JP2012206213A - ロータリーダイカッターのダイカットロール - Google Patents

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Abstract

【課題】ダイカットロールの刃型を、電極シートを貫通して樹脂フィルム厚さの途中まで切り込ませて切断する場合に、電極シートを確実に製品となるワーク側で切断できるとともに、切断されたワークにヒゲを生じさせない。
【解決手段】ダイカットロール1の刃型2の断面が、ダイロール本体3外周側に向かうに従いダイ軸線に直交する刃型中心線Cに向けて互いに接近するように傾斜した一対の傾斜面2A、2Bと、その外周側に連なって刃型中心線Cに直交するフラット面2Cとを備えた山型をなし、ワークW側を向くワーク側傾斜面2Aのワーク側角度αをトリムT側を向くトリム側傾斜面2Bのトリム側角度βより小さくし、ワーク側角度αは1°〜15°、トリム側角度βは10°〜45°の範囲内とし、フラット面幅Dは5.0mm以下とし、フラット面2Cとワーク側傾斜面2Aとを角度をもって交差させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、アンビルロールとともにロータリダイカッターを構成するダイカットロールであって、円柱状のダイロール本体の外周面に刃型が形成され、この刃型と、上記アンビルロールのアンビルロール本体外周面とによって、これらダイロール本体とアンビルロール本体との間に挿通されるシート状の被加工物に、この被加工物から製品とされるワークを抜出可能に剪断加工を施すロータリーダイカッターのダイカットロールに関するものである。
近年、ノートパソコンや携帯電話等に広く使用されているリチウムイオン2次電池においては、アルミニウムや銅などからなる金属箔の表面にカーボンやマンガン酸リチウムなどの電極材料が塗布された電極シートが用いられている。そして、このような電極シートを所定形状に切断するのに、ダイカットロールとアンビルロールよりなるロータリーダイカッターを用いることが特許文献1、2に記載されている。
このうち、特許文献1に記載されたロータリーダイカッターでは、アンビルロールの外周面に樹脂フィルム層を形成して、ダイカットロールに形成された刃型を、アンビルロールの樹脂フィルム層にまで切り込ませることで、金属箔を有する電極シートを刃型形状に確実に切り抜くとともに、刃型の先端のフラット部で押し潰された電極シートの欠片を樹脂フィルム層に押し込むことにより、電極シートから切断されて製品とされるワークの切断面にこの欠片が付着するのを防いで、ヒゲやバリ、カエリの発生を抑制するようにしている。
ところが、このようにアンビルロールの外周面に樹脂フィルム層を形成してダイカットロールの刃型を切り込ませながらワークの切断を行うと、切断を続けるうちに樹脂フィルム層が切り刻まれて損傷してしまい、ダイカットロールの刃型の切れ味が劣化するおそれがある。また、電極シートの欠片が樹脂フィルム層に押し込まれて取り残されると、刃型が1周して次のワークを切断する際にこの取り残された欠片が刃型に当たって摩耗や欠損を招くおそれもある。
そこで、最近では、例えば特許文献3に記載されたようなキャリアフィルム上に保持されたセラミックスグリーンシートを切断する手法を利用して、電極シートを樹脂フィルム上に貼り付けて一体にダイカットロールとアンビルロールとの間に挿通し、ダイカットロールの刃型を、電極シートを貫通して樹脂フィルムの厚さの途中まで切り込ませることにより、電極シートの製品となるワークを切断して樹脂フィルムから剥離する一方、ワークを剥離した後の電極シートの端物はトリムとして樹脂フィルムとともに回収する切断方法が採られるようになってきている。
特開2009−66676号公報 特開2009−107047号公報 特開平7−52099号公報
ところで、このような切断方法によって電極シートを切断する場合においても、電極シートの製品となるワークに切断の際の欠片が残されてヒゲを生じることは、電極のショートの原因となるため勿論許されない。また、ショートの原因となることのない僅かな細かいバリやカエリは、多少は許容されるが、加工品位の観点からやはり発生しないことが望ましい。
