JP2012160400A - 照明器具用取付アダプタ - Google Patents

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Abstract

【課題】ロック機構を構成する部品の構造を単純化し、加えてロック片の不完全動作状態を目視確認できること。
【解決手段】 リリースボタン5のロック体連係部51にてカム機構を介して連係され、常時突出した状態に付勢されたロック片4aを、シーリングコンセント16の栓刃導入口17に嵌入させてロック状態にする一方、前記ボタンの押圧によりロック片の没入した状態でロック解除するとともに、伸長部51aが、ロック片の突出した状態において係止爪7と干渉しない係止爪側方へ退避する一方、ロック片の没入した状態において各係止爪の端面の間に入り込んで当該係止爪の動きを規制するロック機構40と、伸長部51aの下面の色53を目視確認する開口14がカバー2に設けられた確認手段50とを備え、ロック片がシーリングコンセントの作用によって突出した状態から没入した状態になったとき開口14に色53が現れる。
【選択図】図4

Description

本発明は、天井に固定されるシーリングコンセントに取り付ける天井直付照明器具に用いる照明器具用取付アダプタに関する。
従来の天井直付型照明器具用取付装置は、天井に固定されるシーリングコンセントと、このシーリングコンセントに取り付けられる照明器具用取付アダプタ(以下、取付アダプタと称す)とからなる。取付アダプタは、栓刃をシーリングコンセントの栓刃導入口に差し込み、取り付け方向(時計回り)に回動させて受け刃に機械的に係止し、同時に電気的に接続する、一方、反時計回りに回動させることで取り外し可能となっている。
このような装置においては、シーリングコンセントに対する取付アダプタの回転止め(ロック)機構および照明器具を取付アダプタに装着する係止爪機構が備えられている。これら両機構は機能的に独立して構成されており、ロック機構に関係なく係止爪機構の操作が可能になっている(引用文献1,引用文献2)。
上記機構を備えた装置では、シーリングコンセントに対して取付アダプタが止るまで回動されずに取り付けられるとロック機構が不完全ロック状態となるため、照明器具本体は取付アダプタの係止爪に正規な状態で係止されなくなる。
シーリングコンセントに対して取付アダプタが止るまで回動されずに取り付けられた場合には、照明器具本体の取り付けができなくする手段を備えたロック機構が提案されている。例えば、引用文献3には、左右の係止部材の後部にそれぞれ嵌合凹部を設け、ロック状態では嵌合凹部に嵌合して各係止爪をアダプタベースの両側部から没入した状態に移動可能とする一方、ロック解除状態では左右の係止部材の後部に当接して各係止爪をアダプタベースの両側部からそれぞれ突出した状態にロックする係止爪ロック部をロック部材に設けた構造が開示されている。
しかしながら、ロック部材に一体化された係止爪ロック部は、左右の係止部材の動線に対して上下方向に直交して動き、かつ左右の係止部材が出没する際の運動軌跡内に常時存在する構造になっている。そのため、各係止部材の後部には各係止爪をアダプタベースの両側部から没入した状態に移動可能とするための嵌合凹部が必要となり、ロック部材および各係止部材の構造が複雑になっている。また、ロック状態において係止爪が移動する際、係止爪の嵌合凹部内でロック部材の係止爪ロック部との間に、接触が起こる可能性もある。更に、シーリングコンセントに対して取付アダプタを回動させ、シーリングコンセントの作用によりロック爪部が押し込められて没入した状態、すなわち取付アダプタが止るまで回動されていない状態は、係止爪を操作し移動可能であるか否かを確認しなければならなかった。
特開平7−37410号公報 特開平11−213745号公報 特許第4119071号公報
解決しようとする問題点は、ロック解除状態において各係止爪の端面の間に入り込み、各係止爪を突出した状態にロックする手段が、ロック状態において係止爪の端面の運動軌跡内に常に存在し、係止爪との干渉が避けられないことである。
