JP2011022677A - コンテンツ共有システム及びその方法と、サーバ、端末並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】端末間で共有されるコンテンツが出力される出力装置の仕様が異なる場合であっても、各出力装置の仕様を有効に利用し、コンテンツに対する操作履歴を反映したコンテンツの効率的な出力ができるコンテンツ共有システム及びその方法と、サーバ、端末並びにプログラムを提供すること。
【解決手段】本発明は、端末間で共有されるコンテンツに対する操作履歴と、コンテンツが出力される出力装置の仕様とに基づいて、出力装置における前記共有されるコンテンツの出力方法を決定するコンテンツ出力方法決定部と、コンテンツの出力方法に基づいて、出力装置におけるコンテンツの出力を制御する出力制御部とを有するコンテンツ共有システムである。
【選択図】図1

Description

本発明はコンテンツ共有システム及びその方法と、サーバ、端末並びにプログラムに関する。
ネットワークに接続された情報処理端末を介して、複数のコンテンツを使用したコミュニケーションを行うシステムが提案されている。この様なシステムでは、コミュニケーション参加者が各1台の情報処理端末を使用し、全ての参加者の使用する情報処理端末間で表示内容を一致させる事により、遠隔地間でのコミュニケーションが可能となっている。
このようなコミュニケーションにおいて、使用される情報処理端末は多様化しており、コミュニケーション参加者の使用する情報処理端末の出力装置の仕様(例えば、表示装置の解像度や、スピーカシステムのスピーカ数等)が必ずしも一致するわけではない。
そこで、このような状況に鑑み、ひとつの解決策として、情報処理端末の表示解像度を考慮し、表示解像度の異なる情報処理端末間で表示を一致させる技術が特許文献1に開示されている。特許文献1の技術には、コミュニケーション参加者の使用する情報処理端末間で表示解像度が相違する場合には、表示解像度に応じて共有するコンテンツのサイズを変換して表示させる方法が開示されている。この様な方法により、表示解像度の異なる端末間でも共有するコンテンツの同一部分を表示させる事が可能となる。
また、共有するコンテンツの数や、その特性に応じて、共有するメディアデータの提示方法を設定する技術が特許文献2に開示されている。この技術は、提示するコンテンツのデータと、提示するコンテンツの提示方法とを定めたテンプレートデータを複数個記憶する。また、共有するコンテンツデータの数およびや特性と、テンプレートデータとの対応を定めたテンプレート選択テーブルを記憶する。そして、共有するコンテンツデータを切替える際に、テンプレート選択テーブルを参照して、切替え後に共有するコンテンツデータの数や特性に対応するテンプレートデータを特定するものである。
特開平8−263257号公報 特開2005−348144号公報
しかし、特許文献1の技術は、表示解像度の異なる情報処理端末間でコミュニケーションを行っている場合に、表示解像度の高い情報処理端末においても表示解像度の低い情報処理端末で表示しうるコンテンツの数と同じ数のコンテンツまでしか表示できなかった。
例えば、表示解像度が460×854の情報処理端末1と表示解像度が1024×764の情報処理端末2でコミュニケーションを行っている場合には、両者の表示解像度には差があり、表示できるコンテンツの数も異なる。すなわち、特許文献1の技術は、コンテンツが出力される出力装置の仕様が異なる場合であっても、全ての出力装置間で表示内容を一致させるため、各出力装置の仕様にあったコンテンツの効率的なコンテンツの出力ができなかった。
また、特許文献2は、共有するコンテンツのうち注目度の高いコンテンツが優先的に出力されるとは限らなかった。
そこで、本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、端末間で共有されるコンテンツが出力される出力装置の仕様が異なる場合であっても、コンテンツに対する操作履歴を利用する事によって、各出力装置の仕様に応じたコンテンツの効率的な出力ができるコンテンツ共有システム及びその方法と、サーバ、端末並びにプログラムを提供することにある。
本発明は、端末間で共有されるコンテンツに対する操作履歴と、コンテンツが出力される出力装置の仕様とに基づいて、前記出力装置における前記共有されるコンテンツの出力方法を決定するコンテンツ出力方法決定部と、前記コンテンツの出力方法に基づいて、前記出力装置における前記コンテンツの出力を制御する出力制御部とを有するコンテンツ共有システムである。
また、本発明は、端末間で共有されるコンテンツに対する操作履歴と、コンテンツが出力される出力装置の仕様とに基づいて、前記出力装置における前記共有されるコンテンツの出力方法を決定するコンテンツ出力方法決定部を有するサーバである。
また、本発明は、端末間で共有されるコンテンツに対して各端末の使用者の操作情報を取得し、前記共有されるコンテンツに対する操作履歴を管理する操作履歴を管理する操作履歴管理部と、前記共有されるコンテンツに対する操作履歴を、前記端末に送信する操作履歴送信部とを有するサーバである。
また、本発明は、コンテンツを他の端末と共有する端末であって、端末間で共有されるコンテンツに対して自端末使用者の操作情報を取得し、前記コンテンツの出力方法を管理するサーバに前記操作情報を送信する操作情報取得部と、前記コンテンツが出力される出力装置の仕様を取得して前記サーバに送信する出力装置情報取得部と、前記サーバから送信されてくる前記コンテンツの出力方法に基づいて、前記出力装置における前記コンテンツの出力を制御する出力制御部とを有する端末である。
また、本発明は、コンテンツを他の端末と共有する端末であって、端末間で共有されるコンテンツに対して自端末使用者の操作情報を取得し、前記共有されるコンテンツに対する操作履歴を管理するサーバに前記操作情報を送信する操作情報取得部と、前記サーバから前記端末間で共有されるコンテンツに対する操作履歴を受信する受信部と、前記コンテンツに対する操作履歴と、前記コンテンツが出力される出力装置の仕様とに基づいて、前記出力装置における前記共有されるコンテンツの出力方法を決定するコンテンツ出力方法決定部と、前記コンテンツの出力方法に基づいて、前記出力装置における前記コンテンツの出力を制御する出力制御部とを有する端末である。
また、本発明は、端末間で共有されるコンテンツに対する操作履歴と、コンテンツが出力される出力装置の仕様とに基づいて、前記出力装置における前記共有されるコンテンツの出力方法を決定し、前記コンテンツの出力方法に基づいて、前記コンテンツの出力を制御するコンテンツ共有方法である。
また、本発明は、端末間で共有されるコンテンツに対する操作履歴と、コンテンツが出力される出力装置の仕様とに基づいて、前記出力装置における前記共有されるコンテンツの出力方法を決定する処理を情報処理装置に実行させるプログラムである。
また、本発明は、端末間で共有されるコンテンツに対して各端末の使用者の操作情報を取得し、前記共有されるコンテンツに対する操作履歴を管理する操作履歴を管理する処理と、前記共有されるコンテンツに対する操作履歴を、前記端末に送信する処理とを情報処理装置に実行させるプログラムである。
また、本発明は、端末間で共有されるコンテンツに対して自端末使用者の操作情報を取得する処理と、前記コンテンツの出力方法を管理するサーバに前記操作情報を送信する処理と、前記コンテンツが出力される出力装置の仕様を取得して前記サーバに送信する処理と、前記サーバから送信されてくる前記コンテンツの出力方法に基づいて、前記出力装置における前記コンテンツの出力を制御する処理とを情報処理装置に実行させるプログラムである。
また、本発明は、端末間で共有されるコンテンツに対して自端末使用者の操作情報を取得する処理と、前記共有されるコンテンツに対する操作履歴を管理するサーバに前記操作情報を送信する処理と、前記サーバから前記端末間で共有されるコンテンツに対する操作履歴を受信する処理と、前記コンテンツに対する操作履歴と、前記コンテンツが出力される出力装置の仕様とに基づいて、前記出力装置における前記共有されるコンテンツの出力方法を決定する処理と、前記コンテンツの出力方法に基づいて、前記出力装置における前記コンテンツの出力を制御する処理とを情報処理装置に実行させるプログラムである。
本発明は、端末間で共有されるコンテンツが出力される出力装置の仕様が異なる場合であっても、コンテンツに対する操作履歴を利用する事によって、各出力装置の仕様に応じたコンテンツの効率的な出力ができる。
