JP3515839B2 - コンピュータシステム間通信システム - Google Patents
コンピュータシステム間通信システムInfo
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Description
互に接続された複数のコンピュータシステム間での通信
を可能としたコンピュータシステム間通信システムに関
する。本発明は、特に、各コンピュータシステムの起動
同期を自動的にとることができるコンピュータシステム
間通信システムに関する。
k)等のユーザシステムにおいて、ホストコンピュータ
の負荷を分散させるため、また、遠隔地間での通信を可
能とするため、分散システム化が行われている。この分
散システムでは、ホストコンピュータを複数台設置し
て、各ホストコンピュータの配下に夫々LANを設ける
とともに、各ホストコンピュータ間を公衆網又は専用線
のようなWAN(Wide AreaNetwork)で接続し、各ホス
トコンピュータを介して各LANに属する端末間の通信
を可能としている。なお、以下では、ホストコンピュー
タのことを「コンピュータシステム」又は単に「システ
ム」と言う。
テム間通信を行う際に、各システムの通信ジョブ(送信
側システムの送信タスク,受信側システムの受信タス
ク)が共に起動していなければならない。このように送
信側システムの通信ジョブ及び受信側システムの通信ジ
ョブが共に起動していることを、「起動同期」という。
そこで、各システム間の起動同期を如何にしてとるかが
問題になる。
連絡等にて送信側システムの送信タスク及び受信システ
ムの受信タスクを事前に起動しておくことにより、各シ
ステム間の起動同期を取って、これら各システム間に通
信パスを確立するようにしていた。もしくは、同様にし
て受信側システムの受信タスクを送信側システムの送信
タスクに先立って起動しておいてから送信システムの送
信タスクを起動することにより、各システム間の起動同
期を取って、これら各システム間に通信システムを確立
するようにしていた。
において受信側システムの受信タスクが起動されていな
い状態であった場合には、送信側システムは、受信側シ
ステムの受信タスクが起動するまで、通信パス確立のた
めの再試行(ポーリング)を行っていた。
は、上述の分散システム化が、大型汎用機間に限らず、
ワークステーションやパソコンのような小型機まで普及
されつつある。従って、各コンピュータの種類による運
用時間帯の相違により、送信側システムと受信システム
との間で起動同期を取ることが困難になっている。即
ち、大型汎用機では、保守・点検作業のために、一週間
単位で通信ジョブの機能を停止する様に運用されるのが
一般的である。これに対して、小型機では、毎日夜間に
通信ジョブの機能を停止するように運用されるのが一般
的である。従って、送信側ホストコンピュータが大型汎
用機から構成され且つ受信側ホストコンピュータが小型
機から構成されている場合には、通信時間が夜間である
と、事前に受信システムの受信タスクを立ち上げさせる
ことはできないので、システム間の起動同期をとること
が困難となっているのである。
するまで送信側システムが通信パス確立のための再試行
(ポーリング)を行う場合、各システム間を接続するW
ANが公衆網であるとすると、通信パスが確立するまで
の間は無駄な回線使用料を支払うこととなる。
のであり、送信側システムからの起動要求に対応して、
受信側システムの受信タスク(受信手段)を自動的に起
動することができるコンピュータシステム間通信システ
ムを提供することを、第1の課題とする。更に、両シス
テム間に通信パスを自動的に確立することができるコン
ピュータシステム間通信システムを提供することを、第
2の課題とする。
ピュータシステム間通信システムの第1の態様は、上記
第1の課題を解決するために、図1(a)の原理図に示
す構成を採用した。即ち、データの送信処理を行う送信
手段(302)を有する第1のコンピュータシステム
(300)とデータの受信処理を行う受信手段(30
4)を有する第2のコンピュータシステム(301)と
からなるとともに、前記送信手段(302)と前記受信
手段(304)との間でデータ送信を行うコンピュータ
システム間通信システムにおいて、前記第1のコンピュ
ータシステム(300)は、前記受信手段(304)の
起動を要求する起動要求手段(303)を備え、前記第
2のコンピュータシステム(301)は、この起動要求
手段(303)からの起動の要求を検出して前記受信手
段(304)を起動させる起動手段(305)を備える
ことを特徴とする(請求項1に対応)。
ム間通信システムによると、データ送信に先だって、第
1のコンピュータシステム(300)の起動要求手段
(303)は、第2のコンピュータシステム(301)
に対し、受信手段(304)の起動を要求する。第2の
コンピュータシステム(301)の起動手段(305)
は、この起動要求に応じて、受信手段(304)を起動
させる。
の識別子を有する複数の受信手段を備えていても良い。
この場合、起動要求手段は、識別子を指定することによ
って、起動を要求する受信手段を特定すれば良く、起動
手段は、起動要求手段によって指定された識別子を有す
る受信手段を起動させれば良い(請求項2に対応)。
個のシステム名を有していても良い。この場合、起動要
求手段は、システム名を指定することによって、起動を
要求する受信手段が備えられたコンピュータシステムを
特定することができる(請求項3に対応)。このように
構成すれば、第2のコンピュータシステムが複数ある場
合でも、データ送信先であるコンピュータシステムの受
信手段を容易に特定することができる。
間通信システムの第2の態様は、上記第1及び第2の課
題を解決するために、図1(b)の原理図に示す構成を
採用した。即ち、この第2の態様によるコンピュータシ
ステム間通信システムは、データの送信処理を行う送信
