JP5895151B2 - 照明装置 - Google Patents

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本発明は、有機EL素子を光源とする照明装置に関する。
有機EL素子は、低電圧で高輝度の発光が可能であり、含有する有機化合物の種類によって様々な発光色が得られ、かつ平板状の発光パネルとしての製造が容易である。そのため、近年、有機EL素子を照明装置の光源として用いることが注目されている。
この種のものとして、有機EL素子を光源とする平板形状の光源部と、光源部に給電しかつこの光源部を支持する基板(ベース部)と、を備えた照明装置がある(例えば、特許文献1参照)。この照明装置によれば、ベース部には、光源部と対向する面に給電部が複数設けられているので、このベース部に複数の光源部をマトリックス状に配置することにより、大型の面状発光体を得ることができる。
特開2012−104504号公報
しかしながら、有機EL素子には所定の発光寿命があり、この有機EL素子が組み込まれた光源部を所定期間毎に取り替える必要がある。ところが、上記特許文献1に記載の照明装置は、光源部の着脱が想定されていない。そのため、例えば、複数の光源部がマトリックス状に隣接して配されたとき、それら光源部間の隙間にユーザの指や工具を差し込むことができず、ベース部から光源部を取り外すことが容易でない。
本発明は、上記課題を解決するものであって、光源部を、この光源部を保持するベース部から容易に取り外すことができる照明装置を提供することを目的とする。
本発明の照明装置は、光源部と、前記光源部を保持し、かつ該光源部に給電する給電部を有したベース部と、を備えた照明装置であって、前記光源部は、平板状の発光パネルと、前記発光パネルを収容するモジュールケースと、前記モジュールケースの前記ベース部への装着面の両縁部に設けられて前記ベース部と係合する少なくとも一対の係合爪と、を有し、前記ベース部は、その両縁部に沿ってレール状に配されて前記係合爪を保持する一対の保持枠を有し、前記係合爪の一方は、前記保持枠に向けて付勢された状態でスライド可能とされた可動爪であり、前記保持枠の一方は、前記可動爪と対向する箇所に、前記可動爪と離間する方向にスライド可能とされた可動保持部を有し、前記可動保持部が移動されたときに前記可動爪の保持が解除されることを特徴とする。
上記照明装置において、前記可動保持部は、前記保持枠と平行な方向にスライド可動に設けられていることが好ましい。
上記照明装置において、前記可動保持部は、前記保持枠と直交する方向にスライド可動に設けられていることが好ましい。
上記照明装置において、前記可動保持部は、前記可動爪と対向する箇所に向けて付勢されていることが好ましい。
上記照明装置において、前記可動爪は、複数個設けられ、前記可動保持部は、前記可動爪の各々に対向するように複数個設けられ、前記可動保持部の各々が連動する構成とされていることが好ましい。
本発明によれば、可動保持部をスライド移動させることで、光源部の可動爪とベース部の可動保持部との間における保持が解除されるので、光源部をベース部から容易に取り外すことができる。
(a)は本発明の第1の実施形態に係る照明装置の分解斜視図、(b)同照明装置の光源部とベース部に保持させた構成を示す斜視図。 (a)(b)は、同照明装置を構成する光源部のバリエーションを示す斜視図。 同照明装置の斜視図。 同照明装置の回路図。 (a)は同照明装置のベース部に用いられる可動保持部のスライド部及びレール部を示す分解斜視図、(b)は同可動保持部のスライド部をレール部に取り付けた構成を示す斜視図。 (a)乃至(e)は、上記可動保持部と光源部の可動爪との動作を示す上面図。 (a)(b)は、上記可動保持部と光源部の可動爪との動作の前後状態を示す斜視図。 上記照明装置の光源部をベース部から取り外した状態を示す斜視図。 (a)は本発明の第2の実施形態に係る照明装置の分解斜視図、(b)は同照明装置の光源部とベース部に保持させた構成を示す斜視図、(c)は同ベース部に用いられる可動保持部の斜視図。 (a)(b)は、同照明装置のベース部に用いられる可動保持部と光源部の可動爪との動作を示す斜視図。 本発明の第3の実施形態に係る照明装置の分解斜視図。 (a)乃至(c)は、同照明装置のベース部に用いられる可動保持部と光源部の可動爪との動作を示す斜視図。 (a)は上記可動保持部の付勢機構を示す斜視図、(b)は同付勢機構の背面図、(c)は他の付勢機構を示す斜視図、(d)は同付勢機構の背面図。 (a)乃至(c)は、上記ベース部が複数連結されたときの上記可動保持部の動作を示す側面図。
