JP2012198814A - 共有制御システム、制御方法、制御プログラム - Google Patents

共有制御システム、制御方法、制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】既存のWebコンテンツを簡単に連携すること。
【解決手段】管理サーバは、ユーザ間で通信が行われると、ユーザ間でWebコンテンツに係る情報を連携するための連携情報を端末に送信する。端末は、任意のサーバから配信されたWebコンテンツを受信して表示する。また、端末は、連携情報を受信すると、表示中のWebコンテンツに係る情報と連携情報とを管理サーバに送信する。管理サーバは、Webコンテンツに係る情報と連携情報とを受信すると、送信元となる端末を利用するユーザと通信を行っている他のユーザの端末である他の端末を連携情報に基づいて特定し、特定した他の端末にWebコンテンツに係る情報を送信する。端末は、Webコンテンツに係る情報を受信すると、表示部に反映することで、自装置が表示中のWebコンテンツと他の端末が表示中のWebコンテンツとを連携する。
【選択図】図1

Description

本発明は、共有制御システム、制御方法、制御プログラムに関する。
従来、インターネットなどのIP(Internet Protocol)ネットワークを利用するユーザは、IPネットワークに接続する端末を用いてWeb(World Wide Web)サーバにアクセスし、Webサーバにより配信されるWebコンテンツを閲覧する。近年では、複数のユーザ間でWebコンテンツを共有するサービスも登場しており、例えば、予め登録された会員間でWebコンテンツを共有するように、Webサーバが制御する技術がある。
特開2005−228122号公報
しかしながら、上記した従来の技術では、Webサーバ側にWebコンテンツを共有するための仕組みが新たに必要になり、既存のWebコンテンツを共有することができないという課題がある。また、ユーザが、メールを用いて現在見ているWebコンテンツを他のユーザに伝えることで、双方のユーザが同じWebコンテンツを見るという手法も考えられるが、ユーザが複数の機器を操作することになり、煩雑であるという課題がある。
そこで、本発明は、上記した従来の技術の課題を解決するためになされたものであり、既存のWebコンテンツを簡単に連携することが可能である共有制御システム、共有制御方法、共有制御プログラムを提供することを目的とする。
開示する共有制御システムは、ネットワークに接続されてWebコンテンツを表示する端末各々と当該端末各々を管理する管理サーバとを有する共有制御システムである。前記管理サーバは、ユーザ間で通信が行われると、当該ユーザ間でWebコンテンツに係る情報を連携するための連携情報を当該ユーザにより用いられる前記端末に送信する第1の送信部を有する。前記端末は、任意のサーバから配信されたWebコンテンツを受信して表示する表示部を有する。前記端末は、前記第1の送信部により送信された連携情報を受信すると、前記表示部により表示されているWebコンテンツに係る情報と当該連携情報とを前記管理サーバに送信する第2の送信部を有する。前記管理サーバは、前記第2の送信部により送信された前記Webコンテンツに係る情報と前記連携情報とを受信すると、当該送信元となる前記端末を利用するユーザと通信を行っている他のユーザについて、前記端末である他の端末を当該連携情報に基づいて特定し、特定した当該他の端末に当該Webコンテンツに係る情報を送信する第3の送信部を有する。前記端末は、前記第3の送信部により送信された前記Webコンテンツに係る情報を受信すると、前記表示部に反映することで、自装置が表示中のWebコンテンツと当該他の端末が表示中のWebコンテンツとを連携する連携制御部を有する。
開示する共有制御システムの一つの態様によれば、既存のWebコンテンツを簡単に連携することが可能であるという効果を奏する。
図1は、実施例1に係る共有制御システムの全体像を示す図である。 図2は、実施例1における情報表示端末により表示されるWebコンテンツの一例を示す図である。 図3は、実施例1におけるセッション連携サーバの構成の一例を示すブロック図である。 図4は、実施例1における制御用セッション情報管理テーブルに記憶された情報の一例を示す図である。 図5は、実施例1における発着間紐付けID管理テーブルに記憶された情報の一例を示す図である。 図6は、実施例1におけるプロキシサーバの構成の一例を示す図である。 図7は、実施例1における情報表示端末の構成の一例を示すブロック図である。 図8は、実施例1におけるSIPフォンの構成の一例を示すブロック図である。 図9は、実施例1におけるSIPサーバの構成の一例を示すブロック図である。 図10−1は、実施例1に係る共有制御システムによる処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 図10−2は、実施例1に係る共有制御システムによる処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 図10−3は、実施例1に係る共有制御システムによる処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 図10−4は、実施例1に係る共有制御システムによる処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 図11は、実施例2に係る共有制御システムの全体像について示す図である。 図12−1は、実施例2に係る共有制御システムによる処理の流れの一例を示す図である。 図12−2は、実施例2に係る共有制御システムによる処理の流れの一例を示す図である。 図13−1は、実施例3に係るBayeuxプロトコルを用いた共有制御システムによる処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 図13−2は、実施例3に係るBayeuxプロトコルを用いた共有制御システムによる処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 図13−3は、実施例3に係るBayeuxプロトコルを用いた共有制御システムによる処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 図13−4は、実施例3に係るBayeuxプロトコルを用いた共有制御システムによる処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 図14は、実施例1におけるHGWの構成の一例を示すブロック図である。 図15は、実施例1におけるブラウザセッション情報管理テーブルにより記憶された情報の一例を示す図である。 図16は、開示の技術に係る共有制御プログラムによる情報処理がコンピュータを用いて具体的に実現されることを示す図である。
以下に、開示する共有制御システム、制御方法、制御プログラムの実施例について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施例により開示する発明が限定されるものではない。各実施例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
[実施例1に係る共有制御システムの全体像]
図1を用いて、実施例1に係る共有制御システムの全体像について示す。図1は、実施例1に係る共有制御システムの全体像を示す図である。図1において、100は、セッション連携サーバを示し、200は、プロキシサーバを示し、300は、Webコンテンツを配信する既存のWebサーバを示し、400は、任意のサーバから配信されたWebコンテンツを受信して表示する表示部を有する情報表示端末を示し、500は、SIP(Session Initiation Protocol)フォンを示す。
図1に示すように、セッション連携サーバ100は、情報表示端末400と接続される。プロキシサーバ200は、情報表示端末400と既存のWebサーバ300との間に介在する。プロキシサーバ200は、既存のWebサーバ300と情報表示端末400との間の送受信を中継する。既存のWebサーバ300は、プロキシサーバ200と接続される。なお、図1に示す例では、既存のWebサーバ300がプロキシサーバ200と接続され、他の情報表示端末400とは直接接続されない場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の情報表示端末400と直接接続されても良い。すなわち、既存のWebサーバ300は、一般的なWebサーバであり、プロキシサーバ200を介して情報表示端末400と送受信するとともに、プロキシサーバ200を介することなく他の情報表示端末400と送受信しても良い。情報表示端末400は、セッション連携サーバ100及びプロキシサーバ200と接続される。SIPフォン500は、ユーザが他のユーザと通信を行う際に、他のユーザのSIPフォン500との間でSIPによって通信を確立する。なお、通信には、ユーザがSIPフォンを用いて行う通話も含まれる。SIPフォン500は、例えば、図1には図示さないSIPサーバを介してSIPによって通信を確立する。以下では、SIPによって通信を確立することをSIPによってセッションを確立するとも称する。各装置の詳細については後述する。
セッション連携サーバ100は「管理サーバ」とも称され、情報表示端末400は「端末」とも称される。図1に示す例では、ユーザ1により使用される情報表示端末400を情報表示端末400aと記載し、ユーザ2により使用される情報表示端末400を情報表示端末400bと記載した。また、ユーザ1により使用されるSIPフォン500をSIPフォン500aと記載し、ユーザ2により使用されるSIPフォン500をSIPフォン500bと記載した。
図1に示すように、実施例1に係る共有制御システムは、セッション連携サーバ100と、プロキシサーバ200と、既存のWebサーバ300と、情報表示端末400と、SIPフォン500とを有する。
共有制御システムは、以下に詳細に説明するように、複数のユーザ間で情報表示端末400にて表示中のWebコンテンツの状態を連携する。例えば、共有制御システムは、情報表示端末400aと情報表示端末400bとが同一のWebコンテンツを表示するように制御する。また、共有制御システムは、一方のユーザの情報表示端末400にて表示中のWebコンテンツのページが遷移した場合には、他方のユーザの情報表示端末400が表示中のWebコンテンツのページが追従するように制御する。
以下では、特に言及しない限り、ユーザ1が情報表示端末400aにて任意のWebコンテンツを閲覧しており、その後、ユーザ1とユーザ2との間で通信が開始され、続いて、ユーザ2が情報表示端末400bを起動した場合を例に説明する。ただし、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ユーザ2が事前に情報表示端末を起動している場合、ユーザ1が情報表示端末を起動しておらず、後から起動する場合などでも良い。
図1の(1)に示すように、情報表示端末400aがWebコンテンツをプロキシサーバ200に要求すると、図1の(2)に示すように、プロキシサーバ200は、既存のWebサーバ300から配信されるWebコンテンツを取得する。そして、プロキシサーバ200は、既存のWebサーバ300から取得したWebコンテンツについて、後述の発着間紐付けID(ID、Identifier)を受信すると情報表示端末400がWebコンテンツに係る情報を送信するように加工する。例えば、プロキシサーバ200は、他のWebコンテンツに遷移するためのリンク情報が指定されることによりWebコンテンツのURL情報が情報表示端末400において変更された場合に、他のWebコンテンツのURL情報を発着間紐付けIDとともに送信するようにWebコンテンツを加工する。ここで、情報表示端末400aが要求するWebコンテンツは、ユーザが指定した任意のWebサーバ300から配信されるWebコンテンツとなる。
そして、図1の(3)に示すように、プロキシサーバ200は、加工後のWebコンテンツを情報表示端末400aに送信し、情報表示端末400aは、加工後のWebコンテンツを表示する。なお、発着間紐付けIDを「連携情報」とも称する。
