JP2012208154A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】主走査方向に関する画像位置の補正精度が低下するといった事態を抑制するとともに、レジスト補正処理によって残留する画像による印刷品質の低下を抑制する。
【解決手段】画像形成制御部は、カラーレジスト補正として主走査補正処理を行う場合には2次転写部45を圧着状態に設定し、カラーレジスト補正として主走査方向以外の他の成分に関する画像位置の補正である、副走査補正処理、全体横倍補正処理、部分横倍補正処理およびスキュー補正処理を行う場合には2次転写部45を離間状態に設定している。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来より、プリンタ、複写機などとして画像形成装置が知られており、とりわけ、フルカラーの画像を形成するカラー画像形成装置が注目されている。例えば、カラー画像形成装置は、それぞれが異なる色に対応した複数の画像形成部を直列的に配置し、このユニットを中間転写ベルト等の中間転写部に対面させた構成となっている。カラー画像形成装置では、温度・湿度といった動作環境の変化や、部材の経時的な劣化等により、個々の画像形成部が形成する画像位置がずれることがあるため、各カラーの画像位置を補正する手法、いわゆる、レジスト補正処理が知られている。例えば、特許文献1には、用紙間の搬送間隔を所定の間隔より広くし、搬送手段もしくは中間転写部の広くなった領域に補正用のパターン画像を複数形成し、用紙間の領域に形成されたパターン画像を検出することにより、各画像位置のずれを補正する手法が開示されている。
また、この類の画像形成装置の中には、中間転写部に転写された画像を用紙に転写する2次転写部を、中間転写部に圧着したり中間転写部から離間したりすることができる構成を備える装置も知られている。
特開2005−292760号公報
ところで、2次転写部を中間転写部から離間させた場合には、中間転写ベルトに撓みが生じることが考えられる。この状況でレジスト補正処理を行い、中間転写ベルトを回転させた場合には、中間転写ベルトが左右(主走査方向)に蛇行し、これにより、主走査方向に関する画像位置のずれに不要な変動成分が含まれてしまう可能性がある。そのため、主走査方向に関する画像位置の補正精度が低下することが考えられる。
一方、2次転写部を圧着した状態でレジスト補正処理を行った場合には、前述のような問題は抑制されるが、中間転写部と2次転写部との圧着部位を通じて、補正用のパターン画像が2次転写部へと転写されてしまう可能性がある。この場合、通常の印刷ジョブを実行した際に、2次転写部に転写された画像が用紙へと写り、印刷品質の低下を招く虞がある。なお、2次転写部は、ブレードなどといったクリーニング部材を備えているものもあるが、当該部材に対して前述の問題を解消する程度の除去性能を期待するためには、コストアップや機構の複雑化が生じ、バランスある対応とは言い難いところがある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、主走査方向に関する画像位置の補正精度が低下するといった事態を抑制するとともに、レジスト補正処理によって残留する画像による印刷品質の低下を抑制することにある。
かかる課題を解決するために、第1の発明は、転写対象となる画像を形成する画像形成部と、画像形成部により形成された画像が転写される中間転写部と、中間転写部に転写された画像を用紙に転写する2次転写部と、中間転写部に転写された画像を検出する検出部と、検出部の検出結果に基づいて、画像形成部が形成する画像位置の補正処理を実行する補正部と、2次転写部を、中間転写部と圧着した圧着状態と中間転写部から離間した離間状態とで切替制御する転写制御部と、を有する画像形成装置を提供する。この場合、転写制御部は、補正部が補正処理として主走査方向に関する画像位置の補正である第1補正処理を行う場合には、2次転写部を圧着状態に設定し、補正部が補正処理として主走査方向以外の他の成分に関する画像位置の補正である第2補正処理を行う場合には、2次転写部を離間状態に設定している。
ここで、第1の発明において、補正部は、補正処理を実行する場合には、第2補正処理を先行して行い、つぎに第1補正処理を行うことが好ましく、転写制御部は、第2補正処理の実行後に、離間状態の2次転写部を圧着状態に切り替えることが望ましい。
また、第1の発明において、転写制御部は、初期状態として2次転写部を離間状態に設定しており、印刷ジョブの実行に応じて2次転写部を圧着状態に切り替えることが好ましく、補正部は、印刷ジョブの実行期間外にレジスト補正処理を行うことが望ましい。
また、第1の発明において、補正部は、第1補正処理および第2補正処理を行う毎に、画像形成部により補正用のパターン画像を形成するとともに当該補正用のパターン画像に関する検出部の検出結果に基づいて画像位置の補正を行うことが好ましい。
また、第1の発明において、転写制御部は、第2補正処理にともなう補正用のパターン画像が検出部を通過した後に、2次転写部を圧着状態に切り替えることが望ましい。
