JP2002073512A - 状況通知ネットワークシステム及びコンピュータ可読媒体 - Google Patents

状況通知ネットワークシステム及びコンピュータ可読媒体

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JP2002073512A
JP2002073512A JP2000257095A JP2000257095A JP2002073512A JP 2002073512 A JP2002073512 A JP 2002073512A JP 2000257095 A JP2000257095 A JP 2000257095A JP 2000257095 A JP2000257095 A JP 2000257095A JP 2002073512 A JP2002073512 A JP 2002073512A
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JP2000257095A
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Atsuyuki Sato
淳之 佐藤
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Original Assignee
Nifty Corp
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Publication date
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  • Information Transfer Between Computers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各ユーザが自身のユーザ端末にて、他のユー
ザ端末のユーザの状況を把握することができる状況通知
ネットワークシステムを提供する。 【解決手段】 各ユーザ端末20に、ユーザからの入力
が所定時間の間、無かった場合に、各ユーザ端末20の
ユーザの状況を管理するための状況管理データベース1
2を有するサーバ装置10に対してその旨を通知する状
況通知プログラムであって、サーバ装置10にて管理さ
れている他ユーザ端末20のユーザの状況を取得、表示
する状況通知プログラムをインストールしておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信機能を有する
複数台のユーザ端末を含む状況通知ネットワークシステ
ムと、通信機能を有するコンピュータにインストールさ
れるべきプログラムが記録されたコンピュータ可読媒体
とに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネット・プロバイダが会員向け
に提供しているサービスの1つとして、会員が自身のコ
ンピュータをインターネットに接続しているときには、
他会員が当該会員のコンピュータにメッセージをリアル
タイムで受信させることができるサービス(一般に、イ
ンスタントメッセージと呼ばれている)が知られてい
る。
【0003】また、同様のサービスを、ネットワーク接
続された、オフィス内の各コンピュータのユーザに提供
するためのプログラムも存在している。
【0004】メッセージのリアルタイムな授受を可能と
するためには、メッセージ受信者のコンピュータが動作
していることが必要不可欠である。このため、上記のよ
うなサービス(以下、リアルタイムメッセージングサー
ビスと表記する)を各ユーザが受けられるネットワーク
システムは、各ユーザが、メッセージを送りたい他ユー
ザがコンピュータをネットワークに接続しているか否か
を、自身のコンピュータにて確認でき、コンピュータを
ネットワークに接続している他ユーザに対してのみ、メ
ッセージを送信できるように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】さて、リアルタイムメ
ッセージングサービスを利用する際、ユーザは、相手が
すぐに読んでくれることを想定してメッセージを作成、
送信することになる。
【0006】しかしながら、リアルタイムメッセージン
グサービスが利用可能な従来のネットワークシステム
は、メッセージ受信者のコンピュータがネットワークに
接続されていさえすれば、メッセージ受信者がコンピュ
ータの前に座っていなくとも、メッセージを送信できる
ものとなっていた。換言すれば、リアルタイムメッセー
ジングサービスが利用可能な従来のネットワークシステ
ムは、ユーザがすぐに読んで貰えるものと考えて送信し
たメッセージが、しばらくの間、読まれないことがある
システムとなっていた。
【0007】このような、送信したメッセージがリアル
タイムで読まれないことがあるといった問題は、他者の
より具体的な状況を、メッセージの送信者がわかるよう
にすれば、解決することができる。また、メッセージの
送受信に依らずに他者と直接電話にて話したい場合や、
他者に書類を届けたい場合などにも、その相手が自席に
ついているかどうかが分かれば、都合が良い。
【0008】そこで、本発明の課題は、複数のユーザ端
末を含む状況通知ネットワークシステムであって、各ユ
ーザが自身のユーザ端末にて、他のユーザ端末のユーザ
の状況を把握することができる状況通知ネットワークシ
ステムを提供することにある。
【0009】また、本発明の他の課題は、コンピュータ
