JP2015022934A - 発光モジュール及びそれを用いた照明装置 - Google Patents

発光モジュール及びそれを用いた照明装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015022934A
JP2015022934A JP2013150894A JP2013150894A JP2015022934A JP 2015022934 A JP2015022934 A JP 2015022934A JP 2013150894 A JP2013150894 A JP 2013150894A JP 2013150894 A JP2013150894 A JP 2013150894A JP 2015022934 A JP2015022934 A JP 2015022934A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emitting
light source
emitting module
wire member
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013150894A
Other languages
English (en)
Inventor
晶裕 平野
Akihiro Hirano
晶裕 平野
秀治 河地
Hideji Kawachi
秀治 河地
小寺 隆介
Ryusuke Kodera
隆介 小寺
理 棚橋
Osamu Tanahashi
理 棚橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2013150894A priority Critical patent/JP2015022934A/ja
Publication of JP2015022934A publication Critical patent/JP2015022934A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

【課題】光源部を着脱可能に装着するベース部を備えた発光モジュールにおいて、光源部をベース部から取り外す際に光源部の落下を防止する。
【解決手段】発光モジュール1は、平板状の光源部2と、円板状のベース部3と、を備える。光源部2は、その発光面2Aとは反対側の取付面2Bに自身をベース部3に着脱可能に取り付けるための取付機構24を有する。ベース部3は、光源部2を装着する装着面3Aに取付機構24と係合する被取付機構32を有する。また、発光モジュール1は、光源部2とベース部3とを互いに繋ぎ止めるフック機構4を更に備える。上記構成によれば、光源部2をベース部3から取り外す際に、例えば、作業者が光源部2を引っ張り過ぎて取付機構24と被取付機構32との係合が急に外れたとしても、フック機構4により光源部2とベース部3とが互いに繋ぎ止められている。そのため、光源部2のベース部3からの落下を防止することができる。
【選択図】図7

Description

本発明は、有機EL素子を光源とする発光モジュール及びそれを用いた照明装置に関する。
有機EL素子は、低電圧で高輝度の発光が可能であり、含有する有機化合物の種類によって様々な発光色が得られ、且つ平板状の発光パネルとしての製造が容易である。そのため、近年、有機EL素子を光源とする発光モジュールの開発が進められている。
このような発光モジュールとして、有機EL素子を有する平板状の光源部と、この光源部を着脱可能に装着する平板状の装着部(ベース部)と、を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。光源部は、一面を発光面とし、この発光面とは反対側の面にベース部との係合に用いられる爪部を有する。一方、ベース部は、光源部と相対する装着面に光源部の爪部と係合する保持部を有する。保持部は、装着面と平行な方向にスライド可能となるように付勢機構によって付勢されており、付勢された状態で爪部と係合する。
特開2012−186006号公報
しかしながら、上述したような発光モジュールでは、光源部をベース部から取り外す際に、作業者は付勢機構による付勢力に逆らって光源部を引っ張る必要があるので、勢い余って光源部をベース部から落下させてしまう虞がある。
本発明は、上記課題を解決するものであって、光源部を着脱可能に装着するベース部を備えた発光モジュールにおいて、光源部をベース部から取り外す際に光源部の落下を防止することができる発光モジュールを提供することを目的とする。
本発明の発光モジュールは、平板状の光源部と、この光源部よりも小さい円板状のベース部と、を備え、前記光源部は、一の面を発光面として、前記発光面とは反対側の取付面に自身を前記ベース部に着脱可能に取り付けるための取付機構を有し、前記ベース部は、前記光源部を装着する装着面に前記取付機構と係合する被取付機構を有し、前記取付機構と前記被取付機構とが互いに係合していないときに、前記光源部と前記ベース部とを互いに繋ぎ止めるフック機構を更に備えることを特徴とする。
前記フック機構は、前記光源部及び前記ベース部のいずれか一方に取り付けられたワイヤ部材と、他方に設けられ前記ワイヤ部材と係合するフック部材と、を有し、前記ワイヤ部材は、前記フック部材との係合箇所と対峙する箇所を支点として前記光源部又は前記ベース部に対して回動可能となっていることが好ましい。
前記発光モジュールを前記ベース部側から見た平面視において、前記ベース部は、自身の中心を通る中心線上における両側面の各々に前記ワイヤ部材を取り付けるための一対のワイヤ取付穴を有し、前記ワイヤ部材は、C字状とされ、その両端部の各々に前記一対のワイヤ取付穴に挿通される一対の挿通部を有し、前記光源部は、矩形状とされ、その一対の辺の各々が前記中心線と平行となるように配置されていることが好ましい。
前記平面視において、前記ワイヤ部材は、前記ベース部の中心線と平行な前記光源部の一辺に沿って設けられた直線部を有することが好ましい。
前記平面視において、前記ワイヤ部材は、前記直線部を長辺とし前記一対の挿通部同士を繋ぐ線分を短辺とする台形状とされていることが好ましい。
