JP6850362B2 - エレベーター及びエレベーター制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エレベーター及びエレベーター制御装置に関する。
従来の乗りかごは、昇降路内の電源と、乗りかごとを結ぶテールコードを通じて電力供給を受け、乗りかご内の機器(かご内照明、空調機等)が動作されていた。しかし、乗りかごが長行程でサービスを提供するようになると、テールコードの重さが乗りかごの移動に影響を与える。このため、テールコードをなくしたエレベーター装置が提供されるようになった。このようなエレベーター装置では、乗りかごに設置したバッテリーから供給される電力により乗りかご内の機器が動作される。バッテリーの電力残量が少なくなると、昇降路内の給電階に乗りかごが停止して、給電階に設置された給電装置から非接触でバッテリーに充電されていた。このように給電装置が非接触でバッテリーに電力を給電する方法を「非接触給電」と呼ぶ。
特許文献1には、乗りかごに設置されたバッテリーに非接触で給電を行うエレベーターの非接触給電システムについて開示されている。
特開2013−71804号公報
ところで、乗りかごに設置されたバッテリーの電力残量は、乗りかごの運行に従って減少する。しかし、乗りかごに設置されたバッテリーの電力容量は多くなく、バッテリーに給電する回数は頻繁となる。直ちに乗りかごを給電階まで移動できればバッテリーを充電可能であるが、混雑時間帯(例えば、出勤時、昼食時、退勤時)には乗りかごの利用頻度が高いため、乗りかごを給電階で停止し続けることが難しい。
また、特許文献1には、複数の号機を群管理する制御システムについて開示されている。しかし、特許文献1に開示された技術では、複数の号機を備えるエレベーターでなければ、充電が必要なバッテリーが設置される乗りかごを給電階に移動させて給電を行うことができない。しかし、1機の乗りかごだけが設置されるエレベーターでは、例えば乗りかごに乗車する利用者の数が多い時間帯になると、乗りかごが頻繁に移動する。バッテリーの電力残量が減少しすぎると、例えば、照明部の照明が切れてしまうといった弊害が生じる。このような事態を避けるには、利用者の有無にかかわらず乗りかごを給電階に移動させてバッテリーを充電しなければならず、利用者に十分なサービスを提供することができなかった。
本発明はこのような状況に鑑みて成されたものであり、乗りかごに搭載されたバッテリーへの給電と、利用者に提供可能なサービスとのバランスをとることを目的とする。
本発明に係るエレベーターは、昇降路を移動する乗りかごと、乗りかごの運行を制御するエレベーター制御装置と、を備える。
乗りかごは、乗りかごで使用される、乗りかご内を照明する照明部、表示部、並びに乗りかご内の温度を調整する空調部を含む機器に供給される電力を蓄電する蓄電部と、昇降路の給電階に設置された給電部から給電される電力を受電し、蓄電部を充電する受電部と、を有する。
エレベーター制御装置は、蓄電部に蓄電される電力の電力残量と、予め設定された判定値として、第1判定値と、第1判定値より低い第2判定値を比較する比較部と、比較部により電力残量が第1判定値以下であると判定された場合に、照明部及び表示部に供給する電力の電力量を減じ、比較部により電力残量が、第2判定値以下であると判定された場合に、空調部に供給する電力の電力量を減じる電力供給部と、乗りかごの運行状況として、乗りかごの運行時刻が含まれる時間帯に応じて、第1判定値及び第2判定値を変更し、過去の所定期間における電力残量の平均値が、現在の第1判定値以下である場合に、第1判定値及び第2判定値を増加する変更を行い、過去の所定期間における電力残量の平均値が、現在の第1判定値を超える場合に、第1判定値及び第2判定値を減少する変更を行う判定値変更部と、を備える。