このため、ダイカットロールの刃型は、そのワーク側を向く面による切れ味ができるだけ鋭くなるようにするのが望ましいが、特許文献1に記載されているように刃型がフラット部を備えてその中心線に関して対称形状であると、たとえ刃型が鋭利であっても、被加工物がフラット部のトリム側で切断されるおそれがあって、製品となるワーク側で確実に切断することができなくなってしまう。
その一方で、例えば特許文献2、3に記載されているように、このワーク側を向く面をダイカットロールのダイロール本体の回転軸線であるダイ軸線に垂直な面としてしまうと、該ダイ軸線に対する径方向外周側の刃型の先端において、ワーク側を向く面と刃型先端のフラット部や刃型のトリム側を向く面との交差角が小さくなり、このワーク側を向く面の先端側において早期に刃型の摩耗を生じて却って切れ味が損なわれ、ヒゲやバリ、カエリを生じ易くなってしまう。
本発明は、このような背景の下になされたもので、上述のように電極シートを樹脂フィルム上に貼り付けて一体にダイカットロールとアンビルロールとの間に挿通し、ダイカットロールの刃型を、電極シートを貫通して樹脂フィルムの厚さの途中まで切り込ませるようにして電極シートを切断するような場合でも、電極シートを確実に製品となるワーク側で切断することができるとともに、こうして切断されたワークにヒゲは勿論、バリやカエリも極力生じさせることがないロータリーダイカッターのダイカットロールを提供することを目的としている。
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明は、ダイ軸線回りに回転される円柱状のダイロール本体の外周面に、この外周面から突出して該外周面上に延びるように刃型が形成され、この刃型と、上記ダイ軸線と平行なアンビル軸線回りに回転されるアンビルロールの円柱状のアンビルロール本体の外周面とによって、これらダイロール本体とアンビルロール本体との間に挿通されるシート状の被加工物に、該被加工物から製品とされるワークを抜出可能に剪断加工を施すロータリーダイカッターのダイカットロールであって、上記刃型は、上記ダイロール本体の外周面において該刃型が延びる方向に直交する断面が、該ダイロール本体の外周側に向かうに従い上記ダイ軸線に直交する刃型中心線に向けて互いに接近するように傾斜した一対の傾斜面と、これら一対の傾斜面の外周側に連なって上記刃型中心線に直交するフラット面とを備えた山型をなしており、上記断面において、上記一対の傾斜面が上記刃型中心線に対してなす角度は、上記被加工物における上記ワーク側を向くワーク側傾斜面のワーク側角度が、これとは反対の上記被加工物において上記ワークが抜き出された後の端物とされるトリム側を向くトリム側傾斜面のトリム側角度よりも小さくされるとともに、上記ワーク側角度は1°〜15°の範囲内とされ、上記トリム側角度は10°〜45°の範囲内とされ、さらに上記ワーク側傾斜面と上記フラット面との交点と、上記トリム側傾斜面と上記フラット面との交点または該トリム側傾斜面と上記フラット面との延長線同士の交点との間のフラット面幅が5.0mm以下とされて、このフラット面と上記ワーク側傾斜面とが角度をもって交差させられていることを特徴とする。
このように構成されたダイカットロールでは、ダイロール本体の刃型が、ダイロール本体の外周面において該刃型が延びる方向に直交する断面において山型をなしていて、ダイロール本体の外周側に向かうに従いダイ軸線に直交する刃型中心線に向けて互いに接近するように傾斜した一対の傾斜面と、これらの傾斜面の外周側に連なって上記刃型中心線に直交するフラット面とを備えており、すなわちこの刃型のワーク側を向く面がダイロール本体の外周側に向かうに従い刃型中心線側に向かう傾斜面とされているので、このワーク側を向くワーク側傾斜面と刃型先端のフラット面との交差角が小さくなるのを防いで、早期の摩耗による切れ味の低下を防ぐことができる。
そして、さらに上記構成のダイカットロールでは、これら一対の傾斜面のうちワーク側を向くワーク側傾斜面が刃型中心線に対してなすワーク側角度が1°〜15°の範囲内とされて、トリム側を向くトリム側傾斜面の10°〜45°の範囲内とされたトリム側角度よりも小さくされていて、しかもフラット面とワーク側傾斜面とが角度をもって交差させられているので、これらフラット面とワーク側傾斜面との交差角は、トリム側傾斜面とフラット面との交点またはトリム側傾斜面とフラット面との延長線同士の交点における交差角よりも小さくなる。