ここで、図1の(4)に示すように、SIPフォン500aとSIPフォン500bとの間でSIPによって通信が確立され、ユーザ1とユーザ2との間で通信が行われる。すると、図1の(5)に示すように、セッション連携サーバ100は、通信を行っているユーザ間でWebコンテンツに係る情報を連携するための発着間紐付けIDを情報表示端末400aに送信する。ここで、Webコンテンツに係る情報とは、例えば、URL(Uniform Resource Locator)、Webコンテンツを表示中の画面上にあるマウスの位置、ページのスクロール位置、あるいは、Webコンテンツに含まれるフィールドに入力された文字情報などが該当する。以下では、Webコンテンツに関する情報を「ブラウザ状態情報」とも記載する。
なお、ここで、セッション連携サーバ100が情報表示端末400aに送信する一方、情報表示端末400bに送信しないのは、図1に示す例では、この段階において、情報表示端末400bが起動していないからである。ただし、本発明はこれに限定されるものではなく、情報表示端末400bの起動の有無に係わらず、発着間紐付けIDを送信しても良い。また、例えば、情報表示端末400bが起動していなかったとしても、発着間紐付けIDを受信すると起動するプログラムを情報表示端末400に予めインストールしておくことで、情報表示端末400を自動的に起動させても良い。
セッション連携サーバ100は、SIPフォン500aやSIPフォン500bがSIPによって通信を確立する際に用いるSIPサーバから、SIPフォン500aやSIPフォン500bとの間に確立されたセッションについての情報を受信すると、発着間紐付けIDを発行し、図1の(5)に示すように、情報表示端末400aに発着間紐付けIDを送信する。
その後、図1の(6)に示すように、情報表示端末400aは、発着間紐付けIDとブラウザ状態情報とを所定の契機ごとにセッション連携サーバ100に送信する。例えば、情報表示端末400aは、所定の間隔ごとに送信し、ユーザにより何らかの操作が行われるごとに送信する。
ここで、図1の(7)に示すように、情報表示端末400bが起動すると、図1の(8)に示すように、スタートページとして予め設定されたWebコンテンツをプロキシサーバ200に要求し、図1の(9)に示すように、加工済Webコンテンツを受信する。また、ここで、情報表示端末400bが起動したため、図1の(10)に示すように、セッション連携サーバ100は、発着間紐付けIDを情報表示端末400bに送信する。そして、図1の(11)に示すように、情報表示端末400bは、発着間紐付けIDとブラウザ状態情報とを所定の契機ごとにセッション連携サーバ100に送信する。
そして、図1の(6)と(11)とに示されるように、セッション連携サーバ100は、情報表示端末400aから受信したブラウザ状態情報を情報表示端末400bに送信し、情報表示端末400bから受信したブラウザ状態情報を情報表示端末400aに送信する。つまり、セッション連携サーバ100は、発着間紐付けIDとブラウザ状態情報とを受信すると、送信元となる情報表示端末400を利用するユーザと通信を行っている他のユーザの情報表示端末400である他の情報表示端末400を連携情報に基づいて特定し、特定した他の情報表示端末400にブラウザ状態情報を送信する。例えば、図1に示す例では、図1の(6)にて情報表示端末400bが起動したため、セッション連携サーバ100は、図1の(6)の後に、情報表示端末400aから受信したブラウザ状態情報を情報表示端末400bに送信する。
そして、情報表示端末400aと情報表示端末400bとは、ブラウザ状態情報を受信すると表示部に反映することで、自装置が表示中のWebコンテンツと他の情報表示端末400が表示中のWebコンテンツとを連携する。例えば、情報表示端末400bは、情報表示端末400aから受信したブラウザ状態情報に基づいて、情報表示端末400aが表示中のWebコンテンツを起動後直ちに表示する。
また、その後、情報表示端末400aと情報表示端末400bとは、それぞれ、所定の契機ごとに発着間紐付けIDとブラウザ状態情報を送信し、セッション連携サーバ100から相手の情報表示端末400により受信されたブラウザ状態情報を受信して表示部に反映することで、情報表示端末400aが表示中のWebコンテンツと情報表示端末400bが表示中のWebコンテンツとを連携する。
なお、上述の説明では、情報表示端末400bが情報表示端末400aにより表示中のWebコンテンツを起動後直ちに表示する場合を例に示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、情報表示端末400aが、情報表示端末400bの起動後直ちに、情報表示端末400bが表示中のWebコンテンツを表示するようにしても良い。
図2は、実施例1における情報表示端末により表示されるWebコンテンツの一例を示す図である。図2において、801と802とは、情報表示端末400aにより表示されるWebコンテンツの一例を示し、803と804とは、情報表示端末400bにより表示されるWebコンテンツの一例を示す。また、図2の(1)は、情報表示端末400bの起動前を示し、図2の(2)は、情報表示端末400bの起動後を示す。
図2の(1)の801に示すように、情報表示端末400aは、ユーザにより指定されたWebコンテンツを表示し、図2の(1)の803に示すように、情報表示端末400bは、起動前であり、何らWebコンテンツを表示しない。その後、情報表示端末400bが起動すると、例えば、図2の(2)の804に示すように、情報表示端末400bは、図2の(2)の802と同じWebコンテンツを表示する。また、その後、情報表示端末400aと情報表示端末400bとは、表示中のWebコンテンツを連携する。
このように、実施例1に係る共有制御システムは、既存のWebコンテンツを簡単に連携することが可能である。具体的には、通信中のユーザ間にて任意のWebコンテンツを連携することが可能である。例えば、通信前に見ていた任意のページを、相手との通信が開始された後、相手がブラウザを立ち上げた際に連携させることが可能である。また、情報表示端末400において表示されているWebコンテンツのページが遷移したとしても、遷移に追従してWebコンテンツを連携することが可能である。
つまり、実施例1に係る共有制御システムは、既存のWebコンテンツを要求されると、既存のWebコンテンツを取得するとともにこれを加工し、加工済みのWebコンテンツを情報表示端末に返信することで、ページが遷移したとしても、Webコンテンツを連携可能である。
[実施例1に係る共有制御システムの構成]
実施例1に係る共有制御システムの構成の一例について示す。実施例1に係る共有制御システムの構成について示す際には、共有制御システムが、図1に示した各装置に加えて、SIPサーバ600についても簡単に説明する。SIPサーバ600は、SIP500がSIPによりセッションを確立する際に用いられるサーバである。
以下では、セッション連携サーバ100の構成の一例を示し、プロキシサーバ200の構成の一例を示し、SIPサーバ600の構成の一例を示し、情報表示端末400の構成の一例を示し、SIPフォン500の構成の一例を示す。その後、SIPサーバ600の構成の一例を示す。なお、共有制御システムによる処理の詳細な流れについては、シーケンス図やフローチャートを用いて後述する。
[セッション連携サーバの構成]
セッション連携サーバ100の構成の一例を示す。図3は、実施例1におけるセッション連携サーバの構成の一例を示すブロック図である。セッション連携サーバ100は、例えば、情報表示端末400、SIPフォン500、SIPサーバ600と接続される。セッション連携サーバ100は、図3に示す各部が汎用的なサーバなどに備えられることによって実現される。図3に示す例では、セッション連携サーバ100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130と有する。
通信部110は、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)通信用の一般的なインタフェース及びライブラリを有し、情報表示端末400やSIPフォン500、SIPサーバ600との間で情報を送受信する。
記憶部120は、制御部130による各種制御に用いられる情報を記憶する。記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスクなどが該当する。図3に示す例では、記憶部120は、制御用セッション情報管理テーブル121と、発着間紐付けID管理テーブル122とを有する。
制御用セッション情報管理テーブル121は、制御用セッション情報を記憶する。制御用セッション情報は、後述の発着間紐付けID発行部132による処理に利用される。図4は、実施例1における制御用セッション情報管理テーブルに記憶された情報の一例を示す図である。図4に示す例では、制御用セッション情報管理テーブル121は、制御用セッション情報と、callセッション情報と、発着判定フラグと、通信履歴情報とを対応付けて記憶する。
ここで、制御用セッション情報は、情報表示端末400とセッション連携サーバ100との間で確立されたセッションごとに生成され、情報表示端末400とセッション連携サーバ100との間で確立されたセッションを一意に識別する情報である。情報表示端末400とセッション連携サーバ100との間で確立されたセッションとは、例えば、HTTPプロトコルを用いての通信を行うセッションが該当する。制御用セッション情報は、後述のcallセッション情報収集部131によって発行され、制御用セッション情報管理テーブル121に格納される。例えば、制御用セッション情報は、CookieのIDなどが用いられる。なお、図4に示す例では、説明の便宜上、制御用セッション情報として規則的な数値を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、セッションIDとして、一般的に用いられる乱数などを用いても良い。
callセッション情報は、SIPフォン500間でSIPによって確立されたセッションを一意に識別する情報である。callセッション情報は、callセッション情報収集部131によって収集され、制御用セッション情報管理テーブル121に格納される。例えば、callセッション情報は、SIP通信に含まれる情報である「Call−ID」若しくは「isub」、又は、「From」、「To」、「tag」、IPアドレス、SIP通信に含まれる「Date」などの他の情報の組み合わせが用いられる。図4に示す例では、callセッション情報の一例として、「Call−ID」と「From」と「To」との組み合わせを用いる場合を示した。また、以下では、「From」と「To」として、SIPフォン500の電話番号を用いる場合を用いて説明する。また、SIPフォン500の電話番号をユーザIDとして用いる場合を用いて説明する。
なお、callセッション情報は、SIPによって確立されたセッションを一意に識別することが可能な情報であれば任意の情報を用いて良く、若しくは、任意の手法を用いてセッションを識別して良い。また、図4に示す例では、説明の便宜上、callセッション情報の「Call−ID」として規則的な数値を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、Call−IDとして一般的に用いられる乱数などであっても良い。
また、発着判定フラグは、SIPフォン500間でSIPによって確立されたセッションについて、SIPフォン500が発側であるのか着側であるのかを示すフラグである。callセッション情報収集部131によって収集され、制御用セッション情報管理テーブル121に格納される。図4に示す例では、発着判定フラグ「発」は、発信側となるユーザにより用いられる情報表示端末400とセッション連携サーバ100との間で確立されたセッションについての制御用セッション情報であることを示す。また、発着判定フラグ「着」は、着信側となるユーザの情報表示端末400とセッション連携サーバ100との間で確立されたセッションについての制御用セッション情報であることを示す。