本発明によれば、電力残量に応じて機器に供給する電力の電力量が減じられるため、給電回数を減らすことができ、例えば乗りかごに乗車する利用者の数が多い時間帯であっても利用者にサービスを継続して提供することが可能となる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施の形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施の形態に係るエレベーターの概略構成例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態に係るエレベーター制御装置の構成例を示す機能ブロック図である。 本発明の一実施の形態に係るエレベーター制御装置を構成する計算機のハードウェア構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態に係るバッテリーの蓄電容量と、現在のバッテリー残量との例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態に係る乗りかごで使用される機器に供給される電力の電力量を制御する処理の例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態に係る判定値変更部が第1判定値及び第2判定値を変更する第1の処理の例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態に係る過去1時間のバッテリー残量の平均値と、変更された第1判定値及び第2判定値の例を示す説明図である。図7Aは、平均バッテリー残量が、現在の判定値である50%以下であることを示す説明図である。図7Bは、平均バッテリー残量が、現在の判定値である50%を超えることを示す説明図である。 本発明の一実施の形態に係る判定値変更部が第1判定値及び第2判定値を変更する第2の処理の例を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態例について、添付図面を参照して説明する。本明細書及び図面において、実質的に同一の機能又は構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
[一実施の形態]
図1は、エレベーターの概略構成例を示す説明図である。
エレベーター1は、エレベーター制御装置3、建物内に形成された昇降路5、巻上機4、利用者が乗車する乗りかご10、釣合い錘11、巻上機4に巻きかけられ乗りかご10と釣合い錘11とを懸架する主ロープ12を備える。
昇降路5は、建物内に形成され、その頂部には機械室2が設けられている。巻上機4は、機械室2に配置され、不図示のモーターにより正転又は逆転し、主ロープ12を巻き掛けることにより乗りかご10を昇降路5内で昇降させる。乗りかご10は、z方向に延在するガイドレール7に案内されてz方向に昇降する。図1には1本のガイドレール7を示したが、2本以上のガイドレール7を設けてもよい。巻上機4には、不図示のモーターに直結しモーターの速度に比例するパルスを発生するエンコーダー4aが設けられている。
エレベーター制御装置3は、機械室2に設置されている。エレベーター制御装置3は、エレベーター1のエンコーダー4aから送られてくる情報(パルス信号)を解析したり、乗りかご10の運行を制御したりする。また、エレベーター制御装置3は、乗りかご10で使用される機器に供給する電力を増減する。乗りかご10で使用される機器には、例えば、照明部24、空調部25、表示部26、かごドア27が含まれる。
昇降路5は、複数階床用であって、乗りかご10は、行き先階に応じて各階の停止位置を示す着床レベル(乗場)で停止する。支持体6は、乗りかご10を支持する昇降路5の壁、柱、又はガイドレール等である。コイルユニット8は、非接触給電の送電を担う給電部の一例として用いられ、支持体6に直接又は他の物体を介して間接的に固定される。このコイルユニット8は、利用者が多い1階又は最上階(展望階)等を給電階とする昇降路5の内部に設置される。図1では、コイルユニット8が1階に設置された例が示される。
乗りかご10の床下部には、受電部21と、バッテリー22とが設置されている。受電部21は、コイルユニット8から給電される電力を受電し、バッテリー22を充電する。この受電部21は、コイルユニット21aと充電回路21bを備える。コイルユニット21aは、コイルユニット8から送電される電力を受電する。充電回路21bは、コイルユニット21aで受電した電力をバッテリー22に充電する。
