JP2012168025A - 測定装置および測定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】交流信号についての物理量と周波数とを測定して両者の相関関係を調査する際の精度を向上させる。
【解決手段】予め決められた第1規定時間Tr1における交流信号の物理量を第1規定時間Tr1が経過する毎に測定する第1測定処理を開始指示がされた後であって第1規定時間Tr1に応じて予め決められた条件を満たす開始時刻Tbに開始すると共に、予め決められた第2規定時間Tr2における交流信号の周波数を第2規定時間Tr2が経過する毎に測定する第2測定処理を実行する処理部を備え、処理部は、第1規定時間Tr1を表す数値を最小単位として時刻を数値で表したときに時刻の数値が最小単位の整数倍となる時刻であって開始指示がされた後において最初に到来する時刻を開始時刻Tbとして第1測定処理を開始すると共に、第1測定処理の開始に同期して第2測定処理を開始する。
【選択図】図3

Description

本発明は、交流信号についての物理量および周波数を測定する測定装置および測定方法に関するものである。
この種の測定装置として、特開2005−337980号公報において出願人が開示した交流信号測定装置が知られている。この交流信号測定装置は、フィルタ部、検出信号生成部、周波数測定部、周波数算出部、クロック生成部、A/D変換部および信号処理部などを備えて、入力した交流信号についての物理量を測定する。この場合、フィルタ部は、入力した交流信号に含まれているノイズ成分を除去し、検出信号生成部は、交流信号のゼロクロスを検出して検出信号を出力する。周波数測定部は、交流信号の各周期の期首を示す検出信号から期末を示す検出信号までの時間を計測し、その時間に基づいて交流信号の周波数を測定して周波数データを出力する。周波数算出部は、周波数データに基づいてサンプリング周波数を算出してサンプリング周波数を示す設定データを出力する。クロック生成部は、設定データで示される周波数のサンプリングクロックを生成する。A/D変換部は、サンプリングクロックに同期して交流信号をサンプリングしてデジタルデータを出力し、信号処理部は、デジタルデータを演算処理して、交流信号についての物理量を測定する。この場合、この交流信号測定装置を複数用いて複数種類の交流信号の物理量を予め決められた規定時間が経過する毎に測定する測定処理(以下、「規定時間測定処理」ともいう)を実行させる際には、各交流信号測定装置間での測定データの時系列の比較を容易とするため、規定時間測定処理を開始する開始時刻をある程度揃えるのが好ましい。このため、出願人は、測定指示がされた後において、規定時間に応じて予め決められた条件を満たす時刻(例えば、規定時間が30分のときには、時刻を示す分の単位の数字が00または30となる時刻)が到来したときに規定時間測定処理を開始する処理機能を備えた測定装置を開発している。
特開2005−337980号公報(第4−6頁、第1−2図)
ところが、出願人が既に開発している上記の処理機能を備えた測定装置には、改善すべき以下の課題がある。すなわち、上記の測定装置では、測定指示がされた後において、規定時間に応じて予め決められた条件を満たす時刻が到来したときに規定時間測定処理を開始する。一方、交流信号を測定するこの種の測定装置は、予め決められた(規格によって規定された)周波数測定時間(上記の規定時間とは異なる時間であって例えば、10秒)が経過する毎に周波数を測定する周波数測定処理を実行する機能を有しており、この周波数測定処理によって測定された周波数と規定時間測定処理によって測定された物理量とを時系列で並べて比較することで、両者の相関関係を調査することが可能となっている。しかしながら、一般的に、周波数測定処理は、測定装置が起動して、一定時間が経過したときに開始されるため、周波数測定処理の開始時刻と規定時間測定処理の開始時刻とがずれることがある。このため、上記の測定装置には、両処理の開始時刻がずれることに起因して、測定された周波数と物理量とを時系列で並べて両者の相関関係を調査する際の精度の向上が困難なことがあり、この点の改善が望まれている。
