液中に気泡が生じると、レジストパターン中に気泡が残り、このため配線パターンが断線してしまうことがある。このようなあわかみを防ぐために加圧ガスを低圧とすることも考えられるが、加圧ガスを低圧とすると、薬液の排出時間に長時間を要してしまう。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、液体収納袋内の液体をあわかみが生じることを抑制しながら迅速に排出することができ、かつ短時間であわかみを生じさせることなく排出した後の液体収納袋内の液体の残量を少なくすることができる液体排出方法を提供することを目的とする。
本発明は、外側容器と、この外側容器内に収納され、上端部に設けられた注出部材を有し、液体が充填された液体収納袋とを備える液体収納容器を準備する準備工程と、前記外側容器と前記液体収納袋との間の加圧空間を加圧して収納袋内の液体を注出チューブを介して前記注出部材から外方へ放出する加圧工程と、を備え、前記加圧工程は、第1の圧力で加圧する第1加圧工程と、この第1の圧力に比べて低い第2の圧力で加圧する第2の加圧工程とを有し、前記第1の加圧工程から前記第2の加圧工程への移行時は、前記加圧工程の排出開始時から第1の圧力で加圧を続けた場合に前記注出チューブ内に液体のあわかみが発生する時までの時間に対して77.5%より大きく97.0%より小さい時点に設定されていることを特徴とする液体排出方法である。
本発明は、外側容器と、この外側容器内に収納され、上端部に設けられた注出部材を有し、液体が充填された液体収納袋とを備えた液体収納容器を準備する準備工程と、前記外側容器と前記液体収納袋との間の加圧空間を加圧して前記液体収納袋内の液体を注出チューブを介して前記注出部材から外方へ放出する加圧工程と、を備え、前記加圧工程は、第1の圧力で加圧する第1加圧工程と、この第1の圧力に比べて低い第2の圧力で加圧する第2の加圧工程とを有し、前記第1の加圧工程から前記第2の加圧工程への移行時は、前記加圧工程の排出開始時の前記収納袋内の液体の重量に対して液体の残量が6.6重量%〜25.3重量%となった時点に設定されていることを特徴とする液体排出方法である。
本発明は、前記第1の加圧工程は、複数段の第1の加圧領域をもつか、または前記第2の加圧工程は複数段の第2の加圧領域をもっていても良い。
本発明は、前記第1の加圧工程は単段の第1の加圧領域をもち、前記第2の加圧工程は単段の第2の加圧領域をもっていても良い。
本発明は、前記第1の加圧工程の第1の圧力に対して、前記第2の加圧工程の第2の圧力は1%〜50%の範囲にあっても良い。
以上のように本発明によれば、液体収納袋内の液体をあわかみが生じることを抑制しながら迅速に排出することができ、かつ短時間であわかみを生じさせることなく排出した後の液体収納袋内の液体の残量を少なくすることができる。
図1は本発明による薬液収納容器を示す全体概略図。 図2は注出部材を示す拡大側面図。 図3は薬液収納容器の注出部材を示す平面図。 図4は薬液収納袋を示す概略側面図。 図5(a)は内袋用の材料を示す断面図であり、図5(b)は外袋用の材料を示す断面図。 図6は圧力変化点と薬液の残量および排出時間の関係を示す図。 図7は圧力変化点範囲を示した模式図。 図8は排出時間と残液低減効果の実施例。
<発明の実施の形態>
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1乃至図6は、本発明による液体排出方法の実施の形態を示す図である。
まず図1乃至図3により、薬液収納容器の概略について説明する。
図1乃至図3に示すように、薬液収納容器(液体収納容器)1は、リチウムイオン電池用電解液等の薬液が収納される薬液収納用の薬液収納袋(液体収納袋)10と、内部にこの薬液収納袋10が配置される金属製の外側容器(以下、金属缶ともいう)2とを備えている。なお、外側容器2は金属製の他、合成樹脂により作製することもできる。