バッテリー22は、乗りかご10で使用される機器に供給される電力を蓄電する蓄電部の一例として用いられる。バッテリー22として、例えば、キャパシタ、鉛蓄電池、リチウムイオン電池等が用いられる。
乗りかご10の天井部には、照明部24、空調部25が設置されている。照明部24は、例えば、乗りかご10の内部を照明するLED(Light Emitting Diode)等の天井照明である。空調部25は、乗りかご10内の温度を調整するファン等である。
乗りかご10の側面部には、表示部26、かごドア27が設置されている。表示部26は、乗りかご10の行先階、かごドア27の開閉状況等を表示する液晶画面等である。かごドア27は、乗りかご10が停止した階において、不図示の乗場ドアと共に開閉する。
コイルユニット21aは、無線通信によりエレベーター制御装置3とデータ通信が可能である。また、エレベーター制御装置3は、有線通信又は無線通信によりコイルユニット8とデータ通信が可能である。エレベーター制御装置3は、通信回線を介してエレベーター1の状態を監視する不図示のエレベーター監視装置に接続されている。
位置P0は、乗りかご10に搭載されたコイルユニット21a内にあるコイルの中心軸のz方向における位置を表す。また位置P1は、1階の乗場に設置されたコイルユニット8内にあるコイルの中心軸のz方向における位置を表す。乗りかご10が給電位置である位置P1に到着して停止すると(P0≒P1)、コイルユニット8が送電を開始する。コイルユニット21aは、コイルユニット8からの電力を受電し、コイルユニット21aが受電した電力を充電回路21bがバッテリー22に充電する。
図2は、エレベーター制御装置3の構成例を示す機能ブロック図である。図2において、実線の矢印はデータの流れを表し、一点鎖線の矢印は乗りかご10で使用される機器(照明部24、空調部25、表示部26、かごドア27を含む)に供給される電力を表す。
エレベーター制御装置3は、比較部31、電力供給部32、判定値記憶部33、判定値変更部34及び運行制御部35を備える。
比較部31は、バッテリー22に蓄電される電力の電力残量(以下、「バッテリー残量」と呼ぶ)と、判定値記憶部33に予め設定される第1判定値及び第2判定値とを比較し、比較結果を電力供給部32に出力する。なお、第2判定値は、第1判定値より低い値である。
電力供給部32は、比較部31から入力された比較結果に基づいて、バッテリー22が乗りかご10で使用される機器に供給する電力の電力量を減じて、乗りかご10で使用される機器に電力を供給する。乗りかご10で使用される機器に供給する電力の電力量が減じられるのは、バッテリー残量が第1判定値以下、又は第1判定値及び第2判定値以下である場合となる。
判定値記憶部33には、比較部31により参照される判定値として、第1判定値及び第2判定値が記憶されている。第1判定値及び第2判定値は、電力供給部32により判定値記憶部33から適宜読み出され、バッテリー残量との比較に用いられる。
判定値変更部34は、運行制御部35から供給される乗りかご10の運行状況、又は乗りかご10の運行時刻が含まれる時間帯に応じて、判定値記憶部33に設定される第1判定値及び第2判定値を増加又は減少する変更を行う。また、判定値変更部34は、過去の所定期間(例えば、現在時刻から過去1時間)における電力残量の平均値が、現在の第1判定値以下である場合に、第1判定値及び第2判定値を増加する変更を行う。また、判定値変更部34は、過去の所定期間(例えば、現在時刻から過去1時間)における電力残量の平均値が、現在の第1判定値を超える場合に、第1判定値及び第2判定値を減少する変更を行う。
運行制御部35は、乗りかご10で使用される機器の動作を制御し、各機器の動作状況を取得する。そして、運行制御部35は、乗りかご10の運行を制御し、乗りかご10の運行状況を比較部31に通知する。また、運行制御部35は、バッテリー22への充電状況をコイルユニット21aから受信する。また、運行制御部35は、巻上機4の動作を制御して、巻上機4に主ロープを巻上げさせ、乗りかご10を昇降路5内で移動させる。そして、運行制御部35は、エンコーダー4aから送られる情報を解析して、乗りかご10の現在位置を確認する。
