JP2010025158A - 車両用駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、車両用駆動装置に関し、ポンプ駆動を減速後の回転速度で実現させつつ、そのポンプを収納するための専用のスペースを空けるのを不要とすることにある。
【解決手段】インホイルモータ12と、インホイルモータ12の回転を減速してアクスルハブ32に伝達する減速機構30としての内歯ギヤ42と、を備える車両用駆動装置10において、内歯ギヤ42の回転に伴って駆動され、インホイルモータ12を冷却する冷却オイルを吐出するギヤポンプ52を備える。そして、ギヤポンプ52を、内歯ギヤ42の内周側かつアクスルハブ32の車両内側に配置し、アクスルハブ32の回転軸中心に結合されたシャフト部54の周囲に設け、内歯ギヤ42の回転に伴ってそのシャフト部54が回転することにより駆動させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用駆動装置に係り、特に、車両に搭載され、インホイルモータと、インホイルモータの回転を減速してアクスルハブに伝達する減速機構としての内歯ギヤと、を備える車両用駆動装置に関する。
従来、インホイルモータによりアクスルハブを回転させて車両の有する車輪を駆動する車両用駆動装置が知られている(例えば、特許文献1及び2参照)。この特許文献1記載の車両用駆動装置は、インホイルモータと、インホイルモータの回転を減速させる減速機構と、減速機構により減速されたインホイルモータの回転が伝達されるアクスルハブと、を備えていると共に、減速機構を潤滑すべくオイル溜まりから潤滑オイルを吸い上げて吐出するポンプを備えている。このポンプは、インホイルモータの回転軸上に設けられており、インホイルモータが回転することにより駆動される(段落[0021]参照)。従って、上記した特許文献1記載の車両用駆動装置においては、インホイルモータが回転されてその回転が減速機構で減速されてアクスルハブに伝達される際に、ポンプが駆動されてその減速機構へ潤滑オイルが吐出されるので、減速機構をその作動時に潤滑することが可能である。
また、特許文献2記載の車両用駆動装置は、インホイルモータの回転を減速してアクスルハブに伝達する減速機構として、内周側全周に歯車が形成された内歯ギヤを備えている。そして、インホイルモータの出力軸には、内歯ギヤに噛合するピニオンギヤが形成されている。インホイルモータが回転されると、その回転が内歯ギヤを通して減速されてアクスルハブに伝達される。
特開2006−240429号公報 特開2007−218382号公報
ところで、上記した特許文献2記載の車両用駆動装置において減速機構を潤滑させるべく、上記した特許文献1記載のポンプを適用した場合、以下に示す不都合が生ずるおそれがある。すなわち、上記した特許文献1記載の車両用駆動装置において、ポンプは、インホイルモータの回転軸上に設けられる。このため、減速機構による減速前の回転速度でポンプ駆動がなされ、ポンプの最高回転数が高くなるので、その結果として、ポンプが焼き付き、キャビテーションが発生し易いものとなる。また、インホイルモータの回転軸上にポンプを設けるためのスペースが必要となるので、その結果として、インホイルモータの回転軸上にポンプのための専用のスペースを空けることが必要となる。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、ポンプ駆動を減速後の回転速度で実現させつつ、そのポンプを収納するための専用のスペースを空けるのを不要とした車両用駆動装置を提供することを目的とする。
上記の目的は、インホイルモータと、インホイルモータの回転を減速してアクスルハブに伝達する減速機構としての内歯ギヤと、を備える車両用駆動装置であって、前記内歯ギヤの回転に伴って駆動され、インホイルモータ又は前記内歯ギヤを冷却し又は潤滑する液体を吐出するポンプを備える車両用駆動装置により達成される。
