JP5941125B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
近年、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置において、ユーザが機種を選定する際に、ユーザの使用環境に即した製品情報等を提示することで、ユーザに適した機種選択が行えるようにしたものが知られている。
従来技術として、例えば、用紙への画像形成に関する使用履歴と、現在使用している画像形成装置の製品スペックデータとに基づいて、当該装置に代わる新機種導入の際の指標となる推奨スペックデータを演算結果として決定し、決定された推奨スペックデータを出力するようにしたものが提案されている(特許文献1)。
これにより、画像形成装置の買い換え等の置き換え時のための、ユーザの使用環境に即した製品スペックを提示し、ユーザに相応しい新機種の選定を支援することができる。
特開2007−196485号公報
しかしながら、上述した画像形成装置によれば、ユーザの使用環境に即した製品スペックを提示することはユーザにとっては有用な買い換え情報となるが、近年の地球環境への配慮から、地球温暖化防止等に貢献したいと考える対環境意識の高いユーザにとっては情報不足であった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、ユーザに対して環境対応取得情報としてカーボンフットプリントを提供することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するための本発明に係る画像形成装置は、
画像形成装置の環境対応取得情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶された環境対応取得情報を表示する表示手段と、
前記記憶手段に記憶された情報を表示指示する表示指示手段と、
前記表示手段と前記表示指示手段とを制御する表示制御手段と、
を備え、
前記表示指示手段は、ユーザの指示を受け付けるものであって、
前記ユーザの指示を受け付けたときに、前記表示制御手段は、前記環境対応取得情報を表示させる制御を行うこと、
を特徴とする。
本発明の画像形成装置によれば、画像形成装置の環境負荷を算定した値であるカーボンフットプリントの取得要求を受け付け、取得要求を受け付けたときに、カーボンフットプリントの内訳情報として、画像形成装置における原材料調達段階、生産段階、流通段階、使用・維持管理段階及び廃棄・リサイクル段階における活動量に基づいて算出される温室効果ガスの排出量と、当該排出量から算出されるカーボンフットプリントとを取得し表示することができる。
したがって、ユーザに対して画像形成装置に関する環境負荷に関する情報を提供することができ、さらに、例えば、前記画像形成装置の使用頻度の節約や維持管理における費用を削減できる情報等を提供することができるので、ユーザが画像形成装置を買い換える際の環境に優しい画像形成装置選択の情報源となり、ユーザ、特に対環境意識の高いユーザのニーズに応えることができる。また、地球温暖化防止に貢献できる。
さらに、画像形成装置の販売店(画像形成装置のリース会社や画像形成装置のメーカーも含む)にとっても、画像形成装置の買い替えに伴う販売促進につながる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体の構成を示す説明図である。 前記画像形成装置の構成を示すブロック図である。 前記画像形成装置を構成する操作パネルの構成を示す説明図である。 前記操作パネルを構成する表示部の初期画面を示す説明図である。 前記操作パネルの表示部に表示されるサムネイル表示の一例を示す説明図である。 前記操作パネルの表示部に表示されるリスト表示の一例を示す説明図である。 環境対応取得情報のうちのカーボンホットプリントに関する情報の内訳の表示内容を示す説明図である。 前記画像形成装置の環境対応取得情報を入手するための通信ネットワークの一例を示す説明図である。 前記画像形成装置の環境対応取得情報を入手して表示部に表示する際の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
