JP7006137B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
用紙Pは、定着部U2内の駆動ローラー(図示省略)の軸芯に垂直な方向に通紙されるが、図8及び図9に示すように、転写部U1-定着部U2間にアライメント差があることで、用紙P後端部の画像が傾いてしまうという課題がある。この課題は、厚紙や長尺紙ほど悪化する傾向がある。
用紙にトナー像を転写する転写部と、前記転写部により前記用紙に転写されたトナー像を加熱定着させる定着部と、を備え、前記用紙上に画像を形成する画像形成装置において、
前記定着部を用紙搬送方向及び当該用紙搬送方向の反対方向に付勢する弾性部材を備え、
前記弾性部材は、前記定着部の用紙搬送方向上流側及び下流側に、それぞれ前記定着部を挟んで対向するように設けられ、
前記定着部は、可動であり、
前記定着部の用紙搬送速度は、前記転写部の用紙搬送速度よりも遅いことを特徴とする。
前記定着部は、紐状部材により吊るされていることを特徴とする。
前記定着部は、回転可能に固定された球状部材の上に配置されていることを特徴とする。
前記定着部の移動方向は、用紙搬送方向に対して平行であることを特徴とする。
前記用紙が前記転写部及び前記定着部の双方で通紙しているタイミングにおける前記定着部の位置で固定し、前記定着部の位置を調整する調整部を備えることを特徴とする。
前記調整部は、用紙種変更時、複数枚通紙時、ジョブ毎及び定着温度設定時の少なくともいずれか一において、前記定着部の位置を調整することを特徴とする。
前記調整部における調整時に使用される前記用紙は、坪量300g/m2以上の厚紙であることを特徴とする。
画像形成装置1は、図1及び図2に示すように、自動原稿搬送部2と、スキャナー部3と、画像形成部4と、給紙部5と、記憶部6と、操作表示部7と、制御部10と、を備えて構成されている。
スキャナー部3は、光源や反射鏡等の光学系を備えて構成され、所定の搬送路を搬送された原稿D又はプラテンガラスに載置された原稿Dに光源を照射し、反射光を受光する。また、スキャナー部3は、受光した反射光を電気信号に変換して制御部10に出力する。
各作像部YMCKは、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を感光体41に形成し、感光体41に形成されたYMCK各色のトナー像を中間転写ベルトBに一次転写する。
なお、各作像部YMCKの構成及び動作はいずれも同様であるため、以下、イエロー作像部Yを例に挙げて、画像形成部4が行う一連の画像形成動作について説明する。
露光装置43は、制御部10からの画像データDyに基づいて感光体41の非画像領域を露光して露光した部分の電荷を除去し、感光体41の画像領域に静電潜像を形成する。
現像装置44は、感光体41に形成された静電潜像上に現像剤であるトナーを供給し、感光体41にイエローのトナー像を形成する。
なお、他の作像部MCKも同様に、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を中間転写ベルトBに一次転写する。これにより、中間転写ベルトB上にYMCK各色のカラーのトナー像が形成される。
画像形成部4は、YMCK各色のトナー像が二次転写された用紙Pを定着ユニットFにより加熱及び加圧した後、所定の搬送路に通して機外に排出する。
以上が画像形成部4による一連の画像形成動作である。
クリーニング装置48は、二次転写後の中間転写ベルトBに残留する残留物を除去する。
表示部71は、制御部10から入力される表示制御信号に従って、各種操作画面、各機能の動作状況等の表示を行う。また、ユーザーによるタッチ操作を受け付けて、操作信号を制御部10に出力する。
操作部72は、テンキー、スタートキー等の各種操作キーを備え、ユーザーによる各種入力操作を受け付けて、操作信号を制御部10に出力する。ユーザーは、操作表示部7を操作して、画質設定、倍率設定、応用設定、出力設定及び用紙設定等の画像形成に関する設定、用紙搬送指示、並びに装置の停止操作などを行うことができる。
本実施形態では、図3に示すように、転写ユニット46-定着ユニットF間にアライメント差があり、定着ユニットFの用紙搬送速度(定着速度)Vfが転写ユニット46の用紙搬送速度(転写速度)Vtよりも遅い条件となっている。