また、第1の発明において、画像形成部は、カラー画像の要素となる色に対応して複数個設けられていることが好ましく、転写制御部は、中間転写部の回転方向において最も上流側に位置する画像形成部により形成された補正用のパターン画像が検出部を通過した後に、2次転写部を圧着状態に切り替えることが望ましい。
また、第2の発明は、転写対象となる画像を形成する画像形成部と、画像形成部により形成された画像が転写される中間転写部と、中間転写部に転写された画像を用紙に転写する2次転写部と、中間転写部に転写された画像を検出する検出部と、検出部の検出結果に基づいて画像形成部が形成する画像位置の補正処理を実行する補正部と、2次転写部を、中間転写部と圧着した圧着状態と中間転写部から離間した離間状態とで切替制御する転写制御部と、を有する画像形成装置を提供する。この場合、転写制御部は、初期状態として2次転写部を離間状態に設定しており、補正部が補正処理として主走査方向に関する画像位置の補正を行う場合に2次転写部を圧着状態に切り替えることが望ましい。
本発明によれば、第1補正処理を行う場合には2次転写部を圧着状態に設定しているので、中間転写部の変動成分が検出結果に含まれるといった事態を抑制することができる。これにより、主走査方向に関する画像位置の補正精度が低下するといった事態を抑制することができる。一方、第2補正処理を行う場合には2次転写部を離間状態に設定しているので、画像が2次転写部へと転写されるといった事態を抑制することができる。これにより、印刷ジョブの実行に際し印刷品質が低下するといった事態を抑制することができる。
画像形成装置1の構成を模式的に示す説明図 2次転写部45を中心とする画像形成装置1の構成を模式的に示す説明図 画像形成装置1の制御系の構成を示すブロック図 中間転写ベルト41上に転写された補正用のパターン画像100Y〜100Kを模式的に示す説明図 カラーレジスト補正処理の動作手順を示すフローチャート
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態にかかる画像形成装置1の構成を模式的に示す説明図である。画像形成装置1は、例えば複写機といった電子写真方式の画像形成装置であり、複数の感光体ドラムを一本の中間転写ベルトに対面させて縦方向に配列することによりフルカラーの画像を形成する、いわゆる、タンデム型カラー画像形成装置である。
この画像形成装置1は、原稿読取部10、画像形成部30Y,30M,30C,30K、中間転写部40、2次転写部45、定着装置60、排紙反転部70、再給紙部80、給紙部90および画像形成制御部5(図3参照)を主体に構成され、これらが一つの筐体内に収められている。
原稿読取部10は、その上部に自動原稿送り装置ADFを備えている。自動原稿送り装置ADFの原稿載置台15に載置された原稿Dは、一枚ずつ分離され原稿搬送路に送り出され、搬送ドラム16により搬送される。第1搬送ガイドG1および原稿排出ローラ17は、搬送ドラム16により搬送された原稿Dを原稿排出トレイ18に排出する。
原稿読取部10は、原稿画像読取位置RPにおいて、搬送ドラム16により搬送中の原稿Dの画像を読み取る。具体的には、原稿画像読取位置RPにおいて原稿Dの画像がランプLにて照射される。照射による反射光は第1ミラーユニット11、第2ミラーユニット12、レンズユニット13によって導かれて撮像素子CCDの受光面に結像する。撮像素子CCDは入射した光を光電変換して所定の画像信号を出力する。出力された画像信号は、A/D変換が施されることにより画像データとして作成される。
画像読取制御部14は、画像データに、シェーディング補正やディザ処理、圧縮等の処理を施し、この処理により得られる画像データを画像形成制御部5のRAMなどの記憶部に格納する。なお、画像データは、原稿読取部10から出力されるデータのみならず、画像形成装置1に接続されたパーソナルコンピュータや他の画像形成装置から受信したものであってもよい。
画像形成部30Yは、露光部20Yと、感光体ドラム31Yと、この感光体ドラム31Yの周辺に配置される、主帯電部32Y、現像部33Y、第1転写ローラ34Yおよびクリーニング部35Yから構成されており、イエローに対応する画像(トナー画像)を形成する。他の画像形成部30M,30C,30Kも画像形成部30Yと同様な構成であり、露光部20M,20C,20Kと、感光体ドラム31M、31C、31Kと、この感光体ドラム31M、31C、31Kの周辺に、主帯電部32M,32C,32K、現像部33M,33C,33K、第1転写ローラ34M,34C,34K、クリーニング部35M,35C,35Kがそれぞれ配置されており、マゼンダ、シアン、ブラックの各色に対応する画像(トナー画像)を形成する。