このため、上記ワーク側傾斜面とフラット面との交差稜線を切刃エッジとして鋭い切れ味を与えることができ、フラット面とトリム側傾斜面とで被加工物を押さえ付けるようにしながら、この切刃エッジによって被加工物を鋭く切り裂くように切断することが可能となる。従って、被加工物が上述のような樹脂フィルムに貼り付けられた電極シートであっても、この被加工物を確実にワーク側で切断することができるとともに、こうして切断されたワークのヒゲの発生を防止することができるのは勿論、バリやカエリの発生も極力防ぐことができる。
ここで、上記ワーク側角度が15°を上回ると、このような鋭い切れ味を上記切刃エッジに与えることができなくなる。その一方で、このワーク側角度が1°を下回っても、切刃エッジが早期に摩耗して鋭い切れ味を維持することができなくなり、いずれも被加工物をワーク側で切断することができなくなるとともに、ヒゲやバリ、カエリも発生し易くなる。
また、トリム側角度が10°を下回るほど小さくなると、トリム側傾斜面とフラット面との交差角が鋭利になってその交差稜線部でも被加工物が切断されてしまうことになる。さらに、このトリム側角度が45°を上回ったり、上記フラット面幅が5.0mmを上回ったりすると、これらフラット面やトリム側傾斜面による押さえ付けが逆に強くなりすぎて、被加工物が上記電極シートである場合にその金属箔を引き延ばすように作用してワーク側にヒゲやバリ、カエリが発生し易くなってしまう。
なお、このような被加工物の押さえ付けすぎによるヒゲやバリ、カエリの発生を確実に防ぎつつ、押さえ付け不足によるバリやカエリの発生も十分に防ぐには、上記フラット面幅は0.3mm〜3.0mmの範囲内とされるのが望ましい。
一方、上述のようにトリム側傾斜面とフラット面との交差稜線部でも被加工物が切断されてしまうのを防いで、より確実にワーク側で被加工物を切断するには、上記断面において、これらトリム側傾斜面とフラット面との交差稜線部分を、該トリム側傾斜面とフラット面とに接する凸曲線状部として、該交差稜線部分における切れ味を鈍くするのが望ましい。
ただし、この凸曲線状部の曲率半径が小さすぎると切れ味を十分に鈍くすることができない一方、曲率半径が大きすぎてもフラット面による押さえ付けが不十分となってヒゲやバリ、カエリの発生を招くおそれが生じるので、この凸曲線状部の曲率半径は、上記ワーク側傾斜面と上記フラット面との交点と、上記トリム側傾斜面と上記フラット面との延長線同士の交点との間のフラット面幅以下であって、かつ0.05mm〜0.5mmの範囲内とされるのが望ましい。
以上説明したように、本発明によれば、被加工物が樹脂フィルムに貼り付けられた電極シートであっても、このような被加工物から製品となるワークを刃型のワーク側で確実に切断することができるとともに、こうして切断されたワークにショートの原因となるヒゲが生じるのを防ぐことができ、またバリやカエリの発生も極力抑えて、製品歩留まりの高い効率的かつ経済的な切断加工を行うことが可能となる。
本発明の一実施形態に係わるロータリーダイカッターを説明する斜視図である。 本発明の一実施形態における刃型の断面図である。 本発明の実施例に用いたロータリーダイカッターの側面図である。
図1は、本発明の一実施形態に係わるロータリーダイカッターの斜視図であり、図2は、このようなロータリーダイカッターにおける本発明の一実施形態のダイカットロール1の刃型2の断面図である。すなわち、ロータリーダイカッターは、いずれも円柱状をなすダイカットロール1とアンビルロール11とから構成され、これらダイカットロール1とアンビルロール11とを図中に符号R1、R2で示す回転方向に回転させながら、その間にシート状の被加工物Sを挿通して図中に符号Fで示す送り方向に送り出し、このとき、ダイカットロール1の外周面に形成された上記刃型2により、被加工物Sに該被加工物Sから製品とされるワークWを抜出可能に剪断加工を施してゆく。
