JP2012192235A - スロットマシン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】役抽選テーブル62には、第1役の単独当選領域と、第1役及び第2役の重複当選領域とを含み、停止位置決定テーブル66は、第1役の単独当選時に用いられる第1停止位置決定テーブルと、第1役及び第2役の重複当選時に用いられる第2停止位置決定テーブルとを有する。第1停止位置決定テーブルは、リール31が所定位置にある瞬間にストップスイッチ42が操作されたときは、リール31の停止制御時における移動図柄数が所定数で第1役が入賞するように定められており、第2停止位置決定テーブルは、リール31が前記所定位置にある瞬間にストップスイッチ42が操作されたときは、リール31の停止制御時における移動図柄数が前記所定数と異なる数で第1役が入賞するように定められている。
【選択図】図8
Description
したがって、本発明が解決しようとする課題は、同一役の当選時であっても、異なる停止制御が行われる場合があるようにすることで、出目の多様化を図ることである。
第1の解決手段(請求項1の発明)は、複数の図柄を表示した複数のリールと、前記リールを始動させるためのスタートスイッチと、各前記リールごとに設けられ、前記リールを停止させるためのストップスイッチと、各役ごとに当選確率とを定めた役抽選テーブルと、前記スタートスイッチが操作されたときに、前記役抽選テーブルを用いて役の抽選を行う役抽選手段と、前記役抽選手段による役の抽選結果と、前記ストップスイッチが操作された瞬間の前記リールの位置とから、前記リールの停止位置を定めた停止位置決定テーブルと、前記ストップスイッチが操作されたときに、前記役抽選手段による役の抽選結果に対応する前記停止位置決定テーブルを用いて、前記リールの停止制御時における最大移動図柄数の範囲内においてその操作された前記ストップスイッチに対応する前記リールを停止させるように制御するリール停止制御手段とを備え、前記役抽選テーブルには、第1役の単独当選領域と、前記第1役及び第2役の重複当選領域とを含み、前記停止位置決定テーブルは、前記第1役の単独当選時に用いられる第1停止位置決定テーブルと、前記第1役及び前記第2役の重複当選時に用いられる第2停止位置決定テーブルとを有し、前記第1停止位置決定テーブルは、前記リールが所定位置にある瞬間に前記ストップスイッチが操作されたときは、前記リールの停止制御時における移動図柄数が所定数となるようにして、前記第1役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるように定められており、前記第2停止位置決定テーブルは、前記リールが前記所定位置にある瞬間に前記ストップスイッチが操作されたときは、前記リールの停止制御時における移動図柄数が前記所定数と異なる数となるようにして、前記第1役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるように定められていることを特徴とする。
第1の解決手段においては、第1役に単独当選したときは、第1停止位置決定テーブルが用いられ、第1役及び2役に重複当選したときは、第2停止位置決定テーブルが用いられる。
第1停止位置決定テーブルが用いられると、リールの停止制御時における移動図柄数が所定数となるようにして、第1役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させる。これに対し、第2停止位置決定テーブルが用いられると、リールの停止制御時における移動図柄数が所定数と異なる数となるようにして、第1役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させる。
したがって、第1役の単独当選時と重複当選時とを設け、それそれ異なる停止制御を実行することができる。
さらにまた、「リールが所定位置にある瞬間」とは、以下の実施形態では、例えば左リールについては、19番の図柄が有効ラインL1に位置する瞬間に相当する。さらに、「所定数」とは、その図柄を含めて3図柄(0番の図柄)に相当し、「所定数と異なる数」とは、その図柄を含めて1図柄に相当する。
さらにまた、第4の解決手段における第1有効ラインは、以下の実施形態では有効ラインL1に相当し、第2有効ラインは、有効ラインL5に相当する。
そして、第1停止位置決定テーブルは、例えばリプレイと小役との重複当選時に用いられる停止位置決定テーブルに相当し、第2停止位置決定テーブルは、リプレイと特別役との重複当選時に用いられる停止位置決定テーブルに相当する。そして、第1停止位置決定テーブルが用いられたときのリプレイに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるときの停止制御と、第2停止位置決定テーブルが用いられたときのリプレイに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるときの停止制御とが異なるように設定される。
