JP2012184819A5 - - Google Patents

Claims (12)

1. 電動モータ、前記電動モータの出力によって駆動される入力軸を備えた減速ユニット、前記減速ユニットの出力部材によって回転駆動されるハブユニット及び前記電動モータと前記減速ユニットを収納したハウジングとから構成され、前記減速ユニットの入力軸が軸方向の２個所に設けた軸受によって支持された電気自動車用駆動装置において、前記２個所の軸受が共に前記出力部材によって支持され、ハブユニットの軸方向２個所に配置されたハブ軸受のインボード側ハブ軸受のＰＣＤをアウトボード側ハブ軸受のＰＣＤより大に設定したことを特徴とする電気自動車用駆動装置。
2. 前記アウトボード側ハブ軸受は前記ハブユニットの内方部材と外方部材の間に介在され、前記インボード側ハブ軸受は前記出力部材と外方部材の間に介在されたことを特徴とする請求項１に記載の電気自動車用駆動装置。
3. 前記入力軸を支持する一対の軸受は、いずれも前記入力軸と電動モータのロータ支持部材との嵌合部よりもアウトボード側に配置される支持構造をとることを特徴とする請求項１又は２に記載の電気自動車用駆動装置。
4. 前記出力部材が、前記減速ユニットの減速回転部材の軸方向両側に配置された一対のフランジを有し、前記減速回転部材の支持ピンの両端部が各フランジに固定されることによって前記フランジ相互が結合一体化され、各フランジの内径面と前記入力軸との間にそれぞれ前記の各軸受が介在されたことを特徴とする請求項１から３のいずれかに記載の電気自動車用駆動装置。
5. 前記減速ユニットが、入力軸に同軸状に設けられるサンギヤ及びリングギヤ、前記サンギヤとリングギヤの間に円周方向等配に設けられる複数のピニオンギヤ、前記ピニオンギヤを保持するキャリヤとからなる遊星ギヤ形式であることを特徴とする請求項４に記載の電気自動車用駆動装置。
6. 前記ハブ軸受のアウトボード側のハブ軸受のボールと、ピニオンシャフト及びインボード側のハブ軸受のボールのセンターからの半径をそれぞれｒ１、ｒ２及びｒ３としたとき、ｒ１＜ｒ３かつｒ２＜ｒ３の関係があることを特徴とする請求項５に記載の電気自動車用駆動装置。
7. 前記減速ユニットが、前記遊星ギヤ形式であり、前記フランジ相互が周方向に所要の間隔をおいて設けられたブリッジによって一体化され、そのブリッジ相互間にピニオンギヤが収納され、そのピニオンピンの両端部が前記のフランジによってそれぞれ支持されたことを特徴とする請求項５又は６に記載の電気自動車用駆動装置。
8. 前記一対の軸受がそれぞれ転がり軸受によって構成され、一対の転がり軸受の外輪相互間に環状の間座が介在され、前記間座は前記減速回転部材と対向する部分において干渉回避のための窓穴が設けられ、前記間座の固定ビスが前記ブリッジ部外径面からねじ込まれたことを特徴とする請求項１から７のいずれかに記載の電気自動車用駆動装置。
9. 前記減速ユニットが、前記電動モータの内径側に配置され、減速ユニットと電動モータの収納部がハウジングに設けた隔壁によって区画されたことを特徴とする請求項１から８のいずれかに記載の電気自動車用駆動装置。
10. 前記隔壁が、ハウジングに設けた隔壁基部と、その隔壁基部に連結固定された隔壁部材とにより構成されたことを特徴とする請求項９に記載の電気自動車用駆動装置。
11. 前記電動モータのステータが、前記減速ユニットの外径側においてハウジングに固定され、ロータが前記ステータと前記隔壁の間に配置され、前記ロータの支持部材が前記入力軸に嵌合一体化されたことを特徴とする請求項９又は１０に記載の電気自動車用駆動装置。
12. 前記電動モータ及び減速ユニットを収納したハウジングに前記ハブユニットの外方部材のフランジを固定したことを特徴とする請求項１から１１のいずれかに記載の電気自動車用駆動装置。