また薬液収納袋10は、リチウムイオン電池用電解液等の薬液を収納するものであるが、リチウムイオン電池用電解液の他、半導体製造工程において用いられるレジスト除去用薬液、エッチング用薬液あるいは他の化学薬液を収納することもできる。
また、薬液収納袋10内に、リードフレーム製造工程において用いられるレジスト除去用薬液あるいはエッチング液を収納してもよく、サスペンション基板製造工程において用いられるレジスト除去用薬液あるいはエッチング液を収納してもよく、さらに印刷工程において用いられる印刷用インキを収納してもよい。
例えば薬液収納袋10内に収納されるリチウムイオン電池用電解液としては、LiClO、LiPF等のLiイオンを含んだ有機電解液を用いることができる。
このような有機電解液は、水分、ハロゲン、金属イオン等を嫌うため、後述のように有機電解液を収納する内袋11としては、これら水分、ハロゲン、金属イオン等をなるべく含まない材料が用いられる。
また金属缶2は、上方開口2aを有し、この上方開口2aは蓋体5により密閉されている。金属缶2および蓋体5は全体としてステンレス製となっている。
また図4に示すように、薬液収納袋10は、例えばリチウムイオン電池用電解液等の薬液3が収納される内袋11と、内袋11を囲む外袋12とを有し、内袋11と外袋12を貫通して注出部材15が延びている。
次に図1乃至図3により、注出部材15および蓋体5の取付構造について説明する。
図1乃至図3に示すように、注出部材15は金属缶2の上方開口2aに嵌込まれており、蓋体5は注出部材15を覆って設けられ金属缶2の上方開口2aを密閉するとともに、この蓋体5は金属缶2の上方開口2aの周縁に固定手段によって固定される。蓋体5の金属缶2の上方開口2aの周縁への固定手段は、特に限定されるものではないが、複数のボルト6によるボルト締めによる固定が好ましい。
この場合、蓋体5は金属缶2の上方開口2aの周縁に、ボルト6をトルクレンチにより締付けることによりボルト締めされて固定される。このようにボルト6をトルクレンチで締め付けることにより、ボルト6を所望の締付力をもって締付けることができる。また蓋体5と金属缶2の上方開口2aの周縁との間の接触面は水平方向を向き、ボルト6の締付方向はこの接触面に対して直交しているため、ボルト6の締付力を接触面に直接伝達して蓋体5を金属缶2の上方開口2aの周縁に確実に固定することができる。
このため蓋体5と金属缶2の上方開口2aの周縁との間を高気密に保つことができる。
次に、注出部材15について、更に説明する。注出部材15は、底面22と、底面22周縁の側面23と、側面23の上端に設けられた周縁フランジ21とを有し、この側面23が金属缶2の上方開口2a内面に嵌込まれることにより、注出部材15は金属缶2の上方開口2aに位置決めされる。
さらに注出部材15には内部を後述する薬液用ノズル(注出チューブ)16が通過して延びる薬液用ノズル空間15Aと、後述する加圧ガス供給口17から供給される加圧ガスが充てんされる加圧ガス空間15Bとに区画する円筒状の区画壁20が設けられている。すなわち、注出部材15の円筒状の区画壁20は、その内部に薬液用ノズル16が貫通する薬液用ノズル空間15Aが形成され、注出部材15内のうち区画壁20の外方は加圧ガス空間15Bとなっている。
この場合、蓋体5の下面にも、注出部材15の区画壁20内面に当接する区画壁5aが設けられ、これら注出部材15の区画壁20と蓋体5の区画壁5aとにより注出部材15内を薬液用ノズル空間15Aと加圧ガス空間15Bとに密封状態で互いに区画している。
しかしながら、区画壁20および区画壁5aのうちの一方、例えば注出部材15の区画壁20のみにより、注出部材15内を薬液用ノズル空間15Aと加圧ガス空間15Bとに区画してもよい。
また注出部材15は上述のように底面22を有し、この底面22には複数の連通孔22a,22bが形成され、この連通孔22a,22bにより注出部材15の加圧ガス空間15Bと、金属缶2と薬液収納袋10との間に形成された加圧空間8とが連通するようになっている。
