JP2012185218A - 楽音制御装置及び楽音制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ジョイスティックのレバーの操作領域内に第1操作領域42,43,44及び第2操作領域45,46,47を設ける。第1操作領域42,43,44及び第2操作領域45,46,47に楽音の発生態様を制御する第1パラメータ及び第2パラメータをそれぞれ割り当てる。第1設定手段は、レバーによる指定位置の第1操作領域42,43,44への操作に応じて、第1パラメータの値を設定する。第2設定手段は、前記指定位置の第2操作領域45,46,47への操作に応じて、第2パラメータの値を設定する。第3設定手段は、前記指定位置の第1操作領域42,43,44から第2操作領域45,46,47への操作に応じて、第1パラメータを設定する。
【選択図】図4
Description
設定すれば、演奏者は、入力装置を直感的に操作して、楽音の発生態様の変化量を制御出来る。また、例えば、指定位置の移動方向が所定の方向であるとき、指定位置の移動速度又は加速度の大きさが大きくなるに従って、楽音の発生態様の変化量が大きくなるように、第1パラメータの値を設定してもよい。また、例えば、指定位置の軌跡の形状、前記軌跡の形状の大きさなどに応じて第1パラメータの値を設定するようにしてもよい。これらのように構成した場合も、演奏者は、入力装置を直感的に操作して、第1パラメータの値を制御できる。
本発明の第1実施形態に係る楽音制御装置を適用した電子楽器の全体構成について図1を用いて説明する。この電子楽器は、鍵盤10及び操作パネル20を備えている。鍵盤10は、それぞれ発生させる楽音信号の音高を指定するとともに楽音信号の発生及び停止を指示する複数の白鍵及び黒鍵からなる。操作パネル20には、表示器21、設定操作子22及びジョイスティック23が配置されている。表示器21は、液晶ディスプレイ(LCD)によって構成され、表示画面上に文字、図形などを表示する。この表示器21の表示は、表示制御回路24によって制御される。表示制御回路24は、バス27を介して、後述のコンピュータ部28から表示器21に表示するデータを入力する。
ROM28cは、この電子楽器に予め組み込まれている半導体メモリ、及びハードディスク、並びにこの電子楽器に装着可能なHDD、FDD、CD−ROM、MO、DVDなどの大容量の不揮発性記録媒体と、同各記録媒体に対応するドライブユニットを含むものであり、各種プログラム及び各種データを記憶する。この各種データには、楽音の発生態様を制御する楽音制御パラメータの初期値、同楽音制御パラメータの値を表示器21に表示させるための表示データなどが含まれる。また、これらの各種プログラム及び各種データは予め各記録媒体に記録されていてもよいし、後述する外部インターフェース回路31を介して外部から取り込んでもよい。RAM28dは、各種プログラムの実行に必要なデータを一時的に記憶する。
また、例えば、レバー23aを右方向に倒して第1操作領域42に操作位置を移動させてベンドアップし、その状態からレバー23aを上方向に倒して第2操作領域45に操作位置を移動させてフォール効果を付与したとき、ベンドアップした状態は保持されている。すなわち、そのベンドアップした音程から徐々に音程を下降させる効果を付与することができる。このとき、第2操作領域45内で左右方向に操作位置を移動させても、楽音の音程に影響を与えない。このように、操作位置が、第1操作領域42,43,44のいずれかの領域と第2操作領域45,46,47のいずれかの領域との境界を跨ぐように移動しても、移動元の操作領域において設定したパラメータの値が保持されるので、第2操作領域45,46,47に割り当てた特殊効果のオン/オフを制御しやすい。したがって、従来のジョイスティックではあまり有効に活用されていなかった第2操作領域45,46,47を有効に活用できる。また、演奏者の意図通りに演奏でき、演奏が不自然になるのを防止できる。また、ジョイスティック23は、レバー23aの傾きを検出可能であればよいので、既存のジョイスティックを採用でき、コストを抑えることができる。
