JP7068997B2 - 群管理システムおよびエレベーター - Google Patents

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Description

本発明は、エレベーターの群管理制御技術に関する。特に、主回路の温度を考慮した群管理制御技術に関する。
主回路の使用状況を計測し、省エネ目標を達成するようエレベーターの運転制御を行う技術がある。例えば、特許文献1には、「電力量目標DBに格納されエレベーター制御装置の電力量設定部に設定された消費電力目標値と、電力量算出部にて積算した実際の消費電力量を比較し、消費電力目標値を超えないように速度制御定数を変更する。また、利用状況学習部で発生する運転回数やホール呼び発生確率を学習結果から予測し、消費電力目標値及び省エネ制御レベルを考慮した曜日時間帯毎の出発制限による運転回数制限を行う。また、運転制限状態を乗り場表示装置やかご内運転盤に表示する(要約抜粋)」エレベーターの運転制御装置が開示されている。
特開2007-55700号公報
主回路素子の延命を図ることにより、保全サイクル期間を長くすることができる。これにより、主回路の故障によるサービス不能状態の発生リスクの軽減、および管理者の保守交換費用の軽減を図ることができる。ところで、エレベーターの主回路の寿命は、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)などの主回路素子の温度上昇の大きさと頻度に比例する。前述した特許文献1に記載の技術では、制御盤に電流計と電力計算部とを設けてその運転状況を学習し、乗りかごの出発を制限する。これにより、主回路素子の温度上昇と頻度が抑制され、主回路自体の寿命が延びる。
しかしながら、引用文献1に開示の技術では、制御盤に新たに電流計と電力計算部とを追加するため、コストアップとなる。また、温度上昇を抑えるために出発を制限することは、利用者へのサービス性に影響がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、群管理エレベーターにおいて、新規な構成の追加を最低限に抑え、かつ、サービス性に影響を与えず、主回路素子の延命を図り、保守費用を低減する技術を提供することを目的とする。
本発明は、複数のエレベーター号機と、前記複数のエレベーター号機をそれぞれ制御する複数の制御盤と、行先階の登録に応じて、当該行先階に割り当てるエレベーター号機である配車号機を前記複数のエレベーター号機から選定する群管理制御装置と、を備える群管理システムにおいて、前記複数の制御盤は、それぞれ、主回路素子を備え、前記群管理制御装置は、各制御盤から運行データを取得する運行データ取得部と、前記運行データ取得部が前記運行データを取得する毎に、当該運行データと、各エレベーター号機のスペックとを用いて、各前記主回路素子の現在の温度を算出し、前記運行データを取得した時刻に対応づけて記憶装置に算出温度として記憶する温度算出部と、予め定めた群管理制御プログラムおよび前記算出温度を用いて、各前記主回路素子の温度上昇が最小になるよう各前記行先階への前記配車号機を決定する配車制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明により、群管理エレベーターにおいて、新規な構成の追加を最低限に抑え、かつ、サービス性に影響を与えず、主回路素子の延命を図り、保守費用を低減できる。なお、上述した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施形態による群管理システムを備えるエレベーターの構成図である。 本発明の実施形態の各号機の要部構成を示す立断面図である。 本発明の実施形態の制御部の機能ブロック図である。 本発明の実施形態の算出温度を説明するための説明図である。 本発明の実施形態の温度管理処理のフローチャートである。 (a)および(b)は、それぞれ、本発明の実施形態の配車制御処理の一例のフローチャートである。 本発明の実施形態の配車制御処理の他の例のフローチャートである。
本発明の実施形態を説明する。本実施形態では、群管理対象の各エレベーター号機(以下、単に号機と呼ぶ)のスペックと、運転状況とから各号機の制御盤の主回路素子の温度をそれぞれ推定し、群管理制御に反映させる。このとき、群管理制御の範囲内で、各主回路素子の寿命が長くなるように制御する。具体的には、各主回路の温度上昇(発熱量)および所定量以上の温度変化の発生頻度が、総合的に最も小さくなるよう制御する。
すなわち、本実施形態では、群管理の運行データから主回路素子の温度上昇の大きさと頻度とを推定し、それを号機の配車や、運転速度低減の検討材料に使用することで、利用者に対するサービス性への影響を最低限に抑え、主回路素子を延命する。
