JP2007155767A - 画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム、及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】画像形成装置における省エネモード復帰後の定着立ち上がり時間を短縮することにあり、また、定着装置への電力供給を充分に行なうことにある。
【解決手段】制御手段502が低電力モードから通常電力モードへの復帰時に補助電源装置80からDC電力の供給を行なうことにより、定着装置214へ最大供給電力を供給することができ、低電力モードから通常電力モードへの復帰時間の短縮をはかることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム、及び記憶媒体に関する。
複写機やプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置は、感光体、感光体の周囲に設けられる帯電器部、露光部、現像部、及び転写部等からなる作像部と、その転写部で転写紙に転写されたトナー像を定着するための定着装置とを備えている。その定着装置にはヒータを内蔵した定着ローラが設けられている。また、その定着ローラの温度を一定に保つためにヒータへの通電を制御するヒータ制御装置が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−236492号公報
このような画像形成装置においては、電源投入時や省エネモード復帰時に印刷可能となるまでの立ち上がり時間が速いことが要求される。一般的に立ち上がり時間に最も影響する要因は、定着の立ち上がり時間であり、定着の立ち上がり時間を短くすることが、印刷可能となるまでの立ち上がり時間を短くすることにつながる。
また、最近では、ネットワークを介して外部装置と接続可能な画像形成装置が一般的となってきており、画像形成装置を常時通電して使用することが多く、省エネモード復帰時間の短縮が重要視されている。
そこで、本発明の主な目的は、画像形成装置における省エネモード復帰後の定着立ち上がり時間を短縮することにある。また、本発明の副次的な目的は、定着装置への電力供給を充分に行なうことにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、AC電力とDC電力とを供給する主電源装置と、蓄電可能なDC電力を供給する補助電源装置と、前記主電源装置及び前記補助電源装置を用いて所定の期間DC電力を前記補助電源装置から供給する制御手段とを備えた画像形成装置において、前記制御手段は、低電力モードから通常電力モードへの復帰時に前記補助電源装置からDC電力の供給を行なうことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、制御手段が低電力モードから通常電力モードへの復帰時に補助電源装置からDC電力の供給を行なうことにより、定着装置へ最大供給電力を供給することができ、低電力モードから通常電力モードへの復帰時間の短縮をはかることができる。
請求項2に記載の発明は、AC電力とDC電力とを供給する主電源装置と、蓄電可能なDC電力を供給する補助電源装置と、前記主電源装置及び前記補助電源装置を用いて所定の期間DC電力を前記補助電源装置から供給する制御手段とを備えた画像形成装置において、前記制御手段は、休止モードから通常電力モードへの復帰時に前記補助電源装置からDC電力の供給を行なうことを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、制御手段が休止モードから通常電力モードへの復帰時に補助電源装置からDC電力の供給を行なうことにより、定着装置へ最大供給電力を供給することができ、休止モードから通常電力モードへの復帰時間の短縮をはかることができる。
請求項3に記載の発明は、AC電力とDC電力とを供給する主電源装置と、蓄電可能なDC電力を供給する補助電源装置と、前記主電源装置及び前記補助電源装置を用いて所定の期間DC電力を前記補助電源装置から供給する制御手段とを備えた画像形成装置において、前記制御手段は電源投入時に前記補助電源装置からDC電力の供給を行なうことを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、制御手段が電源投入時に補助電源装置からDC電力の供給を行なうことにより、定着装置へ最大供給電力を供給することができ、電源投入時からの装置の立ち上がり時間の短縮をはかることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記制御手段は、装置立ち上げ時に所定の処理がある場合、前記補助電源装置からDC電力の供給への移行を行なわず前記主電源装置から電力の供給を行なうことを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、制御手段が装置立ち上げ時に所定の処理がある場合、補助電源装置からDC電力の供給への移行を行なわず主電源装置から電力の供給を行なうことにより、補助電源装置の無駄な放電を防止することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の画像形成装置において、前記所定の処理は、画像位置合わせ処理であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、所定の処理が画像位置合わせ処理であることにより、補助電源装置からのDC電力の供給に移行しないので、補助電源装置の無駄な放電を防止することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の画像形成装置において、前記所定の処理は、プロセス条件処理であることを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、所定の処理がプロセス条件処理であることにより、補助電源装置からのDC電力の供給に移行しないので、補助電源装置の無駄な放電を防止することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項4に記載の画像形成装置において、前記所定の処理は、コントローラ立ち上げ処理であることを特徴とする。
請求項7に記載の発明によれば、所定の処理がコントローラ立ち上げ処理であることにより、補助電源装置からのDC電力の供給に移行しないので、補助電源装置の無駄な放電を防止することができる。
請求項8に記載の発明は、請求項4に記載の画像形成装置において、前記所定の処理は、トナー補給要求処理であることを特徴とする。
請求項8に記載の発明によれば、所定の処理がトナー補給要求処理であることにより、補助電源装置からのDC電力の供給に移行しないので、補助電源装置の無駄な放電を防止することができる。
請求項9に記載の発明は、請求項4に記載の画像形成装置において、前記所定の処理は、用紙補給要求処理であることを特徴とする。
請求項9に記載の発明によれば、所定の処理が用紙補給要求処理であることにより、用紙補給要求処理がある場合、補助電源装置からのDC電力の供給に移行しないので、補助電源装置の無駄な放電を防止することができる。
請求項10に記載の発明は、請求項4に記載の画像形成装置において、前記所定の処理は、廃トナー廃棄要求処理であることを特徴とする。
請求項10に記載の発明によれば、所定の処理が廃トナー廃棄要求処理であることにより、補助電源装置からのDC電力の供給に移行しないので、補助電源装置の無駄な放電を防止することができる。
請求項11に記載の発明は、請求項4に記載の画像形成装置において、前記所定の処理は、排紙取り除き要求処理であることを特徴とする。
請求項11に記載の発明によれば、所定の処理が排紙取り除き要求処理であることにより、補助電源装置からのDC電力の供給に移行しないので、補助電源装置の無駄な放電を防止することができる。
請求項12に記載の発明は、画像形成装置に対し、主電源装置よりAC電力とDC電力とを供給し、補助電源装置より所定の期間DC電力を供給する画像形成方法において、低電力モードから通常電力モードへの復帰時に前記補助電源装置からDC電力の供給を行なうことを特徴とする。
請求項12に記載の発明によれば、低電力モードから通常電力モードへの復帰時に補助電源装置からDC電力の供給を行なうことにより、定着装置へ最大供給電力を供給することができ、低電力モードから通常電力モードへの復帰時間の短縮をはかることができる。
請求項13に記載の発明は、画像形成装置に対し、主電源装置よりAC電力とDC電力とを供給し、補助電源装置より所定の期間DC電力を供給する画像形成方法において、休止モードから通常電力モードへの復帰時に前記補助電源装置からDC電力の供給を行なうことを特徴とする。
請求項13に記載の発明によれば、休止モードから通常電力モードへの復帰時に補助電源装置からDC電力の供給を行なうことにより、定着装置へ最大供給電力を供給することができ、休止モードから通常電力モードへの復帰時間の短縮をはかることができる。
請求項14に記載の発明は、画像形成装置に対し、主電源装置よりAC電力とDC電力とを供給し、補助電源装置より所定の期間DC電力を供給する画像形成方法において、電源投入時に前記補助電源装置からDC電力の供給を行なうことを特徴とする。
請求項14に記載の発明によれば、電源投入時に補助電源装置からDC電力の供給を行なうことにより、定着装置へ最大供給電力を供給することができ、電源投入時からの装置の立ち上がり時間の短縮をはかることができる。
請求項15に記載の発明は、画像形成装置の実質的なコンピュータに対し、主電源装置よりAC電力とDC電力とを供給する処理と、補助電源装置より所定の期間DC電力を供給する処理とを実行させる画像形成プログラムにおいて、前記コンピュータに、低電力モードから通常電力モードへの復帰時に前記補助電源装置からDC電力の供給を行なう処理を実行させることを特徴とする。