手段(402)を有する第1のコンピュータシステム
(400)とデータの受信処理を行う受信手段(40
5)を有する第2のコンピュータシステム(401)と
からなるとともに、前記送信手段(402)と前記受信
手段(405)との間に確立された通信パスを介してデ
ータ送信を行うコンピュータシステム間通信システムで
ある。この第1のコンピュータシステム(400)は、
前記第2のコンピュータシステム(401)に対して前
記通信パスの確立要求を実行する通信パス確立要求手段
(403)と、前記第2のコンピュータシステム(40
1)からの通知に応じ、前記通信パス確立要求手段(4
03)に対して前記通信パスの確立要求を再実行させる
確立要求再実行手段(404)とを備えている。また、
前記第2のコンピュータシステム(401)は、前記通
信パス確立要求手段(403)によって前記通信パスの
確立を要求された時において前記受信手段(405)が
未起動であった場合にはこの受信手段(405)を起動
させる起動手段(406)と、この起動手段(406)
によって前記受信手段(405)が起動された場合に前
記確立要求再実行手段(404)に対して前記通知を行
う通知手段(407)と、前記通信パス確立要求手段
(403)によって前記通信パスの確立を要求された時
において前記受信手段(405)が起動済みであった場
合には前記第1のコンピュータシステム(400)に対
して前記通信パスの確立の応答を行う通信パス確立応答
手段(408)とを備えている(請求項4に対応)。
ム間通信システムによると、データ送信に先立って、通
信パス確立要求手段(403)は、前記第2のコンピュ
ータシステム(401)に対して前記通信パスの確立要
求を実行する。この時、第2のコンピュータシステム4
01において受信手段(405)が未起動であった場合
には、起動手段(406)は、この受信手段(405)
を起動させる。このようにして受信手段(405)が起
動すると、通知手段(407)は、第1のコンピュータ
システム(400)の確立要求再実行手段(404)に
対して、受信手段(405)が起動した旨の通知を行
う。第1のコンピュータシステム(400)内の確立要
求再実行手段(404)は、この通知に応じ、通信パス
確立要求手段(403)に対して通信パスの確立要求を
再実行させる。通信パス確立要求手段(403)が通信
パスの確立要求を再実行した時には受信手段(405)
は必ず起動しているので、通信パス確立応答手段(40
8)は、第1のコンピュータシステム(400)に対し
て前記通信パスの確立の応答を行う。これにより通信パ
スは確立されるので、第1のコンピュータシステム(4
00)の送信手段(402)は、第2のコンピュータシ
ステム(401)の受信手段(405)に対して、デー
タ送信をすることができるようになる。このように、通
信パスを確立するために第1のコンピュータシステム
(400)が行う通信パス確立要求の回数は、最大2回
である。従って、第1のコンピュータシステム(40
0)側からポーリングを繰り返し行う煩雑さやオペレー
タがマニュアル操作する手間を、解消することができ
る。
の識別子を有する複数の受信手段を備えていても良い。
この場合、通信パス確立要求手段は、識別子を指定する
ことによってこの識別子を有する受信手段に繋がる通信
パスを特定すれば良く、起動手段は、指定された識別子
を有する受信手段のみを起動すれば良く、通知手段は、
起動された受信手段の識別子を通知すれば良く、通信パ
ス確立応答手段は、指定された識別子を有する受信手段
が起動済みであった場合のみ、通信パス確立要求手段に
対して通信パスの確立の応答を行えば良い(請求項5に
対応)。
個のシステム名を有していても良い。この場合、通信パ
ス確立要求手段は、システム名を指定することによっ
て、通信パスの確立を要求するコンピュータシステムを
特定すれば良い(請求項6に対応)。このように構成す
れば、第2のコンピュータシステムが複数ある場合で
も、データ送信先であるコンピュータシステムの受信手
段を容易に特定することができる。
よって通知された識別子を有する受信手段に繋がる通信
パスについてのみ、通信パス確立要求手段に対して通信
パスの確立要求を再実行させるようにしても良い(請求
項7に対応)。このようにすれば、以前より起動済みで
あった受信システムに関して通信パス確立要求を再実行
してしまう煩雑さが防止できる。
々別個の識別子を有する複数の通信パス確立要求手段を
有していても良い(請求項8に対応)。この場合、通信
パスの確立要求を実行したが通信パスの確立の応答を受
けてない通信パス確立要求手段の識別子を登録するテー
ブルを更に備えることが効果的である。このようにすれ
ば、確立要求再実行手段は、このテーブルに登録された
識別子を有する通信パス確立要求手段に対してのみ、前
記通信パスの確立要求を再実行させることができるから
である(請求項9に対応)。
記第1及び第2の課題を解決することができるコンピュ
ータシステム間通信システムに使用可能である。即ち、
図1(c)の原理図に示すように、他のコンピュータシ
ステム(500)との間に確立された通信パスを介して
前記他のコンピュータシステム(500)から送信され
て来たデータを受信するコンピュータシステム(50
1)において、前記データの受信処理を行うために起動
される受信手段(505)と、前記他のコンピュータシ
ステム(500)から前記通信パスの確立を要求された
時において前記受信手段(505)が未起動であった場
合にはこの受信手段(505)を起動させる起動手段
(506)と、この起動手段(506)によって前記受
信手段(505)が起動された場合に前記他のコンピュ
ータシステム(500)に対してこの受信手段(50
5)の起動を通知して前記通信パスの確立を再度要求さ
せる起動通知手段(507)と、前記他のコンピュータ
システム(500)から前記通信パスの確立を要求され
た時において前記受信手段(505)が起動済みであっ