加えて、シーリングコンセントに対して取付アダプタを取り付ける際に、栓刃を栓刃導入口に差し込んだ時点から回転止めされるまでの過程において、シーリングコンセントの作用によるロック片の没入した状態を目視確認できないことである。
請求項1に記載の発明は、天井面に固定されるシーリングコンセントの栓刃導入口に栓刃を差し込み、取り付け方向に回動させて前記栓刃を受け刃に機械的に係止し、かつ電気的に接続する照明器具用取付アダプタであって、ボディー下面となる開放側がカバーで閉塞されるとともに、前記シーリングコンセント側がボディー上面となる有底筒形のボディーと、ボディー側面の対称位置から直線運動により出没可能な一対の係止爪を備え、それぞれの係止爪を常時ボディー側面から突出した状態に付勢する弾性体が設けられた係止爪機構と、ボディー上面から出没可能なロック片を備えたロック体が、ボディー側面に配置されるリリースボタンのロック体連係部にてカム機構を介して連係されており、弾性体により常時ボディー上面から突出した状態に付勢された前記ロック片を、前記シーリングコンセントの栓刃導入口に嵌入させてロック状態にする一方、前記リリースボタンの押圧により前記ロック片の没入した状態にしてロック解除するとともに、前記ロック体連係部の一部をなす伸長部が、前記ロック片の突出した状態において前記一対の係止爪の端面と干渉しない係止爪側方へ退避する一方、前記ロック片の没入した状態においてそれぞれの前記係止爪の端面の間に入り込んで当該係止爪の動きを規制するロック機構と、からなることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の記載において、ロック体連係部の一部をなす伸長部の下面に着色部分、および前記伸長部がそれぞれの係止爪の端面の間に入り込む位置に対向して前記カバーに開口が設けられた確認手段を備え、前記シーリングコンセントに対する取り付けにおいて前記シーリングコンセントの作用により前記ロック片が突出した状態から没入した状態になったとき前記開口に現れる着色部分により目視可能にしたことを特徴とする。
請求項3の発明は、天井面に固定されるシーリングコンセントの栓刃導入口に栓刃を差し込み、取り付け方向に回動させて前記栓刃を受け刃に機械的に係止し、かつ電気的に接続する照明器具用取付アダプタであって、
ボディー下面となる開放側がカバーで閉塞されるとともに、前記シーリングコンセント側がボディー上面となる有底筒形のボディーと、ボディー側面の対称位置から直線運動により出没可能な一対の係止爪を備え、それぞれの係止爪を常時ボディー側面から突出した状態に付勢する弾性体が設けられた係止爪機構と、ボディー上面から出没可能なロック片を備えたロック体が、ボディー側面に配置されるリリースボタンのロック体連係部にてカム機構を介して連係されており、弾性体により常時ボディー上面から突出した状態に付勢された前記ロック片を、前記シーリングコンセントの栓刃導入口に嵌入させてロック状態にする一方、前記リリースボタンの押圧により前記ロック片の没入した状態にしてロック解除するロック機構と、前記ロック体連係部の下面に色、および前記ロック片が没入した状態に対向して前記カバーに開口が設けられた確認手段と、を備え、前記シーリングコンセントに対する取り付けにおいて前記シーリングコンセントの作用により前記ロック片が突出した状態から没入した状態になったとき前記開口に現れる色により目視可能にしたことを特徴とする。
その他の特徴構成として、カム機構が、所定傾斜角のカム溝と、該カム溝に係合するカム突部とからなる。また、カバーの開口に現れる色は、リリースボタンの成型体自体の色やリリースボタンの下面の一部に設けた着色部分であり、好ましくは赤色である。
請求項1の発明によれば、ロック機構を構成する部品の構造を単純化するとともに、照明器具の落下に対する安全性および照明器具の着脱操作性を向上させる。
請求項2の発明によれば、シーリングコンセントに対して取付アダプタを回動させて取り付ける過程において、シーリングコンセントの作用によるロック片の没入した状態、すなわち不完全動作状態を目視確認できる。