本発明の第1の実施形態に係る照明装置について、図1乃至図8を参照して説明する。図1(a)(b)に示すように、本実施形態に係る照明装置1は、光源部2と、この光源部2に給電し、かつ光源部2を保持するベース部3と、を備える。ベース部3は、一方の面を取付面とし、この取付面を介して天井や壁等に取り付けられる。ベース部3は、好ましくは長尺形状とされ、その長辺の長さが光源部2の縁部の長さよりも長く、複数の光源部2を保持することができる。
光源部2は、平板状の発光パネル21と、発光パネル21を収容するモジュールケース22と、を有する。また、光源部2は、ベース部3と対向するモジュールケース22の装着面2Aの両縁部に設けられて、モジュールケース22をベース部3と係合する一対の係合爪23、及び可動な係合爪24(以下、可動爪という)を有する。ベース部3は、平板状の平面部31と、光源部2に給電するための給電部32と、平面部31の両縁部に沿ってレール状に配されて光源部2の係合爪23及び可動爪24を夫々保持する一対の保持枠33、34を有する。
モジュールケース22は、ベース部3への装着面2Aと反対側に開口面22aを有する箱形状とされ、その内部空間に発光パネル21が収容される。発光パネル21の非発光面側には配線基板(不図示)が配される。この配線基板は、給電端子25と接続された配線回路(不図示)と、発光パネル21の外縁に延設された補助電極と上記配線回路とをワイヤ等を介して接続するためのランド部(不図示)と、を有し、発光パネル21と共にモジュールケース22内に収容される。
発光パネル21は、有機EL素子を光源として、その発光面側から順に、透光性基板と、発光部と、発光部を封止する封止缶と、を有する(不図示)。発光部は、例えば、透光性基板側から順に、透明導電膜から成る正電極と、発光性有機材料を含む発光層と、光反射性を有する負電極と、を有する。封止缶は、発光部を外気、特に、水分及び酸素から隔離して発光部の劣化を防ぐ。なお、光源部2の光源は、有機EL素子に限られず、例えば、LED及びこのLEDからの光を導光及び拡散する導光板から成る平面発光体が用いられてもよい。
上記係合爪23は、モジュールケース22に固定されてスライドしない。可動爪24は、保持枠34に向けて付勢された状態でスライド可能とされている。また、光源部2は、夫々の装着面2Aから立設された一対の給電端子25を有する。一対の給電端子25は、係合爪23及び可動爪24を結ぶ直線上に配されている。これらの給電端子25は、配線基板及びワイヤ等を介して発光パネル21と電気的に接続されている。また、発光パネル21の発光面側を覆うように透光性カバー26が設けられる。透光性カバー26は、上記開口面22aに嵌り込む形状に形成され、モジュールケース22の内側面に係合される複数の係合爪(不図示)を有する。モジュールケース22の側面22aは、係合爪23及び可動爪24の近傍に、後述する工具を差し込むための凹部22bが形成される。
可動爪24は、保持枠34に係合する爪部24aと、爪部24aの両側部を一定範囲でスライド可能に支持する一対の支持部24bと、一対の支持部24bを接続しかつ可動爪24をモジュールケース22に固定する固定部24cと、を有する。固定部24cと爪部24aとの間にはバネ24dが配され、このバネ24dにより爪部24aが保持枠34の方向に付勢される。爪部24aの保持枠34側の端部は、上面視において先細り形状に形成されている。
ベース部3において、係合爪23が係合する保持枠33は、長手方向に直交する側面が、平面部31に対して立設され、更にその先端が内向きに凸なV字状となるように屈曲形成されている。そのため、平面部31に対する立設部が、V字状部に対して凹んだ形状となり、凹んだ縁部の一方が、光源部2の係合爪23と係合する。
また、ベース部3において、光源部2の可動爪24が設けられた縁部と対向する保持枠34は、可動爪24と対向する箇所が切り欠かれ、この箇所に、可動爪24と離間する方向にスライド可能とされた可動保持部4を有する。給電部32は、平面部31の中央にベース部3の長手方向に沿って配置され、一対の給電端子25と夫々接続される一対の導電部材32aと、これらの導電部材32aを保護すると共に光源部2の給電端子25が差し込まれるレール32bと、を有する。
図2(a)(b)に示すように、光源部2には、互いに大きさの異なる複数の形状のものが採用され得る。図2(b)に示す光源部2は、図2(a)に示す光源部2の発光面の大きさが4倍である。なお、ここで言う発光面とは、実質的に発光パネル21からの光を出射するモジュールケース22の開口面22aの大きさを指す。最小の大きさの光源部2は正方矩形状であり、長尺形状の光源部2は、その長手方向の長さが、正方形状の光源部2の一片辺の整数倍とされる。また、ベース部3は、これらを保持できるように、その長手方向の長さが、正方形状の光源部2の一片辺の整数倍とされる。
