JP2012155353A - 温室効果ガス排出権購入費用の使用用途選択システムとこれを用いる画像形成装置及び温室効果ガス排出権購入費用の使用用途選択方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像形成装置1に用いられる温室効果ガス排出権付き消耗品の排出権購入費用の使用用途を選択する温室効果ガス排出権購入費用の使用用途選択システムであって、消耗品の製品情報と排出権購入費用の使用用途の情報とを入手する情報入手手段(通信部506)、消耗品の製品情報と排出権購入費用の使用用途の情報を表示する表示部101、排出権購入費用の使用用途を選択するための使用用途選択手段(選択画面)、選択画面により選択された結果を消耗品の発注先に通知する選択結果通知手段(通信部506)を備えることを特徴とする。
【選択図】図8
Description
これにより、ユーザの温室効果ガス削減への認識を高めることができる。
さらに、消耗品のメーカーや販売店にとっても対環境に対して取り組んでいることをユーザにアピールでき、純正の消耗品の売り上げが向上して、販売店を通さずユーザへ販売される模造品の流通を抑制できる。
また、対環境意識の高いユーザにとっては、消耗品の対環境性能が一目で知ることができ、且つ該ユーザのニーズに応えることが可能で、消耗品の販売店またはリース店にとっても消耗品の売り上げ向上につながり、販売店を通さずユーザに販売される模造品の流通を抑制できる。
図1は発明を実施する形態の一例であって、本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体の構成を示す説明図である。
画像形成装置1は、外部から伝達される画像データに応じて所定のシート(記録用紙,記録媒体)に画像を形成するものである。画像形成装置1は、図1に示すように、主に、本体装置である電子写真プロセス部(図示省略)を備えた画像形成部3と、スキャナユニット(図示省略)を備えた画像読取部2とを備えて構成されている。
給紙部4は、第1〜3カセット31,32,33、さらにオプションとして大容量カセット34を有している。大容量カセット34は、最も使用頻度の高い、例えばA4サイズの標準紙を大量に収容することができる。
画像形成部3に隣接して後処理装置5が構成されている。
後処理装置5には、第1排紙卜レイ52,第2排紙トレイ53が設けられている。
図2は本実施形態の画像形成装置の構成を示すブロック図である。
そして、画像形成装置1は、この消耗品の記憶手段または記録手段に格納された情報を検出する検出部(検出手段)509aを備えている。
演算部503は、検出部509aにより検出された検出値(検出結果)と、記憶部502に記憶された純正消耗品(図示省略)であることのデータとを照合演算する。
図3は本実施形態に係る画像形成装置の温室効果ガス排出権購入費用の使用用途選択システムを構成する操作パネルの構成を示す説明図、図4は前記操作パネルを構成する表示部の初期画面を示す説明図である。
画像形成装置1に関する情報には、画像形成装置1に用いられる温室効果ガス排出権付消耗品の情報を含む。
本実施形態において、消耗品は温室効果ガス排出権付き消耗品とする。
図5は本実施形態の画像形成装置の操作パネルの表示部に表示される温室効果ガス排出権使用用途情報を選択する選択画面であって、前記画像形成装置を構成する構成要素のリスト表示の一例を示す説明図、図6は前記表示部に表示される前記画像形成装置に用いられる消耗品を選択する選択画面であって、前記消耗品の製品情報のリスト表示と前記消耗品の対環境性能情報としての環境エコラベル情報のサムネイル表示の一例を示す説明図、図7は前記消耗品の選択が確定した時の表示状態の一例を示す説明図、図8は前記消耗品の排出権購入費用使用用途を選択する選択画面であって、選択可能な排出権購入費用の使用先の事業の表示した一例を示す説明図、図9は前記事業のうちの「再生可能エネルギーに関する発電事業」の詳細内容を表示する表示画面の説明図、図10は前記事業のうちの「温室効果ガスの貯留事業」の詳細内容を表示する表示画面の説明図、図11は前記事業のうちの「温室効果ガスの吸収事業」の詳細内容を表示する表示画面の説明図、図12は前記画像形成装置から販売店に送信される通知画面の一例を示す説明図、図13は販売店から確定内容を受信したことが確認され時に表示される受信画面の一例を示す説明図である。
CO2排出量は、LCA(ライフサイクルアセスメント)手法を活用して、下記一般式(I)で算定される。
iは上述した原材料調達から廃棄・リサイクルまでの活動量(プロセス)である。
ライフサイクルの各段階と活動量(プロセス)の例とを(1)から(5)に示す。
(1)原材料調達段階の活動量は、素材使用量である。
(2)生産段階の活動量は、組立て重量および生産時の電力消費量である。
(3)流通段階の活動量は、輸送量(輸送距離と積載率とトラックの積載量との積)である。
(4)使用・維持管理段階の活動量は、使用時の電力消費量である。
(5)廃棄・リサイクル段階の活動量は、埋立重量とリサイクル重量である。
なお、CO2排出量の単位は(kg)である。
従って、ラベルには、CO2の文字とCO2排出量(kg)との情報が記載される。
また、CO2排出量の単位は、(kg)以外にも(g)や(t)といった重量を表す単位でもよい。
図14は本実施形態の画像形成装置の温室効果ガス排出権購入費用の使用用途選択システムにより消耗品の環境対応取得情報を入手するととものに消耗品の排出権購入費用の利用用途の依頼するための通信ネットワークの一例を示す説明図、図15は前記画像形成装置の温室効果ガス排出権購入費用の使用用途選択システムによる消耗品の排出権購入費用の利用用途を依頼する手順を示すフローチャートである。
記憶部502は、HDD装置であってもよく、Blu−rayディスク装置、ROMやRAM、またはUSBメモリ、メモリカードのメモリであってもよい。
表示部101には、図5に示すように、温室効果ガス排出権使用用途情報選択画面101aが表示される。