請求項3の発明によれば、ロック機構に関係なく係止爪機構の操作ができるタイプの取付アダプタに確認手段を備えることで、ロック片の不完全動作状態を目視確認できる。
図1は、直付照明器具の取り付け状態を示す説明図である。 図2は、シーリングコンセントと照明器具用取付アダプタを示す説明図である。 図3は、照明器具用取付アダプタの斜視図である。 図4は、照明器具用取付アダプタを下方から見た分解斜視図である。 図5Aは、ロック機構の分解図である。 図5Bは、弾性体の配置を変えたロック機構の説明図である。 図5Cは、赤色成型体のリリースボタンで構成されたロック機構の分解図である。 図6Aは、ロック解除状態を示す一部破断した説明図である。 図6Bは、図6AのA−A線に沿った断面図である。 図7Aは、ロック状態を示す一部破断した説明図である。 図7Bは、図7AのB−B線に沿った断面図である。 図8は、栓刃を栓刃導入口に差し込んだときのシーリングコンセントと照明器具用取付アダプタの説明図である。 図9は、栓刃を栓刃導入口に差し込んだときの係止爪機構とロック機構の説明図である。 図10は、栓刃を栓刃導入口に差し込んだときの確認手段の説明図である。 図11は、シーリングコンセントの作用によってロック片が没入した状態となったときの説明図である。 図12は、シーリングコンセントの作用によってロック片が没入した状態となったときの係止爪機構とロック機構の説明図である。 図13は、シーリングコンセントの作用によってロック片が没入した状態となったときの確認手段の説明図である。 図14は、ロック片が突出してシーリングコンセントの栓刃導入口に嵌入し、ロック状態となったときの説明図である。 図15は、ロック片が突出してシーリングコンセントの栓刃導入口に嵌入し、ロック状態となったときの係止爪機構とロック機構の説明図である。 図16は、ロック片が突出してシーリングコンセントの栓刃導入口に嵌入し、ロック状態となったときの確認手段の説明図である。 図17は、他の実施形態の説明図である。
ロック状態においてリリースボタンのロック体連係部の一部をなす伸長部が、それぞれの係止爪の端面と干渉しない係止爪側方へ退避し、外力による係止爪の押し込みを可能にする一方、シーリングコンセントの作用によるロック片の没入した状態においてそれぞれの係止爪の間に入り込んで係止爪の動きを規制し、開口に現れる着色部分によってシーリングコンセントと取付アダプタとのロックが不完全状態であることを目視確認できるようにした。
以下に、図面を参照しながら実施例を詳しく説明する。
図1は直付照明器具の取り付け状態を示す説明図、図2はシーリングコンセントと照明器具用取付アダプタを示す説明図、図3は照明器具用取付アダプタの斜視図である。
天井面20に固定されたシーリングコンセント16に照明器具用取付アダプタ(以下、取付アダプタと称す)15を取り付け、この取付アダプタ15に照明器具21が装着される。
取付アダプタ15は、有底筒形のボディー1と、このボディ1の開放側にカバー2がビス10止めされ、塞がれている。ボディー1の底を天井側にしてシーリングコンセント16に取り付けるため、説明上、ボディー1の底側はボディー上面、カバー2側はボディー下面と言う。
ボディー1には、ロック体4とリリースボタン5を備えるロック機構40と、一対の係止爪7およびそれぞれの係止爪7を動かす係止爪操作部71を備える係止爪機構30と、ロック片4aが不完全動作位置にあるか否かを目視する確認手段50と、を具備する。
ボディー下面には、係止爪操作部71に対向して操作開口部24がカバー2に形成されている。ボディー上面には、ボディー1内から延出されて一対の栓刃3がボディー1の中心にして対角位置に設けられており、一方の栓刃3の近くにロック体4のロック片4aが配置されている。
シーリングコンセント16は、一対の栓刃3を差し込むための幅広の一対の栓刃導入口17が設けられ、この栓刃導入口17から刃厚より若干大きい幅の円弧状のスリット17aが形成されており、取付アダプタ15を装着する際に、取付アダプタ15の取り付け方向(時計回り)の回動を可能にしている。取付アダプタ15の栓刃3をシーリングコンセント16の栓刃導入口17に差し込み、時計回りに回動させると栓刃3が受け刃(図示せず)に機械的に係止され、かつ電気的に接続される。