を、上記状況通知ネットワークシステムのユーザ端末と
して動作させることができるコンピュータ可読媒体を提
供することにある。
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、複数台のユーザ端末とそれらを接続す
る通信媒体とを含む状況通知ネットワークシステムを、
ユーザ端末のそれぞれとして、ユーザの離席とみなせる
現象の発生とユーザの着席とみなせる現象の発生とを監
視する監視手段と、この監視手段によってユーザの離席
とみなせる現象、或いは、ユーザの着席とみなせる現象
が発生したことが見出されたときに、その発生したこと
が見出された現象に応じた情報を含む状況変化通知情報
を通信媒体上に送信する状況変化通知情報送信手段と、
一台以上の他のユーザ端末のそれぞれについて、ユーザ
が離席している状況にあるか着席している状況にあるか
を示す状況情報を記憶するための状況情報記憶手段と、
あるユーザが離席している状況にあることを示す状況通
知情報、或いは、あるユーザが着席している状況にある
ことを示す状況通知情報を受信したときに、受信した状
況通知情報が状況を示しているユーザについて状況情報
記憶手段に記憶された状況情報を、当該状況通知情報に
応じたものに変更する状況情報変更手段と、状況情報記
憶手段に記憶された各ユーザに関する状況情報を出力す
る状況情報出力手段とを備えるものを用いて構成する。
【0010】このように、本発明の状況通知ネットワー
クシステムは、ユーザの離着席を検出するための機能
(監視手段)と、その検出結果を他ユーザ端末に通知す
るための機能(状況変化通知情報送信手段)と、他ユー
ザ端末から通知された検出結果を記憶しておき、その検
出結果をユーザに対して出力する機能(状況情報記憶手
段、状況情報変更手段、状況情報出力手段)とを有する
複数台のユーザ端末を通信媒体で接続した構成を有す
る。従って、本状況通知ネットワークシステムの各ユー
ザは、他ユーザの状況を把握するための作業を別途行う
ことなく、その状況を把握することができる。このた
め、本状況通知ネットワークシステムを用いれば、一般
に他ユーザの所在確認が必要とされることがある業務
を、より効率的に進められることになる。また、各ユー
ザ端末に他ユーザ端末との間でメッセージの交換を行え
る機能を付与して状況通知ネットワークシステムを構成
しておけば、メッセージ送信者が、メッセージ受信者に
よりメッセージがすぐに読まれるかを認識した状態で、
メッセージを送信できるシステムが得られることにな
る。
【0011】本発明の状況通知ネットワークシステムを
実現するに際しては、ユーザ端末のそれぞれが備える監
視手段によってその発生が監視されるユーザの離席とみ
なせる現象が、所定時間の間、ユーザによる入力がなさ
れていないという現象としておくことが出来る。
【0012】すなわち、監視手段を、特殊なハードウェ
ア(センサ)を用いたものとしておくことも出来るが、
上記のような構成を採用すればソフトウェア的に監視手
段を実現できることになるので、安価に各ユーザ端末を
構成できることになる。
【0013】本発明の状況通知ネットワークシステムを
実現するに際しては、ユーザ端末のそれぞれが備える状
況変化通知情報送信手段として、通信媒体に接続された
サーバ装置に対して状況変化通知情報を送信する手段を
採用するとともに、サーバ装置として、複数台のユーザ
端末のそれぞれについて、ユーザが離席している状況に
あるか着席している状況にあるかを示す状況情報を記憶
するためのサーバ側状況情報記憶手段,受信した状況変
化通知情報が状況を示しているユーザについてサーバ側
状況情報記憶手段に記憶された状況情報を、当該状況変
化通知情報に応じたものに変更するサーバ側状況情報変
更手段,及び,サーバ側状況情報記憶手段に離席してい
る状況にあることを示す状況情報が記憶されている各ユ
ーザに関しては、そのユーザが離席している状況にある
ことを示す状況通知情報を通信媒体上に送信し、サーバ
側状況情報記憶手段に着席している状況にあることを示
す状況情報が記憶されている各ユーザに関しては、その
ユーザが着席している状況にあることを示す状況通知情
報を通信媒体上に送信する状況通知情報送信手段を備え
る装置を用いることが出来る。
【0014】すなわち、各ユーザ端末から他のユーザ端
末に直接的にユーザの状況が通知されるように(状況変
化通知情報が状況通知情報として扱われるように)、シ
ステムを構成しても良いが、サーバ装置を介してユーザ
の状況が各ユーザ端末に通知されるように、本発明の状
況通知ネットワークシステムを構成しておいても良い。
【0015】本発明の状況通知ネットワークシステム
を、サーバ装置を含む形で実現するに際しては、サーバ
装置の状況通知情報送信手段を、ユーザを指定する指定
情報を含む状況通知要求を受信した際に、その指定情報
で指定されるユーザに関する状況通知情報を、その状況
通知要求の送信元に対して送信する手段としておくとと
もに、ユーザ端末のそれぞれに、状況情報記憶手段に状
況情報が記憶されているユーザのそれぞれについて、そ
のユーザの指定情報を含む状況通知要求をサーバ装置に
対して送信する処理を実行する機能を有し、当該処理を
所定周期で繰り返す状況通知要求送信手段を付加してお
くことが出来る。
【0016】また、ユーザ端末のそれぞれが備える状況
変化通知情報送信手段として、自身を含むユーザ端末が
起動された際と停止される際とに、それぞれ、その旨を
示す状況変化通知情報を通信媒体上に送信する手段を採