(遊技制御手段)
スロットマシン10の遊技制御手段60は、スロットマシン10の遊技の進行や演出等を含むスロットマシン10全体を統括制御する手段であり、役の抽選、リール31の駆動制御、及び入賞時の払出し等の遊技の進行や、演出の出力等を制御するものである。遊技制御手段60は、制御基板上に設けられており、演算等を行うCPU、遊技の進行等に必要なプログラムや演出用のデータ等を記憶しておくROM、CPUが各種の制御を行うときに取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等を備える。
図1に示すように、遊技制御手段60の入力側(図1中、左側)には、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41、及びストップスイッチ42が電気的に接続されている。
ベットスイッチ40は、遊技者が貯留メダルを投入するときに操作するスイッチであって、その操作によって有効ラインが有効化されるスイッチである。なお、図1では、メダル投入口を図示していないが、メダル投入口は、ベットスイッチ40と同様に、有効ラインを有効化するために実際にメダルを投入する部分である。
さらにまた、ストップスイッチ42は、3つのリール31に対応して3つ設けられ、対応するリール31を停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
遊技制御手段60の出力側(図1中、右側)には、以下に示すモータ32等の周辺機器が電気的に接続されている。
モータ32は、リール31を回転させるためのものであり、リール31の回転中心部に連結され、遊技制御手段60によって制御される。
リール31は、リング状のものであって、その外周面には複数種類の図柄(役に対応する図柄の組合せを構成している図柄等)を印刷したリールテープを貼付したものである。
さらにまた、遊技制御手段60の出力側には、ランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23の演出出力機器が電気的に接続されている。なお、演出出力機器は、これらに限定されるものではない。
さらにまた、画像表示装置23は、液晶画像表示装置やドットディスプレイ等からなるものであり、遊技中に各種の演出画像や所定の情報等を表示するものである。
さらに、スロットマシン10の表示窓を含む部分には、図柄組合せライン(有効ライン)が設けられている。図2は、左、中及び右リール31と、5本の図柄組合せライン(有効ライン)L1〜L5を示す図である。
ここで、「図柄組合せライン」とは、リール31の停止時における図柄の並びラインであって図柄の組合せを形成させるラインである。本実施形態では、水平方向の中段(図中、L1)、上段(図中、L3)及び下段(図中、L2)にそれぞれ設けられたラインと、右下がり(図中、L5)及び左下がり(図中、L4)の斜め方向の各ラインの合計5本から構成されている。そして、各リール31の上下に連続する3図柄は、それぞれ1以上の図柄組合せライン上に位置している。
ここで、「有効ライン」とは、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止したときに、その役の入賞となるラインである。
一方、「無効ライン」とは、図柄組合せラインのうち、有効ラインとして設定されないラインであって、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止した場合であっても、その役に応じた利益の付与(メダルの払出し等)を行わないラインである。すなわち、無効ラインは、そもそも図柄の組合せの成立対象となっていないラインである。
なお、メダルの投入枚数に応じた有効ライン数及びラインの形状は、上記には限定されず、種々のパターンに設定することが可能である。
(役、役抽選手段)
役抽選手段61は、役の抽選を行うものである。図3は、抽選される役の種類と、その図柄の組合せ及び払出し枚数等を示す図である。ここで、本実施形態における役の種類としては、特別役(BB及びRB)、小役(小役1及び小役2)、リプレイ及び所定役が設けられている。
さらにまた、小役とは、予め定められた数の遊技媒体(本実施形態ではメダル)が払い出される役であり、本実施形態では、小役1及び小役2の2種類が設けられている。
また、所定役とは、特別遊技(BB遊技及びRB遊技)で抽選される(通常遊技では抽選されない)役であり、図柄の組合せは通常遊技でのリプレイと同一であるが、特別遊技中は、15枚のメダルが払い出される役となる。
なお、役は、遊技状態ごとに、それぞれ定められている。すなわち、遊技状態ごとに、後述する役抽選テーブル62が設けられている。