前記平面視において、前記ベース部は、前記光源部の中央に配置され、前記ベース部の中心線から前記直線部までの距離は、前記中心線と直交する方向における前記光源部の全幅の半分となっていることが好ましい。
前記平面視において、前記ワイヤ部材は、前記ベース部の円周に沿って配置されていることが好ましい。
前記平面視において、前記ワイヤ部材は、前記一対の挿通部の各々から離れた部分に前記光源部の周縁方向に延設された延設部を有することが好ましい。
前記平面視において、前記一対の挿通部の各々は、前記ベース部の中心線に沿って前記発光モジュールの外方に向かって伸びていることが好ましい。
前記ワイヤ部材は、複数のワイヤにより構成されていることが好ましい。
前記フック部材は、前記光源部に設けられ、前記フック部材の先端が前記光源部の重心に向かうように配置されていることが好ましい。
前記光源部は、前記取付面に凹部を有し、前記凹部は、前記光源部を前記ベース部に装着したときに、該ベース部によって覆われない前記取付面領域において前記ワイヤ部材が前記取付面よりも前記ベース部側に突出しないように前記ワイヤ部材を収納することが好ましい。
前記ワイヤ部材は、前記フック部材との係合箇所と前記一対の挿通部との間に、ユーザが前記ワイヤ部材を把持するときに用いられる持ち手を有することが好ましい。
前記一対のワイヤ取付穴は、前記ベース部の装着面に対して斜めに伸びるように形成され、前記ワイヤ部材は、前記平面視において、前記一対の挿通部の各端部から該一対の挿通部同士を繋ぐ線分と直交する方向に伸びる一対の引掛部を有することが好ましい。
前記ベース部は、前記一対のワイヤ取付穴への前記ワイヤ部材の取り付けを容易にするためのガイド部を更に有することが好ましい。
前記ガイド部は、前記一対のワイヤ取付穴の前記装着面側の端部から前記ワイヤ取付穴の半周に亘って設けられた周枠と、前記周枠の前記装着面側とは反対側の端部から該装着面と平行に前記周枠が形成されていない方向に伸びる平行枠と、を有することが好ましい。
前記ガイド部は、前記一対のワイヤ取付穴から前記装着面に向かって伸び前記ワイヤ部材の挿通部の端部が嵌り込む一対の溝を有することが好ましい。
前記ガイド部は、前記一対のワイヤ取付穴から前記装着面と平行で且つ互いに同方向に伸び前記ワイヤ部材の挿通部の端部が嵌り込む一対の平行溝を有することが好ましい。
本発明の照明装置は、上記発光モジュールを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、取付機構と被取付機構との係合だけでなく、フック機構による繋ぎ止めによっても光源部がベース部に接続されている。そのため、光源部をベース部から取り外す際に、例えば、作業者が光源部を引っ張り過ぎて取付機構と被取付機構との係合が急に外れたとしても、フック機構により光源部とベース部とが互いに繋ぎ止められているので光源部のベース部からの落下を防止できる。
本発明の実施形態に係る発光モジュールの斜視図。 上記発光モジュールの平面図。 上記発光モジュールを図2のI方向から見た側面図。 (a)乃至(c)は、上記発光モジュールを構成するベース部への光源部の装着動作を示す図2のII−II線断面図。 上記ベース部にワイヤ部材を取り付けたときの側面図。 上記光源部にワイヤ部材を取り付けたときの側面図。 上記発光モジュールにおいて光源部とベース部がワイヤ部材により繋がれている様子を示す側面図。 上記実施形態の変形例に係る発光モジュールの平面図。 (a)は上記実施形態の他の変形例に係る発光モジュールの平面図、(b)は同発光モジュールにおいて光源部にワイヤ部材を係合させるときの様子を示す側面図。 (a)は上記実施形態の更に他の変形例に係る発光モジュールの平面図、(b)は複数の同発光モジュールを互いに隣接して配置するときの様子を示す平面図。 上記実施形態の更に他の変形例に係る発光モジュールを構成するベース部の側面図。 上記発光モジュールを構成するワイヤ部材の平面図。 (a)乃至(c)は、上記ワイヤ部材とベース部との係合の様子を示す側面図。 (a)は他の実施形態に係る発光モジュールの平面図、(b)は同発光モジュールを(a)のI方向から見た側面図。 上記実施形態の変形例に係る発光モジュールの平面図。 上記実施形態の他の変形例に係る発光モジュールを構成するワイヤ部材の平面図。 上記ワイヤ部材をベース部に取り付けるときの様子を示す斜視図。 (a)(b)は、上記実施形態の更に他の変形例に係る発光モジュールを構成するベース部にワイヤ部材を取り付けるときの動作を示す斜視図。 上記発光モジュールを構成するベース部の他の例を示す斜視図。 上記発光モジュールを構成するベース部の更に他の例を示す斜視図。 上記実施形態の更に他の変形例に係る発光モジュールの平面図。 上記発光モジュールを構成するベース部の斜視図。 (a)(b)は、上記ベース部にワイヤ部材を取り付けるときの動作を示す平面図。 更に他の実施形態に係る発光モジュールの斜視図。 (a)は上記発光モジュールを構成するワイヤ部材の斜視図、(b)は(a)のI−I線断面図。 上記発光モジュールを図24のI方向から見た側面図。
本発明の実施形態に係る発光モジュールについて図1乃至図7を参照して説明する。発光モジュール1は、照明装置の一部を構成する。
図1乃至図3に示すように、発光モジュール1は、矩形平板状の光源部2と、光源部2を着脱可能に装着し光源部2よりも小さい円板状のベース部3と、光源部2とベース部3とを互いに繋ぎ止めるフック機構4と、を備える。光源部2は、一の面を光を照射する発光面2Aとして、発光面2Aとは反対側の取付面2Bを介してベース部3に装着される。ベース部3は、一の面を光源部2が装着される装着面3Aとして、装着面3Aとは反対側の面を介して天井や壁等の施工面に設けられた穴Hに埋込設置されている(図3参照)。フック機構4は、光源部2及びベース部3のいずれか一方に取り付けられたワイヤ部材5と、他方に設けられワイヤ部材5と係合するフック部材6と、を有する。図例では、ワイヤ部材5がベース部3に取り付けられ、フック部材6が光源部2の取付面2Bに設けられている。