以下、本実施形態を、図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態の群管理システム100を備えるエレベーター101の構成図である。本図に示すように、本実施形態の群管理システム100は、群管理対象の各号機121、122、123、124と、各号機の運転制御をする制御盤111、112、113、114と、群管理制御装置200と、を備える。なお、以下、特に区別する必要がない場合は、各号機を120で、各制御盤を110で、それぞれ、代表する。
なお、本実施形態が温度管理の対象とする主回路素子は、制御盤110が備える。
ここで、各号機120の構成を説明する。図2は、本実施形態の各号機120の一例の要部構成を示す立断面図である。なお、ここでは、本実施形態の説明に必要な構成のみ抜粋して図示し、説明する。
本実施形態の号機120は、乗りかご311と、ロータリエンコーダ312と、駆動装置313と、ロープ314と、カウンタウエイト315と、ドア316と、乗り場317と、を備える。
乗りかご311は、昇降路318内を走行し、乗客を運搬する。
ロープ314は、乗りかご311とカウンタウエイト315とに接続し、駆動装置313を支点に双方の釣り合いを担う。
カウンタウエイト315は、乗りかご311と釣り合いをとり、乗りかご311の昇降時の負担を軽減するための重りである。例えば、カウンタウエイト315の重さは、空荷の乗りかご311の重さに、定格積載量の半分の重さを加えた重さに設定される。
駆動装置313は、モータを備え、制御盤110の主回路素子からの電流によりモータを動作させる。これにより、モータにかかるロープ314を動作させ、間接的に乗りかご311を上下方向に動作させる。主回路素子から供給される電流量に応じて、モータの回転速度、回転量は変化する。すなわち、モータの回転速度が速ければ速いほど、モータの回転量が大きければ大きいほど、主回路素子の負荷は高くなる。
ロータリエンコーダ312は、駆動装置313のモータの速度や回転数等の状態を捕捉可能なデータを制御盤110に出力する。これらは、運行データとして群管理制御装置200に出力される。
群管理制御装置200は、群管理対象の各号機120の乗りかご311の走行を制御する。特に、複数の号機120の中から、乗客から指定された目的階の乗り場317に、配車する号機120を決定するとともに、配車時の速度の指令も行う。
これを実現するため、本実施形態の群管理制御装置200は、送受信装置211と、制御部212と、外部発報装置213と、記憶装置214と、を備える。
送受信装置211は、各制御盤110とデータを送受信するインタフェースである。制御部212は、CPUおよびメモリ等で構成され、例えば、記憶装置214に予め格納されたプログラムを実行することにより、群管理制御を実現する。外部発報装置213は、発報等、外部に出力するインタフェースである。
次に、本実施形態の群管理制御装置200の制御部212および記憶装置214の、群管理に関する機能を実現する構成を説明する。図3は、本実施形態の制御部212の群管理に関する機能と記憶装置214に格納されるデータとの説明図である。
本実施形態の制御部212は、運行データ取得部221と、温度算出部222と、配車制御部223と、発報指示部224と、を備える。また、記憶装置214には、運行データ231と、スペック232と、算出温度233と、温度監視制御プログラム234と、群管理制御プログラム235と、が格納される。
なお、制御部212の各部は、制御部212が備えるCPUが、予め記憶装置214に格納されたプログラムを、メモリにロードして実行することにより実現される。
運行データ231は、運行データ取得部221が取得した運行情報のデータである。本実施形態では、運行データ231は、取得時刻に対応づけて格納される。運行データ231は、例えば、各号機120の運転回数、走行工程、積載荷重、現在位置、次回行先情報等である。
スペック232は、各号機120の仕様(スペック)である。具体的には、最大積載量、スピードカーブ(加速度カーブ)、モータ定数、モータ電流等である。スペック232は、予め記憶装置214に格納される。
算出温度233は、温度算出部222が算出した各主回路素子の温度である。本実施形態では、号機番号および算出時刻または算出の基とした運行データ231の取得時刻に対応づけて格納される。
記憶装置214に格納される算出温度233の一例を、図4に示す。ここでは、運行データ231の取得時刻に対応づけて格納する場合を例にあげて説明する。また、運行データ231は、各制御盤110から、同じタイミングで取得するものとする。
本図に示すように、算出温度233は、各号機120について、運行データ231を取得したタイミング毎に格納される。なお、本図において、Δtは、運行データ231の取得間隔である。また、nは、カウンタであり、1以上の整数である。最新の時刻がnΔtである。