この態様の発明において、インホイルモータ又は前記内歯ギヤを冷却し又は潤滑する液体を吐出するポンプは、インホイルモータの回転を減速してアクスルハブに伝達する内歯ギヤの回転に伴って駆動される。この場合、ポンプの駆動は、内歯ギヤによる減速後の回転速度で実施されるので、ポンプの最高回転数が低く抑えられる。また、ポンプは内歯ギヤの回転に伴って駆動されるポンプであるので、そのポンプを内歯ギヤの内周側の空間に収めることが可能である。従って、本発明によれば、ポンプ駆動を減速後の回転速度で実現させつつ、そのポンプを収納するための専用のスペースを空けるのを不要とすることができる。
ところで、上記した車両用駆動装置において、前記ポンプを前記内歯ギヤの内周側に配置することとすればよい。
また、上記した車両用駆動装置において、前記ポンプは、前記アクスルハブの回転軸中心に結合されたシャフト部の周囲に設けられており、前記内歯ギヤの回転に伴って前記シャフト部が回転することにより駆動されることとすればよい。
また、上記した車両用駆動装置において、前記ポンプを、前記アクスルハブの車両内側に配置することとすればよい。
更に、上記した車両用駆動装置において、前記ポンプは、前記内歯ギヤを収納するハウジング内に貯留される冷却液体又は潤滑液体を汲み上げて吐出するポンプであることとすればよい。
本発明によれば、ポンプ駆動を減速後の回転速度で実現させつつ、そのポンプを収納するための専用のスペースを空けるのを不要とすることができる。
以下、図面を用いて、本発明の具体的な実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施例である車両用駆動装置10の全体構成図を示す。図2は、本実施例の車両用駆動装置10の要部の拡大構成図を示す。また、図3は、図2に示す車両用駆動装置10を直線III−IIIで切断した際の断面図を示す。本実施例の車両用駆動装置10は、車両の有する駆動輪それぞれに設けられる駆動装置であり、いわゆるインホイルモータを有する電動車両に適用される装置である。尚、図1及び図2において、左側が車両外側であり、右側が車両中央側である。
車両用駆動装置10は、インホイルモータ12を備えている。インホイルモータ12は、車体側(具体的にはナックル)に連結固定されたハウジング14と、ハウジング14に固定されたステータ16と、ステータ16の内周側にステータ16に対して所定のエアギャップを介して対向して回転自在に配置されたロータ18と、ロータ18に取り付けられたモータ出力軸20と、ハウジング14にモータ出力軸20を回転自在に支持する転がり軸受22,24と、を有している。ステータ16は、車載電源からコイルに通電される。ロータ18は、ステータ16のコイルが通電された際にそのステータ16との間に電磁力が作用することで回転される。
車両用駆動装置10は、また、インホイルモータ12に接続される減速機構30と、減速機構30に接続されるアクスルハブ32と、を備えている。減速機構30は、インホイルモータ12のモータ出力軸20とアクスルハブ32との間に介在されており、インホイルモータ12のモータ出力軸20の回転を所定の減速比で減速してアクスルハブ32に伝達する機能を有している。また、アクスルハブ32には、ゴム状のタイヤ34が取り付けられたホイール36がボルト締結されていると共に、ブレーキ装置のブレーキディスク37がボルト締結されている。アクスルハブ32は、ハウジング14に転がり軸受38を介して回転自在に支持されている。
減速機構30は、小径のピニオンギヤ40と、大径の内歯ギヤ42と、を有する平歯車機構である。ピニオンギヤ40の外周面と内歯ギヤ42の内周面とは噛合している。ピニオンギヤ40は、軸方向に所定幅だけ延びている。また、内歯ギヤ42は、径方向に広がる円盤部42aと、円盤部42aに接続して、軸方向にピニオンギヤ40と同程度の幅だけ延びる本体部42bと、からなる。内歯ギヤ42の内周側には、円盤部42aと本体部42bとにより仕切られてかつ開口したスペースが形成される。ピニオンギヤ40の歯数は、内歯ギヤ42の歯数よりも少なく設定されている。