露光部20Y〜20Kは、図示しないレーザー光源、ポリゴンミラー、複数のレンズ等から構成され、レーザビームを生成する。露光部20Y〜20Kは、画像データを基に画像形成制御部5から出力される出力情報に対応して、感光体ドラム31Y〜31Kの表面を走査露光する。具体的には、各露光部20Y〜20Kは、レーザー光源が射出するレーザー光を回転するポリゴンミラーで反射することにより、感光体ドラム31Y〜31Kの表面をその軸方向(主走査方向)にレーザー光で繰り返し走査する。この走査露光により、感光体ドラム31Y〜31Kには潜像がそれぞれ形成される。
なお、露光部20Yには、図示しない補正機構が取り付けられており、この補正機構は、画像形成制御部5からの補正信号に基づいて駆動することにより、露光部20Yの水平位置の傾きを調整することができる。この補正機構は、他の露光部20M〜20Kについても同様に取り付けられている。
感光体ドラム31Y〜31Kは、主帯電部32Y〜32Kによりその表面が一様に帯電させられる。現像部33Y〜33Kは、トナーで現像することによって感光体ドラム31Y〜31K上の潜像を顕像化する。これにより、各感光体ドラム31Y〜31K上にはトナー画像が形成される。第1転写ローラ34Y〜34Kは、感光体ドラム31Y〜31K上に形成されたトナー画像を中間転写部40(具体的には中間転写ベルト41)の所定位置に逐次転写する。クリーニング部35Y〜35Kは、トナー画像の転写を終えた感光体ドラム31Y〜31Kの表面に残留するトナーを除去する。
中間転写部40は、中間転写ベルト41を主体に構成されている。中間転写ベルト41は、複数のローラに掛け渡されて回転自在に構成されており、4つの画像形成部30Y〜30Kがそれぞれ対面して配置されている。この中間転写ベルト41は、各画像形成部30Y〜30Kからトナー画像が転写されると、当該転写されたトナー画像を転写位置へと供給する。そして、中間転写ベルト41は、後述する2次転写部45と協働することにより、中間転写ベルト41上に転写されたトナー画像を用紙Pに転写する。トナー画像の転写に供される用紙Pは、給紙部90を構成するいずれかのトレイPG1,PG2,PG3から供給され、レジストローラによってタイミングが取られつつ転写位置へと送られる。ベルトクリーニング部43は用紙Pへのトナー画像の転写を終えた中間転写ベルト41の表面を清掃する。清掃された中間転写ベルト41は次の画像転写に供される。
2次転写部45は、図2に示すように、2次転写ローラ46、駆動ローラ47、2次転写ベルト48、クリーニング部49を主体に構成されており、中間転写ベルト41上に転写されたトナー画像を用紙Pに転写する。2次転写ローラ46、駆動ローラ47などを含む複数のローラには、無端状の2次転写ベルト48が掛け渡されており、この2次転写ベルト48は、図示しない駆動モータにより回転駆動される駆動ローラ47によって所定の速度で回転する。ベルトクリーニング部49は、例えばブレード等で構成されており、2次転写ベルト48の表面を清掃する。
本実施形態において、2次転写部45は、2次転写駆動部50(図3参照)により昇降可能に構成されており、中間転写ベルト41に圧着した状態と、中間転写ベルト41から離間した状態とを切り替えることができる。2次転写部45が中間転写ベルト41と圧着した状態(圧着状態)では、中間転写ベルト41と2次転写ベルト48とが中間転写ローラ44と2次転写ローラ46とによって挟持され、両ベルト41,48が圧着した状態となる。これにより、中間転写ベルト41と2次転写ベルト48との圧着部である転写位置を用紙Pが通過することにより、用紙Pに対するトナー画像の転写が可能となる。一方、2次転写部45が中間転写ベルト41から離間した状態(離間状態)では、中間転写ベルト41と2次転写ベルト48とが所定の距離だけ離間される。
再び図1を参照するに、定着装置60は、トナー画像が定着された用紙Pを加圧加熱することによって、用紙Pにトナー画像を定着させる。定着装置60は、例えば、一対の定着部材である定着上ローラ61および定着下ローラ62で構成されている。定着上ローラ61および定着下ローラ62は互いに圧接した状態で配置されおり、定着上ローラ61と定着下ローラ62との圧接部として定着ニップ部が形成される。
定着上ローラ61の内部には、当該定着上ローラ61を加熱する、すなわち、用紙P上のトナー画像を熱定着させるための加熱手段(例えばヒータ)が内蔵されている。この加熱手段からの輻射熱により定着上ローラ61が加温され、この定着上ローラ61の有する熱が用紙Pへと伝達される。
この定着装置60において、用紙Pは定着対象面が定着上ローラ61と向き合う格好で搬送されており、用紙Pの搬送過程において定着ニップ部を通過する。これにより、定着上ローラ61および定着下ローラ62による加圧および定着上ローラ61の有する熱の作用を通じて、用紙Pに対するトナー画像の定着が行われる。
排紙反転部70は、定着装置60による定着処理を終えた用紙Pを搬送して排紙トレイ75へ排出する。用紙Pを表裏反転して排出する場合、排紙ガイド72は、一旦、用紙Pを下方に導く。排紙反転ローラ73は用紙Pの後端を挟持した後に当該用紙Pを反転搬送し、そして、排紙ガイド72が用紙Pを排紙ローラ74へ導くことで用紙Pが排紙トレイ75へ排出される。