ここで、本実施形態のダイカットロール1により加工が施される被加工物Sは、図2に示すようにフッ素樹脂等の樹脂フィルムAの上に、アルミニウムや銅、ステンレス鋼などからなる金属箔の表面にカーボンやマンガン酸リチウムなどの電極材料が塗布された電極シートBが貼り付けられたものであり、電極シートBをダイカットロール1側に向けてアンビルロール11との間に挿通させられて、上記刃型2がこの電極シートBを貫通して樹脂フィルムAの厚さの途中まで切り込まれることにより、刃型2の形状に電極シートBのワークWを剪断して樹脂フィルムAから剥離することにより抜出可能とする一方、このワークWが抜き出された後の電極シートBの残りの部分は被加工物Sの端物とされて、トリムTとして樹脂フィルムAとともに回収される。
上記ダイカットロール1は、その回転軸線となるダイ軸線O1を中心とした円柱状のダイロール本体3と、このダイロール本体3の両端部に同軸となるように一体に突設された、ダイロール本体3よりも小径の一対の回転軸部4とを備えており、これらの回転軸部4が図示されないベアリングボックスに支持されて、やはり図示されない駆動装置により回転方向R1に回転駆動される。なお、ダイカットロール1は、少なくともそのダイロール本体3の外周面が超硬合金等の硬質材料により形成されている。
また、このダイカットロール1のダイロール本体3の外周面における両端部には、互いに等しい外径で、これら両端部の間の外周面よりは僅かに一段大きな外径のダイ軸線O1を中心とした円筒面状の外周面を有するように突出した一定幅の帯状のベアラー部5が形成されており、これらのベアラー部5がアンビルロール11の円柱状をなすアンビルロール本体12の外周面に当接させられながらダイカットロール1は回転させられる。
なお、アンビルロール11は、アンビル軸線O2を中心としてこのように円柱状をなすアンビルロール本体12と、その両端部に同軸となるように一体に突設された小径の一対の回転軸部13とを備えて、やはりこれら回転軸部13が図示されないベアリングボックスにアンビル軸線O2がダイ軸線O1と平行となるように支持され、同じく図示されない駆動装置により上記回転方向R1とは逆向きの回転方向R2に回転駆動される。ここで、アンビルロール本体12の外周面はアンビル軸線O2を中心とした円筒面とされ、ダイカットロール1のダイロール本体3のような刃型2やべアラー部5は形成されていない。
ダイカットロール1の刃型2は、ダイロール本体3の外周面のうち上記ベアラー部5の間の部分に、この部分の外周面から突出して該外周面上に延びるように形成されており、この刃型2の上記外周面からの突出高さは、刃型2が被加工物Sに切り込まれた際に電極シートBは貫通して樹脂フィルムAは貫通せずにその厚さの途中まで切り込まれるように、ベアラー部5の突出高さよりも樹脂フィルムAの厚さの範囲内で僅かに小さくされている。
このダイカットロール1の刃型2は、ダイロール本体3の上記外周面において該刃型2が延びる方向に直交する断面が、図2に示すようにダイロール本体3の外周側(図2において下側)に向かうに従い、当該断面における刃型2のダイ軸線O1に直交する刃型中心線Cに向けて互いに接近するように傾斜した一対の傾斜面2A、2Bと、これらの傾斜面2A、2Bの外周側に連なって刃型中心線Cに直交するフラット面2Cとを備えた山型をなしている。
そして、同断面において、これらの傾斜面2A、2Bが刃型中心線Cに対してなす角度は、被加工物SにおけるワークW側を向くワーク側傾斜面2Aのワーク側角度αが、これとは反対の被加工物Sにおいて上記トリムT側を向くトリム側傾斜面2Bのトリム側角度βよりも小さくされており、ワーク側角度αは1°〜15°の範囲内とされるとともに、トリム側角度は10°〜45°の範囲内とされている。
さらに、ワーク側傾斜面2Aとフラット面2Cとの交点Pと、トリム側傾斜面2Bとフラット面2Cとの交点またはトリム側傾斜面2Bとフラット面2Cとの延長線同士の交点Qとの間のフラット面幅Dは、5.0mm以下、望ましくは0.3mm〜3.0mmの範囲内とされている。そして、このフラット面2Cとワーク側傾斜面2Aとは角度をもって交差するように形成されている。
