JP2012172583A - 補機駆動機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】動力伝達ベルトから雨水等が跳ね上げられることに伴い発生する不具合を解消する。
【解決手段】補機駆動機構100に、内燃機関たるエンジンの出力軸たるクランク軸の回転力を補機たるオルタネータ8に伝達するためのベルト9と、アジャストバー16及び前記アジャストバー16の延伸方向に沿って移動することにより前記オルタネータ8に取り付けられ前記ベルト9を巻き回してなるオルタネータプーリ14を移動させてベルト9の張力を変更するスライダ17を備えているとともに、このスライダ17が前記ベルト9の上方を被覆する遮蔽板20を一体に有するベルト張力調整機構15とを具備する構成を採用する。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両に搭載され、内燃機関の出力軸の回転をベルトを介して補機に伝達する構造の補機駆動機構に関する。
従来、車両に搭載される内燃機関においては、その上面にエアクリーナに導入する空気を取り入れるための空気ダクトを設け、その先端の空気取り入れ口を横向きに開口することにより、できるだけ新鮮な空気を取り込むようにしている。
また、従来、車両に搭載される内燃機関においては、例えば、その一側面の下部に、該内燃機関からオルタネータ等の補機へ動力を伝達するための動力伝達ベルトを配する構成が採用されている(例えば、特許文献1を参照)。
ここで、従来の内燃機関においては、当該内燃機関の上面に空気取り入れ口を備えた空気ダクトを設ける一方、当該内燃機関の下部に各種補機へ動力を伝達するためのベルトを設ける構成を採用することにより、以下に述べるような問題が発生しうる。
すなわち、前記空気ダクトの取り入れ口を、内燃機関の平面視において、当該内燃機関の前記ベルトが設けられている側面に配した場合、前記ベルトに雨水又は油分が付着したときに、このベルトから跳ね上げられる雨水等が車両の走行風に乗って前記空気取り入れ口に達し、雨水等が空気とともに取り込まれることによりその下流におけるエアクリーナを汚損する不具合や、内燃機関の出力が低下する等の不具合を引き起こすことがあるという問題が生じうる。
特開平8−319846号公報
本発明は以上の点に着目したものであり、ベルトから雨水等が跳ね上げられることに伴い発生する不具合を解消することを目的とする。
すなわち本発明に係る補機駆動機構は、内燃機関の出力軸の回転力を補機に伝達するためのベルトと、アジャストバー及び前記アジャストバーの延伸方向に沿って移動することにより前記補機に取り付けられ前記ベルトを巻き回してなるプーリを移動させてベルトの張力を変更するスライダを備えているとともに、このスライダが前記ベルトの上方を被覆する遮蔽板を一体に有するベルト張力調整機構とを具備することを特徴とする。
このようなものであれば、前記ベルトに雨水又は油分が付着したときに、このベルトから跳ね上げられる雨水等が前記遮蔽板によりこの遮蔽板を越えて上方に達することを防ぐことができる。従って、このベルトの上方にエアクリーナに導入する空気を取り入れるための空気ダクトの空気取り入れ口を配することができるので、ベルトから雨水等が跳ね上げられることに伴い発生する不具合を解消しつつ設計の自由度の向上を図ることができる。さらに、ベルト張力調整機孔のスライダが遮蔽板を一体に有するので、遮蔽板を別途の部品として設ける必要がなく、部品点数の節減によるコストの低減を図ることができる。加えて、ベルト張力調整機構によりベルトの張力を調整する際に、スライダは補機に取り付けたプーリとともに移動するので、水が跳ね上がる起点の箇所付近に遮蔽板が位置することとなり、遮蔽板の大きさを必要最小限のものにすることができる。
本発明によれば、補機駆動機構における動力伝達のためのベルトから雨水等が跳ね上げられることに伴い発生する不具合を解消できる。
本発明の一実施形態に係る補機駆動機構を収納するエンジンルームの内部を概略的に示す図。 同実施形態に係る補機駆動機構の概略正面図。 同実施形態に係る補機駆動機構の要部を示す斜視図。
以下、本発明の一実施例について図面を参照しつつ述べる。
本実施例に係る補機駆動機構を備えた内燃機関たるエンジン3は、車体フレーム1の前部に形成したエンジンルーム2内に搭載している。具体的には、このエンジン3は、図1に示すように、平面視した場合に出力軸たるクランク軸4の軸線4aが水平横向きとなるように横置きにして搭載している。
前記エンジン3における前記クランク軸4の軸線4aと平行な両長手側面のうち、前側の長手側面には排気マニホールド5が、後側の長手側面には吸気マニホールド6をそれぞれ取り付けている。
また、前記エンジン3における前記クランク軸4の軸線4aと直交する両側面のうち一方の側面には、前記クランク軸4に軸支させたプーリであるクランクプーリ12、前記エンジン3に取り付けた第1の補機たる冷却水ポンプ7の入力軸7aに軸支させたプーリであるポンププーリ13、及び前記エンジン3に取り付けた第2の補機たるオルタネータ8の入力軸8aに軸支させたプーリであるオルタネータプーリ14に巻掛けしてなり、前記クランク軸4の回転を補機に伝達するベルト9を設けている。