請求項15に記載の発明によれば、コンピュータに、低電力モードから通常電力モードへの復帰時に前記補助電源装置からDC電力の供給を行なう処理を実行させることにより、定着装置へ最大供給電力を供給することができ、低電力モードから通常電力モードへの復帰時間の短縮をはかることができる。
請求項16に記載の発明は、画像形成装置の実質的なコンピュータに対し、主電源装置よりAC電力とDC電力とを供給する処理と、補助電源装置より所定の期間DC電力を供給する処理とを実行させる画像形成プログラムにおいて、前記コンピュータに、休止モードから通常電力モードへの復帰時に前記補助電源装置からDC電力の供給を行なう処理を実行させることを特徴とする。
請求項16に記載の発明によれば、コンピュータに、休止モードから通常電力モードへの復帰時に前記補助電源装置からDC電力の供給を行なう処理を実行させることにより、定着装置へ最大供給電力を供給することができ、休止モードから通常電力モードへの復帰時間の短縮をはかることができる。
請求項17に記載の発明は、画像形成装置の実質的なコンピュータに対し、主電源装置よりAC電力とDC電力とを供給する処理と、補助電源装置より所定の期間DC電力を供給する処理とを実行させる画像形成プログラムにおいて、前記コンピュータに、電源投入時に前記補助電源装置からDC電力の供給を行なう処理を実行させることを特徴とする。
請求項17に記載の発明によれば、コンピュータに、電源投入時に補助電源装置からDC電力の供給を行なう処理を実行させることにより、定着装置へ最大供給電力を供給することができ、電源投入時からの装置の立ち上がり時間の短縮をはかることができる。
請求項18に記載の発明は、画像形成装置の実質的なコンピュータに対し、主電源装置よりAC電力とDC電力とを供給する処理と、補助電源装置より所定の期間DC電力を供給する処理とを実行させる画像形成プログラムを記憶した記憶媒体において、前記コンピュータに、低電力モードから通常電力モードへの復帰時に前記補助電源装置からDC電力の供給を行なう処理を実行させる画像形成プログラムを記憶したことを特徴とする。
請求項18に記載の発明によれば、コンピュータに、低電力モードから通常電力モードへの復帰時に前記補助電源装置からDC電力の供給を行なう処理を実行させる画像形成プログラムを記憶した記憶媒体を用いることにより、定着装置へ最大供給電力を供給することができ、低電力モードから通常電力モードへの復帰時間の短縮をはかることができる。
請求項19に記載の発明は、画像形成装置の実質的なコンピュータに対し、主電源装置よりAC電力とDC電力とを供給する処理と、補助電源装置より所定の期間DC電力を供給する処理とを実行させる画像形成プログラムを記憶した記憶媒体において、前記コンピュータに、休止モードから通常電力モードへの復帰時に前記補助電源装置からDC電力の供給を行なう処理を実行させる画像形成プログラムを記憶したことを特徴とする。
請求項19に記載の発明によれば、コンピュータに、休止モードから通常電力モードへの復帰時に前記補助電源装置からDC電力の供給を行なう処理を実行させる画像形成プログラムを記憶した記憶媒体を用いることにより、定着装置へ最大供給電力を供給することができ、休止モードから通常電力モードへの復帰時間の短縮をはかることができる。
請求項20に記載の発明は、画像形成装置の実質的なコンピュータに対し、主電源装置よりAC電力とDC電力とを供給する処理と、補助電源装置より所定の期間DC電力を供給する処理とを実行させる画像形成プログラムにおいて、前記コンピュータに、電源投入時に前記補助電源装置からDC電力の供給を行なう処理を実行させる画像形成プログラムを記憶したことを特徴とする。
請求項20に記載の発明によれば、コンピュータに、電源投入時に前記補助電源装置からDC電力の供給を行なう処理を実行させる画像形成プログラムを記憶したことにより、定着装置へ最大供給電力を供給することができ、電源投入時からの装置の立ち上がり時間の短縮をはかることができる。
本発明によれば、制御手段が低電力モードから通常電力モードへの復帰時に補助電源装置からDC電力の供給を行なうことにより、定着装置へ最大供給電力を供給することができ、低電力モードから通常電力モードへの復帰時間の短縮をはかることができる。
本発明の画像形成装置に係る一実施の形態は、AC電力とDC電力とを供給する主電源装置と、蓄電可能なDC電力を供給する補助電源装置と、主電源装置及び補助電源装置を用いて所定の期間DC電力を補助電源装置から供給する制御手段とを備えた画像形成装置であって、制御手段は、低電力モードから通常電力モードへの復帰時に補助電源装置からDC電力の供給を行なうことを特徴とする。
AC電力は、商用電力であり、例えば、交流100V50Hz(もしくは100V60Hz)が挙げられる。
DC電力は、直流電力であり、例えば、+24V、+5Vが挙げられる。DC電力は例えばスイッチングレギュレータにより得られるようになっている。
補助電源装置にはキャパシタを用いたキャパシタ電源ユニットが用いられる。
制御手段には、マイクロプロセッサが用いられる。
また、本発明の画像形成装置に係る他の実施の形態は、AC電力とDC電力とを供給する主電源装置と、蓄電可能なDC電力を供給する補助電源装置と、主電源装置及び補助電源装置を用いて所定の期間DC電力を補助電源装置から供給する制御手段とを備えた画像形成装置であって、制御手段は、休止モードから通常電力モードへの復帰時に補助電源装置からDC電力の供給を行なうことを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置に係る他の実施の形態は、AC電力とDC電力とを供給する主電源装置と、蓄電可能なDC電力を供給する補助電源装置と、主電源装置及び補助電源装置を用いて所定の期間DC電力を補助電源装置から供給する制御手段とを備えた画像形成装置であって、制御手段は電源投入時に補助電源装置からDC電力の供給を行なうことを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置に係る他の実施の形態は、上記構成に加え、制御手段は、装置立ち上げ時に所定の処理がある場合、補助電源装置からDC電力の供給への移行を行なわず主電源装置から電力の供給を行ってもよい。
また、本発明の画像形成装置に係る他の実施の形態は、上記構成に加え、所定の処理は、画像位置合わせ処理、プロセス条件処理、コントローラ立ち上げ処理、トナー補給要求処理、用紙補給要求処理、廃トナー廃棄要求処理、もしくは、排紙取り除き要求処理であることを特徴とする。
本発明の画像形成方法に係る一実施の形態は、画像形成装置に対し、主電源装置よりAC電力とDC電力とを供給し、補助電源装置より所定の期間DC電力を供給する画像形成方法であって、低電力モードから通常電力モードへの復帰時に補助電源装置からDC電力の供給を行なうことを特徴とする。
本発明の画像形成方法に係る他の実施の形態は、画像形成装置に対し、主電源装置よりAC電力とDC電力とを供給し、補助電源装置より所定の期間DC電力を供給する画像形成方法であって、休止モードから通常電力モードへの復帰時に補助電源装置からDC電力の供給を行なうことを特徴とする。
本発明の画像形成方法に係る他の実施の形態は、画像形成装置に対し、主電源装置よりAC電力とDC電力とを供給し、補助電源装置より所定の期間DC電力を供給する画像形成方法であって、電源投入時に補助電源装置からDC電力の供給を行なうことを特徴とする。
本発明の画像形成プログラムに係る一実施の形態は、画像形成装置の実質的なコンピュータに対し、主電源装置よりAC電力とDC電力とを供給する処理と、電源装置より所定の期間DC電力を供給する処理とを実行させる画像形成プログラムであって、コンピュータに、低電力モードから通常電力モードへの復帰時に補助電源装置からDC電力の供給を行なう処理を実行させることを特徴とする。
本発明の画像形成プログラムに係る他の実施の形態は、画像形成装置の実質的なコンピュータに対し、主電源装置よりAC電力とDC電力とを供給する処理と、補助電源装置より所定の期間DC電力を供給する処理とを実行させる画像形成プログラムであって、コンピュータに、休止モードから通常電力モードへの復帰時に補助電源装置からDC電力の供給を行なう処理を実行させることを特徴とする。
本発明の画像形成プログラムに係る他の実施の形態は、画像形成装置の実質的なコンピュータに対し、主電源装置よりAC電力とDC電力とを供給する処理と、補助電源装置より所定の期間DC電力を供給する処理とを実行させる画像形成プログラムであって、コンピュータに、電源投入時に補助電源装置からDC電力の供給を行なう処理を実行させることを特徴とする。
本発明の記憶媒体に係る一実施の形態は、画像形成装置の実質的なコンピュータに対し、主電源装置よりAC電力とDC電力とを供給する処理と、補助電源装置より所定の期間DC電力を供給する処理とを実行させる画像形成プログラムを記憶した記憶媒体であって、コンピュータに、低電力モードから通常電力モードへの復帰時に補助電源装置からDC電力の供給を行なう処理を実行させる画像形成プログラムを記憶したことを特徴とする。
本発明の記憶媒体に係る他の実施の形態は、画像形成装置の実質的なコンピュータに対し、主電源装置よりAC電力とDC電力とを供給する処理と、補助電源装置より所定の期間DC電力を供給する処理とを実行させる画像形成プログラムを記憶した記憶媒体であって、コンピュータに、休止モードから通常電力モードへの復帰時に補助電源装置からDC電力の供給を行なう処理を実行させる画像形成プログラムを記憶したことを特徴とする。
本発明の記憶媒体に係る他の実施の形態は、画像形成装置の実質的なコンピュータに対し、主電源装置よりAC電力とDC電力とを供給する処理と、補助電源装置より所定の期間DC電力を供給する処理とを実行させる画像形成プログラムを記憶した記憶媒体において、コンピュータに、電源投入時に補助電源装置からDC電力の供給を行なう処理を実行させる画像形成プログラムを記憶したことを特徴とする。