用紙PにループLが形成されると、用紙Pの復元力(反力)PWが定着ユニットFに作用する。バネSPは、バネ定数の低いものが用いられているため、用紙Pの復元力PWは、バネSPの付勢力に抗して定着ユニットFを移動させようとする。その後、用紙Pの復元力PWが作用しなくなるまで(すなわち、ループLが解消されるまで)定着ユニットFは移動し、定着ユニットFが停止した位置が転写ユニット46-定着ユニットF間のアライメント差がない位置となる(図4参照)。
これにより、アクティブ(能動的)なアライメント調整を実施するのではなく、用紙Pの復元力PWによるパッシブ(受動的)なアライメント調整を実施することができる。
したがって、本実施形態に係る画像形成装置1によれば、定着ユニットFが用紙Pの復元力PWを受けて当該復元力PWが作用しなくなるまで移動するので、パッシブなアライメント調整を実施することができる。これにより、アライメント調整に掛かるコストを削減することができるとともに、画像位置精度を向上させることができる。
したがって、本実施形態に係る画像形成装置1によれば、転写ユニット46-定着ユニットF間において、用紙P幅方向端部のいずれか一方にループLが形成されるので、ループLを解消しようとする用紙Pの復元力PWによりパッシブなアライメント調整を実施することができる。これにより、アライメント調整に掛かるコストを削減することができるとともに、画像位置精度を向上させることができる。
したがって、本実施形態に係る画像形成装置1によれば、画像位置精度に強く影響を与える用紙搬送方向のアライメント誤差を解消することができるので、画像位置精度を向上させることができる。
その後、適正位置となった定着ユニットFに対して、ねじ等を利用して位置を固定し、アライメントを調整する。このアライメント調整は、主に、紙種変更時、複数枚通紙時、ジョブ毎又は定着温度調整時に実施される。
したがって、調整に適したタイミングでアライメント調整を実施することができるので、生産性を下げることなくアライメント調整を実施することができる。
以上のように、坪量300g/m2以上の厚紙を使用することで、用紙Pの復元力(反力)をより確実に定着ユニットFに伝えることができるので、パッシブなアライメント調整をより確実に実施することができる。
2 自動原稿搬送部
3 スキャナー部
4 画像形成部
41 感光体
42 帯電装置
43 露光装置
44 現像装置
45 一次転写ローラー
46 転写ユニット(転写部)
461 二次転写ローラー対
47、48 クリーニング装置
B 中間転写ベルト
F 定着ユニット(定着部)
SP バネ(弾性部材)
ST 紐状部材
R 球状部材
5 給紙部
6 記憶部
7 操作表示部
10 制御部(調整部)
Claims (7)
- 用紙にトナー像を転写する転写部と、前記転写部により前記用紙に転写されたトナー像を加熱定着させる定着部と、を備え、前記用紙上に画像を形成する画像形成装置において、
前記定着部を用紙搬送方向及び当該用紙搬送方向の反対方向に付勢する弾性部材を備え、
前記弾性部材は、前記定着部の用紙搬送方向上流側及び下流側に、それぞれ前記定着部を挟んで対向するように設けられ、
前記定着部は、可動であり、
前記定着部の用紙搬送速度は、前記転写部の用紙搬送速度よりも遅いことを特徴とする画像形成装置。 - 前記定着部は、紐状部材により吊るされていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記定着部は、回転可能に固定された球状部材の上に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記定着部の移動方向は、用紙搬送方向に対して平行であることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記用紙が前記転写部及び前記定着部の双方で通紙しているタイミングにおける前記定着部の位置で固定し、前記定着部の位置を調整する調整部を備えることを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記調整部は、用紙種変更時、複数枚通紙時、ジョブ毎及び定着温度設定時の少なくともいずれか一において、前記定着部の位置を調整することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
- 前記調整部における調整時に使用される前記用紙は、坪量300g/m2以上の厚紙であることを特徴とする請求項5又は6に記載の画像形成装置。
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