JP2012185652A - 再生消耗品使用推奨システムとこれを用いる画像形成装置及び再生消耗品使用推奨方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像形成装置1に用いられる消耗品として再生消耗品の使用を推奨する再生消耗品使用推奨システムであって、消耗品の記憶手段に格納されている情報を検出する検出手段と、再生消耗品情報記憶手段と、検出手段による検出結果と再生消耗品情報記憶手段に格納されている再生消耗品の情報とを照合して前記消耗品が再生消耗品であるか否かを判断する消耗品判定手段と、前記消耗品が再生消耗品ではないと判定された場合は、再生消耗品を使用することを推奨する再生消耗品の使用推奨メッセージを通知するメッセージ通知手段を備えることを特徴とする。
【選択図】図8
Description
また、CO2排出量低減の為、ユーザに対して改善を推奨することも行なわれている。
これにより、ユーザは温室効果ガスの削減に対する評価を確認できるので、温室効果ガス削減への認識を高めることができる。
これにより、画像形成装置の使用による電力消費をCO2排出量に換算し、これに消耗品を消費することによるCO2排出量を加えて、総CO2排出量を求めるので、CO2排出実態の把握が容易で、ユーザがどのように装置を使用すればCO2排出量を低減することができるかの推奨モードを提示することができ、また、改善予測を行うことができる。
なお、本発明において、画像形成装置のReady時とは、ウォームアップ時、印刷JOBの合間、または入力部からの入力信号がない時(ユーザが画像形成装置の操作をしていない時)、スキャナユニットに原稿載置の信号がない時などを指す。
また、カーボンフットプリントマークを説明する説明文が備えられていることが好ましく、消耗品自体や消耗品の梱包材にカーボンフットプリントマークやその説明文が備えられていることが好ましい。
図1は発明を実施する形態の一例であって、本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体の構成を示す説明図である。
画像形成装置1は、外部から伝達される画像データに応じて所定のシート(記録用紙,記録媒体)に画像を形成するものである。画像形成装置1は、図1に示すように、主に、本体装置である電子写真プロセス部(図示省略)を備えた画像形成部3と、操作パネル100とスキャナユニット(図示省略)を備えた画像読取部2とを備えて構成されている。
給紙部4は、第1〜3カセット31,32,33、さらにオプションとして大容量カセット34を有している。大容量カセット34は、最も使用頻度の高い、例えばA4サイズの標準紙を大量に収容することができる。
画像形成部3に隣接して後処理装置5が構成されている。
後処理装置5には、第1排紙卜レイ52,第2排紙トレイ53が設けられている。
図2は本実施形態の画像形成装置の構成を示すブロック図である。
検出部509aは、ユーザが画像形成装置1で使用している消耗品の情報(再生消耗品であるか否か)を検出する。
図3は本実施形態の画像形成装置の再生消耗品使用推奨システムを構成する通信ネットワークの一例を示す説明図、図4は本実施形態に係る画像形成装置の再生消耗品使用推奨システムを構成する操作パネルの構成を示す説明図、図5は前記操作パネルを構成する表示部に表示されたDOCUMENT FILING モードの初期画面を示す説明図、図6は前記表示部に表示された販売店から通知された再生消耗品の使用推奨メッセージのプレビュー表示を示す説明図、図7は前記表示部に表示されたIMAGE SEND モードの初期画面を示す説明図である。
なお、表示部101は、操作面(入力部)100aと同一平面でなくとも、操作面(入力部)100aに対して開閉移動式であってもよいし、操作面(入力部)100aとは別に設けてもよい。また、それらを組み合わせてもよい。
すなわち、図6に示すように、再生消耗品の使用推奨メッセージのプレビュー画面101aの下部に、動作処理を選択する選択スイッチのサムネイルとして、「今後も再生消耗品を使用する」という再生消耗品選択アイコン131と、選択した結果を「確定して送信する」という確定送信アイコン132と、プレビュー画面101aを切換える(閉じる)画面切換アイコン133が並んで表示される。
なお、ここでは、画像形成装置1に関する情報の取得については説明を省略する。
CO2排出量は、LCA(ライフサイクルアセスメント)手法を活用して、下記一般式(I)で算定される。
iは上述した原材料調達から廃棄・リサイクルまでの活動量(プロセス)である。
ライフサイクルの各段階と活動量(プロセス)の例とを(1)から(5)に示す。
(1)原材料調達段階の活動量は、素材使用量である。
(2)生産段階の活動量は、組立て重量および生産時の電力消費量である。
(3)流通段階の活動量は、輸送量(輸送距離と積載率とトラックの積載量との積)である。
(4)使用・維持管理段階の活動量は、使用時の電力消費量である。
(5)廃棄・リサイクル段階の活動量は、埋立重量とリサイクル重量である。
なお、CO2排出量の単位は(kg)である。
従って、ラベルには、CO2の文字とCO2排出量(kg)との情報が記載される。
また、CO2排出量の単位は、(kg)以外にも(g)や(t)といった重量を表す単位でもよい。
また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE 1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、およびHDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。
図8は本実施形態の画像形成装置の再生消耗品使用推奨システムにより再生消耗品を使用することを推奨する手順を示すフローチャートである。
一方、ステップS4において、画像形成装置1に消耗品が装着されていると判断された場合は、その消耗品が再生消耗品であるか否かが判断される(ステップS5)。