ベース部3は、発光モジュール1をベース部3側から見た平面視(以下、単に平面視という、図2参照)において、光源部2の中央に配置されている。ベース部3は、自身の中心Cを通る中心線CL上における両側面の各々にワイヤ部材5を取り付けるための一対のワイヤ取付穴31a、31bを有する。また、ベース部3は、光源部2の取付面2Bから立設された給電端子(不図示)を挟持する端子受部(不図示)と、この端子受部と電気的に接続された回路基板(不図示)と、を有する。回路基板は、商用電源から光源部2への電力供給を制御する。
光源部2は、平面視において、一対の辺S1、S2がベース部3の中心線CLと平行となり、且つもう一対の辺S3、S4がベース部3の中心Cを通って中心線CLと直交する直交線OLと平行となるように配置されている。光源部2は、有機EL素子を光源とする矩形平板状の発光パネル21と、発光パネル21の発光面及び側面を覆う透光性の前面カバー22と、発光パネル21の発光面とは反対側の面を覆い前面カバー22と係合する背面カバー23と、を有する。
ワイヤ部材5は、平面視において略C字状とされ、その両端部の各々にベース部3のワイヤ取付穴31a、31bに挿通される一対の挿通部51a、51bを有する。挿通部51a、51bは、中心線CLに沿って設けられている。また、ワイヤ部材5は、挿通部51a、51bの発光モジュール1外方側の端部から光源部2の辺S3、S4に沿って互いに同方向に伸びる中継部52a、52bと、中継部52a、52bの端部同士を繋ぐ直線部53と、を有する。直線部53は、光源部2の辺S1に沿って設けられ、フック部材61、62(後述参照)に係合している。
ワイヤ部材5は、例えば、ステンレス等の金属材料により構成され、後述するように、ベース部3への取り付けに際して人力で変形可能な程度の可撓性を有する。ワイヤ部材5をベース部3のワイヤ取付穴31a、31bに取り付けるには、まず、中継部52a、52bの各々を掴んで、挿通部51a、51b間の距離がベース部3の直径よりも大きくなるようにワイヤ部材5を変形させる。次いで、この状態のまま挿通部51a、51bの端部とワイヤ取付穴31a、31bとを位置合わせした後、中継部52a、52bにかけた力を緩めてワイヤ部材5を元の形状に戻す。これにより、挿通部51a、51bがワイヤ取付穴31a、31bに挿通されて、ワイヤ部材5がワイヤ取付穴31a、31bに取り付けられる。
フック部材6は、平面視において、光源部2の辺S1に隣接して設けられ互いに距離を置いて配置された2つのフック部材61、62を有する。また、フック部材6は、直交線OL上においてベース部3に隣接して設けられたフック部材63と、直交線OL上において光源部2の辺S2に隣接して設けられたフック部材64と、を有する。フック部材63については後述する本発明の他の実施形態で説明し、フック部材64については後述する本発明の他の実施形態の変形例で説明する。これらフック部材61乃至64は、各々の先端が光源部2の重心Gに向かうように配置されている(図3参照)。
図4(a)に示すように、光源部2は、取付面2Bに自身をベース部3に着脱可能に取り付けるための取付機構24を有し、ベース部3は、装着面3Aに取付機構24と係合する被取付機構32を有する。取付機構24は、取付面2Bから立設された一対の保持部25a、25bを有する。保持部25a、25bは、光源部2の中心に対して互いに点対称に配置され、光源部2の内方に向かって伸びる保持爪26a、26bを有する。保持爪26a、26bは、被取付機構32との係合に用いられる。被取付機構32は、装着面3Aに設けられ光源部2の保持部25a、25bが挿通される孔33a、33bと、孔33a、33bの直下に配置され光源部2の保持爪26a、26bと係合する係合爪34a、34bと、を有する。また、被取付機構32は、係合爪34a、34bをベース部3の中央から外方に向かって弾性付勢するバネ35a、35bを有する。
光源部2をベース部3に装着するときの動作について、上述した図4(a)に加えて図4(b)(c)を更に参照して説明する。まず、図4(a)に示すように、ベース部3の孔33a、33bと光源部2の保持部25a、25bとが互いに相対するように、ベース部3に対して光源部2を配置する。この状態から、図4(b)に示すように、光源部2をベース部3の方に近づけると、保持部25a、25bが孔33a、33bに挿入され、保持部25a、25bの保持爪26a、26bが係合爪34a、34bと接触する。そうすると、係合爪34a、34bは、バネ35a、35bによる付勢に抗してベース部3の内方側にスライド移動し、保持爪26a、26bの頂部27a、27bを乗り越えた時点で再びバネ35a、35bによってベース部3の外方側に付勢される。これにより、図4(c)に示すように、保持爪26a、26bと係合爪34a、34bとが互いに係合し、光源部2がベース部3に装着される。一方、光源部2をベース部3から取り外す場合には、光源部2をベース部3から引き離すように引っ張って、上述した図4(a)乃至(c)の過程を逆に行えばよい。なお、図4(a)乃至(c)では、断面ハッチングの一部及びワイヤ部材5の図示を省略している。
図5に示すように、ワイヤ部材5は、フック部材6との係合箇所である直線部53と対峙する箇所を支点として、ベース部3に対して回動可能となるようにワイヤ取付穴31a、31bに保持されている。なお、図6に示すように、ワイヤ部材5は、直線部53を介してフック部材6に取り付けられ、光源部2に対して回動可能とされてもよい。この場合には、ベース部3のワイヤ取付穴31a(31b)が、フック部材6として機能する。
図7に示すように、発光モジュール1によれば、光源部2の取付機構24とベース部3の被取付機構32との係合だけでなく、フック機構4による光源部2とベース部3との繋ぎ止めによっても光源部2がベース部3に接続されている。そのため、例えば、光源部2をベース部3から取り外す際に、作業者が光源部2を引っ張り過ぎて取付機構24と被取付機構32との係合が急に外れたとしても、フック機構4により光源部2とベース部3とが互いに繋ぎ止められている。このように、取付機構24と被取付機構32とが互いに係合していないときに光源部2とベース部3とを互いに繋ぎ止めるフック機構4が設けられているので、光源部2のベース部3からの落下を防止することができる。