ピニオンギヤ40は、インホイルモータ12のモータ出力軸20の先端(図1及び図2における左側)に形成され或いは一体的に取り付け固定されている。また、内歯ギヤ42は、その円盤部42aがアクスルハブ32にボルト締結されることによりアクスルハブ32に連結固定されている。アクスルハブ32の回転軸中心すなわちホイール36の回転軸中心Hcと、インホイルモータ12のモータ出力軸20の回転軸中心Mcとは、距離Cだけオフセットされている。
上記した車両用駆動装置10において、車載電源からインホイルモータ12のステータ16のコイルが通電されると、その通電状態に合わせてステータ16とロータ18との間に電磁力が作用し、ロータ18の回転によりモータ出力軸20が回転される。モータ出力軸20が回転されると、その回転に合わせてピニオンギヤ40が回転し、その回転がそのピニオンギヤ40と噛合する内歯ギヤ42に伝達されて、内歯ギヤ42が所定の減速比で減速されて回転される。この際、内歯ギヤ42に連結固定されたアクスルハブ32がその内歯ギヤ42と一体的に回転され、その回転がモータ出力軸20の回転に対して所定の減速比で行われることとなる。
アクスルハブ32は、モータ出力軸20の回転方向が特定の一方向であるときは、ホイール36を車両前進させるように回転され、一方、モータ出力軸20の回転方向が他方向であるときは、ホイール36を車両後退させるように回転される。
このように、本実施例の車両用駆動装置10においては、インホイルモータ12による回転を減速機構30を介して所定の減速比でアクスルハブ32に伝達することができ、これにより、ホイール36、タイヤ34、及びブレーキディスク37を含む車輪をその回転軸中心で回転させることができ、いわゆるインホイルモータ12を用いた車輪の回転駆動を実現することが可能となっている。
また、車両用駆動装置10は、インホイルモータ12を冷却する冷却装置50を備えている。冷却装置50は、内接型の回転ポンプであるギヤポンプ52を有している。ギヤポンプ52は、アクスルハブ32に一体に形成されてそのアクスルハブ32と一体的に回転するシャフト部54を取り囲むようにその周囲に設けられている。シャフト部54は、アクスルハブ32の回転軸中心Hc上に延在しており、アクスルハブ32の車両内側でその回転軸中心Hcに結合されている。ギヤポンプ52は、アクスルハブ32の車両内側に配置されており、アクスルハブ32の回転すなわち内歯ギヤ42の回転に伴ってシャフト部54が回転することにより回転駆動される。
ギヤポンプ52は、車体側ハウジング14の、アクスルハブ32の車両内側の回転軸中心Hcと対向する部位に空けられた円柱状の開口穴56と、開口穴56内でシャフト部54に一体的に取り付け固定されたドライブロータ58と、ドライブロータ58の外周面と内周面が接するドリブンロータ60と、開口穴56を塞ぐようにハウジング14にボルト締結されるポンプカバー62と、を有している。
ギヤポンプ52において、ドライブロータ58及びドリブンロータ60は、ハウジング14の開口穴56内に配置された状態で、ポンプカバー62が車両外側からその開口穴56を塞ぐようにハウジング14に固定されることにより封止される。ギヤポンプ52は、ポンプカバー58を用いてドライブロータ58及びドリブンロータ60が封止された状態になることで駆動可能となる。
ハウジング14には、減速機構30の内歯ギヤ42を回転自在に収納するギヤ収納室64が設けられている。ギヤ収納室64内には、その下部に冷却オイルが貯留されるオイル溜まり66が形成されている。オイル溜まり66には、ハウジング14に形成されるサクションポート68を介して上記の開口穴56が連通している。また、開口穴56には、ハウジング14に形成されるプレッシャーポート70を介して、インホイルモータ12に連通する冷却路(図示せず)が連通している。
