JP2012168172A - 二軸式の高性能脱進機、またはbhpe(ebhp) - Google Patents

二軸式の高性能脱進機、またはbhpe(ebhp) Download PDF

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Abstract

【課題】簡単で正確な脱進機、すなわちこれに結合された調速部材と可能な限り干渉しない脱進機を提案すること。
【解決手段】−ローラー(5)と、
−第1の脱進歯(22)を備える第1の可動脱進部(2)、および第2の脱進歯(32)を備える第2の可動脱進部(3)と、
−第1の可動脱進部と第2の可動脱進部を機械的に結合する手段(29、39)と、
−第1および第2のアンクル石(42、43)を保持するアンクル(4)とを備え、
ローラーが、第1の脱進歯と協働する第3の衝突アンクル石(52)と、第2の脱進歯と協働する第4の衝突アンクル石(53)を備える脱進機(1)。
【選択図】図1

Description

本発明は、時計の脱進機構に関する。また本発明は、このような脱進機構を備える時計に関する。
時計では、脱進機を使用して調速部材の振動を維持し、調速部材の振動をカウントする。よってその動作は時計の精度の点から重要である。
腕時計を製造しようとする際、とりわけクロノメータの腕時計を製造しようとする際、脱進機が調速部材の振動をできるだけ一定になるように維持し、脱進機ができるだけ調速部材に干渉しないように特に注意を払い配慮して製造することが不可欠である。
さらにこの精度と安定性の目的を達成するだけでなく信頼性と効率の目的を達成するには、脱進機の構造は可能限り簡素でなければならないことも明らかである。
特許文献1には、2つのガンギ車、2つの駆動輪列および2つの香箱を備えており、各々のガンギ車が香箱に接続された駆動輪列によって駆動される脱進機が開示されている。このようなシステムは構造が複雑であり、調整するのが極めて難しい。このようなシステムでは正確で極めて効率のよい脱進機を製造することはできない。
欧州特許第1983389号
さらに本発明の目的は、上記の欠点を改善し、従来技術の既知の脱進機を改善する脱進機を提供することである。詳細には本発明は、簡素で正確な脱進機、すなわちこれに結合された調速部材と可能な限り干渉しない脱進機を提案する。
このために脱進機は、
−ローラーと、
−第1の脱進歯を備える第1の可動脱進部、および第2の脱進歯を備える第2の可動脱進部と、
−第1の可動脱進部と第2の可動脱進部を機械的に結合する手段と、
−アンクル石を保持するアンクル(またはレバー)とを備える。
ローラーは、第1の脱進歯と協働する第3のアンクル石、具体的には第3の衝突アンクル石と、第2の脱進歯と協働する第4のアンクル石、具体的には第4の衝突アンクル石を備えることができる。
第1の可動脱進部は、第1のガンギ車と第1のカップリングホイールを備えることができ、第2の可動脱進部は、第2のガンギ車と第2のカップリングホイールを備えることができる。
第1のカップリングホイールは第3の歯を備えることができ、第2のカップリングホイールは第4の歯を備えることができ、第3の歯は第4の歯と噛み合う。
アンクルは、第1のアンクル石、具体的には第1の脱進歯と協働する第1の係止アンクル石と、第2のアンクル石、具体的には第2の脱進歯と協働する第2の係止アンクル石とを備える。
第2の可動脱進部は、機械的な結合手段のみを介して例えば主ぜんまいを含む香箱などのエネルギー蓄積装置と結合されるように設計することができる。
アンクルは、ローラーの振り石と協働するフォークを備えることができる。
ローラーは、ダブルローラー式であってよく、アンクルはローラーの小ローラーと協働する保護ピンを備えることができる。
時計、とりわけ腕時計、具体的にはクロノメータは、上記に定義した脱進機を備える。