図1は発明を実施する形態の一例であって、本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体の構成を示す説明図である。
本実施形態は、図1に示すように、電子写真方式によりトナーを用いて画像を形成する画像形成装置1に用いられる操作パネル(表示装置)100であって、本発明に係る特徴的な表示装置の構成を採用したものである。
まず、画像形成装置1の全体構成について説明する。画像形成装置1は、外部から伝達される画像データに応じて所定のシート(記録用紙,記録媒体)に画像を形成するものである。画像形成装置1は、図1に示すように、主に、本体装置である電子写真プロセス部(図示省略)を備えた画像形成部3と、スキャナユニット(図示省略)を備えた画像読取部2とを備えて構成されている。
原稿画像をスキャナユニットで読み取ることにより得られた画像データは、各種処理が施された後、メモリに一旦記憶され、出力指示に応じてメモリから画像データを画像形成部3に出力して、感光体ドラム(図示省略)上に可視画像として再現した後、用紙上に画像を転写してトナー像を形成する。
画像形成部3に隣接して用紙を供給する給紙部4が構成されている。給紙部4は、第1〜3カセット31,32,33、さらにオプションとして大容量カセット34を有している。大容量カセット34は、最も使用頻度の高い、例えばA4サイズの標準紙を大量に収容することができる。
画像読取部2と画像形成部3の間には排紙トレイ51が形成されている。画像形成部3に隣接して後処理装置5が構成されている。後処理装置5には、第1排紙卜レイ52,第2排紙トレイ53が設けられている。
そして、画像形成装置1は、図示しないネットワーク回線(LAN、電話回線等)を介してPCやFAXと接続されている。
ここで、画像形成装置1の構成についてブロック図を参照して説明する。図2は本実施形態の画像形成装置の構成を示すブロック図である。
画像形成装置1は、図2に示すように、電気的構成として、画像形成装置1の動作を制御する制御部501、記憶部502、表示部503、入力部504、ネットワーク回線を介してPC等とLAN接続等を行う通信部505、画像処理を行う画像処理部507、画像形成を行う画像形成部508、トナー像の定着処理を行う定着部509、スキャナにおいて画像の読み取りを行う読取部506、後処理装置5(図2の周辺機器を指す)の動作を制御する制御部510などを備えている。
次に、本実施形態の画像形成装置1における特徴的な操作パネル(表示装置)100の構成について図面を参照して説明する。
図3は本実施形態に係る画像形成装置を構成する操作パネルの構成を示す説明図、図4は前記操作パネルを構成する表示部の初期画面を示す説明図である。
操作パネル100は、図3,図4に示すように、操作面(入力部)100aが略平面状に構成されて、その略中央部に表示部101が構成されている。
表示部101には、画像形成装置1による処理モードを選択する操作キー110が表示されている。操作キー110により、COPY モード、IMAGE SEND モード、DOCUMENT FILING モードが選択可能になっている。
表示部101は、画像形成装置1の電源をONにすると、図示しない初期画面が表示され、操作キー110によりIMAGE SEND モードを選択すると、図4に示すように、IMAGE SEND 初期画面110aが表示される。
IMAGE SEND 初期画面110aの画面左下には、操作キーとしてのEcoviewアイコン120が表示される。Ecoviewアイコン120をタッチすると、表示部101には、画像形成装置1が取得または認定されているエコラベルがサムネイル表示またはリスト表示で表示される。
また、操作パネル100は、リスト表示とサムネイル表示とを切り替えるアイコン(図示省略)と、IMAGE SEND モードの初期画面110aに戻すためのアイコン(図示省略)を備えている。
ここで、本実施形態における操作パネル100の表示部101に表示されるエコラベル情報(環境対応取得情報)としてのサムネイル表示またはリスト表示について、図面を参照して詳細に説明する。
図5は本実施形態の操作パネルの表示部に表示されるサムネイル表示の一例を示す説明図、図6は前記操作パネルの表示部に表示されるリスト表示の一例を示す説明図、図7は環境対応取得情報のうちのカーボンホットプリントに関する情報の内訳の表示内容を示す説明図である。