そして、運行制御部35は、乗りかご10が給電階に到着した場合に、かごドア27の開時間を、給電階以外の階床に停止した場合におけるかごドア27の開時間よりも延長する。これにより、乗りかご10が給電階に停止する時間が長くなり、受電部21がコイルユニット8から送電される電力を受電する時間も長くなる。この結果、受電部21がバッテリー22に充電する時間が長くなり、バッテリー22に十分な電力を充電することが可能となる。
図3は、エレベーター制御装置3を構成する計算機Cのハードウェア構成例を示すブロック図である。
計算機Cは、いわゆるコンピューターとして用いられるハードウェアである。計算機Cは、バスC4にそれぞれ接続されたCPU(Central Processing Unit:中央処理装置)C1、ROM(Read Only Memory)C2、RAM(Random Access Memory)C3を備える。さらに、計算機Cは、不揮発性ストレージC5、ネットワークインターフェイスC6を備える。
CPU C1は、本実施の形態例に係る各機能を実現するソフトウェアのプログラムコードをROM C2から読み出して実行する。RAM C3には、演算処理の途中に発生した変数やパラメーター等が一時的に書き込まれる。
不揮発性ストレージC5としては、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリ等が用いられる。この不揮発性ストレージC5には、OS(Operating System)、各種のパラメーターの他に、エレベーター制御装置3を機能させるためのプログラムが記録されている。ROM C2、不揮発性ストレージC5は、CPU C1が動作するために必要なプログラムやデータ等を記録しており、エレベーター制御装置3によって実行されるプログラムを格納したコンピューター読取可能な非一過性の記録媒体の一例として用いられる。
ネットワークインターフェイスC6には、例えば、NIC(Network Interface Card)等が用いられ、端子が接続されたLAN(Local Area Network)、専用線等を介して各種のデータを装置間で送受信することが可能である。
図4は、バッテリー22の蓄電容量と、現在のバッテリー残量との例を示す説明図である。例えば、バッテリー22の蓄電容量を100%とすると、図1に示した受電部21は、バッテリー22に対して最大で100%まで充電することが可能である。
図4では、バッテリー残量を斜線で塗りつぶして表す。例えば、現在のバッテリー残量は、蓄電容量の80%とする。また、蓄電容量の50%を第1判定値とし、蓄電容量の30%を第2判定値とする。バッテリー残量が蓄電容量の80%であれば、バッテリー残量は十分にあるため、乗りかご10で使用される機器には通常使用される電力が電力供給部32から供給される。
しかし、バッテリー残量が蓄電容量の50%以下になると、電力供給部32により、照明部24及び表示部26に供給される電力の電力量が減じられる。このため、照明部24は、通常使用される輝度よりも低い輝度で乗りかご10内を照明する。また、表示部26は、通常使用される輝度よりも低い輝度で行先階等の案内を表示する。このように照明部24及び表示部26に供給される電力の電力量が減じられたとしても、乗りかご10に乗車する利用者にとって快適性が著しく低下することはない。
さらに、バッテリー残量が蓄電容量の30%以下になると、電力供給部32により、空調部25に供給される電力の電力量が減じられる。このとき、空調部25のファンが停止する。このように空調部25に供給される電力の電力量が減じられたとしても、乗りかご10に乗車する利用者にとって快適性が著しく低下することはない。
上述したように第1判定値及び第2判定値は、乗りかご10が運行される時間帯、乗りかご10が設置される建物における運行状況等に応じて、判定値変更部34により変更される。例えば、乗りかご10が運行される時間帯が通常利用される時間帯であれば、第1判定値及び第2判定値は初期値(第1判定値が50%、第2判定値が30%)が維持される。しかし、利用者があまり乗車しない深夜帯等であれば、判定値変更部34により、第1判定値及び第2判定値は初期値よりも低い値に変更される。このため、バッテリー残量が第1判定値及び第2判定値よりも低くなりにくく、乗りかご10が給電階に移動する回数を減らすことができる。