ここで、記憶媒体としては、例えば、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、フレキシブルディスク(FD)、CD−R(CD Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)などのコンピュータで読み取り可能な記憶媒体、HDD(Hard Disc Driver)、フラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、FeRAM(強誘電体メモリ)等の半導体メモリが挙げられる。
以上において、本実施形態により、画像形成装置における省エネモード復帰後の定着立ち上がり時間を短縮することができ、定着装置への電力供給を充分に行なうことができる。
次に本発明に係る実施例について図面を参照して説明する。
図1に、本発明に係る実施例1のフルカラーデジタル複合機能複写機MF1の外観を示す。
このフルカラー複写機MF1は、大略で、自動原稿送り装置(ADF)120と、操作ボード10と、カラースキャナ100と、カラープリンタ200の各ユニットとで構成されている。
なお、操作ボード10と、ADF120付きのカラースキャナ100とは、プリンタ200から分離可能なユニットであり、カラースキャナ100は、動力機器ドライバやセンサ入力およびコントローラを有する制御ボードを有して、エンジンコントローラ(CPU508:図3)と直接または間接に通信を行いタイミング制御されて原稿画像の読み取りを行なう。
スキャナ100およびプリンタ200ならびにエンジン(510:図3)を接続したコントローラボード(501:図3)には、パソコンPCが接続したLAN(Local Area Network)が接続されており、ファクシミリコントロールユニット(FCU 506:図3)には、電話回線PN(ファクシミリ通信回線)に接続された交換器PBXが接続されている。
図2に、複合機能複写機MF1のカラープリンタ200の機構を示す。
この実施例のカラープリンタ200は、レーザプリンタである。このレーザプリンタ200は、マゼンダ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)および黒(ブラック:K)の各色の画像を形成するための4組のトナー像形成ユニットa〜dが、第1転写ベルト208の送り方向(図中の左から右方向y)に沿ってこの順に配置されている。
即ち、このカラープリンタ200は、4連ドラム方式(タンデム方式)のフルカラー画像形成装置である。
回転可能に支持され矢印方向に回転する感光体201の外周部には、除電装置、クリーニング装置、帯電装置202および現像装置204が配置されている。帯電装置202と現像装置204との間には、露光装置203から発せられる光情報の入るスペースが確保されている。感光体201の数は4個であるが、それぞれ周囲に設けられる画像形成用の部品構成は前述と同様の構成である。
現像装置204がそれぞれ扱う色材(トナー)の色は異なっている。各感光体201(4個)の一部が、第1転写ベルト208に接している。なお、本実施例では感光体が円筒状の場合で説明しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、ベルト状の感光体を採用してもよい。
第1転写ベルト208は矢印y方向に送り可能に、回転する支持ローラおよび駆動ローラ間に支持、張架されており、第1転写ベルト208の裏側(ループの内側)には、第1転写ローラが感光体201の近傍にそれぞれ配置されている。ベルトループの外側には、第1転写ベルト208用のクリーニング装置が配置されている。クリーニング装置は、第1転写ベルト208より転写紙(用紙)又は第2転写ベルトにトナー像を転写した後にその表面に残留する不要のトナーを拭い去る。
露光装置203は公知のレーザ方式で、フルカラー画像形成に対応した光情報を、一様に帯電された感光体201の表面に潜像として照射する。本実施例では露光装置がレーザ方式の場合で説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、LEDアレイと結像手段から成る露光装置を採用してもよい。
図2上で、第1転写ベルト208の右方には、第2転写ベルト215が配置されている。第1転写ベルト208と第2転写ベルト215とは接触し、あらかじめ定められた転写ニップを形成する。
第2転写ベルト215は矢印方向に送り可能に、支持ローラおよび駆動ローラ間に支持、張架されており、第2転写ベルト215の裏側(ループの内側)には、第2転写手段が配置されている。
第2転写ベルト215のベルトループの外側には、第2転写ベルト用のクリーニング装置、チャージャ等が配置されている。このクリーニング装置は、用紙にトナーを転写した後、残留する不要のトナーを拭い去る。
転写紙(用紙)は、図の下方の給紙カセット209、210に収納されており、最上の用紙が給紙ローラで1枚づつ、複数の用紙ガイドを経てレジストローラ233に搬送される。
第2転写ベルト215の上方には、定着器214、排紙ガイド224、排紙ローラ225、排紙スタック226が配置されている。
第1転写ベルト208の上方で、排紙スタック226の下方には、補給用のトナーが収納できる収納部227が設けられている。トナーの色はマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの四色があり、カートリッジの形態に対応している。各カートリッジから粉体ポンプ等により対応する色の現像装置204に適宜補給される。
ここで、図2に示した画像形成装置における両面印刷のときの各部の動作を説明する。
まず感光体201a〜201dによる作像が行われる。すなわち、露光装置203の作動により、不図示のLD光源からの光が不図示の光学部品を経て、帯電装置202で一様に帯電された感光体201のうち、作像ユニットaの感光体上に至り、書き込み情報(色に応じた情報)に対応した潜像を形成する。
感光体201上の潜像は現像装置204で現像され、トナーによる顕像が感光体201の表面に形成され保持される。このトナー像は、第1転写手段により、感光体201と同期して送られる第1転写ベルト208の表面に転写される。感光体201の表面は、残存するトナーがクリーニング装置でクリーニングされ、除電装置で除電され、次の作像サイクルに備える。
第1転写ベルト208は、表面に転写されたトナー像を坦持し、矢印の方向に送られる。作像ユニットbの感光体201には、別の色に対応する潜像が書き込まれ、対応する色のトナーで現像されて顕像となる。この顕像は、すでに第1転写ベルト208に乗っている前の色の顕像に重ねられ、最終的に4色重ねられる。
なお、単色黒のみを形成する場合もある。このとき同期して第2転写ベルト215は矢印方向に送られており、第2転写手段117の作用で、第2転写ベルト215の表面に第1転写ベルト208表面に作られた画像が転写される。
いわゆるタンデム形式である4個の作像ユニットa〜dの各感光体201上で画像が形成されながら、第1転写ベルト208と第2転写ベルト215とが送られ、作像が進められるので、その時間が短縮できる。
第1転写ベルト208が、所定の送り位置まで送られると、用紙の別の面に作成されるべきトナー画像が、前述したような工程で再度感光体201により作像され、給紙が開始される。
給紙カセット121又は給紙カセット122内の最上部にある用紙が引き出されてレジストローラ233に搬送される。レジストローラ233を経て、第1転写ベルト208と第2転写ベルト215との間に搬送される用紙の片側の面に、第1転写ベルト208表面のトナー像が、第2転写手段117により転写される。
更に記録媒体は上方に搬送され、第2転写ベルト215表面のトナー像が、チャージャにより用紙のもう一方の面に転写される。転写に際して、用紙は画像の位置が正規のものとなるよう、タイミングがとられて搬送される。
上記のステップで両面にトナー像が転写された用紙は、定着器214に送られ、用紙上のトナー像(両面)が一度に溶融、定着され、ガイド224を経て排紙ローラ225により本体フレーム上部の排紙スタック226に排出される。
図2のように、排紙部224〜226を構成した場合、両面画像のうち後から用紙に転写される面(頁)、すなわち第1転写ベルト208から用紙に直接転写される面が下面となって、排紙スタック226に載置されるため、頁揃えをしておくには第2頁目の画像を先に作成し、第2転写ベルト215にそのトナー像を保持し、第1頁目の画像を第1転写ベルト208から用紙に直接転写する。
第1転写ベルト208から直接に用紙に転写される画像は、感光体表面で正像になり、第2転写ベルト215から用紙に転写されるトナー像は、感光体表面で逆像(鏡像)になるよう露光される。このような頁揃えのための作像順、ならびに、正像、逆像(鏡像)に切り換える画像処理も、コントローラ501上でのメモリに対する画像データの読書き制御によって行っている。第2転写ベルト215から用紙に転写した後、ブラシローラ、回収ローラ、ブレード等を備えたクリーニング装置が、第2転写ベルト215に残留する不要なトナーや紙粉を除去する。
図2では第2転写ベルト215のクリーニング装置のブラシローラが第2転写ベルト215の表面から離れた状態にある。そのブラシローラは、支点を中心として揺動可能で、第2転写ベルト215の表面に接離可能な構造になっている。
用紙に転写する以前で、第2転写ベルト215がトナー像を担持しているとき離し、クリーニングが必要のとき、図で反時計方向に揺動し接触させる。除去された不要トナーはトナー収納部に集められる。
以上が、「両面転写モード」を設定した両面印刷モードの作像プロセスである。両面印刷の場合には、常にこの作像プロセスで印刷が行われる。