ギヤポンプ52は、ギヤ収納室64内に配設されており、内歯ギヤ42の内周側に配置されている。ギヤポンプ52は、アクスルハブ32の回転すなわち内歯ギヤ42の回転に伴ってシャフト部54が回転した時に、オイル溜まり66からサクションポート68を介して冷却オイルを汲み上げ、その冷却オイルをプレッシャーポート70を介して冷却路へ吐出することにより、その冷却オイルをインホイルモータ12へ供給する。
上記した車両用駆動装置10において、インホイルモータ12の回転が減速機構30を介してアクスルハブ32に伝達されると、そのアクスルハブ32がモータ出力軸20の回転に対して所定の減速比で回転され、シャフト部54がそのアクスルハブ32と一体的に回転される。シャフト部54が回転されると、ギヤポンプ52が回転駆動され、オイル溜まり66から冷却オイルが吸い上げられて、その冷却オイルがインホイルモータ12へ吐出される。
このように、本実施例の車両用駆動装置10においては、減速機構30によりインホイルモータ12による回転が減速されてアクスルハブ32に伝達される際、内歯ギヤ42の回転と一体的にアクスルハブ32すなわちシャフト部54が回転することによりギヤポンプ52を回転駆動させて、冷却オイルをその回転するインホイルモータ12へ吐出することができ、これにより、その回転するインホイルモータ12の冷却を実現することが可能となっている。
また、本実施例の車両用駆動装置10において、インホイルモータ12を冷却する冷却オイルを吐出するギヤポンプ52は、シャフト部54すなわちアクスルハブ32の回転と一体的に回転駆動される。アクスルハブ32の回転は、減速機構30によりインホイルモータ12の回転を減速した後の内歯ギヤ42の回転と同じ回転速度でなされる。従って、ギヤポンプ52の回転駆動は、減速機構30による減速後の回転速度で実施されることとなる。
このため、本実施例によれば、ギヤポンプ52を、減速機構30による減速前の比較的高速なインホイルモータ12の回転速度ではなく、その減速後の比較的低速なアクスルハブ32の回転速度で回転駆動させることができるので、ギヤポンプ52の最高回転数を低く抑えることが可能となっており、その結果として、ギヤポンプ52の焼き付きを防止することが可能であり、冷却オイルのキャビテーションを抑制することが可能である。
また、本実施例の車両用駆動装置10において、上記のギヤポンプ52は、内歯ギヤ42の回転軸中心すなわちアクスルハブ32の回転軸中心Hcに結合されてその軸方向に延在するシャフト部54の周囲に設けられている。内歯ギヤ42の内周側には、必然的に、円盤部42aと本体部42bとにより仕切られたスペースが形成されるが、上記のギヤポンプ52は、その内歯ギヤ42の内周側の空間に配置される。このため、本実施例によれば、ギヤポンプ52を収納するための空間を、内歯ギヤ42の内周側の空間とは別個に設けることは不要であり、減速機構30としての内歯ギヤ42の内周側のスペースを有効活用することが可能であり、ホイール36内の限られた空間を効率よく活用したポンプ配置を実現することが可能である。
従って、本実施例の車両用駆動装置10によれば、ギヤポンプ52の回転駆動をその最高回転数が低く抑えられるように、インホイルモータ12の回転を減速させた後の回転速度で実現させつつ、そのギヤポンプ52を収納するための専用のスペースを空けるのを不要とすることが可能となっており、その結果として、インホイルモータ12の回転によってアクスルハブ32を回転させつつそのインホイルモータ12を冷却させるために必要なすべての機構をホイール36内に収めることが可能となっている。
また、本実施例の車両用駆動装置10において、ギヤポンプ52は、内歯ギヤ42の内周側の空間に配置されると共に、そのギヤポンプ52へ冷却オイルを導くオイル溜まり66は、内歯ギヤ42の内周側に具体的にはそのギヤポンプ52が配設されるギヤ収納室64内に形成される。かかる構造においては、オイル溜まり66とギヤポンプ52の開口穴56とが近接するので、両者を繋ぐ経路を比較的短くすることが可能である。従って、本実施例の車両用駆動装置10によれば、インホイルモータ12を冷却する冷却装置50の、オイル溜まり66からギヤポンプ52までの吸入経路を単純化・簡略化することが可能となっている。