本発明は、かかる改善すべき課題に鑑みてなされたものであり、交流信号についての物理量と周波数とを測定して両者の相関関係を調査する際の精度を向上し得る測定装置および測定方法を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載の測定装置は、予め決められた第1規定時間における交流信号の物理量を当該第1規定時間が経過する毎に測定する第1測定処理を開始指示がされた後であって当該第1規定時間に応じて予め決められた条件を満たす開始時刻に開始すると共に、予め決められた第2規定時間における前記交流信号の周波数を当該第2規定時間が経過する毎に測定する第2測定処理を実行する処理部を備えた測定装置であって、前記処理部は、前記第1規定時間を表す数値を最小単位として時刻を数値で表したときに当該時刻の数値が当該最小単位の整数倍となる時刻であって前記開始指示がされた後において最初に到来する時刻を前記開始時刻として前記第1測定処理を開始すると共に、当該第1測定処理の開始に同期して前記第2測定処理を開始する。
また、請求項2記載の測定装置は、請求項1記載の測定装置において、前記処理部は、前記第2測定処理の実行によって測定した前記周波数に基づいて前記第1規定時間における周波数を前記物理量として測定する処理を前記第1測定処理として実行する。
また、請求項3記載の測定装置は、請求項1または2記載の測定装置において、複数の前記第1規定時間の中の1つを前記予め決められた第1規定時間として選択するための操作部を備えている。
また、請求項4記載の測定方法は、予め決められた第1規定時間における交流信号の物理量を当該第1規定時間が経過する毎に測定する第1測定処理を開始指示がされた後であって当該第1規定時間に応じて予め決められた条件を満たす開始時刻に開始すると共に、予め決められた第2規定時間における前記交流信号の周波数を当該第2規定時間が経過する毎に測定する第2測定処理を実行する測定方法であって、前記第1規定時間を表す数値を最小単位として時刻を数値で表したときに当該時刻の数値が当該最小単位の整数倍となる時刻であって前記開始指示がされた後において最初に到来する時刻を前記開始時刻として前記第1測定処理を開始すると共に、当該第1測定処理の開始に同期して前記第2測定処理を開始する。
請求項1記載の測定装置、および請求項4記載の測定方法では、第1規定時間を表す数値を最小単位として時刻を数値で表したときにその時刻の数値が最小単位の整数倍となる時刻であって開始指示がされた後において最初に到来する時刻を開始時刻として第1測定処理を開始すると共に、第1測定処理の開始に同期して第2測定処理を開始する。つまり、この測定装置および測定方法では、第1測定処理における物理量の測定の開始時刻と、第2測定処理における周波数の測定の開始時刻とが同じ開始時刻となる。このため、この測定装置および測定方法によれば、例えば、測定した物理量と周波数とを時系列で並べたときに各々の開始時刻が揃う結果、両者の相関関係を調査する際の精度を十分に向上させることができる。
また、請求項2記載の測定装置では、処理部が、第2測定処理の実行によって測定した周波数に基づいて第1規定時間における周波数を物理量として測定する処理を第1測定処理として実行する。このため、この測定装置によれば、例えば、第2測定処理によって測定した複数の周波数を平均して第1規定時間における周波数を測定する第1測定処理において、周波数の測定の基礎となる周波数に第1測定処理の開始前の周波数を含ませないようにすることができる結果、第1測定処理における測定精度を十分に向上させることができる。
また、請求項3記載の測定装置によれば、複数の第1規定時間の中の1つを予め決められた第1規定時間として選択するための操作部を備えたことにより、複数の第1規定時間の中から測定対象の交流信号の種類や測定する物理量の種類に適した第1規定時間を選択することができるため、利便性を十分に向上させることができる。
測定装置1の構成を示す構成図である。 測定装置1の動作を説明する第1の説明図である。 測定装置1の動作を説明する第2の説明図である。
以下、測定装置および測定方法の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