片面印刷の場合には、「第2転写ベルト215による片面転写モード」と「第1転写ベルト208による片面転写モード」との2つのモードがあり、前者の第2転写ベルト215を用いる片面転写モードを設定した場合には、第1転写ベルト208に3色又は4色重ねもしくは単色黒で形成された顕像が第2転写ベルト215に転写され、用紙の片面に転写される。用紙の他面には画像転写はない。この場合、排紙スタック226に排出された印刷済用紙の上面に印刷画面がある。後者の第1転写ベルト208を用いる片面転写モードを設定した場合には、第1転写ベルト208に3色又は4色重ねもしくは単色黒で形成された顕像が、第2転写ベルト215には転写されずに、用紙の片面に転写される。用紙の他面には画像転写はない。この場合は、排紙スタック226に排出された印刷済用紙の下面に印刷画面がある。
図3に、図1に示す複合機能複写機MF1の電装系統のシステム構成を示す。
電装システムは、画像形成装置の全体制御を行なうシステムコントローラ501、コントローラ501に接続された、画像形成装置の操作ボード10、画像データを記憶するHDD503、アナログ回線を使用して外部との通信を行なう通信コントロール装置インターフェースボード504、LANインターフェースボード505、汎用PICバスに接続された、FAXのコントロールユニット506、IEEE1394ボード、無線LANボード、USBボード等507と、PCIバスでコントローラに接続されたエンジン制御510、エンジン制御510に接続された、画像形成装置のI/Oを制御するI/Oボード513、及び、コピー原稿(画像)を読込むスキャナーボード(SBU:Sensor Board Unit)511、及び画像データが表わす画像光を感光体ドラム上に投射する(光書込みする)LDB(レーザダイオードボード)512等で構成される。
原稿を光学的に読み取る画像スキャナ100は、原稿に対する原稿照明光源の走査を行い、CCD520に原稿像を結像する。原稿像すなわち原稿に対する光照射の反射光をCCD520で光電変換してR(Red)、G(Green)、B(Blue)画像信号を生成する。
通信コントロール装置インターフェースボード504は、装置に不具合が発生した場合に外部の遠隔地診断装置に即時に通報し、故障個所の内容,状況等をサービスマンが認識し早急に修理することを可能としている。また、それ以外に装置の使用状況等の発信にも使用されている。
図3に示すCCD520は、3ラインカラーCCDであり、EVENch(偶数画素チャンネル)/ODDch(奇数画素チャンネル)のR、G、B画像信号を生成し、SBUボードのアナログASIC(Application Specific IC)に入力する。SBUボード511にはアナログASIC及び,CCD、アナログASICの駆動タイミングを発生する回路を備えている。CCD520の出力は、アナログASIC内部のサンプルホールド回路により、サンプルホールドされその後、A/D変換され、R、G、Bの画像データに変換し、且つシェーディング補正し、そして出力I/F(インターフェース)520で画像データバスを介して画像データ処理器IPP(Image Processing Processor;以下では単にIPPと記述)に送出する。
IPPは画像処理をおこなうプログラマブルな演算処理手段であり、分離生成(画像が文字領域か写真領域かの判定:像域分離)、地肌除去、スキャナガンマ変換、フィルタ、色補正、変倍、画像加工、プリンタガンマ変換および階調処理を行なう。SBUからIPPに転送された画像データは、IPPにて光学系およびデジタル信号への量子化に伴う信号劣化(スキャナ系の信号劣化)を補正され、フレームメモリ521に書き込まれる。
システムコントローラ501には、CPU502及びシステムコントローラボードの制御を行なうROM、CPU502が使用する作業用メモリであるRAM,リチウム電池を内蔵し、SRAMのバックアップと時計とを内蔵したNV−RAM及び、システムコントローラボードのシステバス制御、フレームメモリ制御、FIFO等のCPU周辺を制御するASIC及びそのインターフェース回路等が搭載されている。
システムコントローラ501は、スキャナアプリケーション、ファクシミリアプリケーション、プリンタアプリケーションおよびコピーアプリケーション等の複数アプリケーションの機能を有し、システム全体の制御を行なう。操作ボード10の入力を解読して本システムの設定とその状態内容を操作ボード10の表示部に表示する。
PCIバスには多くのユニットが接続されており、画像データバス/制御コマンドバスで、画像データと制御コマンドとが時分割で転送される。通信コントロール装置インターフェースボード504は、通信コントロール装置と、コントローラ501との通信インターフェースボードである。コントローラ501との通信は、例えば全二重非同期シリアル通信で接続されている。通信コントロール装置522とは、RS−485インターフェース規格により、マルチドロップ接続されている。遠隔の管理システムとの通信は、この通信コントローラ装置インターフェースボード504を経由して実施される。
LANインターフェースボード505は、社内LANに接続されており、社内LANとコントローラ501との通信インターフェースボードであり、PHYチップを搭載している。LANインターフェースボード505とコントローラ501とは、PHYチップI/F及びI2CバスI/Fの標準的な通信インターフェースで接続されている。外部機器との通信はこのLANインターフェースボード505を経由して実施される。
HDD503は、システムのアプリケーションプログラムならびにプリンタ、作像プロセス機器の機器付勢情報を格納するアプリケーションデータベース、ならびに、読み取り画像や書き込み画像のイメージデータ、すなわち画像データ、ならびにドキュメントデータを蓄える画像データベースとして用いられる。物理インターフェース、電気的インターフェース共に、ATA/ATAPI−4に準拠したインターフェースでコントローラに接続されている。
操作ボード10には、CPU及びROM、RAM、LCD及びキー入力を制御するASIC(LCDC)が搭載されている。ROMには操作ボード10の入力読込み、及び表示出力を制御する、操作ボード10の制御プログラムが書き込まれている。
RAMは、CPUで使用する作業用メモリである。システムコントローラ501との通信により、パネルを操作して使用者がシステム設定の入力を行なう入力と、使用者にシステムの設定内容,状態を表示する、表示および入力の制御が行われている。
システムコントローラ501のワークメモリから出力されたブラック(Bk)、シアン(C)、マデンタ(M)、イエロー(Y)の各色の書き込み信号は、LDB(Laser Diode control Board)512のBk、C、M、Yの各LD(Laser Diode)書き込み回路に入力される。各LD書き込み回路でLD電流制御(変調制御)が行われ、各LDに出力される。
エンジン制御510は、画像形成の作像作成制御を主として行い、CPU508及び、画像処理を行なうIPP、複写およびプリントアウトを制御するため必要なプログラムを内蔵したROM、その制御に必要なRAM、及びNV―RAMを搭載している。NV−RAMにはSRAMと、電源OFFを検知して、EEPROMにストアするメモリとが搭載されている。また、他の制御を行なうCPUとの信号の送受信を行なう、シリアルインターフェースも備えている。I/O ASICは、エンジン制御ボードが実装された、近くのI/O(カウンター、ファン、ソレノイド、モータ等)を制御するASICである。I/O制御ボード513とエンジン制御ボード510とは同期シリアルインターフェース接続されている。
I/O制御ボード513には、サブCPU515が搭載されており、定着温度センサ、キャパシタ電源装置の出力電圧Vco、Pセンサ、Tセンサ等のアナログ信号をデジタル変換して読み込み、出力機器の駆動、用紙センサ参照するジャム検出、用紙搬送制御も含む画像形成装置のI/O制御を行っている。インターフェース回路516は、各種センサ、アクチュエータ(モータ、クラッチ、ソレノイド)とのインターフェース回路である。
電源装置PSU514は、画像形成装置を制御する電源を供給するユニットである。メインSW79(図4)のオン(閉)により、商用電源が供給される。その商用電源からAC制御回路540に商用ACが供給され、AC制御回路540が定着装置214のメインヒータ518(図4)に交流電力を給電する。電源装置PSU514には、複写機各部に直流電圧を供給する主電源回路および複写機各部に直流電源を供給する補助電源としてのキャパシタ電源装置80(図4)がある。
図4に、電源回路514の概要を示す。
メインSW(元電源スイッチ)79が閉じられると、商用交流100Vが、電源回路514の整流平滑回路81およびAC制御回路540に加わる。整流平滑回路81の直流出力がDC/DCコンバータ82に印加される。この例ではDC/DCコンバータ82は、安定化した+24Vおよび+5Vの2系統の直流電圧+24VE、+5VEを発生する。
電源回路514では、コンバータ出力がキャパシタ電源装置80の接続切換回路90dを経由して+24VE(+24Vの電圧)と+5VE(+5Vの電圧)とにそれぞれスイッチ84、85が接続されている。定着装置214のメインヒータ518に通電するAC制御回路540には、スイッチ83を通して与えられる+24Vによって閉じられる電源リレーがあり、この電源リレーが閉じられることにより、AC制御回路540内の、メインヒータ518に通電する交流通電回路に商用交流ACが印加される。
この交流通電回路は、トライアック(登録商標:位相制御スイッチング素子)を用いる位相制御の交流通電回路であり、I/O制御513が読み込んだ、定着温度センサの温度検出信号を参照して、定着温度が目標温度になるように、トライアックの導通位相を制御する。
上述のスイッチ85は自己保持スイッチであり、コントローラボード501のCPU502からのオン指示信号に応答してオン(導通)となってオンを自己保持し、エンジン制御510のCPU508からのオフ指示信号(リセット指示信号)に応答してオフ(非導通)となって自己保持を解除する。