そして、データ管理サーバ701において、検出部509aによる検出結果とデータ管理サーバ701に具備される記憶手段(再生消耗品情報記憶手段)に格納されている再生消耗品の情報とを照合して前記消耗品が再生消耗品であるか否かが判断される。
一方、ステップS5において、消耗品は再生消耗品ではないと判断された場合は、データ管理サーバ701において、再生消耗品の使用を推奨する使用推奨メッセージを図示しない記憶手段から読出し、画像形成装置1へメッセージの通知準備を行う(ステップS6)。
これにより、カーボンフットプリントラベルが何を示すものであるかをよりいっそう容易に知ることができ、消耗品を梱包材から開封する前に知ることで、開封の手間なしに地球環境への負荷を低減できる消耗品であることを知らせることができる。
以下に、上述した実施形態の再生消耗品使用推奨システムの変形例1について説明する。図9は本発明の再生消耗品使用推奨システムに係る実施形態の変形例1の画像形成装置の表示部に表示された再生消耗品の使用推奨メッセージのプレビュー表示の一例を示す説明図である。
制御部501は、前記消耗品が再生消耗品ではないと判定された場合は、記憶部502から再生消耗品の使用推奨メッセージを取り出して、図9に示すように、画像形成装置1の表示部101に再生消耗品の使用推奨メッセージのプレビュー画面201aを表示するように構成されている。
演算部503は、検出部509aにより検出された検出値(検出結果)と、記憶部502に格納された再生消耗品の情報とを照合演算する。
以下に、上述した実施形態の再生消耗品使用推奨システムの変形例2について説明する。図10は本発明の再生消耗品使用推奨システムに係る実施形態の変形例2の構成を示す説明図である。
100 操作パネル
101 表示部
101a,201a,801a プレビュー画面
110 操作キー
110a DOCUMENT FILING モードの初期画面
110b IMAGE SEND モードの初期画面
120a プレビュー確認用アイコン
120b Ecoviewアイコン
131 再生消耗品選択アイコン
132 確定送信アイコン
133 画面切換アイコン
501 制御部(検出結果通知手段)
502 記憶部
503 演算部
505 入力部
506 通信部
509a 検出部(検出手段)
700 LAN(ローカルエリアネットワーク)
701 データ管理サーバ(再生消耗品情報記憶手段、
消耗品判定手段、メッセージ通知手段)
710 衛星通信インフラ
800 端末装置
801 表示部
Claims (10)
- 購入またはリースされている画像形成装置に用いられる消耗品として再生消耗品の使用を推奨する再生消耗品使用推奨システムであって、
前記画像形成装置に用いられる消耗品に備えられた記憶手段または記録手段に格納されている情報を検出する検出手段と、
前記画像形成装置に用いられる再生消耗品の情報が格納された再生消耗品情報記憶手段と、
前記検出手段による検出結果と前記再生消耗品情報記憶手段に格納されている再生消耗品の情報とを照合して前記消耗品が再生消耗品であるか否かを判断する消耗品判定手段と、
前記消耗品判定手段により前記消耗品が再生消耗品ではないと判定された場合は、前記画像形成装置に再生消耗品を使用することを推奨する再生消耗品の使用推奨メッセージを通知するメッセージ通知手段と、を備えることを特徴とする再生消耗品使用推奨システム。 - 前記画像形成装置と前記消耗品の販売先のデータ管理サーバとが通信手段を介して接続されて、前記販売先により前記画像形成装置の前記消耗品の使用状況が監視可能に構成され、
前記画像形成装置は、前記検出手段による検出結果を前記データ管理サーバに通知する検出結果通知手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の再生消耗品使用推奨システム。 - 前記再生消耗品の使用推奨メッセージには、動作処理を選択するアイコンを含むことを特徴とする請求項2に記載の再生消耗品使用推奨システム。
- 前記再生消耗品の使用推奨メッセージの通知は、前記画像形成装置のReady時に前記画像形成装置の表示部に表示することを特徴とする請求項1から3のうちの何れか一項に記載の再生消耗品使用推奨システム。
- 前記再生消耗品の使用推奨メッセージの通知は、前記画像形成装置と通信接続された特定の端末装置の表示部に表示することを特徴とする請求項1から3のうちの何れか一項に記載の再生消耗品使用推奨システム。
- 前記表示部は、タッチパネルまたは操作キーを略一体的に備え、
前記表示部で前記タッチパネルまたは前記操作キーを操作することで前記再生消耗品の使用推奨メッセージを前記表示部に表示させることを特徴とする請求項4または5に記載の再生消耗品使用推奨システム。 - 前記消耗品は、カーボンフットプリントマークが備えられていることを特徴とする請求項1から6のうちの何れか一項に記載の再生消耗品使用推奨システム。
- 前記消耗品の記憶手段または記録手段は、ICチップ、バーコード、QRコードの何れかを用いることを特徴とする請求項1から7のうちの何れか一項に記載の再生消耗品使用推奨システム。
- 購入またはリースされている画像形成装置であって、請求項1から8のうちの何れか一項に記載の再生消耗品使用推奨システムを用いることを特徴とする画像形成装置。
- 購入またはリースされている画像形成装置に用いられる消耗品として再生消耗品の使用を推奨する再生消耗品使用推奨方法であって、請求項9に記載の画像形成装置を用いることを特徴とする再生消耗品使用推奨方法。
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JPN6014017157; 武山 一史: 'CO2排出量の「見える化」と荷主・輸送事業者間のデータ連携 〜EDI/EC技術を活用した取組み〜' 物流情報 第10巻 第3号, 20080805, 30-37ページ, 社団法人日本物流団体連合会 * |
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