JP2012166594A - 車両用シートのヘッドレスト - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両用シートのヘッドレスト1は、受部材10と、この受部材10を覆うパッド部材30と、このパッド部材30をカバーリングする表皮部材40とから成っており、空洞共鳴部Fとポート18とから成るレゾネータを備えている。受部材10の内部は、略格子状のリブ14が形成されている。空洞共鳴部Fは、受部材10の内部から構成されている。ポート18は、受部材10またはパッド部材30において、略格子により形成される面と略向かい合う壁面10aに形成された貫通孔から構成されている。
【選択図】図3
Description
請求項1に記載の発明は、受部材と、この受部材を覆うパッド部材と、このパッド部材をカバーリングする表皮部材とから成っており、空洞共鳴部とポートとから成るレゾネータを備えた車両用シートのヘッドレストであって、受部材の内部は、略格子状のリブが形成されており、空洞共鳴部は、受部材の内部から構成されており、ポートは、受部材またはパッド部材において、略格子により形成される面と略向かい合う壁面に形成された貫通孔から構成されていることを特徴とする構成である。
この構成によれば、別途に、レゾネータを設けることなく、既存の部品(例えば、受部材)を利用して、ヘッドレストにレゾネータを備えさせることができる。そのため、レゾネータを備えていても、ヘッドレストの構造を簡素にできる。
この構成によれば、別途に、レゾネータを設けることなく、既存の部品(例えば、受部材とパッド部材)を利用して、ヘッドレストにレゾネータを備えさせることができる。そのため、レゾネータを備えていても、ヘッドレストの構造を簡素にできる。
この構成によれば、ヘッドレストの高さ方向において、受部材の各空洞共鳴部の容積を変えることができる。そのため、車両内に伝播する騒音が複数の周波数帯であっても対応できる。
(実施例1)
まず、図1〜3を参照して、本発明の実施例1を説明する。なお、以下の説明にあたって、上、下、前、後、左、右とは、上述した図に記載した、上、下、前、後、左、右の方向、すなわち、ヘッドレスト1を基準にしたときの上、下、前、後、左、右の方向を示している。このことは、後述する各実施例においても同様である。
次に、図4を参照して、実施例2を説明する。この実施例2のヘッドレスト101は、既に説明した実施例1のヘッドレスト1と比較すると、受部材10とパッド部材30とを利用して、レゾネータを備えさせた形態である。そのため、以下の説明にあたって、実施例1と同一および均等な構成の部材には、図面において同一符号を付すことで重複する説明は省略することとする。このことは、後述する実施例3においても同様である。
次に、図5を参照して、実施例3を説明する。この実施例3のヘッドレスト201は、既に説明した実施例1のヘッドレスト1と比較すると、レゾネータを前後に2箇所備えた形態である。
次に、図6〜8を参照して、本発明の実施例4を説明する。この実施例4のヘッドレスト301は、既に説明した実施例1のヘッドレスト1と比較すると、アクティブタイプのものである。すなわち、このヘッドレスト301は、ベース体302と受止体303とに大別されており、車両に後突が発生したとき、ベース体302が受止体303に対して飛び出すように移動することで、乗員の後頭部を瞬時に受け止めるタイプのものである。以下に、これらベース体302と受止体303とを個別に説明していく。
次に、図9〜11を参照して、本発明の実施例5を説明する。この実施例5のヘッドレスト401は、既に説明した実施例4のヘッドレスト301と比較すると、ベース体302にレゾネータを備えさせた形態である。そのため、以下の説明にあたって、実施例4と同一および均等な構成の部材には、図面において同一符号を付すことで重複する説明は省略することとする。
実施例1では、予め、パッド部材30を別に成形しておき、受部材10にパッド部材30を被せ、この被せたパッド部材30に、予め、別に成形しておいた表皮部材40をカバーリングしてヘッドレスト1を組み立てる例を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、パッド部材30を公知の発泡成形によってヘッドレスト1を組み立てても構わない。
10 受部材
12 開口
18 ポート(貫通孔)
30 パッド部材
40 表皮部材
101 ヘッドレスト(実施例2)
201 ヘッドレスト(実施例3)
301 ヘッドレスト(実施例4)
401 ヘッドレスト(実施例5)
F 内部空間(空洞共鳴部)
Claims (3)
- 受部材と、この受部材を覆うパッド部材と、このパッド部材をカバーリングする表皮部材とから成っており、空洞共鳴部とポートとから成るレゾネータを備えた車両用シートのヘッドレストであって、
受部材の内部は、略格子状のリブが形成されており、
空洞共鳴部は、受部材の内部から構成されており、
ポートは、受部材またはパッド部材において、略格子により形成される面と略向かい合う壁面に形成された貫通孔から構成されていることを特徴とする車両用シートのヘッドレスト。 - 受部材と、この受部材を覆うパッド部材と、このパッド部材をカバーリングする表皮部材とから成っており、空洞共鳴部とポートとから成るレゾネータを備えた車両用シートのヘッドレストであって、
空洞共鳴部は、受部材の内部に略格子状を成すようにパッド部材から形成されたリブと、受部材の内部から構成されており、
ポートは、受部材において、略格子により形成される面と略向かい合う壁面に形成された貫通孔から構成されていることを特徴とする車両用シートのヘッドレスト。 - 請求項1〜2のいずれかに記載の車両用シートのヘッドレストであって、
空洞共鳴部を構成する壁面において、ポートが形成されている壁面と、その向かい合う壁面とは傾斜を成すように形成されていることを特徴とする車両用シートのヘッドレスト。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR102527167B1 (ko) * | 2022-10-25 | 2023-04-28 | 주식회사 서연이화 | 자동차의 헤드레스트 공조장치 |
KR102527166B1 (ko) * | 2022-10-25 | 2023-04-28 | 주식회사 서연이화 | 자동차의 헤드레스트 공조장치 |
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JP2006030396A (ja) * | 2004-07-13 | 2006-02-02 | Toyoda Gosei Co Ltd | 吸音構造体及び吸遮音構造体 |
JP2006193073A (ja) * | 2005-01-14 | 2006-07-27 | Mazda Motor Corp | 車両用内装材のレゾネータ構造 |
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2011
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