時計は、第1の主ぜんまいを含む第1の香箱と、第2の主ぜんまいを含む第2の香箱とを備えるエネルギー蓄積装置を備えることができ、第1および第2の香箱は平行に設置される。
添付の図面は、本発明による脱進機の一実施形態の一例を示している。
本発明による脱進機の一実施形態の前面図である。 脱進機の実施形態の前面図であり、その動作を示すために異なる構成で示されている図である。 脱進機の実施形態の前面図であり、その動作を示すために異なる構成で示されている図である。 脱進機の実施形態の前面図であり、その動作を示すために異なる構成で示されている図である。 本発明による脱進機の実施形態の側面図である。 本発明による脱進機の実施形態のダブルローラーの詳細の前面図である。
本発明による脱進機構1の一実施形態を、図1から図6を参照して以下に開示する。該脱進機構(以後脱進機として知られる)は、時計、とりわけ腕時計、具体的にはクロノメータに設けられるように設計されている。例えば脱進機は、第1香箱と第2香箱を含むエネルギー蓄積装置を備えており、第1香箱と第2香箱が平行に設置されている時計に設けることができる。2つの香箱の歯は、時計の駆動輪列の同一の二番車とそれぞれ噛み合うことが可能である。
詳細には脱進機1は、
−ローラー5と、
−第1の可動脱進部2および第2の可動脱進部3と、
−第1の可動脱進部と第2の可動脱進部を機械的に結合する手段29、39と、
−アンクル石42、43を保持するアンクル4(またはレバー)とを備える。
有利には第1の可動脱進部は、第1のガンギ車28と第1のカップリングホイール29を備える。第1のガンギ車は、アンクル石と協働するように設計された脱進歯22を備える。好ましくは第1のガンギ車と第1のカップリングホイールは、同一の心棒27上に同軸に設置される。心棒の軸に応じて、第1のガンギ車と第1のカップリングホイールを互いから一定の距離のところに容易に設置することができ、詳細には該2つの歯車に対して中間の面内にアンクル4を収容するように設置することができる。より具体的には、心棒27は、第1の可動脱進部が十分正確に誘導されるように特定の長さでなければならない。第1の可動脱進部はまた、駆動輪列によって伝達されるエネルギーを受け取るように設計された直接的な機械接続部を有する。該直接的な機械接続部は、例えば第2の可動部の歯車と噛み合うように設計された脱進ピニオン26である。第1のガンギ車は、第1のカップリングホイールの場合のように心棒に固定されて設置される。第1のガンギ車、第1のカップリングホイールおよび脱進ピニオンは、いずれの場合も回転式に固定される。例えば第1のガンギ車、第1のカップリングホイールおよび脱進ピニオンは、心棒にある溝を利用して設置することができる。さらに第1のガンギ車と第1のカップリングホイールは、互いに対して所定の位置に一定の距離ずつ進められる。
有利には第2の可動脱進部は、第2のガンギ車38と第2のカップリングホイール39を備える。第2のガンギ車は、アンクル石と協働するように設計された脱進歯32を備える。好ましくは第2のガンギ車と第2のカップリングホイールは、同一の心棒37上に同軸に設置される。したがって第2の脱進部の構造は、第1の脱進部の構造と全く同じであり、違いは、第2の可動脱進部が駆動輪列との直接的な機械接続部を持たないことである。脱進機が正確に動作するために、第1のガンギ車と第2のガンギ車は互いに対して一定の距離ずつ進められる。
第1および第2の可動脱進部は、別々の軸の周りに可動式に設置され、詳細には平行であり別個の軸の周りに可動式に設置される。
第2の可動脱進部は、単に第1の可動脱進部および機械的結合手段38、39を介して香箱などのエネルギー蓄積装置に結合されるように設計される。
この実施形態における機械的結合手段は、第1の可動脱進部の第1のカップリングホイールと第2の可動脱進部の第2のカップリングホイールを備える。