この自己保持スイッチ85が出力する+5Vが、複写機内各部の制御回路に給電される。スイッチ85に印加される+5VEは、省エネモード(休止モード)において動作モード(スタンバイモード)への復帰条件が成立したかをモニタする回路およびCPU502に印加される。エンジン制御510のCPU508(およびI/O制御513)にはスイッチ85の出力電圧+5Vが印加されるので、エンジン制御510(のCPU508)およびI/O制御513は、コントローラボード501のCPU502が省エネモード(休止モード)から動作モード(スタンバイモード)に復帰するためにスイッチ85をオンにしたときに、スイッチ85が出力する+5Vで付勢されて動作を開始する。
上述のスイッチ83,84のオン/オフを行なう制御信号は、エンジン制御510のCPU508からI/O制御513を介してスイッチ83、84に与えられるが、このオン/オフの切り換え指示はコントローラボード501のCPU502が、省エネモード/動作モードの切り換えが必要になったときに、エンジン制御510のCPU508に指示する。
定着装置214の定着温度を、トナー像を転写した転写紙の定着処理に定められた目標温度又はそれよりやや低い温度に維持して、コピースタートあるいはプリントコマンドに応答して実質上遅れ時間無く画像形成を開始することが出来る「スタンバイモード」(待機モード;通常モード)では、スイッチ83,84および85がすべてオンである。
「低電力モード」(省エネモード)では、コントローラボード501のCPU502は、エンジン制御510のCPU508を介して、定着装置214のメインヒータ518に通電するAC制御回路540内の電源リレーにオン指示電圧+24Vを与えるスイッチ83を、オフに切り換える。すなわちCPU502はAC制御回路540への電源を遮断する。「低電力モード」では、プリント出力を伴わない、HDD503に蓄積又は登録する画像読取、ファクシミリ送信のための画像読取、パソコンPCに送る原稿の画像読取のための、スキャナ100およびADF120の動作は可能にするために、動力系に+24Vを給電するスイッチ84および制御系および通信系に+5Vを給電するスイッチ85はオンを継続する。
「休止モード」では、コントローラボード501のCPU502は、エンジン制御510のCPU508を介して、+24Vを給電するスイッチ84および+5Vを給電するスイッチ85を、ともにオフにする。すなわちCPU502はスイッチ83〜85のすべてをオフにする。
しかし休止モードでは、スイッチ83〜85がオフではあるが、スキャナ100の圧板スイッチ、ADF120の原稿センサおよび操作ボード10の電源キースイッチの各検出信号線には、+5VEが印加される。また、パソコンPCのプリントコマンドを検知する電気回路、および、ファクシミリコントロールユニットFCUのファクシミリ受信検知回路に、+5VEが継続して印加される。
次の図5に、上述の省エネ切り換えの各モードと、給電スイッチ83〜85のオン/オフとの関係を示し、図6には、上述の各モードで可能な情報処理項目を示す。
図6上の「送,受信」はFCUの、プリントアウトを伴わないファクシミリ送,受信であり、データ保持は、メモリ406の蓄積画像データの保持である。
電源回路514には、主電源の+24VEの替わりに+24VEを給電するキャパシタ電源装置80がある。キャパシタ電源装置80の主体はキャパシタユニット89である。その構成は、図7を参照して後述する。
図7に、キャパシタユニットの構成を示す。
キャパシタユニット89は、充電手段であるDC/DCコンバータ88の直流出力端と給電手段であるDC/DCコンバータ90の直流入力端とに接続されている。DC/DCコンバータ88には、交流リレー86を通して給電される商用交流電圧を整流平滑回路87が整流した直流電圧が印加される。
DC/DCコンバータ88内の、調圧トランスの1次側に通電するチョッパ回路(スイッチング回路)に、定電流制御回路88icがスイッチングパルス(PWMパルス)を与える。定電流制御回路88icはチョッパ回路のスイッチングをPWM制御(フィードバック定電流制御)するスイッチングレギュレータである。
DC/DCコンバータ88内の、調圧トランスの出力側の整流平滑回路の出力電流帰還路に介挿された電流検出用抵抗88rの、出力電流に比例する電圧(電流検出電圧)を充電電流検出回路88idが増幅して定電流制御回路88icにフィードバックする。定電流制御回路88icは、フィードバックされた充電電流信号が目標レベルに合致するようにPWMパルスのパルス幅を操作してチョッパ回路に与える。すなわち定電流制御回路88icは、定電流制御をする。
充電電流検出回路88idは、低増幅率の第1フィードバック信号と高増幅率の第2フィードバック信号とを生成する増幅回路と、一方の信号を選択して定電流制御回路88icにフィードバック信号として出力するアナログゲート回路とを有する。
この充電電流検出回路88idは、後述するキャパシタユニット89のモニタ信号Cstが、複数の電気2重層キャパシタを直列接続したキャパシタ群の、全キャパシタが全て所定電圧Vs2未満であることを表わす高レベルHの間は、低増幅率の第1フィードバック信号を定電流制御回路88icに出力し、モニタ信号Cstが、少なくとも1個のキャパシタの充電電圧が所定電圧Vs2に到達したことを表わす低レベルLになると、高増幅率の第2フィードバック信号を定電流制御回路88icに出力する。
この充電電流検出回路88idにより、定電流制御回路88icは、全キャパシタが全て所定電圧Vs2未満である間は高電流値をキャパシタユニット89に定電流給電し、少なくとも1個のキャパシタの充電電圧が所定電圧Vs2に到達すると、低電流値をキャパシタユニット89に定電流給電する。
図7に、キャパシタユニット89の構成を示す。
キャパシタユニット89は、この実施例では、定格充電電圧2.5V、容量600Fの電気2重層キャパシタC1〜Cnを18個(n=18)直列に接続したものであり、充放電ラインLh/Le間に接続されている。充放電ラインLh/Le間直列接続キャパシタ群の両端間電圧Vcoすなわち充放電ラインLh/Le間の定格電圧は、2.5×18=45Vである。
各キャパシタC1〜Cnには、実質上同一構成で同一特性のモニタ回路MN1〜MNnが接続されている。モニタ回路MN1は、キャパシタの充電電圧を検出する抵抗分圧回路R1、R2、この充電電圧が基準値に到達したか否かを検出する比較およびバイパス回路SR、R3、Q1、R4、LEDドライバR5、Q2、R6およびフォトカプラPC1ならびに限流抵抗R7で構成されている。
モニタ回路MN1〜MNnの各出力端は共通に接続(論理和接続)されている。モニタ信号Cstは、全モニタ回路MN1〜MNnの出力が、コンデンサ電圧が所定電圧Vs2に未満であることを表わす高レベルHである間は、モニタ信号CstのレベルはHであるが、いずれかのコンデンサCiの電圧が所定値Vs2に到達してそれに接続されたモニタ回路PCiのモニタ信号が低レベルLに反転すると、モニタ信号Cstのレベルが低レベルLに反転する。
充電時には、充放電ラインLh/Le間にDC/DCコンバータ88から充電電圧、例えば45Vが印加され、定電流制御回路88icが充電電流を例えば10A程度に定電流制御する。キャパシタC1〜Cnに定電流充電していくと、キャパシタC1〜CnのいずれかのキャパシタCiの充電電圧が所定電圧Vs2に到達する。するとキャパシタCiに接続されたモニタ回路MNiのシャントレギュレータSRがオン(導通)し、それによりPNPトランジスタQ1がオンするため、コンデンサCiへの充電電流がバイパスされ、キャパシタCiへの充電が終了する。
また、PNPトランジスタQ1がオンすることにより、NPNトランジスタQ2がオンし、それによりフォトカプラPCiの発光ダイオードが点灯してフォトトランジスタがオンするため、モニタ信号CstのレベルがHからLに切り換る。
所定電圧Vs2は、この値に到達すると充電電流をバイパスする電圧値であり、電気二重層キャパシタの定格電圧より僅かに小さくなるように設定している。この所定電圧Vs2は、シャントレギュレータSRの基準電圧VR1および分圧抵抗R2、R1の抵抗値により下式のように決定している:
Vs2=VR1(1+R2/R1)。
電源回路514には、接続切換回路90dがあり、主電源のDC/DCコンバータ82の+24VEとキャパシタ電源装置80のDC/DCコンバータ90の+24VEを切り換えてSW84へ接続されている。
次に請求項1に係る画像形成装置の制御について、図8のフローチャートを用いて説明する。
図8に、画像形成装置のフローチャートの一例を示す。
画像形成装置の立ち上がりが低電力モードからの復帰であるか否かを判断し(ステップS801)、低電力モードからの復帰であると判断した場合(ステップS801/Y)は、図4に示す接続切換回路90dにより補助電源装置(キャパシタ電源装置80)から+24VEが供給される。つまり主電源装置のDC/DCコンバータ82からの+24VEは接続されない(ステップS802)。
また、この時AC制御回路により定着器214のヒータは、最大供給電力を大きくして制御する。したがって、定着器214の昇温を速くすることができる(ステップS803)。
最大供給電力が大になるとタイマがスタートし(ステップS804)、所定時間経過したか否かを判断する(ステップS805)。所定時間経過するまで待機(ステップS805/N)し、所定時間経過後(ステップS805/Y)は、定着器214も十分な温度に加熱されるので、ヒータへの最大供給電力を小さくして制御する(ステップS806)。また、この時、接続切換回路90dにより補助電源装置(キャパシタ電源装置80)からの+24VEの供給から、主電源装置のDC/DCコンバータ82からの+24VEの供給に接続を切り替え、補助電源装置からの放電を停止する(ステップS807)。
画像形成装置の立ち上がりが低電力モードからの復帰でない場合(ステップS801/N)は、図4に示す接続切換回路90dにより主電源装置のDC/DCコンバータ82から+24VEが供給される。また、この時AC制御回路により定着器214のヒータは、最大供給電力を小さくして制御する(ステップS809)。