具体的には、消耗品として選択したイエロー色トナーカートリッジ203を確定する場合は、図7に示す次画面切換アイコン(確定用)123をタッチする。これにより、図8に示すように、表示部101に排出権購入費用使用用途選択画面101cが表示されて、排出権購入費用使用用途選択画面101cにおいて消耗品(イエロー色トナーカートリッジ203)の排出権購入費用の使用用途を選択する。
一方、ステップS10において、消耗品の排出権購入費用の使用用途の依頼書を送信すると判断された場合は、選択された消耗品の排出権購入費用の使用用途の依頼書が画像形成装置1の通信部506によりネットワークを介してトナーカートリッジのメーカーや販売会社、販売代理店、リース会社等(ここでは、販売店とする。)に送信される(ステップS11)。送信手段として、FAXを用いてもよい。これで依頼書の送信は完了する。
一方、ステップS15において、消耗品の排出権購入費用の使用用途の依頼書を継続して送信すると判断された場合は、消耗品の排出権購入費用の使用用途を選択して確定する処理が行なわれて(ステップS16)、依頼書を送信する処理が終了する。
また、入力部504としてタッチパネルを用いたが、Ubi−Fingerデバイスを用いたジェスチャー入力装置等を用いてもよい。
100 操作パネル
101 表示部(情報表示手段)
101a 温室効果ガス排出権使用用途情報選択画面
101b 環境エコラベル情報選択画面
101b1 情報表示エリア
101c 排出権購入費用使用用途選択画面(使用用途選択手段)
101d 発電事業詳細画面
101e 温室効果ガス貯留事業詳細画面
101f 温室効果ガス吸収事業詳細画面
101g 通知画面
101h 受信画面
110 操作キー
110a IMAGE SEND 初期画面
120 Ecoviewアイコン
201 黒色トナーカートリッジ
202 透明色トナーカートリッジ
203 イエロー色トナーカートリッジ
301,302,303,304,305,306 サムネイル(サムネイル表示)
401,402,403 選択アイコン
501 制御部
502 記憶部
506 通信部(情報入手手段、選択結果通知手段)
509a 検出部(検出手段)
521 プレビュー画像(依頼書)
601 プレビュー画像(依頼書の写し)
700 LAN(ローカルエリアネットワーク)
710 衛星通信インフラ
Claims (9)
- 画像形成装置に用いられる温室効果ガス排出権付き消耗品の排出権購入費用の使用用途を選択する温室効果ガス排出権購入費用の使用用途選択システムであって、
前記温室効果ガス排出権付き消耗品の製品情報と前記温室効果ガス排出権付き消耗品の排出権購入費用の使用用途の情報とを入手する情報入手手段と、
前記温室効果ガス排出権付き消耗品の製品情報と前記温室効果ガス排出権付き消耗品の排出権購入費用の使用用途の情報とを表示する表示部と、
前記温室効果ガス排出権付き消耗品の排出権購入費用の使用用途を選択するための使用用途選択手段と、
前記使用用途選択手段により選択された選択結果を前記温室効果ガス排出権付き消耗品の発注先に通知する選択結果通知手段と、
を備えることを特徴とする温室効果ガス排出権購入費用の使用用途選択システム。 - 前記温室効果ガス排出権付き消耗品の排出権購入費用の使用用途の情報は、温室効果ガスの発生量自体を削減する発生源削減手段の開発促進事業の情報、または温室効果ガスを吸収する事業の情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の温室効果ガス排出権購入費用の使用用途選択システム。
- 前記温室効果ガスの発生量自体を削減する発生源削減手段の開発促進事業の情報は、再生可能エネルギーに関する発電事業の情報であることを特徴とする請求項2に記載の温室効果ガス排出権購入費用の使用用途選択システム。
- 前記温室効果ガスを吸収する事業の情報は、温室効果ガスの貯留事業の情報、または温室効果ガスの吸収事業の情報を含むことを特徴とする請求項2に記載の温室効果ガス排出権購入費用の使用用途選択システム。
- 前記使用用途選択システムは、前記温室効果ガス排出権付き消耗品に備えられた記憶手段または記録手段に格納された情報を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された検出結果に基づき、前記温室効果ガス排出権付消耗品が純正の温室効果ガス排出権付消耗品であるか否かを判断する判定手段を備え、
前記情報入手手段は、前記温室効果ガス排出権付き消耗品が純正の温室効果ガス排出権付消耗品であった場合に、前記温室効果ガス排出権付き消耗品の製品情報と前記温室効果ガス排出権付き消耗品の排出権購入費用の使用用途の情報を取得できることを特徴とする請求項1または2に記載の温室効果ガス排出権購入費用の使用用途選択システム。 - 前記温室効果ガス排出権付き消耗品は、カーボンフットプリントラベルが備えられていることを特徴とする請求項1から5のうちの何れか一項に記載の温室効果ガス排出権購入費用の使用用途選択システム。
- 前記使用用途選択システムは、前記表示部に前記温室効果ガス排出権付き消耗品の製品情報と前記温室効果ガス排出権付き消耗品の排出権購入費用の使用用途の情報とを表示させる情報表示手段を備え、
前記情報表示手段は、タッチパネルまたは操作キーを前記表示部と略一体的に備えることを特徴とする請求項1から6のうちの何れか一項に記載の温室効果ガス排出権購入費用の使用用途選択システム。 - 請求項1から7のうちの何れか一項に記載の温室効果ガス排出権購入費用の使用用途選択システムを用いることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項8に記載の画像形成装置を用いることを特徴とする温室効果ガス排出権購入費用の使用用途選択方法。
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