一方、乗りかご10が運行される時間帯が、混雑時間帯であれば、乗りかご10が給電階にて停止する時間が短くなるため、バッテリー残量が減少しやすい。そこで、判定値変更部34により、第1判定値及び第2判定値は初期値よりも高い値に変更される。このため、バッテリー残量が、変更された第1判定値及び第2判定値よりも低くなると、直ちに乗りかご10で使用される機器に供給される電力の電力量が減少する。これにより、混雑時間帯であっても、乗りかご10が給電階に移動する回数を減らすことができる。
<エレベーター制御装置の処理の例>
次に、エレベーター制御装置3の処理例について、図5〜図7を参照して説明する。
図5は、乗りかご10で使用される機器に供給される電力の電力量を制御する処理の例を示すフローチャートである。
始めに、比較部31は、バッテリー残量が蓄電容量の50%以下であるか否かを判定する(S1)。バッテリー残量が蓄電容量の50%以下でないと判定された場合(S1のNO)、バッテリー残量は十分にあるため、本処理を終了する。
バッテリー残量が蓄電容量の50%以下であると判定された場合(S1のYES)、電力供給部32は、照明部24及び表示部26に供給する電力を減じる。このとき、例えば、照明部24のLED、及び表示部26の液晶画面の輝度が下げられる(S2)。
次に、比較部31は、バッテリー残量が蓄電容量の30%以下であるか否かを判定する(S3)。バッテリー残量が蓄電容量の30%以下でないと判定された場合(S3のNO)、照明部24のLED、及び表示部26の液晶画面の輝度を下げた状態で本処理を終了する。
バッテリー残量が蓄電容量の30%以下であると判定された場合(S3のYES)、電力供給部32は、空調部25に供給する電力を減じる。これにより、空調部25のファンが停止する(S4)。
次に、運行制御部35は、乗りかご10が給電階に停止したか否かを判定し(S5)、比較部31によるバッテリー残量の比較結果を受信する。ステップS3を経たことにより、運行制御部35は、比較部31より、バッテリー残量が蓄電容量の30%以下であると判定されたことを示す比較結果を受信している。
そして、運行制御部35は、乗りかご10が給電階に停止していないと判定した場合(S5のNO)、本処理を終了する。一方、乗りかご10が給電階に停止したと判定した場合(S5のYES)、運行制御部35は、乗りかご10が給電階でかごドア27を開く時間を、乗りかご10が給電階以外に停止したときにかごドア27を開く時間よりも延長する(S6)これにより、バッテリー22への充電時間を長く確保することができる。その後、本処理を終了する。
<現在の判定値を変更する第1の処理の例>
エレベーター1の運行状況は時間毎に変化するものであり、第1判定値及び第2判定値を固定したままではバッテリー残量がすぐに第1判定値及び第2判定値よりも低下する場合がある。しかし、バッテリー22への充電回数をなるべく抑える必要がある。そこで、電力供給部32は、第1判定値及び第2判定値を変更する第1の処理を行う。以下に電力供給部32が第1判定値及び第2判定値を変更する第1の処理の例について、図6と図7を参照して説明する。
図6は、判定値変更部34が第1判定値及び第2判定値を変更する第1の処理の例を示すフローチャートである。
図7は、過去1時間のバッテリー残量の平均値と、変更された第1判定値及び第2判定値の例を示す説明図である。
始めに、判定値変更部34は、運行制御部35から供給される運行データに基づいて、現時刻が混雑時間帯(出勤時、昼食時、退勤時)であるか否かを判定する(S11)。現時刻が混雑時間帯であると判定された場合(S11のYES)、判定値変更部34は、第1判定値を50%から70%に変更し、第2判定値を30%から50%に変更して(S12)、本処理を終了する。混雑時間帯では、バッテリー残量が減少しやすいので、少しでもバッテリー残量の減少を抑えるために、乗りかご10で使用される機器に供給される電力の電力量を減少する制御が早めに行われる。