また、用紙Pの表面のみに画像形成を行う片面印刷に代えて、用紙Pの表面および裏面のそれぞれに画像形成を行う両面印刷の場合、排紙ガイド72は、表面のトナー画像の定着処理を終えた用紙Pを下方にある再給紙部80に搬送する。再給紙部80の構成要素の一つである反転ローラ81は用紙Pの後端を挟持した後に逆送することによって用紙Pを反転させて、再給紙搬送路82に送り出す。これにより、再給紙搬送路82を介して、用紙Pが裏面への画像形成に供される。
図3は、本実施形態にかかる画像形成装置1の制御系の構成を示すブロック図である。画像形成制御部5としては、例えばCPU、ROM、RAM、I/Oインターフェースを主体に構成されたマイクロコンピュータを用いることができる。画像形成制御部5は、ROMに格納された制御プログラムに従い、各種の演算を行い、この演算結果に基づいて画像形成装置1の動作状態を制御する。
画像形成制御部5は、画像形成装置1の各部を制御することにより、以下に示す一連のプロセスを実行し、これにより、搬送される用紙Pにトナー画像を形成する。
(1)感光体ドラム31Y〜31Kを帯電させる
(2)露光部20Y〜20Kにより、感光体ドラム31Y〜31K上に静電潜像を形成する
(3)形成された静電潜像にトナーを付着させる
(4)感光体ドラム31Y〜31K上のトナー画像を中間転写ベルト41に一次転写させる
(5)中間転写ベルト41上のトナー画像を用紙Pに二次転写させる
(6)定着装置60により用紙Pにトナー画像を定着する
また、本実施形態の特徴の一つとして、画像形成制御部5は、各画像形成部30Y〜30Kが形成する画像位置の補正処理、いわゆる、カラーレジスト補正処理を実行する(画像形成制御部5の有する補正部としての機能)。具体的には、画像形成制御部5は、4つの画像形成部30Y〜30Kにより補正用のパターン画像を形成する。そして、画像形成制御部5は、当該パターン画像に関するレジストセンサ6の検出結果に基づいて、各画像形成部30Y〜30Kが形成する画像位置を補正する。このカラーレジスト補正処理は、画像データに基づいて用紙Pに画像形成を行う印刷ジョブの実行期間外、例えば、画像形成装置1の電源投入時、あるいは、図示しない操作部・PCを通じてユーザによりカラーレジスト補正処理の実行を指示された時(または時間)に実行される。
ここで、レジストセンサ(検出部)6は、中間転写ベルト41の近傍に設けられており、図1または図2に示すように、中間転写ベルト41の回転方向において、最も下流側に位置する画像形成部(本実施形態では、ブラックに対応する画像形成部30K)よりも下流側、かつ、転写位置よりも上流側に配置されている。本実施形態では、主走査方向にかけて3つのレジストセンサ6が配列されている。
個々のレジストセンサ6は、その検出面が中間転写ベルト41と対向するように配置されており、個々のレジストセンサ6としては、反射型フォトセンサを用いることができる。反射型フォトセンサは、例えば、LEDなどの発光素子と、受光素子と、検出位置に存在する被検出物によって反射された発光素子からの光を受光素子の受光面に結像させる光学素子(レンズ)とで構成されている。レジストセンサ6は、検出位置へとパターン画像が到達すると、当該パターン画像の形状に応じてオンオフ間で信号が切り替わることにより、パターン画像を検出する。
図4は、中間転写ベルト41上に転写された補正用のパターン画像100Y〜100Kを模式的に示す説明図である。同図において、「Fms」は主走査方向を示し、「Fss」は主走査方向と直行する方向である副走査方向を示し、「Fss1」は中間転写ベルト41の回転方向を示す。各パターン画像100Y〜100Kは、所定のレジストマーク101Y〜101Kを主走査方向にそってレジストセンサ6と対応する位置に複数個配置したマーク群を、副走査方向Fssにそって一つ以上配列することによって構成されている。レジストマーク101Y〜101Kは、例えば、主走査方向Fmsと平行する直線と、これに対して傾斜する直線とを組み合わせて構成されている。なお、このカラーレジスト補正処理では個々のカラーの画像が独立した状態で中間転写ベルト41に形成されることが望ましいことから、例えば、画像形成制御部5は、各画像形成部30Y〜30Kを同タイミングで動作させ、各パターン画像100Y〜100Kを同時形成する。
なお、カラーレジスト補正処理の実行時、パターン画像100Y〜100Kとして、レジストマーク101Y〜101Kのみを形成した場合には、通常の印刷動作と比較して印字率が低くなり、感光体ドラム31Y〜31Kと中間転写ベルト41との摩擦状態が相違することとなり、補正精度を低下させることが懸念される。そこで、この問題を抑制すべく、各画像形成部30Y〜30Kは、パターン画像100Y〜100Kとして、所定の画像(例えば、矩形状のベタ画像102Y〜102K)も主走査方向Fmsにかけて複数個形成している。もちろん、パターン画像100Y〜100Kとしては、ベタ画像102Y〜102Kの形成を必ずしも要求するものではない。
