JP2012200931A5 - - Google Patents
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- (a)不活性ガス供給部を少なくとも2つ有するストックホッパー、又は内部に穴数を少なくとも2つ有する分散器を有するストックホッパーと、
(b)不活性ガス供給部とガス抜き部とを有する重量式フィーダーと、
(c)前記ストックホッパーと前記重量式フィーダーの間に設けられた制御弁と、
(d)ガス出口先端が下方向に向いており、かつ押出機の供給口のスクリューエレメントの頂上から高さ10cm以内に設けられた、不活性ガス供給部を備えるトップシュートと、
を備える粉体供給部を少なくとも有する二軸押出機を用いて、下記(1)、(2)、(3)、(4)、及び(5)の条件下で、粉体樹脂を含む原材料を溶融混練する工程を有する、樹脂組成物の製造方法;
(1)前記原材料を前記ストックホッパーに供給し、不活性ガスを少なくとも2つの前記不活性ガス供給部から供給することにより、前記原材料と前記不活性ガスを接触させ、前記ストックホッパー内の上部の酸素濃度を4.0体積%未満にすること、
(2)前記重量式フィーダーのリフィル時に、前記制御弁を開き、前記ストックホッパーから前記重量式フィーダーのホッパーに、酸素濃度4.0体積%未満の同伴ガスを含む原材料を供給し、前記制御弁を閉じること、
(3)前記重量式フィーダーのホッパーにおいて、過剰な同伴ガスを前記ガス抜き部から排出し、酸素濃度が4.0体積%未満の不活性ガスを前記重量式フィーダーの不活性ガス供給部から供給し、前記重量式フィーダーの前記ホッパー内の酸素濃度を4.0体積%未満に維持すること、
(4)前記重量式フィーダーの出口から、酸素濃度4.0体積%未満の同伴ガスを含む前記原材料を、前記トップシュートに定量的に連続供給すること、
(5)前記トップシュートに供給された酸素濃度4.0体積%未満の同伴ガスを含む前記原材料に、前記トップシュートの前記不活性ガス供給部から下向きに供給された不活性ガスを接触させ、前記トップシュート内の酸素濃度を1.0体積%未満に維持すること。 - 押出機スクリューシャフトとギアシャフトとの接合部に不活性ガス供給部を有し、
該不活性ガス供給部の酸素濃度を1.0体積%未満に維持することを特徴とする請求項1記載の製造方法。 - 前記トップシュート上部にガス抜き部を有し、
該ガス抜き部から過剰なガスを排出することを特徴とする請求項1又は2に記載の製造方法。 - 前記原材料は、ペレット樹脂を更に含有し、
前記ペレット樹脂を、少なくとも一つの前記重量式フィーダーから、前記トップシュートに供給することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の製造方法。 - 前記原材料は、ペレット樹脂及び添加剤を更に含有し、
粉体樹脂、ペレット樹脂、及び添加剤からなる群より選ばれる少なくとも1種を、少なくとも1台の前記重量式フィーダーから1台の前記サイドフィーダーシュートに供給することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の製造方法。 - 粉体樹脂、ペレット樹脂、及び添加剤からなる群より選ばれる少なくとも1種を、少なくとも2台の重量式フィーダーから2台のサイドフィーダーに供給することを特徴とする請求項1〜5の記載いずれか一項に記載の製造方法。
- 前記ストックホッパー内の酸素濃度が4.0体積%未満であることを特徴とする請求項4〜6のいずれか一項に記載の製造方法。
- 前記(2)において、前記重量式フィーダーのリフィル時に、過剰な前記同伴ガスを排出し、酸素濃度が4.0体積%未満のガスを前記不活性ガス供給部から供給し、前記重量式フィーダーのホッパー内の酸素濃度を4.0体積%未満に維持することを特徴とする請求項4〜7のいずれか一項の製造方法。
- 前記サイドフィーダーシュートは不活性ガス供給部を有し、
前記サイドフィーダーシュート内の酸素濃度が1.0体積%未満であることを特徴とする請求項5〜8のいずれか一項に記載の製造方法。 - 前記サイドフィーダーシュートはガス抜き部を有し、
前記ガス抜き部から過剰なガスを排出することを特徴とする請求項5〜9のいずれか一項に記載の製造方法。 - 前記添加剤は、少なくとも難燃剤であり、
前記難燃剤を、少なくとも1台の前記重量式フィーダーから、前記トップシュートのバレル以外に供給することを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の製造方法。 - 前記トップシュートと前記ダイヘッド間に、大気ベント又は真空ベントを少なくとも1つ有することを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の製造方法。
- 前記トップシュートと前記ダイヘッドとの間に、少なくとも1つの大気ベントと少なくとも1つの真空ベントとを有することを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載の製造方法。
- 前記大気ベントと前記真空ベントに不活性ガスを供給することを特徴とする請求項13に記載の製造方法。
- 前記ストックホッパーは攪拌部と真空減圧部とを有し、
前記攪拌部により前記原材料を攪拌しながら、前記ストックホッパー内の圧力を1Pa〜20kPaの範囲に減圧した後、不活性ガスを前記ストックホッパーに供給し、90kPa〜120kPaの範囲に圧力を維持することを行い、タンク内の酸素濃度を0.5体積%未満に維持し、前記重量式フィーダーに供給することを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載の製造方法。 - 攪拌部を有するタンクに前記原材料を供給し、前記攪拌部により攪拌しながら、前記タンク内の圧力を1Pa〜20kPaの範囲で減圧した後、不活性ガスを供給して、90kPa〜120kPaの範囲にすることを少なくとも1回行い、前記タンク内の酸素濃度を0.5体積%未満にして、前記原材料を前記ストックホッパーに供給することを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載の製造方法。
- 前記トップシュート内の酸素濃度を0.1体積%未満に維持することを特徴とする請求項15又は16に記載の製造方法。
- 前記粉体樹脂が、ポリフェニレンエーテル、ポリカーボネイト、ポリオレフィン系樹脂、ホモポリオキシメチレン、コポリマーポリオキシメチレン、ポリフェニレンスルニド、ポリアミド系樹脂、ポリアミドイミド、ポリアリーレート、ポリアリールスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリエーテルイミド、ポリテトラフルオロエチレン、及びポリエーテルケトンからなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1〜17のいずれか一項に記載の製造方法。
- 前記粉体樹脂が、ポリフェニレンエーテルであり、
前記ペレット樹脂が、ポリフェニレンエーテルとアルケニル系樹脂のブレンド物、ポリスチレン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリアミド系樹脂、スチレン・ブタジエンブロック共重合体、水素添加スチレン・ブタジエンブロック共重合体、水素添加スチレン・イソプレンブロック共重合体からなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項4〜17のいずれか一項に記載の製造方法。 - 前記粉体樹脂が、ポリフェニレンエーテル5〜95質量部であり、
前記ペレット樹脂が、ポリフェニレンエーテルとアルケニル系樹脂のブレンド物、及び/又はポリスチレン系樹脂95〜5質量部であることを特徴とする請求項4〜17のいずれか一項に記載の製造方法。 - 前記粉体樹脂が、ポリフェニレンエーテル5〜95質量部であり、
前記ペレット樹脂が、ポリオレフィン系樹脂95〜5質量部であることを特徴とする請求項4〜17のいずれか一項に記載の製造方法。 - 前記粉体樹脂が、ポリフェニレンエーテル5〜95質量部であり、
前記ペレット樹脂が、ポリアミド系樹脂95〜5質量部であることを特徴とする請求項4〜17のいずれか一項に記載の製造方法。
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