図1は本発明の実施の形態におけるコンテンツ共有システムの概略図である。 図2は出力装置3〜3を説明するための図である。 図3はコンテンツの操作履歴を説明するための図である。 図4は出力装置3〜3に表示されるコンテンツを説明するための図である。 図5はコンテンツの操作履歴を説明するための図である。 図6は第1の実施の形態における構成例を示す図である 図7は情報処理端末10a、10b、10cの構成を示したブロック図である。 図8はサーバ20の構成を示したブロック図である。 図9はコンテンツ操作履歴記憶部203が記憶している情報の一例を示した図である。 図10は端末情報記憶部205内に記憶された解像度情報の一例を示した図である。 図11はコンテンツ配置制御情報の一例を示した図である。 図12はセッション参加端末記憶部209に記憶されているデータの一例を示した図である。 図13は分割ルール記憶部211に記憶されたデータの一例を示した図である。 図14は表示エリアを説明するための図である。 図15は第1の実施の形態の動作例を示すフローチャートである。 図16は第1の実施の形態の動作例を示すフローチャートである。 図17は第1の実施の形態の動作例を示すフローチャートである。 図18はコンテンツが表示部105に表示されるコンテンツを説明するための図である。 図19はコンテンツ操作履歴を説明するための図である。 図20はコンテンツが表示部105に表示されるコンテンツを説明するための図である。 図21は端末情報記憶部205の例を示した図である。 図22は第2の実施の形態における構成例を示した図である。 図23は第2の実施の形態におけるサーバ21の構成例を示すブロック図である。 図24は端末使用者記憶部212に記憶された情報の一例を示した図である。 図25は第2の実施の形態の動作例を示すフローチャートである。 図26は第2の実施の形態の動作例を説明するための図である。 図27は第2の実施の形態の動作例を説明するための図である。 図28は第2の実施の形態の動作例を説明するための図である。 図29は第3の実施の形態における構成例を示す図である。 図30は第3の実施の形態における情報処理端末11の構成例を示すブロック図である。 図31は第3の実施の形態における端末情報記憶部205に記憶されるデータの一例を示した図である。 図32は第3の実施の形態の動作例を示すフローチャートである。
本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の実施の形態におけるコンテンツ共有システムの概略図である。
図1中、1は複数の端末間で共有されるコンテンツ、2はコンテンツの配置を決定するコンテンツ出力決定部と、3〜3は各端末の出力装置である。
本実施の形態のコンテンツ共有システムは、コンテンツ出力方法決定部2が、端末間で共有されるコンテンツに対する操作履歴とコンテンツが出力される出力装置の仕様とに基づいて、出力装置におけるコンテンツの出力方法を決定することを特徴とする。
ここで、コンテンツとは、音声、静止画、動画、アプリケーション等である。コンテンツの共有とは、それらのコンテンツを端末間で共有して音声通話、チャット、画像共有、動画共有などを行うことをいう。
また、出力装置とは、ディスプレイ、スピーカシステム、プリンタ等のコンテンツを出力する装置をいう。出力装置の仕様とは、出力装置の特性や能力などであり、例えば、出力装置がディスプレイであれば解像度やディスプレイの大きさ、輝度、色差等であり、出力装置がスピーカシステムであれば、スピーカの数、チャンネル数、再生周波数帯域、出力音圧レベル等である。
また、コンテンツに対する操作履歴とは、例えば、あるコンテンツに対するマウスのクリック、テキストの入力、新たなコンテンツの追加などの操作の履歴である。
次に、本実施の形態の動作について説明する。尚、以下の説明において、出力装置3〜3をディスプレイとし、共有するコンテンツをコンテンツ1〜コンテンツ4として説明する。
ここで、出力装置3〜3は、図2に示す如く、出力装置3にあってはコンテンツを表示できる表示エリアが表示エリア1の1つだけ、出力装置3にあってはコンテンツを表示できる表示エリアが表示エリア1、表示エリア2及び表示エリア3の3つであって最も表示エリアが大きい表示エリアが表示エリア1であり、出力装置3にあってはコンテンツを表示できる表示エリアが表示エリア1、表示エリア2、表示エリア3及び表示エリア4の4つであって最も表示エリアが大きい表示エリアが表示エリア1とする。
コンテンツ出力方法決定部2は、これら出力装置3〜3の特性を記憶している。
また、コンテンツ出力方法決定部2は、共有されるコンテンツ1〜コンテンツ4に対する操作履歴を取得する。
そして、コンテンツ出力方法決定部2は、コンテンツの操作履歴と出力装置3〜3の特性とに基づいて、コンテンツ1〜コンテンツ4の出力装置3〜3の出力方法を決定する。具体的には、コンテンツ出力方法決定部2は、出力装置3〜3の特性に基づき、各表示エリアの優先順位を記憶しており、各表示エリアの優先順位は、表示エリア1、表示エリア2、表示エリア3、表示エリア4の順とする。また、コンテンツ出力方法決定部2は、コンテンツの出力方法として、更新履歴の新しい順に、各表示エリアの優先順位に従ってコンテンツを配置していくものである。これは、更新履歴が新しいコンテンツほど使用者の注目が高いと考えられるからである。
更に具体的に説明すると、端末間で共有されるコンテンツ1〜コンテンツ4の操作履歴が図3に示すものとする。
コンテンツ出力方法決定部2は、端末間で共有されるコンテンツ1〜コンテンツ4に対する操作履歴とコンテンツが出力される出力装置3〜3の仕様とに基づいて、出力装置3〜3におけるコンテンツの出力方法を決定する。ここで、図3を参照すると、コンテンツ1、コンテンツ2、コンテンツ3、コンテンツ4の順番で履歴が更新されている。すなわち、コンテンツ1が最も新しく操作され、コンテンツ4が最も古くに操作されている。そこで、コンテンツ出力方法決定部2は、最も新しく操作されたコンテンツ1が出力装置3〜3の最も優先順位の高い表示エリアに表示されるようにコンテンツの出力方法を決定する。更に、他のコンテンツについては、各出力装置3〜3の仕様に基づき、更新履歴が新しい順に優先順位の高い表示エリアに表示するように出力方法を決定する。
すると、各出力装置3〜3では、図4に示すようにコンテンツが表示される。すなわち、出力装置3にあってはコンテンツ1が表示エリア1に表示されて他のコンテンツは表示さない。また、出力装置3にあっては、コンテンツ1が表示エリア1に表示され、コンテンツ2が表示エリア2に表示され、コンテンツ3が表示エリア3に表示され、コンテンツ4は表示されない。また、出力装置3にあっては、コンテンツ1が表示エリア1に表示され、コンテンツ2が表示エリア2に表示され、コンテンツ3が表示エリア3に表示され、コンテンツ4が表示エリア4に表示される。
その後、図5に示すように、コンテンツ4に対する操作履歴が更新されて、更新履歴の順番がコンテンツ4、コンテンツ1、コンテンツ2、コンテンツ3の順番となったとする。すなわち、コンテンツ4が最も新しく操作され、コンテンツ3が最も古くに操作されている。そこで、コンテンツ出力方法決定部2は、最も新しく操作されたコンテンツ4が出力装置3〜3の最も優先順位の高い表示エリアに表示されるようにコンテンツの出力方法を決定する。更に、他のコンテンツについては、各出力装置3〜3の仕様に基づき、更新履歴が新しい順に優先順位の高い表示エリアに表示するように出力方法を決定する。
すると、各出力装置3〜3では、図4に示すようにコンテンツが表示される。すなわち、出力装置3にあってはコンテンツ4が表示エリア1に表示されて他のコンテンツは表示さない。また、出力装置3にあっては、コンテンツ4が表示エリア1に表示され、コンテンツ1が表示エリア2に表示され、コンテンツ2が表示エリア3に表示され、コンテンツ3は表示されない。また、出力装置3にあっては、コンテンツ4が表示エリア1に表示され、コンテンツ1が表示エリア2に表示され、コンテンツ2が表示エリア3に表示され、コンテンツ3が表示エリア4に表示される。
このように、操作履歴の最も新しいコンテンツが各出力装置3〜3の一番大きい表示エリアに表示され、他のコンテンツについては、各出力装置3〜3の仕様と更新履歴とによって、表示が異なる。これによって、端末間で共有されるコンテンツが出力される出力装置の仕様が異なる場合であっても、各出力装置の仕様にあったコンテンツの効率的な出力ができる。