本実施形態において、カラーレジスト補正処理は、例えば、以下に示す(A)〜(E)の各補正処理から構成されている。例えば、カラーレジスト補正処理は、ブラックに対応する画像形成部30Kによって形成されるパターン画像100Kを基準に実行される。すなわち、イエロー、マゼンダ、シアンの各色に対応する画像形成部30Y〜30Cによって形成されるパターン画像100Y〜100Cが、ブラックに対応する画像形成部30Kによって形成されるパターン画像100Kと対応するように種々の補正がなされることとなる。
(A)主走査補正処理
この処理は、各画像形成部30Y〜30Kによって形成されるトナー画像の主走査方向に関する画像位置、すなわち、露光部20Y〜20Kによる感光体ドラム31Y〜31Kの主走査方向Fmsにおける書き込み開始位置を揃える補正である。具体的には、画像形成制御部5は、画像形成部30Kによって形成されるレジストマーク101K(ブラックのレジストマーク101K)と、他の画像形成部30Y〜30Cによって形成されるレジストマーク101Y〜101C(イエロー、マゼンダ、シアンのレジストマーク101Y〜101C)とに関するレジストセンサ6の検出結果に基づいて、両者の主走査方向Fmsのずれ量をそれぞれ求め、このずれ量から補正量をそれぞれ算出する。そして、画像形成制御部5は、イエロー、マゼンダ、シアンの各色に対応する補正量に基づいて、イエロー、マゼンダ、シアンに対応する各露光部20Y〜20Cの書き込みタイミングを調整する。これにより、ブラックに対応する画像形成部30Kと、他の色に対応する画像形成部30Y〜30Cとの主走査方向Fmsにおける書き込み開始位置とが揃えられる。
(B)副走査補正処理
この処理は、各画像形成部30Y〜30Kによって形成されるトナー画像の副走査方向Fssに関する画像位置、すなわち、露光部20Y〜20Kによる感光体ドラム31Y〜31Kの副走査方向Fssにおける書き込み開始位置を揃える補正である。具体的には、画像形成制御部5は、ブラックのレジストマーク101Kと、イエロー、マゼンダ、シアンのレジストマーク101Y〜101Cとに関するレジストセンサ6の検出結果に基づいて、両者の副走査方向Fssのずれ量をそれぞれ求め、このずれ量から補正量をそれぞれ算出する。そして、画像形成制御部5は、イエロー、マゼンダ、シアンの各色に対応する補正量に基づいて、イエロー、マゼンダ、シアンに対応する各露光部20Y〜20Cの書き込みタイミングを調整する。これにより、ブラックに対応する画像形成部30Kと、他の色に対応する画像形成部30Y〜30Cとの副走査方向Fssにおける書き込み開始位置とが揃えられる。
(C)全体横倍補正処理
この処理は、各画像形成部30Y〜30Kによって形成されるトナー画像の全体における画像形成位置を揃える補正である。例えば、画像形成制御部5は、画像クロック信号の周期を調整して、レーザー発光タイミングを調整する。これにより、ブラックに対応する画像形成部30Kのトナー画像の全体における画像形成位置と、他の色に対応する画像形成部30Y〜30Cのトナー画像の全体における画像形成位置とのずれが揃えられる。
(D)部分横倍補正処理
この処理は、露光部20Y〜20K等の水平位置の傾きを調整する補正である。例えば、画像形成制御部5は、各露光部20Y〜20Kに取り付けた補正機構を駆動して、感光体ドラム31Y〜31Kに対する露光部20Y〜20Kの水平位置の傾きを調整する。
(E)スキュー補正処理
この処理は、各露光部20Y〜20K内の所定のレンズの垂直位置の傾きを調整する補正である。例えば、当該所定のレンズには、図示しない補正機構が取り付けられており、この補正機構は、画像形成制御部5からの補正信号に基づいて駆動することにより、レンズの垂直位置の傾きを調整することができる。例えば、画像形成制御部5は、所定のレンズに取り付けた補正機構を駆動して、感光体ドラム31Y〜31Kに対するレンズの垂直位置の傾きを調整する。
また、本実施形態において、画像形成制御部5は、2次転写駆動部50を制御することにより、2次転写部45を圧着状態と離間状態とで切替制御を行う(画像形成制御部5の有する転写制御部としての機能)。画像形成制御部5は、初期状態として2次転写部45を離間状態に設定している。そして、画像形成制御部5は、印刷ジョブの実行開始に応じて2次転写部45を離間状態から圧着状態へと切り替え、当該印刷ジョブの実行終了に応じて2次転写部45を圧着状態から離間状態へと切り替える。
また、画像形成制御部5は、カラーレジスト補正処理を行う場合には、必要に応じて、2次転写部45を圧着状態に制御する。具体的には、画像形成制御部5は、主走査方向に関する画像位置の補正である第1補正処理、本実施形態では、主走査補正処理(後述する第2のカラーレジスト補正処理に対応)を行う場合には2次転写部45を圧着状態に設定する。また、画像形成制御部5は、主走査補正処理以外の他の成分に関する画像位置の補正である第2補正処理、本実施形態では、副走査補正処理、全体横倍補正処理、部分横倍補正処理およびスキュー補正処理(後述する第1のカラーレジスト補正処理に対応)を行う場合には2次転写部45を離間状態に設定している。すなわち、画像形成制御部5は、前述のように印刷ジョブの実行期間外は、2次転写部45を初期状態としての離間状態に制御しており、主走査補正処理を行う場合に2次転写部45を圧着状態へと切り替えている。