ステップS11にて現時刻が混雑時間帯でないと判定された場合(S11のNO)、判定値変更部34は、現在時刻から過去1時間のバッテリー残量の平均値(「平均バッテリー残量」と呼ぶ)が、現在の判定値(例えば、第1判定値)以下であるか否かを判定する(S13)。なお、ステップS13の判定に用いられる現在の判定値は、第2判定値としてもよい。
図7Aには、平均バッテリー残量が、現在の判定値である50%以下であることが示される。そして、図7Aでは、現在の判定値を「現第1判定値」と記載する。平均バッテリー残量が現在の判定値以下であると判定された場合(S13のYES)、判定値変更部34は、現在の判定値に10%を加えて(S14)、本処理を終了する。これにより、第1判定値が50%から60%に変更される。なお、第1判定値の変更に合わせて第2判定値に10%を加え、第2判定値を30%から40%に変更してもよい。図7Aでは、変更された第1判定値を「新第1判定値」と記載し、変更された第2判定値を「新第2判定値」と記載する。このように現在の判定値が上げられるため、現時刻が混雑時間帯でなくても、バッテリー残量が減少しやすい運行状況であれば、乗りかご10で使用される機器に供給される電力が減少するため、バッテリー残量の減少を抑えることができる。
平均バッテリー残量が現在の判定値を超えると判定された場合(S13のNO)、判定値変更部34は、現在の判定値から10%を減じて(S15)、本処理を終了する。図7Bには、平均バッテリー残量が、現在の判定値である50%を超えることが示される。これにより、第1判定値が50%から40%に変更される。なお、第1判定値の変更に合わせて第2判定値に10%を減じ、第2判定値を30%から20%に変更してもよい。このように現時刻が混雑時間帯でなく、バッテリー残量が減少しにくい運行状況であれば、現在の判定値が下げられることで、乗りかご10で使用される機器に供給する電力を減少することなく、長い間、機器を通常使用される状態で維持することができる。
<現在の判定値を変更する第2の処理の例>
次に、現在の判定値を変更する第2の処理の例について説明する。上述した図1では、給電階を1階だけに設けた例を示したが、給電階は他の階にも設けることができる。給電階が多くなるほど、乗りかご10が停止したときにバッテリー22に充電する階数、充電時間が長くなるが、給電階の設置コストも上昇する。このため、建物により、給電階が設置される階数は異なる。そこで、エレベーター1の設置時に、全階床に対する給電階の設置階数に応じた判定値の変更が行われる。
図8は、判定値変更部34が第1判定値及び第2判定値を変更する第2の処理の例を示すフローチャートである。第1判定値及び第2判定値の初期値は、それぞれ50%、30%とする。
始めに、判定値変更部34は、全階床に対し、給電階の割合が高いか否かを判定する(S21)。例えば、5階床毎に給電階が1つ設けられるのであれば、10階床あれば給電階が2つ設けられる。この場合、給電階の割合を20%と計算する。そして、判定値変更部34は、給電階の割合が20%であることを判定値を変更する際の基準値とする。そして、判定値変更部34は、給電階の割合が20%以上であれば、第1判定値及び第2判定値を維持し、給電階の割合が20%未満であれば、第1判定値及び第2判定値を減じる変更を行う。
例えば、10階床の建物に3つの給電階が設けられると、給電階の割合が33%である。このため、判定値変更部34は、給電階の割合が20%以上であり、給電階の割合が高いと判定する(S21のYES)。この場合、判定値変更部34は、予め判定値記憶部33に記憶されている現在の判定値を初期値のまま維持し(S22)、本処理を終了する。このため、第1判定値が50%、第2判定値が30%のまま維持される。
例えば、10階床の建物に1つの給電階が設けられると、給電階の割合が10%である。このため、判定値変更部34は、給電階の割合が20%未満であり、給電階の割合が低いと判定する(S21のNO)。この場合、判定値変更部34は、予め判定値記憶部33に記憶されている現在の第1判定値及び第2判定値からそれぞれ5%減じ(S23)、本処理を終了する。このとき、第1判定値が45%、第2判定値が25%に変更される。そして、変更された第1判定値及び第2判定値が初期値として判定値記憶部33に記憶される。