本実施形態では、表示部101には、エコラベル情報をサムネイル表示するサムネイル表示画面101a(図5を参照)、または、エコラベル情報をリスト表示するリスト表示画面101b(図6を参照)が表示される。
サムネイル表示画面101aには、図5に示すように、グリーン購入法適合商品のサムネイル201、エコマーク(登録商標)のサムネイル202、カーボンフットプリントラベルのサムネイル203、国際エネルギースタープログラム(登録商標)のサムネイル204、GPNデータベース掲載商品のサムネイル205、ブルーエンジェルのサムネイル206、ノルディックスワン(登録商標)のサムネイル207、などが表示される。
なお、図中のカーボンフットプリントラベルのサムネイル203のCO2排出量換算値は本実施例の説明上100kgとしている。これは画像形成装置の機種毎に値が変わるためである。
また、リスト表示画面101bには、図6に示すように、グリーン購入法適合商品のアイコン211、エコマーク(登録商標)のアイコン212、カーボンフットプリントのアイコン213、国際エネルギースタープログラム(登録商標)のアイコン214、GPNデータベース掲載商品のアイコン215、ブルーエンジェルのアイコン216、ノルディックスワン(登録商標)のアイコン217、などが表示される。
環境対応取得情報であるエコラベル情報として、グリーン購入法適合商品は、環境省が国や自治体で推進するグリーン購入について規定した法律に基づくものである。
エコマーク(登録商標)は、ISO規格に準拠する日本国の規格に基づくもので、様々な環境影響をライフサイクルに亘って考慮して環境保全に資する商品を認定し、表示するものである。
カーボンフットプリントラベルは、商品及びサービスの原材料調達から廃棄・リサイクルに至るライフサイクル全体を通しての環境負荷を定量的に算定するLCA(ライフサイクルアセスメント)手法を活用し、ライフサイクル全体における温室効果ガス排出量をCO2排出量に換算し表示するものである。
国際エネルギースタープログラム(登録商標)は、パソコンなどのオフィス機器の待機時における消費電力に着目したもので、米国、日本などで実施されているものである。
GPNデータベース掲載商品は、グリーン購入ネットワーク(GPN)の購入ガイドラインに基づくデータベースに登録のある製品である。
ブルーエンジェルは、ドイツのエコマークであって、環境に優しい商品や企業の環境に対する姿勢等を消費者が知るための重要な指標のひとつであり、商品の生産から廃棄にいたるまで、あらゆる工程での環境への評価はもとより、同一の用途・機能の他商品と比較して、省エネ等において優秀で、しかも商品の有用性や安全性が保証される商品などに与えられる。また、ノルディックスワン(登録商標)は、北欧諸国の公認エコラベル制度に基づくエコマークである。
サムネイル表示画面101aに表示されたそれぞれのサムネイルや、リスト表示画面101bに表示されたそれぞれのアイコンは、エコラベル情報の内訳情報を選択的に表示させる選択表示手段として構成されている。
本実施形態では、例えば、図5のサムネイル表示画面101aに表示されているカーボンフットプリントのサムネイル203、または、図6のリスト表示画面101bに表示されているカーボンフットプリントのアイコン213をユーザがタッチすると、図7に示すように、表示部101に、画像形成装置1のライフサイクルにおけるライフサイクル段階の内訳とCO2排出量換算値の内訳とが表示されるエコラベル情報内訳表示画面101cが表示される。
具体的には、画像形成装置1のカーボンフットプリントに関するエコラベル情報内訳表示画面101cには、図7に示すように、「ライフサイクル段階の内訳」として、原材料調達301、生産302、流通303、使用・維持管理304、廃棄・リサイクル305の項目を備えて、それぞれの項目に応じて「CO2排出量換算値の内訳」が表示されている。
本実施形態によれば、操作パネル100の表示部101にエコラベル情報を表示して、表示された画面上でユーザが所望する画像形成装置1におけるエコラベル情報を選択することにより、ユーザは特定したエコラベル情報を容易に表示して確認することができる。
