JP2012208273A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成の効率の低下を抑制しつつ画像形成部を構成する構成要素の消耗を抑制すること。
【解決手段】シート状媒体を搬送経路に沿って搬送するとともに、排出条件判定部によって排出条件が満たされたと判定される毎にセパレート媒体を搬送経路に沿って搬送する搬送部と、1以上の構成要素を有し、構成要素を動作させることにより、搬送経路に沿って搬送されているシート状媒体に画像を形成する画像形成部と、画像形成部を制御する制御部と、を備え、セパレート媒体が画像形成部を通過するときは、画像形成部を制御してシート状媒体に白紙の画像を形成させるときに比べ、画像形成部の構成要素の動作を抑制する(S109〜S111)。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像が形成されたシート状媒体をセパレート媒体によって仕切る技術に関する。
従来、画像が形成されたシート状媒体の間に白紙を排出する画像形成装置において、白紙の直前のシート状媒体に画像を印刷したときに転写ベルトに接触していた像担持体をそのまま転写ベルトに接触させた状態で白紙を排出するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−257248号公報
しかしながら、従来の画像形成装置によると、白紙を排出するときにも像担持体が転写ベルトに接触するので、像担持体や転写ベルトが無駄に消耗してしまうという問題がある。
その一方で、白紙を排出する毎に像担持体の接離を行うと、接離のために画像形成が中断され、画像形成の効率が低下するという問題がある。
本明細書では、画像形成の効率の低下を抑制しつつ画像形成部を構成する構成要素の消耗を抑制する技術を開示する。
本明細書によって開示される画像形成装置は、画像が形成されるシート状媒体を収容するシート状媒体収容部と、画像が形成された後の前記シート状媒体を仕切るためのセパレート媒体を収容するセパレート媒体収容部と、前記セパレート媒体を排出する排出条件が満たされたか否かを判定する排出条件判定部と、前記シート状媒体を搬送経路に沿って搬送するとともに、前記排出条件判定部によって前記排出条件が満たされたと判定される毎に前記セパレート媒体を前記搬送経路に沿って搬送する搬送部と、1以上の構成要素を有し、前記構成要素を動作させることにより、前記搬送経路に沿って搬送されている前記シート状媒体に画像を形成する画像形成部と、前記搬送部によって搬送された前記シート状媒体と前記セパレート媒体とが積載される積載部と、前記画像形成部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記セパレート媒体が前記画像形成部を通過するときは、前記画像形成部を制御して前記シート状媒体に白紙の画像を形成させるときに比べ、前記構成要素の動作を抑制する。
また、上記画像形成装置は、前記制御部は、前記シート状媒体に白紙の画像を形成させるときは、当該シート状媒体の直前又は直後の前記シート状媒体に画像を形成させるときに動作する前記構成要素の動作を抑制しないようにしてもよい。
また、上記画像形成装置は、前記構成要素は、当該画像形成装置に交換可能に装着される消耗品であってもよい。
また、上記画像形成装置は、前記構成要素は、当該画像形成装置を構成する他の要素に接触して動作するものであり、当該画像形成装置は前記構成要素を前記他の要素に接触及び離間させる駆動部を有し、前記制御部は、前記駆動部を制御して前記構成要素を前記他の要素から離間させることによって前記構成要素の動作を抑制してもよい。
また、上記画像形成装置は、前記構成要素は所定の電力を供給されて動作するものであり、当該画像形成装置は前記構成要素に電力を供給する電力供給部を備え、前記制御部は、前記電力供給部を制御して前記構成要素に供給する電力を前記所定の電力より小さくするか又は電力の供給を停止することによって前記構成要素の動作を抑制してもよい。
また、上記画像形成装置は、前記画像形成部は1以上のページの印刷データからなる印刷ジョブに基づいて画像を形成し、前記搬送部は、前記印刷ジョブの実行前又は実行後に前記セパレート媒体を搬送し、前記制御部は、前記印刷ジョブのページ数が第1の閾値未満である場合は、前記セパレート媒体が前記画像形成部を通過するとき、前記構成要素の動作を抑制し、前記ページ数が前記第1の閾値以上の場合は、前記セパレート媒体が前記画像形成部を通過するとき、前記構成要素の動作を抑制しないようにしてもよい。
また、上記画像形成装置は、前記構成要素の消耗度を判断する判断部を備え、前記制御部は、前記構成要素の消耗度が第2の閾値未満である場合は、前記セパレート媒体が前記画像形成部を通過するとき、前記構成要素の動作を抑制せず、前記消耗度が前記第2の閾値以上の場合は、前記セパレート媒体が前記画像形成部を通過するとき、前記構成要素の動作を抑制してもよい。
また、上記画像形成装置は、公衆回線を介して外部装置から送信された印刷ジョブを受信する受信部を備え、前記画像形成部は前記印刷ジョブに基づいて画像を形成し、前記制御部は、前記画像形成部が前記受信部によって受信された前記印刷ジョブに基づいて画像を形成させる場合は、前記セパレート媒体が前記画像形成部を通過するとき、前記構成要素の動作を抑制し、前記受信部によって受信された前記印刷ジョブ以外の印刷ジョブに基づいて画像を形成させる場合は、前記セパレート媒体が前記画像形成部を通過するとき、前記構成要素の動作を抑制しないようにしてもよい。