図3に示すように、ベース部3は、正方矩形状の光源部2aと、長手方向の長さが光源部2aの2倍の長さの光源部2b、光源部2aの4倍の光源部2cといった、異なる大きさの複数の光源部2を同時に保持することができる。ここでは、図示したように、光源部2a、2b、2c各々の長手方向に沿う辺の長さは、夫々75mm、150mm、300mmとされる。また、光源部2a、2b、2cの各々は、ベース部3に装着されたときにベース部3の短手方向に沿う辺(以下、短手方向に沿う辺という)の長さがすべて75mmとされる。また、ベース部3の長手方向の長さは、例えば、光源部2a、2b、2cの長手方向に沿う辺の長さの合計と等しい525mm(75mm+150mm+300mm)に設定される。これにより、光源部2a、2b、2cを、ベース部3の長手方向全長に亘って隙間なく配置することができる。一方、ベース部3の短手方向の長さは、光源部2a、2b、2cの短手方向に沿う辺の長さと等しい75mmに設定される。なお、複数の光源部2が、隙間を空けて配置されてもよく、ベース部3の任意の位置に配置することができる。また、複数の光源部2を一定の間隔を空けて配置した場合、この空いた間隔に、光源部2と同形状で発光パネル21を内装しないダミーケース(不図示)を取り付けることもできる。
図4に示すように、照明装置1は、ベース部3の給電部32を介して光源部2を点灯駆動するための点灯回路に接続されている。点灯回路は、例えば、商用電源ACからの交流電流を直流電流に変換するAC/DCコンバータと、直流電流電圧を所望の電圧に変圧するDC/DCコンバータと、変圧された直流電流の照明装置1への供給を制御するドライバと、を備える。これらAC/DCコンバータ、DC/DCコンバータ及びドライバは、照明装置1が取り付けられる天井や壁に埋設される。ドライバから供給された直流電流は、給電部32を介して各光源部2c、2b、2aに通電される。
図5(a)(b)に示すように、可動保持部4は、可動爪24の爪部24aを保持し、かつスライド移動したときに上記保持を解除するスライド部41と、スライド部41を保持枠34に沿ってスライドさせるレール部42と、を有する。スライド部41は、可動爪24がベース部3の平面部31と直交する方向に動かないように規制する第1規制部41aと、可動爪24がベース部3の保持枠34と平行な方向に動かないように規制する第2規制部41bと、を有する。レール部42は、保持枠34の切り欠きに沿って配される長尺状の本体42aと、スライド部41と対向する面に設けられた溝部42bと、溝部42b内に配されたバネ42cと、を有する。また、スライド部41は、レール部42の溝部42bに嵌め入れられて、スライド部41をレール部42に沿ってスライド可能とする突起部41cを有する。スライド部41は、外部からの力が加えられていないとき、所定位置に配されるように、溝部42b内のバネ42cによって付勢される。また、スライド部41は、後述する工具を差し込むためのスリット41dを有する。
第1規制部41aは、第2規制部41bよりもスライド方向の幅が小さく、かつスライド方向に直交する長さが長くなるように形成される。第2規制部41bは、可動爪24と対向する面が上面視M字状となるように形成され、M字形状の中央の凹みに可動爪24の爪部24aが嵌合する。第2規制部41bは、上記凹みの両端が凸部となり、更にその外側が可動爪24と離間する方向に傾斜している。
このように構成された照明装置1において、光源部2をベース部3から取り外すときの、可動保持部4と可動爪24との動作について、図6乃至図8を参照して説明する。図6(a)及び図7(a)に示すように、光源部2がベース部3に保持されているとき、可動爪24の爪部24aが、第2規制部41bの凹部に嵌合しており、また、第1規制部41aが可動爪24の移動を規制している。ここで、まず、ユーザはスライド部41のスリット41dに工具Tを指し込み、図6(b)に示すように、スライド部41をスライドさせる。このとき、爪部24aは、第2規制部41bの傾斜に押されて、バネ24dの付勢に反する方向に移動する。そして、ユーザは、図6(c)に示すように、少なくとも第2規制部41bの凸部が爪部24aを乗り越えるまで、工具Tを用いてスライド部41を移動させる。
第2規制部41bの凸部が爪部24aを乗り越えると、図6(d)に示すように、第2規制部41bの両端の傾斜部が、可動爪24のバネ24dの付勢力を受けて、スライド部41が自動的に移動する。ここで、モジュールケース22の側面22aの凹部22b(図1(a)参照)は、第2規制部41bの凸部が爪部24aを乗り越えるのに必要な距離だけ、工具Tを移動させることができる幅を有していればよい。そして、図6(e)及び図7(b)に示すように、スライド部41は、第1規制部41aが爪部24aに被らない位置まで移動する。これにより、可動爪24と可動保持部4との間における保持が解除され、図8に示すように、光源部2をベース部3から取り外すことができる。すなわち、本実施形態の照明装置1によれば、可動保持部4をスライド移動させることで、可動爪24と可動保持部4との間における保持が解除され、光源部2をベース部3から容易に取り外すことができる。