群管理制御プログラム235は、群管理対象の各号機120が、効率的に配車されるよう、各号機120の運行を制御するプログラムが格納される。群管理では、行先階が登録されると、この群管理制御プログラム235に従って、当該行先階に配車する号機120を配車号機として決定する。
温度監視制御プログラム234は、群管理制御プログラム235に従ってなされる群管理制御の範囲内で、各主回路の温度上昇を最小に抑え、主回路の寿命を最も延長させるよう制御するプロクラムが格納される。温度監視制御プログラム234による制御については、後述する。
運行データ取得部221は、所定の時間間隔で、送受信装置211を介して各制御盤110から運行データ231を取得し、記憶装置214に、取得時間および送信元の号機120に対応づけて格納する。本実施形態では、上述のように、全ての制御盤110から、同じタイミングで運行データ231を取得するものとする。
また、本実施形態では、運行データ取得部221は、運行データ231を取得すると、運行データ231のうち、温度計算に必要な情報を、温度算出部222に出力する。温度計算に必要な情報は、積載量、現在位置、次回行先情報等である。
温度算出部222は、運行データ取得部221が取得した運行データ231のうち、温度計算に必要な情報を用いて、各主回路素子の温度を算出する。温度の算出は、運行データ231を受信する毎に行う。また、算出した温度は、算出時刻に対応づけて、主回路素子(号機120)毎に、算出温度233として記憶装置214に記憶する。
温度算出部222は、温度の算出には、運行データ231に加え、記憶装置214に格納されたスペック232および記憶装置214に格納された過去の算出温度233の情報を用いる。例えば、以下の式(1)を用いて、時刻tの主回路素子の温度Tmp(t)を算出する。
Tmp(t)=Rth(j-a)×P(t) ・・・(1)
ここで、Rth(j-a)は、主回路素子の接合部と周囲雰囲気間の熱抵抗、P(t)は、時刻tでの消費電力である。
Rthは、スペック232として、予め記憶装置214に格納される。消費電力P(t)は、時刻tにおける運行データ231およびスペック232から、主回路素子が駆動を制御するモータに流れる電流を算出することにより得る。
さらに、本実施形態では、温度算出部222は、いずれかの主回路素子に温度異常が発生した場合、主回路温度異常信号を発報指示部224に出力する。温度異常は、例えば、算出温度233の値、あるいは、温度変化の発生頻度により判断される。
温度算出部222は、例えば、算出温度233が、予め定めた閾値以上となった場合、温度異常が発生したと判断する。また、例えば、最新の算出温度233と直前に算出した算出温度233との差である温度変化量が、予め定めた変化量閾値以上となる回数が予め定めた回数以上となる場合、温度異常が発生したと判断する。
時刻nΔtの温度変化ΔTmp(nΔt)は、例えば、直前の温度算出時との差として、以下の式(2)により算出する。
ΔTmp(nΔt)=Tmp(nΔt)-Tmp((n-1)Δt)・・・(2)
ここで、nは1以上の整数、Δtは、運行データ231の取得間隔である。この温度変化ΔTmp(nΔt)の値が正の場合、温度上昇である。
なお、温度異常が発生したと判断する条件は、これに限定されない。
配車制御部223は、行先階の登録に応じて、各行先階へ配車する号機120を配車号機として決定する。決定した配車号機に対し、配車を制御する制御信号であるかご割当指令信号を出力する。また、本実施形態では、配車制御部223は、さらに、配車号機に対し、走行速度を指示する制御信号として、かご速度指令信号を生成して出力する。各制御信号は、送受信装置211を介して、該当する号機120の制御盤110に出力される。
本実施形態では、配車制御部223は、基本的には、従来の群管理制御に従って配車号機を決定する。このとき、本実施形態では、さらに、各制御盤110の主回路素子への負荷を均衡化し、主回路素子の寿命が長くなるよう配車号機を決定する。
これを実現するため、本実施形態の配車制御部223は、温度算出部222が算出した算出温度233を用いる。上述のように、主回路素子の寿命は、発生する温度上昇の大きさと頻度とに比例する。従って、本実施形態の配車制御部223は、群管理制御の中で、算出温度233を用いて、これらの現象の発生を抑えるよう配車号機を決定する。
配車号機の決定および走行速度の決定は、群管理制御プログラム235と温度監視制御プログラム234とに従ってなされる。配車制御部223の制御の詳細は、後述する。
発報指示部224は、温度算出部222から主回路温度異常信号を受信した場合、故障予兆信号を、予め定めた外部連絡先(外部装置)に送信する。外部連絡先は、例えば、監視センタのサーバ、担当保守員の携帯端末等である。主回路素子の温度に異常が発生した場合、故障する確率が高いため、発報指示部224は、これを故障予兆として、必要箇所に通報する。