通信履歴情報は、ユーザ間の通信についての情報を示す。具体的には、通信履歴情報は、callセッション情報によって一意に識別されるSIPにより確立されたセッションの開始時刻と終了時刻とが該当する。開始時刻は、例えば、SIPフォン500間にてSIPによりセッションが確立され、SIPフォン500やSIPサーバ600からcallセッション情報を受信した時刻が該当する。終了時刻は、例えば、SIPフォン500間におけるSIPによりセッションが終了し、SIPフォン500やSIPサーバ600から切断した旨を受信した時刻が該当する。より詳細な例をあげて説明すると、SIPフォン500間にて通信が開始された時刻が開始時刻となり、SIPフォン500間にて通信が終了した時刻が終了時刻となる。通信履歴情報は、callセッション情報収集部131によって制御用セッション情報管理テーブル121に格納される。
図4に示す例では、制御用セッション情報管理テーブル121は、制御用セッション情報「1111111111」を記憶し、callセッション情報としてcall−ID「uni123456789」とFrom「0311111111」とTo「0322222222」とを記憶し、発着判定フラグ「発」を記憶し、通信履歴情報として開始時刻「2009/08/10 09:30:14」と終了時刻「−」を記憶する。すなわち、制御用セッション情報管理テーブル121は、「0311111111」と「0322222222」との間において「uni123456789」でSIPによって確立されたセッションが確立されたことを記憶し、SIPによって確立されたセッションの発信側となる情報表示端末400とセッション連携サーバ100との間のセッションが「1111111111」で識別されることを記憶し、「0311111111」と「0322222222」との間におけるSIPによって確立されたセッションが「2009/08/10 09:30:14」に開始されてまだ終了していないことを記憶する。
図3の説明に戻る。発着間紐付けID管理テーブル122は、発着間紐付けIDを記憶する。発着間紐付けIDは、後述のブラウザ状態情報送信部133による処理に利用される。発着間紐付けIDは「リンケージID」とも称する。
図5は、実施例1における発着間紐付けID管理テーブルに記憶された情報の一例を示す図である。図5に示す例では、発着間紐付けID管理テーブル122は、制御用セッション情報と、発着間紐付けIDとを対応付けて記憶する。
ここで、発着間紐付けIDは、SIPによって確立されたセッションを一意に識別するcallセッション情報の仮名情報であり、通信を行っているユーザ間でWebコンテンツに係る情報を連携するための連携情報である。発着間紐付けIDは、発着間紐付けID発行部132によって発行され、発着間紐付けID管理テーブル122に格納される。なお、図5に示す例では、発着間紐付けIDとして乱数を用いる場合を例に示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、任意の情報を用いても良い。
図5に示す例では、発着間紐付けID管理テーブル122は、制御用セッション情報「1111111111」と発着間紐付けID「7515281」とを対応付けて記憶し、制御用セッション情報「2222222222」と発着間紐付けID「7515281」とを対応付けて記憶する。すなわち、発着間紐付けID管理テーブル122は、制御用セッション情報「1111111111」によって識別されるセッションの仮名情報が発着間紐付けID「7515281」であり、制御用セッション情報「2222222222」によって識別されるセッションの仮名情報が発着間紐付けID「7515281」であることを記憶する。ここで、SIPによって確立された同一のセッションについての制御用セッション情報については、同一の発着間紐付けIDが対応付けられる。
図3の説明に戻る。制御部130は、各種の処理手順などを規定したプログラムを記憶する内部メモリを有し、種々の処理を制御する。制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)などの電子回路が該当する。制御部130は、図3に示す例では、callセッション情報収集部131と、発着間紐付けID発行部132と、ブラウザ状態情報送信部133とを有する。
callセッション情報収集部131は、callセッション情報や発着判定フラグを収集する。具体的には、callセッション情報収集部131は、SIPフォン500間でSIPによってセッションが確立されると、callセッション情報や発着判定フラグを収集し、制御用セッション情報管理テーブル121に格納する。
例えば、callセッション情報収集部131は、SIPフォン500間でSIPによってセッションが確立されると、セッションを確立したSIPフォン500やSIPサーバ600から、callセッション情報や発着判定フラグを受信する。そして、callセッション情報収集部131は、受信したcallセッション情報や発着判定フラグを制御用セッション情報管理テーブル121に格納し、格納したcallセッション情報及び発着判定フラグに対応付けて任意の制御用セッション情報を格納する。
より詳細な一例をあげて説明すると、callセッション情報収集部131は、ユーザID「0311111111」により識別されるユーザのSIPフォン500と、ユーザID「0322222222」により識別されるユーザのSIPフォン500との間で、SIPによってセッションが確立された場合を用いて説明する。この場合、例えば、callセッション情報収集部131は、ユーザID「0311111111」により用いられるSIPフォン500から、call−ID「uni123456789」とFrom「0311111111」とTo「0322222222」と発着判定フラグ「発」とを受信すると、任意の制御用セッション情報を発行する。例えば、callセッション情報収集部131は、制御用セッション情報「1111111111」を発行する。そして、callセッション情報収集部131は、call−ID「uni123456789」とFrom「0311111111」とTo「0322222222」と発着判定フラグ「発」とを対応付けて制御用セッション情報管理テーブル121に格納し、現在時刻「2009/08/10 09:30:14」を開始時刻として制御用セッション情報管理テーブル121に格納し、発行した制御用セッション情報「1111111111」を制御用セッション情報管理テーブル121に格納する。
また、callセッション情報収集部131は、セッションが切断された旨をSIPフォン500やSIPサーバ600から受信すると、対応するcallセッション情報を制御用セッション情報管理テーブル121の終了時刻に現在時刻を格納する。
発着間紐付けID発行部132は、発着間紐付けIDを発行する。具体的には、発着間紐付けID発行部132は、制御用セッション情報管理テーブル121に記憶されている複数のcallセッション情報の中から同一のセッションを示すcallセッション情報を特定する。次に、発着間紐付けID発行部132は、特定したcallセッション情報と対応付けて記憶されている2つの制御用セッション情報を特定する。そして、発着間紐付けID発行部132は、発着間紐付けIDを発行し特定した制御用セッション情報に対応付けて発行した発着間紐付けIDを発着間紐付けID管理テーブル122に格納する。
図4に示す例を用いて説明すると、発着間紐付けID発行部132は、「call−ID」と「From」と「To」との組み合わせが同一となるレコードを特定し、特定したレコードに含まれる制御用セッション情報「1111111111」と「2222222222」とを取得する。そして、発着間紐付けID発行部132は、任意の発着間紐付けIDを発行し、例えば、発着間紐付けID「7515281」を発行する。そして、発着間紐付けID発行部132は、制御用セッション情報「1111111111」に対応付けて発着間紐付けID「7515281」を発着間紐付けID管理テーブル122に格納する。また、発着間紐付けID発行部132は、制御用セッション情報「2222222222」に対応付けて発着間紐付けID「7515281」を発着間紐付けID管理テーブル122に格納する。
また、発着間紐付けID発行部132は、発着間紐付けIDを情報表示端末400に送信する。例えば、発着間紐付けID発行部132は、ユーザIDを用いてのポーリングを情報表示端末400から受信すると、受信したユーザIDについての発着間紐付けIDを発行済みである場合には、発行した発着間紐付けIDをポーリングに対する応答として送信する。例えば、発着間紐付けID発行部132は、ユーザIDを受信すると、受信したIDを含むcallセッション情報を制御用セッション情報管理テーブル121から検索する。ここで、発着間紐付けID発行部132は、callセッション情報があると判定すると、受信したIDを含むcallセッション情報に対応付けられた制御用セッション情報を特定し、特定した制御用セッション情報に対応付けられた発着間紐付けIDを発着間紐付けID管理テーブル122から検索する。そして、発着間紐付けID発行部132は、検索の結果、発着間紐付けIDが得られると、ユーザIDを用いたポーリングに対する応答として発着間紐付けIDを送信する。
例えば、発着間紐付けID発行部132は、ユーザID「0311111111」を用いたポーリングを受信すると、制御用セッション情報管理テーブル121から制御用セッション情報「1111111111」又は「2222222222」を特定し、特定した制御用セッション情報「1111111111」又は「2222222222」に対応付けられた発着間紐付けID「7515281」を取得する。そして、発着間紐付けID発行部132は、取得した発着間紐付けID「7515281」を情報表示端末400に送信する。
また、発着間紐付けID発行部132は、制御用セッション情報管理テーブル121の終了時刻に現在時刻を格納されると、終了時刻が格納されたcallセッション情報に対応する発着間紐付けIDを発着間紐付けID管理テーブル122から削除する。その後、発着間紐付けID発行部132は、ユーザIDを用いたポーリングを受信すると、発着間紐付けIDがない旨を情報表示端末400に送信する。
ブラウザ状態情報送信部133は、ブラウザ状態情報を送信する。具体的には、ブラウザ状態情報送信部133は、ブラウザ状態情報と発着間紐付けIDとを受信すると、送信元となる情報表示端末400を利用するユーザと通信を行っている他のユーザの情報表示端末400である他の情報表示端末400を発着間紐付けIDに基づいて特定し、特定した他の情報表示端末400に受信したブラウザ状態情報を送信する。
具体的には、ブラウザ状態情報送信部133は、ブラウザ状態情報と発着間紐付けIDとを情報表示端末400から受信する。そして、ブラウザ状態情報送信部133は、発着間紐付けIDを用いて発着間紐付けID管理テーブル122を参照し、発着間紐付けIDに対応付けて記憶されている制御用セッション情報を特定する。そして、ブラウザ状態情報送信部133は、特定した制御用セッション情報により特定される情報表示端末400に対してブラウザ状態情報を送信する。
なお、ブラウザ状態情報送信部133により特定される制御用セッション情報は、発信側の情報表示端末400についての制御用セッション情報と、着信側の情報表示端末400についての制御用セッション情報との2つになる。このため、ブラウザ状態情報送信部133は、ブラウザ状態情報の送信元となった情報表示端末400とは別の情報表示端末400に対して、選択的に、ブラウザ状態情報を送信しても良い。
例えば、ブラウザ状態情報送信部133が、ブラウザ状態情報と発着間紐付けIDとに加えて、発着判定フラグを受信する場合を用いて説明する。この場合、ブラウザ状態情報送信部133は、例えば、発着判定フラグが「発」である場合には、2つの制御用セッション情報の内、発着判定フラグ「発」に対応付けられた制御用セッション情報を特定する。そして、ブラウザ状態情報送信部133は、特定した制御用セッション情報とは異なるもう一方の制御用セッション情報を、ブラウザ状態情報の送信先となる情報表示端末400についての制御用セッション情報として特定する。すなわち、ブラウザ状態情報送信部133は、例えば「着」側の情報表示端末400が用いる制御用セッション情報を特定する。そして、ブラウザ状態情報送信部133は、特定した制御用セッション情報を用いる情報表示端末400に対して、ブラウザ状態情報を送信する。
[プロキシサーバ]
プロキシサーバ200の構成の一例を示す。図6は、実施例1におけるプロキシサーバの構成の一例を示す図である。プロキシサーバ200は、図6に示す各部が汎用的なサーバなどに備えられることによって実現される。図6に示す例では、プロキシサーバ200は、通信部210と、記憶部220と、制御部230とを有する。