尚、上述したコンテンツの出力方法の決定は一例であり、他の方法で出力方法を決定しても良い。例えば、更新された回数が多いコンテンツほど、優先順位が高くなるようにしても良い。更新された回数が多いほど、そのコンテンツが着目されていると考えられるからである。この場合、更新された回数が多いコンテンツほど、優先順位の高い表示エリアにコンテンツが表示されることになり、他のコンテンツは更新された回数の多い順に優先順位の高い表示エリアに表示される。
以下、具体的な実施の形態を説明する。
<第1の実施の形態>
第1の実施の形態について説明する。
図6は第1の実施の形態における構成例を示す図である。
図6に示すように、第1の実施の形態におけるコンテンツ共有システムは、情報処理端末10a、10b、10cと、サーバ20と、ネットワーク30とを備える。情報処理端末10a、10b、10cは、ネットワーク30を通じてサーバ20と接続されている。また、情報処理端末使用者40a、40b、40cは、それぞれ情報処理端末10a、10b、10cを各1台ずつ使用している。
図6において、情報処理端末使用者40a、40b、40cは、各情報処理端末10a、10b、10cを介して3人で、音声通話、チャット、画像共有、動画共有などを含む1種類以上のコンテンツを使用してコミュニケーションを行っている。情報処理端末10a、10b、10cは、サーバ20を介して、コミュニケーションセッションを確立する。コミュニケーションにおいて情報処理端末10a、10b、10c間で共有されるコンテンツは、情報処理端末10a、10b、10cのいずれかからサーバ20にアップロードされ、他の情報処理端末10a、10b、10cがサーバ20から共有コンテンツのデータをダウンロードされる事によって共有される。もしくは、共有コンテンツデータを、サーバ20を介さず、情報処理端末10a、10b、10c間でやり取りする形態でもよい。
尚、本実施の形態では、コミュニケーション参加者を40a、40b、40cの3人としているが、コミュニケーション参加者の数は限定されるものではない。
情報処理端末10a、10b、10cについて説明する。
図7は情報処理端末10a、10b、10cの構成を示したブロック図である。図7で示した様に、各情報処理端末10a、10b、10cは、操作取得部101と、操作情報送信部102と、解像度取得部103と、解像度情報送信部104と、表示部105と、表示制御部106と、表示制御情報受信部107と、コンテンツデータ受信部108とを備える。
情報処理端末10a、10b、10cの各構成要素について詳細に説明する。
操作取得部101は、情報処理端末使用者40がコンテンツに対して行った操作を示す操作情報を取得する。ここで、コンテンツに対する操作とは、例えば、マウスのクリック、テキストの入力、新たなコンテンツの追加などである。また、操作情報とは、例えば、情報処理端末10a、10b、10cの名前、コミュニケーションのセッションを一意に表すセッションID、当該情報処理端末10の操作対象コンテンツの名前などを含んでいる。
操作情報送信部102は、操作取得部101が取得した操作情報をサーバ20に送信する。
解像度取得部103は、情報処理端末10の表示部105の表示エリアの解像度を取得する。
解像度情報送信部104は、解像度取得部103が取得した解像度情報をサーバ30に送信する。
表示部105は、コンテンツの表示を行う。
表示制御部106は、サーバ20が決定したコンテンツ配置方法に基づき、表示部105の表示内容の制御を行う。
表示制御情報受信部107は、サーバ20からコンテンツの表示方法が記述されたコンテンツ配置制御情報を受信し、表示制御部106に渡す。コンテンツ配置制御情報については後述する。
コンテンツデータ受信部108は、サーバ20から共有コンテンツを受信する。
次にサーバ20の各構成要素を詳細に説明する。
図8はサーバ20の構成を示したブロック図である。図8で示した様に、サーバ20はコンテンツデータ記憶部201と、コンテンツデータ送信部202と、コンテンツ操作履歴記憶部203と、操作情報受信部204と、端末情報記憶部205と、端末情報受信部206と、コンテンツ配置方法決定部207と、コンテンツ配置制御情報送信部208と、セッション参加端末記憶部209と、セッション管理部210と、分割ルール記憶部211とを備える。
コンテンツデータ記憶部201は、共有コンテンツを記憶している。記憶された共有コンテンツは、あらかじめサーバ管理者によって登録されたものでも、情報処理端末10からアップロードされたものでもよい。
コンテンツデータ送信部202は、情報処理端末10からの要請に応じて、コンテンツデータ記憶部201内に記憶された共有コンテンツを情報処理端末10に送信する。
コンテンツ操作履歴記憶部203は、情報処理端末使用者40がコンテンツに対して行った操作の履歴を記憶する。図9にコンテンツ操作履歴記憶部203が記憶している情報の一例を示す。図9に示したように、コンテンツ操作履歴記憶部203は、コミュニケーションセッションを一意に表すセッションIDと、共有しているコンテンツの名前と、各コンテンツに対して最後に操作を行った情報処理端末の名前と、各コンテンツに対して為された最後の操作の時刻とを対応付けて記憶している。
操作情報受信部204は、情報処理端末10の操作情報送信部102から送信されたコンテンツ操作情報を受信し、コンテンツ操作履歴記憶部203内のデータを更新する。
端末情報記憶部205は、情報処理端末10の表示部105の解像度情報を記憶する。図10は端末情報記憶部205内に記憶された解像度情報の一例を示している。図10に示したように、情報処理端末の名前と、表示部105の解像度とが対応付けられて記憶されている。なお、図10の情報処理端末10cの行に示したように、表示部105は一つの情報処理端末に複数存在していてもよい。
端末情報受信部206は、情報処理端末10の解像度情報送信部104から送信された解像度情報を受信し、端末情報記憶部205内のデータを更新する。解像度情報は、コミュニケーションセッション確立前もしくは確立時に送信される。
コンテンツ配置方法決定部207は、コンテンツ操作履歴と情報処理端末の解像度情報とに基づいて、コンテンツの表示部105における共有されているコンテンツの配置方法を決定し、コンテンツの配置方法を記述したコンテンツ配置制御情報を生成する。
ここで、コンテンツ配置制御情報について説明する。
コンテンツ配置制御情報には、表示部105の解像度、表示エリアの位置、表示エリアのサイズ、表示エリアに表示するコンテンツの名前が少なくとも記述される。図11にコンテンツ配置制御情報の一例を示す。
図11の例においては、コンテンツ配置制御情報はXML形式によって記述されている。以下、図11の例について説明する。<content_layout>はコンテンツ配置制御情報の開始位置を、</content_layout>はコンテンツ配置制御情報の終了位置を、意味している。<layout>フィールド内には、表示部の解像度に応じたコンテンツ配置方法が記述される。
図11においては、<layout>フィールドが2つ存在する。これは、このコンテンツ配置制御情報を受け取った情報処理端末10が2つの表示部105を有する事を示している。<layout>フィールド内の、<resolution>フィールドには表示部の解像度の幅(width)と高さ(height)が記述される。<layout>フィールド内の<area>フィールドには表示エリアの位置、サイズ、表示すべきコンテンツの名前が記述される。<area>フィールド内の、<positon>フィールドには表示エリアの左上隅の位置のx座標(x)とy座標(y)が、<size>フィールドには表示エリアの幅(width)と高さ(height)が、<content>フィールドには表示エリアに表示されるコンテンツの名前が、それぞれ記述される。但し、<content>フィールドにnullがセットされた表示エリアには、何もコンテンツを表示させない。<layout>フィールド内に複数の<area>フィールドが存在する場合には、表示エリアを複数の表示エリアに分割する事を意味している。尚、図11の例においては、コンテンツ配置制御情報をXML形式によって記述したが、記述形式はこれに限定されるものではない。
コンテンツ配置制御情報送信部208は、生成されたコンテンツ配置制御情報を情報処理端末10に送信する。