た場合には前記他のコンピュータシステム(500)に
対して前記通信パスの確立の応答を行う通信パス確立応
答手段(508)とを備えることを特徴とする(請求項
10に対応)。
ムによると、他のコンピュータシステム(500)から
通信パスの確立を要求された時において受信手段(50
5)が未起動であった場合には、起動手段(506)
は、この受信手段(505)を起動させる。このように
して受信手段(505)が起動されると、起動通知手段
(507)は、他のコンピュータシステム(500)に
対してこの受信手段(505)の起動を通し、通信パス
の確立を再度要求せしめる。これに応じて他のコンピュ
ータシステム(500)から通信パスの確立が再度要求
された時には、既に受信手段(505)は起動済みであ
る。そのため、通信パス確立応答手段(508)は、他
のコンピュータシステム(500)に対して通信パスの
確立の応答を行う。このように、他のコンピュータシス
テムから繰り返しポーリングを受けなくても、自動的に
受信手段を起動して、通信パスの確立要求を他のコンピ
ュータシステムに促すことができる。
の実施の形態を説明する。 <システムの全体構成>図2は、本実施形態によるコン
ピュータシステム間通信システムの概略構成を示すブロ
ック図である。図2において、このコンピュータシステ
ム間通信システムは、送信側のコンピュータシステム
(以下、単に「送信側システム」という)A及び受信側
のコンピュータシステム(以下、単に「受信側システ
ム」という)Bから構成されており、これら各システム
A,B間は、通信路Lによって接続されている。なお、
以下の説明では、理解を容易にするために、システムA
に関しては送信側システムとしての機能説明のみを行
い、システムBに関しては受信側システムとしての機能
説明のみを行うが、実際には各々のシステムが送信側シ
ステムとしての機能及び受信側システムとしての機能を
併せ持っている。
を有するホストコンピュータであり、ハードウェアとし
て、図示せぬCPU(中央処理装置)及び主記憶装置,
並びに外部記憶装置120,220を有している。そし
て、図示せぬ主記憶装置上にロードされたプログラムを
図示せぬCPUによって実行することにより、図示した
各種機能を実現することができるのである。このプログ
ラムとは、通信プログラム100,200,アプリケー
ション130,230,通信ジョブ(送信側通信ジョブ
110,受信側通信ジョブ210),等である。
らゆるアプリケーションプログラムを含むが、ここで
は、例えばテレビ会議システムにおけるようなデータ作
成プログラム(システムA側のアプリケーション13
0)及びデータビュワープログラム(システムB側のア
プリケーション230)であるとする。
は、生成した各データに論理アドレス(LD)を付し
て、外部記憶装置120内のメッセージ格納媒体122
に格納する。この外部記憶装置120内には、また、送
信管理簿121が掲載されている。この送信管理簿12
1は、図13に示すように、メッセージ格納媒体122
内に格納された各データの論理アドレス(LD)とその
論理アドレスに対応した送信先についての情報(相手シ
ステム名及び受信タスク名)とを対応付けた表である。
は、送信側コントロールタスク111及び複数(図2で
は2個のみ図示)の送信タスク114,117から構成
されており、メッセージ格納媒体122内に格納されて
いるデータを取り出して、受信側システム(システム
B)に向けて送信する機能を有している。
手段)114,117は、通信パス確立制御部115,
118としての機能,及び、送信処理部116,119
としての機能を有している。
通信パス確立要求手段)115,119は、自己の送信
タスク114,117とメッセージ格納媒体122内に
格納されているデータの送信先(他のシステムの通信ジ
ョブにおける受信タスク214,217)との間で通信
パスを確立する機能である。この通信パス確立のため、
通信パス確立制御部115,119は、データ送信先シ
ステムに対して、図14に示す構成を有する確立要求メ
ッセージを送信する。この確立要求メッセージの「あて
先名」には、データ送信先の受信タスク名が書き込まれ
る。各通信パス確立制御部115,118は、送信先の
受信タスクが未起動であるため確立ができなかった通信
パスに関しては、送信側コントロールタスク111の起
動待ちリスト113にその起動待ちを登録し(矢印a参
照)、その受信タスクの起動を待ってから、再度その通
信パス確立を試みるのである。なお、各送信タスク11
5,117は夫々ユニークな送信タスク名(COMI
D:送信タスク114=ACM00,送信タスク117
=ACM01)を有しているので、起動待ちリスト11
3に登録を行う際には、この送信タスク名に依って登録
を行う。
格納媒体122に格納されたデータを取り出すととも
に、このデータの論理アドレス(LD)に対応する送信
先情報(相手システム名及び受信タスク名)を送信管理
簿121から読み出し、図15に示す形態のメッセージ
(通常メッセージ)として組み立てる。そして、この通
常メッセージを、通信パス確立制御部115,119に
よって確立された通信パスを介して送信先の受信タスク
214,217に送信する。送信処理部116,119
は、送信したメッセージが送信先のシステム(システム
B)においてそのメッセージ格納媒体222に格納され
た旨の返答を送信先の受信タスクから受け取ると、この
メッセージに対応するデータを、自己のシステム(シス
テムA)のメッセージ格納媒体122から消去する。
数の送信先(受信タスク)との間で通信パスを確立し、
夫々の送信先に向けて、対応するデータを送信する。こ
の場合における複数の受信タスクは、共に同一のシステ
ム内における受信タスクである場合もあるが、夫々別個
のシステム内における受信タスクである場合もあり得
る。
行手段)111は、各送信タスク114,117を生成
するとともにこれら送信タスク114,117を制御す