すなわち、対環境意識の高いユーザは、例えば、自身の関係する使用・維持管理に関わるCO2排出量換算値を、図7に示すように、表示部101に表示されるカーボンフットプリンの詳細内容内訳より容易に知ることができる。
尚、図7中の右上に示すカーボンフットプリントラベルのマーク中に表示している100kgは、画像形成装置1のライフサイクル段階における原材料調達から廃棄・リサイクルまでのCO2排出量換算値の合計量を示している。
本実施形態の場合は、使用・維持管理に関わるCO2排出量の値が画像形成装置1のライフサイクルにおける合計量100kgの20%を占めていることが分かり、画像形成装置1の使用の節約や維持管理費の削減をすることによって、20%をより削減する活動を助成することができ、延いては、地球温暖化防止に貢献できるといった満足感を得ることができる。
また、使用・維持管理に関わるCO2排出量換算値が20kgあることも判り、画像形成装置1の販売店によりいっそう使用・維持管理に関わるCO2排出量換算値が少ない画像形成装置への買い替えやリースを試みて、結果、販売店にとっても画像形成装置の販売促進につながる。
ここで、画像形成装置1のライフサイクルにおける情報とは、画像形成装置1の原材料調達段階に始まり、生産段階、流通段階、使用・維持管理段階、廃棄・リサイクル段階の間に排出する温室効果ガスの種類と排出量の情報である。
温室効果ガスの種類には、京都議定書で対象となったCO2、CH4、N2O、HFCs、PFCs、SF6の6種類があるが、CO2に換算した値がラベルに記録されるので、Ecoviewサムネイル表示には画像形成装置のCO2換算値が表示される。
CO2排出量は、LCA(ライフサイクルアセスメント)手法を活用して、下記一般式(I)で算定される。
CO2排出量=Σ(活動量i×CO2排出原単位)・・・(I)
iは上述した原材料調達から廃棄・リサイクルまでの活動量(プロセス)である。
ライフサイクルの各段階と活動量(プロセス)の例とを(1)から(5)に示す。
(1)原材料調達段階の活動量は、素材使用量である。
(2)生産段階の活動量は、組立て重量及び生産時の電力消費量である。
(3)流通段階の活動量は、輸送量(輸送距離と積載率とトラックの積載量との積)である。
(4)使用・維持管理段階の活動量は、使用時の電力消費量である。
(5)廃棄・リサイクル段階の活動量は、埋立重量とリサイクル重量である。
なお、CO2排出量の単位は(kg)である。
従って、ラベルには、CO2の文字とCO2排出量(kg)との情報が記載される。
また、CO2排出量の単位は、(kg)以外にも(g)や(t)といった重量を表す単位でもよい。
なお、画像形成装置1のライフサイクルにおける情報以外にも様々なエコラベルの情報を表示することができる。法定マークや自主マーク等の何れであってもよい。また、時代の趨勢に添った新しい環境基準が制定された場合であっても、同様に表示することができる。
さらには、国や地域が異なれば取得する環境ラベルや認定される環境ラベルも異なるが、何れにおいても本発明を適応することができる。
次に、本実施形態の画像形成装置1の操作パネル100によるエコラベル情報(環境対応取得情報)の詳細表示内容をネットワークから取得する際の操作について説明する。
図8は本実施形態の画像形成装置の環境対応取得情報を入手するための通信ネットワークの一例を示す説明図、図9は前記画像形成装置の環境対応取得情報を入手して表示部に表示する際の手順を示すフローチャートである。
本実施形態において、画像形成装置1の全体制御は、図2に示すように、制御部501により行なわれる。また、画像形成装置1の環境対応取得情報であるエコラベル情報は、記憶部502に記憶されている。記憶部502は、HDD装置であってもよく、Blu−rayディスク装置、ROMやRAM、またはUSBメモリ、メモリカードのメモリであってもよい。
また、画像形成装置1のエコラベル情報は、例えば、通信部505におけるLAN接続によりネットワークを介して画像形成装置1のエコラベル情報を持つ販売店やリース会社などのウエブサイトにアクセスしてエコラベル情報を入手することもできる。
