JP2012192997A - エレベータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】実施形態によれば、複数台の乗りかごのうち、前記行先階登録装置の操作により登録された行先階に応答する乗りかごを、制御指標が異なる複数の群管理制御手法のいずれかにより割り当てる割当制御部と、前記乗りかごの運行状況から前記群管理制御手法の性能評価を実施する性能評価部と、前記性能評価部による性能評価結果に基づいて、乗客の輸送効率を含む複数の制御指標がともに所定の条件を満たすように、任意の時間帯と当該時間帯に適用する群管理制御手法との関係を示すエレベータ運行スケジュールを設定するスケジューリング部と、前記スケジューリング部により設定したスケジュールに従って、現在時刻の属する時間帯に応じて前記群管理制御方法の切替えを行う制御切替部とをもつ。
【選択図】 図1
Description
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態について説明する。
図1は、第1の実施形態におけるエレベータ群管理制御システムの構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、第1の実施形態におけるエレベータ群管理制御システムは、複数台の乗りかご1、それら個々の乗りかご1の動作を制御するエレベータ制御装置2と、応答すべき階をエレベータ制御装置2に指示する群管理制御装置3を備える。
割当制御部5は、性能評価部6、エレベータ制御装置2に接続される。性能評価部6は、評価結果記録装置7に接続される。評価結果記録装置7は、例えば不揮発性メモリなどの記憶媒体であり、スケジューリング部8に接続される。スケジューリング部8は制御手段切替部11に接続される。制御手段切替部11は、割当制御部5に接続される。また、乗場呼びボタン4、エレベータ制御装置2は、需要判別部9に接続される。
エレベータ運行スケジュール情報は、複数のスケジュールパターンでなる。図2にはスケジュールパターンP1、P2、P3、…、PNが示される。これらのスケジュールパターンのそれぞれは、時刻以外の要因に応じて区分されたスケジュールパターンである。時刻以外の要因としては曜日が挙げられる。この場合、曜日毎にスケジュールパターンがスケジューリング部8に記憶される。
また、曜日に限らず、さらに細かく、月や季節、天候、温度などによって区分したスケジュールパターンを設けてもよく、区分の形態は特に制限されない。
また、この基本性能評価項目として、一般的によく用いられる平均待ち時間と、待ち時間の分散値にて説明を行なう。
ここで、制御指標の異なる複数の割当アルゴリズムがあったとする。群管理制御装置3は、作成されたスケジュールに従って割当アルゴリズムを切替えながら割当制御を実施する。ただし、これらの割当アルゴリズムは、先に述べた群管理制御の基本性能評価項目以外の評価項目(以降、特殊性能評価項目と呼称する)を改善することも制御目標の一つとしており、改善性能は既知であるとする。
図3に示した情報は、先の説明で述べた特殊性能評価項目、つまりここでは省電力性能のこととなるが、省電力性能の高い順に群管理制御のモード(割当アルゴリズム)の種別を序列を用いて表した割当制御モード管理情報である。この情報は制御手段切替部11の内部メモリに記憶される。
図4では、平均待ち時間の基準値をαとし、待ち時間の分散値の基準値をβとし、平均待ち時間と横軸とし、待ち時間の分散値を縦軸とした場合の目標性能領域を示す図である。基本性能評価項目が満足されている場合とは、現在適用した割当アルゴリズムの評価結果が、図5に示した目標性能領域内に入っている状態である。つまり、現在適用した割当アルゴリズムの評価結果で示される平均待ち時間が基準値α以下であって、現在適用した割当アルゴリズムの評価結果で示される、待ち時間の分散値が基準値β以下であれば、当該評価結果が目標性能領域内に入っている状態となる。
まず、性能評価部6は、エレベータ運行スケジュール上の同一時間帯において基本性能評価項目の値である、平均待ち時間および待ち時間の分散値をそれぞれ複数回計算し(ステップA1)、割当アルゴリズム適用後の基準値達成率を平均待ち時間および待ち時間の分散値をそれぞれについて計算し、この計算結果を評価結果記録装置7に記録する(ステップA2)。
次に、第2の実施形態について説明する。なお、以下の各実施形態におけるエレベータ群管理制御システムの構成のうち図1に示したものと同一部分の説明は省略する。