次に、本実施形態の群管理システム100における、制御部212による温度管理処理の流れを説明する。図5は、本実施形態の温度管理処理の処理フローである。本処理は、運行データ取得部221が、各号機120の制御盤110から運行データ231を取得したことを契機に開始する。
運行データ取得部221は、各号機120の制御盤110からそれぞれ運行データ231を取得すると、記憶装置214に格納するとともに、温度算出部222に出力する(ステップS1101)。
温度算出部222は、運行データ231を受信すると、その運行データ231と、スペック232と、過去に算出した算出温度233と、を用いて、各号機120の主回路素子の温度をそれぞれ算出する(ステップS1102)。算出した温度は、最新の算出温度233として記憶装置214に記憶する。
次に、温度算出部222は、算出した算出温度233に基づき、各主回路素子について、温度異常が発生しているか否かを判別する (ステップS1103)。なお、温度異常の発生の有無は、上記手法で判別する。そして、温度異常が発生している場合(S1103;Yes)、当該主回路素子を有する制御盤110を特定する情報を含めた主回路温度異常信号を生成し、発報指示部224に出力し(ステップS1104)、処理を終了する。
一方、ステップS1103で温度異常が発生していない場合(S1103;No)、そのまま、処理を終了する。
次に、本実施形態の配車制御部223の配車制御について説明する。本実施形態では、配車制御部223は、群管理制御プログラム235に従って、群管理制御を行う。このとき、算出温度233(最新の算出結果および過去の算出結果を含む)と、運行データ231と、スペック232とを用い、予め定めた温度監視制御プログラム234に従った制御を加味する。
温度監視制御プログラム234に従った制御では、上述のように、主回路素子の温度上昇の大きさが最小になり、かつ、所定量以上の温度変化の発生頻度が低減するよう配車号機を決定する。例えば、配車可能な号機120が複数あり、かつ、配車すべき号機120が1台の場合、可能な号機120間で、算出温度233が最小の号機120を配車号機と決定する。または、配車すべき号機120が1台の場合、算出温度233の値の推移を比較して、平均的に低い号機120を配車号機と決定する。
また、複数号機配車する場合、各主回路素子の算出温度233が予め定めた温度閾値未満、および、各主回路素子の算出温度233と直前に算出した算出温度233との差である温度変化量が変化量閾値以上となる回数が予め定めた数未満の少なくとも一方を満たすよう、各行先階への前記配車号機を決定する。
また、配車制御部223は、登録された行先階が複数である場合、登録された各行先階への走行による、力行または回生エネルギーとして生じる主回路素子の負荷を計算する。負荷の計算は、登録された行先階と、割当予定の各号機120の現在位置との関係、行先階が乗り場呼びによる目的階か、待機階であるか、等を考慮してなされる。そして、温度上昇が大きい割当可能号機から順に、主回路素子に対する負荷の小さい運転に割り当てる。
主回路素子に対する負荷の小さい運転とは、例えば、移動距離の短い運転、低速走行可能な運転、重力の利用度の高い運転等である。低速走行可能な運転は、例えば、待機階への移動運転である。例えば、算出温度233の値が高い号機120については、閑散時等の待機階への移動運転において、その移動速度を低減させる。
以下、本実施形態の、主回路素子の温度変化を考慮した群管理における配車制御処理の流れを説明する。図6(a)は、本実施形態の配車制御処理の一例の処理フローである。配車制御処理は、エレベーター101の行先階の登録が発生したことを契機に開始される。なお、行先階の登録は、例えば、かご内ボタンによる登録、乗り場ボタンによる登録、群管理制御プログラム235に従った待機階への走行の登録がある。
ここでは、乗り場ボタンによる登録がなされ、配車すべき号機120が1台である場合を例にあげて説明する。
まず、配車制御部223は、群管理制御プログラム235に従って、配車号機として割当可能な号機120を決定する(ステップS1301)。そして、決定した割当可能号機の台数が1台であるか否かを判断する(ステップS1302)。
割当可能号機の台数が1台である場合(S1302;Yes)、配車制御部223は、割当可能号機を配車号機と決定し(ステップS1303)、処理を終了する。
一方、割当可能号機の台数が複数台である場合、配車制御部223は、割当可能号機の中から、最も温度上昇の小さい号機120を配車号機と決定し(ステップS1304)、処理を終了する。