最初に、測定装置の一例としての測定装置1の構成について説明する。図1に示す測定装置1は、信号処理部11、測定部12、操作部13、表示部14、記録部15および制御部16を備え、入力した交流信号S1(一例として、図2に示す正弦波)についての物理量(例えば、周波数、電圧の実効値、電圧の不平衡、および高調波など)を測定すると共に、これらの物理量を記録可能に構成されている。この場合、測定部12および制御部16によって処理部が構成される。
信号処理部11は、入力した交流信号S1に含まれているノイズ成分を除去する信号処理を実行する。また、信号処理部11は、図1に示すように、交流信号S1の周波数(公称周波数:50Hzおよび60Hz)にそれぞれ対応付けられて、互いに電気的特性の異なる複数(一例として、2つ)のフィルタ回路21(処理回路)を備えて構成されている。この場合、フィルタ回路21は、交流信号S1に含まれている公称周波数よりも高周波の成分および低周波の成分を除去する(つまり、公称周波数の成分を抽出する)バンドパスフィルタで構成されている。また、信号処理部11は、操作部13に対する切り替え操作によってこれら複数のフィルタ回路21の中から切り替えられたフィルタ回路21によって交流信号S1に対して予め決められた信号処理を実行する。
測定部12は、サンプリングクロック生成回路31、サンプリング回路32、ゼロクロス検出回路33、周波数測定回路34、メモリ35およびタイマ36を備えて構成されている。また、測定部12は、一例として、FPGA(Field Programmable Gate Array )で構成されている。なお、測定部12を制御部16と共にCPUで構成することもできる。
サンプリングクロック生成回路31は、予め決められたサンプリング周期Ts(周波数)のサンプリングクロックS2(図2参照)を生成する。サンプリング回路32は、サンプリングクロックS2に同期して交流信号S1をサンプリングすることにより、デジタルデータD1を出力するサンプリング処理を実行する。ゼロクロス検出回路33は、一例として、図外のコンパレータ回路を備えて構成され、交流信号S1と基準電位(ゼロボルトの電位)との交差(ゼロクロス)を検出してゼロクロス検出信号S3(同図参照)を出力する。
周波数測定回路34は、第1測定処理および第2測定処理を実行する。周波数測定回路34は、第1測定処理において、操作部13に対する選択操作によって選択された第1規定時間Tr1における交流信号S1の物理量としての周波数f1を第1規定時間Tr1が経過する毎に測定する。この場合、周波数測定回路34は、操作部13に対する操作によって開始指示がされたときに、その開始指示後における第1規定時間Tr1に応じて予め決められた条件を満たす開始時刻Tbをタイマ36から出力される時刻データD2に基づいて特定し、その開始時刻Tbに第1測定処理を開始し、操作部13に対する終了操作によって処理終了の指示が行われたときに、第1測定処理を終了する。この測定装置1では、第1規定時間Tr1を表す数値を最小の単位として時刻を数値で表したときに、時刻の数値がその最小の単位の整数倍となる時刻であって、開始指示がされた後において最初に到来する時刻が上記の条件を満たす開始時刻Tbとして予め決められている。この場合、例えば、第1規定時間Tr1が2時間のときには、0時、2時、4時・・・が、時刻の数値が最小の単位(2時間)の整数倍となる時刻に相当し、第1規定時間Tr1が30分のときには、0時00分、0時30分、1時00分・・・が、時刻の数値が最小の単位(30分)の整数倍となる時刻に相当する。
したがって、周波数測定回路34は、一例として、第1規定時間Tr1が2時間のときには、0時、2時、4時・・・・の各時刻の中で、開始指示後において最初に到来する時刻を開始時刻Tbとして第1測定処理を開始し、第1規定時間Tr1が30分のときには、0時00分、0時30分、1時00分・・・・の各時刻の中で、開始指示後において最初に到来する時刻を開始時刻Tbとして第1測定処理を開始する。また、周波数測定回路34は、他の一例として、第1規定時間Tr1が1分のときには、0時00分、0時01分、0時02分・・・・の各時刻の中で、開始指示後において最初に到来する時刻を開始時刻Tbとして第1測定処理を開始し、第1規定時間Tr1が3秒のときには、0時00分00秒、0時00分03秒、0時00分06秒・・・・の各時刻の中で、開始指示後において最初に到来する時刻を開始時刻Tbとして第1測定処理を開始する。