例えば、図8に示すように、複数のユーザA,B,Cは、それぞれの端末機である画像形成装置1の通信部505におけるLAN接続によりLAN(ローカルエリアネットワーク)400を介して販売店やリース会社などのサーバ401にアクセスしたり、通信衛星411を利用した衛星通信インフラ410を介してアクセスすることが可能である。
LAN(ローカルエリアネットワーク)400としては、有線の場合は、イーサネットIEEE規格の10BASE−T、100BASE−TX、10GBASE−T等や、それらの光マルチモードの10BASE−F、100BASE−F、1000BASE−X、10GBASE−R、10GBASE−W、10GBASE−X、無線の場合は、WiMAXのIEEE 802.16(ブロードバンド無線規格)、IEEE 802.16a(固定無線通信の標準規格、IEEE 802.16規格の使用周波数帯を変更したもの)、IEEE 802.16-2004(固定区間に用いられる方式、別名IEEE 802.16a/REVd)、WAN、そして、クラウドコンピューティングサービス(専用事業者:クラウドプロバイダー)も利用できる。
次に、画像形成装置1において、画像形成装置1の環境対応取得情報の詳細表示内容をネットワークから取得してその情報を表示部101に表示する場合について、フローチャートに沿って説明する。
図9に示すように、画像形成装置1の電源をONにすると、図示しない初期画面が表示される(ステップS1)。その初期画面において、画像形成装置1による処理モードを選択する操作キー110によりIMAGE SEND モードを選択して、IMAGE SEND モードが実行される(ステップS2)。このとき、表示部101には、IMAGE SEND 初期画面110aが表示される。
そして、IMAGE SEND 初期画面110aに表示されたEcoviewアイコン120がタッチされたか否かが判断される(ステップS3)。ステップS3において、Ecoviewアイコン120がタッチされていないと判断された場合は、画像形成装置1のエコラベル情報の入手処理は実行されずに終了する。
一方、ステップS3において、Ecoviewアイコン120がタッチされたと判断された場合は、通信部505におけるLAN接続によりネットワークを介して画像形成装置1のエコラベル情報を持つウエブサイトにアクセスしてエコラベル情報に関する詳細情報が入手され、そして、入手された詳細情報は記憶部502に格納される(ステップS4)。
そして、エコラベル情報に関する詳細情報を表示部101に表示するか否かが判断される(ステップS5)。ステップS5において、エコラベル情報に関する詳細情報を表示しないと判断された場合は、画像形成装置1のエコラベル情報の表示処理は実行されずに終了する。
一方、ステップS5において、エコラベル情報に関する詳細情報を表示すると判断された場合は、表示部101に画像形成装置1のエコラベル情報に関する詳細情報を表示する。そして、画像形成装置1のエコラベル情報の入手処理と表示処理は終了する。
以上のように構成したので、本実施形態によれば、画像形成装置1の操作パネル100において、表示部101の構成として、図5,図6に示すように、画像形成装置1の環境対応取得情報として取得したエコラベル情報をサムネイル表示やリスト表示する機能を備え、図7に示すように、環境対応取得情報としてカーボンフットプリントラベルに関する情報、すなわち画像形成装置1のライフサイクルにおける温室効果ガスの種類(CO2)と温室効果ガスの総排出量との情報を含むエコラベル情報を表示するとともに、画像形成装置1のライフサイクルにおける情報の内訳情報を表示するようにしたので、ユーザに対して画像形成装置1に関する環境対応取得情報を明確に提供することができる。従って、例えば、画像形成装置1の使用頻度の節約や維持管理における費用を削減できる情報等を提供することで、ユーザが画像形成装置を買い換える際の環境に優しい画像形成装置選択の情報源となり、ユーザ、特に対環境意識の高いユーザのニーズに応えることができる。その結果、地球温暖化防止にも貢献できる。
尚、画像形成装置1に表示する場合は、印刷設定時やFAX設定時、メール設定時等の操作中以外に表示することが好ましい。画像形成装置1を複数のユーザで使用している場合は、各種操作設定の邪魔になる虞がある。従って、画像形成装置1の電源ON後やスリープモードからの復帰時に表示させ、環境対応取得情報を表示することがより好ましい。