用し、ユーザ端末のそれぞれが備える状況情報記憶手段
として、ユーザが離席している状況にあるか着席してい
る状況にあるかそのユーザのユーザ端末が起動されてい
ない状況にあるかを示す状況情報を記憶する手段を採用
し、ユーザ端末のそれぞれが備える状況情報変更手段
は、あるユーザのユーザ端末が起動されたことを示す状
況通知情報を受信したときには、そのユーザについて状
況情報記憶手段に記憶された状況情報を、当該ユーザが
着席している状況にあることを示すものに変更し、ある
ユーザのユーザ端末が停止していることを示す状況通知
情報を受信したときには、その状況通知情報が状況を示
しているユーザについて状況情報記憶手段に記憶された
状況情報を、ユーザ端末が起動されていない状況にある
ことを示すものに変更する手段を採用しておいても良
い。
【0017】そして、本発明のコンピュータ可読媒体
は、通信媒体に接続されたコンピュータにインストール
されるべき状況通知プログラムを記録したコンピュータ
可読媒体であって、コンピュータを、ユーザの離席とみ
なせる現象の発生とユーザの着席とみなせる現象の発生
とを監視する監視手段と、この監視手段によってユーザ
の離席とみなせる現象、或いは、ユーザの着席とみなせ
る現象が発生したことが見出されたときに、その発生し
たことが見出された現象に応じた情報を含む状況変化通
知情報を通信媒体上に送信する状況変化通知情報送信手
段と、通信媒体に接続されているとともに、状況通知プ
ログラムがインストールされている他のコンピュータの
それぞれについて、ユーザが離席している状況にあるか
着席している状況にあるかを示す状況情報を記憶するた
めの状況情報記憶手段と、あるユーザが離席している状
況にあることを示す状況通知情報、或いは、あるユーザ
が着席している状況にあることを示す状況通知情報を受
信したときに、受信した状況通知情報が状況を示してい
るユーザについて状況情報記憶手段に記憶された状況情
報を、当該状況通知情報に応じたものに変更する状況情
報変更手段と、状況情報記憶手段に記憶された各ユーザ
に関する状況情報を出力する状況情報出力手段とを備え
る装置として動作させる状況通知プログラムを記録して
なる。
【0018】このコンピュータ可読媒体に記録された状
況通知プログラムを、コンピュータにインストールし、
実行させれば、当該コンピュータを、本発明の状況通知
ネットワークシステムを構成するユーザ端末相当の装置
として動作させることができることになる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して詳細に説明する。
【0020】まず、図1及び図2を用いて、本発明の一
実施形態に係る状況通知ネットワークシステムの概要を
説明する。
【0021】図1に示したように、本発明の一実施形態
に係る状況通知ネットワークシステムは、サーバ装置1
0と、複数台(図では、2台)のユーザ端末20と、そ
れらを接続する通信媒体50(本実施形態では、いわゆ
るLANケーブル)とで構成された、各ユーザ端末20
のユーザが、自身のユーザ端末20に表示される情報か
ら、他のユーザ端末20のユーザの状況を把握できるシ
ステムである。また、状況通知ネットワークシステム
は、各ユーザが、特定の状況に在る他ユーザに、リアル
タイムでメッセージを送ることもできるシステムとなっ
ている。
【0022】サーバ装置10は、本システム用に開発さ
れた管理プログラムに従って、常時、動作しているコン
ピュータである。サーバ装置10は、状況管理データベ
ース12を備えている。
【0023】各ユーザ端末20は、本システム用に開発
された状況通知プログラムが、CD−ROM25等の記
録媒体から、或いは、通信媒体50を介してサーバ装置
10から、インストールされたコンピュータである。各
ユーザ端末20には、そのユーザ端末20のユーザに付
与されているユーザIDが、自ユーザIDとして設定さ
れている。また、各ユーザ端末20は、端末側状況管理
データベース22を備えている。
【0024】サーバ装置10が備える状況管理データベ
ース12は、図2(a)に模式的に示したように、ユー
ザIDと状況情報とアドレス情報とを含むレコードを記
憶するためのデータベースである。また、端末側状況管
理データベース22は、図2(b)に模式的に示したよ
うに、ユーザIDと名前と状況情報とを含むレコードを
記憶するためのデータベースとなっている。
【0025】状況管理データベース12内の各レコード
に含まれるアドレス情報は、ユーザ端末20のアドレス
(本実施形態では、IPアドレス)である。
【0026】詳細は後述するが、本状況通知ネットワー
クシステムは、ユーザ端末20間の通信メッセージの授
受がサーバ装置10を介して行われるシステムとなって
いる。また、各ユーザ端末20が送信する通信メッセー
ジは、ユーザIDによって宛先を指定したものとなって
おり、あるユーザ端末20から送信された通信メッセー
ジは、サーバ装置10が状況管理データベース12内の
アドレス情報を参照してその転送を行うことにより、当
該通信メッセージの宛先として指定されているユーザが
使用しているユーザ端末20に受信される。
【0027】状況管理データベース12及び端末側状況
管理データベース22内の各レコードに含まれる状況情
報は、ユーザ端末20のユーザが、“不在”、“在
席”、“離席”のいずれの状況にあるかを示す情報であ
る。ここで、“不在”とは、ユーザが、自身のユーザ端
末20(自身のユーザIDが自ユーザIDとして設定さ
れているユーザ端末20)に通知状況プログラムを実行