また、周波数測定回路34は、第2測定処理において、予め決められた第2規定時間Tr2における交流信号S1の周波数f2を第2規定時間Tr2が経過する毎に測定する。この測定装置1では、第2規定時間Tr2が一例として10秒に規定されている。また、周波数測定回路34は、上記した第1測定処理の開始に同期して(つまり、第1測定処理の開始時刻Tbに)第2測定処理を開始し、第1測定処理の終了に同期して第2測定処理を終了する。
ここで、周波数測定回路34は、第2測定処理において、周波数f2を次のようにして測定する。図2に示すように、立ち上がりのゼロクロスを示すゼロクロス検出信号S3の出力時点から次の立ち上がりのゼロクロスを示すゼロクロス検出信号S3の出力時点までの間に交流信号S1に対して(つまり、交流信号S1の1波長分(以下、交流信号S1の1波長分を「単位波」ともいう)に対して)サンプリング回路32がサンプリングした回数をカウントし、そのカウント数Nを交流信号S1の1波長分(単位波)に対応するサンプリング数として、各周期Twに対応付けてメモリ35内に設けられている記憶領域に記憶させる。また、メモリ35に記憶させたカウント数NとサンプリングクロックS2の周期(サンプリング周期Ts)とに基づいて交流信号S1の1波長分の周期Twを算出する処理を、立ち上がりのゼロクロスを示すゼロクロス検出信号S3を検出する度に実行して、各周期Twを累計する。さらに、周期Twの累計が第2規定時間Tr2(この例では10秒)以内で最大となる単位波の数(以下、この数を「波数m」ともいう)を特定し、これらのm個の単位波の各周期Twを平均し、その平均値Twaの逆数(1/Twa)を周波数f2として測定(算出)する。
また、周波数測定回路34は、第1測定処理において、周波数f1を例えば次のようにして測定する。図3に示すように、第1測定処理の開始時刻Tb以後に上記の第2測定処理によって測定した周波数f2を第2規定時間Tr2が経過する毎に(周波数f2を新たに測定する毎に)累計する処理を、開始時刻Tbから第1規定時間Tr1が経過するまで繰り返す。また、周波数測定回路34は、第1規定時間Tr1が経過した時点における累計値を累計した周波数f2の数で除した値(周波数f2の平均値)を周波数f1として測定(算出)する。この場合、周波数f1を測定する方法として、この方法の他に、第1規定時間Tr1中において第2規定時間Tr2が経過する毎に測定した各周波数f2を2乗平均法などの各種の平均法によって平均する方法を採用することもできる。
メモリ35は、複数の記憶領域が各周期Tw(各単位波)に対応付けられて設けられ、各記憶領域にカウント数N(サンプリング数)をそれぞれ記憶する。この場合、メモリ35は、リングバッファ形式のメモリであって、先入れ先出し法に従って記憶を行う。タイマ36は、時刻を示す時刻データD2を出力する。この場合、タイマ36が出力する時刻データD2によって示される時刻は、一例として、図外の通信手段を介してUTC(協定世界時)に同期している。
操作部13は、第1規定時間Tr1を選択する選択操作を行うためのスイッチ、第1測定処理の開始指示用のスイッチ、第1測定処理の終了指示用のスイッチ、後述する第3測定処理の開始指示用のスイッチ、第3測定処理の終了指示用のスイッチ、および電源スイッチなどの各種のスイッチを備えて構成され、それらが操作されたときに操作信号Soを出力する。表示部14は、制御部16の制御に従って各種の画像や物理量の測定値(周波数f1,f2等)を表示する。記録部15は、制御部16の制御に従い、測定部12によって測定される周波数f1,f2を示すデータ、および制御部16によって測定される物理量を示すデータを記録する。また、記録部15は、操作部13に対する選択操作によって選択される第1規定時間Tr1を示す規定時間データD3を記録する。この測定装置1では、一例として、2時間、30分、10分、1分、3秒および1秒の6種類の時間が選択可能な(選択対象の)第1規定時間Tr1として規定され、これらの各第1規定時間Tr1を示す規定時間データD3が記録部15に記録されている。