るタスクである。送信側コントロールタスク111は、
上述の起動待ちリスト113の他、起動同期制御部11
2を含んでいる。
すように、自己の送信側通信ジョブ110内の各送信タ
スク114,117毎に、その送信タスク114,11
7のタスク名(COMID),並びに、その送信タスク
114,117が起動待ちをしている受信タスク21
4,217の受信システム名(PSYS名)及び受信タ
スク名(COMID)を掲載している。なお、受信タス
ク名は、各システム内でユニークであるので、送信タス
ク名と同じとなる場合もある。但し、受信システム名
は、各システム毎にユニークであるので、受信タスク名
と受信システム名とを組み合わせることにより、各受信
タスク214,217を特定することができるのであ
る。
(システムB)から受信システムの起動通知メッセージ
があった場合には、この起動通知メッセージに記載され
ている受信システム名(PSYS名)及び受信タスク名
(COMID)の組み合わせによって起動待ちリスト1
13を参照し、この組み合わせに対応する受信タスク2
14,217を待っている送信タスク114,117
を、探し出す。そして、探し出した送信タスク114,
117に対して、その受信タスク214,217の起動
を通知する(矢印b参照)。なお、起動同期制御部11
2は、自己の起動時には、通信プログラム100に対し
て、自己の宛先(ID)を指定して開設を行う。
送信側通信ジョブ110と通信路Lとの間のインタフェ
ースをなし、送信側通信ジョブ110から通知された各
メッセージ(起動要求メッセージ,通常メッセージ)
を、所定の通信データフォーマットに編集し、通信路L
を介して受信側システム(システムB)に向けて送信す
る。また、通信プログラム100は、受信側システム
(システムB)から受信したメッセージ(起動通知メッ
セージ)を、送信側通信ジョブ110にて処理可能なフ
ォーマットに変換して、送信側通信ジョブ110に受け
渡す。
り、単数又は複数の物理的通信路内に、複数の通信パス
を設定することができる。一方、システムB側の通信プ
ログラム200は、通信路Lと受信側通信ジョブとの間
のインタフェースをなし、送信側システム(システム
A)から受信した各メッセージ(起動要求メッセージ,
通常メッセージ)を、受信側通信ジョブ210にて処理
可能なフォーマットに変換して、受信側通信通信ジョブ
210に受け渡す。また、通信プログラム200は、受
信側通信ジョブ210から通知されたメッセージ(起動
通知メッセージ)を、所定の通信データフォーマットに
編集し、通信路Lを介して送信側システム(システム
A)に向けて送信する。
監視装置201を内蔵している。この通信宛先監視装置
201は、受信側通信ジョブ210の各受信タスク21
4,217が起動した場合にはこれら各受信タスク21
4,217からその起動の通知を受けるので、どの受信
タスク214,217が受信可能な状態であるのかを、
常時認識している。そのため、通信宛先監視装置201
は、送信側システム(システムA)の何れかの送信タス
ク114,117から特定の受信タスク214,217
に対する起動要求メッセージを受信した時には、その受
信タスク214,217の状態に応じて、「確立通知
(受信タスクが起動している場合)」又は「確立失敗通
知(受信タスクが未起動の場合)」を返答する。これら
確立通知及び確立失敗通知には、確立成功又は失敗した
通信パスに繋がる受信タスク214,217を特定する
ために、システム名(PSYS名)及びタスク名(CO
MID)の組み合わせが示されている。そして、「確立
通知」がなされることによって、対応する送信タスク1
14,117と受信タスク214,217との間で通信
パスが確立されたことになるのである。即ち、この通信
宛先監視装置201が、通信パス確立応答手段を構成す
る。
求メッセージの宛先としての受信タスク214,217
が未起動の場合には、未起動の受信タスク214,21
7がある旨の情報をシステムコンソール240に対して
出力する。
ログラム200の通信宛先監視装置201からの情報に
応じて未起動の受信タスク214,217が存在する旨
のメッセージを表示する表示装置(ハードウェア)であ
る。
たメッセージは、自動プログラム起動部(AOF)25
0によって監視される。この自動プログラム起動部(A
OF)250は、受信側システム(システムB)におい
て図示せぬCPUによってプログラムが実行されること
により生じる機能である。そして、この自動プログラム
起動部(AOF)250は、システムコンソール240
上に表示されたメッセージに対応する処理を、処理リス
ト251から読み出す。この処理リスト251は、図1
1に示すように、各メッセージに対応する処理(マク
ロ)を掲載したリストである。この処理リスト251に
は、例えば、「通信ジョブ(受信タスク)未起動」なる
メッセージに対応して、受信側通信ジョブ210を起動
(再起動)するための処理が掲載されている。
0によって処理リスト251から読み出された処理は、
起動プログラム実行部260において実行される。この
起動プログラム実行部260は、受信側システム(シス
テムB)において図示せぬCPUによってプログラムが
実行されることにより生じる機能である。そして、この
起動プログラム実行部260において、受信側通信ジョ
ブ210を起動(再起動)するための処理が実行される
と、先ず、受信側通信ジョブ210を構成する受信側コ
ントロールタスク(通知手段,起動通知手段)211が
起動される(矢印c参照)。このようにして起動された
受信側コントロールタスク211は、この受信側コント
ロールタスク211と共に受信側通信ジョブ210を構
成する各受信タスク(受信手段)214,217を、生
成する(矢印d参照)。即ち、これら通信宛先監視装置
201,システムコンソール240,自動プログラム起
動部(AOF)250,起動プログラム実行部260