図6は、第2の実施形態におけるエレベータ群管理制御システムの構成例を示すブロック図である。
本実施形態では、群管理制御装置3は、第1の実施形態と比較して区間決定部10をさらに有する。区間決定部10は、需要判別部9とスケジューリング部8との間に接続される。
需要判別部9は、この計算した平均需要量の値を、その建物の統計データとして内部メモリに曜日毎に蓄積する。図7は、この蓄積されたデータをグラフとして表示したものである。区間決定部10は、このような平均需要量の値からエレベータの需要の変化の特徴を捉え、エレベータ運行スケジュールの時間帯の適切な時刻を決定する。
ここで、区間Aと区間Bがあり、これらの区間を分割する時刻、つまり区間Aの終了時刻であって区間Bの開始時刻である時刻Tという区分を決める時刻が存在していたとする。これに対し、区間決定部10は、時刻Tを5分間戻した時刻T−と、当該時刻Tを5分間進めた時刻T+を設定する。
図9に示すように、時刻T(8:45)により区切られた二つの区間A,Bが存在しているとする。区間Aの時間帯は7:30−8:45であり、区間Bの時間帯は8:45−10:00である。
次に、第3の実施形態について説明する。図10は、第3の実施形態におけるエレベータ群管理制御システムの構成例を示すブロック図である。
本実施形態では、群管理制御装置3は、第2の実施形態と比較して性能評価部6による評価結果を監視する評価結果監視部12をさらに有する。評価結果監視部12は、性能評価部6と制御手段切替部11との間に接続される。
まず、評価結果監視部12は、性能評価部6が評価した、基本性能評価項目の一種である、待ち時間の分散値を取得する(ステップA41)。評価結果監視部12は、この取得した待ち時間の分散値が所定の限界値を超える場合には(ステップA42のYES)、現在時刻が属する時間帯に関連付けられる割当アルゴリズムの種別に関わらず、基本性能評価項目の待ち時間の分散値が限界値を超えないような所定の割当アルゴリズムを適用する(ステップA45)。
発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
Claims (5)
- 複数台の乗りかごのうち、前記行先階登録装置の操作により登録された行先階に応答する乗りかごを、制御指標が異なる複数の群管理制御手法のいずれかにより割り当てる割当制御部と、
前記乗りかごの運行状況から前記群管理制御手法の性能評価を実施する性能評価部と、
前記性能評価部による性能評価結果に基づいて、乗客の輸送効率を含む複数の制御指標がともに所定の条件を満たすように、任意の時間帯と当該時間帯に適用する群管理制御手法との関係を示すエレベータ運行スケジュールを設定するスケジューリング部と、
前記スケジューリング部により設定したスケジュールに従って、現在時刻の属する時間帯に応じて前記群管理制御方法の切替えを行う制御切替部と
を備えたことを特徴とするエレベータ。 - 前記群管理制御手法は、
乗客の輸送効率を制御指標とする制御手法、および前記乗りかごの運行時の消費電力を制御指標とする制御手法を含む
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。 - 前記群管理制御手法は、
複数台の乗りかごのうち所定の台数の乗りかごの運行を停止させて待機状態とさせる制御手法を含む
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。 - 前記群管理制御手法に適用される時間帯について前記需要判別部により得た需要量と、前記群管理制御手法に適用される時間帯の修正候補について前記需要判別部により得た需要量とをもとに、前記群管理制御手法に適用される時間帯を前記修正候補の時間帯に決定する区間決定部をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。
- 前記性能評価部により得た評価結果が、乗客の輸送効率の良さに関わる所定の条件を満たしていない場合に、前記スケジューリング装置によって定められた群管理制御手法のうち、現在時刻に対応する群管理制御手法の適用を中止して、前記輸送効率の良さに関わる前記条件を満たすような群管理制御手法を適用する評価結果監視部をさらに備えた
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。
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