有利には第1および第2のガンギ車は限られた数の歯、例えば4から8個の歯を備えており、具体的には6個の歯をそれぞれ備える。好ましくは脱進機が正確に動作するために、第1のガンギ車と第2のガンギ車は、π/nの一定の角度にずらすことによって互いに対して所定の位置に一定の距離ずつ進められ、この場合nは、各々のガンギ車の歯の数に等しい。
互いに噛み合う2つの歯車によって具体化された2つの可動脱進部の機械的な結合により、2つの可動脱進部は反対方向に回転する。回転方向は図2から図4の矢印によって表されている。
アンクルは、心棒47上に設置される。該アンクルは、軸41の周りに関節状に連結される。アンクルは、基本的にバー44の一端において、第1アーム上に第1ガンギ車の歯22と協働する第1係止アンクル石42、および第2アーム上に第2ガンギ車の歯32と協働する第2係止アンクル石43を保持する。アンクルはまた、バーの異なる端部にフォーク45と保護ピン46を備える。フォークは、ローラーの振り石55と協働するように設計される。保護ピンは、小ローラー54、およびこの小ローラーに形成されたノッチ56と協働するように設計される。
ローラーは心棒57上に設置される。該ローラーは、軸58の周りに関節状に連結される。ローラー5はダブルローラー式である。よってこれは大ローラー51と小ローラー54を備える。小ローラーは大ローラーに回転式に固定される。振り石55が、大ローラーの中に配置され、フォーク45と協働するように設計される。さらに第1ガンギ車の歯22と協働する第3の衝突アンクル石52が設置されており、具体的には大ローラーに取り付けられている。同様に第2ガンギ車の歯32と協働する第4の衝突アンクル石53が設置されており、具体的には大ローラーに取り付けられている。上記に見られるように小ローラー54とそのノッチ56は、アンクルの保護ピン46と協働する。ローラーは、時計の調速部材に機械的に結合されるように設計される。例えばローラーは、調速部材に対して回転するという点で固定されて接続され、具体的にはてん輪とひげぜんまいシステムのてん輪に対して回転するように固定式に接続される。
好ましくはローラーがその周りに関節状に連結される軸58および/またはアンクルがその周りに関節状に連結される軸41は、第1および第2の可動脱進部の回転軸23、33に対して中心となる面内に含まれる。
例えばてん輪とひげぜんまいシステムなどの調速部材が完全に1回振動する際の脱進動作を、図2から図4を参照して以下に記載する。
図2の構成では、第1の可動脱進部2が、図2において22で表される脱進歯と衝突アンクル石52を介してローラー5に直前に衝撃を与えたことが想定される。このため第1の可動脱進部は、矢印101によって示される方向にたった今回転し、第2の可動脱進部は、矢印102によって示される方向にたった今回転する。振り石55を介してローラー5によって駆動されたアンクルは、反時計回りの方向にたった今枢動され、係止アンクル石43を、図2の32で表される第2の可動脱進部の脱進歯と干渉する位置に動かす。よって2つの可動脱進部は停止位置になり、第2の可動脱進部はそれが係止アンクル石43と接触する停止位置にあり、第1の可動脱進部は、それが第2の可動脱進部に対して回転するように接続または結合される停止位置にある。図2の構成ではローラーは、正に受け取ったばかりの衝撃を調速部材、具体的には調速部材のてん輪に伝達する。これによりてん輪に固定されたローラーは、矢印103によって示される方向にその角度付きの軌道を描き続けることで、さらに上昇する弧を経由し、その後矢印104によって示される方向に進み、図2の構成に戻るまでさらに下降する弧を経由して進む。