が、起動手段を構成する。
送信側通信ジョブ210は、送信側システム(システム
A)から送信されてきたメッセージをシステムB側の外
部記憶装置220内に内蔵されたメッセージ格納媒体2
22に格納する機能を、有している。
4,217は、通信パス確立制御部215,218とし
ての機能,及び、受信処理部216,219としての機
能を有している。
は、自己をそのデータの送信先とする送信タスク11
4,117との間で通信パスを確立する機能である。こ
の通信パス確立のため、通信パス確立制御部215,2
18は、自己の生成時において、通信プログラム200
に対して、自己の宛先(COMID)を指定することに
よって開設を行う(矢印e参照)。また、通信パス確立
制御部215,218は、通信プログラム200に対す
る開設を行った後に、受信側コントロールタスク211
に対して起動通知を行う(矢印f参照)。
立制御部215,218によって確立された通信パスを
介して送信側システム(システムA)の送信タスク11
4,117から送信された通常メッセージ中のデータ
を、外部記憶装置220内のメッセージ格納媒体222
に格納する。なお、上述したように、受信処理部21
6,219は、通常メッセージ内のデータをメッセージ
格納媒体222内に格納すると、送信側システム(シス
テムA)の送信タスク114,117に対して、データ
をメッセージ格納媒体222内に格納した旨の返答を行
う。
ッセージ格納媒体222に格納されたデータは、アプリ
ケーション230によって取り出される。受信側コント
ロールタスク211は、各受信タスク214,217を
生成するとともにこれら受信タスク214,217を制
御するタスクである。受信側コントロールタスク211
は、起動同期制御部211及び受信管理簿213を含ん
でいる。
うに、自己の受信側通信ジョブ210内の各受信タスク
214,217毎に、その受信タスク214,217の
タスク名(COMID),並びに、その受信タスク21
4,217にデータを送信してくる送信システムのシス
テム名(PSYS名)を予め登録しておくリストであ
る。
14,217の生成時において、全受信タスク214,
217から起動通知があった場合には、受信管理簿を参
照して、各受信タスク214,217の送信元として登
録されている全てのシステム名(PSYS名)を読み出
す。そして、読み出した送信元システムに対して、図1
4に示す構成を有する起動通知メッセージを送信する。
この起動通知メッセージの「あて先名」には送信元シス
テムのシステム名が書き込まれるとともに、ペイロード
部分には当該システムBのシステム名(PSYS名)及
び受信タスクのタスク名(COMID)が書き込まれ
る。
を受信した送信側システム(システムA)の送信側コン
トロールタスク111は、この起動通知メッセージに記
載された受信タスク214,217の起動を待っている
送信タスク114,117を、起動待ちリスト113か
ら探し出し、その送信タスク114,117に対して、
起動した受信タスク名を指定して起動通知を行う。 <各部における処理>次に、本実施形態におけるシステ
ム間通信システムを構成する各構成部において実行され
る処理の内容を説明する。 〔送信側コントロールタスク〕図3は、送信側通信ジョ
ブ110内の送信側コントロールタスクが実行する処理
を示す。この処理は、オペレータの操作等により、送信
側コントロールタスク111が起動された際に実行され
る処理である。この処理が実行される前提として、各送
信タスク114,117を含めて送信側通信ジョブ11
0は未起動であるものとする。また、通信プログラム1
00及びアプリケーションプログラム130は、既に起
動しているものとする。
信側コントロールタスク111は、通信プログラム10
0に対してこの通信プログラム100が管理している自
己の宛先(ID)を指定することによって、開設を行
う。その結果、通信プログラム100は、以後、この送
信側コントロールタスク111宛のメッセージを送信す
ることが、できるようになる。
スク111は、各送信タスク114,117の生成を、
図示せぬCPUに依頼する。その結果、各送信タスク1
14,117が生成され、送信側通信ジョブ110とし
ての機能が揃うようになる。
すべき送信タスク114,117があるかどうかをチェ
ックする。このチェックは、各送信タスク114,11
7が送信を行うものとして設定されているデータ(メッ
セージ)が、メッセージ送信を既に中止したアプリケー
ション130からのデータ(メッセージ)であるか否か
によって行われる。そして、メッセージ送信を既に中止
したアプリケーション130からのデータ(メッセー
ジ)を送信するように設定されている送信タスク11
4,117がある場合には、S004において、その各
送信タスク114,117に対して「終了通知」を行
い、処理をS003に戻す。
したアプリケーション130からのデータ(メッセー
ジ)を送信するように設定されている送信タスク11
4,117がない場合には、S005において、他のシ
ステム(システムB)の受信側コントロールタスク21
1から起動通知メッセージ(BEGIN)を受信してい
るか否かをチェックする。そして、起動通知メッセージ
を受信していない場合には、処理をS003に戻す。
している場合には、S006において、起動通知メッセ
ージに書き込まれたシステム名(PSYS名)及びタス
ク名(COMID)の組み合わせを待つ送信タスク11
4,117を、起動待ちリスト113から読み出す。こ
の場合、該当する各送信タスク114,117が起動待
ちリスト113に記載されていない場合には、処理をそ
のまま進める。
た各送信タスク114,117に対して、その各送信タ
スク114,117が待っている受信タスク214,2
17の起動を通知する。
記載されたシステム名(PSYS名)及びタスク名(C
OMID)の全ての組み合わせに対して、S006及び
S007の処理が完了したか否かをチェックする。そし