させていない状況のことである。また、“在席”とは、
ユーザが、状況通知プログラムを自身のユーザ端末20
に実行させている状態でそのユーザ端末20の前に座っ
ている(自分の席についている)状況のことである。そ
して、“離席”とは、ユーザが、自身のユーザ端末20
に状況通知プログラムを実行させているが、その前に座
っていない(一時的に自分の席から離れている)状況の
ことである。
【0028】端末側状況管理データベース22内の各レ
コードに含まれる名前は、その端末側状況管理データベ
ース22を備えたユーザ端末20のユーザが、他ユーザ
に対して定めた文字情報である。詳細は後述するが、状
況通知プログラムのメインウインドウである状況通知ウ
インドウ(図6参照)には、この端末側状況管理データ
ベース22内の各状況情報が、主として名前に対応づけ
られた形(ユーザIDが副次的に用いられた形)で、リ
スト表示される。
【0029】サーバ装置10の運用開始時、状況管理デ
ータベース12は、有意なレコードが記憶されていない
状態にある。また、状況通知プログラムがインストール
されただけのユーザ端末20は、自ユーザIDが設定さ
れていない状態にあり、ユーザ端末20において自ユー
ザIDの設定作業が行われたときに、状況管理データベ
ース12へレコードが追加される。
【0030】具体的には、インストールされている状況
通知プログラムが初めて実行されたユーザ端末20は、
ユーザに対して自ユーザIDの設定作業を行うことを要
求する。ユーザが自ユーザIDの設定作業を開始して、
自身のユーザIDの入力を含む所定の操作を行った場
合、ユーザ端末20は、そのユーザIDを含む登録依頼
通知をサーバ装置10に送信する。登録依頼通知を受信
したサーバ装置10は、その登録依頼通知に含まれるユ
ーザIDと“在席”を示す状況情報とその登録依頼通知
を出したユーザ端末20のIPアドレスとを含むレコー
ドを、状況管理データベース12に追加した後、登録が
終わったことを示す応答情報を、登録依頼通知を送信し
たユーザ端末20に返送する。この応答情報を受信した
ユーザ端末20は、登録依頼通知に含めたユーザIDを
自ユーザIDとして記憶する処理を行う。
【0031】すなわち、本状況通知ネットワークシステ
ムは、個々のユーザ端末20に自ユーザIDとして設定
されているユーザIDが、全て、状況管理データベース
12に記憶されている状態で動作するシステムとなって
いる。
【0032】初期状態の端末側状況管理データベース2
2も、有意なレコードが記憶されていないデータベース
なのであるが、端末側状況管理データベース22へのレ
コードの追加手順については後述することにする。
【0033】以下、図3〜図5に示した流れ図を参照し
て、ユーザ端末20、サーバ装置10の動作を具体的に
説明する。なお、図3は、状況通知プログラムの実行が
指示された後のユーザ端末20の動作手順を示した流れ
図であり、図4は、状況通知プログラムの実行中に実行
される状況問合せ処理の流れ図である。ただし、図3に
示した流れ図は、自ユーザIDが既に設定されており、
かつ、その端末側状況管理データベース22が1つ以上
のレコードが記憶されている状態にあるユーザ端末20
の動作手順を示したもの(当該状態にないユーザ端末2
0の動作手順を示していないもの)となっている。ま
た、図5は、サーバ装置10の動作手順を示した流れ図
である。
【0034】図3に示してあるように、状況通知プログ
ラムに従った動作を開始したユーザ端末20は、まず、
自ユーザIDを含む起動通知をサーバ装置10に送信す
る(ステップS101)。
【0035】一方、管理プログラムに従って動作してい
るサーバ装置10は、図5に示してあるように、各種の
情報の受信を待機している(ステップS301)。そし
て、起動通知を受信した場合(ステップS301、ステ
ップS302;起動通知)、サーバ装置10は、その起
動通知に含まれるユーザIDに関する状況管理データベ
ース12内の状況情報を“在席”に書き換えるととも
に、そのユーザIDに関する状況管理データベース12
内のアドレス情報を、起動通知を出したユーザ端末20
のIPアドレスに書き換える(ステップS303)。ま
た、サーバ装置10は、このステップS303におい
て、状況情報の更新が完了したことを示す応答情報を、
起動通知の送信元に返送する処理も行なう。
【0036】なお、起動通知に含まれていたユーザID
が状況管理データベース12に記憶されていなかった場
合、サーバ装置10は、ステップS303において、そ
の旨(ユーザIDが正しくないこと)を示す応答情報を
起動通知の送信元に返送する。ただし、既に説明した自
ユーザIDの設定手順から明らかなように、状況管理デ
ータベース12には、起動通知に含まれることがあるユ
ーザIDが全て記憶されている。従って、ユーザIDが
正しくないことを示す応答情報が送信されるのは、何ら
かの異常が、ユーザ端末20、サーバ装置10等で生じ
ているときである。
【0037】なお、状況管理データベース12内のアド
レス情報が更新されるように、状況通知ネットワークシ
ステム(管理プログラム、状況通知プログラム)が構成
(作成)されているのは、各ユーザ端末20のIPアド
レスが動的に決定される形態(DHCPサーバが用いら
れる形態)での運用を可能とするためである。
【0038】ステップS303の実行後、サーバ装置1
0は、ステップS301に戻り、再び、各種の情報の受
信を待機する状態をとる。
【0039】一方、起動通知を送信したユーザ端末20