また、上記画像形成装置は、前記構成要素の動作を抑制するか否かをユーザの操作により設定する設定部を備え、前記制御部は、前記設定部で前記構成要素の動作を抑制する設定がなされている場合は、前記セパレート媒体が前記画像形成部を通過するとき、前記構成要素の動作を抑制し、前記設定部で前記構成要素の動作を抑制する設定がなされていない場合は、前記セパレート媒体が前記画像形成部を通過するとき、前記構成要素の動作を抑制しないようにしてもよい。
なお、この発明は、画像形成方法、画像形成プログラム、画像形成プログラムを記録した記録媒体等の種々の態様で実現することができる。
上記の画像形成装置によると、セパレート媒体が画像形成部を通過するときは、シート状媒体に白紙の画像を形成するときに比べて構成要素の動作を抑制するので、セパレート媒体が画像形成部を通過するときにも構成要素の動作を抑制しない場合に比べ、画像形成部の構成要素の消耗を抑制できる。
一方、上記の画像形成装置によると、シート状媒体に白紙の画像を形成するときは、セパレート媒体が画像形成部を通過するときに比べて構成要素の動作が抑制されないので、シート状媒体に白紙の画像を形成するときにもセパレート媒体が画像形成部を通過するときと同様に構成要素の動作を抑制する場合に比べ、画像形成の効率の低下を抑制できる。
よって上記の画像形成装置によると、画像形成の効率の低下を抑制しつつ画像形成部を構成する構成要素の消耗を抑制できる。
実施形態1に係る画像形成装置の概略構成を示す側断面図。 画像形成装置の電気的構成を示すブロック図。 現像ローラの動作の抑制を示す側断面図。 感光体及びクリーニングユニットの動作の抑制を示す側断面図。 印刷用紙及びセパレート紙の搬送を説明するための模式図。 印刷処理の流れを示すフローチャート。 実施形態3に係る印刷処理の流れを示すフローチャート。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図6によって説明する。
(1)画像形成装置
図1は、実施形態1に係る画像形成装置1の概略構成を示す側断面図である。以下の説明においては、図1における右側を前方とする。
画像形成装置1は、本体ケーシング10、印刷用紙収容部21、セパレート紙収容部22、搬送部30、及び、画像形成部40を備えている。
印刷用紙収容部21(シート状媒体収容部の一例)は、画像が形成される印刷用紙23(シート状媒体の一例)が積載される印刷用紙トレイ24を有している。印刷用紙トレイ24はバネ27によって上方に付勢されており、印刷用紙トレイ24の最も上に積載されている印刷用紙23はピックアップローラ31に圧接している。
セパレート紙収容部22(セパレート媒体収容部の一例)は、画像が形成された後の印刷用紙23を仕切るためのセパレート紙25(セパレート媒体の一例)が積載されるセパレート紙トレイ26を有している。セパレート紙トレイ26もバネ28によって上方に付勢されており、セパレート紙トレイ26の最も上に積載されているセパレート紙25はピックアップローラ32に圧接している。
搬送部30は、ピックアップローラ31、ピックアップローラ32、ベルトユニット33、図示しない各種のローラ、及び、これらを回転駆動する図示しないステッピングモータを備えて構成されている。ベルトユニット33は、駆動ローラ34、従動ローラ35、これらのローラに掛け回されたベルト36を有している。搬送部30は、印刷用紙収容部21に収容されている印刷用紙23を搬送経路Tに沿って搬送するとともに、セパレート紙収容部22に収容されているセパレート紙25を、後述する排出条件が満たされる毎に搬送経路Tに沿って搬送する。
画像形成部40は、スキャナ部41、プロセス部42、転写ローラ43、及び、定着部44を備えており、搬送部30によって搬送されている印刷用紙23に電子写真方式で画像を形成する。
スキャナ部41は、レーザ光Lを出射するレーザ発光部、レーザ発光部から出射されたレーザ光Lを偏光するポリゴンミラー、ポリゴンミラーを回転駆動するモータを備えており、感光体104の表面を露光する。
プロセス部42は、プロセスカートリッジ45と、このプロセスカートリッジ45に対して着脱可能な例えばイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色に対応した4つの現像カートリッジ100(100Y,100M,100C,100K)とを備えている。各現像カートリッジ100は、現像剤である各色のトナーを収容するトナー収容室101や、供給ローラ102、現像ローラ103等を備えている。また、プロセスカートリッジ45には、各現像カートリッジ100に対応して、感光体104と、スコロトロン型の帯電器105とが設けられている。
転写ローラ43は、各感光体104とベルト36を挟んで対向する位置にそれぞれ設けられている。
定着部44は、内部にハロゲンランプなどの熱源が収容されている加熱ローラ44A、及び、加熱ローラ44Aに従動して回転する従動ローラ44Bを備えて構成されている。加熱ローラ44Aは、熱源に所定の電力が供給されることにより、印刷用紙23にトナーを定着可能な温度まで発熱する。
感光体104は帯電器105により一様に正に帯電された後、スキャナ部41から出射されたレーザ光Lによって露光され、表面に静電潜像が形成される。感光体104の表面に形成された静電潜像は現像ローラ103から供給されるトナーによって可視像化される。