なお、温度上昇は、上記式(2)に従って算出した温度変化量から得る。最も温度上昇の小さい号機120は、例えば、過去の温度変化量の平均値が最も小さい号機120や、過去の算出温度233の最大値が最も小さい号機120や、最新の算出温度233が最も小さい号機120等である。また、ステップS1304で配車号機と決定する号機120は、これに限定されない。例えば、温度変化量が閾値を超える頻度が最も少ない号機120であってもよい。
次に、略同時に登録された行先階が複数である場合の配車制御処理の流れを、図6(b)に従って説明する。ここでは、行先階の登録は、乗り場ボタンによるもの、あるいは、群管理制御プログラム235によるものとする。
配車制御部223は、まず、群管理制御プログラム235に従って、配車号機として割当予定の号機120を決定する(ステップS1401)。
次に、配車制御部223は、各行先階への走行による、主回路素子の負荷を計算する(ステップS1402)。
そして、割当予定号機の最も温度上昇の大きいものから順に、主回路素子の負荷のより小さい走行の配車号機と決定し(ステップS1403)、処理を終了する。
次に、主回路素子の温度変化を考慮した群管理における配車制御処理の流れの他の例を説明する。図7は、本実施形態の配車制御処理の一例の処理フローである。本配車制御処理は、エレベーター101の行先階の登録が発生したことを契機に開始される。なお、行先階の登録は、例えば、かご内ボタンによる登録、乗り場ボタンによる登録、群管理制御プログラム235に従った待機階への走行の登録がある。
まず、配車制御部223は、かご内ボタンによる行先階の登録であるか否かを判別する(ステップS1201)。かご内ボタンによる登録である場合は、行先階が登録された号機120を配車号機と決定する(ステップS1211)。
一方、かご内ボタンによる行先階の登録でない場合(S1201;No)、まず、群管理制御プログラム235に従って、割り当て予定の号機120(割当予定号機)を決定する(ステップS1202)。
そして、決定した割当予定号機の温度変化が温度判定条件を満たすか否かを判別する(ステップS1203)。判別は、例えば、当該号機120の算出温度233の時間的変化に基づいて行う。温度判定条件は、一例として、温度上昇が15度C以上の状態が連続して3回以上発生していないものとする。温度上昇は、上述のように、直前の温度算出タイミングに算出した温度との差により算出する。
なお、温度判定条件は、上記に限定されない。温度上昇の値や、連続回数は、任意に定められる。また、温度上昇の値ではなく、算出温度233そのものを用いた条件であってもよい。例えば、予め定めた温度閾値を所定回数超えた場合、等である。
ここで、温度変化が温度判定条件を満たす場合(S1203;Yes)、ステップS1202で決定した割当予定号機を配車号機と決定し(ステップS1212)、処理を終了する。
一方、割当予定号機が温度判定条件を満たさない場合(S1203;No)、行先階が行先階判定条件を満たすか否かを判別する(ステップS1204)。行先階判定条件は、一例として、行先階が、中間階以下で、ステップS1202で決定された割当予定号機の現在階から上昇(UP)方向であるものとする。なお、行先階判定条件も、上記に限定されない。
ここで、行先階が行先階判定条件を満たす場合(S1204;Yes)、ステップS1202で決定した割当予定号機を配車号機と決定し(ステップS1212)、処理を終了する。
一方、行先階判定条件を満たさない場合(S1204;No)、他の号機120に、温度上昇状況が他号機温度判定条件を満たす号機120があるか否かを判別する(ステップS1205)。他号機温度判定条件は、一例として、最新の温度上昇が、ステップS1202で決定された割当予定号機より小さいものがある、とする。なお、他号機温度判定条件も、上記に限定されない。
他号機温度判定条件を満たす号機120がある場合(S1205;Yes)、該当する号機120が1台であるか否かを判別する(ステップS1213)。該当する号機120が一台である場合(S1213;Yes)、当該号機120、すなわち条件を満足する他の号機120を、配車号機と決定し(ステップS1214)、処理を終了する。
一方、該当する号機120が複数である場合(S1213;No)、その中で、最も温度上昇の小さい号機120を、配車号機と決定し(ステップS1215)、処理を終了する。
一方、他号機温度判定条件を満たす号機120が無い場合(S1205;No)、行先階が待機階であるか否かを判別する(ステップS1206)。行先階が待機階である場合(S1206;Yes)、ステップS1202で決定した割当予定号機を配車号機と決定するとともに、減速して待機階にむかうよう、速度を決定し(ステップS1216)、処理を終了する。なお、待機階は、予め群管理制御プログラム235により定められる。
一方、行先階が待機階でない場合(S1206;No)、ステップS1202で決定した割当予定号機を配車号機と決定し(ステップS1217)、処理を終了する。