セッション参加端末記憶部209は、コミュニケーションセッションに参加している情報処理端末の識別子を記憶する。図12にセッション参加端末記憶部209に記憶されているデータの一例を示す。図12に示したように、セッション参加端末記憶部209には、コミュニケーションセッションを一意に表すセッションIDとこのコミュニケーションセッションに参加している情報処理端末の識別子が対応づけられて記憶されている。
セッション管理部210は、コミュニケーションセッションの確立・破棄を行い、セッション参加端末記憶部209の情報を更新する。
分割ルール記憶部211は、表示部105の解像度毎に定義された、表示部105の表示エリアの分割ルールを記憶している。分割ルールはサーバ管理者があらかじめ定義しておく。図13に分割ルール記憶部211に記憶されたデータの一例を示す。図13に示すように、分割ルール記憶部211内には、表示部105の解像度、表示エリアの位置、表示エリアのサイズが対応づけられて記憶されている。なお、座標原点は表示部105の表示エリアの左上隅を原点とし、xは右に行くほど、yは下に行くほど大きな値を取る。表示エリアの位置は、各表示エリアの左上隅の位置を表している。図13に示した分割ルールの例によれば、例えば1024×768の表示解像度を持つ表示エリアは図14のように、700×700の表示エリア1つと、300×300の表示エリア2つの、計3つの表示エリアに分割される。
次に、第1の実施の形態における動作例について説明する。以下の説明においては、既にコミュニケーションセッションは確立されているとし、情報処理端末使用者40が、表示中のコンテンツに対して操作を行った時点からの動作を説明する。
図15、図16、図17は第1の実施の形態の動作例を示すフローチャートである。図15は情報処理端末10における動作、図16はサーバ20における動作、図17は情報処理端末10における動作をそれぞれ示しており、図15、図16、図17の順に処理が流れる。
まず、情報処理端末使用者40が情報処理端末のコンテンツに対して操作を行う(他の情報処理端末との区別するため、操作が行われた情報処理端末を10aとして説明する)。コンテンツに対する操作とは、例えば、マウスのクリック、テキストの入力、新たなコンテンツの追加などである。操作取得部101が操作情報を取得する(S1001)。その後、操作情報送信部102がサーバ20に、取得した操作情報を送信する(S1002)。送信される操作情報は、情報処理端末10の名前(10a)、セッションID、操作対象コンテンツを少なくとも含む。
送信された操作情報は、サーバ20の操作情報受信部204によって受信される(S1101)。操作情報受信部204は、受信した操作情報を基にコンテンツ操作履歴記憶部203のデータを更新する(S1102)。セッションIDをキーにして、コンテンツ操作履歴記憶部203のテーブルを検索する。操作がなされたコンテンツが既に登録されていれば、最後に操作を行った情報処理端末の名前とそのコンテンツに対して為された最後の操作の時刻(現在の時刻で上書き)を更新する。操作がなされたコンテンツが未登録であれば、テーブルに新たな行を追加し、セッションID、コンテンツの名前、最後に操作を行った情報処理端末の名前、現在の時刻を記述する。
コンテンツ配置方法決定部207は、コンテンツ操作履歴記憶部203内のデータを参照し、情報処理端末10aの参加するセッションで使用中のコンテンツを操作履歴の新しい順に順位付けする(S1103)。
続いて、コンテンツ配置方法決定部207は、セッション参加端末記憶部209のデータを参照し、コンテンツに対して操作を行った情報処理端末10aと同一のセッションに所属する端末を検索する(S1104)。
次に、コンテンツ配置方法決定部207は、検索によって見つかった情報処理端末10の内から、一つを選択する(S1106)。
コンテンツ配置方法決定部207は、選択した情報処理端末10の名前をキーにして、端末情報記憶部205のデータを検索し、選択した情報処理端末10の表示装置の解像度を特定する(S1107)。
コンテンツ配置方法決定部207は、特定した解像度をキーにして、分割ルール記憶部211のテーブルを検索する(S1108)。特定した解像度に対応する分割ルールが見つかった場合には、見つかった分割ルールに従って表示部105の表示エリアを表示エリアに分割する(S1110)。分割ルールが見つからなかった場合には、表示部105の表示エリア全体を一つの表示エリアとする(S1111)。
コンテンツ配置方法決定部207は、分割によって得られた表示エリアを解像度の面積の大きな順で順位付けする(S1112)。そして、コンテンツ配置方法決定部207は、コンテンツを操作履歴の新しい順から、面積の大きな表示エリアに順に配置していく(S1113)。すなわち、最も新しい操作履歴を持つコンテンツは、最も大きな面積を持つ表示エリアに配置され、2番目に新しい操作履歴を持つコンテンツは、2番目に大きな面積を持つ表示エリアに配置される。
以上の手順で、ステップS1106で選択した情報処理端末10におけるコンテンツ配置方法が決定される。決定されたコンテンツ配置方法に従って、コンテンツ配置方法決定部207はコンテンツ配置制御情報を生成し(S1114)、コンテンツ配置制御情報送信部208が、ステップS1106で選択した情報処理端末10にコンテンツ配置制御情報を送信する。
以下、ステップS1106からステップS1115までの手順を、コンテンツに対して操作を行った情報処理端末10aと同一セッションに参加する全ての情報処理端末10に対して行う。但し、情報処理端末10aに関しては、コンテンツ配置制御情報の生成を行わない。これは、情報処理端末使用者40がコンテンツに対して操作を行っている途中に、コンテンツの位置が変わる事を防ぐためである。
サーバ20から送信されたコンテンツ配置制御情報は、情報処理端末10の表示制御情報受信部107によって受信される(S1201)。
表示制御部106は、受信したコンテンツ配置制御情報に記述されたコンテンツデータをサーバから取得し(S1202)、コンテンツ配置制御情報の記述に基づき表示部105にコンテンツを表示させる(S1203)。
以上の手順によって、コンテンツが表示部105に表示されるが、その様子を図18に示す。図18では、図9に示されるコンテンツ操作履歴時に基づいた、各情報処理端末10a、10b、10cの表示部105で表示されるコンテンツを示した図である。図9に示されるコンテンツ操作履歴時では、コンテンツの優先順位はコンテンツ1、コンテンツ2、コンテンツ3、コンテンツ4である。この優先順位と分割ルールとに従うと、情報処理端末10aの表示部105ではコンテンツ1が表示され、コンテンツ2、コンテンツ3、コンテンツ4は表示されない。また、情報処理端末10bの表示部105ではコンテンツ1が最も大きい表示エリアに表示され、コンテンツ2、コンテンツ3は他の表示エリアに表示され、更新履歴が最も古いコンテンツ4は表示されない。同様に、情報処理端末10cの表示部105ではコンテンツ1が最も大きい表示エリアに表示され、コンテンツ2、コンテンツ3は他の表示エリアに表示され、更新履歴が最も古いコンテンツ4は表示されない。
続いて、コンテンツ操作履歴が図19に示すように更新された場合、コンテンツの優先順位はコンテンツ4、コンテンツ1、コンテンツ2、コンテンツ3である。この優先順位と分割ルールとに従うと、図20に示すように、情報処理端末10aの表示部105ではコンテンツ4が表示され、コンテンツ1、コンテンツ2、コンテンツ3は表示されない。また、情報処理端末10bの表示部105ではコンテンツ4が最も大きい表示エリアに表示され、コンテンツ1、コンテンツ2は他の表示エリアに表示され、更新履歴が最も古いコンテンツ3は表示されない。同様に、情報処理端末10cの表示部105ではコンテンツ4が最も大きい表示エリアに表示され、コンテンツ1、コンテンツ2は他の表示エリアに表示され、更新履歴が最も古いコンテンツ3は表示されない。
なお、表示制御部106が表示部105の表示を変更する際に、情報処理端末使用者40に、表示変更を承諾するかどうかを問い合わせてもよい。もし、情報処理端末使用者40が変更を承諾すれば、コンテンツ配置制御情報の記述に基づき表示を変更し、情報処理端末使用者40が変更を拒絶すれば、表示部105に表示中のコンテンツ配置を継続する。この様にする事によって、情報処理端末使用者40が現在表示中のコンテンツを継続して視聴したい場合に、現在表示中のコンテンツを視聴し続ける事ができる。