照明器具21は、照明器具本体22とセード23からなり、取付アダプタ15に照明器具本体22の取付け孔を嵌合し、係止爪7を取付け孔周縁に係止することで取り付けられる。栓刃3に端子接続された電線12のコネクタ13は照明器具21側のコネクタに接続され、使用可能となる。
取付アダプタを詳しく説明する。図4は取付アダプタを下方から見た斜視図である。
ボディー1の内部は、ボディー中心部分に係止爪7の直線運動に直交する仕切り壁32と、係止爪機構30を構成する係止爪7の直線運動を案内する左右の側壁33が設けられ、この側壁間のボディー側面に切り欠き31が形成されている。係止爪7は、仕切り壁32と側壁33に囲われた空間に組み込まれ、切り欠き31から突出可能に設けられている。
係止爪機構30は、ボディー側面の対称位置から突出する独立した一対の係止爪7を備えており、それぞれの係止爪7の端面には対称でかつ仕切り壁32と干渉しない位置に当接部73が一体成形されている。係止爪7の端面近傍に形成された凹状の係止部74(図9参照)と仕切り壁32との間に弾性体8が介装され係止爪7を常時突出した状態に付勢している。係止爪7の上面には、図9に示されているように突起72が設けられている。一方、ボディー1の底面には、係止爪7の直線運動方向に案内溝34が形成され、この案内溝34に係止爪7の突起72が案内される。係止爪7の下面には、指先で操作するための係止爪操作部71が設けられている。
ロック機構を図4および図5を参照しながら説明する。
ロック機構40は、係止爪7の運動方向に対して直交する方向に動作するリリースボタン5と、このリリースボタン5に連係されてボディー1の上下方向に動作する、ロック片4aを備えたロック体4と、ロック片4aを常時ボディー上面から突出した状態にロック体4を付勢する弾性体6とからなる。リリースボタン5は、ボディー側面の凹部1aに押圧部分を露出させ、該押圧部分より幅広のロック体連係部51がボディー1内の仕切られた場所に組み付けられる。ロック体連係部51は、上下方向が開放され、その内面に対向してカム突部52が設けられており、上記押圧部分とは反対側に当該連係部51と同じ幅の伸張部51aが一体成形されている。
ロック体4は、ロック片4aと断面矩形の基部が一体成形されており、その基部の側面および反対側の側面に所定傾斜角のカム溝18が形成されている。カム溝18には、ロック体連係部51の円形のカム突部52に係合し、カム機構を構成している。カム機構は、リリースボタン5を押圧すると弾性体6の付勢力に抗してロック体4を移動させロック片4aをボディー上面から内部に没入させ、ロック解除状態にする(図6の状態)。リリースボタン5の押圧を解くと弾性体6の付勢力によってロック片4aをボディー上面から突出した状態となり、ロック状態にする(図7の状態)。
弾性体6は、図5Aに示されているようにカバー2とロック体4との間に配置する構成、あるいは図5Bに示されているようにリリースボタン5の端面とボディー1との間に配置する構成のいずれでも実施可能である。また、カム溝18とカム突部52も逆の関係、すなわちカム溝18をロック体連係部51、カム突部52をロック体4に設けても良い。
ロック片が不完全動作状態にあるか否かを目視確認する手段について図5〜7を参照しながら説明する。
確認手段50は、リリースボタン5のロック体連係部51の一部をなす伸長部51aの下面端縁側に所定幅の着色部分53を設け、この着色部分53に対向する開口14がカバー2に形成されている。ロック体連係部51の伸長部51aは、ロック片4aの突出した状態のみそれぞれの係止爪7の端面と干渉しない係止爪側方へ退避する(図9,図15の状態)一方、前記ロック片4aの没入した状態においてそれぞれの係止爪7の端面の間に入り込んで当該係止爪7の動きを規制する(図12の状態)。
図6に示す状態では、着色部分53がカバー2の開口14に現れているので、ロック片4aが不完全な動作状態にあることを目視確認できる。図7に示す状態では、着色部分53がカバー2の開口14に現れていないので、ロック片4aが正常な動作状態にあることを目視確認できる。着色部分53は、赤色が好ましい。