一方、通常遊技中(内部中)の役は、上記の非内部中の役から、特別役を除いた役である。すなわち、通常遊技において、非内部中は特別役の抽選が行われるが、特別役に当選して内部中になったときは、特別役の抽選は行われない。
役抽選手段61は、例えば通常遊技中は、BB、RB、小役1、小役2、リプレイ及び非当選の中から、抽出した乱数値に基づいて、当選の有無及び当選役を判定する。
図4は、本実施形態における役抽選テーブル62を示す図である。役抽選テーブル62は、抽選される役の種類と各役の当選確率とを定めたものである。また、役抽選テーブル62は、図4に示すように、遊技状態ごとに、特有の役抽選テーブル62が設けられている。
各役抽選テーブル62は、それぞれ所定の範囲の抽選領域を有し、この抽選領域は、各役の当選領域及び非当選領域に分けられているとともに、抽選される役が、予め設定された当選確率となるように所定の割合に設定されている。
先ず、役抽選テーブル62aは、通常遊技の非内部中に用いられるものである。役抽選テーブル62aでは、それぞれ、小役1、小役2、リプレイ、BB、RB、及び非当選がそれぞれ所定の当選領域を有するように定められいる。
また、図4に示すように、役の当選領域には、役の単独当選領域と、複数(本実施形態では2つ)の役の重複当選領域とが設けられている。
さらにまた、役抽選テーブル62cは、BB遊技中又はRB遊技中に用いられるものであり、役の当選領域として所定役の当選領域のみが設けられている。
役抽選テーブル切替え手段63は、役抽選テーブル62の切替えを制御するものであり、当該遊技(通常遊技)で用いる役抽選テーブル62を、上記役抽選テーブル62a及び62bの中からいずれか1つを選択するものである。
先ず、役抽選テーブル切替え手段63は、通常遊技で非内部中であるときは、役抽選テーブル62として、役抽選テーブル62aを選択する。
また、BB遊技又はRB遊技に移行すると、役抽選テーブル切替え手段63は、そのBB遊技又はRB遊技が終了するまで役抽選テーブル62cを用いる。そして、BB遊技又はRB遊技が終了し、通常遊技に移行すると、当該遊技から、役抽選テーブル62aに切り替えるように制御する。
特別役当選持越し手段64は、BB又はRBに当選したときは、当選したBB又はRBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまで(当選したBB又はRBが入賞するまで)の遊技において、BB又はRBの当選を次遊技以降に持ち越すように制御するものである。
このように、本実施形態では、役に当選した遊技でその役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しなかったときは、次遊技以降に持ち越される役と、持ち越されない役とが定められている。
リール停止制御手段65は、ストップスイッチ42が操作されたときに、役抽選手段61による役の抽選結果と、ストップスイッチ42が操作されたときのタイミングとに基づいて、後述する停止位置決定テーブル66を参照してそのストップスイッチ42に対応するリール31の停止位置を決定するとともに、モータ32を駆動制御して、その決定した位置にそのリール31を停止させるように制御するものである。
停止位置決定テーブル66は、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31の位置に基づいて、リール31の停止位置(リール31の停止時における有効ライン上の図柄)を定めたものである。
停止位置決定テーブル66は、(1)BBの単独当選時に用いられるBBテーブル、(2)RBの当選時に用いられるRBテーブル、(3)小役1又は小役2の当選時(小役2にあっては、単独当選時)にそれぞれ用いられる小役1テーブル又は小役2テーブル、(4)リプレイの単独当選時に用いられるリプレイテーブル、(5)非内部中において非当選時に用いられる非当選テーブルを備える。
なお、以上の停止位置決定テーブル66において、役の重複当選時や、特別役の当選を持ち越している遊技において小役やリプレイに当選した場合において、複数の役が入賞可能な状態であっても、実際に入賞する役は、いずれか1つである。すなわち、複数の役が(1遊技で)同時に入賞することはない。
これにより、リプレイ(特別遊技中の所定役を含む)に当選したときは、いずれの位置でストップスイッチ42が操作されても、いずれかの有効ラインに、リプレイに対応する図柄の組合せである「RP」−「RP」−「RP」を停止させることができる。
これに対し、リプレイ以外の役(BB、RB、小役1、小役2)が入賞可能な遊技であっても、それぞれこれらの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止可能な位置でストップスイッチ42が操作されなければ、その役は、入賞しない。