て、未だ全ての組み合わせに対する処理が完了していな
い場合には、次のシステム名(PSYS名)及びタスク
名(COMID)の組み合わせに対する処理を実行すべ
く、処理をS006に戻す。
されたシステム名(PSYS名)及びタスク名(COM
ID)の全ての組み合わせに対してS006及びS00
7の処理が完了した場合には、処理をS009に進め
る。このS009では、S005にて受信した起動通知
メッセージに対する応答メッセージ(END)を返却す
る。その後、アプリケーション130におけるメッセー
ジ送信の中止,若しくは新たな起動通知メッセージの受
信を待つべく、処理をS003に戻す。 〔送信タスク〕図4及び図5は、各送信タスク114,
117が実行する処理を示す。この処理は、送信側コン
トロールタスク111による送信タスク114,117
生成処理(図3のS002)の実行によりスタートす
る。そして、スタート後最初のS101では、定義解釈
を行う。即ち、図示せぬ定義を参照し、自己の送信処理
部116,119において送信処理を行うべきメッセー
ジに付されている論理アドレス(LD)と、そのメッセ
ージを送信すべきシステム名(PSYS名)及び受信タ
スク214,217の組み合わせとを設定する。
システム名(PSYS名)及び受信タスク214,21
7の組み合わせの内から一つを取り出し、この取り出し
たシステム名(PSYS名)及び受信タスク214,2
17の組み合わせを宛先として、通信パス確立要求メッ
セージを送信する。
テムB)の通信プログラム200から確立通知を受信し
たか否かをチェックする。そして、未だ確立通知を受信
していない場合には、S104において、S102にて
送信した通信パス確立要求メッセージの宛先たるシステ
ム名(PSYS名)及びタスク名(COMID)の組み
合わせを、自己のタスク名(COMID)と共に、起動
待ちリスト113に登録する。このS104での登録処
理が完了すると、処理をS105に進める。一方、S1
03にて確立通知を受信している場合には、処理をその
ままS105に進める。
のシステム(PSYS)における全受信タスク(COM
ID)に対して上述のS102乃至S104の処理を完
了したか否かを、チェックする。そして、未だ全受信タ
スク(COMID)に対しては上記処理を完了していな
い場合には、処理をS102に戻す。この場合、処理が
戻されたS102では、同一のシステム(PSYS)に
おける次の受信タスク(COMID)に対して、通信パ
ス確立要求メッセージを送信する。
S)における全受信タスク(COMID)に対して上記
処理を完了した場合には、S106において、S101
にて定義した全システム(PSYS)に対して上述のS
102乃至S104の処理を完了したか否かを、チェッ
クする。そして、未だ全システム(PSYS)に対して
は上記処理を完了していない場合には、処理をS102
に戻す。この場合、処理が戻されたS102では、次の
システム(PSYS)の何れかの受信タスク(COMI
D)に対して、通信パス確立要求メッセージを送信す
る。
対して上記処理を完了した場合には、S107におい
て、確立通知を受信することによって確立された正常な
通信パスがあるか否かをチェックする。そして、正常な
通信パスがない場合には、処理をそのままS111に進
める。
には、S108において、送信管理簿121を参照し、
この通信パスの宛先を送信先とするデータの論理アドレ
ス(LD)を読み出す。そして、読み出した論理アドレ
ス(LD)を有するデータをメッセージ格納媒体122
から読み出し、このデータを通常メッセージのフォーマ
ットに変換し、当該通信パス経由で送信先受信タスク2
14,217へ送信する。
ッセージ)がメッセージ格納媒体122内に残っている
か否かをチェックする。そして、送信すべきデータ(メ
ッセージ)が未だ残っている場合には、処理をS108
に戻す。これに対して、送信すべきデータ(メッセー
ジ)が既に残っていない場合には、S110において、
メッセージ格納待ちフラグをセットする。この後で、処
理をS111に進める。
111から受信タスクの起動通知(図3のS007)が
あったか否かをチェックする。そして、起動通知があっ
た場合には、S112において、起動通知によって示さ
れた受信タスク名(COMID)を起動待ちリスト11
3から削除する。その後で、処理をS102に戻し、通
知された受信タスクに対する通信パス確立要求メッセー
ジを、再送信する。
S113において、メッセージ格納待ちフラグの状態を
チェックする。そして、メッセージ格納待ちフラグがセ
ットされていない場合には、処理をS116に進める。
がセットされている場合には、S114において、メッ
セージ格納媒体122への新たなデータ(メッセージ)
格納があったか否かをチェックする。そして、新たなデ
ータ(メッセージ)格納があった場合には、S115に
おいて、メッセージ格納待ちフラグをリセットするとと
もに、この新たに格納されたデータ(メッセージ)の送
信をすべく、処理をS108に戻す。これに対して、新
たなデータ(メッセージ)格納がなかった場合には、処
理をS116に進める。
111から終了通知があったか否かをチェックする。そ
して、終了通知がない場合には、処理をS111に戻
す。これに対して、終了通知があった場合には、S11
7において、当該送信タスク114,117の停止処理
を行って、処理を終了する。 〔受信システムの通信プログラム〕図6は、受信側シス
テム(システムB)の通信プログラム200が実行する
処理を示す。この通信プログラム200は、受信側シス
テム(システムB)の立ち上げに同期して自動実行され
るように、設定されている。
システム(システムA)から通信パス確立要求メッセー
ジを受信したか否かをチェックする。そして、通信パス
確立要求メッセージを受信した場合には、処理をS20
2に進め、通信パス確立要求メッセージを未だ受信して