この構成では、振り石は、アンクルのフォークと協働する所定の位置まで戻り、図3の構成に到達するまで該アンクルを時計回りの方向に回転させる。この構成では、脱進歯は係止アンクル石と干渉しない。よって2つの可動脱進部は、矢印101および102に示される方向に同時に回転する。可動脱進部のこのような回転は、図3に32で表される第2の可動脱進部の歯が衝突アンクル石53に当たるまで継続する。このように接触することにより、第2の可動脱進部3が32で表される脱進歯および衝突アンクル石53を介してローラー5に衝撃を与える。これにより第2の可動脱進部は、矢印102で示される方向に回転し続け、よって第1の可動脱進部は矢印101で示される方向に回転し続ける。振り石55を介してローラー5によって駆動されたアンクルは、時計回りの方向に枢動し、係止アンクル石42を、図3および図4において22で表される第1の可動脱進部の歯と干渉する所定の位置に動かす。
図4に示される構成では、これにより2つの可動脱進部は停止位置にあり、第1の可動脱進部は、それが係止アンクル石42と接触する停止位置にあり、第2の可動脱進部は、それが第1の可動脱進部と回転するという観点で接続される停止位置にある。図4の構成ではローラーは、受け取ったばかりの衝撃を調速部材、具体的には調速部材のてん輪に伝達する。これによりてん輪に固定されたローラーは、矢印104によって示される方向にその角度付きの軌道を描き続けることで、さらに上昇する弧を経由し、その後矢印103によって示される方向に進み、図4の構成に戻るまでさらに下降する弧を経由して進む。
この構成では、振り石は、アンクルのフォークと協働する位置まで戻り、図3と同様の構成に到達するまで該アンクルを反時計回りの方向に回転させるが、この構成は、2つの可動脱進部がπ/nラジアンだけ回転することだけが図3の構成とは異なり、この場合nは各可動脱進部の脱進歯の数である。この構成では、脱進歯は係止アンクル石と干渉しない。よって2つの可動脱進部は矢印101および102に示される方向に同時に回転する。可動脱進部のこのような回転は、第1の可動脱進部の歯が衝突アンクル石52と接触するまで継続する。このように接触することにより、第1の可動脱進部2が脱進歯および衝撃アンクル石52を介してローラー5に衝撃を与える。これにより第1の可動脱進部は、矢印101で示される方向に回転し続け、よって第2の可動脱進部は矢印102で示される方向に回転し続ける。振り石55を介してローラー5によって駆動されたアンクルは、反時計回りの方向に枢動し、係止アンクル石43を、第2の可動脱進部の歯と干渉する位置に動かす。そして再び図2の構成になる。
上記に記載したように、脱進機は独立式であり、すなわちてん輪は、ローラーの振り石がアンクルのフォークから離れてから次の円弧を通過することが可能である。
本発明による脱進機の構造は極めて簡素であることに注目すべきである。同様に各々の構成部品、具体的にはアンクルもまた極めて簡素である。また脱進機の構造は対称であり、唯一非対称の要素は可動脱進部の一方にしかない脱進ピニオンと、2つのガンギ車のπ/nの角度のずれであることに注目すべきである。
上記に言及した簡素な構造により、高度の信頼性と高い精度の動作を実現することが可能になる。
この簡単な構造は脱進の効率にも寄与する。より具達的には上記に開示した脱進機では、エネルギーがアンクルを経由して進む従来のスイスアンクル脱進機と比べて、エネルギー蓄積装置からのエネルギーは直接ガンギ車からローラーに伝達されて調速部材に伝達される。したがって脱進機はデテント脱進機タイプである。このような独自性によって効率を上げることが可能になる。上記に記載した脱進機では、振り石とフォークの機能は、アンクルの位置に限定される。
さらに各々のガンギ車は、1回振動する間に一回の衝撃を調速部材に伝達することに注目すべきである。第1のガンギ車は、振動の最初の反復の間に調速部材に衝撃を伝達し、第2のガンギ車は、振動の2回目の反復の間に調速部材に衝撃を伝達する。反復する毎にガンギ車からローラーにこのように直接エネルギーが伝達されることにより、精度を上げることが可能になる。調速部材は、それが対称な位置に配置されたときに衝撃を受け取る。