また、光源部2をベース部3に装着する場合には、予めワイヤ部材5により光源部2とベース部3とを互いに繋ぎ止めた状態で、ワイヤ部材5をベース部3に対して回動させるようにして光源部2をベース部3に接近させる。この動作により、光源部2の取付機構24とベース部3の被取付機構32とが互いに係合する位置に配置される。このようにワイヤ部材5を取付機構24と被取付機構32との間の位置合わせ部材として用いることで、目視により取付機構と被取付機構との位置合わせを行っていた従来の発光モジュールに比べて、簡単に光源部2をベース部3に装着することができる。
また、ワイヤ部材5に直線部53が設けられ、直線部53の両端においてフック部材61、62によりワイヤ部材5が保持されているので、ワイヤ部材5のぐらつきを防止することができる。また、ワイヤ部材5を光源部2及びベース部3の各々に取り付けてから光源部2をベース部3に装着するようにすれば、ワイヤ部材5を光源部2とベース部3との位置合わせ部材として活用することができる。更に、フック部材6の先端が光源部2の重心Gに向かっているので、ワイヤ部材5によって光源部2がベース部3から吊り下がったときにワイヤ部材5がフック部材6から外れ難くなって、より確実に光源部2のベース部3からの落下を防止することができる。
次に、上記実施形態の変形例に係る発光モジュールについて図8を参照して説明する。発光モジュール1aは、上述した発光モジュール1を基に、ワイヤ部材5の形状を変更したものである。発光モジュール1aのワイヤ部材5は、平面視において、直線部53を長辺とし、挿通部51a、51b間を繋ぐ線分Lを短辺とする台形状とされている。このようにすることで、挿通部51a、51b近傍におけるワイヤ部材5のぐらつき及び撓みが抑制されるので、ワイヤ部材5がワイヤ取付穴31a、31bから外れ難くなる。そのため、光源部2をベース部3から取り外す際に、より確実に光源部2の落下を防止することができる。
次に、上記実施形態の他の変形例に係る発光モジュールについて図9(a)(b)を参照して説明する。発光モジュール1bは、上述した発光モジュール1を基に、ワイヤ部材5の形状を変更したものである。
図9(a)に示すように、発光モジュール1bのワイヤ部材5は、複数のワイヤにより構成され、図例では2つのワイヤ5a、5bにより構成されている。ワイヤ5aは、発光モジュール1のワイヤ部材5と同一とされ、ベース部3に取り付けられている。ワイヤ5aは、フック部材6に係合していない。ワイヤ5bは、略C字状とされ、光源部2の辺S3、S4の全幅に沿って伸びる中継部54a、54bと、中継部54a、54bの辺S1側の端部同士を繋ぐ直線部55と、を有し、直線部55を介してフック部材61、62に係合している。ワイヤ5bの中継部54a、54bの辺S2側の端部は、ワイヤ5aにおける中継部52a、52bの辺S2側の端部に対して回動可能となるように軸支されている。
図9(b)に示すように、上記のように構成された発光モジュール1bでは、ベース部3からワイヤ部材5を吊り下げたときに、ワイヤ5aに対してワイヤ5bが回動してワイヤ部材5全体の長さが長くなる。これにより、ベース部3からワイヤ部材5を吊り下げて、ワイヤ部材5と光源部2に設けられたフック部材61(62)とを係合させる場合に、光源部2とベース部3との間に十分な距離を確保することができるので係合操作をやり易くすることができる。
次に、上記実施形態の更に他の変形例に係る発光モジュールについて図10(a)(b)を参照して説明する。発光モジュール1cは、上述した発光モジュール1を基に、ワイヤ部材5の大きさを変更したものである。
図10(a)に示すように、発光モジュール1cのワイヤ部材5では、ベース部3の中心線CLから直線部53までの距離Dが、直交線OLが伸びる方向における光源部2の全幅Wの半分となっている。ワイヤ部材5は、直線部53を介して光源部2の辺S1上に設けられたフック部材61’、62’に係合している。
図10(b)に示すように、複数の発光モジュール1cを直交線OLに沿って互いに隙間無く配置する場合、施工面に対して複数のベース部3を互いに縦列して取り付ける必要がある。このとき、距離Dが光源部2の全幅Wの半分とされているので、一のベース部3に取り付けられたワイヤ部材5の直線部53と、一のベース部3に隣接するベース部3に取り付けられたワイヤ部材5の直線部53と、が互いに接するようにベース部3を配置する。このようにワイヤ部材5をスケールとして利用することで、各ベース部3間の距離を2D、すなわち、光源部2の全幅Wとして、これらベース部3に光源部2を装着すれば複数の光源部2を互いに隙間無く配置することができる。
次に、上記実施形態の更に他の変形例に係る発光モジュールについて図11乃至図13を参照して説明する。本発光モジュールは、上述した発光モジュール1を基に、ベース部3のワイヤ取付穴31a、31bの形状及びワイヤ部材5の形状を変更したものである。
図11に示すように、本発光モジュールのベース部3では、ワイヤ取付穴31a(31b)が、ベース部3の装着面3Aに対して斜めに伸びるように形成され、図例では、装着面3Aに対して左に略45°傾斜している。また、図12に示すように、ワイヤ部材5は、平面視において、挿通部51a、51b(ドットで示す)のワイヤ部材5内方側の端部から、挿通部51a、51bを繋ぐ線分Lと直交してワイヤ部材5外方側に伸びる一対の引掛部56a、56bを有する。
上記のように構成されたワイヤ部材5をワイヤ取付穴31a(31b)に取り付けた場合のワイヤ部材5の動作について図13(a)乃至(c)を参照して説明する。図13(a)は、ベース部3の側面視において、ベース部3の装着面3Aとワイヤ部材5との成す角度が略0°となるように、紙面の左側からワイヤ部材5をワイヤ取付穴31a(31b)に取り付けた状態を示す。この状態は、ベース部3に光源部2が装着されているときのワイヤ部材5の状態に対応する。このとき、ワイヤ部材5の引掛部56a(56b)がベース部3の内壁に当接しているので、ワイヤ部材5は、ワイヤ取付穴31a(31b)から抜け落ちない。一方、図13(b)は、ワイヤ部材5と装着面3Aとの成す角度が略90°となるように、ワイヤ部材5をワイヤ取付穴31a(31b)に取り付けた状態を示す。この状態は、天井に取り付けたベース部3からワイヤ部材5によって光源部2が吊り下がっているときのワイヤ部材5の状態に対応する。この状態でも、図13(a)に示した状態と同様に、ワイヤ部材5の引掛部56a(56b)がベース部3の内壁に当接しているので、ワイヤ部材5は、ワイヤ取付穴31a(31b)から抜け落ちない。図13(c)は、引掛部56a(56b)が伸びる方向と、ワイヤ取付穴31a(31b)が伸びる方向と、が互いに一致した状態を示す。この状態では、引掛部56a(56b)がベース部3の内壁と干渉しないので、ワイヤ部材5がワイヤ取付穴31a(31b)に対して着脱可能となる。