通信部210は、HTTP通信用の一般的なインタフェース及びライブラリを有し、情報表示端末400との間で情報を送受信する。記憶部220は、制御部230における各種制御に用いられる情報を記憶する。記憶部220は、例えば、RAM、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスクなどが該当する。
制御部230は、各種の処理手順などを規定したプログラムを記憶する内部メモリを有し、種々の処理を制御する。制御部230は、例えば、ASIC、FPGA、CPU、MPUなどの電子回路が該当する。制御部230は、図6に示す例では、Webコンテンツ要求受付部231と、Webコンテンツ取得部232と、Webコンテンツ加工部233と、加工済Webコンテンツ返信部234と有する。Webコンテンツ要求受付部231は、Webコンテンツ要求を情報表示端末400から受信する。
Webコンテンツ取得部232は、Webコンテンツ要求によって指定されたWebサーバ300から配信されるWebコンテンツを取得する。具体的には、Webコンテンツ取得部232は、Webコンテンツ要求からWebサーバ300のURL情報を抽出し、抽出したURL情報により識別されるWebサーバ300にアクセスし、アクセス先となるWebサーバ300から配信されるWebコンテンツを取得する。
Webコンテンツ加工部233は、Webコンテンツに対して、連携情報を受信すると情報表示端末400がWebコンテンツに係る情報を送信するように加工する。具体的には、連携情報を受信するとWebコンテンツに係る情報を情報表示端末400に送信させるための送信プログラムを、情報表示端末400に取得させるように、Webコンテンツを加工する。例えば、Webコンテンツ加工部233は、Webコンテンツに対して、プロキシサーバ200から所定のジャバスクリプトを取得して実行する旨の指示を付与する。より詳細な一例をあげて説明すると、例えば、Webコンテンツ加工部233は、Webコンテンツ取得部232によって取得されたWebコンテンツのHTMLタグを解析し、headタグの終了(</head>)が記述された箇所を特定する。そして、Webコンテンツ加工部233は、特定した箇所に所定のJava(登録商標)スクリプトを取得するためのパスを挿入する。
ここで、所定のスクリプトは、例えば、ユーザIDを用いてのセッション連携サーバ100に対するポーリングを所定の契機ごとに情報表示端末400に実行させる。また、所定のスクリプトは、セッション連携サーバ100から発着間紐付けIDの応答があった場合にブラウザ状態情報と発着間紐付けIDと発着判定フラグとを所定の契機ごとに情報表示端末400に送信させる。
加工済Webコンテンツ返信部234は、Webコンテンツ要求を送信した送信元の情報表示端末400に、加工済みのWebコンテンツを返信する。具体的には、加工済Webコンテンツ返信部234は、加工済みのWebコンテンツをWebコンテンツ加工部233から受け付け、受け付けた加工済みのWebコンテンツを送信元の情報表示端末400に返信する。また、加工済Webコンテンツ返信部234は、その後、加工済Webコンテンツ返信部234により返信された加工済みWebコンテンツを受信した情報表示端末400により所定のスクリプトを要求されると、要求された所定のスクリプトを情報表示端末400に送信する。
[情報表示端末]
実施例1における情報表示端末400の構成の一例を示す。図7は、実施例1における情報表示端末の構成の一例を示すブロック図である。情報表示端末400は、図7に示す各部が汎用的なPCや情報家電などに備えられることによって実現される。図7に示す例では、情報表示端末400は、HTTP通信部401と、入力部402と、出力部403と、入出力制御I/F部404と、制御部410とを有する。
HTTP通信部401は、HTTP通信用の一般的なインタフェース及びライブラリを有する。HTTP通信部401は、プロキシサーバ200との間で情報を送受信する。例えば、HTTP通信部401は情報を送受信する。
入力部402は、情報表示端末400に用いられる情報や、各種処理をするための操作指示などの入力をユーザから受け付ける。入力部402は、例えば、キーボード、マウス、リモコンなどが該当する。出力部403は、情報表示端末400による各種処理の結果や、各種処理をするための操作指示などをユーザに出力する。出力部403は、例えば、ディスプレイやプリンタなどが該当する。入出力制御I/F部404は、入力部402及び出力部403と、制御部410との間における情報転送を制御する。
制御部410は、各種の処理手順などを規定したプログラムを記憶する内部メモリを有し、種々の処理を制御する。制御部410は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)などの電子回路が該当する。制御部410は、図7に示す例では、Webコンテンツ閲覧部411を有する。
Webコンテンツ閲覧部411は、任意のWebサーバ300から配信されたWebコンテンツを受信して表示する。例えば、任意のURLがユーザにより入力部402に入力されると、入力されたURLにより特定されるWebサーバ300に対するWebコンテンツ要求をプロキシサーバ200に送信し、プロキシサーバ200から取得した加工済みのWebコンテンツを出力部403から表示する。Webコンテンツ閲覧部411は、「Webブラウザ」とも称される。
また、Webコンテンツ閲覧部411は、情報表示端末400が起動すると、スタートページとして予め設定されたWebコンテンツを要求するWebコンテンツ要求をプロキシサーバ200に送信する。
また、Webコンテンツ閲覧部411は、加工済みWebコンテンツを取得すると、セッション連携サーバ100から所定のスクリプトを取得して実行する。例えば、Webコンテンツ閲覧部411は、加工済みWebコンテンツのヘッダを抽出し、ヘッダに挿入された所定のスクリプトを取得するためのパスを抽出し、抽出したパスを用いてプロキシサーバ200からスクリプトを取得する。また、Webコンテンツ閲覧部411は、スクリプトを取得して実行することで、セッション連携サーバ100に定期的にユーザIDを用いてポーリングを行い、セッション連携サーバ100からポーリングに対する応答を受信する。
また、Webコンテンツ閲覧部411は、ポーリングの結果、セッション連携サーバ100から発着間紐付けIDを受信すると、ブラウザ状態情報と発着間紐付けIDとをセッション連携サーバ100に所定の契機ごとに送信する。例えば、Webコンテンツ閲覧部411は、表示中のWebコンテンツの配信元となるWebサーバ300を示すURLと、セッション連携サーバ100から受信した発着間紐付けIDとを所定の契機ごとに送信する。なお、この際、Webコンテンツ閲覧部411は、発着判定フラグを併せて送信しても良い。
また、Webコンテンツ閲覧部411は、Webコンテンツに係る情報をセッション連携サーバ100から受信すると、表示中のWebコンテンツに反映することで、自情報表示端末400が表示中のWebコンテンツと他の情報表示端末400が表示中のWebコンテンツとを連携する。
[SIPフォン]
実施例1におけるSIPフォンの構成の一例を示す。図8は、実施例1におけるSIPフォンの構成の一例を示すブロック図である。SIPフォン500は、汎用的なSIPフォンによって実現される。SIPフォン500は、図8に示す例では、SIP通信部501と入力部502と、出力部503と、入出力制御I/F部504とを有する。
SIP通信部501は、SIP用の一般的なインタフェース及びライブラリを備え、他方のSIPフォン500との間で情報を送受信する。例えば、ユーザ1とユーザ2とがSIPフォン500を用いて通信を開始すると、後述のSIPサーバ600を介してSIPを用いてのセッションを確立する。また、SIP通信部501は、他のSIPフォン500との間でSIPによりセッションを確立すると、callセッション情報や発着判定フラグをセッション連携サーバ100に送信する。また、SIP通信部501は、他のSIPフォン500との間のセッションを切断すると、セッションを切断した旨をセッション連携サーバ100に送信する。SIPを用いてのセッションを確立する手法については、従来の手法と同一であり、説明を省略する。
入力部502は、SIPフォン500に用いられる情報や、各種処理をするための操作指示などの入力を受け付ける。入力部502は、例えば、番号キーやマイクなどが該当する。出力部503は、SIPフォン500による各種処理の結果や、各種処理をするための操作指示などを出力する。出力部503は、例えば、ディスプレイやスピーカなどが該当する。入出力制御I/F部504は、入力部502と、出力部503と、SIP通信部501との間における情報転送を制御する。
[SIPサーバ]
実施例1におけるSIPサーバ600の構成の一例を示す。図9は、実施例1におけるSIPサーバの構成の一例を示すブロック図である。SIPサーバ600は、以下に説明する各部が汎用的なサーバなどに備えられることによって実現される。図9に示す例では、SIPサーバ600は、通信部601と、制御部610とを有する。
通信部601は、SIP通信用の一般的なインタフェース及びライブラリを備え、SIPフォン500との間で情報を送受信し、また、セッション連携サーバ100との間で情報を送受信する。
制御部610は、各種の処理手順などを規定したプログラムを記憶する内部メモリを有し、種々の処理を制御する。制御部610は、例えば、ASIC、FPGA、CPU、MPUなどの電子回路が該当する。制御部610は、図9に示す例では、SIP通信制御部611とcallセッション情報等送信部612とを有する。
SIP通信制御部611は、汎用的なSIPプロキシが備えるSIP通信制御機能と同様の機能を有する。具体的には、SIP通信制御部611は、SIPフォン500間でSIPによって通信が確立される過程を制御し、SIPによって確立された通信、あるいは、SIPによって確立された通信が切断される過程を制御する。
callセッション情報等送信部612は、callセッション情報等を発行する。例えば、callセッション情報等送信部612は、ユーザIDが「0311111111」のユーザからユーザIDが「0322222222」のユーザへの通信が開始された場合には、callセッション情報としてcall−ID「uni123456789」とFrom「0311111111」とTo「0322222222」との組み合わせを発行する。
また、callセッション情報等送信部612は、callセッション情報等について、「callセッション情報等に関する事実」を検証可能な形式で発行する。具体的に例を挙げて説明すると、「callセッション情報等に関する事実」とは、例えば、(a)callセッション情報等が、確かにSIPサーバ600から発行された情報であること、(b)callセッション情報等が、改ざんされていないこと、(c)SIPサーバ600がcallセッション情報等を送信した事実を否認しないことなどの事実である。このような事実をセッション連携サーバ100において検証することができれば、セッション連携サーバ100は、取得したcallセッション情報が信用できる情報(真正な情報)であることを確認できるからである。
また、callセッション情報等送信部612は、セッション連携サーバ100とSIPフォン500にcallセッション情報等を送信する。具体的には、callセッション情報等送信部612は、callセッション情報を発行すると、SIPフォン500にcallセッション情報を送信し、セッション連携サーバ100にcallセッション情報や発着判定フラグを送信する。例えば、callセッション情報としてcall−ID「uni123456789」とFrom「0311111111」とTo「0322222222」との組み合わせを発行した場合には、call−ID「uni123456789」とFrom「0311111111」とTo「0322222222」とを、SIPフォン500aとSIPフォン500bに送信する。また、callセッション情報等送信部612は、SIPフォン500間のセッションが切断されると、セッションが切断された旨をセッション連携サーバ100に送信する。