は、状況情報の更新が完了したことを示す応答情報が送
信されてきたときに、ステップS101(図3)を終了
し、状況問合せ処理(ステップS102)を開始する。
また、ユーザ端末20は、ユーザIDが正しくないこと
を示す応答情報が送信されてきた場合や、所定時間が経
過しても応答情報が受信されなかった場合にも、ステッ
プS101を終了する。ただし、これらの場合、ユーザ
端末20は、状況問合せ処理ではなく、問題が発生して
いることをユーザに知らせるためのエラー処理(図示せ
ず)を開始する。
【0040】図4に示してあるように、状況問合せ処理
時、ユーザ端末20は、まず、端末側状況管理データベ
ース22に記憶されている最初のユーザIDを読み出
し、そのユーザIDを含む状況問合せをサーバ装置10
に送信する(ステップS201)。
【0041】状況問合せを受信した場合(図5:ステッ
プS301、ステップS302;状況問合せ)、サーバ
装置10は、その状況問合せに含まれるユーザIDに関
する状況情報を状況管理データベース12から読み出
し、その状況情報を含む応答情報を、状況問合せを送信
したユーザ端末20に返送する(ステップS307)。
そして、サーバ装置10は、ステップS301に戻り、
再び、各種の情報の受信を待機する状態をとる。なお、
状況問合せに含まれていたユーザIDを状況管理データ
ベース12から読み出せなかった場合、サーバ装置10
は、ステップ307において、その旨を示す情報を含む
応答情報を、状況問合せを出したユーザ端末20に返送
する。
【0042】状況問合せに対してサーバ装置10が上記
のように動作するので、ユーザ端末20は、状況問合せ
の送信後、通常は、状況情報を含む応答情報を受信する
ことになる。状況情報を含む応答情報を受信したとき
に、ユーザ端末20は、ステップS201(図4)を終
了し、その状況情報を状況の問合せを行ったユーザID
に対応づけて端末側状況管理データベース22に記憶す
る(ステップS202)。なお、ステップS201にお
いて、ユーザIDが正しくないことを示す応答情報を受
信した場合、或いは、所定時間が経過しても応答情報を
受信できなかった場合、ユーザ端末20は、図示してい
ないエラー処理を実行する。
【0043】そして、ユーザ端末20は、状況問合せを
行ったユーザIDが、端末側状況管理データベース22
内の最後のユーザIDであるか否かを判断する(ステッ
プS203)。状況問合せを行ったユーザIDが最後の
ユーザIDでなかった場合(ステップS203;N
O)、ユーザ端末20は、次のユーザIDを含む状況問
合せを、サーバ装置10に送信する(ステップS20
4)。そして、ユーザ端末20は、ステップS202に
戻って、その状況問合せに対する応答情報に基づき、端
末側状況管理データベース22の内容を更新する処理を
行う。
【0044】ユーザ端末20は、このような処理を繰り
返し、最後のユーザIDに関する状況情報の書き換えが
完了したとき(ステップS203;YES)に、端末側
状況管理データベース22内の情報に応じた内容の状況
通知ウインドウをディスプレイに表示させる(ステップ
S205)。このステップで表示される状況通知ウイン
ドウは、図6に示したように、端末側状況管理データベ
ース22(図2(b)参照)内の各レコードに含まれる
3情報を組み合わせた情報(“大森太郎(ABC012345)
在席”等;以下、他ユーザ情報と表記する)がリスト
表示されたリスト領域を備えるものである。
【0045】そして、ユーザ端末20は、状況問合せ処
理を終了し、各種のイベントの発生を待機(監視)する
状態(図3:ステップS103)をとる。なお、図3に
は明示してないが、端末側状況管理データベース22が
レコードが記憶されていない状態にあった場合、ユーザ
端末20は、状況問合せ処理を行なうことなく、ステッ
プS103を実行する。
【0046】ステップS103では、(1)予め指定さ
れた時間、ユーザからの入力が無い状態が続いたこと、
(2)状況通知プログラムの終了が指示されたこと、
(3)前回の状況問合せ処理の実行時刻から所定時間が
経過したこと、(4)その他のイベントの発生、が監視
される。
【0047】予め指定された時間、ユーザからの入力
(マウス、キーボードに対する操作)が無い状態が続い
た場合(ステップS103、ステップ104;指定時間
入力なし)、ユーザ端末20は、自ユーザIDを含む離
席通知をサーバ装置10に送信する(ステップS10
5)。その後、ユーザ端末20は、何らか入力(キーボ
ードやマウスに対する操作)がなされるのを待機(ステ
ップS106)し、何らかの入力がなされたとき(ステ
ップS106;YES)に、自ユーザIDを含む在席通
知をサーバ装置10に送信(ステップS107)して、
ステップS103に戻る。
【0048】また、状況通知プログラムの終了が指示さ
れた場合(ステップS103、ステップS104;終了
指示)、すなわち、状況通知ウインドウに対して所定の
操作がなされた場合、ユーザ端末20は、自ユーザID
を含む終了通知をサーバ装置10に送信する(ステップ
S110)。そして、ユーザ端末20は、図示してある
処理(状況通知プログラムに従った処理)を終了する。
なお、状況通知プログラムが実行されているユーザ端末
20は、ユーザ端末20の電源を落とすための操作がな
された場合、ステップS110を実行してから、電源を
落とすための処理を実行する。
【0049】一方、サーバ装置10は、図5に示してあ
るように、離席通知を受信した場合(ステップS30