つぎに、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態の構成は、第1実施形態と同様であるが、取得したレバー23aの操作位置を一時的にRAM28dに記憶しておき、操作位置の移動速度を計算し、前記計算した移動速度を用いて特殊効果のオン/オフ状態を制御するようにしている。
第2操作領域45,46,47に移動する直前のベンドアップ量、ベンドダウン量又はビブラート量が保持される。一方、レバー23aの操作位置が第2操作領域45,46,47のいずれかの領域から第1操作領域42,43,44のいずれかの領域に移動したとき、
第1操作領域42,43,44に移動する直前のカットオフ周波数オフセット量又はレゾナンスオフセット量が保持される。また、不感帯41に移動したときには、ベンドアップ量、ベンドダウン量、ビブラート量、カットオフ周波数オフセット量及びレゾナンスオフセット量が「0」に設定される。したがって、1つの入力装置を用いて、音程及び音色を独立して制御できる。
すなわち、X座標が「+px2」〜「+px3」であり、かつY座標が「+py2」〜「+py3」の領域が、第1操作領域57と第1操作領域58が重複する領域60である。また、第2操作領域61は、X座標が「+px3」〜「+pxmax」であり、Y座標が「+py3」〜「+pymax」の領域である。なお、「+px2」、「+px3」及び「+pxmax」の値並びに「+py2」、「+py3」及び「+pymax」の値はそれぞれこの順に大きくなるものとする。そして、例えば、第1操作領域57及び第1操作領域58にそれぞれピッチベンドアップ及びビブラートを割り当てた場合、レバー23aの操作位置が、領域60にあるときにおいては、その位置に応じて発生させる楽音にビッチベンドアップとビブラートの効果を同時に付与するようにすればよい。なお、第2操作領域61には、特殊効果オン、カットオフ周波数アップ量、カットオフ周波数ダウン量、レゾナンス量などを割り当てておき、上記実施形態と同様に楽音の発生態様を制御すればよい。これによれば、より多様な効果を楽音に付与できる。
他のMIDI機器の音源を制御する情報(コントロールチェンジ情報)として、MIDIインターフェース回路などから出力するようにしても良い。この場合、上記電子楽器の音源回路29を省略すれば、他のMIDI機器をコントロールするためのコントローラ単体として構成出来る。
Claims (4)
- 楽音の発生態様を制御する第1パラメータ及び第2パラメータをそれぞれ割り当てた互いに重複しない第1操作領域及び第2操作領域内の位置であって、演奏者によって指定された位置を指定位置として検出する位置検出器を有する入力装置と、
前記指定位置の前記第1操作領域への操作に応じて、前記第1パラメータの値を設定する第1設定手段と、
前記指定位置の前記第2操作領域への操作に応じて、前記第2パラメータの値を設定する第2設定手段と、
前記指定位置の前記第1操作領域から前記第2操作領域への操作に応じて、前記第1パラメータの値を設定する第3設定手段とを備えたことを特徴とする楽音制御装置。 - 請求項1に記載の楽音制御装置において、
前記第2設定手段は、前記指定位置の移動速度に応じて、前記第2パラメータの値を設定することを特徴とする楽音制御装置。 - 請求項1に記載の楽音制御装置において、
前記第2設定手段は、前記指定位置の軌跡に応じて、前記第2パラメータの値を設定することを特徴とする楽音制御装置。 - 楽音の発生態様を制御する楽音制御装置に適用され、前記楽音制御装置が備えるコンピュータに、
前記楽音の発生態様を制御する第1パラメータ及び第2パラメータをそれぞれ割り当てた互いに重複しない第1操作領域及び第2操作領域内の位置であって、演奏者によって指定された位置を指定位置として検出する位置検出機能と、
前記指定位置の前記第1操作領域への操作に応じて、前記第1パラメータの値を設定する第1設定機能と、
前記指定位置の前記第2操作領域への操作に応じて、前記第2パラメータの値を設定する第2設定機能と、
前記指定位置の前記第1操作領域から前記第2操作領域への操作に応じて、前記第1パラメータの値を設定する第3設定機能とを実現させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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