また、注出部材15は区画壁20から下方へ連続して延びる連結口26を有し、連結口26の下端部には、内袋11と外袋12を一体にシールして形成された密閉シール部13が固着されるシール固着部25が形成されている。注出部材15のシール固着部25は平面略だ円形状を有し、これによりシール固着部25と薬液収納袋10の密閉シール部13とを容易に固着することができる。
上述のように、注出部材15の薬液用ノズル空間15A内には薬液用ノズル16が貫通し、加圧ガス空間15B内には加圧ガス供給口17から加圧ガスが供給される。
図1乃至図3に示すように、薬液用ノズル16は注出部材15の薬液用ノズル空間15A内を延びるとともに蓋体5により堅固に保持されている。この薬液用ノズル16は薬液収納袋10内の薬液3を注出して外方へ排出するものであるが、薬液収納袋10内に薬液3を充てんする目的で使用することもできる。なお、薬液用ノズル16は、蓋体5により堅固に保持されていることが好ましいが、薬液用ノズル16は、必ずしも蓋体5に堅固に保持される必要はなく、例えば薬液用ノズル16が区画壁20によって保持されていても良い。この場合、蓋体5は、薬液用ノズル空間15Aと容器外部とを連通する開口を有する。
また、加圧ガス供給口17も蓋体5により堅固に保持され、加圧ガス供給口17からNガス等の不活性ガスを注出部材15の加圧ガス空間15B内に充てんすることができる。加圧ガス供給口17から加圧ガス空間15B内に充てんされた不活性ガスは、その後加圧ガス空間15Bから連通孔22a,22bを経て、金属缶2と薬液収納袋10との間の加圧空間8内へ送られる。そして加圧空間8内に不活性ガスを供給することにより、薬液収納袋10を外方から加圧して、薬液収納袋10内の薬液3を薬液用ノズル16から外方へ排出することができる。
また蓋体5に取付けられた薬液用ノズル16の上端には、開閉弁16bが取付けられたコネクタ(薬液用ノズル用コネクタ)16aが設けられ、加圧ガス供給口17の上端には、開閉弁17bが取付けられたコネクタ(加圧ガス供給用ノズル用コネクタ)17aが設けられている。なお、これらの薬液用ノズル用コネクタ16a、加圧ガス供給用ノズル用コネクタ17aは、薬液用ノズル16や加圧ガス供給口17と連結しない一端において、いずれも所望の外部装置、例えば薬液排出装置や加圧ガス源などへ連結されている。
なお、例えば、薬液用ノズル16が区画壁20によって保持され、加圧ガス供給口17’が蓋体5に設けられる態様においては、薬液用ノズル16は、前記開閉弁16bが取り付けられたコネクタ16aを介さずに所望の外部装置へ連結され、加圧ガス供給口17’は、前記開閉弁17bが取り付けられたコネクタ17bを介さずに所望の外部装置へ連結される。
なお、上述した注出部材15は、全体として合成樹脂製となっている。
次に薬液収納袋10について図4および図5により述べる。本実施の形態の薬液収納袋10は内袋11と外袋12より構成される二重袋である。薬液収納袋10を構成する内袋11は内袋用の材料11Aからなる一対のフィルムを準備し、この一対のフィルムの周縁をヒートシールしてヒートシール部11aを形成することにより得られる(図5(a)参照)。
内袋用の材料11Aとしては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン材料を用いることができ、内袋11は薬液3に直接触れる部分であるため、リチウムイオン電池用電解液が嫌う水分、ハロゲン、金属イオンをなるべく含まない材料、例えば低水分、低ハロゲン、低金属イオンの材料を用いることが好ましい。また内袋用の材料11Aとしては、無添加のポリオレフィンであることがより好ましく、このような無添加のポリオレフィンを用いることにより、内袋用の材料11A中の成分が薬液3へ溶出することを防止できる。
また内袋11内には薬液3が収納されることになるが、搬送時に薬液3から内袋11内面に圧力が加わっても内袋11が破損したりすることがないよう、内袋11内面の隅部11bは湾曲面を有している。
すなわち、薬液3が収納された内袋11を有する薬液収納袋10が金属缶2内に配置されて薬液収納容器1が得られるが、この薬液収納容器1を搬送する際、内袋11内に収納された薬液3から内袋11内面に圧力が加わることも考えられる。