ベルト36によって搬送される印刷用紙23が感光体104と転写ローラ43との間の各転写位置を通る間に、各感光体104の表面上に担持されたトナー像が、転写ローラ43に印加される負極性の転写バイアスによって印刷用紙23に順次転写される。
印刷用紙23上に転写されたトナー像は定着部44によって印刷用紙23に熱定着され、トナー像が熱定着された印刷用紙23は、本体ケーシング10の上壁を構成する排紙トレイ50(積載部の一例)上に排出される。
ベルトユニット33の下方には、クリーニングユニット70が配されている。クリーニングユニット70は、ベルト36に接触して、当該ベルト36上に残ったトナーを回収するクリーニングローラ71を備えている。
また、画像形成装置1は、図2に示す現像カートリッジ離間機構85(駆動部の一例)、プロセスカートリッジ離間機構86(駆動部の一例)、及び、クリーニングユニット離間機構87(駆動部の一例)を備えている。これらの離間機構についての説明は後述する。
(2)画像形成装置の電気的構成
図2は、画像形成装置1の電気的構成を示すブロック図である。
画像形成装置1は、制御部81、記憶部82、操作部83、表示部84、搬送部30、画像形成部40、現像カートリッジ離間機構85、プロセスカートリッジ離間機構86、クリーニングユニット離間機構87、ネットワークインターフェイス88、ファクシミリ(FAX)送受信部89、電力供給部90などを備えている。
制御部81(排出条件判定部、判断部の一例)は、CPU81A、ROM81B、RAM81Cを有する。CPU81Aは、ROM81Bや記憶部82から読み出したプログラムに従って、その処理結果をRAM81Cに記憶させながら、画像形成装置1の動作を制御する。ROM81Bには、画像形成装置1の動作を制御するための各種のプログラムやデータが記録されている。
記憶部82には、例えばNVRAMやフラッシュROMが含まれる。記憶部82には、画像形成装置1の動作を制御するための各種のプログラムが記録されている。
操作部83(設定部の一例)は、複数のボタンを備え、ユーザによって印刷開始の指示などの各種の入力操作が可能である。
表示部84は、液晶ディスプレイやランプ等を備えており、各種の設定画面や動作状態等を表示することが可能である。
ネットワークインターフェイス88は、通信ネットワークを介して端末装置等に接続されており、端末装置等から印刷ジョブを受信する。
印刷ジョブとは、1以上のページの印刷データ、その印刷ジョブを送信したユーザのユーザ情報、印刷条件などからなるデータである。印刷条件とは、カラー/モノクロ印刷、片面/両面印刷、印刷部数、拡大/縮小率などの印刷設定項目の設定値の集合のことをいう。
FAX送受信部89(受信部の一例)は、公衆交換電話網(公衆回線の一例)に接続されており、外部のFAX装置との間で所定のFAX通信プロトコルに従って印刷ジョブを送受信する。FAX送受信部89によって受信した印刷ジョブは、「公衆回線を介して外部装置から送信された印刷ジョブ」の一例である。
電力供給部90は、外部の商用電源に接続され、商用電源から供給される電力を画像形成装置1の各部に供給する。
(3)構成要素、及び、構成要素の動作の抑制
画像形成部40の構成要素には種々のものがあるが、実施形態1では画像形成部40の構成要素として感光体104、現像ローラ103、クリーニングローラ71、及び、定着部44を例に説明する。
感光体104、現像ローラ103、及び、クリーニングローラ71は、画像形成装置1を構成する他の要素に接触して動作する構成要素である。他の要素とは、感光体104の場合は現像ローラ103やベルト36、現像ローラ103の場合は感光体104、クリーニングローラ71の場合はベルト36である。定着部44は、電力供給部90から所定の電力を供給されて動作する構成要素である。
これらの構成要素は消耗品であり、画像形成装置1に交換可能に装着され、ある程度消耗すると交換される。
図3は、画像形成装置1の概略構成を示す側断面図であって、現像ローラ103の動作の抑制を示す側断面図である。現像カートリッジ離間機構85は、CMYKの現像カートリッジ100を上方に移動させて、現像ローラ103を感光体104から離間した位置に変位させる離間動作を行う。これにより、CMYKの現像ローラ103の動作が抑制される。ここで、現像カートリッジ離間機構85は、Kの現像カートリッジ100をCMYの現像カートリッジ100とは独立に変位できるものとする。また、現像カートリッジ離間機構85は、全ての色の現像カートリッジ100を感光体104から離間させることも可能である。
図4は、画像形成装置1の概略構成を示す側断面図であって、感光体104、及び、クリーニングユニット70の動作の抑制を示す側断面図である。プロセスカートリッジ離間機構86は、プロセスカートリッジ45を上方に移動させて、感光体104をベルト36から離間した位置に変位させる離間動作を行う。これにより、感光体104の動作が抑制される。プロセスカートリッジ45を上方に移動させた場合には、各現像ローラ103に回転駆動力が伝達されなくなり、現像ローラ103も動作が抑制された状態となる。
クリーニングユニット離間機構87は、クリーニングユニット70を下方に移動させて、クリーニングローラ71をベルト36から離間した位置に変位させる離間動作を行う。これにより、クリーニングローラ71の動作が抑制される。