制御部16は、操作部13から出力される操作信号Soに従って測定装置1を構成する各部を制御する。また、制御部16は、操作部13に対する指示操作がされたときには、測定部12(サンプリング回路32)から出力されるデジタルデータD1に基づき、交流信号S1の物理量(例えば、電圧の実効値、電圧の不平衡、および高調波など)を測定する第3測定処理を実行する。この場合、制御部16は、この第3測定処理において、複数(一例として、公称周波数が50Hzのときには10、公称周波数が60Hzのときには12)の周期Twに相当する約200m秒の時間(以下この時間を「単位処理時間」ともいう)をゼロクロス検出回路33から出力されるゼロクロス検出信号S3に基づいて特定し、その単位処理時間における物理量(例えば、電圧の実効値、電圧の不平衡、および高調波など)を測定する。
また、制御部16は、測定部12の周波数測定回路34によって測定された周波数f1,f2、および第3測定処理によって測定した物理量を示すデータを記録部15に記録させる。また、制御部16は、周波数f1,f2、および第3測定処理によって測定した物理量を時系列で表示部14に表示させる。
次に、測定装置1を用いて交流信号S1の物理量を測定する測定方法、およびその際の測定装置1の動作について説明する。
この第1測定処理では、操作部13の電源スイッチが操作されたときに、操作部13から出力される操作信号Soに従って電源が投入されると共に、各部が処理を開始する。具体的には、信号処理部11のフィルタ回路21(例えば、50Hz用のフィルタ回路21)が、入力した交流信号S1のノイズ成分を除去する信号処理を実行して、処理後の交流信号S1を測定部12に出力する。
また、測定部12では、サンプリングクロック生成回路31が、図2に示すように、サンプリングクロックS2を生成する。また、サンプリング回路32が、サンプリング処理を実行して、サンプリングクロックS2に同期して交流信号S1をサンプリングすることにより、デジタルデータD1を生成して制御部16に出力する。また、ゼロクロス検出回路33が、同図に示すように、交流信号S1と基準電位とのゼロクロス(例えば、立ち上がりのゼロクロス)を検出してゼロクロス検出信号S3を出力する。
一方、交流信号S1の周波数f1を測定させるには、操作部13を操作して第1規定時間Tr1を選択する。具体的には、操作部13を操作して選択可能な第1規定時間Tr1の表示を指示する。この際に制御部16が記録部15から規定時間データD3を読み出してその規定時間データD3によつて示される各第1規定時間Tr1(この例では、2時間、30分、10分、1分、3秒および1秒の6種類の第1規定時間Tr1)を表示部14に表示させる。次いで、操作部13に対する選択操作によって各第1規定時間Tr1の中の1つ(例えば、1分)を選択する。
続いて、操作部13における第1測定処理の開始指示用のスイッチを操作する。この際に、操作部13が操作信号Soを出力し、これに応じて、測定部12の周波数測定回路34が、操作部13に対する選択操作によって選択された第1規定時間Tr1に応じて予め決められた条件を満たす開始時刻Tbをタイマ36から出力される時刻データD2に基づいて特定する。ここで、第1規定時間Tr1として1分が選択されているため、周波数測定回路34は、第1規定時間Tr1を表す数値を最小単位として時刻を数値で表したときにその時刻の数値がその最小単位の整数倍となる時刻であって開始指示後(操作信号Soの入力後)において最初に到来する時刻を第1測定処理の開始時刻Tbとして特定する。
この場合、図3に示すように、例えば、操作部13に対する開始指示操作(操作信号Soの入力)が3時23分43秒に行われたときには、周波数測定回路34は、第1規定時間Tr1を表す数値を最小単位として時刻を数値で表したときにその時刻の数値がその最小単位の整数倍となる時刻であって開始指示後において最初に到来する時刻である3時24分を第1測定処理の開始時刻Tbとして特定する。次いで、周波数測定回路34は、上記のようにして特定した開始時刻Tbに第1測定処理を開始すると共に、第1測定処理の開始に同期して第2測定処理を開始する。