このような場合、内袋11の内面の隅部11bが多角形状となっている場合、内袋11の内面に薬液3から圧力が加わると、多角形状の隅部11bに局地的な応力が生じてこの隅部11b近傍で内袋11が破損することも考えられる。
これに対して本実施の形態によれば、内袋11の内面の隅部11bは湾曲面からなるため、搬送中に内袋11の内面に薬液3から圧力が加わったとしても、湾曲面からなる隅部11bに局地的な応力が生じることはなく、隅部11b近傍における内袋11の破損を未然に防ぐことができる。
このような湾曲面をもつ内袋11の隅部11bは、内袋11を作製する際、隅部11bが湾曲面をもつようヒートシール部11aを形成することにより得られる。
次に外袋12について更に説明する。外袋12は内袋11を外方から囲むものであってかつ金属缶2内に配置されるものであり、内袋11を外側から保護し、金属缶2からの衝撃が直接内袋11に伝わらないよう機能する。
このため外袋12を作製するための外袋用の材料12Aとしては、内側から外側へ向かって順次配置されたPE、PP等のポリオレフィン層、ポリエチレンテレフタレート(PET)層又はナイロン(Ny)層を含む積層体が用いられる(図5(b)参照)。
このうちPE、PP等のポリオレフィン層はヒートシール層として機能し、PET層又はNy層は耐衝撃性およびガスバリア性をもつ。
このように外袋12用の材料12Aは、内袋11用の材料11Aに比べて、全体として優れた耐衝撃性およびガスバリア性をもち、他方内袋11用の材料11Aは外袋12用の材料12Aに比べて、低水分量、低ハロゲン量、および低金属イオンの材料からなる。
ところで外袋12は、外袋12用の材料12Aからなる表面フィルム、裏面フィルムを準備し、これらの周縁をヒートシールしてヒートシール部12aを形成することにより得られる。
とりわけ薬液収納袋10の底部において、内袋11のヒートシール部11aと外袋12のヒートシール部12aは一体に形成される。
また薬液収納容器1内にドライエアを供給するため、蓋体5に、薬液用ノズル空間15A内にドライエアを供給するドライエア供給開口18が設けられている。
ドライエア供給開口18にはコネクタ(ドライエア供給開口用コネクタ)18aが連結され、このコネクタ18aに接続された外部のドライエア供給源(図示せず)からドライエアがドライエア供給開口18を介して薬液用ノズル空間15A内に供給される。そして薬液用ノズル空間15A内に供給されたドライエアは、薬液用ノズル空間15Aから薬液収納袋10内に供給される。
そして薬液収納袋10内に供給されたドライエアは、薬液用ノズル16を上昇し、コネクタ16aから外方へ排出される。なお、コネクタ18aには、開閉弁18bが取付けられている。
また加圧ガス供給口17の上端のコネクタ17aに対して、外部のドライエア供給源からドライエアを供給することもできる。この場合は、コネクタ17aに接続されたドライエア供給源から加圧ガス供給口17を介して加圧ガス空間15B内にドライエアが供給される。そして加圧ガス空間15B内に供給されたドライエアは注出部材15の連通孔22a,22bを通って金属缶2と薬液収納袋10との間の加圧空間8内へ送られる。
ところで、注出部材15の底面22には複数の連通孔22a,22bが設けられており、このうち連通孔22aは比較的大きな開口をもち、加圧ガス供給口17近傍にあって主としてドライエアを金属缶2と薬液収納袋10との間の加圧空間8内へ供給する役割をもつ。また連通孔22bは比較的小さな開口をもっている(図3参照)。
また蓋体5には、加圧ガス空間15Bからのドライエアを排出するドライエア排出開口19が設けられ、このドライエア排出開口19にはコネクタ(ドライエア排出開口用コネクタ)19aが接続されている。そしてこのドライエア排出開口19は、比較的小さな開口をもつ連通孔22b近傍に配置されている。加圧ガス空間15Bから連通孔22aを介して金属缶2と薬液収納袋10との間の加圧空間8内に送られたドライエアは、主として連通孔22bから加圧ガス空間15B内に戻され、ドライエア排出開口19を介してコネクタ19aから外方へ排出される。なお、コネクタ19aには開閉弁19bが取付けられている。