また、上述した実施の形態では、分割ルールを各解像度につき一つとしていたが、複数としても良い。この場合は、ステップS1108からステップS1113を情報処理端末10の表示部105の解像度に対応する全ての分割ルールに対して繰り返し、ステップS1114で、全ての分割ルールに対するコンテンツ配置方法をコンテンツ配置制御情報に記述する。情報処理端末10a、10b、10cは、コンテンツ配置制御情報を受け取ると、複数のコンテンツ配置方法のうちいずれの方法を用いてコンテンツを表示するかを、情報処理端末使用者40に選択させる。情報処理端末使用者40がコンテンツ配置方法を選択すると、選択されたコンテンツ配置方法に基づき、情報処理端末10a、10b、10cは表示部105にコンテンツを表示させる。
また、情報処理端末使用者40が、表示位置を固定したいコンテンツを指示してもよい。
この場合は、まず、情報処理端末使用者40が固定したいコンテンツを指定し、操作取得部101が当該指定操作を取得する。指定方法は、表示中のコンテンツの一つを情報処理端末使用者40が指定する事が出来る方法であればどのような方法でもよいが、例えば、表示中のコンテンツをダブルクリックするといった方法が考えられる。
操作取得部101で取得された表示位置固定コンテンツを指定する操作の情報は、操作情報送信部102によって、サーバ20に送信される。この時、送信される情報は、表示位置を固定するコンテンツの名前、当該コンテンツの表示位置である。送信された情報は、サーバ20内の操作情報受信部204によって受信され、操作情報受信部204は端末情報記憶部205のデータを更新する。
本コンテンツ配置方法の例における、端末情報記憶部205の例を図21に示す。端末情報記憶部205は、情報処理端末10の名前、情報処理端末10の表示部105の表示解像度の他に、表示位置を固定するコンテンツの名前と、当該コンテンツの表示位置とを対応させて記憶している。
コンテンツ配置の決定方法は、図15、図16、図17に示した通りであるが、本コンテンツ配置方法の例においては、ステップS1112において、表示エリアを順位づけする時に、端末情報記憶部205内に記憶された情報を参照し、表示位置を固定するコンテンツが使用している表示エリアを除いた順位づけを行う。なお、本コンテンツ配置方法の例においては、表示エリアの分割ルールは解像度毎に1種類とする。
次に、ステップS1113において、コンテンツ配置方法決定部207は、まず、表示位置を固定するコンテンツを指定された表示エリアに配置する。次に、残ったコンテンツを操作履歴の操作履歴の新しい順から、面積の大きな表示エリアに順に配置していく。
以上の手順によって、情報処理端末使用者40が指定したコンテンツの表示位置を固定とする事ができる。
上述した第1の実施の形態では、情報処理端末使用者が行ったコンテンツに対する操作履歴を基にして、各情報処理端末の表示部の解像度に応じてコンテンツ配置方法を変化させている。操作履歴の最も新しいコンテンツは、コミュニケーションにおいて使用中のコンテンツであると考えられる。第1の実施の形態では、操作履歴が最新のコンテンツを最優先で表示させる事により、当該コンテンツを使用したコミュニケーションを成立させると共に、表示解像度に優れた情報処理端末使用者には、さらに他の共有コンテンツを表示している。
なお、第1の実施の形態では、コンテンツ配置決定部をサーバに配置しているが、情報処理端末側にコンテンツ配置決定部を配置する構成でもよい。この場合、サーバ20には、端末情報記憶部205と端末情報受信部206は不要となる。情報処理端末10は、サーバ20からコンテンツ履歴情報を受信し、受信したコンテンツ履歴情報と自端末の表示装置105の解像度を基に、コンテンツ配置方法を決定する。
<第2の実施の形態>
第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態は、使用者毎にコンテンツの表示配置を決定することを特徴とする。
図22は第2の実施の形態における構成例を示した図である。図22に示すように、第2の実施の形態におけるコンテンツ共有システムは、情報処理端末10a、10b、10c、10dと、サーバ21と、ネットワーク30とを備える。情報処理端末10a、10b、10c、10dはネットワーク30を通じてサーバ21と接続されている。そして、情報処理端末使用者41aが情報処理端末10a、10bを使用し、情報処理端末使用者41bが情報処理端末10c、10dを使用してコミュニケーションを行っている。
情報処理端末使用者41が複数の情報処理端末を使用している点が第1の実施の形態と異なっている。なお、図22では、コミュニケーション参加者を2名とし、参加者一人あたりが使用する端末を2台としているが、コミュニケーション参加者数および参加者一人あたりが使用する端末数は、これに限定されるものではない。
図23は第2の実施の形態におけるサーバ21の構成例を示すブロック図である。
サーバ21は、端末使用者記憶部212を備える点で、第1の実施の形態におけるサーバ20と異なる。第1の実施の形態と同様の構成要素については、同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
端末使用者記憶部212は、情報処理端末10の名前と情報処理端末使用者41の名前を対応付けて記憶する。図24に端末使用者記憶部212に記憶された情報の一例を示す。端末使用者記憶部212に記憶されたデータにより、情報処理端末10の情報処理端末使用者を特定する事が可能となる。端末使用者記憶部212に記憶されたデータはセッションに参加する情報処理端末の数が増減した時に、セッション管理部210によって更新される。
情報処理端末10は、新たにセッションに参加する際にセッション管理部210に、情報処理端末10の名前と情報処理端末使用者の名前を送信する。
セッション管理部210は受信した情報処理端末10の名前と情報処理端末使用者の名前を、端末使用者記憶部212に記憶する。また、セッション管理部210は、情報処理端末10がセッションから離脱した際に、離脱した情報処理端末10のデータを端末使用者記憶部212から削除する。
次に、第2の実施の形態における動作例について説明する。説明においては、既にコミュニケーションセッションは確立されているとし、情報処理端末使用者41がコンテンツに対して操作を行った時点からの動作を説明する。
図15、図25、図17は第2の実施の形態の動作例を示すフローチャートである。図15と図17は情報処理端末10における動作を示しており、図25はサーバ21における動作を示している。図15、図25、図17の順に処理が流れる。
情報処理端末10a、10b、10c、10dにおける動作は、第1の実施の形態と同様であり、詳細な説明を省略する。また、サーバ21における動作の内、第1の実施の形態と同様の動作に関しては、図25において、図16と同一の符号を付しており、詳細な説明は省略する。
まず、最初に情報処理端末使用者41が情報処理端末10のコンテンツに対して操作を行う(以下、操作を行った情報処理端末使用者を41a、操作がなされた情報処理端末を10aとして説明する)。
操作取得部101が操作情報を取得し(S1001)、サーバ21のコンテンツ配置方法決定部207が操作をなされた情報処理端末10aと同一セッションに参加する端末を検索する(S1104)までの流れは、第1の実施の形態と同様の流れとなるため、詳細な説明は省略する。
次に、コンテンツ配置方法決定部207が、端末使用者記憶部212のデータを参照し、ステップS1104で検索された情報処理端末10を使用している情報処理端末使用者41を検索し、使用者毎に情報処理端末10を分類する(S2101)。この時、情報処理端末使用者41の名前をキーとして、各情報処理端末使用者41が使用している情報処理端末10を検索可能なテーブルを作成する。図26に、作成されたテーブルの例を示す。
続いて、コンテンツ配置方法決定部207は、ステップS2101で作成したテーブルを参照して、コンテンツに対して操作を行った情報処理端末使用者41aと同一セッションに参加している情報処理端末使用者41を一人選択する(S2105)。以下、選択された情報処理端末使用者が41bであったとして説明する。
次に、コンテンツ配置方法決定部207は、情報処理端末使用者41bが使用している情報処理端末10を一つ選び、選んだ情報処理端末10の表示部105を表示エリアに分割する(S1107〜S1111)。分割方法は第1の実施の形態と同様であるので、詳細な説明は省略する。ステップS1107〜S1111を繰り返し、情報処理端末使用者41bが使用している他の端末についても、表示エリアの分割を行う(S2104)。