一方、本実施形態では、フラット面2Cとトリム側傾斜面2Bとの交差稜線部は、上記断面において、これらトリム側傾斜面2Bとフラット面2Cとに接する円弧よりなる凸曲線状部2Dとされており、上記フラット面幅Dは上述のように上記交点Pと、図2に破線で示したトリム側傾斜面2Bとフラット面2Cとの延長線同士の交点Qとの幅とされている。なお、上記断面におけるこの凸曲線状部2Dの曲率半径rは、上記フラット面幅D以下であり、かつ0.05mm〜0.5mmの範囲内とされている。
なお、上記刃型中心線Cは、ダイ軸線O1に直交して例えば図2に示すようにこのフラット面2Cのフラット面幅Dの中心を通る直線とされていればよい。ただし、この刃型中心線Cは上記ワーク側角度αとトリム側角度βを規定するものであるから、上記断面においてワーク側傾斜面2Aとフラット面2Cとの交点Pを通る直線であったり、トリム側傾斜面2Bとフラット面2Cとの交点、またはその延長線の上記交点Qを通る直線であったり、あるいはワーク側傾斜面2Aとトリム側傾斜面2Bとの延長線の交点を通る直線であったりしてもよい。
このように形成された刃型2が図2に示すように被加工物Sに切り込まれると、この刃型2のうちトリムT側を向くトリム側傾斜面2Bの傾斜角度であるトリム側角度βが、ワークW側を向くワーク側傾斜面2Aの傾斜角度であるワーク側角度αよりも大きくされていて、ワーク側傾斜面2Aよりもトリム側傾斜面2Bが被加工物Sの電極シートBに接触する接触面積が大きくなるとともに、これらワーク側傾斜面2Aとトリム側傾斜面2Bの外周側には刃型中心線Cに直交するフラット面2Cが形成されているので、電極シートBはこれらフラット面2Cとトリム側傾斜面2Bとに押さえ付けられるようにして樹脂フィルムA内に凹入させられる。
そして、これとは逆に、ワークW側を向くワーク側傾斜面2Aは、そのワーク側角度αがトリム側角度βよりも小さくされており、さらにフラット面2Cと角度をもって交差するようにされていて、その上記交点Pにおいて切れ味の鋭い切刃エッジを形成するようにされているので、上述のように刃型2が被加工物Sに切り込まれて樹脂フィルムA内に凹入させられると、図2に示すようにこの切刃エッジから電極シートBが切り裂かれるように剪断されることになる。
従って、このような構成のダイカットロールによれば、この電極シートBを刃型2の製品となるワークW側のワーク側傾斜面2Aに沿って確実に切断することができ、さらにこのとき電極シートBの金属箔が変形してヒゲが生じても、電極シートBがトリム側傾斜面2Bやフラット面2Cによって押さえ付けられることにより、ヒゲはすべて電極シートBのトリムT側に発生することになって製品となるワークWには残ることはない。このため、このようなワークWとされる電極シートBを用いたリチウムイオン2次電池などにおいてヒゲにより致命的な欠陥が生じるのを防ぐことができ、さらにバリやカエリの発生も極力小さく抑えることができて、製品歩留まりの向上を図って効率的かつ経済的な被加工物Sの切断加工を行うことが可能となる。
さらに、上記構成のダイカットロールにおいては、ワーク側角度は1°〜15°の範囲内とされるとともにトリム側角度は10°〜45°の範囲内とされているので、後述する実施例でも実証されるように被加工物Sの電極シートBを一層確実にワークW側で切断することが可能となる。すなわち、ワーク側角度αが15°を上回ると、上述のように切刃エッジとされる上記交点Pにおいて鋭い切れ味を確保することができなくなって、ワークW側で確実に電極シートBを切断することができなくなるおそれがある。一方、逆にワーク側角度αが1°を下回っても、切断加工の当初は鋭い切れ味であっても、上記切刃エッジが早期に摩耗してしまって丸みを帯びることにより切れ味が鈍り、やはり被加工物SをワークW側で切断することができなくなるとともに、ワークW側にヒゲやバリ、カエリも発生し易くなる。
また、トリム側角度βが10°を下回るほど小さくなると、トリム側傾斜面2Bとフラット面2Cとの交差角が小さくなってその交差稜線部が鋭利になり、この交差稜線部も切刃エッジとして作用してしまってトリムT側でも被加工物Sの電極シートBが切断されてしまうおそれがある。一方、逆にこのトリム側角度βが45°を上回るほど大きくなると、刃型2が被加工物Sに切り込まれて樹脂フィルムA内に凹入されるときの電極シートBとの接触面積が大きくなりすぎて該電極シートBを押さえ付ける作用も強くなりすぎ、上述のような金属箔よりなる電極シートSが引き延ばされてしまって、切断されるワークW側にヒゲやバリ、カエリが発生し易くなってしまう。