図5は、カラーレジスト補正処理の動作手順を示すフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、画像形成制御部5によって実行される。なお、以下の各処理の実行にあたり、2次転写部45は離間状態に設定されている。
まず、ステップ1(S1)において、画像形成制御部5は粗調整を行う。この粗調整は、実質的な補正処理に先立ち、画像の位置ずれを大まかに補正するための処理である。具体的には、画像形成制御部5は、画像形成部30Y〜30Kによりパターン画像100Y〜100Kを1回形成する。
つぎに、画像形成制御部5は、色毎に、パターン画像100Y〜100Kに関するレジストセンサ6の検出結果を読み込む。この場合、レジストセンサ6は常時電源をオンしている必要はなく、パターン画像100Y〜100Kの通過に対応して、レジストセンサ6をオンにしてもよい。例えば、画像形成部30Y〜30Kによりパターン画像100Y〜100Kを形成したタイミングから所定の時間が経過した後に、レジストセンサ6をオンするとともにオン状態を継続し、その後所定の時間が経過した後、レジストセンサ6をオフするといった如くである。かかるレジストセンサ6の動作については、後述するステップにおいても同様に適用することができる。
なお、後述するステップ2(S2)の処理で否定判定された後に本ステップの処理を実行している場合には、画像形成制御部5は、次に示す処理を行う。具体的には、画像形成制御部5は、レジストセンサ6の検出結果を参照した上で、画像形成部30Y〜30Kにより形成されるレジストマーク101Y〜101Kが所定範囲内に収まるように、前述の(A)〜(E)のいずれかを実行する。
ステップ2(S2)において、画像形成制御部5は、レジストセンサ6の検出結果に基づいて、各パターン画像100Y〜100Kが予め設定された所定範囲内に形成されているか否か、すなわちパターン画像100Y〜100Kのずれ量が所定範囲内に収束しているか否かを判断する。ステップ1の粗調整は、微調整である第1および第2のカラーレジスト処理の実行前に行う、ある程度粗い精度での補正であるため、所定範囲も必要な程度で大まかに設定することができる。ステップ2において肯定判定された場合、すなわち、各パターン画像100Y〜100Kが所定範囲内に形成されている場合には、ステップ3(S3)に進む。一方、ステップ2において否定判定された場合、すなわち、いずれかの色のパターン画像100Y〜100Kが所定範囲内に形成されていない場合には、ステップ1に戻る。
ステップ3において、画像形成制御部5は、第1のカラーレジスト補正処理を行う。この第1のカラーレジスト補正処理では、前述したカラーレジスト補正処理のうち主走査補正処理以外の補正処理が行われる。すなわち、本実施形態では、副走査補正処理、全体横倍補正処理、部分横倍補正処理、スキュー補正処理が本ステップにおいて実行される。
具体的には、画像形成制御部5は、画像形成部30Y〜30Kによりパターン画像100Y〜100Kをn回形成する(n:1以上の自然数)。そして、画像形成制御部5は、パターン画像100Y〜100Kに関するレジストセンサ6の検出結果を読み込み、n回形成したパターン画像100Y〜100Kの平均値に基づいて、副走査補正処理、全体横倍補正処理、部分横倍補正処理、スキュー補正処理をそれぞれ行う。なお、パターン画像100Y〜100Kの作成回数nは、副走査方向などの画像の位置ずれとなる変動要因に基づいて、最適な数値を予め設定しておくことが好ましい。
ステップ4(S4)において、画像形成制御部5は、離間状態にある2次転写部45を圧着状態に制御する。ここで、2次転写部45を圧着状態に切り替えるタイミングとしては、基本的に、第1のカラーレジスト補正処理が終わった後とする。しかしながら、当該タイミングは、第1のカラーレジスト補正処理に影響を与えないと認められるタイミング以降であればよく、具体的には、中間転写ベルト41の回転方向Fss1において最も上流側に位置する画像形成部(本実施形態では、イエローに対応する画像形成部30Y)によって形成される最終回のパターン画像がレジストセンサ6を通過した後であればよい。
ステップ5(S5)において、画像形成制御部5は、第2のカラーレジスト補正処理を行う。この第2のカラーレジスト補正処理では、前述したカラーレジスト補正処理のうち主走査補正処理が行われる。
具体的には、画像形成制御部5は、画像形成部30Y〜30Kによりパターン画像100Y〜100Kをm回形成する(m:1以上の自然数)。そして、画像形成制御部5は、パターン画像100Y〜100Kに関するレジストセンサ6の検出結果を読み込み、m回形成したパターン画像100Y〜100Kの平均値に基づいて、主走査補正処理をそれぞれ行う。なお、パターン画像100Y〜100Kの作成回数mは、主走査方向の画像の位置ずれとなる変動要因に基づいて、最適な数値を予め設定しておくことが好ましい。