定着部44の動作の抑制は、電力供給部90から定着部44への電力の供給を停止することによって行う。
(4)印刷用紙、セパレート紙、及び、セパレート紙の排出条件
図5は、印刷用紙23、及び、セパレート紙25の搬送を説明するための模式図である。前述したように印刷ジョブには1以上のページの印刷データが含まれており、各印刷用紙23にはそれぞれ1ページ分の印刷データが表す画像が形成される。
印刷データは必ずしも印刷用紙23に画像が形成されるものであるとは限らず、例えば白紙のページを表す印刷データの場合には画像は形成されない。図5において印刷用紙23Cは、画像が形成されない印刷用紙23を示している。以降の説明では白紙のページを表す印刷データに基づいて画像を形成することを白紙印刷という。
セパレート紙25は、排紙トレイ50に積載された印刷用紙23を所定の単位で仕切るためのものであり、具体的には、色つきの紙、タブ付きの紙などである。
印刷用紙23を仕切る単位は適宜に設定可能である。例えば印刷ジョブ単位、部単位、ユーザ単位、ユーザのグループ単位、時間単位などで仕切ることができる。
セパレート紙25によって印刷用紙23を所定の単位で仕切る場合、セパレート紙25の搬送方法には大きく二つの方法がある。一つは所定の単位の最後の印刷用紙23が搬送経路Tに送り出された後に搬送する方法であり、もう一つは所定の単位の最初の印刷用紙23が搬送経路Tに送り出される前に搬送する方法である。
実施形態1では印刷用紙23を印刷ジョブ単位で仕切るものとし、1つの印刷ジョブの最後の印刷用紙23が搬送経路Tに送り出された後にセパレート紙25を搬送する場合を例に説明する。「1つの印刷ジョブの最後の印刷用紙23が搬送経路Tに送り出された後」は、「セパレート媒体を排出する排出条件」の一例である。なお、排出条件は適宜に選択可能である。
(5)構成要素の動作の切り替えの概要
制御部81は、カラー印刷が設定されている印刷ジョブを実行する場合は、その印刷ジョブに含まれている印刷データが表す画像の形成が全て終了するまで、カラー印刷するときに動作する構成要素を動作可能な状態に維持する。
具体的には、制御部81は、印刷ジョブにカラー印刷が設定されている場合は、プロセスカートリッジ離間機構86を制御して各感光体104をベルト36に接触させ、現像カートリッジ離間機構85を制御してCMYKの現像ローラ103を感光体104にトナーを供給可能な動作位置に変位させ、クリーニングユニット離間機構87を制御してクリーニングローラ71をベルト36に接触させ、電力供給部90を制御して定着部44に所定の電力を供給する。
例えば図5に示す印刷ジョブAの場合、制御部81は印刷データが表す画像の形成が全て終了するまでカラー印刷するときに動作する構成要素を動作可能な状態に維持するので、印刷用紙23Cに白紙印刷するときも、カラー印刷するときに動作する構成要素は動作可能な状態となる。
仮に、印刷用紙23Cに白紙印刷するとき、カラー印刷するときに動作する構成要素の動作を抑制するとすると、制御部81は印刷用紙23Cに白紙印刷する前に各構成要素を動作が抑制されていない状態から動作が抑制されている状態に切り替えなければならず、更に、印刷用紙23への白紙印刷が終了した後に各構成要素を動作が抑制されている状態から動作が抑制されていない状態に切り替えなければならない。つまり、印刷用紙23Cに白紙印刷する前後のそれぞれで構成要素の動作の切り替えを行わなければならず、画像形成の効率が低下する。
これに対し、印刷用紙23Cに白紙印刷するときもカラー印刷するときに動作する構成要素の動作を抑制しないようにすると、印刷用紙23に白紙印刷する前後で構成要素の動作が切り替えられないので、画像形成の効率の低下を抑制できる。
ここではカラー印刷が設定されている印刷ジョブを例に説明したが、モノクロ印刷が設定されている印刷ジョブBについても同様である。
ただし、これに限らず、白紙印刷をする場合であってもカラー印刷するときに動作する構成要素の一部動作を抑制するようにしてもよい。例えば、現像カートリッジ離間機構85を制御してCMYKの現像ローラ103を感光体104から離間させるが、各感光体104はベルト36に接触させたままにし、クリーニングローラ71はベルト36に接触させたままにし、定着部44に所定の電力を供給したままにしてもよい。
そして、制御部81は、セパレート紙25が画像形成部40を通過するときは、印刷用紙23Cに白紙印刷するときに比べて構成要素の動作を抑制する。
具体的には、制御部81は、セパレート紙25が画像形成部40を通過するときは、プロセスカートリッジ離間機構86を制御して各感光体104をベルト36から離間させ、クリーニングユニット離間機構87を制御してクリーニングローラ71をベルト36から離間させ、電力供給部90を制御して定着部44への電力の供給を停止する。
このようにすると、セパレート紙25を搬送する前後のそれぞれで構成要素の動作を切り替えることになるものの、構成要素の消耗を抑制できる。
(6)消耗度重視モード
ユーザは、操作部83を操作して、消耗度重視モードを「ON」または「OFF」に設定することができる。消耗度重視モードを「ON」にした場合は、制御部81は、セパレート紙25が画像形成部40を通過するとき、前述したように構成要素の動作を抑制する。
一方、消耗度重視モードを「OFF」にした場合は、制御部81は、セパレート紙25が画像形成部40を通過するとき、構成要素の動作を抑制するか否かを、構成要素の消耗度に応じて決定する。