また、電源ON後の例えば「しばらくお待ち下さい」というメッセージや「画質調整中です」等のメッセージと伴に表示させてもよい。このようにすることで、画像形成装置1を緊急で印刷したい等の場合は、「しばらくお待ち下さい」というメッセージや「画質調整中です」等のメッセージが消えたReady状態後に緊急印刷処理が終了した後に環境対応取得情報を表示するなどして、画像形成装置1を有効利用できる。
なお、本実施形態では、環境対応取得情報の内訳情報として、図7に示すように、画像形成装置1のライフサイクルにおける使用・維持管理に関する温室効果ガス(CO2)と温室効果ガスの排出量を表示しているが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、ブルーエンジェルの内訳情報として、コピー機における消費電力、オゾン量、埃や塵の量、騒音(音量)などの値を表示するものや、ノルディックスワン(登録商標)の内訳情報として、製品の最大待機電力(例えば、コピー機:0W〜175W、OFFモードで5W〜20W)の値を表示するものであってもよい。
また、本実施形態では、表示部101にEcoviewアイコン120を備えて、表示切換えスイッチとしているが、画面サイズが小さく、且つ操作部(メニューキー、テンキー、プリントキー等)が小さくEcoviewアイコンが設けられない場合には、表示部101以外の箇所にEcoview操作キーを備えることもできる。また、本実施形態では、Ecoviewアイコン120を表示部101の右側下部に設けているが、特に限定せず、表示部101においての上部、下部、左側、右側の何れの箇所に設けてもよい。
なお、上述した実施形態及び変形例では、本発明に係る表示装置の構成を図1に示すような画像形成装置1の操作パネル100に適用した例について説明したが、表示部を有する操作パネルを備える装置であれば、上述したような構成の画像形成装置や複写機に限定されるものではなく、その他の装置、例えば家電製品、民生用機器(映像・音響・通信などに関連した電子機器や装置において、一般消費者による使用・一般家庭での使用を目的としていること、または、そのことを前提に開発・設計された製品・規格を指す)、及び業務用機器(法人(企業や学校、官公庁)など、一般家庭以外の用途を前提として開発された製品)等に展開が可能である。
さらに、本実施例の画像形成装置1とLAN400を介して画像形成装置1を操作できるパーソナルコンピュータや携帯情報端末、または液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ、プラズマチューブアレイディスプレイ、電気泳動等を利用した電子ペーパーディスプレイ、電子放出素子を用いたディスプレイ(FED、SED)等のディスプレイを備えた電子機器も利用可能である。
以上のように、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
また、本発明は、画像形成装置の環境対応取得情報を表示する機能を備える表示部を有し、前記環境対応取得情報として、前記画像形成装置のライフサイクルにおける温室効果ガスの種類と前記温室効果ガスの総排出量との情報を含み、前記表示部は、前記環境対応取得情報を表示するとともに、前記画像形成装置の内訳情報を表示する機能を備えることを特徴とする表示装置に適用しても良い。
また、本発明は、前記環境対応取得情報を、リスト表示またはサムネイル表示することとしても良い。
また、本発明は、前記表示装置の構成として、前記環境対応取得情報に応じてその内訳情報を前記表示部に選択的に表示させる選択表示手段を備えることとしても良い。
また、本発明は、前記内訳情報として、少なくとも前記画像形成装置のライフサイクルにおける使用・維持管理に関する前記温室効果ガスの種類と前記温室効果ガスの排出量とを含むこととしても良い。
また、本発明は、前記表示装置の構成として、前記内訳情報を前記画像形成装置の記憶装置または前記画像形成装置と接続されたネットワークを介して販売店やリース会社などから入手する機能を備えることとしても良い。
また、本発明によれば、前記環境対応取得情報を、リスト表示またはサムネイル表示することで、ユーザに対する内訳情報の視認性の向上を図ることができる。