この第2測定処理において、周波数測定回路34は、図2に示すように、立ち上がりのゼロクロスを示すゼロクロス検出信号S3の出力時点から次の立ち上がりのゼロクロスを示すゼロクロス検出信号S3の出力時点までの間に交流信号S1に対してサンプリング回路32がサンプリングしたサンプリング数、つまり交流信号S1の1波長分(単位波)に対応するサンプリング数をカウントして、そのカウント数Nを各周期Tw(各単位波)に対応付けられているメモリ35内の記憶領域に記憶させる処理を、ゼロクロス検出信号S3を検出する度に実行する。また、周波数測定回路34は、メモリ35に記憶させたカウント数Nとサンプリング周期Tsとに基づいて交流信号S1の1波長分の周期Twを算出する(具体的には、カウント数Nとサンプリング周期Tsとを乗算して周期Twを算出する)と共に、ゼロクロス検出信号S3を検出する度に算出した周期Twを累計する処理を実行する。
また、周波数測定回路34は、周期Twを累計する処理を実行する度にその累計値と第2規定時間Tr2(この例では10秒)とを比較して、累計値が第2規定時間Tr2以内で最大となる単位波の波数mを特定する。この場合、周波数測定回路34は、図3に示すように、その特定をした時点(具体的には、第2規定時間Tr2の経過後において、累計値と第2規定時間Tr2とを最初に比較した時点)において、これらのm個の単位波の各周期Twに基づいて交流信号S1の周波数f2を測定する。例えば、特定した波数mが500個のときには、周波数測定回路34は、メモリ35に記憶されているカウント数Nとサンプリング周期Tsとに基づいて周期Tw1〜周期Tw500を算出してこれらを累計し、その累計値を500で除してこれらの平均値Twaを算出する。続いて、周波数測定回路34は、平均値Twaの逆数(1/Twa)を交流信号S1の周波数f2として測定(算出)する。次いで、周波数測定回路34は、この処理を繰り返して実行して、第2規定時間Tr2が経過する毎に周波数f2を測定する。
また、第1測定処理において、周波数測定回路34は、図3に示すように、第1測定処理の開始時刻Tb以後に第2測定処理によって測定した周波数f2を第2規定時間Tr2が経過する毎に(周波数f2を新たに測定する毎に)累計する処理を繰り返して実行する。続いて、周波数測定回路34は、開始時刻Tbから第1規定時間Tr1が経過したときには、その時点(この例では、3時25分)における周波数f2の累計値を、累計した周波数f2の数で除した値(周波数f2の平均値)を周波数f1として測定(算出)する。次いで、周波数測定回路34は、この処理を繰り返して実行して、第1規定時間Tr1が経過する毎に周波数f1を測定する。
この場合、この測定装置1および測定方法では、上記したように、第1測定処理の開始に同期して第2測定処理を開始させている。このため、この測定装置1および測定方法では、第2測定処理によって測定した周波数f2を用いて(複数の周波数f2を平均して)周波数f1を測定する第1測定処理において、周波数f1の測定の基礎となる周波数f2に第1測定処理の開始前の周波数が含まれない結果、第1測定処理における測定精度が十分に向上されている。
一方、周波数f1以外の物理量(例えば、電圧の実効値)を測定させるには、操作部13を操作して測定対象の物理量としての電圧の実効値を選択し、続いて、操作部13における第3測定処理の開始指示用のスイッチを操作する。この際に、操作部13が操作信号Soを出力し、これに応じて、制御部16が、第3測定処理を実行する。この第3測定処理では、制御部16は、複数(この例では10)の周期Twに相当する単位処理時間(約200m秒)をゼロクロス検出回路33から出力されるゼロクロス検出信号S3に基づいて特定し、測定部12のサンプリング回路32から出力されるデジタルデータD1に基づき、その単位処理時間における電圧の実効値を単位処理時間が経過する毎に測定する。この場合、第3測定処理において測定させる物理量の種類は1つに限定されず、複数種類の物理量を並行して同時に測定させることもできる。