図6は、停止位置決定テーブル66の第1実施形態を示す図である。図中、上側は、リプレイテーブルを示しており、下側は、リプレイ優先第1テーブル、リプレイ優先第2テーブル又はリプレイ優先第3テーブルを示している。
このとき、左リール31については、0番の図柄が有効ラインL1に停止するように制御される。したがって、中段に「RP」の図柄が停止することとなる。
さらにまた、右リール31については、19番の図柄が有効ラインL1に停止するように制御される。したがって、中段に「RP」の図柄が停止することとなる。
よって、リプレイテーブルが用いられたときは、図2(a)に示すように、有効ラインL1に「RP」−「RP」−「RP」の図柄が停止することとなる。
このとき、左リール31については、20番の図柄が有効ラインL1に停止するように制御される。したがって、上段に「RP」の図柄が停止することとなる。
さらにまた、右リール31については、20番の図柄が有効ラインL1に停止するように制御される。このときは、下段に「RP」の図柄が停止することとなる。
よって、リプレイ優先第1テーブル、リプレイ優先第2テーブル又はリプレイ優先第3テーブルが用いられたときは、図2(b)に示すように、有効ラインL5に「RP」−「RP」−「RP」の図柄が停止することとなる。
これに対し、例えば全てのリール31の停止時に、右下がりの有効ラインL5に「RP」−「RP」−「RP」の図柄の組合せが停止したときは、遊技者は、リプレイと小役2との重複当選、BBとリプレイとの重複当選、又は特別役の当選を持ち越している可能性があることを知ることができる。
このようにして、リプレイの当選時には、複数の異なる有効ラインにリプレイに対応する図柄の組合せを停止させることができる。そして、停止した有効ラインに応じて、特別役に当選しているか否か等の期待度が異なるように設定することができる。
第2実施形態では、リプレイテーブルと、リプレイ優先第1テーブル、リプレイ優先第2テーブル又はリプレイ優先第3テーブルとで、リール31の停止制御時における「RP」の図柄の移動図柄数が異なる。
具体的には、左リール31の19番の「RP」が有効ラインL1を通過する瞬間にストップスイッチ42が操作されたときは、その図柄を含めて3図柄分だけ移動制御され、0番の「RP」が有効ラインL1に停止する。
図7において、例えば左リール31では、17番、18番又は19番の図柄が有効ラインL1を通過する瞬間にストップスイッチ42が操作されたときは、19番の「RP」の図柄が有効ラインL1に停止する。
さらに同様に、右リール31では、7番、8番又は9番の図柄が有効ラインL1を通過する瞬間にストップスイッチ42が操作されたときは、9番の「RP」の図柄が有効ラインL1に停止する。
停止図柄判別手段67は、リール31の停止時に、有効ラインに停止したリール31の図柄の組合せが、いずれかの役に対応する図柄の組合せと一致するか否かを判別するものである。停止図柄判別手段67は、例えばモータ32の停止時の角度やステップ数等を検知することにより、有効ライン上の図柄を判別する。
払出し手段68は、停止図柄判別手段67により、リール31の停止時に有効ラインに停止した図柄の組合せがいずれかの役に対応する図柄の組合せと一致すると判別され、その役の入賞となったときに、その入賞役に応じた所定枚数のメダルを遊技者に対して払い出すか、又はクレジットの加算等の処理を行うものである。また、リプレイの入賞時は、メダルを払い出すことなく、メダルを自動投入するように制御する。
特別遊技制御手段69は、特別遊技(BB遊技又はRB遊技)の開始(通常遊技から特別遊技への移行)、特別遊技中の遊技の進行、及び特別遊技の終了(特別遊技から通常遊技への移行)等を制御するものである。
先ず、通常遊技中に、BBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、BBの入賞となり、次遊技からBB遊技が開始される。
さらにまた、特別遊技制御手段69は、特別遊技状態の終了条件を満たすか否かを判別し続ける。本実施形態において、特別遊技状態の終了条件は、役(所定役)の入賞回数が8回に到達したこと、又は遊技回数が12回に到達したことの少なくとも一方を満たしたときである。
すなわち、BB遊技に移行すると、先ず、通常遊技と同様に所定枚数(例えば3枚)以内のメダルを投入して遊技を行う一般遊技を行い、この一般遊技でボーナスゲームに移行するための移行役の抽選を行う。一般遊技中に移行役が当選、入賞したときは、次遊技からボーナスゲームに移行させる。
そこで、本実施形態では、特別遊技制御手段69は、BB遊技中に払い出されたメダル枚数をカウントし、毎遊技、払い出された枚数を更新し続ける。
そして、特別遊技制御手段69は、カウントされた払出し枚数が上限値を超えた(465枚を超えた)と判別したときは、BB遊技の終了条件を満たすと判別する。
演出制御手段70は、上述した演出出力機器(ランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23)からの演出の出力を制御するものである。