また、本発明によれば、前記表示装置の構成として、前記環境対応取得情報に応じてその内訳情報を前記表示部に選択的に表示させる選択表示手段を備えることで、ユーザの所望する内訳情報を容易に表示させることができ、操作の利便性の向上を図ることができる。
また、本発明によれば、前記内訳情報として、少なくとも前記画像形成装置のライフサイクルにおける使用・維持管理に関する前記温室効果ガスの種類と前記温室効果ガスの排出量とを含むことで、ユーザに対して画像形成装置に関する環境情対応取得報を提供することができる。
また、本発明によれば、前記表示装置の構成として、前記内訳情報を前記画像形成装置の記憶装置または前記画像形成装置と接続されたネットワークを介して入手する機能を備えることで、前記記憶装置に記憶させた前記内訳情報を入手する場合は通信費用が削減でき、一方、前記ネットワークを介して前記内訳情報を入手する場合は前記記憶装置の記憶容量を削減できるので安価な記憶装置を用いることができる。
また、本発明の画像形成装置によれば、請求項1から5のうちの何れか一項に記載の表示装置を備えたことで、ユーザに対して画像形成装置に関する環境対応取得情報を提供することができるので、ユーザが画像形成装置を買い換える際の環境に優しい画像形成装置選択の情報源となり、ユーザ、特に対環境意識の高いユーザのニーズに応えることができる。
1 画像形成装置
100 操作パネル(表示装置)
101 表示部
101a サムネイル表示画面
101b リスト表示画面
101c エコラベル情報内訳表示画面
110 操作キー
110a IMAGE SEND 初期画面
120 Ecoviewアイコン
201,202,203,204,205,206,207 サムネイル
211,212,213,214,215,216,217 アイコン
301 原材料調達(内訳情報)
302 生産(内訳情報)
303 流通(内訳情報)
304 使用・維持管理(内訳情報)
305 廃棄・リサイクル(内訳情報)
400 LAN(ローカルエリアネットワーク)
410 衛星通信インフラ

Claims (5)

  1. 画像形成装置の環境対応取得情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶された環境対応取得情報を表示する表示手段と、
    前記記憶手段に記憶された情報を表示指示する表示指示手段と、
    前記表示指示があった場合に、前記表示手段に、前記環境対応取得情報に対応するラベルを表示するラベル表示手段と、
    前記ラベル表示手段により表示されたラベルから、一のラベルを選択するラベル選択手段と、
    前記選択されたラベルに対応する前記環境対応情報を表示する環境対応取得情報表示手段と、
    を備え、
    前記環境対応取得情報表示手段は、前記環境対応情報を表示するとともに、前記ラベル表示手段により表示されたラベルの中から、選択されたラベルと同一のラベルを表示することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記環境対応取得情報は、前記画像形成装置が取得したカーボンフットプリントのマークまたは、前記画像形成装置のライフサイクル段階における原材料調達段階の活動量の二酸化炭素排出量換算値であること、を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記表示手段には、前記環境対応取得情報の名称を羅列して表示すること、
    を特徴とする請求項1又はに記載の画像形成装置。
  4. 前記ラベル表示手段により表示されたラベルと、前記環境対応取得情報表示手段により表示されたラベルとは、略同一の大きさであることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記環境対応取得情報表示手段は、
    前記環境対応情報の種類及び値を行毎に複数表示し、
    前記ラベルを表示する場合には、前記環境対応情報の値と同一線上近傍に表示されることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の画像形成装置。
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