また、制御部16は、測定部12の周波数測定回路34によって測定された周波数f1,f2、および第3測定処理によって測定した物理量を示すデータを記録部15に記録させると共に、周波数f1,f2、および第3測定処理によって測定した物理量を時系列で表示部14に表示させる。この場合、この測定装置1および測定方法では、上記したように、第1測定処理の開始に同期して第2測定処理を開始させているため、第1測定処理によって測定された物理量(この例では周波数f1)と第2測定処理によって測定された周波数f2とを時系列で並べたときに各々の開始時刻が揃う結果、両者の相関関係を調査する際の精度を十分に向上させることが可能となっている。
次いで、周波数f1の測定を終了させるときには、操作部13における第1測定処理の終了指示用のスイッチを操作する。この際に、操作部13が操作信号Soを出力し、これに応じて、周波数測定回路34が、第1測定処理を終了する。また、周波数測定回路34は、第1測定処理の終了に同期して第2測定処理を終了する。また、電圧の実効値の測定を終了させるときには、操作部13における第3測定処理の終了指示用のスイッチを操作する。この際に、操作部13が操作信号Soを出力し、これに応じて、制御部16が、第3測定処理を終了する。
このように、この測定装置1および測定方法では、第1規定時間Tr1を表す数値を最小単位として時刻を数値で表したときにその時刻の数値が最小単位の整数倍となる時刻であって開始指示がされた後において最初に到来する時刻を開始時刻Tbとして第1測定処理を開始すると共に、第1測定処理の開始に同期して第2測定処理を開始する。つまり、この測定装置1および測定方法では、第1測定処理における物理量の測定の開始時刻と、第2測定処理における周波数f2の測定の開始時刻とが同じ開始時刻Tbとなる。このため、この測定装置1および測定方法によれば、例えば、測定した物理量と周波数f2とを時系列で並べたときに各々の開始時刻が揃う結果、両者の相関関係を調査する際の精度を十分に向上させることができる。
また、この測定装置1および測定方法では、第2測定処理の実行によって測定した周波数f2に基づいて第1規定時間Tr1における周波数f1を物理量として測定する処理を第1測定処理として実行する。このため、この測定装置1および測定方法によれば、例えば、第2測定処理によって測定した複数の周波数f2を平均して第1規定時間Tr1における周波数f1を測定する第1測定処理において、周波数f1の測定の基礎となる周波数f2に第1測定処理の開始前の周波数を含ませないようにすることができる結果、第1測定処理における測定精度を十分に向上させることができる。
また、この測定装置1および測定方法によれば、複数の第1規定時間Tr1の中の1つを予め決められた第1規定時間Tr1として選択することにより、複数の第1規定時間Tr1の中から測定対象の交流信号S1の種類や測定する物理量の種類に適した第1規定時間Tr1を選択することができるため、利便性を十分に向上させることができる。
なお、測定装置および測定方法は、上記の構成および方法に限定されない。例えば、第1測定処理の開始指示がされる前には第2測定処理を実行しない構成および方法について上記したが、測定装置1の起動後(第1測定処理の開始指示がされる前)に第2測定処理を開始し、第1測定処理を開始するときに、それまで実行していた第2測定処理を中断して、第1測定処理の開始に同期して第2測定処理を新たに開始する構成を採用することもできる。また、第1測定処理の終了後においても第2測定処理を継続して実行し、次の第1測定処理を開始するときに、それまで実行していた第2測定処理を中断して、その第1測定処理の開始に同期して、第2測定処理を新たに開始する構成を採用することもできる。
また、2時間、30分、10分、1分、3秒および1秒の6種類の時間が選択可能な第1規定時間Tr1として予め規定した構成および方法について上記したが、これに限定されず任意の時間を選択可能な第1規定時間Tr1として予め規定することができる。また、第2規定時間Tr2が10秒に予め決められている構成および方法について上記したが、第2規定時間Tr2が10秒以外の時間に規定されている構成および方法を採用することができる。