ステップ6(S6)において、画像形成制御部5は、圧着状態にある2次転写部45を離間状態に制御する。
このように本実施形態において、画像形成制御部5は、カラーレジスト補正として主走査補正処理(第2のカラーレジスト補正処理)を行う場合には2次転写部45を圧着状態に設定し、カラーレジスト補正として主走査方向以外の他の成分に関する画像位置の補正である第1のカラーレジスト補正処理を行う場合には2次転写部45を離間状態に設定している。
かかる構成によれば、主走査補正処理を行う場合には2次転写部45を圧着状態に設定しているので、中間転写部40の変動成分が検出結果に含まれるといった事態を抑制することができる。これにより、主走査方向に関する画像位置の補正精度が低下するといった事態を抑制することができる。また、中間転写部40の変動成分が補正精度に拘わらない、主走査方向以外の他の成分に関する第1のカラーレジスト補正処理を行う場合には2次転写部45を離間状態に設定しているので、補正用のパターン画像が2次転写部40へと転写されるといった事態を抑制することができる。これにより、印刷ジョブの実行に際し印刷品質が低下するといった事態を抑制することができる。したがって、主走査方向に関する画像位置の補正精度が低下するといった事態を抑制するとともに、カラーレジスト補正処理によって残留した画像による印刷品質の低下を抑制することができる。
なお、画像形成制御部5は、初期状態として2次転写部45を離間状態に設定しており、カラーレジスト補正として主走査補正処理を行う場合に2次転写部45を圧着状態に切り替えることにより、前述と同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態において、画像形成制御部5は、カラーレジスト補正処理を実行する場合には、第1のカラーレジスト補正処理を先行して行い、つぎに第2のカラーレジスト補正処理を行うこととし、第1のカラーレジスト補正処理の実行後に、離間状態の2次転写部45を圧着状態に切り替えている。
仮に第2のカラーレジスト補正処理を先行して実行し、つぎに第1のカラーレジスト補正処理を行った場合には、第2のカラーレジスト補正処理後に、2次転写部45を離間した状態で中間転写部40を動作させる必要がある。この場合、当該第1のカラーレジスト補正処理の実行に起因して、第2のカラーレジスト補正処理時の中間転写ベルト41の状態と、第1のカラーレジスト補正処理後の印刷ジョブ実行時の中間転写ベルト41の状態との間に差異が生じ、第2のカラーレジスト補正処理の結果が正確に反映されないことが起こりうる。しかしながら、本実施形態のように、第1のカラーレジスト補正処理、そして第2のカラーレジスト補正処理の順番でカラーレジスト補正を行うことにより、第2のカラーレジスト補正処理後に、2次転写部45を離間した状態で中間転写部40を動作させるといった状況が生じることがない。これにより、主走査方向に関する画像位置の補正精度の向上を図ることができる。
また、本実施形態において、画像形成制御部5は、初期状態として2次転写部45を離間状態に設定しており、印刷ジョブの実行に応じて2次転写部を圧着状態に切り替えることとし、印刷ジョブの実行期間外にカラーレジスト補正を行っている。これにより、2次転写部45の切替制御を行うことなく、カラーレジスト補正に移行することができるので、煩雑な制御が必要となるといった事態を抑制することができる。
また、本実施形態において、画像形成制御部5は、第1および第2のカラーレジスト補正処理毎に、画像形成部30Y〜30Kにより補正用のパターン画像100Y〜100Kを形成するとともに、補正用のパターン画像100Y〜100Kに関するカラーレジストセンサ6の検出結果に基づいて画像位置の補正を行っている。このように、必要な補正用のパターン画像100Y〜100Kを形成することにより、カラーレジスト補正を有効に実行することができる。
また、本実施形態において、画像形成制御部5は、第1のカラーレジスト補正処理にともなう補正用のパターン画像100Y〜100Kがカラーレジストセンサ6を通過した後に、2次転写部45を圧着状態に切り替えている。具体的には、中間転写ベルト41の回転方向Fss1において最も上流側に位置する画像形成部(本実施形態では、イエローに対応する画像形成部30Y)により形成された補正用のパターン画像100Yがカラーレジストセンサ6を通過した後に、2次転写部45を圧着状態に切り替える。2次転写部45を圧着状態に切り替えると、中間転写部40に衝撃が加えられて多少の揺れなどが生じるが、なるべく早いタイミングで圧着状態に切り替えることで、かかる影響が第2のカラーレジスト補正処理に含まれるといったことを抑制することができる。これにより、主走査方向に関する画像位置の補正精度の向上を図ることができる。また、第1のカラーレジスト補正処理にともなう補正用のパターン画像100Y〜100Kがカラーレジストセンサ6をすでに通過した後に圧着状態へと切り替えることで、第1のカラーレジスト補正処理に対して不要なノイズを与えるといったことを抑制することができる。