コンテンツ配置方法決定部207は、情報処理端末使用者41bが使用している情報処理端末10の全ての表示エリアを、解像度の面積の大きな順に順位付けする(S2105)。例えば、端末情報記憶部205に図27に示したデータが記憶されており、分割ルール記憶部211に図27に示すデータが記憶されていた場合は、図28に示すように、情報処理端末10cの表示エリアは3つに(表示エリア1321、表示エリア1322、表示エリア1323)に分割される。同様に、情報処理端末10dの表示エリアも3つに分割される(表示エリア1331、表示エリア1332、表示エリア1333)。これらの表示エリアを解像度の面積順に順位付けし、1331、1321、1332、1333、1322、1323の並びを得る。
続いて、コンテンツ配置方法決定部207は、コンテンツを操作履歴の新しい順から、面積の大きな表示エリアに配置していく(S2106)。これにより、情報処理端末41bの使用している複数の端末に重複なくコンテンツを配置する事ができる。
コンテンツ配置方法決定部207は、決定された配置方法に従って、情報処理端末毎のコンテンツ配置制御情報を生成し(S2107)、生成したコンテンツ配置制御情報を情報処理端末使用者41bが使用している情報処理端末10全てに送信する(S2108)。
コンテンツに対して操作を行った情報処理端末使用者41aと同一セッションに参加している情報処理端末使用者41が他にも存在する場合は、ステップS2102以下の動作を繰り返し(S2109)、セッションに参加する全ての情報処理端末使用者41に関してコンテンツ配置方法の決定を行う。但し、コンテンツに対して操作を行った情報処理端末使用者41aに関しては、コンテンツの配置方法の決定を行わない。これは、コンテンツ操作中にコンテンツの配置が変わると、操作に支障が生じるためである。
第2の実施の形態では、1人のコミュニケーション参加者が複数台の情報処理端末を使用している時に、使用者毎に表示配置を決定しており、使用者の各々の端末に別々のコンテンツを重複なく表示させる事によって、一度にアクセスできる情報量を増やす事が出来る。同時に、コンテンツの操作履歴順に解像度の大きな表示エリアに配置するため、コミュニケーションに最も必要とされている注目度が高いコンテンツを自動的に大きな表示エリアに表示させる事が出来る。
以上により、コミュニケーション参加者の情報処理端末数および表示能力にあわせて、表示情報量を調節すると同時に、コミュニケーションに最も必要とされているコンテンツをコミュニケーション参加者に確実にかつ見やすく提示する事が可能となる。
<第3の実施の形態>
第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態は、所定のコンテンツの表示配置を固定にすることを特徴とする。
図29は第3の実施の形態における構成例を示す図である。
図29に示すように、第3の実施の形態のコンテンツ共有システムは、情報処理端末11a、11b、11c、11dと、サーバ21と、ネットワーク30とを備える。
情報処理端末11a、11b、11c、11dはネットワーク30を通じてサーバ21と接続されている。情報処理端末使用者41aが情報処理端末11a、11bを使用し、情報処理端末使用者41bが情報処理端末11c、11dを使用してコミュニケーションを行っている。なお、図29では、コミュニケーション参加者を2名とし、参加者一人あたりが使用する端末を2台としているが、コミュニケーション参加者数および参加者一人あたりが使用する端末数は、これに限定されるものではない。
図30は第3の実施の形態における情報処理端末11の構成例を示すブロック図である。
図30に示したように、情報処理端末11は、操作取得部101と、操作情報送信部102と、解像度取得部103と、解像度情報送信部104と、表示部105と、表示制御部106と、表示制御情報受信部107と、コンテンツデータ受信部108と、表示コンテンツ取得部109と、表示コンテンツ情報送信部110とを備える。すなわち、情報処理端末11が表示コンテンツ取得部109と表示コンテンツ情報送信部110を備える点で、第1及び第2の実施の形態における情報処理端末10と異なる。第1及び第2の実施の形態と同様の構成要素については、同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
表示コンテンツ取得部109は、表示制御部106が表示部105の表示を変更した際に、表示部105に表示したコンテンツの情報を取得する。表示コンテンツ情報送信部110は、表示コンテンツ取得部109が取得した表示コンテンツ情報をサーバ21に送信する。送信される表示コンテンツ情報は、表示部105に表示中のコンテンツの名前と、コンテンツの種類と、コンテンツを表示している表示エリアの位置とを少なくとも含む。
サーバ21は、第2の実施の形態と同様の構成であるが、端末情報記憶部205の記憶する情報が第2の実施の形態と異なる。図31に、第3の実施の形態における端末情報記憶部205に記憶されるデータの一例を示す。図31に示すように、端末情報記憶部205には、情報処理端末11の名前、情報処理端末11の表示部107の解像度、表示部107に表示中のコンテンツの表示エリアを特定する情報とコンテンツの名前とコンテンツの種類を少なくとも記憶している。
なお、図31において、表示エリアを特定する情報は表示エリアの左上の位置としている。例えば、情報処理端末11aでは、コンテンツ5を(0,0)の位置の表示エリアに表示している。また、コンテンツ5のコンテンツの種類「動画(撮影)」は、コンテンツ5が情報処理端末11aで撮影中の動画である事を示している。端末情報記憶部205に記録される各情報処理端末11の表示コンテンツ情報は、情報処理端末11内の表示コンテンツ情報送信部110が送信した情報を端末情報受信部206が受信する事によって、更新される。
次に、第3の実施の形態における動作例について説明する。
図15、図32、図17は第3の実施の形態の動作例を示すフローチャートである。図15、図17は情報処理端末11における動作を示しており、図32はサーバ21における動作を示している。図15、図32、図17の順に処理が流れる。
情報処理端末11における動作は、第2の実施の形態と同様であり、詳細な説明を省略する。また、サーバ21における動作の内、第2の実施の形態と同様の動作に関しては、図32において、図25と同一の符号を付しており、詳細な説明は省略する。
表示部107の表示エリアを表示エリアに分割する(ステップS2104)までの動作は第2の実施の形態と同様である。第3の実施の形態においては、次に、コンテンツ配置方法決定部207が、端末情報記憶部205内に記憶された情報を参照し、各情報処理端末11に表示中のコンテンツの中から、コンテンツの種類が入力コンテンツに該当するものを検索する(S3101)。ここで言う入力コンテンツとは、例えば図31に示した「動画(撮影)」の様に、情報処理端末11から定常的にデータが他の情報処理端末11に対して送信されるコンテンツを指す。ステップS3101において、入力コンテンツが見つかった場合には、コンテンツ配置方法決定部207は、入力コンテンツを情報処理端末11内に記憶された現在表示中の表示エリアに配置する(S3102)。
次に、コンテンツ配置方法決定部207は、表示エリアを解像度の面積の大きい順に順位づけする(S3103)。但し、ステップS3102において、すでにコンテンツを配置した表示エリアに対しては順位づけを行わない。
続いて、コンテンツ配置方法決定部207は、コンテンツを操作履歴の新しい順から、ステップS3103でつけた順位に従って、表示エリアに配置していく。但し、この時、配置するコンテンツには、ステップS3102で既に配置を決定したコンテンツは含まない。
続く動作は、第2の実施の形態と同様であるので、詳細な説明を省略する。
第3の実施の形態では、端末に表示中のコンテンツが入力コンテンツ(所定のコンテンツ)であるかを判断して、入力コンテンツである場合には、そのコンテンツの表示位置を固定する事が出来る。これにより、例えば、携帯電話端末で撮影中の動画コンテンツの配置が、他の情報処理端末に移る様なコンテンツ配置制御情報を生成する事を防ぐ事が出来る。
尚、上述した実施の形態では、コンテンツの出力装置としてディスプレイの場合を説明したが、出力装置はディスプレイに限定されるものではない。例えば、出力装置がスピーカであっても良い。