以上説明した実施の形態に係るエレベーター1では、比較部31が現在のバッテリー残量と判定値とを比較した結果に基づいて、電力供給部32が、乗りかご10で使用される機器に供給する電力の電力量を減じる。ここで、バッテリー22の残量の判定値を段階的に設け、各々の判定値に応じて機器に供給する電力の電力量を変えることができる。例えば、現在のバッテリー残量が第1判定値以下となった場合に、照明部24及び表示部26に供給される電力の電力量が減少され、現在のバッテリー残量が第2判定値以下となった場合に、空調部25に供給される電力の電力量が減少される。このため、バッテリー22に充電するまでの間、バッテリー残量の減少を抑えることができる。また、現在のバッテリー残量が減少しても、乗りかご10に乗車した利用者に対して不便を感じさせない。
また、判定値変更部34は、エレベーター1の運行状況に応じて第1判定値及び第2判定値を変更することが可能である。例えば、判定値変更部34は、エレベーター1の使用頻度が高い混雑時間帯であれば第1判定値及び第2判定値を増加し、使用頻度が低い時間帯であれば第1判定値及び第2判定値を減少する変更が可能である。このように判定値変更部34は、エレベーター1の運行状況を学習することで、学習結果に応じて第1判定値及び第2判定値を適宜変更する運用が可能となる。そして、第1判定値及び第2判定値が適切な値に変更されるため、電力供給部32が、乗りかご10で使用される機器に供給する電力の電力量を減じるタイミングを遅らせることができる。
また、判定値変更部34は、全階床における給電階の割合に応じて予め設定されていた第1判定値及び第2判定値を変更することも可能である。このため、給電階の設置状況が異なる建物に応じて適切な第1判定値及び第2判定値を判定値記憶部33に記憶させることができる。
[変形例]
なお、判定値変更部34が変更する判定値は、第1判定値又は第2判定値のいずれか一つだけでもよい。
また、例えば、バッテリー残量が蓄電容量の90%以上まで充電されると、電力供給部32は、乗りかご10で使用される機器に供給される電力の電力量を元に戻してもよい。このため、照明部24及び表示部26の輝度が回復し、空調部25のファンも回転を開始する。そして、バッテリー22が満充電、又は、バッテリー残量が蓄電容量の90%以上まで充電されるまでは、乗りかご10で使用される機器に供給する電力の電力量が減少したままとなる。このため、バッテリー残量の減少を抑えることができる。
また、エレベーター制御装置3は、乗りかご10に設けられてもよい。そして、エレベーター制御装置3自身がバッテリー22から電力の供給を受けて動作するようにしてもよい。
また、判定値記憶部33に記憶される判定値として、第1判定値及び第2判定値がある。しかし、判定値は少なくとも1つあればよい。また、3つ以上の判定値が設けられてもよい。そして、電力供給部32は、判定値毎に細かく分けた乗りかご10で使用される機器に対して供給する電力の電力量を個別に変更してもよい。
また、本発明は上述した実施の形態に限られるものではなく、請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りその他種々の応用例、変形例を取り得ることは勿論である。
例えば、上述した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために装置の構成を詳細かつ具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されない。また、ここで説明した実施の形態の構成の一部を他の構成に置き換えることは可能である。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