これは、フラット面2Cの上記フラット面幅Dについても同様であり、すなわちこのフラット面幅Dが大きすぎると、やはり刃型2が樹脂フィルムA内に凹入されるときにフラット面2Cが電極シートBを押さえ付ける作用が強くなりすぎて、ヒゲ等が発生し易くなってしまう。このため、上記構成のダイカットロールではこのフラット面幅Dを5.0mm以下としており、バリやカエリも確実に防止するには望ましくは3.0mm以下とされるが、逆にこのフラット面幅Dが小さくなりすぎても、電極シートBを押さえ付ける作用が不足して却ってバリやカエリが発生し易くなるので、フラット面幅Dは0.3mm以上とされるのが望ましい。
一方、本実施形態では、このフラット面2Cとトリム側傾斜面2Bとの交差稜線部に、これらフラット面2Cとトリム側傾斜面2Bに接する断面円弧等の凸曲線状部2Dが形成されており、この交差稜線部分の切れ味を鈍くして切刃エッジとして作用するのを防ぎ、これによってもより確実に電極シートBをワークW側で切断することができる。
ただし、こうしてフラット面2Cとトリム側傾斜面2Bとの交差稜線部に凸曲線状部2Dを形成する場合には、その曲率半径rが小さすぎると、このような効果を奏することができない。その一方で、この曲率半径rが大きすぎると、上述のようにフラット面幅Dが5.0mm以下とされたフラット面2Cにおいて凸曲線状部2Dが占める部分が大きくなりすぎてフラット面2Cによる電極シートBの押さえ付けが不十分となるおそれがあるので、この凸曲線状部2Dの上記断面における曲率半径rは、上記フラット面幅D以下で、なおかつ0.05mm〜0.5mmの範囲内とされるのが望ましい。
なお、本実施形態では、このようにフラット面2Cとトリム側傾斜面2Bとの交差稜線部に凸曲線状部2Dを形成していて、そのときのフラット面幅Dを、図2に示した断面においてワーク側傾斜面2Aとフラット面2Cとの交点Pと、同図2に破線で示したフラット面2Cとトリム側傾斜面2Bの延長線の交点Qとの間の幅としているが、このような凸曲線状部2Dを形成せずに、トリム側傾斜面2Bとフラット面2Cとが角度をもって交差していてもよい。
すなわち、本発明のダイカットロールでは、上記ワーク側角度αがトリム側角度βよりも小さくされて、ワーク側角度αが1°〜15°、トリム側角度βが10°〜45°の範囲内とされ、さらにフラット面幅Dが5.0mm以下でフラット面2Cとワーク側傾斜面2Aとが角度をもって交差させられていれば、上述の効果を奏することができる。なお、こうして凸曲線状部2Dが形成されない場合のフラット面幅Dは、上記断面においてワーク側傾斜面2Aとフラット面2Cとの交点Pと、フラット面2Cとトリム側傾斜面2Bの交点との間の幅となる。
次に、実施例を挙げて本発明の効果について実証する。本実施例では、まず実験用のダイカットロールとして、図3に示すような刃型2がダイロール本体3の周方向に向けて一定の周期、振幅でダイ軸線O1方向に矩形に凹凸しつつ延びるように形成されたダイカットロール1を複数種用意し、これらのダイカットロール1において刃型2のワーク側角度αを1°〜20°の範囲で、またトリム側角度βを1°〜50°の範囲で、それぞれ互いに種々に変化させながら、被加工物Sのテストピースに上述のような切断加工を施して、その際に切断されたワークWが刃型2の上記交点Pを切刃エッジとして切断されたものか、それ以外の、トリム側傾斜面2Bとフラット面2Cとの交差稜線部などで切断されたものかを確認して評価した。
ここで、図3に示す刃型2によりワークWに形成される矩形の凹凸の周期Xは20mm、この周期Xのうち凸部の長さYは12mm、高さZは13mmであり、ダイロール本体3が1周する間にワークWに25個の凹凸が形成されるように刃部2が形成されている。また、テストピースは厚さ70μmのフッ素樹脂フィルムに厚さ20μmのAl箔、Cu箔、ステンレス鋼箔を各々貼り付けた3種のものであって、それぞれに対して10m/minの送り速度でダイカットロール1とアンビルロール11の間に挿通されるようにして切断加工を施した。