他の具体例として、リリースボタン5が、例えば、赤色の成形体(図5C参照)で作製されている場合、リリースボタン5の一部を開口14から目視確認できるように構成することもできる。
次に、本実施例の作用を説明する。
先ず、図8に示すように、シーリングコンセント16の栓刃導入口17に取付アダプタ15の栓刃3を差し込む。この時、図9に示すようにリリースボタン5と係止爪7はボディー側面から突出している。ロック片4aはボディー上面から突出し、正常の動作状態にある。ロック体連係部51の伸長部51aは、開口14から外れた位置、すなわち係止爪側方へ退避させた位置にあって、図10に示すように開口14には着色部分53が現れないので、ロック片4aは正常な動作状態にあることが目視確認できる。この状態では、外力により係止爪7をボディー1の内部に押し込める。
続いて、取付アダプタ15を取り付け方向(時計回り)に回動させるとシーリングコンセント16の下面がロック片4aに当接し、更に回動させるとシーリングコンセント16の作用によりロック片4aをボディー1内に押し込め、没入した状態になる。この過程において、ロック片4aの動きはリリースボタン5をボディー中央寄りに動かす。これにより、図12に示すようにロック体連係部51の伸長部51aは、一方の係止爪7の端面と他方の係止爪7の当接部73との間に入り込み、同時に開口14が塞がれる。この状態において、係止爪7のボディー内への押し込みが阻止され、開口14に着色部分53が現れる(図13の状態)。開口14に着色部分53が現れるとロック片4aが不完全な動作状態にあることを目視確認できる。
更に、取付アダプタ15を取り付け方向に回動させるとロック片4aが栓刃導入口17に一致した時点で突出し、ロック片4aが栓刃導入口17に嵌入し、取付アダプタ15の取り外し方向(反時計回り)の回動をロックする。この時のロック片4aの動きによってリリースボタン5がボディー側面から突出する方向に動き、ロック体連係部51の伸長部51aが係止爪7間から外れて、それぞれの係止爪7の端面と干渉しない係止爪側方へ退避し、外力による係止爪7の押し込みが可能となる。この状態では、開口14から着色部分53が消えているので、これを見て照明器具の正しい取り付けができる。
図17は、本発明の他の実施形態を示す説明図である。
本実施例は、リリースボタン5が係止爪7の動きを規制しないタイプの取付アダプタに適用したものである。リリースボタン5は、図11に示す状態、すなわちロック片4aがシーリングコンセント16の作用により押し込まれた不完全動作状態のとき、係止爪7の端面の間に入り込む伸長部を持っていないため、図17中に矢印で示した方向に係止爪7を押すとボディー1内に引っ込めることができる。カバー2には、係止爪の動線から外れた位置でかつロック片4aが不完全動作状態においてリリースボタン5の下面と重なっている部分に開口14が設けられている。
このような構成によれば、シーリングコンセント16に対して取付アダプタ15が止るまで回動されずに取り付けられた場合、すなわちロック片4aの不完全動作状態の場合でも、カバー2の開口14に現れるリリースボタン5の色やリリースボタン5の下面に設けられた着色部分の色により目視確認できる。
上記実施例では、角型のシーリングコンセントに対して取付アダプタを所定角度の回動によってシーリングコンセントがロック機構のロック片に作用して突出した状態から没入した状態にするタイプへの適用であるが、本発明は、これに限定されない。丸型のシーリングコンセントの場合、栓刃を栓刃導入口に差し込むと、シーリングコンセントはロック片に対して押し込む方向に当接し、この時のシーリングコンセントの作用により回動前にロック片を突出した状態から没入した状態にする。この種のタイプでは、栓刃を栓刃導入口に差し込んだ時点から回転止めされるまでの過程においてロック片の不完全動作状態となるため、本発明の確認手段を適用することは有効である。
1 ボディー
2 カバー
3 栓刃
4 ロック体
4a ロック片
5 リリースボタン
6 弾性体
7 係止爪
8 弾性体
14 開口