上記のように、所定の角度でのみワイヤ部材5がワイヤ取付穴31a(31b)に着脱可能とされ、ベース部3に光源部2が装着されているときやベース部3から光源部2が吊り下がっているときには、ワイヤ部材5はワイヤ取付穴31a(31b)から外れない。これにより、意図せずワイヤ部材5がワイヤ取付穴31a(31b)から外れてしまう事故を防止することができる。
次に、本発明の他の実施形態に係る発光モジュールについて図14(a)(b)を参照して説明する。発光モジュール11は、上述した発光モジュール1を基に、ワイヤ部材5の形状を変更すると共に、フック部材61、62、64を取り除いたものである。発光モジュール11のワイヤ部材5は、平面視において、挿通部51a、51bの発光モジュール11外方側の端部からベース部3の半周に沿って設けられた周部57を有する。周部57は、フック部材64に係合している。このようにワイヤ部材5を構成することで、発光モジュール1を施工面に取り付ける場合(図3参照)に比べて、施工面に設ける穴Hを小さくすることができる(図14(b)参照)。
次に、上記実施形態の変形例に係る発光モジュールについて図15を参照して説明する。発光モジュール11aは、上述した発光モジュール11を基に、ワイヤ部材5の形状を変更すると共に、フック部材64を再び設けたものである。発光モジュール11aのワイヤ部材5は、平面視において、挿通部51a、51bの各々から離れた部分に光源部2の辺S2方向(周縁方向)に延設された延設部58を有する。延設部58は、略C字状とされ、フック部材64に係合している。このようにすることで、ベース部3からワイヤ部材5を吊り下げて、ワイヤ部材5と光源部2に設けられたフック部材64とを係合させる場合に、上述した発光モジュール11と比べて、光源部2とベース部3との間の距離を大きくすることができる。これにより、ワイヤ部材5とフック部材64との係合を行い易くなって操作性を向上することができる。
次に、上記実施形態の他の変形例に係る発光モジュールについて図16及び図17を参照して説明する。図16に示すように、本発光モジュールのワイヤ部材5は、上述した発光モジュール11aのワイヤ部材5を基に、ユーザがワイヤ部材5を把持するときに用いられる一対の持ち手59a、59bを更に設けたものである。持ち手59a、59bは、ユーザの指が入るように構成された輪状とされ、延設部58(フック部材64との係合箇所)と挿通部51a、51bとの間に配置されている。
持ち手59a、59bには、例えば、ユーザの片方の手の親指と人差し指がそれぞれ挿入され、親指と人差し指を互いに離すように動かせば、挿通部51a、51b間の距離を広げることができる。これにより、例えば、図17に示すように、光源部2に係合されたワイヤ部材5をベース部3のワイヤ取付穴31a(31b)に取り付ける場合には、片方の手で光源部2を保持する。そして、もう片方の手の親指と人差し指をそれぞれ持ち手59a、59bに挿入して挿通部51a、51b間の距離を広げることで、ワイヤ部材5をワイヤ取付穴31a(31b)に取り付けることができる。このようにワイヤ部材5をワイヤ取付穴31a(31b)に取り付ける操作を片手で容易に行うことができるので、操作性を良くすることができる。
次に、上記実施形態の更に他の変形例に係る発光モジュールについて図18乃至図20を参照して説明する。本発光モジュールは、上述した発光モジュール11を基に、ワイヤ取付穴31a、31bへのワイヤ部材5の取り付けを容易にするためのガイド部7をベース部3に設けたものである。
図18(a)に示したガイド部7は、ワイヤ取付穴31a(31b)からベース部3の装着面3Aに向かって伸びワイヤ部材5の挿通部51a(51b)の端部が嵌り込む溝73を有する。溝73は、ワイヤ取付穴31a(31b)から装着面3Aに向かうにつれてベース部3の内方側に傾斜している。
ワイヤ取付穴31a(31b)にワイヤ部材5を取り付けるには、ワイヤ部材5の挿通部51a(51b)を装着面3A側から溝73に近づけ、挿通部51a(51b)の端部を溝73に当接させた状態でワイヤ取付穴31a(31b)の方向にスライド移動させる。これにより、図18(b)に示すように、挿通部51a(51b)がワイヤ取付穴31a(31b)に取り付けられる。このとき、溝73が装着面3Aに向かうにつれてベース部3の内方側に傾斜しているので、挿通部51a(51b)をワイヤ取付穴31a(31b)の方向にスライド移動させる過程で、自然に挿通部51a、51b間の距離が広がる。これにより、図16及び図17に示したワイヤ部材5のように手で挿通部51a、51b間の距離を広げる場合に比べて、簡単にワイヤ部材5をワイヤ取付穴31a(31b)に取り付けることができる。
図19に示したガイド部7は、ワイヤ取付穴31a(31b)から装着面3Aと平行な方向に伸びワイヤ部材5の挿通部51a(51b)の端部が嵌り込む平行溝74(ドットで示す)を有する。ワイヤ取付穴31aに設けられた平行溝74とワイヤ取付穴31bに設けられた平行溝74(不図示)は、互いに同方向に伸びている。
ワイヤ取付穴31a(31b)にワイヤ部材5を取り付けるには、平行溝74が伸びる方向からワイヤ部材5を平行溝74に近づけ、挿通部51a(51b)の端部を平行溝74に当接させた状態でワイヤ取付穴31a(31b)の方向にスライド移動させる。このとき、平行溝74がベース部3の円周に沿って傾斜しているので、挿通部51a(51b)をワイヤ取付穴31a(31b)の方向にスライド移動させる過程で、自然に挿通部51a、51b間の距離が広がる。これにより、上述した図18(a)(b)に示したガイド部7と同様に、簡単にワイヤ部材5をワイヤ取付穴31a(31b)に取り付けることができる。
図20に示したガイド部7は、ワイヤ取付穴31a(31b)の装着面3A側の端部からワイヤ取付穴31a(31b)の半周に亘って設けられた周枠71を有する。また、ガイド部7は、周枠71の装着面3A側とは反対側の端部から装着面3Aと平行に周枠71が形成されていない方向に伸びる平行枠72を有する。