なお、レール部42のバネ42c(図5(a)参照)の付勢力は、可動爪24のバネ24dの付勢力よりも弱く、図6(d)(e)で示したスライド部41の移動を妨げない。一方、光源部2がベース部3から取り外されたときには、スライド部41は、バネ24dの付勢力を受けて、光源部2が取り付けられたときに爪部24aと係合する位置(図1,
図6(a)の位置)に移動するので、これを手動で動かす必要はない。
次に、本発明の第2の実施形態に係る照明装置について、図9及び図10を参照して説明する。図9(a)(b)に示すように、本実施形態に係る照明装置1では、光源部2において可動爪24が複数個設けられ、また、ベース部3において可動保持部4が可動爪24の各々に対向するように複数個設けられ、また、可動保持部4の各々が連動する構成とされている。本例では、長尺状の光源部2が用いられる構成を示す。光源部2は、その長手方向に沿って配された2個の可動爪24と、可動爪24と対峙する他縁部に配された2個の係合爪23と、を有する。爪部24aの保持枠34側の端部は、その厚みが薄くなる形状に形成されている。また、給電端子25の電極刃が光源部2の長手方向と直交する向きに配されており、ベース部3側の給電部32には給電端子25が差し込まれるスリットが形成されている。なお、図9(b)は、可動爪24と可動保持部4との間における保持が解除された状態で、光源部2がベース部3に載せられている構成を示す。
本実施形態では、ベース部3の保持枠33,34の長手方向に直交する断面が上記第1の実施形態の保持枠33と同様に形成されている。なお、一方の保持枠34には、光源部2が取り付けられたときに、可動爪24と対向する箇所に切り込み部34aが形成される。可動保持部4は、図9(c)に示すように、可動爪24の動きを規制する規制部43と、保持枠34の上端に沿ってスライドする上端部44と、保持枠34の内側面に沿って配されて規制部43と上端部44とを繋ぐ湾曲部45と、を備える。また、可動保持部4は、保持枠34の長手方向に沿って配された隣り合う可動保持部4同士を連結する連結部46を有する。
図10は、本実施形態の可動保持部4の動作を示す。なお、同図では、可動保持部4にハッチングをかけて表示している。図10(a)に示すように、可動保持部4の規制部43が切り込み部34aに配されているとき、この規制部43が可動爪24の動きを規制するので、光源部2はベース部3に保持される。光源部2を取り外す際には、ユーザが上端部44をスライドさせれば、規制部43が切り込み部34aから外れ、切り込み部34aから可動爪24(爪部24a)が露出する。これにより、可動爪24と可動保持部4との間における保持が解除され、光源部2をベース部3から容易に取り外すことができる。また、各可動保持部4は、連結部46により連結されているので、一の可動保持部4をスライドさせれば、他の可動保持部4も共にスライドする。そのため、複数の可動爪24と可動保持部4との間における保持を一斉に解除することができ、図示したような複数の可動爪24を有する長尺形状の光源部2をベース部3から容易に取り外すことができる。
次に、本発明の第3の実施形態に係る照明装置について、図11乃至図14を参照して説明する。図11に示すように、本実施形態に係る照明装置1は、可動保持部4は、保持枠34と直交する方向にスライド可動に設けられている。保持枠33,34は、ベース部3の内方向に凸な樋形状とされ、一方の保持枠34には、光源部2が取り付けられたときに、可動爪24と対向する箇所に切り込み部34aが形成される。可動保持部4は、切り込み部34aの両端に設けられた一対の円弧枠47と、保持枠34と同様の樋形状に形成されて円弧枠47に沿ってスライドする規制部48と、を有する。
図12(a)に示すように、規制部48には、工具Tを受ける受け部48aが設けられている。図12(b)(c)に示すように、ユーザが工具Tで受け部48aを押し込むと、規制部48が円弧枠47に沿ってスライドすると共に、可動爪24の爪部24aが切り込み部34aから露出する。これにより、可動爪24と可動保持部4との間における保持が解除され、光源部2をベース部3から容易に取り外すことができる。
また、図13(a)(b)に示すように、本実施形態の可動保持部4は、光源部2が取り外されたときに、規制部48を元の状態に戻す付勢機構49を有する。この付勢機構49は、規制部48のベース部3内側の面に外側に夫々延出した一対の突起49aと、規制部48のスライド時に突起49aと夫々接触する傾斜面を有する一対のスライド片49bと、一対のスライド片49bを近づける方向に付勢する付勢部49cと、を備える。規制部48が押し下げられると、各突起49aにより一対のスライド片49bが離れる方向に移動する。一方、規制部48を押し下げる力が作用しないとき、一対のスライド片49bが付勢部49cの付勢力により互いに近づく方向に移動し、突起49aを介して規制部48を押し上げるので、これを手動で動かす必要はない。