このような構成とすることで、薬液収納袋10の内部と、金属缶2との内部を、それぞれ気密に空間を隔てた状態でドライエアにて置換することが可能である。なお、薬液収納容器1には、必ずしもこれらドライエア供給開口18、ドライエア排出開口19を設ける必要は無いが、その場合は上述のドライエア置換効果は得られない。
以後、本明細書においては、薬液収納容器1がドライエア供給開口18と、ドライエア排出開口19とを有する形態について説明する。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
まず薬液収納容器(液体収納容器)1の製造方法について述べる。
図4に示すように、外袋12内に、外袋12の上方開口から内袋11を挿入して配置する。
次に内袋11内に、内袋11の上方開口から注出部材15を挿入する。
その後、内袋11の上方開口と外袋12の上方開口を揃えて一体にヒートシールする。
このことにより、内袋11の上方開口と外袋12の上方開口が一体にシールされて密閉シール部13が形成される。同時に注出部材15のシール固着部25も、内袋11および外袋12と一体にヒートシールされ、注出部材15は密閉シール部13により内袋11と外袋12に固定される(図4参照)。
次に内袋11と外袋12の底部が一体にヒートシールされる。
このようにして、内袋11と、外袋12とを有し、注出部材15が取付けられた薬液収納袋10が得られる。
なお、薬液収納袋(液体収納袋)10を得る方法としては、上述の方法に限らない。
他方、予め薬液用ノズル16と、加圧ガス供給口17と、コネクタ16a,17a,18a,19aとが取付けられた蓋体5を準備しておく。次に注出部材15の区画壁20により形成された薬液ノズル空間15A内に薬液用ノズル16が挿入され、加圧ガス供給口17が加圧ガス空間15B内に挿入されて、薬液収納袋10と、蓋体5と、注出部材15とが一体に組合される。
次に外側容器(金属缶)2内に上方開口2aから薬液収納袋10が挿入され、注出部材15が金属缶2の上方開口2aに嵌込まれる。この場合、注出部材15の側面23が金属缶2の上方開口2a内に嵌込まれ、蓋体5はその周縁に設けられたボルト6により金属缶2の上方開口2a周縁にボルト締めされる。また、蓋体5に取付けられた加圧ガス供給口17は、注出部材15の加圧ガス空間15B内に延びる。
薬液収納袋(液体収納袋)10内に薬液(液体)3を充填する場合、薬液用ノズル16がコネクタ16aを介して外部の供給機構(図示せず)に接続され、この供給機構から薬液3が薬液収納袋11内へ供給される。この時、薬液用ノズル用コネクタ16aの開閉弁16bを開とすることで、薬液3を薬液収納袋10へ供給可能となる。その後、薬液収納袋10への薬液3の充填が進み、薬液収納袋10内部の気体部分の圧力が高まった段階で、内圧を解除すべく開閉弁18bを開とする。この様にすることで、外部空間から薬液収納袋10内部へエアが入ることなく、内圧を解除することが出来る。また、開とされた開閉弁16bおよび18bは、薬液3の供給が終了した段階で閉とされ、薬液収納袋10内部へエアが入ることを防止する。
次に薬液用ノズル16のコネクタ16aが図示しないキャップにより密封され、同様に他のコネクタ17a,18a,19aもキャップにより密封される。次に内袋11と、外袋12とを有する薬液収納袋10と、金属缶2とを有する薬液収納容器1が、目的地まで搬送される。その後、搬送先において薬液用ノズル16のコネクタ16aからキャップが取外され、薬液用ノズル16のコネクタ16aが排出機構(図示せず)に接続される。