なお、上記主回路の温度を考慮した群管理における各配車制御処理は、一例であり、この処理の流れに限定されない。例えば、上記各判定ステップの判定順は、これに限定されない。
また、配車制御において、例えば、運行データ231に含まれる積載量も用いてもよい。具体的には、例えば、割当予定号機の積載量が定格最大積載量の半分以下であり、現在位置が中間階で、行先階方向が上昇方向である場合、釣り合い錘との関係から、当該号機120の移動にモータへ供給するエネルギー量は少ない。このため、必要な電流量も少なく、その分、温度上昇も少なくて済む。従って、配車すべき号機120が複数の場合、このような走行には、温度上昇の大きな号機120を割り当てるよう決定してもよい。
以上説明したように、本実施形態の群管理システム100は、複数の号機120と、複数の号機120をそれぞれ制御する複数の制御盤110と、行先階の登録に応じて、当該行先階に割り当てる号機120である配車号機を複数の号機120から選定する群管理制御装置200と、を備える。そして、複数の制御盤110は、それぞれ、主回路素子を備える。また、群管理制御装置200は、各制御盤110から運行データ231を取得する運行データ取得部221と、運行データ取得部221が運行データ231を取得する毎に、当該運行データ231と、各号機120のスペック232とを用いて、各主回路素子の現在の温度を算出し、運行データ231を取得した時刻に対応づけて記憶装置214に算出温度233として記憶する温度算出部222と、予め定めた群管理制御プログラム235および算出温度233を用いて、各主回路素子の温度上昇が最小になるよう各行先階への配車号機を決定する配車制御部223と、を備える。
このように、本実施形態によれば、通常、群管理制御で用いられる運行データ231およびスペック232を用いて、主回路素子の温度上昇とその頻度とを推定する。このため、主回路素子の温度監視のために新たな構成を要しない。従って、新たな構成を追加するコストを抑えられる。また、新たな構成の保守管理も不要となり、さらにコストを抑えられる。
また、本実施形態によれば、算出温度233を用いた制御においては、主回路素子の温度上昇が最小になるよう配車号機を決定するため、主回路素子に対する負荷が抑えられ、主回路素子の寿命を延命できる。このため、主回路の故障によるサービス不能状態が発生するリスクを軽減できる。さらに、管理者の保守交換費用も軽減できる。
また、配車制御においては、各主回路素子の温度上昇値を算出し、その温度上昇値を配車可能な号機間で比較して、低い方を優先、または、高い方を、予測運転上、温度上昇が低減するよう行う。または、高い方の速度を低減して配車してもよい。
具体的には、温度上昇が大きい割当可能号機から順に、主回路素子に対する負荷の小さい運転に割り当てたり、割当可能号機それぞれの主回路素子の温度変化量を算出し、当該温度変化量の最も小さい号機120を配車号機と決定したり、行先階が待機階である場合、決定した配車号機に対し、低速で走行するよう指示を行ったりする。すなわち、本実施形態によれば、出発制限等を行わず、主回路素子に対する負荷を抑えながら、利用者へのサービス性への影響を最低限に抑えた配車制御を提供できる。
さらに、本実施形態によれば、外部へ温度上昇の異常状態を発報する手段を備える。この手段により管制センタへ異常状態を通報することにより、主回路素子の故障によるサービス不能状態を未然に防ぐ予防措置をとることができ、利用者、管理者へ信頼性の高い製品を供給することができる。
以上のように、本実施形態によれば、主回路素子の延命により保全サイクルを延長することができ、主回路の故障によるサービス不能状態の発生リスクの軽減、および管理者の保守交換費用の軽減を図ることができる。
なお、上記各実施形態では、制御部212の各機能は、CPUがプログラムを実行することにより実現されているが、これに限定されない。例えば、全部または一部の機能は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(field-programmable gate array)などのハードウェアによって実現されてもよい。
また、本発明は、上述した実施形態に限定するものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上述した実施形態は、本発明を分かり易く説明するためのものであり、本発明は、必ずしも上記実施形態で説明した全ての構成を備えるものに限定されない。
また、各図面において、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを記載しており、必ずしも製品として必要な全ての制御線や情報線を記載しているとは限らない。実際の製品では、殆ど全ての構成要素が相互に接続されていると考えてもよい。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りその他種々の応用例、変形例を取り得る。