ここで、低電力モード(Low-power mode)とは、コピー操作終了後、一定時間の操作がない時に自動的に設定される最初の低電力状態である。
次に請求項2に係る画像形成装置の制御について、図9のフローチャートを用いて説明する。
図9に、画像形成装置のフローチャートの一例を示す。
画像形成装置の立ち上がりが休止モードからの復帰であるか否かを判断し(ステップS901)、休止モードからの復帰であると判断した場合(ステップS901/Y)は、図4に示す接続切換回路90dにより補助電源装置(キャパシタ電源装置80)から+24VEが供給される。つまり主電源装置のDC/DCコンバータ82からの+24VEは接続されない(ステップS902)。
また、この時AC制御回路により定着器214のヒータは、最大供給電力を大きくして制御する。したがって、定着器の昇温を速くすることができる(ステップS903)。
定着器214への最大供給電力が大きくなると、タイマがスタートし(ステップS904)、所定時間が経過するまで待機し(ステップS904/N)、所定時間経過後(ステップS904/Y)は、定着器214が十分な温度に加熱され、ヒータへの最大供給電力を小さくして制御する(ステップS906)。また、この時、接続切換回路90dにより補助電源装置(キャパシタ電源装置80)からの+24VEの供給から主電源装置のDC/DCコンバータ82からの+24VEの供給に接続を切り替え、補助電源装置からの放電を停止する(ステップS907)。
画像形成装置の立ち上がりが休止モードからの復帰でない場合(ステップS901/N)は、図4に示す接続切換回路90dにより主電源装置のDC/DCコンバータ82から+24VEが供給される(ステップS908)。また、この時AC制御回路により定着器214のヒータは、最大供給電力を小さくして制御する(ステップS909)。
ここで、休止モードとは、一定時間、コピーを行なわなかった時に自動的にオフ状態を設定する機能で設定される電力状態であるオフモード(Off Mode)もしくは、複合機の場合に低電力モードに引き続き、出力動作が行われなかった場合に連続的に実現される第二の低電力状態であるスリープモード(Sleep Mode)である。
次に請求項3に係る画像形成装置の制御について、図10のフローチャートを用いて説明する。
画像形成装置の立ち上がりが電源投入時であるか否かを判断し(ステップS1000)、電源投入時の場合(ステップS1000/Y)は、図4に示す接続切換回路90dにより補助電源装置(キャパシタ電源装置80)から+24VEが供給される。つまり主電源装置のDC/DCコンバータ82からの+24VEは接続されない(ステップS1001)。
また、この時AC制御回路により定着器214のヒータは、最大供給電力を大きくして制御する。したがって、定着器の昇温を速くすることができる(ステップS1002)。
定着器214に最大供給電力が供給されるとタイマがスタートし(ステップS1003)、所定時間経過するまで待機し(ステップS1003/N)、所定時間経過後(ステップS1003/Y)は、定着器214も十分な温度に加熱され、ヒータへの最大供給電力を小さくして制御する(ステップS1005)。
また、この時、接続切換回路90dにより補助電源装置(キャパシタ電源装置80)からの+24VEの供給から、主電源装置のDC/DCコンバータ82からの+24VEの供給に接続を切り替え、補助電源装置からの放電を停止する(ステップS1006)。
画像形成装置の立ち上がりが電源投入時でない場合(ステップS1000/N)は、図4に示す接続切換回路90dにより主電源装置のDC/DCコンバータ82から+24VEが供給される(ステップS1007)。また、この時AC制御回路により定着器214のヒータは、最大供給電力を小さくして制御する(ステップS1008)。
請求項4から7に係る画像形成装置の制御について、図11〜14のフローチャートを用いて説明する。
以下の説明では、請求項1に係る画像形成装置の低電力モードからの復帰の場合で説明を行なうが、請求項2に係る画像形成装置の休止モードからの復帰や請求項3に係る画像形成装置の電源投入時でも同様である。
図11に、画像形成装置のフローチャートの一例を示す。
図11において、画像形成装置の立ち上がりが低電力モードからの復帰であるか否かを判断し(ステップS1100)、低電力モードからの復帰であると判断した場合(ステップS1100/Y)は、さらに、所定の処理があるか否かを判断する(ステップS1101)。
所定の処理がない場合(ステップS1101/N)は、図4に示す接続切換回路90dにより補助電源装置(キャパシタ電源装置80)から+24VEが供給される。つまり主電源装置のDC/DCコンバータ82からの+24VEは接続されない(ステップS1102)。
また、この時AC制御回路により定着器214のヒータは、最大供給電力を大きくして制御する。したがって、定着器214の昇温を速くすることができる(ステップS1103)。
定着器214への最大供給電力が大きくなると、タイマがスタートし(ステップS1104)、所定時間経過したか否かを判断する(ステップS1105)。所定時間待機し(ステップS1105/N)、所定時間経過後(ステップS1105/Y)は、定着器214が十分に加熱され、ヒータへの最大供給電力を小さくして制御する(ステップS1106)。
また、この時、接続切換回路90dにより補助電源装置(キャパシタ電源装置80):+24VEの供給から、主電源装置のDC/DCコンバータ82から+24VEの供給に接続を切り替え、補助電源装置からの放電を停止する(ステップS1107)。
所定の処理があると判断した場合(ステップS1100/N)は、図4に示す接続切換回路90dにより主電源装置のDC/DCコンバータ82から+24VEが供給される(ステップS1108)。また、この時AC制御回路により定着器214のヒータは、最大供給電力を小さくして制御する(ステップS1109)。
以上において、本所定の処理に時間が必要なため、定着器の昇温を速くする必要がなく、補助電源装置の無駄な放電を防止することができる。
同様に、画像形成装置の立ち上がりが低電力モードからの復帰ではないと判断した場合(ステップS1100/NO)は、図4に示す接続切換回路90dにより主電源装置のDC/DCコンバータ82から+24VEが供給される(ステップS1108)。また、この時AC制御回路により定着器214のヒータは、最大供給電力を小さくして制御する(ステップS1109)。
ここで、所定の処理とは、たとえば、画像位置あわせ処理(請求項5)、プロセス条件処理(請求項6)、コントローラの立ち上げ処理(請求項7)、トナー補給要求処理(請求項8)、用紙補給要求処理(請求項9)、廃トナー廃棄要求処理(請求項10)、排紙取り除き要求処理(請求項11)をいう。
次に、画像位置合わせ処理の一例を説明する。
複数色の画像を形成するカラー画像形成装置においては、白黒画像とは異なり、各色の画像を重ね合せるので、各色の画像位置がずれると、線画や文字の色が変わったり、画像ムラ(色むら)が発生したりすることになり、画像品質の低下につながってしまう。そのため、各色の画像位置をできる限り合せる必要がある。
そのようなことから、複数の感光体を用いてカラー画像を形成する画像形成装置においては、環境温度の変化や機内温度の変化など、様々な要因により発生する主走査方向(記録紙の搬送方向や転写ベルトの送り方向に対して直角の方向)の位置ずれを次のようにして補正している。
まず、転写ベルト上に、主走査方向に延びる直線からなる基準部と、転写ベルトの送り方向に対して斜めに延びる斜線とを形成する。そのあと、その基準線と斜線をセンサで検知し、そのセンサからの検知信号に基づいて得た基準部と斜線との主走査方向間隔の測定値とメモリに記憶されている基準値とに基づいて斜線の主走査方向のずれ量をCPUで演算し、その演算結果に基づいて主走査方向の書き込み開始タイミングおよび書き込みクロック周波数の少なくとも一方を補正する。
このような補正により、環境変化だけでなく、経時変化による位置ずれを補正することができ、色ずれのない高品位の画像を得ることができる。
以上の処理には、概ね1〜5分程度の時間が必要となる。処理の有無の判断は、一定枚数毎や一定時間以上、環境温度の変化等で判断する。
図12は所定の処理が画像位置合わせ処理の場合のフローチャートの一例を示す図である。
図12に示したフローチャートと図11に示したフローチャートとの相違点は、図11のステップS1101の「所定の処理があるか否かの判断」が「画像位置合わせ処理があるか否かの判断:ステップS1201」に代わった点である。
すなわち、図12のステップS1200が図11のステップS1100に相当し、図12のステップS1202〜S1209が図11のステップS1102〜S1109に相当する。このため、図12のフローチャートの説明を省略する。
次にプロセス条件処理の一例を説明する。
画像形成装置においては、帯電装置、露光装置、感光体、現像剤等の装置や消耗品が使用されている。これらの装置や消耗品は、温度及び湿度等の環境変化に対する特性変化や経時変化による特性変化を生じる。このため、感光体を帯電露光して得られた画像の形成状態は、装置や消耗品特性の変化によって不安定になる。
そこで、帯電装置、露光装置、感光体、現像剤等の特性の変化に応じて画像形成プロセス条件を制御して、画像形成状態の安定化を図る。転写ベルト等の像担持体上にパターントナー像を担持させ、そのトナー濃度をフォトセンサで検出し、その検出値に基づいてバイアス電圧や露光光量等を調整する。
以上の処理には、概ね1〜4分程度の時間が必要となる。処理の有無の判断は、一定枚数毎や一定時間以上、環境温度の変化等で判断する。
図13は所定の処理がプロセス条件処理の場合のフローチャートの一例を示す図である。
図13に示したフローチャートと図11に示したフローチャートとの相違点は、図11のステップS1101の「所定の処理があるか否かの判断」が「プロセス条件処理があるか否かの判断:ステップS1301」に代わった点である。
