JP2012176251A5 - - Google Patents

Claims (18)

1. 患者における内皮機能の非侵襲的評価のためのシステムであって、該システムは、
   該患者の末端における経壁圧を低下させるための手段、
   種々の圧力におけるプレチスモグラフィシグナルの振幅を測定するための手段、
   該プレチスモグラフィシグナルの振幅が最大である圧力を検出するための手段、
   該最大振幅の所定の％まで該圧力を低下させるための手段、
   少なくとも５分間にわたって閉塞検査を実行するための手段、および
   該末端の観察される部位の近位に位置決めされたカフにおいて、測定された収縮期圧を少なくとも５０ｍｍＨｇ上回る圧力を生成させるための手段を備え、
   該末端の組織に加えられる圧力が、５ｍｍＨｇであり、かつ５〜１０秒間持続する各増分によって徐々に増加し、同時にプレチスモグラフィ出力の振幅が記録されることで特徴付けられる、システム。
2. 前記経壁圧が、圧力を生成するように構成された前記カフを前記末端の観察される部位上に配置することによって低下することで特徴付けられる、請求項１に記載のシステム。
3. 前記末端の観察される動脈における前記経壁圧を低下させるために、力学的な力が、該末端の組織に対して局所的に加えられることで特徴付けられる、請求項１に記載のシステム。
4. 前記末端の観察される動脈における前記経壁圧を低下させるために、静水圧が、心臓の高さより高い指定された高さに該末端を上げることによって低減されることで特徴付けられる、請求項１に記載のシステム。
5. 前記プレチスモグラフィシグナルの振幅が最大の振幅の５０％であるように前記経壁圧の値が決定された後、過度の収縮期圧が、前記末端の観察される動脈のごく近位に配置された閉塞カフにおいて生成され、そして該プレチスモグラフィシグナルが、記録されることで特徴付けられる、請求項１に記載のシステム。
6. 前記観察される動脈のごく近位に配置された前記カフによる少なくとも５分間の閉塞の後、該カフにおける圧力が、０まで低減され、そして参照チャネルおよびモニタリングチャネルが、前記プレチスモグラフィシグナルの変化を、少なくとも３分間にわたって同時に記録するように構成されていることで特徴付けられる、請求項５に記載のシステム。
7. 前記閉塞検査の後の前記記録されたプレチスモグラフィシグナルが、前記参照チャネルおよびモニタリングチャネルによって収集されたデータに基づく振幅解析および時間的解析の両方を使用して分析されることで特徴付けられる、請求項１および６に記載のシステム。
8. 前記参照チャネルからの振幅解析が、前記モニタリングチャネルから収集された振幅解析と比較される間、該モニタリングチャネルにおける振幅の増大の速度が、分析され、種々の経壁圧の間に記録された最大出力の振幅の関係が、前記閉塞検査の実行後に記録された該出力の最大振幅と比較されることで特徴付けられる、請求項７に記載のシステム。
9. 前記時間的解析の間に、前記参照チャネルおよびモニタリングチャネルによって収集されたプレチスモグラフィ波形が、比較され、次いで、出力が、正規化され、そして時間遅延または位相変化が、決定されることで特徴付けられる、請求項７に記載のシステム。
10. 装置を備える請求項１に記載のシステムであって、該装置は、末梢動脈からの脈波シグナルを検出し得る二重チャネルセンサーブロック、血圧カフにおいて徐々に増大する圧力を生成し得る空気式ユニット、および該カフにおいて生成された、プレチスモグラフィ出力の最大振幅に対応する圧力を測定し、そして該最大振幅の割り当てられた％に対応する該プレチスモグラフィ出力の振幅に対応する該カフにおける圧力を生成するために該空気式ユニットを運転し得る電子ブロックを備え、さらに、該センサーブロックが、該電子ブロックに接続され、該電子ブロックが、次いで出口を介して該空気式ユニットに連結されている、システム。
11. 前記空気式ユニットが、前記カフにおける圧力を生成することができ、該圧力が、５秒間〜１０秒間の時間増分を伴う５ｍｍＨｇの増分で徐々に増大することで特徴付けられる、請求項１０に記載のシステム。
12. 前記センサーブロックの各チャネルが、赤外線ダイオードおよび感光体を備え、該赤外線ダイオードおよび感光体の両方が、観察される領域を通過する光シグナルを記録する能力を有して位置することで特徴付けられる、請求項１０に記載のシステム。
13. 前記センサーブロックのチャネルの各々が、赤外線ダイオードおよび感光体を備え、該赤外線ダイオードおよび感光体の両方が、観察される領域から反射された乱散光シグナルを記録する能力を有して位置することで特徴付けられる、請求項１０に記載のシステム。
14. 前記センサーブロックが、インピーダンス測定電極、またはＨａｌｌセンサー、または導電性材料によって満たされた弾性チューブを備えることで特徴付けられる、請求項１０に記載のシステム。
15. 光レセプターが、脈波成分を雑多なシグナルからフィルタリングする能力を有するフィルターに接続されていることで特徴付けられる、請求項１２に記載のシステム。
16. 前記装置が、前記感光体を光に対する外部曝露から保護する直角に配置された偏光フィルターをさらに備えることで特徴付けられる、請求項１３に記載のシステム。
17. 前記センサーブロックが、身体の観察される部位の指定された温度を維持するための手段を備えることで特徴付けられる、請求項１０に記載のシステム。
18. 前記装置が、内皮組織評価の結果を表示するための液晶スクリーン、および／または収集されたデータをコンピューターに転送するための、前記電子ブロックに接続されたインターフェイスシステムを備えることで特徴付けられる、請求項１０に記載のシステム。