また、付勢機構49は、上記構成に換えて、例えば、図13(c)(d)に示すように、突起49aが、V字形状に屈曲した板バネ49dを押し下げる、又は板バネ49dによって押し上げられることにより、上記と同様の作用が成されるようにしてもよい。
また、本実施形態では、係合爪23が係合する保持枠33も、可動保持部4が設けられる保持枠34と同様に、その長手方向に直交する断面が円弧状となる樋形状に形成されている。従って、図14(a)乃至(c)に示すように、複数のベース部3、3’が併設された場合、一方の規制部48が工具Tで押し下げられたとき、規制部48の可動側端部は、隣り合うベース部3’の保持枠33の外側面に沿ってスライドする。従って、規制部48は、隣り合うベース部3’によって妨げられることなく、スムーズにスライドすることができる。
なお、本発明に係る照明装置は、上記実施形態及びその変形例に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、可動爪24は、可動保持部4のみ、又は可動保持部4が設けられた保持枠34とのみ係合する。また、係合爪23は、もう一方の保持枠33とのみ係合し、可動保持部4が設けられた保持枠34とは係合しないように構成されていることが好ましい。例えば、上記第1の実施形態においては(図1(a)参照)、可動爪24の爪部24aが先細りとなっている。これに対して、係合爪23は、その先端が幅広になっており、可動保持部4のスライド部41の凹部には嵌合せず、また、保持枠34には、係合爪23が嵌合する凹部が形成されていない。また、例えば、上記第2の実施形態においては(図9(a)(c)参照)、可動爪24の爪部24aの先端の厚みが、係合爪23の先端よりも薄くなっている。また、可動保持部4の湾曲部45によって保持枠34の凹部が狭くなっていて、係合爪23は保持枠34の凹部には嵌合できない。また、例えば、上記第3の実施形態においては(図11参照)、係合爪23と可動爪24との幅が夫々異なっている。そのため、係合爪23を保持枠34に取り付けようとすると、所定間隔で設けられた円弧枠47に妨げられ、係合爪23は保持枠34の凹部には嵌合できない。これらの構成により、ユーザが光源部2をベース部3取り付ける際に、誤った方向に取り付けることを防止することができる。
1 照明装置
2 光源部
2A 装着面
21 発光パネル
22 モジュールケース
23 係合爪
24 可動爪
3 ベース部
32 給電部
33 保持枠
34 保持枠
4 可動保持部

Claims (5)

  1. 光源部と、前記光源部を保持し、かつ該光源部に給電する給電部を有したベース部と、を備えた照明装置であって、
    前記光源部は、平板状の発光パネルと、前記発光パネルを収容するモジュールケースと、前記モジュールケースの前記ベース部への装着面の両縁部に設けられて前記ベース部と係合する少なくとも一対の係合爪と、を有し、
    前記ベース部は、その両縁部に沿ってレール状に配されて前記係合爪を保持する一対の保持枠を有し、
    前記係合爪の一方は、前記保持枠に向けて付勢された状態でスライド可能とされた可動爪であり、
    前記保持枠の一方は、前記可動爪と対向する箇所に、前記可動爪と離間する方向にスライド可能とされた可動保持部を有し、前記可動保持部が移動されたときに前記可動爪の保持が解除されることを特徴とする照明装置。
  2. 前記可動保持部は、前記保持枠と平行な方向にスライド可動に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記可動保持部は、前記保持枠と直交する方向にスライド可動に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  4. 前記可動保持部は、前記可動爪と対向する箇所に向けて付勢されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の照明装置。
  5. 前記可動爪は、複数個設けられ、
    前記可動保持部は、前記可動爪の各々に対向するように複数個設けられ、
    前記可動保持部の各々が連動する構成とされていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の照明装置。
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