すなわち、図13のステップS1300が図11のステップS1100に相当し、図13のステップS1302〜S1309が図11のステップS1102〜S1109に相当する。このため、図13のフローチャートの説明を省略する。
次にコントローラの立ち上げ処理の一例を説明する。
コントローラにおいては、ROM、RAMのチェックやRAM、ワークメモリ、フレームメモリ、ASIC等の初期化、NV−RAMからのデータロードなどがある。また、高価なROMの場合には圧縮形式でプログラムを記憶し、実行時にプログラムをRAM上に展開することを行っている。OSの起動等も含まれる。以上の処理には、実施する内容により差があり、数秒〜数分程度の時間が必要となる。処理の有無の判断は、コントローラの状態(低電力モード/休止モード/電源オフ)で判断する。
図14は所定の処理がコントローラ立ち上げ処理の場合のフローチャートの一例を示す図である。
図14に示したフローチャートと図11に示したフローチャートとの相違点は、図11のステップS1101の「所定の処理があるか否かの判断」が「コントローラ立ち上げ処理があるか否かの判断:ステップS1401」に代わった点である。
すなわち、図14のステップS1400が図11のステップS1100に相当し、図14のステップS1402〜S1409が図11のステップS1102〜S1109に相当する。このため、図14のフローチャートの説明を省略する。
次にトナー補給要求処理の一例を説明する。
図15は所定の処理がトナー補給要求処理の場合のフローチャートの一例を示す図である。
図15に示したフローチャートと図11に示したフローチャートとの相違点は、図11のステップS1101の「所定の処理があるか否かの判断」が「トナー補給要求処理有り?:ステップS1501」に代わった点である。
すなわち、図15のステップS1500が図11のステップS1100に相当し、図14のステップS1502〜S1509が図11のステップS1102〜S1109に相当する。このため、図15のフローチャートの説明を省略する。
なお、図15に示したフローチャートを用いた画像形成装置においては、ユーザに対して「トナーが無くなりました。トナーカートリッジを入れ替えてください。」等のメッセージ表示を行なうのが好ましい。処理の有無の判断は、画像形成装置の消耗品であるトナー量で判断する。処理を終了させる為には、新しいトナーカートリッジに入れ替える必要がある。
次に用紙補給要求処理の一例を説明する。
図16は所定の処理が用紙補給要求処理の場合のフローチャートの一例を示す図である。
図16に示したフローチャートと図11に示したフローチャートとの相違点は、図11のステップS1101の「所定の処理があるか否かの判断」が「用紙補給要求処理有り?:ステップS1601」に代わった点である。
すなわち、図16のステップS1600が図11のステップS1100に相当し、図16のステップS1602〜S1609が図11のステップS1102〜S1109に相当する。このため、図16のフローチャートの説明を省略する。
なお、図16に示したフローチャートを用いた画像形成装置においては、ユーザに対して「トレイに用紙を補給してください。」等のメッセージ表示を行なうのが好ましい。処理の有無の判断は、画像形成装置の給紙トレイの用紙量で判断する。処理を終了させる為には、トレイに用紙をセットする必要がある。
次に廃トナー廃棄要求処理の一例を説明する。
図17は所定の処理が廃トナー廃棄要求処理の場合のフローチャートの一例を示すである。
図17に示したフローチャートと図11に示したフローチャートとの相違点は、図11のステップS1101の「所定の処理があるか否かの判断」が「廃トナー廃棄要求処理有り?:ステップS1701」に代わった点である。
すなわち、図17のステップS1700が図11のステップS1100に相当し、図17のステップS1702〜S1709が図11のステップS1102〜S1109に相当する。このため、図17のフローチャートの説明を省略する。
なお、図17に示したフローチャートを用いた画像形成装置においては、ユーザに対して「廃トナーボトルを交換してください。」等のメッセージ表示を行なう。処理の有無の判断は、画像形成装置の感光体や転写ベルトのクリーニング時に取り除かれた廃トナーが廃トナーボトルに充填された量で判断する。処理を終了させる為には、新しい廃トナーボトル交換する必要がある。
次に排紙取り除き要求処理の一例を説明する。
図18は所定の処理が排紙取り除き要求処理の場合のフローチャートの一例を示す図である。
図18に示したフローチャートと図11に示したフローチャートとの相違点は、図11のステップS1101の「所定の処理があるか否かの判断」が「排紙取り除き要求処理有り?:ステップS1801」に代わった点である。
すなわち、図18のステップS1800が図11のステップS1100に相当し、図18のステップS1802〜S1809が図11のステップS1102〜S1109に相当する。このため、図18のフローチャートの説明を省略する。
なお、図18に示したフローチャートを用いた画像形成装置においては、ユーザに対して「排紙トレイの用紙を取り除いてください。」等のメッセージ表示を行なうのが好ましい。処理の有無の判断は、画像形成装置の排紙トレイの用紙積載量で判断する。処理を終了させる為には、排紙トレイの用紙を取り除く必要がある。
〔作用効果〕
(1)請求項1に対応する作用効果
請求項1に係る発明によれば、AC電力とDC電力とを供給する主電源装置と蓄電可能なDC電力を供給する補助電源装置とを用いて、所定の期間DC電力を補助電源装置で供給する画像形成装置において、低電力モードからの復帰時に補助電源装置からのDC電力の供給を行なう事で、定着装置へ最大供給電力を供給でき、低電力モードから通常電力モードへの復帰時間の短縮をはかることができる。
(2)請求項2に対応する作用効果
請求項2に係る発明によれば、AC電力とDC電力とを供給する主電源装置と蓄電可能なDC電力を供給する補助電源装置とを用いて、所定の期間DC電力を補助電源装置で供給する画像形成装置において、休止モードからの復帰時に補助電源装置からのDC電力の供給を行なう事で、定着装置へ最大供給電力を供給でき、休止モードからの復帰時間の短縮をはかることができる。
(3)請求項3に対応する作用効果
請求項3に係る発明によれば、AC電力とDC電力とを供給する主電源装置と蓄電可能なDC電力を供給する補助電源装置とを用いて、所定の期間DC電力を補助電源装置で供給する画像形成装置において、電源投入時に補助電源装置からのDC電力の供給を行なう事で、定着装置へ最大供給電力を供給でき、電源投入時からの装置の立ち上がり時間の短縮をはかることができる。
(4)請求項4に対応する作用効果
請求項4に係る発明によれば、請求項1から3のいずれか1項記載の画像形成装置において、装置立ち上げ時に所定の処理がある場合、補助電源装置からのDC電力の供給に移行しない事で、補助電源装置の無駄な放電を防止する事ができる。
(5)請求項5に対応する作用効果
請求項5に係る発明によれば、装置立ち上げ時に画像位置あわせ処理がある場合、補助電源装置からのDC電力の供給に移行しない事で、補助電源装置の無駄な放電を防止する事ができる。
(6)請求項6に対応する作用効果
請求項6に係る発明によれば、装置立ち上げ時にプロセス条件処理がある場合、補助電源装置からのDC電力の供給に移行しない事で、補助電源装置の無駄な放電を防止する事ができる。
(7)請求項7に対応する作用効果
請求項7に係る発明によれば、装置立ち上げ時にコントローラ立ち上げ処理がある場合、補助電源装置からのDC電力の供給に移行しない事で、補助電源装置の無駄な放電を防止する事ができる。
(8)請求項8に対応する作用効果
請求項8に係る発明によれば、装置立ち上げ時にトナー補給要求処理があるがある場合、補助電源装置からのDC電力の供給に移行しない事で、補助電源装置の無駄な放電を防止する事ができる。
(9)請求項9に対応する作用効果
請求項9に係る発明によれば、装置立ち上げ時に用紙補給要求処理があるがある場合、補助電源装置からのDC電力の供給に移行しない事で、補助電源装置の無駄な放電を防止する事ができる。
(10)請求項10に対応する作用効果
請求項10に係る発明によれば、装置立ち上げ時に廃トナー廃棄要求処理があるがある場合、補助電源装置からのDC電力の供給に移行しない事で、補助電源装置の無駄な放電を防止する事ができる。
(11)請求項11に対応する作用効果
請求項11に係る発明によれば、装置立ち上げ時に排紙取り除き要求処理があるがある場合、補助電源装置からのDC電力の供給に移行しない事で、補助電源装置の無駄な放電を防止する事ができる。
(12)請求項12に対応する作用効果
請求項12に係る発明によれば、低電力モードから通常電力モードへの復帰時に補助電源装置からDC電力の供給を行なうことにより、定着装置へ最大供給電力を供給することができ、低電力モードから通常電力モードへの復帰時間の短縮をはかることができる。
(13)請求項13に対応する作用効果
請求項13に係る発明によれば、休止モードから通常電力モードへの復帰時に補助電源装置からDC電力の供給を行なうことにより、定着装置へ最大供給電力を供給することができ、休止モードから通常電力モードへの復帰時間の短縮をはかることができる。
(14)請求項14に対応する作用効果
請求項14に係る発明によれば、電源投入時に補助電源装置からDC電力の供給を行なうことにより、定着装置へ最大供給電力を供給することができ、電源投入時からの装置の立ち上がり時間の短縮をはかることができる。
(15)請求項15に対応する作用効果
請求項15に係る発明によれば、コンピュータに、低電力モードから通常電力モードへの復帰時に前記補助電源装置からDC電力の供給を行なう処理を実行させることにより、定着装置へ最大供給電力を供給することができ、低電力モードから通常電力モードへの復帰時間の短縮をはかることができる。
(16)請求項16に対応する作用効果