次に加圧ガス供給口17のコネクタ17aからキャップが取外され、このコネクタ17aがNガス供給機構(図示せず)に接続され、加圧ガス供給口17から注出部材15の加圧ガス空間15B内にNガスが供給される。この際、開閉弁16b、17bは開とされる。加圧ガス空間15B内のNガスは、注出部材15の連通孔22aから金属缶2と薬液収納袋10との間の加圧空間8内に送られ、薬液収納袋10を外方から加圧する。このことにより、薬液収納袋10の内袋11内に収納されていた薬液3を薬液用ノズル16から排出機構側へ排出することができる。この間、Nガスの供給量は圧力計に示されるNガスの圧力をみながら調整することができる。尚、薬液の3の排出が終了した段階で、開閉弁16b、17bを閉とする。
次に加圧空間8内にNガスを供給して薬液収納袋10内に収納されていた薬液3を薬液用ノズル16を介して外方へ排出する方法について以下詳述する。
一般に薬液収納袋10内の薬液3が外方へ排出されて薬液3の残量が少なくなると、薬液用ノズル16から排出される薬液3中に気泡が生じることがある(あわかみ)。例えば薬液3がレジスト液であり、例えば配線パターンに応じたレジストパターンを形成した場合に、このように排出される薬液3中に気泡が生じると、薬液を用いて形成されるレジストパターン中に気泡が存在し、この気泡によりレジストパターンにより形成される配線が断線してしまうという問題がある。
そこで、薬液用ノズル16から排出される薬液3中に気泡が生じることを抑制できるよう、加圧空間8内に供給されるNガスの圧力をはじめから低く抑えこの圧力を維持することによって、薬液3を排出した後の薬液収納袋10内の薬液3の残量を小さくすることも考えられる。
しかしながら、Nガスの圧力を低く抑えた場合、薬液3の排出時間が全体として長くなってしまう。
本実施の形態によれば、加圧空間8内にNガスを供給して薬液収納袋10内の薬液3を外方へ排出する加圧工程は、第1の圧力をもつNガスを供給して薬液3を排出する第1の加圧工程と、その後に行われ、第1の圧力に比べて低い第2の圧力でNガスを供給して薬液3を排出する第2の加圧工程とを有する。
ここで第1の加圧工程時のNガスの圧力を例えば0.1MPaとし、第2の加圧工程時のNガスの圧力を例えば0.05MPaとした場合を例に、第1の加圧工程と第2の加圧工程との間の圧力移行タイミング(圧力変化点)について説明する。例に使用した外側容器2、および薬液収納袋10は、19Lの液体3の収納を担保できる内容積を有する。なお、薬液3中にあわかみが発生した時点で、薬液3の排出は終了させる。
この圧力変化点は、加圧工程の排出開始時から第1の加圧状態(0.1MPa)で加圧し続けた場合において、排出される薬液3中にあわかみが生じるまでの時間をAとしたとき、加圧工程の排出開始時からA×77.5%より大きくA×97.0%より小さい範囲Wに設定されている(図6、図7参照)。より好ましくはA×87.0%以上A×92.0%以下の範囲に設定される。
図6において、加圧工程において、排出開始時から高圧加圧状態(0.1MPa)で加圧し続けた場合において、排出される薬液3中にあわかみが生じるまでの時間をAとして、第1の加圧工程から第2の加圧工程へ移行させたときの圧力変化点の時間とAとの比率を横軸にとり、第1の加圧工程から第2の加圧工程へ移行させたときの圧力変化点毎の排出開始時から薬液3中にあわかみが生じるまでの排出時間Bと、排出後の薬液収納袋10中の薬液3の残量を縦軸にとっている。
図6に示すように、第1の加圧工程から第2の加圧工程へ移行する圧力変化点を時間Aに対して範囲W内に設定することにより、全体としての排出時間を小さく抑えることができ、かつ排出後の薬液3の残量を小さく抑えることができる。
一方、圧力変化点が範囲Wより大きい場合(図6の左側)、排出時間は小さく抑えられるが、排出後の薬液3の残量が大きくなってしまう。
他方、圧力変化点が範囲Wより小さい場合(図6の右側)、排出後の薬液3の残量を小さく抑えることができるが、排出時間は全体として長くなってしまう。
なお、圧力変化点を排出開始時からあわかみ発生までの時間A×77.5%より大きくA×97.0%より小さい範囲Wの範囲内に設定した例を示したが、この圧力変化点の範囲Wは、排出開始時における薬液収納袋10内の薬液3の重量に対してその残量が6.6重量%〜25.3重量%、より好ましくは10.3重量%〜14.9重量%となる範囲に対応している。