100:群管理システム、101:エレベーター、110:制御盤、111:制御盤、112:制御盤、113:制御盤、114:制御盤、120:号機、122:号機、123:号機、124:号機、
200:群管理制御装置、211:送受信装置、212:制御部、213:外部発報装置、214:記憶装置、221:運行データ取得部、222:温度算出部、223:配車制御部、224:発報指示部、231:運行データ、232:スペック、233:算出温度、234:温度監視制御プログラム、235:群管理制御プログラム、
311:乗りかご、312:ロータリエンコーダ、313:駆動装置、314:ロープ、315:カウンタウエイト、316:ドア、317:乗り場、318:昇降路

Claims (8)

  1. 複数のエレベーター号機と、前記複数のエレベーター号機をそれぞれ制御する複数の制御盤と、行先階の登録に応じて、当該行先階に割り当てるエレベーター号機である配車号機を前記複数のエレベーター号機から選定する群管理制御装置と、を備える群管理システムにおいて、
    前記複数の制御盤は、それぞれ、主回路素子を備え、
    前記群管理制御装置は、
    各制御盤から運行データを取得する運行データ取得部と、
    前記運行データ取得部が前記運行データを取得する毎に、当該運行データと、各エレベーター号機のスペックと、を用いて、各前記主回路素子の現在の温度を算出し、前記運行データを取得した時刻に対応づけて記憶装置に算出温度として記憶する温度算出部と、
    予め定めた群管理制御プログラムおよび前記算出温度を用いて、各前記主回路素子の温度上昇が最小になるよう各前記行先階への前記配車号機を決定する配車制御部と、を備え,
    前記配車制御部は、各前記主回路素子の前記算出温度が予め定めた温度閾値未満、および、各前記主回路素子の前記算出温度と直前に算出した前記算出温度との差である温度変化量が変化量閾値以上となる回数が予め定めた数未満の少なくとも一方を満たすよう、各前記行先階への前記配車号機を決定すること
    を特徴とする群管理システム。
  2. 複数のエレベーター号機と、前記複数のエレベーター号機をそれぞれ制御する複数の制御盤と、行先階の登録に応じて、当該行先階に割り当てるエレベーター号機である配車号機を前記複数のエレベーター号機から選定する群管理制御装置と、を備える群管理システムにおいて、
    前記複数の制御盤は、それぞれ、主回路素子を備え、
    前記群管理制御装置は、
    各制御盤から運行データを取得する運行データ取得部と、
    前記運行データ取得部が前記運行データを取得する毎に、当該運行データと、各エレベーター号機のスペックと、を用いて、各前記主回路素子の現在の温度を算出し、前記運行データを取得した時刻に対応づけて記憶装置に算出温度として記憶する温度算出部と、
    予め定めた群管理制御プログラムおよび前記算出温度を用いて、各前記主回路素子の温度上昇が最小になるよう各前記行先階への前記配車号機を決定する配車制御部と、を備え,
    前記配車制御部は、前記温度上昇が大きい割当可能号機から順に、前記主回路素子に対する負荷の小さい運転に割り当てることにより、各前記行先階の登録に対する前記配車号機を決定すること
    を特徴とする群管理システム。
  3. 複数のエレベーター号機と、前記複数のエレベーター号機をそれぞれ制御する複数の制御盤と、行先階の登録に応じて、当該行先階に割り当てるエレベーター号機である配車号機を前記複数のエレベーター号機から選定する群管理制御装置と、を備える群管理システムにおいて、
    前記複数の制御盤は、それぞれ、主回路素子を備え、
    前記群管理制御装置は、
    各制御盤から運行データを取得する運行データ取得部と、
    前記運行データ取得部が前記運行データを取得する毎に、当該運行データと、各エレベーター号機のスペックと、を用いて、各前記主回路素子の現在の温度を算出し、前記運行データを取得した時刻に対応づけて記憶装置に算出温度として記憶する温度算出部と、
    予め定めた群管理制御プログラムおよび前記算出温度を用いて、各前記主回路素子の温度上昇が最小になるよう各前記行先階への前記配車号機を決定する配車制御部と、
    前記温度算出部から主回路温度異常信号を受信すると、外部装置に故障予兆信号を出力する発報指示部と、を備え,
    前記温度算出部は、各前記主回路素子の前記算出温度が予め定めた温度閾値以上、および、各前記主回路素子の前記算出温度と直前に算出した前記算出温度との差である温度変化量が変化量閾値以上となる回数が予め定めた数以上のいずれかの場合、前記発報指示部に前記主回路温度異常信号を出力すること