具体的には、制御部81は各構成要素に個別に閾値(第2の閾値の一例)を設定し、消耗度が閾値以上である構成要素が一つでもある場合は、セパレート紙25が画像形成部40を通過するとき、消耗度が閾値未満である構成要素も含めて動作を抑制する。
一方、制御部81は、いずれの構成要素も消耗度がその構成要素に設定されている閾値未満である場合は、セパレート紙25が画像形成部40を通過するとき、構成要素の動作を抑制しない。
ここで、感光体104の消耗度は、累積の回転数によって判断することができる。感光体104の累積の回転数は、感光体104を回転駆動するステッピングモータに出力したパルス信号のパルス数から算出してもよいし、エンコーダを用いて回転数をカウントしてもよい。現像ローラ103やクリーニングローラ71についても同様である。
定着部44の消耗度は、熱源に電力を供給した累積の時間によって判断することができる。
(7)印刷処理
図6は、印刷処理の流れを示すフローチャートである。本処理は印刷ジョブを受信すると開始される。
ここで、実施形態1ではセパレート紙25が画像形成部40を通過するときは構成要素の動作を抑制するので、そのセパレート紙25を搬送した後、次の印刷ジョブの最初の印刷データが表す画像の形成を開始する前に、構成要素の動作を抑制しない状態に戻さなければならない。
構成要素の動作を抑制しない状態に戻す動作は、セパレート紙25の搬送が終了した直後に行われてもよいし、次の印刷ジョブが受信されて当該印刷ジョブの最初の印刷データが表す画像の形成を開始する直前に行われてもよい。
ここでは、構成要素の動作を抑制しない状態に戻す動作をセパレート紙25の搬送が終了した直後に行うものとする。そして、その場合に、モノクロ印刷するときに動作する構成要素の動作が抑制されていない状態に戻すものとする。すなわち、図1に示すように、各感光体104をベルト36に接触させ、Kの現像ローラ103を動作位置に変位させ、クリーニングローラ71をベルト36に接触させ、定着部44に所定の大きさの電力を供給する。CMYの現像ローラ103については感光体104から離間した位置にあるものとする。
S101では、制御部81は受信した印刷ジョブにカラー印刷が設定されているかモノクロ印刷が設定されているかを判断し、カラー印刷が設定されている場合はS102に進み、モノクロ印刷が設定されている場合はS103に進む。
S102では、制御部81は現像カートリッジ離間機構85を制御してCMYの各現像ローラ103を動作位置に変位させる。
S103では、制御部81は1ページ分の印刷データが表す画像を印刷用紙23に形成する。
S104では、制御部81は受信した印刷ジョブの全てのページの印刷が終了したか否かを判定する。制御部81は、全てのページの印刷が終了した場合は排出条件が満たされたと判定してS105に進み、終了していない場合はS103に戻って処理を繰り返す。
S105では、制御部81は消耗度重視モードが「ON」であるか否かを判断し、「OFF」の場合はS106に進み、「ON」の場合はS109に進む。
S106では、制御部81はいずれかの構成要素の消耗度が第2の閾値未満であるか否かを判定し、いずれの構成要素も消耗度が第2の閾値未満である場合はS107に進み、いずれか一つでも消耗度が第2の閾値以上である構成要素がある場合はS109に進む。
S107では、制御部81はS103〜S104で実行した印刷ジョブのページ数が予め決められた閾値(第1の閾値の一例)以上であるか否かを判定し、第1の閾値以上の場合はS107に進み、第1の閾値未満である場合はS109に進む。
S108では、制御部81はS103〜S104で実行した印刷ジョブがFAX送受信部89によって受信された印刷ジョブ(「FAXジョブ」という)であるか否かを判断し、FAXジョブ以外の印刷ジョブである場合はS110に進み、FAXジョブである場合はS109に進む。
S109では、制御部81は構成要素の動作を抑制する。
具体的には、制御部81はプロセスカートリッジ離間機構86を制御して各感光体104をベルト36から離間させ、クリーニングユニット離間機構87を制御してクリーニングローラ71をベルト36から離間させ、電力供給部90を制御して定着部44への電力供給を停止する。
S110では、制御部81は搬送部30を制御してセパレート紙25を搬送する。
S111では、制御部81は構成要素の動作を抑制しない状態に戻す。
具体的には、制御部81は、各感光体104をベルト36に接触させ、Kの現像ローラ103を動作位置に変位させ、クリーニングローラ71をベルト36に接触させ、定着部44に所定の電力を供給する。
ただし、S111はS109で構成要素の動作を抑制した場合に実行される処理であり、S109が実行されなかった場合はS111も実行されないものとする。
(8)実施形態の効果
以上説明した本発明の実施形態1に係る画像形成装置1によると、印刷用紙23Cに白紙の画像を形成するときは印刷用紙23Cの前後の印刷用紙23B、23Dに画像を形成するときに動作する構成要素の動作を抑制しないので、印刷用紙23Cに白紙の画像を形成するときにも構成要素の動作を抑制する場合に比べ、画像形成の効率が低下してしまうことを抑制できる。
一方、画像形成装置1によると、セパレート紙25が画像形成部40を通過するときは、印刷用紙23Cに白紙の画像を形成するときに比べて構成要素の動作を抑制するので、セパレート紙25が画像形成部40を通過するときにも構成要素の動作を抑制しない場合に比べ、画像形成部40の構成要素の消耗を抑制できる。