15 照明器具用取付アダプタ
16 シーリングコンセント
17 栓刃導入口
18 カム溝
20 天井面
21 照明器具
22 照明器具本体
23 セード
30 係止爪機構
40 ロック機構
50 確認手段
51 ロック体連係部
51a 伸長部
52 カム突部
53 着色部分
請求項1に記載の発明は、天井面に固定されるシーリングコンセントの栓刃導入口に栓刃を差し込み、取り付け方向に回動させて前記栓刃を受け刃に機械的に係止し、かつ電気的に接続する照明器具用取付アダプタであって、
ボディー下面となる開放側がカバーで閉塞されるとともに、前記シーリングコンセント側がボディー上面となる有底筒形のボディーと、
ボディー側面の対称位置から直線運動により出没可能な一対の係止爪を備え、それぞれの係止爪を常時ボディー側面から突出した状態に付勢する弾性体が設けられた係止爪機構と、
ボディー上面から出没可能なロック片を備えたロック体が、ボディー側面に配置されるリリースボタンのロック体連係部にてカム機構を介して連係されており、弾性体により常時ボディー上面から突出した状態に付勢された前記ロック片を、前記シーリングコンセントの栓刃導入口に嵌入させてロック状態にする一方、前記リリースボタンの押圧により前記ロック片の没入した状態にしてロック解除するとともに、前記ロック体連係部の一部をなす伸長部は前記ボディ内に位置し、該伸長部が前記ロック片の突出した状態において前記一対の係止爪の端面と干渉しない係止爪側方のボディ内部へ退避する一方、前記ロック片の没入した状態においてそれぞれの前記係止爪の端面の間に入り込んで当該係止爪の動きを規制するロック機構と、からなることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ロック機構を構成する部品の構造を単純化するとともに、照明器具の落下に対する安全性および照明器具の着脱操作性を向上させる。
請求項2の発明によれば、シーリングコンセントに対して取付アダプタを回動させて取り付ける過程において、シーリングコンセントの作用によるロック片の没入した状態、すなわち不完全動作状態を目視確認できる。
請求項1に記載の発明は、天井面に固定されるシーリングコンセントの栓刃導入口に栓刃を差し込み、取り付け方向に回動させて前記栓刃を受け刃に機械的に係止し、かつ電気的に接続する照明器具用取付アダプタであって、
ボディー下面となる開放側がカバーで閉塞されるとともに、前記シーリングコンセント側がボディー上面となる有底筒形のボディーと、
ボディー側面の対称位置から直線運動により出没可能な一対の係止爪を備え、それぞれの係止爪を常時ボディー側面から突出した状態に付勢する弾性体が設けられた係止爪機構と、
ボディー上面から出没可能なロック片を備えたロック体が、ボディー側面に配置されるリリースボタンのロック体連係部にてカム機構を介して連係されており、弾性体により常時ボディー上面から突出した状態に付勢された前記ロック片を、前記シーリングコンセントの栓刃導入口に嵌入させてロック状態にする一方、前記リリースボタンの押圧により前記ロック片の没入した状態にしてロック解除するとともに、前記ロック体連係部の一部をなす伸長部は前記ボディ内に位置し、該伸長部が前記ロック片の突出した状態において前記一対の係止爪の端面と干渉しない係止爪側方のボディ内部へ退避する一方、前記ロック片の没入した状態においてそれぞれの前記係止爪の端面の間に入り込んで当該係止爪の動きを規制するロック機構と、
前記ロック体連係部の一部をなす伸長部の下面の色、および前記伸長部がそれぞれの係止爪の端面の間に入り込む位置に対向して前記カバーに形成された開口から成る確認手段と、を備え、
前記シーリングコンセントに対する取り付けにおいて前記シーリングコンセントの作用により前記ロック片が突出した状態から没入した状態になったとき前記開口に現れる色により目視可能にしたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ロック機構を構成する部品の構造を単純化するとともに、照明器具の落下に対する安全性および照明器具の着脱操作性を向上させる。また、シーリングコンセントに対して取付アダプタを回動させて取り付ける過程において、シーリングコンセントの作用によるロック片の没入した状態、すなわち不完全動作状態を目視確認できる。