    を特徴とする群管理システム。
  4. 請求項記載の群管理システムにおいて、
    前記配車制御部は、前記群管理制御プログラムに従って決定した割当可能号機が複数あり、かつ、前記行先階の登録が1つである場合、当該割当可能号機それぞれの前記主回路素子の前記温度変化量を算出し、当該温度変化量の最も小さい号機を前記配車号機と決定すること
    を特徴とする群管理システム。
  5. 請求項記載の群管理システムにおいて、
    前記配車制御部は、前記行先階が前記群管理制御プログラムにより定められた待機階である場合、決定した前記配車号機に対し、低速で走行するよう指示を行うこと
    を特徴とする群管理システム。
  6. 複数のエレベーター号機と、前記複数のエレベーター号機をそれぞれ制御する複数の制御盤と、行先階の登録に応じて、当該行先階に割り当てるエレベーター号機である配車号機を前記複数のエレベーター号機から選定する群管理制御装置と、を備える群管理システムにより制御されるエレベーターにおいて、
    前記複数の制御盤は、それぞれ、主回路素子を備え、
    前記群管理制御装置は、
    各制御盤から運行データを取得する運行データ取得部と、
    前記運行データ取得部が前記運行データを取得する毎に、当該運行データと、各エレベーター号機のスペックとを用いて、各前記主回路素子の現在の温度を算出し、前記運行データを取得した時刻に対応づけて記憶装置に算出温度として記憶する温度算出部と、
    予め定めた群管理制御プログラムおよび前記算出温度を用いて、各前記主回路素子の温度上昇が最小になるよう各前記行先階への前記配車号機を決定する配車制御部と、を備え
    前記配車制御部は、各前記主回路素子の前記算出温度が予め定めた温度閾値未満、および、各前記主回路素子の前記算出温度と直前に算出した前記算出温度との差である温度変化量が変化量閾値以上となる回数が予め定めた数未満の少なくとも一方を満たすよう、各前記行先階への前記配車号機を決定すること
    を特徴とするエレベーター。
  7. 複数のエレベーター号機と、前記複数のエレベーター号機をそれぞれ制御する複数の制御盤と、行先階の登録に応じて、当該行先階に割り当てるエレベーター号機である配車号機を前記複数のエレベーター号機から選定する群管理制御装置と、を備える群管理システムにより制御されるエレベーターにおいて、
    前記複数の制御盤は、それぞれ、主回路素子を備え、
    前記群管理制御装置は、
    各制御盤から運行データを取得する運行データ取得部と、
    前記運行データ取得部が前記運行データを取得する毎に、当該運行データと、各エレベーター号機のスペックとを用いて、各前記主回路素子の現在の温度を算出し、前記運行データを取得した時刻に対応づけて記憶装置に算出温度として記憶する温度算出部と、
    予め定めた群管理制御プログラムおよび前記算出温度を用いて、各前記主回路素子の温度上昇が最小になるよう各前記行先階への前記配車号機を決定する配車制御部と、を備え
    前記配車制御部は、前記温度上昇が大きい割当可能号機から順に、前記主回路素子に対する負荷の小さい運転に割り当てることにより、各前記行先階の登録に対する前記配車号機を決定すること
    を特徴とするエレベーター。
  8. 複数のエレベーター号機と、前記複数のエレベーター号機をそれぞれ制御する複数の制御盤と、行先階の登録に応じて、当該行先階に割り当てるエレベーター号機である配車号機を前記複数のエレベーター号機から選定する群管理制御装置と、を備える群管理システムにより制御されるエレベーターにおいて、
    前記複数の制御盤は、それぞれ、主回路素子を備え、
    前記群管理制御装置は、
    各制御盤から運行データを取得する運行データ取得部と、
    前記運行データ取得部が前記運行データを取得する毎に、当該運行データと、各エレベーター号機のスペックとを用いて、各前記主回路素子の現在の温度を算出し、前記運行データを取得した時刻に対応づけて記憶装置に算出温度として記憶する温度算出部と、
    予め定めた群管理制御プログラムおよび前記算出温度を用いて、各前記主回路素子の温度上昇が最小になるよう各前記行先階への前記配車号機を決定する配車制御部と
    前記温度算出部から主回路温度異常信号を受信すると、外部装置に故障予兆信号を出力する発報指示部と、を備え,
    前記温度算出部は、各前記主回路素子の前記算出温度が予め定めた温度閾値以上、および、各前記主回路素子の前記算出温度と直前に算出した前記算出温度との差である温度変化量が変化量閾値以上となる回数が予め定めた数以上のいずれかの場合、前記発報指示部に前記主回路温度異常信号を出力すること
    を特徴とするエレベーター。
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