以上、本発明の実施形態にかかる画像形成装置について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、その発明の範囲内において種々の変形が可能であることはいうまでもない。例えば、第2のカラーレジスト補正処理は、前述した副走査補正処理、全体横倍補正処理、部分横倍補正処理およびスキュー補正処理に限らず、これらのうちいずれか一つ以上の組み合わせであってもよく、主走査方向以外の他の成分に関する画像位置の補正を広く含むことができる。また、中間転写部を備えるカラー画像形成装置のみならず、中間転写部を備える単色の画像形成装置であっても本発明を適用することができる。
1 画像形成装置
5 画像形成制御部
10 原稿読取部
20Y〜20K 露光部
30Y〜30K 画像形成部
31Y〜31Y 感光体ドラム
32Y〜32K 主帯電部
33Y〜33K 現像部
34Y〜34K 第1転写ローラ
35Y〜35K クリーニング部
40 中間転写部
41 中間転写ベルト
43 ベルトクリーニング部
44 中間転写ローラ
45 2次転写部
46 2次転写ローラ
47 駆動ローラ
48 2次転写ベルト
49 ベルトクリーニング部
50 2次転写駆動部
60 定着装置
70 排紙反転部
80 再給紙部
90 給紙部

Claims (7)

  1. 転写対象となる画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部により形成された画像が転写される中間転写部と、
    前記中間転写部に転写された画像を用紙に転写する2次転写部と、
    前記中間転写部に転写された画像を検出する検出部と、
    前記検出部の検出結果に基づいて、前記画像形成部が形成する画像位置の補正処理を実行する補正部と、
    前記2次転写部を、前記中間転写部と圧着した圧着状態と前記中間転写部から離間した離間状態とで切替制御する転写制御部と、を有し、
    前記転写制御部は、前記補正部が前記補正処理として主走査方向に関する画像位置の補正である第1補正処理を行う場合には、前記2次転写部を圧着状態に設定し、前記補正部が前記補正処理として前記主走査方向以外の他の成分に関する画像位置の補正である第2補正処理を行う場合には、前記2次転写部を離間状態に設定していることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記補正部は、前記補正処理を実行する場合には、前記第2補正処理を先行して行い、つぎに前記第1補正処理を行うこととし、
    前記転写制御部は、前記第2補正処理の実行後に、離間状態の前記2次転写部を圧着状態に切り替えることを特徴とする請求項1に記載された画像形成装置。
  3. 前記転写制御部は、初期状態として前記2次転写部を離間状態に設定しており、印刷ジョブの実行に応じて前記2次転写部を圧着状態に切り替えることとし、
    前記補正部は、印刷ジョブの実行期間外に前記レジスト補正処理を行うことを特徴とする請求項2に記載された画像形成装置。
  4. 前記補正部は、前記第1補正処理および前記第2補正処理を行う毎に、前記画像形成部により補正用のパターン画像を形成するとともに当該補正用のパターン画像に関する前記検出部の検出結果に基づいて画像位置の補正を行うことを特徴とする請求項2または3に記載された画像形成装置。
  5. 前記転写制御部は、前記第2補正処理にともなう前記補正用のパターン画像が前記検出部を通過した後に、前記2次転写部を圧着状態に切り替えることを特徴とする請求項4に記載された画像形成装置。
  6. 前記画像形成部は、カラー画像の要素となる色に対応して複数個設けられており、
    前記転写制御部は、中間転写部の回転方向において最も上流側に位置する画像形成部により形成された前記補正用のパターン画像が前記検出部を通過した後に、前記2次転写部を圧着状態に切り替えることを特徴とする請求項5に記載された画像形成装置。
  7. 転写対象となる画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部により形成された画像が転写される中間転写部と、
    前記中間転写部に転写された画像を用紙に転写する2次転写部と、
    前記中間転写部に転写された画像を検出する検出部と、
    前記検出部の検出結果に基づいて前記画像形成部が形成する画像位置の補正処理を実行する補正部と、
    前記2次転写部を、前記中間転写部と圧着した圧着状態と前記中間転写部から離間した離間状態とで切替制御する転写制御部と、を有し、
    前記転写制御部は、初期状態として前記2次転写部を離間状態に設定しており、前記補正部が前記補正処理として主走査方向に関する画像位置の補正を行う場合に前記2次転写部を圧着状態に切り替えることを特徴とする画像形成装置。
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