ここで、callセッション情報等送信部612がcallセッション情報を送信する手法としては、任意の手法を用いて良い。なお、以下では特に言及しないが、callセッション情報等送信部612により送信されたcallセッション情報等には、SIPサーバ600の署名付証明書が添付されており、セッション連携サーバ100とSIPフォン500は、受信したcallセッション情報を検証した上で用いる。
[実施例1に係る共有制御システムによる処理の流れ]
実施例1に係る共有制御システムによる処理の流れの一例を示す。図10は、実施例1に係る共有制御システムによる処理の流れの一例を示すシーケンス図である。図10−1では、ユーザ1が情報表示端末400aにてWebコンテンツを閲覧している場合における処理の流れの一例を示す。図10−2では、図10−1の後、ユーザ1とユーザ2との間で通信が開始された場合における処理の流れの一例を示す。図10−3では、図10−2の後、ユーザ2が情報表示端末400bを起動した場合における処理の流れの一例を示す。図10−4では、図10−3の後、ユーザ1とユーザ2との間で通信が終了した場合における処理の流れの一例を示す。
図10−1を用いて、ユーザ1が情報表示端末400aにて任意のWebコンテンツを閲覧している場合における処理の流れの一例を示す。図10−1に示すように、情報表示端末400aでは、Webコンテンツ閲覧部411が、任意のURLがユーザにより入力部402に入力されると、入力されたURLにより特定されるWebサーバ300に対するWebコンテンツ要求をプロキシサーバ200に送信する(ステップS101)。
そして、プロキシサーバ200では、Webコンテンツ要求受付部231がWebコンテンツ要求を受信すると、Webコンテンツ取得部232は、Webコンテンツ要求によって指定されたWebサーバ300からWebコンテンツを取得する(ステップS102)。
そして、プロキシサーバ200では、Webコンテンツ加工部233が、取得したWebコンテンツにスクリプトヘッダを付与する(ステップS103)。つまり、Webコンテンツ加工部233は、発着間紐付けIDを受信すると情報表示端末400aがブラウザ状態情報を送信するように加工する。例えば、Webコンテンツ加工部233は、プロキシサーバ200から所定のスクリプトを取得して実行する旨の指示を付与する。
そして、プロキシサーバ200では、加工済Webコンテンツ返信部234が、スクリプトヘッダ付きWebコンテンツを送信する(ステップS104)。つまり、加工済Webコンテンツ返信部234は、加工済みのWebコンテンツを情報表示端末400aに送信する。
そして、情報表示端末400aでは、Webコンテンツ閲覧部411が、加工済みWebコンテンツのヘッダを抽出し、ヘッダに挿入された所定のスクリプトを取得するためのパスを抽出し、抽出したパスを用いてプロキシサーバ200からスクリプトを取得する(ステップS105及びステップS106)。
また、情報表示端末400aでは、Webコンテンツ閲覧部411が、プロキシサーバ200から取得した加工済みのWebコンテンツを出力部403から表示する(ステップS107)。
また、情報表示端末400aでは、Webコンテンツ閲覧部411が、取得したスクリプトを実行することで、以後、セッション連携サーバ100に定期的にポーリングを行い、セッション連携サーバ100からポーリングに対する応答を受信する(ステップS108及びステップS109)。例えば、Webコンテンツ閲覧部411は、ユーザIDを用いてポーリングを行う。
図10−2を用いて、図10−1の後、ユーザ1とユーザ2との間で通信が開始された場合における処理の流れの一例を示す。図10−2に示すように、SIPフォン500aとSIPフォン500bとは、ユーザ間で通信が行われると、SIPによるセッションを確立する(ステップS110)。
その後、SIPによるセッションを確立したSIPフォン500a及びSIPフォン500b、SIPサーバ600は、callセッション情報や発着判定フラグをセッション連携サーバ100に送信する(ステップS111〜ステップS113)。例えば、ユーザID「0311111111」のユーザからユーザID「0322222222」のユーザへの通信が開始され、SIPサーバ600がセッション連携サーバ100にcallセッション情報を送信する場合を用いて説明する。この場合、SIPサーバ600では、callセッション情報等送信部612が、callセッション情報としてcall−ID「uni123456789」とFrom「0311111111」とTo「0322222222」とを発行し、発行したcallセッション情報をセッション連携サーバ100に送信する。
なお、図10−2に示す例では、SIPフォン500aとSIPフォン500bとSIPサーバ600とが、共に、callセッション情報をセッション連携サーバ100に送信する場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、SIPサーバ600が送信する一方、SIPフォン500aとSIPフォン500bとが送信しなくても良い。また、例えば、SIPフォン500aとSIPフォン500bとが送信する一方、SIPサーバ600が送信しなくても良い。
図10−2の説明に戻る。セッション連携サーバ100では、callセッション情報や発着判定フラグを受信すると、callセッション情報収集部131が、制御用セッション情報管理テーブル121に格納する(ステップS114)。例えば、callセッション情報収集部131は、call−ID「uni123456789」とFrom「0311111111」とTo「0322222222」と発着判定フラグ「発」とを受信すると、制御用セッション情報管理テーブル121に格納する。そして、callセッション情報収集部131は、任意の制御用セッション情報を発行して制御用セッション情報管理テーブル121に格納する(ステップS115)。例えば、callセッション情報収集部131は、任意の制御用セッション情報「1111111111」を発行し、発行した制御用セッション情報「1111111111」をcallセッション情報に対応付けて制御用セッション情報管理テーブル121に格納する。
そして、セッション連携サーバ100では、発着間紐付けID発行部132が、発着間紐付けIDを発行し、制御用セッション情報に対応付けて発着間紐付けID管理テーブル122に格納する(ステップS116)。具体的には、発着間紐付けID発行部132は、制御用セッション情報管理テーブル121に記憶されている複数のcallセッション情報の中から同一のセッションを示すcallセッション情報を特定し、特定したcallセッション情報と対応付けられた2つの制御用セッション情報を特定する。そして、発着間紐付けID発行部132は、発着間紐付けIDを発行し、2つの制御用セッション情報に対応付けて発着間紐付けIDを発着間紐付けID管理テーブル122に格納する。
その後、セッション連携サーバ100では、発着間紐付けID発行部132が、ユーザIDを用いたポーリングを情報表示端末400aから受信すると(ステップS117)、受信したユーザIDについての発着間紐付けIDを発行済みである場合には、発着間紐付けIDを応答として情報表示端末400aに送信する(ステップS118)。図10−2に示す例では、SIPフォン500aとSIPフォン500bとの間にSIPによりセッションが確立され、発着間紐付けID発行部132が発着間紐付けIDを発行した。このため、発着間紐付けID発行部132は、SIPフォン500aのユーザIDやSIPフォン500bのユーザIDを用いたポーリングを受信すると、発行した発着間紐付けID「7515281」を送信する。
その後、情報表示端末400aでは、Webコンテンツ閲覧部411が、ブラウザ状態情報と発着間紐付けIDとをセッション連携サーバ100に所定の契機ごとに送信する(ステップS119)。例えば、Webコンテンツ閲覧部411は、ユーザが情報表示端末400aに何らかの操作をするごとに、表示中のWebコンテンツの配信元となるWebサーバ300を示すURLと、発着間紐付けIDとを送信する。
その後、セッション連携サーバ100は、受信したブラウザ状態情報と発着間紐付けIDとを受信し、受信したことを示す登録応答を送信する(ステップS120)。
図10−3を用いて、図10−2の後、ユーザ2が情報表示端末400bを起動した場合における処理の流れの一例を示す。図10−3では、情報表示端末400bの起動時に、情報表示端末400bが情報表示端末400aにより表示中のWebコンテンツを表示する場合を例に説明する。情報表示端末400bは、例えば、スタートページとして予め設定されたWebコンテンツを要求するWebコンテンツ要求をプロキシサーバ200に送信する(ステップS121)。その後、図10−1のステップS101〜S106と同様に、プロキシサーバ200から加工済みのWebコンテンツを受信し(ステップS122〜ステップS124)、プロキシサーバ200からスクリプトを取得する(ステップS125及びステップS126)。
その後、情報表示端末400bでは、Webコンテンツ閲覧部411が、図10−1のステップS108と同様に、ユーザIDを用いたポーリングを行う(ステップS127)。
ここで、セッション連携サーバ100では、図10−2のステップS116において既に発着間紐付けIDが発行されており、発着間紐付けID発行部132が、図10−2のステップS118と同様に、発着間紐付けIDを情報表示端末400bに送信する(ステップS128)。例えば、発着間紐付けID発行部132は、情報表示端末400aに送信したのと同一の発着間紐付けID「7515281」を、情報表示端末400bに送信する。
その後、情報表示端末400bは、セッション連携サーバ100から情報表示端末400aにより送信されたブラウザ状態情報を受信し(ステップS129及びステップS130)、受信したブラウザ状態情報に基づいて、情報表示端末400aにより表示中のWebコンテンツを表示する(ステップS131)。
その後、情報表示端末400aと情報表示端末400bとは、セッション連携サーバ100を介してブラウザ状態情報を送受信することで、表示中のWebコンテンツとを連携する(ステップS132)。具体的には、情報表示端末400aと情報表示端末400bとは、それぞれ、Webコンテンツ閲覧部411が、ブラウザ状態情報と発着間紐付けIDとをセッション連携サーバ100に送信する。また、セッション連携サーバ100では、ブラウザ状態情報送信部133が、ブラウザ状態情報と発着間紐付けIDとを受信すると、送信元となる情報表示端末400を利用するユーザと通信を行っている他のユーザの情報表示端末400である他の情報表示端末400を発着間紐付けIDに基づいて特定し、特定した他の情報表示端末400に受信したブラウザ状態情報を送信する。なお、この際、セッション連携サーバ100は、発着間紐付けIDを用いてのポーリングを受信した際に、ブラウザ状態情報を送信するようにしても良い。また、情報表示端末400aと情報表示端末400bとは、それぞれ、Webコンテンツ閲覧部411が、ブラウザ状態情報をセッション連携サーバ100から受信すると、表示中のWebコンテンツに反映することで、自情報表示端末400が表示中のWebコンテンツと他の情報表示端末400が表示中のWebコンテンツとを連携する。
この結果、例えば、ブラウザ状態情報としてURLを送受信することで、情報表示端末400aと情報表示端末400bとは、同じWebページを表示する。この結果、共有制御システムでは、同じWebページを共有可能となる。また、例えば、ブラウザ状態情報としてマウス位置を送受信することで、情報表示端末400aと情報表示端末400bとは、自分のマウス位置と相手のマウス位置とを共に表示する。この結果、共有制御システムでは、相手がどこを指しているのかを把握可能となる。また、ブラウザ状態情報として入力内容を送受信することで、情報表示端末400aと情報表示端末400bとは、自分の入力内容と相手の入力内容とを共に表示する。この結果、共有制御システムでは、例えば、一緒に文章を作成可能となる。また、同様に、ブラウザ状態情報として、画像の位置の変更などの様々なWebコンテンツに対する操作内容を送受信しても良く、この結果、情報表示端末400aと情報表示端末400bとにおいて、ユーザが簡単に連携可能となる。
図10−4を用いて、図10−3の後、ユーザ1とユーザ2との間で通信が終了した場合における処理の流れの一例を示す。SIPフォン500aとSIPフォン500bとがSIPによるセッションを切断すると(ステップS133)、SIPフォン500aやSIPフォン500b、SIPサーバ600は、セッションが切断した旨をセッション連携サーバ100に送信する(ステップS134〜ステップS136)。