ワイヤ取付穴31a(31b)にワイヤ部材5を取り付けるには、まず、挿通部51a、51b間の距離がベース部3の直径よりもやや大きくなるようにワイヤ部材5を変形した状態で、平行枠72が伸びる方向からワイヤ部材5をガイド部7に近づける。次いで、挿通部51a(51b)の端部を平行枠72の装着面3A側の面に当接させた状態で周枠71に当たるまでスライド移動させ、挿通部51a(51b)とワイヤ取付穴31a(31b)との位置合わせを行う。この状態で、挿通部51a、51b間の距離を大きくするためにワイヤ部材5にかけていた力を緩めると、挿通部51a、51b間の距離が縮まって、挿通部51a(51b)がワイヤ取付穴31a(31b)に取り付けられる。このように、周枠71及び平行枠72を設けることで、挿通部51a(51b)とワイヤ取付穴31a(31b)との位置合わせが容易になるので、簡単にワイヤ部材5をワイヤ取付穴31a(31b)に取り付けることができる。
以上、図18乃至図20で説明したように、ガイド部7を設けることでワイヤ部材5のワイヤ取付穴31a、31bへの取り付けが簡単になるので、本発光モジュールの操作性を向上することができる。
次に、上記実施形態の更に他の変形例に係る発光モジュールについて図21乃至図23を参照して説明する。発光モジュール11bは、上述した発光モジュール11aを基に、ワイヤ部材5の形状及びベース部3のワイヤ取付穴の形状を変更したものである。
図21に示すように、発光モジュール11bのワイヤ部材5では、平面視において、挿通部51a、51bの各々が、ベース部3の中心線CLに沿って発光モジュール11bの外方側に向かって伸びている。一方、図22に示すように、発光モジュール11bのベース部3は、中心線CL上における両側面の各々から外方に向かって突設された突設片36a、36bと、突設片36a、36bの外方側の端部から装着面3A側に伸長した伸長片37a、37bと、を有する。中心線CLが伸びる方向における突設片36a、36bの長さは、同方向におけるワイヤ部材5の挿通部51a、51bの長さよりも長く構成されている。また、ベース部3は、伸長片37a、37bの中央に設けられたワイヤ取付穴38a、38bを有する。発光モジュール11bでは、ワイヤ部材5のベース部3への取り付けにはワイヤ取付穴31a、31bではなく、ワイヤ取付穴38a、38bが用いられる。
上記のように構成されたワイヤ部材5をベース部3に取り付けるときの動作について図23(a)(b)を参照して説明する。まず、図23(a)に示すように、ワイヤ部材5の周部57を両脇から挟み込んでワイヤ部材5を撓ませ、挿通部51a、51bを伸長片37a、37bとベース部3の側面との間に配置する。この状態で挿通部51a、51bとワイヤ取付穴38a、38bを位置合わせした後、図23(b)に示すように、周部57にかけていた力を緩める。そうすると、ワイヤ部材5が元の形状に戻るのに伴って、挿通部51a、51bがワイヤ取付穴38a、38bに挿入され、ワイヤ部材5がベース部3に取り付けられる。
上記のように周部57を両脇から挟み込んでワイヤ部材5を撓ませる動作は、片手で行うことができる。そのため、発光モジュール11bによれば、ワイヤ部材5をワイヤ取付穴38a、38bに取り付ける操作を片手で容易に行うことができるので、操作性を良くすることができる。
次に、本発明の更に他の実施形態に係る発光モジュールについて図24乃至図26を参照して説明する。図24に示すように、発光モジュール12は、上述した発光モジュール11を基に、ワイヤ部材5(ドットで示す)の形状を変更すると共に、光源部2の取付面2Bにワイヤ部材5を収納する凹部28を設けたものである。凹部28は、平面視において、ワイヤ部材5の全長に沿って設けられ、直交線OL上における発光モジュール外方側の側面にワイヤ部材5と係合するフック部材65を有する。
図25(a)に示すように、発光モジュール12のワイヤ部材5は、挿通部51a、51bの外方側の端部から一の方向に傾斜して設けられた一対の傾斜部60a、60bと、傾斜部60a、60bの端部を繋ぐように設けられた周部57と、を有する。図25(b)に示すように、挿通部51a、51bを繋ぐ線分L(図25(a)参照)が伸びる方向から見たワイヤ部材5の断面において、周部57は単一平面に収まるように形成されている。ここで、周部57から挿通部51a(51b)までの高さH1は、光源部2がベース部3に装着されたときの凹部28の底面からワイヤ取付穴31a(31b)までの高さH2と略等しく構成されている(図26参照)。
図26に示すように、発光モジュール12によれば、光源部2をベース部3に装着したときに、凹部28が、ベース部3によって覆われない取付面領域2Cにおいてワイヤ部材5が取付面2Bよりもベース部3側に突出しないようにワイヤ部材5を収納する。これにより、ベース部3だけが収容される穴Hを施工面に設ければよいので、ベース部3とワイヤ部材5の両方が収容される穴Hを施工面に設ける必要のある発光モジュール11に比べて、より穴Hを小さくすることができる。また、ワイヤ部材5に傾斜部60a、60bが設けられているので、ベース部3からワイヤ部材5を吊り下げて、ワイヤ部材5と光源部2に設けられたフック部材65とを係合させる場合に、光源部2とベース部3との距離を大きくすることができる。これにより、ワイヤ部材5とフック部材65との係合を行い易くして操作性を向上することができる。
なお、本発明に係る発光モジュール及び照明装置は、上記実施形態及びその変形例に限定されず種々の変形が可能である。例えば、光源部の形状は矩形平板状に限定されず、例えば、円板状とされてもよい。また、ワイヤ取付穴は、必ずしもベース部の中心線上に設けられる必要はなく、例えば、ベース部の端部に設けられてもよい。更に、フック機構は、例えば、紐状部材と、この紐状部材が括り付けられるフック部材と、により構成されていてもよい。
1、1a、1b、1c、11,11a、11b、12 発光モジュール
2 光源部
24 取付機構
28 凹部
2A 発光面
2B 取付面
2C ベース部によって覆われない取付面領域
3 ベース部
31a、31b ワイヤ取付穴
32 被取付機構