1…エレベーター、3…エレベーター制御装置、4…巻上機、5…昇降路、8…コイルユニット、21…受電部、21a…コイルユニット、21b…充電回路、22…バッテリー、24…照明部、25…空調部、26…表示部、27…かごドア、31…比較部、32…電力供給部、33…判定値記憶部、34…判定値変更部、35…運行制御部

Claims (4)

  1. 昇降路を移動する乗りかごと、前記乗りかごの運行を制御するエレベーター制御装置と、を備え、
    前記乗りかごは、
    前記乗りかごで使用される、前記乗りかご内を照明する照明部、表示部、並びに前記乗りかご内の温度を調整する空調部を含む機器に供給される電力を蓄電する蓄電部と、
    前記昇降路の給電階に設置された給電部から給電される電力を受電し、前記蓄電部を充電する受電部と、を有し、
    前記エレベーター制御装置は、
    前記蓄電部に蓄電される電力の電力残量と、予め設定された判定値として、第1判定値と、前記第1判定値より低い第2判定値とを比較する比較部と、
    前記比較部により前記電力残量が前記第1判定値以下であると判定された場合に、前記照明部及び前記表示部に供給する電力の電力量を減じ、前記比較部により前記電力残量が、前記第2判定値以下であると判定された場合に、前記空調部に供給する電力の前記電力量を減じる電力供給部と、
    前記乗りかごの運行状況として、前記乗りかごの運行時刻が含まれる時間帯に応じて、前記第1判定値及び前記第2判定値を変更し、過去の所定期間における前記電力残量の平均値が、現在の前記第1判定値以下である場合に、前記第1判定値及び第2判定値を増加する変更を行い、過去の所定期間における前記電力残量の平均値が、現在の前記第1判定値を超える場合に、前記第1判定値及び第2判定値を減少する変更を行う判定値変更部と、を備える
    エレベーター。
  2. 前記判定値変更部は、全階床に対する前記給電階の割合が基準値以上である場合に前記第1判定値及び第2判定値を維持し、全階床に対する前記給電階の割合が前記基準値未満である場合に前記第1判定値及び第2判定値を減じる変更を行う
    請求項1に記載のエレベーター。
  3. さらに、前記エレベーター制御装置は、
    前記乗りかごの運行を制御し、前記乗りかごの運行状況を前記比較部に通知する運行制御部を備え、
    前記機器には、前記乗りかごの停止階において乗場ドアと共に開閉するかごドアが含まれ、
    前記運行制御部は、前記比較部により前記電力残量が前記第2判定値以下であると判定され、かつ、前記乗りかごが前記給電階に到着した場合に、前記かごドアの開時間を、前記給電階以外の階床に停止した場合における前記かごドアの開時間よりも延長する
    請求項1又は2に記載のエレベーター。
  4. 昇降路を移動する乗りかごで使用される、前記乗りかご内を照明する照明部、表示部、並びに前記乗りかご内の温度を調整する空調部を含む機器に供給される電力を蓄電する蓄電部と、前記昇降路の給電階に設置された給電部から給電される電力を受電し、前記蓄電部を充電する受電部と、を備える前記乗りかごの運行を制御するエレベーター制御装置であって、
    前記蓄電部に蓄電される電力の電力残量と、予め設定された判定値として、第1判定値と、前記第1判定値より低い第2判定値を比較する比較部と、
    前記比較部により前記電力残量が前記第1判定値以下であると判定された場合に、前記照明部及び前記表示部に供給する電力の電力量を減じ、前記比較部により前記電力残量が、前記第2判定値以下であると判定された場合に、前記空調部に供給する電力の前記電力量を減じる電力供給部と、
    前記乗りかごの運行状況として、前記乗りかごの運行時刻が含まれる時間帯に応じて、前記第1判定値及び前記第2判定値を変更し、過去の所定期間における前記電力残量の平均値が、現在の前記第1判定値以下である場合に、前記第1判定値及び第2判定値を増加する変更を行い、過去の所定期間における前記電力残量の平均値が、現在の前記第1判定値を超える場合に、前記第1判定値及び第2判定値を減少する変更を行う判定値変更部と、を備える
    エレベーター制御装置。
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