そして、セッション連携サーバ100では、callセッション情報収集部131が、制御用セッション情報管理テーブル121の終了時刻に現在時刻を格納し、発着間紐付けID発行部132が、終了時刻が格納されたcallセッション情報に対応する発着間紐付けIDを発着間紐付けID管理テーブル122から削除する(ステップS137)。
その後、セッション連携サーバ100では、発着間紐付けID発行部132が、ユーザIDを用いたポーリングを受信すると(ステップS138、ステップS140)、発着間紐付けIDが削除された旨を情報表示端末400に送信する(ステップS139、ステップS141)。例えば、発着間紐付けID発行部132は、セッションが終了した旨の送信を情報表示端末400aと情報表示端末400bとに送信する。
[実施例1の効果]
上述したように、実施例1に係る共有制御システムでは、セッション連携サーバ100が、ユーザ間で通信が行われると、発着間紐付けIDをユーザにより用いられる情報表示端末400に送信する。そして、情報表示端末400は、Webサーバ300から配信されたWebコンテンツを受信して表示する。情報表示端末400は、セッション連携サーバ100により送信された発着間紐付けIDを受信すると、表示中のWebコンテンツについてのブラウザ状態情報と発着間紐付けIDとをセッション連携サーバ100に送信する。また、セッション連携サーバ100は、ブラウザ状態情報と発着間紐付けIDとを情報表示端末400から受信すると、送信元となる情報表示端末400を利用するユーザと通信を行っている他のユーザの情報表示端末400である他の情報表示端末400を発着間紐付けIDに基づいて特定し、特定した他の情報表示端末400にブラウザ状態情報を送信する。そして、情報表示端末400は、セッション連携サーバ100から送信されたブラウザ状態情報を受信すると、ブラウザに反映することで、自装置が表示中のWebコンテンツと他の情報表示端末400が表示中のWebコンテンツとを連携する。この結果、既存のWebコンテンツを簡単に連携することが可能である。具体的には、任意のWebコンテンツ閲覧時に、双方のwebブラウザの状態を一致させることが可能である。また、通信前に見ていた任意のページを、相手との通信が開始された後、相手がブラウザを立ち上げた際に連携させることが可能である。
また、上述したように、実施例1に係る共有制御システムは、Webサーバ300と情報表示端末400との間の送受信を中継するプロキシサーバ200を更に備え、プロキシサーバ200は、Webサーバ300から配信されるWebコンテンツに対して、発着間紐付けIDを受信すると情報表示端末400がブラウザ状態情報を送信するように加工し、加工後のWebコンテンツを情報表示端末400に送信する第4の送信部を有する。この結果、既存のWebコンテンツを簡単に連携することが可能である。
また、上述したように、実施例1に係る共有制御システムでは、情報表示端末400は、発着間紐付けIDを受信した後、所定の契機ごとに、ブラウザ状態情報と発着間紐付けIDとをセッション連携サーバ100に送信する。この結果、通信前に見ていた任意のページを、相手との通信が開始された後、相手がブラウザを立ち上げた際に連携させるとともに、その後、Webコンテンツの状況に変化があったとしても、双方のwebブラウザの状態を一致させることが可能である。この結果、例えば、ユーザは、通信の際に相手に伝えたい用件を容易に伝えることが可能である。より具体的な例をあげて説明すると、相手の情報表示端末400に特定のURLのWebコンテンツを表示させたり、マウスの位置を任意の位置に移動させたりすることで、「ここ」「あそこ」などの指示語を用いて簡単に要件を相手に伝えることが可能である。
また、上述したように、実施例1に係る共有制御システムでは、ブラウザ状態情報は、Webコンテンツに対するユーザの操作内容を含む。この結果、カーソルやマウスの位置、Webコンテンツに含まれるフィールドに入力された情報などについても連携可能である。
実施例1では、共有制御システムがプロキシサーバ200を有する場合について示した。実施例2では、共有制御システムがプロキシサーバ200を有さない場合について示す。具体的には、実施例2では、情報表示端末400が、予め、発着間紐付けIDを受信するとブラウザ状態情報と発着間紐付けIDとを送信する旨のスクリプトを有する場合について示す。例えば、スクリプトは、プラグインとして予め情報表示端末400にインストールされる。以下では、実施例1と同様の点については、説明を省略する。
図11は、実施例2に係る共有制御システムの全体像について示す図である。図11に示すように、実施例2に係る共有制御システムでは、情報表示端末400は、Webサーバ300から、加工されていないWebコンテンツを直接取得する。図11における(1)〜(10)は、図1における(1)、(3)〜(11)に対応する。
図12を用いて、実施例2に係る共有制御システムについて示す。 図12は、実施例2に係る共有制御システムによる処理の流れの一例を示す図である。図12−1は、ユーザ1が情報表示端末400aにてWebコンテンツを閲覧しており、ユーザ1とユーザ2との間で通信が開始された場合の処理の流れの一例を示す。図12−1は、図10−1と図10−2とに対応する。図12−2は、図12−1の後、ユーザ2が情報表示端末400bを起動した場合における処理の流れの一例を示す。図12−2は、図10−3に対応する。なお、図12−2の後、ユーザ1とユーザ2との間で通信が終了した場合における処理の流れの一例については、実施例1と同様であり、説明を省略する。
図12−1に示すように、実施例2では、情報表示端末400aでは、Webコンテンツ閲覧部411が、任意のURLがユーザにより入力部402に入力されると、入力されたURLにより特定されるWebサーバ300に対するWebコンテンツ要求を、HTTP通信部401を介してWebサーバ300に送信する(ステップS201)。その後、Webサーバ300は、要求されたWebコンテンツを情報表示端末400aに送信する(ステップS202)。
そして、情報表示端末400aは、受信したWebコンテンツを出力部403から表示する(ステップS203)。ここで、図12−1には図示していないが、情報表示端末400aは、発着間紐付けIDを受信すると情報表示端末400aがWebコンテンツに係る情報を送信する旨のスクリプトを有し、その後、所定の契機ごとにユーザIDを用いてのポーリングを行う。
その後、ユーザ1とユーザ2との間で通信が開始されてSIPによるセッションを確立され(ステップS204)、セッション連携サーバ100では、callセッション情報や制御用セッション情報、発着間紐付けIDが格納される(ステップS205〜S210)。その後、セッション連携サーバ100では、ユーザIDを用いたポーリングを情報表示端末400aから受信すると(ステップS211)、発着間紐付けIDを情報表示端末400aに送信する(ステップS212)。その後、情報表示端末400aは、ブラウザ状態情報と発着間紐付けIDとをセッション連携サーバ100に所定の契機ごとに送信し(ステップS213)、セッション連携サーバ100が、受信したことを示す登録応答を送信する(ステップS214)。なお、図12−1に示した一連の処理の内、ステップS204〜S214については、図10−2のステップS110〜120に対応する。
そして、図12−2に示すように、図12−1の後、ユーザ2が情報表示端末400bを起動すると、情報表示端末400bは、例えば、初期ページとして設定されたWebコンテンツを要求するWebコンテンツ要求をWebサーバ300に送信し(ステップS215)、Webコンテンツを受信する(ステップS216)。
その後、情報表示端末400bは、情報表示端末400aと同様の処理を実行し、Webコンテンツを表示する(ステップS217〜S221)。なお、図12−2のステップS222〜S231については、図10−3及び4におけるステップS132〜S141に対応する。
[実施例2の効果]
このように、実施例2に係る共有制御システムでは、プロキシサーバ200を用いてWebコンテンツを加工することなく、既存のWebコンテンツを簡単に連携することが可能である。例えば、プロキシサーバ200による加工処理を省略することで、プロキシサーバ200に対して負荷が集中する事態を回避でき、システムを安定して運用可能である。
実施例3では、図13を用いて、実施例1における共有制御システムを、Bayeuxプロトコルを用いて実現する場合について示す。図13は、実施例3に係るBayeuxプロトコルを用いた共有制御システムによる処理の流れの一例を示すシーケンス図である。図13−1では、ユーザ1が情報表示端末400aにてWebコンテンツを閲覧している場合における処理の流れの一例を示す。図13−2では、図13−1の後、ユーザ1とユーザ2との間で通信が開始された場合における処理の流れの一例を示す。図13−3では、図13−2の後、ユーザ2が情報表示端末400bを起動した場合における処理の流れの一例を示す。図13−4では、図13−3の後、ユーザ1とユーザ2との間で通信が終了した場合における処理の流れの一例を示す。
図13−1〜図13−4は、それぞれ、図10−1〜図10−4に対応する。図13−1〜図13−4における処理の流れは、実施例1に係る共有制御システムによる処理の流れと同様である。
図13−1に示すように、情報表示端末400aは、任意のURLがユーザにより入力部402に入力されると、入力されたURLにより特定されるWebサーバ300に対するWebコンテンツ要求をプロキシサーバ200に送信する(ステップS301)。その後、プロキシサーバ200は、スクリプトヘッダ付きのWebコンテンツを情報表示端末400aに送信する(ステップS302〜304)。つまり、プロキシサーバ200は、加工済みのWebコンテンツを情報表示端末400aに送信する。そして、情報表示端末400aは、プロキシサーバ200からスクリプトを取得する(ステップS305及びステップS306)。また、情報表示端末400aは、プロキシサーバ200から取得した加工済みのWebコンテンツを出力部403から表示する(ステップS307)。なお、図13−1におけるステップS301〜S307は、図10−1におけるステップS101〜S107に対応する。
そして、情報表示端末400aは、ハンドシェイクリクエストをセッション連携サーバ100に送信することで(ステップS308)、セッション連携サーバ100との接続処理を開始する。ここで、情報表示端末400aは、ハンドシェイクリクエストが成功した旨をセッション連携サーバ100が送信すると(ステップS309)、接続リクエストをセッション連携サーバ100に送信する(ステップS310)。そして、情報表示端末400aは、接続が成功したことを示す接続レスポンスをセッション連携サーバ100が送信すると(ステップS311)、購読リクエストをセッション連携サーバ100に送信する(ステップS312)。すなわち、情報表示端末400aは、ユーザが通信を開始してSIPによるセッションについてのイベントに関する情報を自装置に送信する旨のリクエストを送信する。その後、セッション連携サーバ100が、購読リクエストに対する応答となる購読レスポンスを情報表示端末400aに送信する(ステップS313)。また、以後、情報表示端末400aは、ユーザIDを用いてのポーリングを実行する。なお、図13−1〜図13−4に示す例における「クライアントID」は「ユーザID」に対応する。
その後、図13−2に示すように、SIPフォン500aとSIPフォン500bとは、ユーザ間で通信が行われると、SIPによるセッションを確立する(ステップS314)。すると、SIPによるセッションを確立したSIPフォン500a及びSIPフォン500b、SIPサーバ600は、callセッション情報や発着判定フラグをセッション連携サーバ100に送信する(ステップS315〜ステップS317)。なお、図13−2におけるステップS314〜S317は、図10−2におけるステップS110〜S113に対応する。
そして、セッション連携サーバ100は、callセッション情報や発着判定フラグを受信すると、制御用セッション情報管理テーブル121に格納し(ステップS318)、任意の制御用セッション情報を発行して制御用セッション情報管理テーブル121に格納する(ステップS319)。また、セッション連携サーバ100は、発着間紐付けIDを発行し、制御用セッション情報に対応付けて発着間紐付けID管理テーブル122に格納する(ステップS320)。なお、図13−2におけるステップS318〜S320は、図10−2におけるステップS114〜S116に対応する。