よって画像形成装置1によると、画像形成の効率の低下を抑制しつつ画像形成部40を構成する構成要素の消耗を抑制できる。
更に、画像形成装置1によると、構成要素は当該画像形成装置1に交換可能に装着される消耗品であるので、構成要素の動作を抑制することにより、消耗品を節約することができる。
更に、画像形成装置1によると、構成要素のうち感光体104、現像ローラ103、及び、クリーニングローラ71は、当該画像形成装置1を構成する他の要素に接触して動作するものであるので、セパレート紙25が画像形成部40を通過するとき、これらの構成要素を他の要素から離間させることにより、他の要素との接触による摩耗によってこれらの構成要素が消耗することを抑制できる。
更に、画像形成装置1によると、構成要素のうち定着部44は所定の電力を供給されて動作するものであるので、セパレート紙25が画像形成部40を通過するとき、定着部44に供給する電力を停止することにより、定着部44の消耗を抑制できる。
更に、画像形成装置1によると、印刷ジョブのページ数が第1の閾値未満である場合は、セパレート紙25が画像形成部40を通過するとき、構成要素の動作を抑制する。印刷ジョブのページ数が少ない場合はセパレート紙25が短い間隔で搬送されるので、セパレート紙25の搬送によって画像形成部40が消耗し易くなる。このため、印刷ジョブのページ数が第1の閾値未満である場合は構成要素の動作を抑制すると、構成要素の消耗を抑制できる。
一方、画像形成装置1によると、ページ数が前記第1の閾値より多い場合は、セパレート紙25が画像形成部40を通過するとき、構成要素の動作を抑制しないので、画像形成に要する時間が長くなってしまうことを抑制できる。
更に、画像形成装置1によると、構成要素の消耗度が第2の閾値未満である場合は、セパレート紙25が画像形成部40を通過するとき、構成要素の動作を抑制しない。画像形成部40の構成要素の消耗度が小さい場合は、セパレート紙25を搬送するときに構成要素の動作を抑制しなくても直ちに構成要素が動作できなくなってしまうことはない。このため、構成要素の消耗度が第2の閾値未満である場合は、構成要素の動作を抑制しないようにすると、直ちに構成要素が動作できなくなってしまわないようにしつつ、画像形成に要する時間が長くなってしまうことを抑制できる。
一方、画像形成装置1によると、消耗度が第2の閾値以上の場合は、セパレート紙25が画像形成部40を通過するとき、構成要素の動作を抑制するので、構成要素の消耗を抑制できる。
更に、画像形成装置1によると、FAXジョブに基づいて画像を形成する場合は、セパレート紙25が画像形成部40を通過するとき、構成要素の動作を抑制する。一般にFAXジョブは印刷に長時間を要しても許容されることが多い。なぜなら、FAXジョブの印刷結果を受け取るユーザは、印刷が開始されたこと自体を知らないことが多いので、印刷時間が長くても不満を持ち難いからである。
画像形成装置1によると、FAXジョブに基づいて画像を形成する場合は、セパレート紙25が画像形成部40を通過するとき、構成要素の動作を抑制するので、印刷時間が長くなることによるユーザの不満を抑えつつ、構成要素の消耗を低減することができる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を説明する。
実施形態1では印刷ジョブにカラー印刷が設定されている場合はその印刷ジョブの実行が終了するまでCMYの現像ローラ103を動作位置に変位させたままとし、印刷ジョブにモノクロ印刷が設定されている場合はその印刷ジョブの実行が終了するまでCMYの現像ローラ103を感光体104から離間した位置に変位させたままとする場合を例に説明したが、一つの印刷ジョブの途中でカラー印刷かモノクロ印刷かに応じてCMYの現像ローラ103の位置を移動させてもよい。
例えば、図5に示す印刷用紙23Bにカラー印刷し、印刷用紙23Dにモノクロ印刷する場合もある。この場合、実施形態3に係る制御部81は、カラー印刷が行われた後、モノクロ印刷が行われる前に、CMYの現像ローラ103を各感光体104から離間させる。
CMYの現像ローラ103を各感光体104から離間させる動作は、印刷用紙23Bにカラー印刷した後、印刷用紙23Cに白紙印刷する前に行う場合もあれば、印刷用紙23Cに白紙印刷した後に行われる場合もある。
印刷用紙23Cに白紙印刷する前にCMYの現像ローラ103を各感光体104から離間させる場合は、印刷用紙23Cに白紙印刷するとき、直後の印刷用紙23Dにモノクロ印刷するときに動作する構成要素がそのまま動作することになる。
このようにすると、印刷用紙23Cに白紙印刷する前にCMYの現像ローラ103を各感光体104から離間させる必要はあるものの、印刷用紙23Cに白紙印刷した後、印刷用紙23Dにモノクロ印刷する前に構成要素の動作を切り替える必要がないので、印刷用紙23Cに白紙印刷する前後のそれぞれで構成要素の動作を切り替える場合に比べ、画像形成の効率の低下を抑制できる。
逆に、印刷用紙23Cに白紙印刷した後にCMYの現像ローラ103を各感光体104から離間させる場合は、印刷用紙23Cに白紙印刷するとき、直前の印刷用紙23にカラー印刷するときに動作していた構成要素がそのまま動作することになる。