出力装置がスピーカの場合について説明する。端末情報記憶部205は情報処理端末10の有するスピーカの出力チャンネルを記憶する。コンテンツ配置方法決定部207は、スピーカがモノラルの場合は、最も操作履歴の新しいコンテンツの音声のみを出力するように決定する。また、スピーカがステレオの場合には、最も操作履歴が新しいコンテンツの音声を右スピーカから、二番目に新しい操作履歴のコンテンツを左スピーカから出力するように決定する。この様にする事によって、スピーカの出力能力に応じた音声出力を行う事が出来る。また、操作履歴の新旧に応じてスピーカの出力チャンネルが決まっている為、ユーザーは音声の聞こえてくる方向からコミュニケーションにおける注目度の高さを判断する事が出来る。
また、コンテンツが動画等の画像と音声によって構成される場合は、画面の右側に表示されるように決定されたコンテンツの音声を右側に配置されたスピーカから出力し、左側に表示されるように決定されたコンテンツの音声を左側に配置されたスピーカから出力する様にしても良い。こうする事によって、出力された音声が、表示中のどのコンテンツに対応しているかを直観的に判断する事が可能となる。
尚、上述した実施の形態では各部をハードウェアで構成したが、プログラムで動作するCPU等の情報処理装置で構成しても良い。この場合、プログラムは、上述した動作をCPU等に実行させる。
以上、の如く、実施の形態を説明したが、実施例は以下の通りである。
第1の実施例は、端末間で共有されるコンテンツに対する操作履歴と、コンテンツが出力される出力装置の仕様とに基づいて、前記出力装置における前記共有されるコンテンツの出力方法を決定するコンテンツ出力方法決定部と、前記コンテンツの出力方法に基づいて、前記出力装置における前記コンテンツの出力を制御する出力制御部とを有するコンテンツ共有システムである。
第2の実施例は、上述した実施例において、端末間で共有されるコンテンツに対する操作履歴を各端末から取得する操作履歴取得部と、前記出力装置の仕様を端末から取得する出力装置仕様取得部とを有する。
第3の実施例は、上述した実施例において、端末又は出力装置の識別子と前記端末又は出力装置の使用者の識別子とが関連付けられた使用者情報が記憶される使用者情報記憶部を有し、前記コンテンツ出力方法決定部は、前記端末間で共有されるコンテンツに対する操作履歴と、前記出力装置の仕様と、前記使用者情報とに基づいて、前記使用者毎に、前記出力装置におけるコンテンツの出力方法を決定する。
第4の実施例は、上述した実施例において、前記コンテンツ出力方法決定部は、前記端末間で共有されるコンテンツのうち、所定のコンテンツの出力については、使用者が定めた出力方法に従う。
第5の実施例は、上述した実施例において、前記コンテンツ出力方法決定部は、前記端末間で共有されるコンテンツのうち、所定のコンテンツの出力については、出力方法を固定にする。
第6の実施例は、上述した実施例において、端末間で共有されるコンテンツに対する操作履歴と、コンテンツが出力される出力装置の仕様とに基づいて、前記出力装置における前記共有されるコンテンツの出力方法を決定するコンテンツ出力方法決定部を有するサーバである。
第7の実施例は、上述した実施例において、端末間で共有されるコンテンツに対する操作履歴を取得する操作履歴取得部と、前記出力装置の仕様を端末から取得する出力装置仕様取得部とを有する。
第8の実施例は、上述した実施例において、端末又は出力装置の識別子と前記端末又は出力装置の使用者の識別子とが関連付けられた使用者情報が記憶される使用者記憶部を有し、前記コンテンツ出力方法決定部は、前記端末間で共有されるコンテンツに対する操作履歴と、前記出力装置の仕様と、前記使用者情報とに基づいて、前記使用者毎に、前記出力装置におけるコンテンツの出力方法を決定する。
第9の実施例は、上述した実施例において、前記コンテンツ出力方法決定部は、前記端末間で共有されるコンテンツのうち、所定のコンテンツの出力については、使用者が定めた出力方法に従う。
第10の実施例は、上述した実施例において、前記コンテンツ出力方法決定部は、前記端末間で共有されるコンテンツのうち、所定のコンテンツの出力については、出力方法を固定にする。
第11の実施例は、上述した実施例において、前記出力装置が表示装置であり、前記出力方法が前記表示装置におけるコンテンツの表示配置の制御情報である。
第12の実施例は、上述した実施例において、前記出力装置の仕様が表示装置の解像度である。
第13の実施例は、端末間で共有されるコンテンツに対して各端末の使用者の操作情報を取得し、前記共有されるコンテンツに対する操作履歴を管理する操作履歴を管理する操作履歴管理部と、前記共有されるコンテンツに対する操作履歴を、前記端末に送信する操作履歴送信部とを有するサーバである。
第14の実施例は、上述した実施例において、コンテンツを他の端末と共有する端末であって、端末間で共有されるコンテンツに対して自端末使用者の操作情報を取得し、前記コンテンツの出力方法を管理するサーバに前記操作情報を送信する操作情報取得部と、前記コンテンツが出力される出力装置の仕様を取得して前記サーバに送信する出力装置情報取得部と、前記サーバから送信されてくる前記コンテンツの出力方法に基づいて、前記出力装置における前記コンテンツの出力を制御する出力制御部とを有する端末である。
第15の実施例は、上述した実施例において、コンテンツを他の端末と共有する端末であって、端末間で共有されるコンテンツに対して自端末使用者の操作情報を取得し、前記共有されるコンテンツに対する操作履歴を管理するサーバに前記操作情報を送信する操作情報取得部と、前記サーバから前記端末間で共有されるコンテンツに対する操作履歴を受信する受信部と、前記コンテンツに対する操作履歴と、前記コンテンツが出力される出力装置の仕様とに基づいて、前記出力装置における前記共有されるコンテンツの出力方法を決定するコンテンツ出力方法決定部と、前記コンテンツの出力方法に基づいて、前記出力装置における前記コンテンツの出力を制御する出力制御部とを有する端末である。
第16の実施例は、端末間で共有されるコンテンツに対する操作履歴と、コンテンツが出力される出力装置の仕様とに基づいて、前記出力装置における前記共有されるコンテンツの出力方法を決定し、前記コンテンツの出力方法に基づいて、前記コンテンツの出力を制御するコンテンツ共有方法である。
第17の実施例は、上述した実施例において、端末間で共有されるコンテンツに対する操作履歴を各端末から取得し、前記出力装置の仕様を端末から取得する。
第18の実施例は、上述した実施例において、端末又は出力装置の識別子と前記端末又は出力装置の使用者の識別子とが関連付けられた使用者情報を記憶し、
前記端末間で共有されるコンテンツに対する操作履歴と、前記出力装置の仕様と、前記使用者情報とに基づいて、前記使用者毎に、前記出力装置におけるコンテンツの出力方法を決定する。
第19の実施例は、上述した実施例において、前記端末間で共有されるコンテンツのうち、所定のコンテンツの出力については、使用者が定めた出力方法に従う。
第20の実施例は、上述した実施例において、前記端末間で共有されるコンテンツのうち、所定のコンテンツの出力については、出力方法を固定にする。
第21の実施例は、端末間で共有されるコンテンツに対する操作履歴と、コンテンツが出力される出力装置の仕様とに基づいて、前記出力装置における前記共有されるコンテンツの出力方法を決定する処理を情報処理装置に実行させるプログラムである。
第22の実施例は、端末間で共有されるコンテンツに対して各端末の使用者の操作情報を取得し、前記共有されるコンテンツに対する操作履歴を管理する操作履歴を管理する処理と、前記共有されるコンテンツに対する操作履歴を、前記端末に送信する処理とを情報処理装置に実行させるプログラムである。
第23の実施例は、端末間で共有されるコンテンツに対して自端末使用者の操作情報を取得する処理と、前記コンテンツの出力方法を管理するサーバに前記操作情報を送信する処理と、前記コンテンツが出力される出力装置の仕様を取得して前記サーバに送信する処理と、前記サーバから送信されてくる前記コンテンツの出力方法に基づいて、前記出力装置における前記コンテンツの出力を制御する処理とを情報処理装置に実行させるプログラムである。
第24の実施例は、端末間で共有されるコンテンツに対して自端末使用者の操作情報を取得する処理と、前記共有されるコンテンツに対する操作履歴を管理するサーバに前記操作情報を送信する処理と、前記サーバから前記端末間で共有されるコンテンツに対する操作履歴を受信する処理と、前記コンテンツに対する操作履歴と、前記コンテンツが出力される出力装置の仕様とに基づいて、前記出力装置における前記共有されるコンテンツの出力方法を決定する処理と、前記コンテンツの出力方法に基づいて、前記出力装置における前記コンテンツの出力を制御する処理と