1、ステップS302;離席通知)、その離席通知に含
まれるユーザIDに関する状況管理データベース12内
の状況情報を、“離席”に変更(ステップS304)し
た後、ステップS301に戻る。在席通知を受信した場
合(ステップS301、ステップS302;在席通
知)、サーバ装置10は、その在席通知に含まれるユー
ザIDに関する状況管理データベース12内の状況情報
を、“在席”に変更(ステップS305)した後、ステ
ップS301に戻る。終了通知を受信した場合(ステッ
プS301、ステップS302;終了通知)、サーバ装
置10は、その終了通知に含まれるユーザIDに関する
状況管理データベース12内の状況情報を、“不在”に
変更(ステップS306)した後、ステップS301に
戻る。
【0050】なお、ステップS304〜S306のそれ
ぞれにおいて、サーバ装置10は、ステップS303と
同様に、状況情報の更新が完了したことを示す応答情
報、或いは、ユーザIDが正しくないことを示す応答情
報を、各通知の送信元に返送する処理も行なう。そし
て、ユーザ端末20が上記したように動作するのは、ス
テップS105、S107或いはS110にて、状況情
報の更新が完了したことを示す応答情報を受信した場合
であり、ユーザIDが正しくないことを示す応答情報が
送信されてきた場合や、所定時間が経過しても応答情報
が受信されなかった場合、ユーザ端末20は、図示して
いないエラー処理を実行する。
【0051】前回、状況問合せを行ってから所定時間が
経過した場合(ステップS103、ステップS104;
所定時間経過)、ユーザ端末20は、既に説明した状況
問合せ処理(図4参照)を実行する(ステップS10
8)。すなわち、ユーザ端末20は、このステップS1
08において、各ユーザに関する状況情報が、そのユー
ザに関する状況管理データベース12内の状況情報と一
致するように、端末側状況管理データベース22の内容
更新を行うとともに、更新された状況情報に応じたもの
に状況通知ウインドウの表示内容を変更する。そして、
ユーザ端末20は、ステップS108を終了して、ステ
ップS103に戻る。
【0052】その他のイベントの発生を検出した場合
(ステップS103、S104;その他)、ユーザ端末
20は、発生したイベントに応じた処理を実行する(ス
テップS109)。
【0053】例えば、発生したイベントが、状況の通知
対象とするユーザの追加(端末側状況管理データベース
22へのレコードの追加)を指示するもの(状況通知ウ
インドウに対する特定の操作)であった場合、ユーザ端
末20は、ステップS109において、以下の処理を行
う。
【0054】まず、ユーザ端末20は、通知対象ユーザ
のユーザID及び名前を、自身のユーザから取得するた
めのユーザ追加用ダイアログボックスを表示する。そし
て、ユーザ追加用ダイアログボックスに対するユーザI
D及び名前の入力操作が完了したときに、ユーザ端末2
0は、入力されたユーザIDを含む状況問合せをサーバ
装置10に送信する。その後、ユーザ端末20は、サー
バ装置10から、その状況問合せに対する応答情報とし
て状況情報を含むものが送信されてきた場合には、その
状況情報と、ユーザによって入力されたユーザID及び
名前とを含むレコードを、端末側状況管理データベース
22に追加して、ステップS109を終了する。一方、
サーバ装置10からユーザIDが正しくないことを示す
応答情報が送信されてきた場合、ユーザ端末20は、ユ
ーザIDが誤っていることを知らせるためのダイアログ
ボックスの表示等を行った後、レコードの追加を行うこ
となく、ステップS109を終了する。
【0055】また、発生したイベントが、他ユーザが送
信した通信メッセージの受信であった場合、ユーザ端末
20は、ステップS109において、通信メッセージの
受信をユーザに通知するためのアイコンをディスプレイ
に表示させる。そして、そのアイコンが操作されたこと
を検出した際には(ステップS103、ステップS10
4;その他)、ステップ109において、受信している
通信メッセージの内容をディスプレイに表示させる処理
を行なう。
【0056】発生したイベントが、通信メッセージの作
成開始指示の入力であった場合、ユーザ端末20は、ユ
ーザの指示に従って通信メッセージを作成する処理や、
作成された通信メッセージを送信する処理を、ステップ
S109において行う。なお、ユーザ端末20(状況通
知プログラム)は、状況通知ウインドウ内に示されてい
る、状況情報が“在席”或いは“離席”となっている他
ユーザ情報を選択する操作がなされたときに、通信メッ
セージの作成開始指示が入力されたと判断する。そし
て、ユーザ端末20は、送信すべき情報の入力が完了
し、送信の実行が指示された場合には、当該情報を含む
とともに、自ユーザID、選択された他ユーザ情報に対
応するユーザIDを、それぞれ、送信元ユーザID、送
信先ユーザIDとして含む通信メッセージを、サーバ装
置10に送信する。
【0057】一方、サーバ装置10は、受信した情報
が、通信メッセージであった場合(ステップS301、
ステップS302;その他)、ステップS308におい
て、その通信メッセージを、それに含まれている宛先ユ
ーザIDに応じたユーザ端末20に転送する処理を行
う。具体的には、その通信メッセージに含まれる送信先
ユーザIDに関するアドレス情報を状況管理データベー
ス12から読み出し、読み出したアドレス情報を宛先ア
ドレスとして、受信した通信メッセージを通信媒体50
上に送信する。なお、前述した登録依頼通知に対する処