このようにすると、印刷用紙23Cに白紙印刷した後にCMYの現像ローラ103を各感光体104から離間させる必要はあるものの、印刷用紙23Bにカラー印刷した後、印刷用紙23Cに白紙印刷する前に構成要素の動作を切り替える必要がないので、印刷用紙23Cに白紙印刷する前後のそれぞれで構成要素の動作を切り替える場合に比べ、画像形成の効率の低下を抑制できる。
ここでは印刷用紙23Bにカラー印刷し、印刷用紙23Dにモノクロ印刷する場合を例に説明したが、印刷用紙23Bにモノクロ印刷し、印刷用紙23Dにカラー印刷する場合についても同様である。
実施形態2はその他の点において実施形態1と実質的に同一である。
<実施形態3>
次に、本発明の実施形態3を図7によって説明する。
実施形態3では、ユーザは操作部83を操作して、構成要素の動作を抑制するか否かを設定することができる。
図7は、実施形態3に係る印刷処理の流れを示すフローチャートである。ここでは実施形態1と実質的に同一の処理には同一の符号を付して説明を省略する。
S201では、制御部81は構成要素の動作を抑制する設定がなされているか否かを判定し、構成要素の動作を抑制する設定がなされている場合はS109に進み、なされていない場合はS110に進む。
実施形態3はその他の点において実施形態1と実質的に同一である。
以上説明した実施形態3に係る画像形成装置1によると、セパレート紙25が画像形成部40を通過するときに構成要素の動作を抑制するか否かをユーザが設定できる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では構成要素として感光体104、現像ローラ103、クリーニングローラ71、及び、定着部44を例に説明したが、構成要素はこれらの少なくとも一つであってもよい。例えば、セパレート紙25が画像形成装置1を通過するときはクリーニングローラ71の動作のみを抑制し、感光体104、現像ローラ103、及び、定着部44については動作を抑制しないようにしてもよい。
(2)上記実施形態ではセパレート紙25が画像形成部40を通過するときに動作が抑制される構成要素として感光体104、現像ローラ103、クリーニングローラ71、及び、定着部44を例に説明したが、動作が抑制される構成要素はこれら以外のものであってもよい。例えば、構成要素はスキャナ部41のポリゴンミラーを回転駆動するモータであってもよい。
(3)上記実施形態では電力の供給を停止することによって定着部44の動作を抑制する場合を例に説明したが、供給する電力を所定の電力より小さくすることによって動作を抑制してもよい。
(4)上記実施形態では構成要素として画像形成装置1に交換可能に装着される消耗品を例に説明したが、構成要素は交換不能なものであってもよい。
(5)上記実施形態1では印刷処理においてS105〜S108のステップを実行しているが、これらのステップを実行せず、常にS109に進んで構成要素の動作を抑制するようにしてもよい。
あるいは、S105及びS106を実行しないようにしてもよいし、S107を実行しないようにしてもよいし、S108を実行しないようにしてもよい。
(6)上記実施形態ではFAXジョブに基づいて画像を形成する場合はセパレート紙25が画像形成部40を通過するとき構成要素の動作を抑制する場合を例に説明したが、例えば電子メールによって印刷ジョブを受信可能に構成されている場合は、電子メールによって受信した印刷ジョブに基づいて画像を形成する場合も、セパレート紙25が画像形成部40を通過するとき、構成要素の動作を抑制するようにしてもよい。
(7)上記実施形態ではネットワークインターフェイス88やFAX送受信部89によって受信した印刷ジョブを例に説明したが、例えば画像形成装置1がコピー機能を有する複合機である場合は、印刷ジョブは原稿を読み取って印刷するコピージョブであってもよい。また、画像形成装置1に着脱可能に接続されたリムーバブルメモリに記憶されている画像の中からユーザによって選択された画像を印刷するダイレクトプリント機能を有している場合には、印刷ジョブはダイレクトプリントジョブであってもよい。
(8)上記実施形態では印刷用紙23Cに白紙の画像を形成するときは印刷用紙23Cの前後の印刷用紙23B、23Dに画像を形成するときに動作する構成要素の動作を抑制しない場合を例に説明したが、印刷用紙23Cに白紙の画像を形成するときは、印刷用紙23B、23Dに画像を形成するときに比べ、構成要素の動作を抑制するようにしてもよい。
ただし、その場合は、動作を切り替えても画像形成の効率が低下しない構成要素、又は、画像形成の効率の低下が小さい構成要素のみ動作を抑制することが望ましい。あるいは、完全に動作を抑制すると画像形成の効率が低下する構成要素の場合には、画像形成の効率が低下しない程度に動作を抑制することが望ましい。
例えば、ポリゴンミラーを回転駆動するモータの場合は、印刷用紙23に白紙印刷するとき、回転速度をやや落とす程度に動作を抑制することにより、画像形成の効率の低下を抑制しつつ構成要素の動作を抑制してもよい。定着部44についても同様である。
1・・・画像形成装置、21・・・印刷用紙収容部、22・・・セパレート紙収容部、23・・・印刷用紙、25・・・セパレート紙、30・・・搬送部、36・・・ベルト、40・・・画像形成部、43・・・転写ローラ、44・・・定着部、50・・・排紙トレイ、71・・・クリーニングローラ、81・・・制御部、83・・・操作部、85・・・現像カートリッジ離間機構、86・・・プロセスカートリッジ離間機構、87・・・クリーニングユニット離間機構、89・・・ファクシミリ送受信部、90・・・電力供給部、103・・・現像ローラ、104・・・感光体、T・・・搬送経路