一方、前記エンジン3における上面には、図示しないエアクリーナへの空気ダクト10を、前記クランク軸4の軸線4aの方向に延びるように配設していて、この空気ダクト10の先端における空気取り入れ口11は、前記ベルト9より上方の部位において横向きに開口している。
しかして、前記エンジン3には、前記ベルト9の張力を変更するためのベルト張力調整機構15をさらに設けている。そして、前記クランクプーリ12、前記ポンププーリ13、前記オルタネータプーリ14、前記ベルト9、及びこのベルト張力調整機構15により、請求項中の補機駆動機構100を構成している。
このベルト張力調整機構15は、前記クランク軸4との間の相対位置が一定となるように設けてなり、換言すればエンジン3のシリンダボディ23に固定してなり、このシリンダボディ23から離間する略水平方向に延びるアジャストバー16と、前記オルタネータプーリ14を取り付けてなり前記アジャストバー16の延伸方向に沿って移動することにより前記プーリを移動させてベルト9の張力を変更するスライダ17を備えている。
さらに、前記スライダ17は、前記オルタネータプーリ14を支持するための板状のオルタネータ支持部18と、このオルタネータ支持部18に直交するとともに前記アジャストバー16のボルト受け16aに挿し通したボルト21に螺着可能なナット22を一体に有する板状のナット部19と、これらオルタネータ支持部18及びナット部19に直交する板状をなし前記ベルト9の上方を被覆する遮蔽板20とを一体に有する。
ここで、前記ベルト張力調整機構15による張力の調整は、前記ボルト21の頭部を回転させ、前記スライダ17のナット部19をアジャストバー16に対して螺進退させることによって行うようにしている。前記スライダ17のナット部19をアジャストバー16に対して螺進退させると、該スライダ17のオルタネータ支持部18がつれて移動する。具体的には、このオルタネータ支持部18には、オルタネータ8の筐体から突出させて設けた支持突起8bを支持させていて、前記スライダ17のナット部19が螺進退した際には、この支持突起8bが前記ナット部19から作用を受けてアジャストバー16に設けた案内溝16b内を移動する。このとき、前記遮蔽板20は、オルタネータプーリ14との相対位置を保ちつつ、換言すれば前記ベルト9がオルタネータプーリ14から巻出されてポンププーリ13に向かう部位の上方に位置したまま、オルタネータ支持部18及びナット部19と一体に移動する。
すなわち本実施形態の補機駆動機構100の構成によれば、前記動力伝達ベルト9に雨水又は油分が付着したときに、この動力伝達ベルト9から跳ね上げられる雨水等が前記遮蔽板20によりこの遮蔽板20を越えて上方に達することを防ぐことができる。従って、この動力伝達ベルト9の上方にエアクリーナに導入する空気を取り入れるための空気ダクト10の空気取り入れ口11を配することができるので、ベルト9から雨水等が跳ね上げられることに伴い発生する不具合、換言すればベルト9から跳ね上げられる雨水等が車両の走行風に乗って空気取り入れ口11に達し、雨水等が空気とともに取り込まれることによりその下流におけるエアクリーナを汚損する不具合や、エンジン3の出力が低下する等の不具合等を解消しつつ設計の自由度の向上を図ることができる。
さらに、ベルト張力調整機構15のスライダ17が遮蔽板20を一体に有するので、遮蔽板20を別途の部品として設ける必要がなく、部品点数の節減によるコストの低減を図ることができる。
加えて、ベルト張力調整機構15によりベルト9の張力を調整する際に、スライダ17はオルタネータプーリ14とともに移動するので、水が跳ね上がる起点の箇所付近すなわち前記ベルト9がオルタネータプーリ14から巻出されてポンププーリ13に向かう部位付近に遮蔽板20が位置することとなり、遮蔽板20の大きさを必要最小限のものにすることができる。
なお、本発明は以上に述べた実施形態に限らない。
例えば、アジャストバーに対してスライダを進退させる機構は、上述した実施形態に示したようなねじ送り機構を利用したものに限らず、それ以外の機構を採用してもよい。
また、アジャストバーの取付態様は、内燃機関の出力軸との間の相対位置が一定となるようなものであれば、上述した実施形態に示したものに限らず、例えばヘッドカバーに固定する態様や、取付具を介して車体フレームに固定する態様等を採用してもよい。
その他、本発明の趣旨を損ねない範囲で種々に変更してよい。
100…補機駆動機構
3…エンジン(内燃機関)
4…クランク軸(出力軸)
8…オルタネータ(補機)
9…ベルト
15…ベルト張力調整機構
16…アジャストバー
17…スライダ
20…遮蔽板

Claims (1)

  1. 内燃機関の出力軸の回転力を補機に伝達するためのベルトと、
    アジャストバー及び前記アジャストバーの延伸方向に沿って移動することにより前記補機に取り付けられ前記ベルトを巻き回してなるプーリを移動させてベルトの張力を変更するスライダを備えているとともに、このスライダが前記ベルトの上方を被覆する遮蔽板を一体に有するベルト張力調整機構と
    を具備することを特徴とする補機駆動機構。
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