さらに、刃部2の外周側の先端にはフラット面幅Dが0.3mmのフラット面2Cを形成するとともに、フラット面2Cとトリム側傾斜面2Bとの交差稜線部には曲率半径rが0.05mmの凸曲線状部2Dを形成し、このフラット部2Cがベアラー部5よりもダイ軸線O1に対する径方向に45μm内周側に位置するようにした。
なお、評価方法は、切断加工を施したワークWを、ダイロール本体3の1周分の上記凹凸に沿った全長(フォーム長)についてCCDカメラで観察し、この全長においてワークWがワーク側傾斜面2Aとフラット面2Cとの交点Pを切刃エッジとして切断されたものと確認された場合だけを丸印とし、それ以外の、部分的にでもトリム側傾斜面2Bとフラット面2Cとの交差稜線部側で切断された箇所があったものや、切断されていない箇所があったもの、およびヒゲの発生があったものは全てバツ印とした。この結果を、ワーク側角度α(°)を横に、トリム側角度β(°)を縦にした一覧表として次表1に示す。
Figure 2012206213
この表1の結果より、ワーク側角度αが1°〜15°の範囲内で、トリム側角度βが10°〜45°の範囲内であり、しかもα<βであるものでは評価が全て丸印であって、ヒゲが発生することがなかったのは勿論、ワークWがその全長(フォーム長)に亙ってワーク側傾斜面2Aとフラット面2Cとの交点Pを切刃エッジとして切断されたものであるのが確認された。
これに対し、ワーク側角度αとトリム側角度βの少なくとも一方が上記範囲外であったり、範囲内であってもα≧βであるものは、上記フォーム長の一部または全部がトリム側傾斜面2Bとフラット面2Cとの交差稜線部側で切断されていたり、切断されていない箇所があったり、またはヒゲの発生があったりしているのが確認された。
次に、図3に示したのと同様の実験用のダイカットロール1において、刃型2のワーク側角度αを5°、トリム側角度βを30°、凸曲線状部2Dの曲率半径rを0.05mmで一定として、フラット面幅Dを0.1mm〜6.0mmの間で種々に変化させた複数種のダイカットロール1を用意し、これらによって表1に示したのと同様の条件によりテストピースに切断加工を施した。
なお、このときの評価方法は、上記と同じく切断加工を施したワークWをCCDカメラで観察し、ダイロール本体3の1周分の上記凹凸に沿った全長(フォーム長)について、ワーク側傾斜面2Aとフラット面2Cとの交点Pを切刃エッジとして切断されたものであっても、ヒゲの付着があったものを△印、ヒゲの付着はなかったものの細かいバリやカエリがあったものを丸印、ヒゲが付着していないのは勿論、細かいバリやカエリも認められなかったものを二重丸印とした。この結果を次表2に示す。
Figure 2012206213
この表2の結果より、フラット面幅Dが5.0mm以下のものについては、細かなバリやカエリが発生しているものがあったものの、ヒゲが付着していたものは認められず、特にフラット面幅Dは0.3mm〜3.0mmの範囲内のものではバリやカエリも認められずに、良好な品質のワークWを製造可能であることが確認された。
これに対して、フラット面幅Dが5.0mmを越えるものでは切断されたワークWにヒゲの付着があり、製品としては不適であることが認められた。なお、このときの実施例において、上記フォーム長の一部または全部がトリム側傾斜面2Bとフラット面2Cとの交差稜線部側で切断されていたり、切断されていない箇所があったりしたものは認められなかった。
さらに、やはり図3に示したのと同様の実験用のダイカットロール1において、刃型2のワーク側角度αを5°、トリム側角度βを30°、フラット面幅Dを0.5mmで一定として、フラット面2Cとトリム側傾斜面2Bとの交差稜線部に形成した凸曲線状部2Dの曲率半径rを0.05mm〜0.7mmの間で種々に変化させたものと、凸曲線状部2Dを形成せずにフラット面2Cとトリム側傾斜面2Bを角度をもって交差させたもの(曲率半径r=0mmのもの)との複数種のダイカットロール1を用意し、これらによって表1に示したのと同様の条件によりテストピースに切断加工を施した。なお、このときの評価方法は、フラット面幅Dを変化させたときと同じである。この結果を次表3に示す。
Figure 2012206213