また脱進機によって、主ぜんまいが巻かれる際に自動的に運動を開始することが可能になることに注目すべきである。より具体的には、調速部材の静止位置に相当する図3の構成では、係止アンクル石はいずれもそれがガンギ車の歯と干渉する構成にはないことが分かる。その結果主ぜんまいが巻かれる際、可動脱進部が自然に回転し、最初の衝撃を調速部材に伝達し、運動を開始することが可能になる。
上記に記載した脱進機では、図6に見られるように衝突アンクル石52と53の平面の間に形成される角度βは、例えば55°から66°の間で変動してよい。係止アンクル石が干渉位置から離れるときのガンギ車の戻る角度は、0.5°であってよい。アンクルが枢動する振幅(2xα)は、14°であってよい。
有利にはガンギ車、または可動脱進部のさらに別の要素は、例えば金などの高比重の材料から製作することができる。
本発明による脱進機は、注油する必要がない。
1 脱進機
2 第1の可動脱進部
3 第2の可動脱進部
4 アンクル
5 ローラー
21 第3の歯
22 第1の脱進歯
23、33 回転軸
26 脱進ピニオン
27、37 心棒
28 第1のガンギ車
29 第1のカップリングホイール
31 第4の歯
32 第2の脱進歯
38 第2のガンギ車
39 第2のカップリングホイール
41 アンクルの軸
42 第1の係止アンクル石
43 第2の係止アンクル石
44 バー
45 フォーク
46 保護ピン
47 心棒
51 大ローラー
52 第3の衝突アンクル石
53 第4の衝突アンクル石
54 小ローラー
55 振り石
56 ノッチ
57 心棒
58 ローラーの軸
101 第1の可動脱進部の回転方向
102 第2の可動脱進部の回転方向
103、104 ローラーの回転方向

Claims (9)

  1. −ローラー(5)と、
    −第1の脱進歯(22)を備える第1の可動脱進部(2)、および第2の脱進歯(32)を備える第2の可動脱進部(3)と、
    −前記第1の可動脱進部と前記第2の可動脱進部を機械的に結合する手段(29、39)と、
    −第1および第2のアンクル石(42、43)を保持するアンクル(4)とを備え、
    前記ローラーが、前記第1の脱進歯と協働する第3の衝突アンクル石(52)と、前記第2の脱進歯と協働する第4の衝突アンクル石(53)を備える脱進機(1)。
  2. 前記第1の可動脱進部が、第1のガンギ車(28)と第1のカップリングホイール(29)とを備え、前記第2の可動脱進部が、第2のガンギ車(38)と第2のカップリングホイール(39)とを備える、請求項1に記載の脱進機。
  3. 前記第1のカップリングホイールが第3の歯(21)を備え、前記第2のカップリングホイールが第4の歯(31)を備え、前記第3の歯が前記第4の歯と噛み合う、請求項2に記載の脱進機。
  4. 前記アンクルが、第1のアンクル石(42)、具体的には前記第1の脱進歯と協働する第1の係止アンクル石と、第2のアンクル石(43)、具体的には前記第2の脱進歯と協働する第2の係止アンクル石とを備える、請求項1から3のいずれか一項に記載の脱進機。
  5. 前記第2の可動脱進部が、機械的結合手段(38、39)のみを介して香箱などのエネルギー蓄積装置と結合されるように設計される、請求項1から4のいずれか一項に記載の脱進機。
  6. 前記アンクルが、前記ローラーの振り石(55)と協働するフォーク(45)を備える、請求項1から5のいずれか一項に記載の脱進機。
  7. 前記ローラーがダブルローラー式であり、前記アンクルが、前記ローラーの小ローラー(54)と協働する保護ピン(46)を備える、請求項1から6のいずれか一項に記載の脱進機。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載される脱進機(1)を備える、時計、とりわけ腕時計、具体的にはクロノメータ。
  9. 第1の香箱と第2の香箱を備えるエネルギー蓄積装置を備え、前記第1および第2の香箱が平行に設置される、請求項8に記載の時計。
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