演出制御手段70は、遊技ごとに、役抽選手段61による役の抽選結果に基づいて、演出パターンを選択する。特に本実施形態では、複数種類の演出パターンが予め設けられている。そして、演出制御手段70は、遊技の開始時等に、役抽選手段61による役の抽選が行われた後、ソフトウェア乱数を用いた抽選によっていずれか1つの演出パターンを選択する。
そして、演出制御手段70は、選択した演出パターンに従い、所定のタイミングで演出出力機器から演出を出力するように制御する。
図8は、遊技中における処理の流れを示すフローチャートである。図8のステップS11において、遊技制御手段60は、メダルが投入されたか否かを検知し続ける。ベットスイッチ40が操作される等、メダルの投入が検知されたときは、ステップS12に進む。ステップS12では、遊技制御手段60は、スタートスイッチ41がオンされたか否かを検知し続ける。そして、スタートスイッチ41のオンが検知されたときはステップS13に進む。ステップS13では、役抽選テーブル切替え手段63は、当該遊技の遊技状態に応じた役抽選テーブル62をセットする。そして、次のステップS14で、ステップS13でセットされた役抽選テーブル62を用いて、役抽選手段61は、役の抽選を行う。
(1)本実施形態では遊技媒体としてメダルを用いたが、例えば遊技球等、メダル以外の遊技媒体を用いるスロットマシンであっても本発明を適用することができる。
さらにまた、単独当選領域と重複当選領域とを有する役として、リプレイではなく小役に設定しても良い。すなわち、小役の単独当選領域と、小役及びリプレイの重複当選領域と、小役及び特別役の重複当選領域とを設けても良い。
例えば、リプレイ及び小役の重複当選領域と、リプレイ及び特別役の重複当選領域とを設け、前者と後者で、リプレイに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するときの停止制御が異なるようにしても良い(移動図柄数(停止時の図柄のスベリ数)が異なる場合や、停止する有効ラインが異なる場合等)。小役及びリプレイの重複当選領域と、小役及び特別役の重複当選領域とを設けた場合も同様である。
21 ランプ
22 スピーカ
23 画像表示装置
31 リール
32 モータ
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
60 遊技制御手段
61 役抽選手段
62(62a〜62c) 役抽選テーブル
63 役抽選テーブル切替え手段
64 特別役当選持越し手段
64a 特別役(BB、RB)フラグ
65 リール停止制御手段
66 停止位置決定テーブル
67 停止図柄判別手段
68 払出し手段
69 特別遊技制御手段
69a 特別遊技状態フラグ
70 演出制御手段
Claims (1)
- 複数の図柄を表示した複数のリールと、
前記リールを始動させるためのスタートスイッチと、
各前記リールごとに設けられ、前記リールを停止させるためのストップスイッチと、
各役ごとに当選確率とを定めた役抽選テーブルと、
前記スタートスイッチが操作されたときに、前記役抽選テーブルを用いて役の抽選を行う役抽選手段と、
前記役抽選手段による役の抽選結果と、前記ストップスイッチが操作された瞬間の前記リールの位置とから、前記リールの停止位置を定めた停止位置決定テーブルと、
前記ストップスイッチが操作されたときに、前記役抽選手段による役の抽選結果に対応する前記停止位置決定テーブルを用いて、前記リールの停止制御時における最大移動図柄数の範囲内においてその操作された前記ストップスイッチに対応する前記リールを停止させるように制御するリール停止制御手段と
を備え、
前記役抽選テーブルには、第1役の単独当選領域と、前記第1役及び第2役の重複当選領域とを含み、
前記停止位置決定テーブルは、前記第1役の単独当選時に用いられる第1停止位置決定テーブルと、前記第1役及び前記第2役の重複当選時に用いられる第2停止位置決定テーブルとを有し、
前記第1停止位置決定テーブルは、前記リールが所定位置にある瞬間に前記ストップスイッチが操作されたときは、前記リールの停止制御時における移動図柄数が所定数となるようにして、前記第1役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるように定められており、
前記第2停止位置決定テーブルは、前記リールが前記所定位置にある瞬間に前記ストップスイッチが操作されたときは、前記リールの停止制御時における移動図柄数が前記所定数と異なる数となるようにして、前記第1役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるように定められている
ことを特徴とするスロットマシン。
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