理も、このステップS308にて行われる。
【0058】以上、説明したように、本システムを構成
する各ユーザ端末20には、他ユーザの状況が示された
状況通知ウインドウが表示される。このため、各ユーザ
端末20のユーザは、他ユーザの状況を、それを調べる
ための作業を行うことなく、把握することができる。ま
た、各ユーザは、メッセージ受信者によりメッセージが
すぐに読まれるかを認識した状態で、メッセージを送信
できることになる。
【0059】<変形形態>実施形態として説明した状況
通知ネットワークシステムは、ユーザ端末20間でメッ
セージの交換が行えるシステムであったが、他ユーザの
状況の表示機能だけを有するように、状態通知ネットワ
ークシステムを構成しても良い。また、各ユーザ端末2
0が、他ユーザの状況を表示するように構成されていた
が、他ユーザの状況を音声で知らせる、或いは、印刷す
るように、ユーザ端末20を構成しておいても良い。
【0060】また、上記した状況通知ネットワークシス
テムは、各ユーザ端末20によって、サーバ装置10内
の状況管理データベース12が周期的にアクセスされる
システムであったが、あるユーザの状況の変化が通知さ
れたサーバ装置10によって、当該ユーザに関するレコ
ードが記憶された端末側状況管理データベース22を有
する各ユーザ端末20に対して、当該ユーザの状況が変
化したことが通知され、その通知に基づき各ユーザ端末
20にて状況通知ウインドウの内容更新が行われるよう
に、状況通知ネットワークシステムを構成しても良い。
【0061】また、サーバ装置10を含まない形で状況
通知ネットワークシステムを実現しても良い。そのよう
な状況通知ネットワークシステムは、例えば、各ユーザ
端末20を、ユーザの状況が変化した際に変化後の状況
を示す情報を通信媒体50上にブロードキャストするよ
うに構成しておくとともに、ブロードキャストされた情
報に基づき端末側状況管理データベース22の更新を行
うように構成しておくことにより、構築することが出来
る。
【0062】実施形態として状況通知ネットワークシス
テムは、ユーザ端末20間の通信メッセージの授受がサ
ーバ装置10を介して行われるシステムであったが、ユ
ーザ端末20間の通信メッセージの授受がサーバ装置1
0を介さずに行われるようにシステムを構成しても良
い。そのようなシステムは、例えば、各端末側状況管理
データベース22を、アドレス情報を含むレコードを記
憶できるものとしておくとともに、状況問合せに対する
応答情報に、状況情報とアドレス情報とが含まれるよう
にすることにより構成することが出来る。
【0063】
【発明の効果】本発明の状況通知ネットワークシステム
を用いれば、他ユーザの所在確認が必要とされることが
ある業務を、より効率的に進められることになる。ま
た、各ユーザ端末に他ユーザ端末との間でメッセージの
交換を行える機能を付与して状況通知ネットワークシス
テムを構成しておけば、メッセージ送信者が、メッセー
ジ受信者によりメッセージがすぐに読まれるかを認識し
た状態で、メッセージを送信できるシステムが得られる
ことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る状況通知ネットワー
クシステムの構成図である。
【図2】実施形態に係る状況通知ネットワークシステム
に含まれるサーバ装置、ユーザ端末が、それぞれ、備え
る状況管理データベース、端末側状況管理データベース
の説明図である。
【図3】ユーザ端末の全体的な動作手順を示した流れ図
である。
【図4】図4に示した流れ図のステップS102及びS
108にて行われる状況問合せ処理の流れ図である。
【図5】サーバ装置の全体的な動作手順を示した流れ図
である。
【図6】ユーザ端末のディスプレイに表示される状況通
知ウインドウの説明図である。
【符号の説明】
10 サーバ装置 12 状況管理データベース 20 ユーザ端末 22 端末側状況管理データベース

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台のユーザ端末とそれらを接続する
    通信媒体とを含む状況通知ネットワークシステムであっ
    て、 前記ユーザ端末のそれぞれは、 ユーザの離席とみなせる現象の発生とユーザの着席とみ
    なせる現象の発生とを監視する監視手段と、 この監視手段によってユーザの離席とみなせる現象、或
    いは、ユーザの着席とみなせる現象が発生したことが見
    出されたときに、その発生したことが見出された現象に
    応じた情報を含む状況変化通知情報を前記通信媒体上に
    送信する状況変化通知情報送信手段と、 一台以上の他のユーザ端末のそれぞれについて、ユーザ
    が離席している状況にあるか着席している状況にあるか
    を示す状況情報を記憶するための状況情報記憶手段と、 あるユーザが離席している状況にあることを示す状況通
    知情報、或いは、あるユーザが着席している状況にある
    ことを示す状況通知情報を受信したときに、受信した状
    況通知情報が状況を示しているユーザについて前記状況
    情報記憶手段に記憶された状況情報を、当該状況通知情
    報に応じたものに変更する状況情報変更手段と、 前記状況情報記憶手段に記憶された各ユーザに関する状
    況情報を出力する状況情報出力手段とを備えることを特
    徴とする状況通知ネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 前記ユーザ端末のそれぞれが備える前記