従って、排出開始時における薬液収納袋10内の薬液3の重量に対してその残量が6.6重量%〜25.3重量%となる範囲に圧力変化点を設定してもよい。
さらにまた第1の加圧工程において、0.1MPaのNガスを供給し、第2の加圧工程において、0.05MPaのNガスを供給した例を示したが、これに限らず第2の加圧工程における第2の圧力を第1の加圧工程における第1の圧力に対して、1%〜50%変化させてもよい。
また第1の加圧工程および第2の加圧工程は、いずれも圧力が一定の単段の第1の加圧領域および圧力が一定の第2の加圧領域をもっていてもよい。
さらに第1の加圧工程は圧力が徐々に低下する複数段の第1の加圧領域をもっていてもよい。
また第2の加圧工程は圧力が徐々に低下する複数段の第2の加圧領域をもっていてもよい。
1 薬液収納容器
2 外側容器(金属缶)
2a 上方開口
3 薬液
5 蓋体
6 ボルト
6A ボルト
8 加圧空間
10 薬液収納袋
11 内袋
11a ヒートシール部
11b 隅部
12 外袋
12a ヒートシール部
13 密閉シール部
15 注出部材
15A 薬液用ノズル空間
15B 加圧ガス空間
16 薬液用ノズル
16a コネクタ
16b 開閉弁
17 加圧ガス供給口
17a コネクタ
17b 開閉弁
18 ドライエア供給開口
18a コネクタ
18b 開閉弁
19 ドライエア排出開口
19a コネクタ
19b 開閉弁
20 円筒状区画壁
22 底面
22a、22b 連通孔
25 シール固着部
26 連結口

Claims (5)

  1. 外側容器と、この外側容器内に収納され、上端部に設けられた注出部材を有し、液体が充填された液体収納袋とを備える液体収納容器を準備する準備工程と、
    前記外側容器と前記液体収納袋との間の加圧空間を加圧して収納袋内の液体を注出チューブを介して前記注出部材から外方へ放出する加圧工程と、を備え、
    前記加圧工程は、第1の圧力で加圧する第1加圧工程と、この第1の圧力に比べて低い第2の圧力で加圧する第2の加圧工程とを有し、
    前記第1の加圧工程から前記第2の加圧工程への移行時は、前記加圧工程の排出開始時から第1の圧力で加圧を続けた場合に前記注出チューブ内に液体のあわかみが発生する時までの時間に対して77.5%より大きく97.0%より小さい時点に設定されていることを特徴とする液体排出方法。
  2. 外側容器と、この外側容器内に収納され、上端部に設けられた注出部材を有し、液体が充填された液体収納袋とを備えた液体収納容器を準備する準備工程と、
    前記外側容器と前記液体収納袋との間の加圧空間を加圧して前記液体収納袋内の液体を注出チューブを介して前記注出部材から外方へ放出する加圧工程と、を備え、
    前記加圧工程は、第1の圧力で加圧する第1加圧工程と、この第1の圧力に比べて低い第2の圧力で加圧する第2の加圧工程とを有し、
    前記第1の加圧工程から前記第2の加圧工程への移行時は、前記加圧工程の排出開始時の前記収納袋内の液体の重量に対して液体の残量が6.6重量%〜25.3重量%となった時点に設定されていることを特徴とする液体排出方法。
  3. 前記第1の加圧工程は、複数段の第1の加圧領域をもつか、または前記第2の加圧工程は複数段の第2の加圧領域をもつことを特徴とする請求項1または2記載の液体排出方法。
  4. 前記第1の加圧工程は単段の第1の加圧領域をもち、前記第2の加圧工程は単段の第2の加圧領域をもつことを特徴とする請求項1または2記載の液体排出方法。
  5. 前記第1の加圧工程の第1の圧力に対して、前記第2の加圧工程の第2の圧力は1%〜50%の範囲にあることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の液体排出方法。
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