Claims (6)

  1. 天井面に固定されるシーリングコンセントの栓刃導入口に栓刃を差し込み、取り付け方向に回動させて前記栓刃を受け刃に機械的に係止し、かつ電気的に接続する照明器具用取付アダプタであって、
    ボディー下面となる開放側がカバーで閉塞されるとともに、前記シーリングコンセント側がボディー上面となる有底筒形のボディーと、
    ボディー側面の対称位置から直線運動により出没可能な一対の係止爪を備え、それぞれの係止爪を常時ボディー側面から突出した状態に付勢する弾性体が設けられた係止爪機構と、
    ボディー上面から出没可能なロック片を備えたロック体が、ボディー側面に配置されるリリースボタンのロック体連係部にてカム機構を介して連係されており、弾性体により常時ボディー上面から突出した状態に付勢された前記ロック片を、前記シーリングコンセントの栓刃導入口に嵌入させてロック状態にする一方、前記リリースボタンの押圧により前記ロック片の没入した状態にしてロック解除するとともに、前記ロック体連係部の一部をなす伸長部が、前記ロック片の突出した状態において前記一対の係止爪の端面と干渉しない係止爪側方へ退避する一方、前記ロック片の没入した状態においてそれぞれの前記係止爪の端面の間に入り込んで当該係止爪の動きを規制するロック機構と、からなることを特徴とする照明器具用取付アダプタ。
  2. 前記ロック体連係部の一部をなす伸長部の下面の色、および前記伸長部がそれぞれの係止爪の端面の間に入り込む位置に対向して前記カバーに開口が設けられた確認手段を備え、前記シーリングコンセントに対する取り付けにおいて前記シーリングコンセントの作用により前記ロック片が突出した状態から没入した状態になったとき前記開口に現れる色により目視可能にしたことを特徴とする請求項1に記載の照明器具用取付アダプタ。
  3. 天井面に固定されるシーリングコンセントの栓刃導入口に栓刃を差し込み、取り付け方向に回動させて前記栓刃を受け刃に機械的に係止し、かつ電気的に接続する照明器具用取付アダプタであって、
    ボディー下面となる開放側がカバーで閉塞されるとともに、前記シーリングコンセント側がボディー上面となる有底筒形のボディーと、
    ボディー側面の対称位置から直線運動により出没可能な一対の係止爪を備え、それぞれの係止爪を常時ボディー側面から突出した状態に付勢する弾性体が設けられた係止爪機構と、
    ボディー上面から出没可能なロック片を備えたロック体が、ボディー側面に配置されるリリースボタンのロック体連係部にてカム機構を介して連係されており、弾性体により常時ボディー上面から突出した状態に付勢された前記ロック片を、前記シーリングコンセントの栓刃導入口に嵌入させてロック状態にする一方、前記リリースボタンの押圧により前記ロック片の没入した状態にしてロック解除するロック機構と、
    前記ロック体連係部の下面に色、および前記ロック片が没入した状態に対向して前記カバーに開口が設けられた確認手段と、を備え、前記シーリングコンセントに対する取り付けにおいて前記シーリングコンセントの作用により前記ロック片が突出した状態から没入した状態になったとき前記開口に現れる色により目視可能にしたことを特徴とする照明器具用取付アダプタ。
  4. 前記カム機構が、所定傾斜角のカム溝と、該カム溝に係合するカム突部とからなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の照明器具用取付アダプタ。
  5. 前記カバーの開口に現れる色が、リリースボタンの成型体の色、またはリリースボタンの下面の着色部分であることを特徴とする請求項2または3に記載の照明器具用取付アダプタ。
  6. 前記カバーの開口に現れる色が、赤色であることを特徴とする請求項5に記載の照明器具用取付アダプタ。
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