を情報処理装置に実行させるプログラムである。
以上好ましい実施の形態及び実施例をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形態及び実施例に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形し実施することが出来る。
10〜11 情報処理端末
20〜21 サーバ
30 ネットワーク
40〜41 情報処理端末使用者
101 操作取得部
102 操作情報送信部
103 解像度取得部
104 解像度情報送信部
105 表示部
106 表示制御部
107 表示制御情報受信部
108 コンテンツデータ受信部
109 表示コンテンツ取得部
110 表示コンテンツ情報送信部
201 コンテンツデータ記憶部
202 コンテンツデータ送信部
203 コンテンツ操作履歴記憶部
204 操作情報受信部
205 端末情報記憶部
206 端末情報受信部
207 コンテンツ配置方法決定部
208 コンテンツ配置制御情報送信部
209 セッション参加端末記憶部
210 セッション管理部
211 分割ルール記憶部
212 端末使用者記憶部
1311〜1333 表示エリア

Claims (20)

  1. 端末間で共有されるコンテンツに対する操作履歴と、コンテンツが出力される出力装置の仕様とに基づいて、前記出力装置における前記共有されるコンテンツの出力方法を決定するコンテンツ出力方法決定部と、
    前記コンテンツの出力方法に基づいて、前記出力装置における前記コンテンツの出力を制御する出力制御部と
    を有するコンテンツ共有システム。
  2. 端末間で共有されるコンテンツに対する操作履歴を各端末から取得する操作履歴取得部と、
    前記出力装置の仕様を端末から取得する出力装置仕様取得部と
    を有する請求項1に記載のコンテンツ共有システム。
  3. 端末又は出力装置の識別子と前記端末又は出力装置の使用者の識別子とが関連付けられた使用者情報が記憶される使用者情報記憶部を有し、
    前記コンテンツ出力方法決定部は、前記端末間で共有されるコンテンツに対する操作履歴と、前記出力装置の仕様と、前記使用者情報とに基づいて、前記使用者毎に、前記出力装置におけるコンテンツの出力方法を決定する
    を有する請求項1又は請求項2に記載のコンテンツ共有システム。
  4. 前記コンテンツ出力方法決定部は、前記端末間で共有されるコンテンツのうち、所定のコンテンツの出力については、使用者が定めた出力方法に従う
    請求項1から請求項3のいずれかに記載のコンテンツ共有システム。
  5. 前記コンテンツ出力方法決定部は、前記端末間で共有されるコンテンツのうち、所定のコンテンツの出力については、出力方法を固定にする
    請求項1から請求項4のいずれかに記載のコンテンツ共有システム。
  6. 端末間で共有されるコンテンツに対する操作履歴と、コンテンツが出力される出力装置の仕様とに基づいて、前記出力装置における前記共有されるコンテンツの出力方法を決定するコンテンツ出力方法決定部を有するサーバ。
  7. 端末間で共有されるコンテンツに対する操作履歴を取得する操作履歴取得部と、
    前記出力装置の仕様を端末から取得する出力装置仕様取得部と
    を有する請求項6に記載のサーバ。
  8. 端末又は出力装置の識別子と前記端末又は出力装置の使用者の識別子とが関連付けられた使用者情報が記憶される使用者記憶部を有し、
    前記コンテンツ出力方法決定部は、前記端末間で共有されるコンテンツに対する操作履歴と、前記出力装置の仕様と、前記使用者情報とに基づいて、前記使用者毎に、前記出力装置におけるコンテンツの出力方法を決定する
    を有する請求項6又は請求項7に記載のサーバ。
  9. 前記コンテンツ出力方法決定部は、前記端末間で共有されるコンテンツのうち、所定のコンテンツの出力については、使用者が定めた出力方法に従う
    請求項6から請求項8のいずれかに記載のサーバ。
  10. 前記コンテンツ出力方法決定部は、前記端末間で共有されるコンテンツのうち、所定のコンテンツの出力については、出力方法を固定にする
    請求項6から請求項9のいずれかに記載のサーバ。
  11. 前記出力装置が表示装置であり、
    前記出力方法が前記表示装置におけるコンテンツの表示配置の制御情報である
    請求項6から請求項10のいずれかに記載のサーバ。
  12. 前記出力装置の仕様が表示装置の解像度である
    請求項11に記載のサーバ。
  13. 端末間で共有されるコンテンツに対して各端末の使用者の操作情報を取得し、前記共有されるコンテンツに対する操作履歴を管理する操作履歴を管理する操作履歴管理部と、
    前記共有されるコンテンツに対する操作履歴を、前記端末に送信する操作履歴送信部と
    を有するサーバ。
  14. コンテンツを他の端末と共有する端末であって、
    端末間で共有されるコンテンツに対して自端末使用者の操作情報を取得し、前記コンテンツの出力方法を管理するサーバに前記操作情報を送信する操作情報取得部と、
    前記コンテンツが出力される出力装置の仕様を取得して前記サーバに送信する出力装置情報取得部と、
    前記サーバから送信されてくる前記コンテンツの出力方法に基づいて、前記出力装置における前記コンテンツの出力を制御する出力制御部と
    を有する端末。
  15. コンテンツを他の端末と共有する端末であって、
    端末間で共有されるコンテンツに対して自端末使用者の操作情報を取得し、前記共有されるコンテンツに対する操作履歴を管理するサーバに前記操作情報を送信する操作情報取得部と、
    前記サーバから前記端末間で共有されるコンテンツに対する操作履歴を受信する受信部と、
    前記コンテンツに対する操作履歴と、前記コンテンツが出力される出力装置の仕様とに基づいて、前記出力装置における前記共有されるコンテンツの出力方法を決定するコンテンツ出力方法決定部と、
    前記コンテンツの出力方法に基づいて、前記出力装置における前記コンテンツの出力を制御する出力制御部と
    を有する端末。
  16. 端末間で共有されるコンテンツに対する操作履歴と、コンテンツが出力される出力装置の仕様とに基づいて、前記出力装置における前記共有されるコンテンツの出力方法を決定し、
    前記コンテンツの出力方法に基づいて、前記コンテンツの出力を制御する
    コンテンツ共有方法。
  17. 端末間で共有されるコンテンツに対する操作履歴と、コンテンツが出力される出力装置の仕様とに基づいて、前記出力装置における前記共有されるコンテンツの出力方法を決定する処理を情報処理装置に実行させるプログラム。
  18. 端末間で共有されるコンテンツに対して各端末の使用者の操作情報を取得し、前記共有されるコンテンツに対する操作履歴を管理する操作履歴を管理する処理と、
    前記共有されるコンテンツに対する操作履歴を、前記端末に送信する処理と
    を情報処理装置に実行させるプログラム。
  19. 端末間で共有されるコンテンツに対して自端末使用者の操作情報を取得する処理と、
    前記コンテンツの出力方法を管理するサーバに前記操作情報を送信する処理と、
    前記コンテンツが出力される出力装置の仕様を取得して前記サーバに送信する処理と、
    前記サーバから送信されてくる前記コンテンツの出力方法に基づいて、前記出力装置における前記コンテンツの出力を制御する処理と
    を情報処理装置に実行させるプログラム。
  20. 端末間で共有されるコンテンツに対して自端末使用者の操作情報を取得する処理と、
    前記共有されるコンテンツに対する操作履歴を管理するサーバに前記操作情報を送信する処理と、
    前記サーバから前記端末間で共有されるコンテンツに対する操作履歴を受信する処理と、
    前記コンテンツに対する操作履歴と、前記コンテンツが出力される出力装置の仕様とに基づいて、前記出力装置における前記共有されるコンテンツの出力方法を決定する処理と、
    前記コンテンツの出力方法に基づいて、前記出力装置における前記コンテンツの出力を制御する処理と
    を情報処理装置に実行させるプログラム。
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