JP2012192039A - 炊飯器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】飯米および水をセットする内鍋10と、内鍋10を着脱可能に配設する炊飯器本体11と、内鍋10の上端開口を密閉する蓋体22と、内鍋10内の飯米を加熱する加熱手段と、内鍋10内の蒸気を外部へ排出する排気通路33と、予め設定されたプログラムに従って加熱手段を制御して内鍋10内の飯米を炊き上げる制御手段(マイコン60)と、を備えた炊飯器において、制御手段は、内鍋10内を沸騰状態に維持する第1電力制御工程を有する第1炊飯制御を実行と、第1炊飯制御の第1電力制御工程より加熱手段に対する通電率を小さくするとともに実行時間を長くした第2電力制御工程を有し、排気通路33からの蒸気の排出量を抑制した第2炊飯制御と、を実行可能な構成とする。
【選択図】図4
Description
よって、この炊飯器では、前記制御手段による第1および第2炊飯制御は、前記電力制御工程の後に、前記内鍋内の炊き上げた米飯を蒸らすむらし工程を有し、前記第2炊飯制御の第2むらし工程は、前記第1炊飯制御の第1むらし工程より実行時間が長くすることが好ましい。このようにすれば、蓋体に付着した露むらし工程で蓋体を加熱することにより、確実に蒸発させることができる。よって、蓋体に付着した露が炊き上げた米飯に垂れ落ちることによる変色や異臭の発生を確実に防止できる。
よって、前記制御手段による第1および第2炊飯制御は、前記電力制御工程の前に、前記内鍋内の飯米を前記電力制御工程より低い温度に維持する予熱工程を有し、前記第2炊飯制御の第2予熱工程は、前記第1炊飯制御の第1予熱工程より実行時間が短くすることが好ましい。このようにすれば、炊飯時間が長くなることを最小限に抑えることができる。また、第2予熱工程では、実行時間が短くなるため飯米への吸水が不足するが、後の第2電力制御工程の実行時間を長くしているため、十分に吸水不足を解消できる。
よって、前記制御手段による第2炊飯制御の第2電力制御工程では、前記第1炊飯制御の前記第1電力制御工程と比較した前記加熱手段に対する通電率の低減率を、炊飯容量が少なくなるに従って小さくすることが好ましい。このようにすれば、加熱ロスが多い少量炊飯時にも十分に熱量を加えることができるため、炊飯容量に拘わらず確実においしい米飯を炊き上げることができる。
よって、同一炊飯容量での前記内鍋への水の収容量を、前記第1炊飯制御より前記第2炊飯制御を少なくすることが好ましい。このようにすれば、第2炊飯制御を選択して炊飯した際に、炊き上げた米飯が柔らかくなることを防止できる。
予熱工程は、誘導加熱コイル17と蓋ヒータ26とを動作させ、内鍋10内を所定温度に維持することにより、飯米に水を吸収させるものである。本実施形態では、内鍋10内を設定温度T1(約45℃)に維持するために、鍋用温度センサ20による検出温度Taが設定温度Ta1(約40℃)を維持するように、予め設定した時間t1温調する。この予熱工程では、誘導加熱コイル17は、予め設定された電力P1aかつ通電率R1aでオンオフ制御される。蓋ヒータ26は、予め設定された電力P1bかつ通電率R1bで動作される。
中ぱっぱ工程は、誘導加熱コイル17と蓋ヒータ26とを動作させ、内鍋10内を沸騰直前の温度まで昇温させるものである。また、この中ぱっぱ工程は、内鍋10内にセットした飯米の炊飯容量を判別する容量判別工程を含む。本実施形態の中ぱっぱ工程は、中ぱっぱ1〜3に区画されている。これら中ぱっぱ1〜3では、誘導加熱コイル17は、投入される電力P2aと通電率R2aがそれぞれ変更される。また、蓋ヒータ26は、全て同一の電力P2bかつ通電率R2bで動作される。
電力制御工程は、誘導加熱コイル17、胴ヒータ19および蓋ヒータ26を動作させ、内鍋10内を沸騰温度に維持するものである。本実施形態の電力制御工程は、電力制御1〜3に区画されている。これら電力制御1〜3では、誘導加熱コイル17は、投入される電力P3aと通電率R3aがそれぞれ変更され、蓋ヒータ26は、全て同一の電力P3bかつ通電率R3bで動作され、胴ヒータ19は、全て同一の電力P3cかつ通電率R3cで動作される。