3A 装着面
4 フック機構
5 ワイヤ部材
5a、5b ワイヤ
51a、51b 挿通部
53 直線部
56a、56b 引掛部
58 延設部
59a、59b 持ち手
6、61、62、63、64、65 フック部材
7 ガイド部
71 周枠
72 平行枠
73 溝
74 平行溝
C ベース部の中心
CL ベース部の中心を通る中心線
D ベース部の中心線から直線部までの距離
G 光源部の重心
L 挿通部同士を繋ぐ線分
S1、S2 光源部の一対の辺
W 中心線と直交する方向における光源部の全幅

Claims (19)

  1. 平板状の光源部と、この光源部よりも小さい円板状のベース部と、を備えた発光モジュールであって、
    前記光源部は、一の面を発光面として、前記発光面とは反対側の取付面に自身を前記ベース部に着脱可能に取り付けるための取付機構を有し、
    前記ベース部は、前記光源部を装着する装着面に前記取付機構と係合する被取付機構を有し、
    前記取付機構と前記被取付機構とが互いに係合していないときに、前記光源部と前記ベース部とを互いに繋ぎ止めるフック機構を更に備えることを特徴とする発光モジュール。
  2. 前記フック機構は、前記光源部及び前記ベース部のいずれか一方に取り付けられたワイヤ部材と、他方に設けられ前記ワイヤ部材と係合するフック部材と、を有し、
    前記ワイヤ部材は、前記フック部材との係合箇所と対峙する箇所を支点として前記光源部又は前記ベース部に対して回動可能となっていることを特徴とする請求項1に記載の発光モジュール。
  3. 前記発光モジュールを前記ベース部側から見た平面視において、
    前記ベース部は、自身の中心を通る中心線上における両側面の各々に前記ワイヤ部材を取り付けるための一対のワイヤ取付穴を有し、
    前記ワイヤ部材は、C字状とされ、その両端部の各々に前記一対のワイヤ取付穴に挿通される一対の挿通部を有し、
    前記光源部は、矩形状とされ、その一対の辺の各々が前記中心線と平行となるように配置されていることを特徴とする請求項2に記載の発光モジュール。
  4. 前記平面視において、前記ワイヤ部材は、前記ベース部の中心線と平行な前記光源部の一辺に沿って設けられた直線部を有することを特徴とする請求項3に記載の発光モジュール。
  5. 前記平面視において、前記ワイヤ部材は、前記直線部を長辺とし前記一対の挿通部同士を繋ぐ線分を短辺とする台形状とされていることを特徴とする請求項4に記載の発光モジュール。
  6. 前記平面視において、前記ベース部は、前記光源部の中央に配置され、
    前記ベース部の中心線から前記直線部までの距離は、前記中心線と直交する方向における前記光源部の全幅の半分となっていることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の発光モジュール。
  7. 前記平面視において、前記ワイヤ部材は、前記ベース部の円周に沿って配置されていることを特徴とする請求項3に記載の発光モジュール。
  8. 前記平面視において、前記ワイヤ部材は、前記一対の挿通部の各々から離れた部分に前記光源部の周縁方向に延設された延設部を有することを特徴とする請求項7に記載の発光モジュール。
  9. 前記平面視において、前記一対の挿通部の各々は、前記ベース部の中心線に沿って前記発光モジュールの外方に向かって伸びていることを特徴とする請求項3乃至請求項8のいずれか一項に記載の発光モジュール。
  10. 前記ワイヤ部材は、複数のワイヤにより構成されていることを特徴とする請求項3乃至請求項9のいずれか一項に記載の発光モジュール。
  11. 前記フック部材は、前記光源部に設けられ、前記フック部材の先端が前記光源部の重心に向かうように配置されていることを特徴とする請求項3乃至請求項10のいずれか一項に記載の発光モジュール。
  12. 前記光源部は、前記取付面に凹部を有し、
    前記凹部は、前記光源部を前記ベース部に装着したときに、該ベース部によって覆われない前記取付面領域において前記ワイヤ部材が前記取付面よりも前記ベース部側に突出しないように前記ワイヤ部材を収納することを特徴とする請求項3乃至請求項11のいずれか一項に記載の発光モジュール。
  13. 前記ワイヤ部材は、前記フック部材との係合箇所と前記一対の挿通部との間に、ユーザが前記ワイヤ部材を把持するときに用いられる持ち手を有することを特徴とする請求項3乃至請求項12のいずれか一項に記載の発光モジュール。
  14. 前記一対のワイヤ取付穴は、前記ベース部の装着面に対して斜めに伸びるように形成され、
    前記ワイヤ部材は、前記平面視において、前記一対の挿通部の各端部から該一対の挿通部同士を繋ぐ線分と直交する方向に伸びる一対の引掛部を有することを特徴とする請求項3乃至請求項13のいずれか一項に記載の発光モジュール。
  15. 前記ベース部は、前記一対のワイヤ取付穴への前記ワイヤ部材の取り付けを容易にするためのガイド部を更に有することを特徴とする請求項3乃至請求項13のいずれか一項に記載の発光モジュール。
  16. 前記ガイド部は、前記一対のワイヤ取付穴の前記装着面側の端部から前記ワイヤ取付穴の半周に亘って設けられた周枠と、前記周枠の前記装着面側とは反対側の端部から該装着面と平行に前記周枠が形成されていない方向に伸びる平行枠と、を有することを特徴とする請求項15に記載の発光モジュール。
  17. 前記ガイド部は、前記一対のワイヤ取付穴から前記装着面に向かって伸び前記ワイヤ部材の挿通部の端部が嵌り込む一対の溝を有することを特徴とする請求項15に記載の発光モジュール。
  18. 前記ガイド部は、前記一対のワイヤ取付穴から前記装着面と平行で且つ互いに同方向に伸び前記ワイヤ部材の挿通部の端部が嵌り込む一対の平行溝を有することを特徴とする請求項15に記載の発光モジュール。
  19. 請求項1乃至請求項18のいずれか一項に記載の発光モジュールを備えたことを特徴とする照明装置。