その後、セッション連携サーバ100は、ユーザIDを用いたポーリングを情報表示端末400aから受信すると(ステップS321)、受信したユーザIDについての発着間紐付けIDを発行済みである場合には、発着間紐付けIDを含むイベントメッセージを情報表示端末400aに送信する(ステップS322)。すなわち、ステップS312においてセッション連携サーバ100に送信された購読リクエストに係るイベントについて情報として、発着間紐付けIDを送信する。なお、図13の「service/session」は、発着間紐付けIDに対応する。
そして、情報表示端末400aは、Bayeuxプロトコルに従って、ユーザIDを含む購読リクエストを送信して応答を受信し(ステップS323及びステップS324)、出版リクエストを送信して応答を受信する(ステップS325及びステップS326)。ここで、情報表示端末400aは、出版リクエストにブラウザ状態情報と発着間紐付けIDとを含めた上で送信する。なお、図13の「URL」は、ブラウザ状態情報を示す。
その後、図13−3に示すように、ユーザ2が情報表示端末400bを起動すると、情報表示端末400bは、スタートページとして予め設定されたWebコンテンツを要求するWebコンテンツ要求をプロキシサーバ200に送信する(ステップS327)。その後、情報表示端末400bは、図13−1のステップS302〜S306と同様に、プロキシサーバ200から加工済みのWebコンテンツを受信し(ステップS328〜ステップS330)、プロキシサーバ200からスクリプトを取得する(ステップS331及びステップS332)。
そして、情報表示端末400bは、図13−1のステップS308〜S313と同様に、ハンドシェイクリクエストを送信して応答を受信し、接続リクエストを送信して応答を受信し、購読リクエストを送信して応答を受信する(ステップS333〜S338)。
また、その後、セッション連携サーバ100は、図13−2におけるステップS321及びS322と同様に、ユーザIDを用いたポーリングを情報表示端末400bから受信すると(ステップS339)、受信したユーザIDについての発着間紐付けIDを発行済みである場合には、発着間紐付けIDを含むイベントメッセージを情報表示端末400bに送信する(ステップS340)。
その後、情報表示端末400bは、既に起動済みであった情報表示端末400aにより送信されたブラウザ状態情報を含むイベントメッセージをセッション連携サーバ100から受信し(ステップS341〜S344)、受信したブラウザ状態情報を反映したWebコンテンツを表示する(ステップS345)。その後、情報表示端末400aと情報表示端末400bとは、ブラウザ状態情報を送受信することで、表示中のWebコンテンツとを連携する(ステップS346)。図13−3におけるステップS346は、図10−3におけるステップS132に対応する。
そして、図13−4に示すように、SIPフォン500aとSIPフォン500bとがSIPによるセッションを切断すると(ステップS347)、SIPフォン500aやSIPフォン500b、SIPサーバ600は、セッションが切断した旨をセッション連携サーバ100に送信する(ステップS348〜S350)。そして、セッション連携サーバ100は、callセッション情報収集部131が、発着間紐付けIDを発着間紐付けID管理テーブル122から削除する(ステップS351)。なお、図13−4におけるステップS347〜S351は、図10−4におけるステップS133〜S137に対応する。
そして、セッション連携サーバ100は、ユーザIDを用いてのポーリングを受信すると(ステップS352、ステップS354)、発着間紐付けIDが削除された旨をイベントメッセージとして情報表示端末400に送信する(ステップS353、ステップS355)。例えば、セッション連携サーバ100は、セッションが終了した旨の送信を情報表示端末400aと情報表示端末400bとに送信する。その後、セッション連携サーバ100は、購読リクエストをキャンセルする購読停止リクエストを情報表示端末400aや情報表示端末400bから受信し(ステップS356、ステップS358)、応答を返す(ステップS557、ステップS559)。
[実施例3の効果]
このように、実施例3に係る共有制御システムは、Bayeuxプロトコルを用いて簡単に実現することが可能である。例えば、Bayeuxプロトコルのように標準的に規定されたプロトコルで動作できることにより、同プロトコルをサポートするライブラリによって容易にプログラム可能であり、共有制御システムを簡単に実現可能である。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、その他の実施例にて実施されても良い。そこで、以下では、その他の実施例を示す。
[HGW]
例えば、共有制御システムは、HGW(Home Gate Way)700を更に用いても良い。HGW700は、SIPフォン500及び情報表示端末400と接続され、同一ユーザにより用いられるSIPフォン500と情報表示端末400とを管理する装置である。
HGW700の構成の一例について簡単に説明する。図14は、実施例1におけるHGWの構成の一例を示すブロック図である。HGW700は、図14に示す各部が汎用的なゲートウェイ装置などに備えられることによって実現される。図14に示す例では、HGW700は、SIP通信部/HTTP通信部701と、記憶部710と、制御部720とを有する。
SIP通信部/HTTP通信部701は、SIP用及びHTTP通信用の一般的なインタフェース及びライブラリを有する。SIP通信部/HTTP通信部701は、SIPフォン500とSIPサーバ600との間の通信、情報表示端末400とプロキシサーバ200との間の通信、HGW700とセッション連携サーバ100との間の通信、HGW700とSIPサーバ600との間の通信、HGW700とプロキシサーバ200との間の通信などを制御する。制御部720は、HGW700における各種処理を制御する。
記憶部710は、制御部720における各種制御に用いられる情報を記憶する。記憶部710は、例えば、RAM、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスクなどが該当する。記憶部710は、図14に示す例では、ブラウザセッション情報管理テーブル711を有する。
ブラウザセッション情報管理テーブル711は、配下の情報表示端末400に割り当てられたブラウザセッション情報を予め記憶する。図15は、実施例1におけるブラウザセッション情報管理テーブルにより記憶された情報の一例を示す図である。
図15に示すように、ブラウザセッション情報管理テーブル711は、SIPフォン500を一意に識別する「SIPフォンID」と、SIPフォン500と組で利用される情報表示端末400を一意に識別する「情報表示端末ID」と、情報表示端末400を特定するための「ブラウザセッション情報」とを対応づけて予め記憶する。また、ブラウザセッション情報管理テーブル711は、callセッション情報と、発着判定フラグとを対応付けて記憶する。
ブラウザセッション情報管理テーブル711が記憶するこれらの情報の内、callセッション情報は、例えば、HGW700が収集し、登録したものである。発着判定フラグは、HGW700が、SIPによって確立された通信に含まれる情報から自ら生成した情報である。HGW700は、配下に接続するSIPフォン500を把握しているので、該当する呼が、発信側であるのか、着信側であるのかを判断することが可能である。
[通知モード]
また、例えば、上述した実施例では、情報表示端末400aと情報表示端末400bとが、共に、ブラウザ状態情報をセッション連携サーバ100に送信する場合について示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、着信側の情報表示端末400、又は、発信側の情報表示端末400のいずれか一方がブラウザ状態情報をセッション連携サーバ100に送信し、他方の情報表示端末400は、ブラウザ状態情報を送信する情報表示端末400により表示中のWebコンテンツと同一のWebコンテンツを表示するようにしても良い。
このような仕組みによれば、一方の情報表示端末400のページ遷移に他方の情報表示端末400のページ遷移を追従させるが、その反対は追従させないようにすることが可能である。例えば、学習塾の先生と生徒とが通信を行っている場合には、先生側のページ遷移に生徒側のページ遷移を追従させるが、生徒側のページ遷移に先生側のページ遷移を追従させないといった制御を行うことができる。言い換えると、例えば、生徒側が勝手に授業と関係のないサイトに遷移して閲覧していたとしても、先生側で閲覧するページは遷移せず、先生側でページ遷移をすれば、強制的に生徒側の閲覧ページが先生側のページと一致するように遷移させることが可能である。
また、例えば、会社の同僚に自分の意図を伝えることを目的として、任意のWebページを情報表示端末400に表示しておき、同僚に電話をかけることで、同僚に任意のWebページを見せることができ、電話をかける側の意図や意志を簡単に確実に伝えることが可能である。
[システム構成]
また、本実施例において説明した各処理の内、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上述文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については(図1〜図13)、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、セッション連携サーバ100とプロキシサーバ200とを統合しても良く、SIPフォン500と情報表示端末400とを統合して1つの装置としても良い。また、セッション連携サーバ100の一部を外部装置としてネットワーク経由で接続されて協働することで、上述した共有制御システムの機能を実現するようにしても良い。
[プログラム]
図16は、共有制御プログラムによる情報処理がコンピュータを用いて具体的に実現されることを示す図である。図16に例示するように、コンピュータ3000は、例えば、メモリ3010と、CPU(Central Processing Unit)3020と、ハードディスクドライブインタフェース3030と、ディスクドライブインタフェース3040と、シリアルポートインタフェース3050と、ビデオアダプタ3060と、ネットワークインタフェース3070とを有する。コンピュータ3000の各部はバス3100によって接続される。
メモリ3010は、図16に例示するように、ROM3011及びRAM3012を含む。ROM3011は、例えば、BIOS(Basic Input Output System)等のブートプログラムを記憶する。ハードディスクドライブインタフェース3030は、図16に例示するように、ハードディスクドライブ3080に接続される。ディスクドライブインタフェース3040は、図16に例示するように、ディスクドライブ3090に接続される。例えば磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能な記憶媒体が、ディスクドライブ3090に挿入される。シリアルポートインタフェース3050は、図16に例示するように、例えばマウス3051、キーボード3052に接続される。ビデオアダプタ3060は、図16に例示するように、例えばディスプレイ3061に接続される。
ここで、図16に例示するように、ハードディスクドライブ3080は、例えば、OS3081、アプリケーションプログラム3082、プログラムモジュール3083、プログラムデータ3084を記憶する。すなわち、開示の技術に係る更新プログラムは、コンピュータによって実行される指令が記述されたプログラムモジュール3083として、例えばハードディスクドライブ3080に記憶される。具体的には、上記実施例で説明した制御部130や制御部230、制御部410の各部と同様の情報処理を実行する手順各々が記述されたプログラムモジュールが、ハードディスクドライブ3080に記憶される。