請求項16に係る発明によれば、コンピュータに、休止モードから通常電力モードへの復帰時に前記補助電源装置からDC電力の供給を行なう処理を実行させることにより、定着装置へ最大供給電力を供給することができ、休止モードから通常電力モードへの復帰時間の短縮をはかることができる。
(17)請求項17に対応する作用効果
請求項17に係る発明によれば、コンピュータに、電源投入時に補助電源装置からDC電力の供給を行なう処理を実行させることにより、定着装置へ最大供給電力を供給することができ、電源投入時からの装置の立ち上がり時間の短縮をはかることができる。
(18)請求項18に対応する作用効果
請求項18に係る発明によれば、コンピュータに、低電力モードから通常電力モードへの復帰時に前記補助電源装置からDC電力の供給を行なう処理を実行させる画像形成プログラムを記憶した記憶媒体を用いることにより、定着装置へ最大供給電力を供給することができ、低電力モードから通常電力モードへの復帰時間の短縮をはかることができる。
(19)請求項19に対応する作用効果
請求項19に係る発明によれば、コンピュータに、休止モードから通常電力モードへの復帰時に前記補助電源装置からDC電力の供給を行なう処理を実行させる画像形成プログラムを記憶した記憶媒体を用いることにより、定着装置へ最大供給電力を供給することができ、休止モードから通常電力モードへの復帰時間の短縮をはかることができる。
(20)請求項20に対応する作用効果
請求項20に係る発明によれば、コンピュータに、電源投入時に前記補助電源装置からDC電力の供給を行なう処理を実行させる画像形成プログラムを記憶したことにより、定着装置へ最大供給電力を供給することができ、電源投入時からの装置の立ち上がり時間の短縮をはかることができる。
本発明は、複写機、ファクシミリ装置、プリンタ等の画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム、及び記憶媒体に利用することができる。
本発明に係る実施例1のフルカラーデジタル複合機能複写機MF1の外観を示す図である。 複合機能複写機MF1のカラープリンタ200の機構を示す図である。 図1に示す複合機能複写機MF1の電装系統のシステム構成を示す図である。 電源回路514の概要を示す図である。 省エネ切り換えの各モードと、給電スイッチ83〜85のオン/オフとの関係を示す図である。 各モードで可能な情報処理項目を示す図である。 キャパシタユニットの構成を示す図である。 画像形成装置のフローチャートの一例を示す図である。 画像形成装置のフローチャートの一例を示す図である。 画像形成装置のフローチャートの一例を示す図である。 画像形成装置のフローチャートの一例を示す図である。 所定の処理が画像位置合わせ処理の場合のフローチャートの一例を示す図である。 所定の処理がプロセス条件処理の場合のフローチャートの一例を示す図である。 所定の処理が画像位置合わせ処理の場合のフローチャートの一例を示す図である。 所定の処理がトナー補給要求処理の場合のフローチャートの一例を示す図である。 所定の処理が用紙補給要求処理の場合のフローチャートの一例を示す図である。 所定の処理が廃トナー廃棄要求処理の場合のフローチャートの一例を示すである。 所定の処理が排紙取り除き要求処理の場合のフローチャートの一例を示す図である。
符号の説明
10 操作ボード
100 スキャナ
120 ADF
200 プリンタ

Claims (20)

  1. AC電力とDC電力とを供給する主電源装置と、蓄電可能なDC電力を供給する補助電源装置と、前記主電源装置及び前記補助電源装置を用いて所定の期間DC電力を前記補助電源装置から供給する制御手段とを備えた画像形成装置において、前記制御手段は、低電力モードから通常電力モードへの復帰時に前記補助電源装置からDC電力の供給を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. AC電力とDC電力とを供給する主電源装置と、蓄電可能なDC電力を供給する補助電源装置と、前記主電源装置及び前記補助電源装置を用いて所定の期間DC電力を前記補助電源装置から供給する制御手段とを備えた画像形成装置において、前記制御手段は、休止モードから通常電力モードへの復帰時に前記補助電源装置からDC電力の供給を行うことを特徴とする画像形成装置。
  3. AC電力とDC電力とを供給する主電源装置と、蓄電可能なDC電力を供給する補助電源装置と、前記主電源装置及び前記補助電源装置を用いて所定の期間DC電力を前記補助電源装置から供給する制御手段とを備えた画像形成装置において、前記制御手段は電源投入時に前記補助電源装置からDC電力の供給を行うことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記制御手段は、装置立ち上げ時に所定の処理がある場合、前記補助電源装置からDC電力の供給への移行を行わず前記主電源装置から電力の供給を行うことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4に記載の画像形成装置において、前記所定の処理は、画像位置合わせ処理であることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項4に記載の画像形成装置において、前記所定の処理は、プロセス条件処理であることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項4に記載の画像形成装置において、前記所定の処理は、コントローラ立ち上げ処理であることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項4に記載の画像形成装置において、前記所定の処理は、トナー補給要求処理であることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項4に記載の画像形成装置において、前記所定の処理は、用紙補給要求処理であることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項4に記載の画像形成装置において、前記所定の処理は、廃トナー廃棄要求処理であることを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項4に記載の画像形成装置において、前記所定の処理は、排紙取り除き要求処理であることを特徴とする画像形成装置。
  12. 画像形成装置に対し、主電源装置よりAC電力とDC電力とを供給し、補助電源装置より所定の期間DC電力を供給する画像形成方法において、低電力モードから通常電力モードへの復帰時に前記補助電源装置からDC電力の供給を行うことを特徴とする画像形成方法。
  13. 画像形成装置に対し、主電源装置よりAC電力とDC電力とを供給し、補助電源装置より所定の期間DC電力を供給する画像形成方法において、休止モードから通常電力モードへの復帰時に前記補助電源装置からDC電力の供給を行うことを特徴とする画像形成方法。
  14. 画像形成装置に対し、主電源装置よりAC電力とDC電力とを供給し、補助電源装置より所定の期間DC電力を供給する画像形成方法において、電源投入時に前記補助電源装置からDC電力の供給を行うことを特徴とする画像形成方法。
  15. 画像形成装置の実質的なコンピュータに対し、主電源装置よりAC電力とDC電力とを供給する処理と、補助電源装置より所定の期間DC電力を供給する処理とを実行させる画像形成プログラムにおいて、前記コンピュータに、低電力モードから通常電力モードへの復帰時に前記補助電源装置からDC電力の供給を行う処理を実行させることを特徴とする画像形成プログラム。
  16. 画像形成装置の実質的なコンピュータに対し、主電源装置よりAC電力とDC電力とを供給する処理と、補助電源装置より所定の期間DC電力を供給する処理とを実行させる画像形成プログラムにおいて、前記コンピュータに、休止モードから通常電力モードへの復帰時に前記補助電源装置からDC電力の供給を行う処理を実行させることを特徴とする画像形成プログラム。
  17. 画像形成装置の実質的なコンピュータに対し、主電源装置よりAC電力とDC電力とを供給する処理と、補助電源装置より所定の期間DC電力を供給する処理とを実行させる画像形成プログラムにおいて、前記コンピュータに、電源投入時に前記補助電源装置からDC電力の供給を行う処理を実行させることを特徴とする画像形成プログラム。
  18. 画像形成装置の実質的なコンピュータに対し、主電源装置よりAC電力とDC電力とを供給する処理と、補助電源装置より所定の期間DC電力を供給する処理とを実行させる画像形成プログラムを記憶した記憶媒体において、前記コンピュータに、低電力モードから通常電力モードへの復帰時に前記補助電源装置からDC電力の供給を行う処理を実行させる画像形成プログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
  19. 画像形成装置の実質的なコンピュータに対し、主電源装置よりAC電力とDC電力とを供給する処理と、補助電源装置より所定の期間DC電力を供給する処理とを実行させる画像形成プログラムを記憶した記憶媒体において、前記コンピュータに、休止モードから通常電力モードへの復帰時に前記補助電源装置からDC電力の供給を行う処理を実行させる画像形成プログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
  20. 画像形成装置の実質的なコンピュータに対し、主電源装置よりAC電力とDC電力とを供給する処理と、補助電源装置より所定の期間DC電力を供給する処理とを実行させる画像形成プログラムを記憶した記憶媒体において、前記コンピュータに、電源投入時に前記補助電源装置からDC電力の供給を行う処理を実行させる画像形成プログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
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