JP2012179234A - フットスイッチの支持構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】装置本体101の側壁部102に設けられたフットスイッチ2の係止部3と、フットスイッチ2の前部に設けられ係止部3に対して上下方向に移動自在に係合可能な係合部23と、を備え、フットスイッチ2の非使用時にあっては、係合部23よりも下方に形成され側壁部102に当接する支点部6に作用するフットスイッチ2の重力により、係止部3と係合部23との間、および側壁部102と支点部6との間で生ずる保持力が作用することで、フットスイッチ2を床に当接しないように係止保持し、フットスイッチ2の使用時にあっては、フットスイッチ2の後部を床に着けて支持するとともにフットスイッチ2の前部を装置本体101に設けられたストッパ部5で支持する。
【選択図】図10
Description
一方、使用時にフットスイッチを装置本体に収容したままで操作すると安定した操作性を確保しにくくなるほか、装置本体が不用意に移動してしまうという問題が生じやすい。
また、てこの原理を応用して、フットスイッチの重力による支点部に作用するモーメントを利用してフットスイッチを係止保持しているため、足先でフットスイッチを持ち上げて支点部に作用するモーメントを解放することで、係止保持状態を容易に解除することができる。
本発明の実施形態に係る歯科用のレーザ治療装置100は、図1に示すように、図示しないレーザ発振器等を収容する装置本体101と、装置本体101の側壁部102に装着されてレーザ治療装置100におけるレーザ光の照射をオンオフ制御するフットスイッチ2と、を備えている。
なお、フットスイッチ2において、説明の便宜上、装置本体101に近い方を前部(先端側)、装置本体101から遠い方を後部(後端側)といい、重力W(図9(a)参照)の方向を上下という。
かかる構成により、医師等の使用者(不図示)は、足Fをフットスイッチカバー22の中に入れて操作し(図9(b)、(c)参照)、足Fを中に入れた状態で、足Fを上げるとフットスイッチカバー22を保持しながらフットスイッチ2を持ち上げることができる(図9(b)参照)。また、使用者は、踵F1をつけた状態で操作部24を足先F2で操作してレーザ治療装置100におけるレーザ光の照射をオンオフ制御することができる(図9(b)、(c)参照)。
底面先端部25の前面25bは、略垂直方向に沿って形成され、図2に示す第1の係合状態(図9(a)参照)において、カバー部材108の側面108aと当接して後記する支点部6を構成する。
また、側壁部102には、突出部102aから斜め上方に向かって延びるように設けられたフットスイッチ2の係止部3を構成するハンガー部材31が配設されている。
つまり、係止部3は、フットスイッチ2の係合部23を係止する部分であり、本実施形態においては、ハンガー部材31の前面31aが係合部23の後面23aに当接する部分である。
支点部6は、具体的には、フットスイッチ2の底面先端部25の前面25bであり、略垂直方向に延びる平面である。
本発明の実施形態に係るフットスイッチ2の支持構造1は、図2〜図4に示すように、フットスイッチ2の非使用時にあっては、係止部3を構成するハンガー部材31に係合部23が係合された第1の係合状態において(図9(a)参照)、係合部23よりも下方に形成され装置本体101の側壁部102に配設されたカバー部材108に当接する支点部6を有している。
本発明の実施形態に係るフットスイッチ2の支持構造1は、図5と図6に示すように、フットスイッチ2の使用時にあっては、非使用時における第1の係合状態(図2〜図4参照)よりもフットスイッチ2が下方に位置する第2の係合状態において、フットスイッチ2の底面後部26を床FLに着けて支持するとともに、フットスイッチ2の係合部23の下面23bを装置本体101のカバー部材108の上面108bに設けられたストッパ部5で支持する。
また、係止部3と係合部23が連結された状態でフットスイッチ2の底面後部26が床FLに着いているので、フットスイッチ2を足Fで踏んだ状態で保持することで、装置本体101が不用意に移動してしまうことを防止することができる。
前記した図5および図6に示す実施形態においては、使用時において、フットスイッチ2の底面後部26を床FLに着け、フットスイッチ2の前部である係合部23の下面23bをストッパ部5で支持することで、フットスイッチ2を傾斜させて支持したが、これに限定されるものではなく、図8に示すように、係止部3と係合部23とが係合した状態で、フットスイッチ2のベース部21の底面21aを床FLにベタ置きにしてフットスイッチ2を支持することもできる。
図7と図8は、本発明の第1の実施形態における使用時における第2の係合状態の他の実施例を示す図であり、図7は非使用時の状態、図8は使用時の状態を示す。