いない場合には、処理をS206に進める。
217への通信パスが開設済みであるか否かをチェック
する。即ち、宛先の受信タスク214,217が起動済
みであってそのCOMID(宛先)を通知してきている
か否かをチェックする。そして、宛先の受信タスク21
4,217への通信パスが開設済みである場合には、S
203において、送信側システム(システムA)の通信
プログラム100に対して確立通知を行ってから、処理
をS201に戻す。
217への通信パスが開設済みでない場合には、S20
4において、システムコンソール240に対して、当該
未開設の受信タスクの宛先情報(COMID)を出力す
る。そして、次のS205において、送信側システム
(システムA)の通信プログラム100に対して確立失
敗通知を行ってから、処理をS201に戻す。
ステムA)から通常メッセージを受信したか否かをチェ
ックする。そして、未だ通常メッセージを受信していな
い場合には、処理をそのままS201に戻す。これに対
して、通常メッセージを受信した場合には、S207に
おいて、その宛先とされた受信タスク214,217へ
この通常メッセージを転送し、処理をS201に戻す。 〔自動プログラム起動部(AOF)〕図7は、自動プロ
グラム起動部(AOF)において実行される処理を示
す。この処理は、受信側システム(システムB)の立ち
上げに同期して自動実行されるように、設定されてい
る。
新規なメッセージがシステムコンソール240に表示さ
れているか否かをチェックする。そして、新規なメッセ
ージが表示されていない限り、このチェックを繰り返
す。
いる場合には、S302において、このメッセージに対
応する処理が処理リスト251に登録されているか否か
をチェックする。そして、処理が登録されていなけれ
ば、処理をそのままS301に戻す。
には、S303において、処理リスト251に登録され
ている当該処理を、起動プログラム実行部260にて実
行する。例えば、未開設受信タスクの宛先情報が受信側
システムの通信プログラム200によってシステムコン
ソール240に表示された場合には(図6のS204参
照)、受信側コントロールタスク211を起動させるた
めの処理の実行を、起動プログラム実行部260に命令
する。S303実行後、次の新規メッセージの監視をす
るために、処理をS301に戻す。 〔受信側コントロールタスク〕図8は、受信側コントロ
ールタスク211が実行する処理を示す。この処理は、
自動プログラム起動部(AOF)による処理実行命令
(図7のS303)に応じて起動プログラム実行部26
0が起動プログラムを実行することにより、スタートす
る。そして、スタート後最初のS401では、各受信タ
スク214,217の生成を、図示せぬCPUに依頼す
る。
ク生成依頼に応じて生成された全ての受信タスク21
4,217から起動通知が送られてくるのを待つ。そし
て、全ての受信タスク214,217からの起動通知が
揃うと、処理がS403に進む。 このS403では、
受信側コントロールタスク211は、受信管理簿213
を参照し、送信側システム(システムA)に通知する起
動通知メッセージを作成する。即ち、各受信タスク名
(COMID)毎に、受信タスク名及びこの受信側シス
テム(システムB)のシステム名(PSYS名)をメッ
セージに書き込み、宛先として相手システム名(PSY
S名)を付す。
YS名)が同じもの毎に、起動通知メッセージを送信す
る。次のS405では、全ての相手システム名(PSY
S名)に対する起動通知メッセージ送信が完了したか否
かをチェックする。そして、全ての相手システム名(P
SYS名)に対する起動通知メッセージ送信が未だ完了
していない場合には、処理をS404に戻し、次の相手
システム名(PSYS名)に対する起動通知メッセージ
送信を行う。これらS404及びS405のループ処理
を繰り返した結果、全ての相手システム名(PSYS
名)に対する起動通知メッセージ送信が完了した場合に
は、この処理を終了する。 〔受信タスク〕図9は、各受信タスク214,217が
実行する処理を示す。この処理は、受信側コントロール
タスク211による受信タスク214,217生成処理
(図8のS401)の実行によりスタートする。そし
て、スタート後最初のS501では、自らの起動完了を
待つ。そして、起動が完了すると、S502において、
受信側システムの通信プログラム200に対して、自己
の宛先(COMID)を指定して開設する。これと同時
に、S503において、受信側コントロールタスク21
1に対して、自己のCOMIDを付して起動通知を行
う。この起動通知が、図8のS402においてチェック
されるのである。
から通常メッセージを受信するのを待つ。そして、通常
メッセージを受信した場合には、S505において、受
信した通常メッセージをメッセージ格納媒体222内に
格納する。その後、次の通常メッセージを待つべく、処
理をS504に戻す。 <実施形態の作用>次に、以上のように構成された本実
施形態による作用を、図16乃至図18を参照して説明
する。説明の前提として、送信側システム(システム
A)は、図3乃至図5の処理がスタートしたことによっ
て、完全に起動しているものとする。
に全く電源が投入されていないために、図6乃至図9の
何れの処理も実行されていない状態を示す。この状態に
おいて、送信側システム(システムA)の各部が起動し
て、送信側通信ジョブ110の送信タスク114が通信
パス確立要求メッセージを送信したとする(S10
2)。この場合には、受信側システム(システムB)か
らは、何らの返答もなされない。従って、受信タスク1
14は、何らの処理をも実行することがない。
ムB)に電源が投入され、図6の通信プログラム200
(通信宛先監視装置201)及び図7の自動プログラム
起動部(AOF)250が起動している状態を示す。こ
の状態において、送信側システム(システムA)の各部
が起動して、送信側通信ジョブ110の送信タスク11