    監視手段によってその発生が監視されるユーザの離席と
    みなせる現象が、所定時間の間、ユーザによる入力がな
    されていないという現象であることを特徴とする請求項
    1記載の状況通知ネットワークシステム。
  3. 【請求項3】 前記ユーザ端末のそれぞれが備える前記
    状況変化通知情報送信手段は、前記通信媒体に接続され
    たサーバ装置に対して前記状況変化通知情報を送信し、 前記サーバ装置は、 前記複数台のユーザ端末のそれぞれについて、ユーザが
    離席している状況にあるか着席している状況にあるかを
    示す状況情報を記憶するためのサーバ側状況情報記憶手
    段,受信した状況変化通知情報が状況を示しているユー
    ザについて前記サーバ側状況情報記憶手段に記憶された
    状況情報を、当該状況変化通知情報に応じたものに変更
    するサーバ側状況情報変更手段,及び,前記サーバ側状
    況情報記憶手段に離席している状況にあることを示す状
    況情報が記憶されている各ユーザに関しては、そのユー
    ザが離席している状況にあることを示す状況通知情報を
    前記通信媒体上に送信し、前記サーバ側状況情報記憶手
    段に着席している状況にあることを示す状況情報が記憶
    されている各ユーザに関しては、そのユーザが着席して
    いる状況にあることを示す状況通知情報を前記通信媒体
    上に送信する状況通知情報送信手段を備えることを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載の状況通知ネット
    ワークシステム。
  4. 【請求項4】 前記サーバ装置の状況通知情報送信手段
    は、ユーザを指定する指定情報を含む状況通知要求を受
    信した際に、その指定情報で指定されるユーザに関する
    状況通知情報を、その状況通知要求の送信元に対して送
    信し、 前記ユーザ端末のそれぞれは、 前記状況情報記憶手段に状況情報が記憶されているユー
    ザのそれぞれについて、そのユーザの指定情報を含む状
    況通知要求を前記サーバ装置に対して送信する処理を実
    行する機能を有し、当該処理を所定周期で繰り返す状況
    通知要求送信手段を、さらに備えることを特徴とする請
    求項3記載の請求項状況通知ネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 前記ユーザ端末のそれぞれが備える前記
    状況変化通知情報送信手段は、自身を含むユーザ端末が
    起動された際と停止される際とに、それぞれ、その旨を
    示す状況変化通知情報を前記通信媒体上に送信し、 前記ユーザ端末のそれぞれが備える前記状況情報記憶手
    段は、ユーザが離席している状況にあるか着席している
    状況にあるかそのユーザのユーザ端末が起動されていな
    い状況にあるかを示す状況情報を記憶し、 前記ユーザ端末のそれぞれが備える前記状況情報変更手
    段は、あるユーザのユーザ端末が起動されたことを示す
    状況通知情報を受信したときには、そのユーザについて
    前記状況情報記憶手段に記憶された状況情報を、当該ユ
    ーザが着席している状況にあることを示すものに変更
    し、あるユーザのユーザ端末が停止していることを示す
    状況通知情報を受信したときには、その状況通知情報が
    状況を示しているユーザについて前記状況情報記憶手段
    に記憶された状況情報を、ユーザ端末が起動されていな
    い状況にあることを示すものに変更することを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載の状況通知ネットワー
    クシステム。
  6. 【請求項6】 通信媒体に接続されたコンピュータにイ
    ンストールされるべき状況通知プログラムを記録したコ
    ンピュータ可読媒体であって、 前記状況通知プログラムは、前記コンピュータを、 ユーザの離席とみなせる現象の発生とユーザの着席とみ
    なせる現象の発生とを監視する監視手段と、 この監視手段によってユーザの離席とみなせる現象、或
    いは、ユーザの着席とみなせる現象が発生したことが見
    出されたときに、その発生したことが見出された現象に
    応じた情報を含む状況変化通知情報を前記通信媒体上に
    送信する状況変化通知情報送信手段と、 前記通信媒体に接続されているとともに、前記状況通知
    プログラムがインストールされている他のコンピュータ
    のそれぞれについて、ユーザが離席している状況にある
    か着席している状況にあるかを示す状況情報を記憶する
    ための状況情報記憶手段と、 あるユーザが離席している状況にあることを示す状況通
    知情報、或いは、あるユーザが着席している状況にある
    ことを示す状況通知情報を受信したときに、受信した状
    況通知情報が状況を示しているユーザについて前記状況
    情報記憶手段に記憶された状況情報を、当該状況通知情
    報に応じたものに変更する状況情報変更手段と、 前記状況情報記憶手段に記憶された各ユーザに関する状
    況情報を出力する状況情報出力手段とを備える装置とし
    て動作させることを特徴とするコンピュータ可読媒体。
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