なお、この状態において、係合部23とハンガー部材31は僅かに隙間を形成して連結係合された状態になっているが、連結した状態で係合部23とハンガー部材31の間に隙間が生じないようにしてもよい。
以下、本発明に係る第2の実施形態について図10を参照しながら説明する。第2の実施形態においては、係止部3′および係合部23′の構成が相違し、他の構成は第1の実施形態と同様であるので、主として、係止部3′および係合部23′の構成について説明し他の構成の詳細な説明は省略する。
つまり、第2の実施形態は、フットスイッチ2′の前部にハンガー部材31′からなる係合部23′を配設し、装置本体101′の側壁部102′にハンガー部材31′を係止保持する係止部3′(3a,3b)を設けた構成である。
ここで、ハンガー部材31′における端面部31a′と折曲部31b′は、それぞれ係合部23′を構成し、端面部31a′が第1の係合状態における係合部23′であり、折曲部31b′が第2の係合状態における係合部23′である。
第1の係止部3aは、側壁部102′における壁面から内側に向けて水平方向に棚状に形成され、第1の係合状態(図10(b)参照)において端面部31a′を係止する部材である。
第2の係止部3bは、側壁部102′の下端部に形成された突出部102a′の底部に台状に形成され、第2の係合状態(図10(c)参照)において折曲部31b′を係止する部材である。
つまり、第1の実施形態においては、ハンガー部材31を略矩形の板状に形成したが(図4参照)、これに限定されるものではなく、図11(a)に示すような段階状に形成されたラチェット歯32aを設けたハンガー部材32や、図11(b)に示すような係合部232を支持する棚状の部材からなる支持部材33aを設けたハンガー部材33を採用することもできる。
2,2′ フットスイッチ
3,3′ 係止部
3a,3b′ 係止部
4 受け部
5 ストッパ部
6 支点部
21 ベース部
21a 底面
22 フットスイッチカバー
23,23′ 係合部
26 底面後部(後部)
31,31′ ハンガー部材
32 ハンガー部材
32a ラチェット歯
33 ハンガー部材
100 レーザ治療装置
101,101′ 装置本体
102,102′ 側壁部
108 カバー部材(側壁部)
201,202 フットスイッチ
231,232 係合部
FL 床
Claims (5)
- 床上を移動自在な移動手段を有する装置本体を制御するフットスイッチの支持構造であって、
前記装置本体の側壁部に設けられた前記フットスイッチの係止部と、
前記フットスイッチの前部に設けられ前記係止部に対して上下方向に移動自在に係合可能な係合部と、を備え、
前記フットスイッチの非使用時にあっては、
前記係止部に前記係合部が係合された第1の係合状態において、当該係合部よりも下方に形成され前記装置本体の側壁部に当接する支点部を有し、
この支点部に作用する前記フットスイッチの重力により、前記係止部と前記係合部との間、および前記側壁部と前記支点部との間で生ずる保持力が作用することで、当該フットスイッチを前記床に当接しないように係止保持し、
前記フットスイッチの使用時にあっては、
前記第1の係合状態よりも前記フットスイッチが下方に位置する前記係止部と前記係合部との第2の係合状態において、
前記フットスイッチの後部を前記床に着けて支持するとともに前記フットスイッチの前部を前記装置本体に設けられたストッパ部で支持、または前記フットスイッチの底面を前記床に着けて支持することを特徴とするフットスイッチの支持構造。 - 前記非使用時における第1の係合状態において、前記フットスイッチの前部の下方移動を規制する受け部を前記装置本体の側壁部に設けたことを特徴とする請求項1に記載のフットスイッチの支持構造。
- 前記係止部または係合部の表面は、樹脂材料および金属材料よりも摩擦抵抗の大きなゴム部材を備え、このゴム部材を介して前記係止部と前記係合部を係合させていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のフットスイッチの支持構造。
- 前記係止部には、段階状に形成されたラチェット歯が形成され、このラチェット歯により前記係止部と前記係合部が係合されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のフットスイッチの支持構造。
- 前記第1の係合状態において、前記フットスイッチを足で持ち上げることにより前記支点部に作用する重力を解放することで、前記第1の係合状態における係止保持状態を解除して当該第1の係合状態から前記第2の係合状態に移行させることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のフットスイッチの支持構造。
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