炊き上げ工程は、誘導加熱コイル17、胴ヒータ19および蓋ヒータ26を動作させ、内鍋10内を完全にドライアップさせるものである。この炊き上げ工程では、誘導加熱コイル17は、電力制御2の電力P3a-2と同一の電力P4a、かつ、電力制御2の通電率R3a-2と同一の通電率R4aで動作される。また、蓋ヒータ26および胴ヒータ19は、それぞれ電力制御2の電力P3b,P3cと同一電力P4b,P4c、かつ、電力制御2の通電率R3b,R3cと同一通電率R4b,R4cで動作される。この炊き上げ工程は、鍋用温度センサ20による検出温度Taがドライアップ設定温度Ta4(約110℃)になると終了する。
むらし工程は、ソレノイド38A,38Bをオフさせて内鍋10の内圧を外部に開放して、誘導加熱コイル17、胴ヒータ19および蓋ヒータ26を動作させ、内鍋10内の炊き上げた米飯を蒸らすものである。本実施形態のむらし工程は、むらし1〜3に区画されている。これらむらし1〜3では、誘導加熱コイル17は、投入される電力P5aと通電率R5aがそれぞれ変更され、蓋ヒータ26は、全て同一の電力P5bかつ通電率R5bで動作され、胴ヒータ19は、全て同一の電力P5cかつ通電率R5cで動作される。
11…炊飯器本体
17…誘導加熱コイル(第1加熱手段)
19…胴ヒータ(第2加熱手段)
22…蓋体
26…蓋ヒータ(第3加熱手段)
28…内蓋
33…排気通路
34…第1調圧弁
35…第2調圧弁
38A,38B…ソレノイド
40…操作パネル
59…制御基板
60…マイコン
Claims (5)
- 飯米および水をセットする内鍋と、
前記内鍋を着脱可能に配設する炊飯器本体と、
前記内鍋の上端開口を密閉する蓋体と、
前記内鍋内の飯米を加熱する加熱手段と、
前記内鍋内の蒸気を外部へ排出する排気通路と、
予め設定されたプログラムに従って前記加熱手段を制御して前記内鍋内の飯米を炊き上げる制御手段と、
を備えた炊飯器において、
前記制御手段は、
前記内鍋内を沸騰状態に維持する第1電力制御工程を有する第1炊飯制御と、
前記第1炊飯制御の前記第1電力制御工程より前記加熱手段に対する通電率を小さくするとともに実行時間を長くした第2電力制御工程を有し、前記排気通路からの蒸気の排出量を抑制した第2炊飯制御と、
を実行可能であることを特徴とする炊飯器。 - 前記制御手段による第1および第2炊飯制御は、前記電力制御工程の後に、前記内鍋内の炊き上げた米飯を蒸らすむらし工程を有し、
前記第2炊飯制御の第2むらし工程は、前記第1炊飯制御の第1むらし工程より実行時間が長いことを特徴とする請求項1に記載の炊飯器。 - 前記制御手段による第1および第2炊飯制御は、前記電力制御工程の前に、前記内鍋内の飯米を前記電力制御工程より低い温度に維持する予熱工程を有し、
前記第2炊飯制御の第2予熱工程は、前記第1炊飯制御の第1予熱工程より実行時間が短いことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の炊飯器。 - 前記制御手段による第2炊飯制御の第2電力制御工程では、前記第1炊飯制御の前記第1電力制御工程と比較した前記加熱手段に対する通電率の低減率を、炊飯容量が少なくなるに従って小さくしていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の炊飯器。
- 同一炊飯容量での前記内鍋への水の収容量を、前記第1炊飯制御より前記第2炊飯制御を少なくしたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の炊飯器。
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- 2011-03-16 JP JP2011058282A patent/JP5579643B2/ja active Active
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