更に、本実施例の車両用駆動装置10において、ギヤポンプ52は、アクスルハブ32の車両内側に配置される。かかる構造においては、ギヤポンプ52からインホイルモータ12へ至るまでの経路を設計し易くなり、その経路が単純化される。
尚、上記の実施例においては、ギヤポンプ52が特許請求の範囲に記載した「ポンプ」に、冷却オイルが特許請求の範囲に記載した「液体」に、それぞれ相当している。
ところで、上記の実施例においては、ギヤポンプ52を、アクスルハブ32の回転具体的にはアクスルハブ32の回転軸中心Hcに結合されたシャフト部54の回転により一体的に回転駆動させるものとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、インホイルモータ12のモータ出力軸20からアクスルハブ32までの途中(すなわち、インホイルモータ12の回転を減速させた減速後の回転速度の得られる部位)に、そのギヤポンプ52を駆動するための駆動シャフトを設けたうえで、その駆動シャフトによりギヤポンプ52を回転駆動させることとしてもよい。
また、上記の実施例においては、内歯ギヤ42の回転すなわちアクスルハブ32の回転に伴って一体的に回転駆動され、インホイルモータ12を冷却する冷却オイルを吐出するポンプとして、ギヤポンプ52を用いることとしたが、本発明はギヤポンプに限定されるものではなく、回転ポンプやベーンポンプであってもよい。
また、上記の実施例においては、内歯ギヤ42の回転すなわちアクスルハブ32の回転に伴って一体的に回転駆動されるギヤポンプ52を、インホイルモータ12を冷却する冷却オイルを吐出するポンプとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、減速機構30の各部位を冷却する冷却オイルを吐出するポンプとしてもよいし、また、減速機構30の各部位を潤滑する潤滑オイルを吐出するポンプとしてもよい。
更に、上記の実施例においては、ギヤポンプ52が汲み上げて吐出する液体をオイルとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、オイル以外の水などの液体としてもよい。
本発明の一実施例である車両用駆動装置の全体構成図である。 本実施例の車両用駆動装置の要部の拡大構成図である。 図2に示す車両用駆動装置を直線III−IIIで切断した際の断面図である。
符号の説明
10 車両用駆動装置
12 インホイルモータ
14 ハウジング
20 モータ出力軸
30 減速機構
32 アクスルハブ
40 ピニオンギヤ
42 内歯ギヤ
52 ギヤポンプ
54 シャフト部
66 オイル溜まり

Claims (5)

  1. インホイルモータと、インホイルモータの回転を減速してアクスルハブに伝達する減速機構としての内歯ギヤと、を備える車両用駆動装置であって、
    前記内歯ギヤの回転に伴って駆動され、インホイルモータ又は前記内歯ギヤを冷却し又は潤滑する液体を吐出するポンプを備えることを特徴とする車両用駆動装置。
  2. 前記ポンプを前記内歯ギヤの内周側に配置したことを特徴とする請求項1記載の車両用駆動装置。
  3. 前記ポンプは、前記アクスルハブの回転軸中心に結合されたシャフト部の周囲に設けられており、前記内歯ギヤの回転に伴って前記シャフト部が回転することにより駆動されることを特徴とする請求項1又は2記載の車両用駆動装置。
  4. 前記ポンプを、前記アクスルハブの車両内側に配置したことを特徴とする請求項2又は3記載の車両用駆動装置。
  5. 前記ポンプは、前記内歯ギヤを収納するハウジング内に貯留される冷却液体又は潤滑液体を汲み上げて吐出するポンプであることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項記載の車両用駆動装置。
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