Claims (9)

  1. 画像が形成されるシート状媒体を収容するシート状媒体収容部と、
    画像が形成された後の前記シート状媒体を仕切るためのセパレート媒体を収容するセパレート媒体収容部と、
    前記セパレート媒体を排出する排出条件が満たされたか否かを判定する排出条件判定部と、
    前記シート状媒体を搬送経路に沿って搬送するとともに、前記排出条件判定部によって前記排出条件が満たされたと判定される毎に前記セパレート媒体を前記搬送経路に沿って搬送する搬送部と、
    1以上の構成要素を有し、前記構成要素を動作させることにより、前記搬送経路に沿って搬送されている前記シート状媒体に画像を形成する画像形成部と、
    前記搬送部によって搬送された前記シート状媒体と前記セパレート媒体とが積載される積載部と、
    前記画像形成部を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記セパレート媒体が前記画像形成部を通過するときは、前記画像形成部を制御して前記シート状媒体に白紙の画像を形成させるときに比べ、前記構成要素の動作を抑制する、画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置であって、
    前記制御部は、前記シート状媒体に白紙の画像を形成させるときは、当該シート状媒体の直前又は直後の前記シート状媒体に画像を形成させるときに動作する前記構成要素の動作を抑制しない、画像形成装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置であって、
    前記構成要素は、当該画像形成装置に交換可能に装着される消耗品である、画像形成装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
    前記構成要素は、当該画像形成装置を構成する他の要素に接触して動作するものであり、
    当該画像形成装置は前記構成要素を前記他の要素に接触及び離間させる駆動部を有し、
    前記制御部は、前記駆動部を制御して前記構成要素を前記他の要素から離間させることによって前記構成要素の動作を抑制する、画像形成装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
    前記構成要素は所定の電力を供給されて動作するものであり、
    当該画像形成装置は前記構成要素に電力を供給する電力供給部を備え、
    前記制御部は、前記電力供給部を制御して前記構成要素に供給する電力を前記所定の電力より小さくするか又は電力の供給を停止することによって前記構成要素の動作を抑制する、画像形成装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
    前記画像形成部は1以上のページの印刷データからなる印刷ジョブに基づいて画像を形成し、
    前記搬送部は、前記印刷ジョブの実行前又は実行後に前記セパレート媒体を搬送し、
    前記制御部は、前記印刷ジョブのページ数が第1の閾値未満である場合は、前記セパレート媒体が前記画像形成部を通過するとき、前記構成要素の動作を抑制し、前記ページ数が前記第1の閾値以上の場合は、前記セパレート媒体が前記画像形成部を通過するとき、前記構成要素の動作を抑制しない、画像形成装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
    前記構成要素の消耗度を判断する判断部を備え、
    前記制御部は、前記構成要素の消耗度が第2の閾値未満である場合は、前記セパレート媒体が前記画像形成部を通過するとき、前記構成要素の動作を抑制せず、前記消耗度が前記第2の閾値以上の場合は、前記セパレート媒体が前記画像形成部を通過するとき、前記構成要素の動作を抑制する、画像形成装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
    公衆回線を介して外部装置から送信された印刷ジョブを受信する受信部を備え、
    前記画像形成部は前記印刷ジョブに基づいて画像を形成し、
    前記制御部は、前記画像形成部が前記受信部によって受信された前記印刷ジョブに基づいて画像を形成させる場合は、前記セパレート媒体が前記画像形成部を通過するとき、前記構成要素の動作を抑制し、前記受信部によって受信された前記印刷ジョブ以外の印刷ジョブに基づいて画像を形成させる場合は、前記セパレート媒体が前記画像形成部を通過するとき、前記構成要素の動作を抑制しない、画像形成装置。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
    前記構成要素の動作を抑制するか否かをユーザの操作により設定する設定部を備え、
    前記制御部は、前記設定部で前記構成要素の動作を抑制する設定がなされている場合は、前記セパレート媒体が前記画像形成部を通過するとき、前記構成要素の動作を抑制し、前記設定部で前記構成要素の動作を抑制する設定がなされていない場合は、前記セパレート媒体が前記画像形成部を通過するとき、前記構成要素の動作を抑制しない、画像形成装置。
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