この表3に示した実施例は、凸曲線状部2Dの曲率半径rが0mmであって、すなわち凸曲線状部2Dが形成されずにフラット面2Cとトリム側傾斜面2Bを角度をもって交差させられているものも含めて、ワーク側角度αが1°〜15°、トリム側角度βが10°〜45°の範囲内とされて、フラット面幅Dが5.0mm以下であり、さらにフラット面2Cとワーク側傾斜面2Aとが角度をもって交差させられているので、ワークWにバリが発生したものは勿論、電極シートBが部分的にでもトリム側傾斜面2Bとフラット面2Cとの交差稜線部側で切断されていたり、切断されていない箇所があったりしたものも認められなかった。
さらに、凸曲線状部2Dが形成されずにフラット面2Cとトリム側傾斜面2Bを角度をもって交差させられているものや、凸曲線状部2Dが形成されていてもその曲率半径rが0.5mmを越えるものでは細かいバリやカエリが認められたのに対し、曲率半径rが0.05mm〜0.5mmの範囲内にあるものでは、このような細かいバリやカエリの発生も認められず、高品位の製品となるワークWを切断加工することが可能であった。なお、表1〜表3の結果は、Al箔、Cu箔、ステンレス鋼箔のいずれを貼り付けたテストピースでも同じであった。
1 ダイカットロール
2 刃型
2A ワーク側傾斜面
2B トリム側傾斜面
2C フラット面
2D 凸曲線状部
3 ダイロール本体
11 アンビルロール
12 アンビルロール本体
S 被加工物
W ワーク
T トリム
A 樹脂フィルム
B 電極シート
C 刃型中心線
O1 ダイ軸線
O2 アンビル軸線
α ワーク側角度
β トリム側角度
D フラット面幅
r 凸曲線状部2Dの曲率半径

Claims (3)

  1. ダイ軸線回りに回転される円柱状のダイロール本体の外周面に、この外周面から突出して該外周面上に延びるように刃型が形成され、この刃型と、上記ダイ軸線と平行なアンビル軸線回りに回転されるアンビルロールの円柱状のアンビルロール本体の外周面とによって、これらダイロール本体とアンビルロール本体との間に挿通されるシート状の被加工物に、該被加工物から製品とされるワークを抜出可能に剪断加工を施すロータリーダイカッターのダイカットロールであって、上記刃型は、上記ダイロール本体の外周面において該刃型が延びる方向に直交する断面が、該ダイロール本体の外周側に向かうに従い上記ダイ軸線に直交する刃型中心線に向けて互いに接近するように傾斜した一対の傾斜面と、これら一対の傾斜面の外周側に連なって上記刃型中心線に直交するフラット面とを備えた山型をなしており、上記断面において、上記一対の傾斜面が上記刃型中心線に対してなす角度は、上記被加工物における上記ワーク側を向くワーク側傾斜面のワーク側角度が、これとは反対の上記被加工物において上記ワークが抜き出された後の端物とされるトリム側を向くトリム側傾斜面のトリム側角度よりも小さくされるとともに、上記ワーク側角度は1°〜15°の範囲内とされ、上記トリム側角度は10°〜45°の範囲内とされ、さらに上記ワーク側傾斜面と上記フラット面との交点と、上記トリム側傾斜面と上記フラット面との交点または該トリム側傾斜面と上記フラット面との延長線同士の交点との間のフラット面幅が5.0mm以下とされて、このフラット面と上記ワーク側傾斜面とが角度をもって交差させられていることを特徴とするロータリーダイカッターのダイカットロール。
  2. 上記フラット面幅が0.3mm〜3.0mmの範囲内とされていることを特徴とする請求項1に記載のロータリーダイカッターのダイカットロール。
  3. 上記断面において、上記トリム側傾斜面と上記フラット面との交差稜線部分が、これらトリム側傾斜面と上記フラット面とに接する凸曲線状部とされており、この凸曲線状部の曲率半径が、上記ワーク側傾斜面と上記フラット面との交点と、上記トリム側傾斜面と上記フラット面との延長線同士の交点との間のフラット面幅以下であり、かつ0.05mm〜0.5mmの範囲内とされていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のロータリーダイカッターのダイカットロール。
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