また、測定部12(周波数測定回路34)が第1測定処理を実行して、物理量としての周波数f1を測定する構成および方法について上記したが、制御部16が第1測定処理を実行して、周波数f1以外の他の物理量(例えば、電圧の実効値、電圧の不平衡、および高調波など)を測定する構成および方法を採用することもできる。この構成および方法では、制御部16は、上記した第3測定処理によって測定した物理量を用いて第1測定処理を実行する。具体的には、例えば、第1規定時間Tr1として1分が選択されているときには、第3測定処理によって約300回の単位処理時間(約200m秒)毎に測定した約300個の物理量(例えば、電圧の実効値)を平均してその平均値を第1規定時間Tr1における物理量として測定する。この場合、各物理量を平均する方法としては、2乗平均法や単純平均法などの各種の平均法を採用することができるが、この例では、2乗平均法によって平均値を測定する。なお、物理量の種類毎に異なる種類の平均法を用いて測定を行う構成および方法を採用することもできる。
また、この構成および方法では、制御部16が、上記したように、第1規定時間Tr1を表す数値を最小単位として時刻を数値で表したときにその時刻の数値がその最小単位の整数倍となる時刻であって開始指示がされた後において最初に到来する時刻を開始時刻Tbとして開始し、測定部12(周波数測定回路34)が、この第1測定処理の開始に同期して上記の第2測定処理を開始する。つまり、この構成および方法では、第3測定処理によって測定された電圧の実効値に基づいて第1測定処理によって測定される物理量(例えば、電圧の実効値)の測定開始時刻と、第2測定処理によって測定される周波数f2の測定開始時刻とが同じ時刻となる。このため、この構成および方法においても、電圧の実効値と周波数f2とを時系列で並べて行う両者の相関関係を調査する際の精度を十分に向上させることができる。
また、上記の各例では、第1測定処理において、第1規定時間Tr1中に第2測定処理や第3測定処理によって測定した物理量の平均値を第1規定時間Tr1における物理量として測定しているが、第1測定処理において、第1規定時間Tr1中に第2測定処理や第3測定処理によって測定した各物理量の最大値や最小値を第1規定時間Tr1における物理量として測定する構成および方法を採用することもできる。
1 測定装置
12 測定部
13 操作部
16 制御部
34 周波数測定回路
f1,f2 周波数
S1 交流信号
Tb 開始時刻
Tr1 第1規定時間
Tr2 第2規定時間

Claims (4)

  1. 予め決められた第1規定時間における交流信号の物理量を当該第1規定時間が経過する毎に測定する第1測定処理を開始指示がされた後であって当該第1規定時間に応じて予め決められた条件を満たす開始時刻に開始すると共に、予め決められた第2規定時間における前記交流信号の周波数を当該第2規定時間が経過する毎に測定する第2測定処理を実行する処理部を備えた測定装置であって、
    前記処理部は、前記第1規定時間を表す数値を最小単位として時刻を数値で表したときに当該時刻の数値が当該最小単位の整数倍となる時刻であって前記開始指示がされた後において最初に到来する時刻を前記開始時刻として前記第1測定処理を開始すると共に、当該第1測定処理の開始に同期して前記第2測定処理を開始する測定装置。
  2. 前記処理部は、前記第2測定処理の実行によって測定した前記周波数に基づいて前記第1規定時間における周波数を前記物理量として測定する処理を前記第1測定処理として実行する請求項1記載の測定装置。
  3. 複数の前記第1規定時間の中の1つを前記予め決められた第1規定時間として選択するための操作部を備えている請求項1または2記載の測定装置。
  4. 予め決められた第1規定時間における交流信号の物理量を当該第1規定時間が経過する毎に測定する第1測定処理を開始指示がされた後であって当該第1規定時間に応じて予め決められた条件を満たす開始時刻に開始すると共に、予め決められた第2規定時間における前記交流信号の周波数を当該第2規定時間が経過する毎に測定する第2測定処理を実行する測定方法であって、
    前記第1規定時間を表す数値を最小単位として時刻を数値で表したときに当該時刻の数値が当該最小単位の整数倍となる時刻であって前記開始指示がされた後において最初に到来する時刻を前記開始時刻として前記第1測定処理を開始すると共に、当該第1測定処理の開始に同期して前記第2測定処理を開始する測定方法。
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