JP2013150894A 2013-07-19 2013-07-19 発光モジュール及びそれを用いた照明装置 Pending JP2015022934A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013150894A JP2015022934A (ja) 2013-07-19 2013-07-19 発光モジュール及びそれを用いた照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013150894A JP2015022934A (ja) 2013-07-19 2013-07-19 発光モジュール及びそれを用いた照明装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015022934A true JP2015022934A (ja) 2015-02-02

Family

ID=52487201

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013150894A Pending JP2015022934A (ja) 2013-07-19 2013-07-19 発光モジュール及びそれを用いた照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015022934A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020245029A1 (en) * 2019-06-03 2020-12-10 Signify Holding B.V. Luminaire, suspension means and methods for suspending, respectively demounting a luminaire

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010129212A (ja) * 2008-11-25 2010-06-10 Sharp Corp 照明装置
JP2012109054A (ja) * 2010-11-15 2012-06-07 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明器具
JP2012160400A (ja) * 2011-02-02 2012-08-23 Sendak Corp 照明器具用取付アダプタ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010129212A (ja) * 2008-11-25 2010-06-10 Sharp Corp 照明装置
JP2012109054A (ja) * 2010-11-15 2012-06-07 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明器具
JP2012160400A (ja) * 2011-02-02 2012-08-23 Sendak Corp 照明器具用取付アダプタ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020245029A1 (en) * 2019-06-03 2020-12-10 Signify Holding B.V. Luminaire, suspension means and methods for suspending, respectively demounting a luminaire
CN113874652A (zh) * 2019-06-03 2021-12-31 昕诺飞控股有限公司 灯具、悬挂装置、以及分别悬挂和拆卸灯具的方法
US11796143B2 (en) 2019-06-03 2023-10-24 Signify Holding B.V. Luminaire, suspension means and methods for suspending, respectively demounting a luminaire

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6183782B2 (ja) 照明器具
JP6094945B2 (ja) 照明器具
JP6311987B2 (ja) 照明器具
WO2014132600A1 (ja) 発光モジュール及びそれを用いた照明装置
KR200482259Y1 (ko) 기구물 취부장치
JP2013179003A (ja) 照明器具
JP2015022934A (ja) 発光モジュール及びそれを用いた照明装置
CN107980111B (zh) 可穿戴手持移动系统
JP6696154B2 (ja) 照明器具
JP2016004676A (ja) 光源モジュール及び照明器具
JP5793707B2 (ja) 照明器具
JP6448248B2 (ja) 照明装置
JP6083527B2 (ja) 発光モジュール及びそれを用いた照明器具
KR200474503Y1 (ko) 교환가능한 풀탭을 위한 슬라이더 구조
US7401933B2 (en) Mounting apparatus for light emitting diode
JP5895151B2 (ja) 照明装置
JP2014107121A (ja) 照明装置
JP6521706B2 (ja) 照明器具
JP6720646B2 (ja) 光源ユニットおよび照明器具
JP7051501B2 (ja) 光源ユニット、および照明器具
US20130279184A1 (en) Lighting apparatus
JP2014160602A (ja) 照明器具の取付構造
JP6196075B2 (ja) 照明器具の取付構造
JP6172621B2 (ja) 照明器具
JP2019061930A (ja) 機能部品及びその機能部品を備えた照明装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20150312

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20150330

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170411

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20171205