また、上記実施例で説明した記憶部120や記憶部220に記憶されるデータのように、更新プログラムによる情報処理に用いられるデータは、プログラムデータ3084として、例えばハードディスクドライブ3080に記憶される。そして、CPU3020が、ハードディスクドライブ3080に記憶されたプログラムモジュール3083やプログラムデータ3084を必要に応じてRAM3012に読み出し、各種の手順を実行する。
なお、共有制御プログラムに係るプログラムモジュール3083やプログラムデータ3084は、ハードディスクドライブ3080に記憶される場合に限られない。例えば、プログラムモジュール3083やプログラムデータ3084は、着脱可能な記憶媒体に記憶されても良い。この場合、CPU3020は、ディスクドライブなどの着脱可能な記憶媒体を介してデータを読み出す。また、同様に、更新プログラムに係るプログラムモジュール3083やプログラムデータ3084は、ネットワーク(LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等)を介して接続された他のコンピュータに記憶されても良い。この場合、CPU3020は、ネットワークインタフェースを介して他のコンピュータにアクセスすることで各種データを読み出す。
[その他]
なお、本実施例で説明した制御プログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することができる。また、制御プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行することもできる。
100 セッション連携サーバ
110 通信部
120 記憶部
121 制御用セッション情報管理テーブル
122 発着間紐付けID管理テーブル
130 制御部
131 callセッション情報収集部
132 発着間紐付けID発行部
133 ブラウザ状態情報送信部
200 プロキシサーバ
210 通信部
220 記憶部
230 制御部
231 Webコンテンツ要求受付部
232 Webコンテンツ取得部
233 Webコンテンツ加工部
234 加工済Webコンテンツ返信部
300 Webサーバ
400 情報表示端末
401 HTTP通信部
402 入力部
403 出力部
404 入出力制御I/F部
410 制御部
411 Webコンテンツ閲覧部
500 SIPフォン
501 SIP通信部
502 入力部
503 出力部
504 入出力制御I/F部
600 SIPサーバ
601 通信部
610 制御部
611 SIP通信制御部
612 callセッション情報等送信部
701 SIP通信部/HTTP通信部
710 記憶部
711 ブラウザセッション情報管理テーブル
720 制御部

Claims (13)

  1. ネットワークに接続されてWebコンテンツを表示する端末各々と当該端末各々を管理する管理サーバとを有する共有制御システムであって、
    前記管理サーバは、
    ユーザ間で通信が行われると、当該ユーザ間でWebコンテンツに係る情報を連携するための連携情報を当該ユーザにより用いられる前記端末に送信する第1の送信部を有し、
    前記端末は、
    任意のサーバから配信されたWebコンテンツを受信して表示する表示部と、
    前記第1の送信部により送信された連携情報を受信すると、前記表示部により表示されているWebコンテンツに係る情報と当該連携情報とを前記管理サーバに送信する第2の送信部とを有し、
    前記管理サーバは、
    前記第2の送信部により送信された前記Webコンテンツに係る情報と前記連携情報とを受信すると、当該送信元となる前記端末を利用するユーザと通信を行っている他のユーザについて、前記端末である他の端末を当該連携情報に基づいて特定し、特定した当該他の端末に当該Webコンテンツに係る情報を送信する第3の送信部を有し、
    前記端末は、
    前記第3の送信部により送信された前記Webコンテンツに係る情報を受信すると、前記表示部に反映することで、自装置が表示中のWebコンテンツと当該他の端末が表示中のWebコンテンツとを連携する連携制御部を有することを特徴とする共有制御システム。
  2. 前記共有制御システムは、Webコンテンツを配信する前記任意のサーバと当該Webコンテンツを表示する前記端末との間の送受信を中継するプロキシサーバを更に備え、
    前記プロキシサーバは、前記端末が前記連携情報を受信すると当該端末が前記Webコンテンツに係る情報を送信するように、前記任意のサーバから配信されるWebコンテンツを加工し、加工後の当該Webコンテンツを前記端末に送信する第4の送信部を有することを特徴とする請求項1に記載の共有制御システム。
  3. 前記プロキシサーバの前記第4の送信部は、前記端末が前記連携情報を受信すると前記Webコンテンツに係る情報を前記端末に送信させるための送信プログラムを当該端末に取得させるように、前記任意のサーバから配信されるWebコンテンツを加工することを特徴とする請求項2に記載の共有制御システム。
  4. 前記端末は、
    第2の送信部は、前記連携情報を受信した後、所定の契機ごとに、前記表示部により表示されている前記Webコンテンツに係る情報と前記連携情報とを前記管理サーバに送信することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の共有制御システム。
  5. 前記Webコンテンツに係る情報は、当該Webコンテンツに対するユーザの操作内容を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の共有制御システム。
  6. ネットワークに接続されてWebコンテンツを表示する端末各々と当該端末各々を管理する管理サーバとを有する共有制御システムの制御方法であって、
    前記管理サーバは、
    ユーザ間で通信が行われると、当該ユーザ間でWebコンテンツに係る情報を連携するための連携情報を当該ユーザにより用いられる前記端末に送信する第1の送信工程を含み、
    前記端末は、
    任意のサーバから配信されたWebコンテンツを受信して表示する表示工程と、
    前記第1の送信工程により送信された連携情報を受信すると、前記表示工程により表示されているWebコンテンツに係る情報と当該連携情報とを前記管理サーバに送信する第2の送信工程とを含み、
    前記管理サーバは、
    前記第2の送信工程により送信された前記Webコンテンツに係る情報と前記連携情報とを受信すると、当該送信元となる前記端末を利用するユーザと通信を行っている他のユーザについて、前記端末である他の端末を当該連携情報に基づいて特定し、特定した当該他の端末に当該Webコンテンツに係る情報を送信する第3の送信工程を含み、
    前記端末は、
    前記第3の送信工程により送信された前記Webコンテンツに係る情報を受信すると、前記表示工程に反映することで、自装置が表示中のWebコンテンツと当該他の端末が表示中のWebコンテンツとを連携する連携制御工程を含むことを特徴とする制御方法。
  7. 前記制御方法は、Webコンテンツを配信する前記任意のサーバと当該Webコンテンツを表示する前記端末との間の送受信を中継するプロキシサーバを更に有する共有制御システムの制御方法であって、
    前記プロキシサーバは、前記端末が前記連携情報を受信すると当該端末が前記Webコンテンツに係る情報を送信するように、前記任意のサーバから配信されるWebコンテンツを加工し、加工後の当該Webコンテンツを前記端末に送信する第4の送信工程を含むことを特徴とする請求項6に記載の制御方法。
  8. 前記第4の送信工程は、前記端末が前記連携情報を受信すると前記Webコンテンツに係る情報を前記端末に送信させるための送信プログラムを当該端末に取得させるように、前記任意のサーバから配信されるWebコンテンツを加工することを特徴とする請求項7に記載の制御方法。
  9. ネットワークに接続されてWebコンテンツを表示する端末各々と当該端末各々を管理する管理サーバとを有する共有制御システムの制御方法をコンピュータに実行させる制御プログラムであって、
    前記管理サーバとしてのコンピュータに、
    ユーザ間で通信が行われると、当該ユーザ間でWebコンテンツに係る情報を連携するための連携情報を当該ユーザにより用いられる前記端末に送信する第1の送信手順を実行させ、
    前記端末としてのコンピュータに、
    任意のサーバから配信されたWebコンテンツを受信して表示する表示手順と、
    前記第1の送信手順により送信された連携情報を受信すると、前記表示手順により表示されているWebコンテンツに係る情報と当該連携情報とを前記管理サーバに送信する第2の送信手順とを実行させ、
    前記管理サーバとしてのコンピュータに、
    前記第2の送信手順により送信された前記Webコンテンツに係る情報と前記連携情報とを受信すると、当該送信元となる前記端末を利用するユーザと通信を行っている他のユーザについて、前記端末である他の端末を当該連携情報に基づいて特定し、特定した当該他の端末に当該Webコンテンツに係る情報を送信する第3の送信手順を実行させ、
    前記端末としてのコンピュータに、
    前記第3の送信手順により送信された前記Webコンテンツに係る情報を受信すると、前記表示手順に反映することで、自装置が表示中のWebコンテンツと当該他の端末が表示中のWebコンテンツとを連携する連携制御手順を実行させることを特徴とする制御プログラム。
  10. 前記制御プログラムは、Webコンテンツを配信する前記任意のサーバと当該Webコンテンツを表示する前記端末との間の送受信を中継するプロキシサーバを更に有する共有制御システムの制御方法をコンピュータに実行させるものであって、
    前記プロキシサーバとしてのコンピュータに、前記端末が前記連携情報を受信すると当該端末が前記Webコンテンツに係る情報を送信するように、前記任意のサーバから配信されるWebコンテンツを加工し、加工後の当該Webコンテンツを前記端末に送信する第4の送信手順を実行させることを特徴とする請求項9に記載の制御プログラム。
  11. 前記第4の送信手順は、前記端末が前記連携情報を受信すると前記Webコンテンツに係る情報を前記端末に送信させるための送信プログラムを当該端末に取得させるように、前記任意のサーバから配信されるWebコンテンツを加工することを特徴とする請求項10に記載の制御プログラム。
  12. ネットワークに接続されてWebコンテンツを表示する端末各々と当該端末各々を管理する管理サーバとを有する共有制御システムにおける当該管理サーバであって、
    ユーザ間で通信が行われると、当該ユーザ間でWebコンテンツに係る情報を連携するための連携情報を当該ユーザにより用いられる前記端末に送信する第1の送信部と、
    任意のサーバから配信されたWebコンテンツを受信して表示する表示部を有し、前記第1の送信部により送信された連携情報を受信すると、前記表示部により表示されているWebコンテンツに係る情報と当該連携情報とを前記管理サーバに送信する前記端末から、前記Webコンテンツに係る情報と前記連携情報とを受信すると、送信元となる前記端末を利用するユーザと通信を行っている他のユーザの前記端末である他の端末を当該連携情報に基づいて特定し、特定した当該他の端末に当該Webコンテンツに係る情報を送信する第3の送信部と
    を備えたことを特徴とする管理サーバ。
  13. ネットワークに接続されてWebコンテンツを表示する端末各々と当該端末各々を管理する管理サーバとを有する共有制御システムにおける当該端末であって、
    任意のサーバから配信されたWebコンテンツを受信して表示する表示部と、
    ユーザ間で通信が行われると当該ユーザ間でWebコンテンツに係る情報を連携するための連携情報を送信する前記管理サーバから、当該連携情報を受信すると、前記表示部により表示されているWebコンテンツに係る情報と当該連携情報とを前記管理サーバに送信する第2の送信部と、
    通信を行っている他のユーザの前記端末である他の端末により送信された前記Webコンテンツに係る情報を前記管理サーバから受信すると、前記表示部に反映することで、自装置が表示中のWebコンテンツと当該他の端末が表示中のWebコンテンツとを連携する連携制御部と
    を備えたことを特徴とする端末。
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