4が通信パス確立要求メッセージを送信したとする(S
102)。この場合には、通信プログラム200の通信
宛先監視装置201は、通信パス確立要求メッセージの
宛先の受信タスクが未開設であると判定する(S20
2)。その結果、送信側システム(システムA)の通信
プログラム100に対して確立失敗通知を行うとともに
(S205)、システムコンソール240に対して未開
設受信タスクの宛先情報を出力する。
受けて、送信側コントロールタスク111の起動待ちリ
スト113に送信先の受信タスク名を登録した後で(S
104)、送信側コントロールタスク111からの起動
通知を待ち続けることになる(S111)。従って、以
後起動通知があるまで、送信タスク114は、受信側シ
ステム(システムB)に対して起動要求を行わない。
宛先監視装置201からの未開設受信タスクの宛先情報
を表示する。自動プログラム起動部(AOF)250
は、システムコンソール240に表示されている未開設
受信タスクの宛先情報を検出することにより、受信側コ
ントロールタスク211の起動処理を実行する(S30
3)。この起動処理が実行されると、受信側コントロー
ルタスク211が起動されるとともに、受信タスク21
4も起動される(S401)。これら受信側コントロー
ルタスク211及び受信タスク214が揃うことによ
り、受信側通信ジョブ210が生成されることになる。
図18は、この状態を示している。
トロールタスク211に対して、起動通知を行う(S5
03)。この起動通知を受けた受信側コントロールタス
ク211は、受信管理簿213を参照して起動通知メッ
セージを作成し(S403)、この起動通知メッセージ
を、送信側システム(システムA)の送信側通信ジョブ
110に送信する(S404)。
ョブ110の送信側コントロールタスク111は、起動
待ちリスト113を参照し(S006)、送信タスク1
14に対して起動通知を行う(S007)。この起動通
知を受けた送信タスク114は、受信側システム(シス
テムB)の受信タスク214に対する起動要求メッセー
ジを、再送信する(S111,S102)。この場合に
は、受信側システム(システムB)の通信プログラム2
00は、送信タスク114に対して確立通知を行う(S
203)。
14に受信されると、送信タスク114は、アプリケー
ション130によってメッセージ格納媒体122に格納
されたデータ(メッセージ)を取り出して、受信側シス
テム(システムB)の受信タスク214宛に送信する。
この受信タスク214は、受信したデータ(メッセー
ジ)をメッセージ格納ファイル222に格納する。この
ようにしてメッセージ格納ファイル222に格納された
データ(メッセージ)は、アプリケーション230によ
って読み出される。
して、各受信タスク214,217が自動的に起動され
るとともに、送信側システム(システムA)及び受信側
システム(システムB)の間で通信パスが自動的に確立
し、システム間通信が可能となるのである。
ータシステム間通信システムによると、送信手段を有す
るコンピュータシステムからの起動要求に対応して、受
信側システムの受信手段を自動的に起動することができ
る。更に、本発明の第2の態様によれば、両システム間
に通信パスを自動的に確立することができる。
テムの概略を示すブロック図
理を示すフローチャート
チャート
チャート
れる処理を示すフローチャート
を示すフローチャート
理を示すフローチャート
チャート
セージの構成図
Claims (3)
- 【請求項1】データの送信処理を行う送信手段を有する
第1のコンピュータシステムとデータの受信処理を行う
夫々別個の識別子を有する複数の受信手段を有する第2
のコンピュータシステムとからなるとともに、前記送信
手段と前記受信手段との間に確立された通信パスを介し
てデータ送信を行うコンピュータシステム間通信システ
ムにおいて、 前記第1のコンピュータシステムは、 前記第2のコンピュータシステムに対して識別子を選定
することによって受信手段に繋がる通信パスを特定して
通信パスの確立要求を実行する複数の通信パス確立要求
手段と、前記通信パスの確立要求を実行したが前記通信パスの確
立の応答を受けてない前記通信パス確立要求手段の前記
識別子を登録するテーブルと、 前記第2のコンピュータシステムからの通知に応じ、前
記通信パス確立要求手段に対して、前記テーブルを参照
して、登録された識別子を有する前記通信パス確立要求
手段に対してのみ前記通信パスの確立要求を再実行させ
る確立要求再実行手段とを備え、 前記第2のコンピュータシステムは、 前記通信パス確立要求手段によって前記通信パスの確立
を要求された時において指定された識別子を有する受信
手段が末起動であった場合には該受信手段を起動させる
起動手段と、 前記起動手段によって前記受信手段が起動された場合に
前記確立要求再実行手段に対して前記通知を行う通知手
段と、 前記通信パス確立要求手段によって前記通信パスの確立
を要求された時において前記受信手段が起動済みであっ
た場合には前記第1のコンピュータシステムに対して前
記通信パスの確立の応答を行う通信パス確立応答手段と
を備えていることを特徴とするコンピュータシステム間
通信システム。 - 【請求項2】前記各コンピュータシステムは、夫々別個
のシステム名を有するとともに、 前記通信パス確立要求手段は、前記システム名を指定す
ることによって、前記通信パスの確立を要求するコンピ
ュータシステムを特定することを特徴とする請求項1記
載のコンピュータシステム間通信システム。 - 【請求項3】前記確立要求再実行手段は、前記通知手段
によって通知された前記識別子を有する前記受信手段に
繋がる前記通信パスについてのみ、前記通信パス確立要
求手段に対して前記通信パスの確立要求を再実行させる
ことを特徴とする請求項2記載のコンピュータシステム
間通信システム。
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