JP6225396B2 - 発光モジュール及びそれを用いた照明装置 - Google Patents

発光モジュール及びそれを用いた照明装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6225396B2
JP6225396B2 JP2013143656A JP2013143656A JP6225396B2 JP 6225396 B2 JP6225396 B2 JP 6225396B2 JP 2013143656 A JP2013143656 A JP 2013143656A JP 2013143656 A JP2013143656 A JP 2013143656A JP 6225396 B2 JP6225396 B2 JP 6225396B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
light emitting
connector
emitting module
holding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013143656A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014103097A (ja
Inventor
小寺 隆介
隆介 小寺
秀治 河地
秀治 河地
晶裕 平野
晶裕 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2013143656A priority Critical patent/JP6225396B2/ja
Publication of JP2014103097A publication Critical patent/JP2014103097A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6225396B2 publication Critical patent/JP6225396B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、有機EL素子を光源とする発光モジュール及びそれを用いた照明装置に関する。
有機EL素子は、低電圧で高輝度の発光が可能であり、含有する有機化合物の種類によって様々な発光色が得られ、かつ平板状の発光パネルとしての製造が容易である。そのため、近年、有機EL素子を光源とする発光モジュールの開発が進められている。
この種の発光モジュールとして、有機EL素子を有する光源部と、この光源部を保持するベース部と、このベース部に固定され光源部への給電に用いられる電極と、を備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−104504号公報
しかしながら、上述したような発光モジュールでは、電極がベース部に固定されているので、光源部の配置が限定されて光源部の配置自由度が低い。
本発明は、上記課題を解決するものであって、有機EL素子を光源とする光源部を備えた発光モジュールにおいて、光源部の配置自由度の高い発光モジュールを提供することを目的とする。
本発明の発光モジュールは、平板形状の光源部と、この光源部を複数個着脱可能に装着する長尺形状のベース部と、を備え、前記ベース部は、前記光源部に接続され該光源部への給電に用いられるコネクタと、前記コネクタを前記ベース部の長手方向に沿って所定長さ毎に着脱可能に取り付けるための複数のコネクタ取付部と、を有し、前記光源部は、前記ベース部に装着されたときに該ベース部と対峙する装着面から立設された給電端子を有し、この給電端子は、前記コネクタに挿通されることを特徴とする。
前記光源部は、前記ベース部に装着されたときに、該ベース部の長手方向における自身の長さが前記複数のコネクタ取付部間の所定長さの整数倍となるように構成されていることが好ましい。
前記コネクタは、複数の前記光源部が前記ベース部の長手方向に沿って互いに隣接して該ベース部に装着されたときに、互いに隣接する前記光源部の境界位置に配置され、これら互いに隣接する前記光源部同士を電気的に接続することが好ましい。
前記ベース部は、その長手方向に伸びる一対の辺が互いに平行であり、前記ベース部の短手方向の長さは、前記ベース部に装着された前記光源部の前記ベース部の短手方向における長さと等しく構成されていることが好ましい。
前記ベース部は、その長手方向に伸びる一方の辺及び他方の辺に亘って、それぞれ前記光源部の装着に用いられる被係合部及び被保持部を有し、前記光源部は、前記装着面の一端部中央に設けられ前記被係合部と係合する係合部と、同装着面の他端部中央に設けられ前記被保持部と係合する保持部と、を有することが好ましい。
前記被係合部及び被保持部は、互いに異なる形状とされ、前記被係合部は、前記係合部とのみ係合し、前記被保持部は、前記保持部とのみ係合することが好ましい。
前記光源部は、その前記係合部を前記ベース部の被係合部に係合させた状態で前記ベース部の方向に回動可能とされ、前記保持部は、前記係合部の方向とは反対側の方向に弾性付勢されていることが好ましい。
前記被保持部は、前記被係合部の方向に伸びる爪を有し、前記保持部は、前記被保持部の爪と係合する爪を有し、これらの爪は、前記光源部が自身の前記係合部を前記ベース部の被係合部に係合させた状態で前記ベース部の方向に回動したときに互いに接触して、前記保持部を前記係合部の方向にスライドさせる力を生み出すことが好ましい。
前記コネクタは、前記ベース部に取り付けられたときに、該ベース部の短手方向に沿って伸び前記給電端子を挟持する端子受け部と、前記端子受け部を保持し前記給電端子が挿通される端子差込口を有する保持ケースと、を有することが好ましい。
前記給電端子は、前記装着面において前記係合部と前記保持部とを結ぶ方向と直交する方向における両端部にそれぞれ設けられ、これら給電端子は、互いに電気的に接続されていることが好ましい。
前記給電端子の陽極端子及び陰極端子は、前記係合部と前記保持部とを結ぶ方向と平行な方向に並んで配置されていることが好ましい。
前記ベース部は、その長手方向の少なくとも一方の端部に、前記給電端子が挿通され外表面が絶縁物材料により構成されたエンドキャップを有することが好ましい。
前記ベース部は、その長手方向の少なくとも一方の端部に、前記給電端子が挿通され外表面が絶縁物材料により構成されたエンドコネクタを有し、前記エンドコネクタは、自身に挿通された給電端子と外部に設けられた給電端子とを導体を介して電気的に接続することが好ましい。
前記導体は、前記被係合部又は被保持部に設けられた導体取り出し穴を通って外部に導出されることが好ましい。
前記ベース部は、前記給電端子が挿通され該給電端子と商用電源又は他の前記発光モジュールとを電気的に接続するための入力コネクタを有することが好ましい。
前記入力コネクタは、前記端子受け部と、前記保持ケースと、商用電源又は他の前記発光モジュールから導出されたリード線と前記端子受け部とを接続するためのリード線端子部と、を有することが好ましい。
前記給電端子は、前記装着面において前記係合部側に設けられ、前記コネクタ取付部は、前記ベース部において前記被係合部側に設けられていることが好ましい。
前記給電端子は、前記装着面において前記保持部側に設けられ、前記コネクタ取付部は、前記ベース部において前記被保持部側に設けられていることが好ましい。
前記光源部は、自身の発光を制御する信号を伝達するための信号端子を更に有し、前記信号端子並びに給電端子の陽極端子及び陰極端子は、前記係合部と前記保持部とを結ぶ方向と平行な方向に並んで配置されていることが好ましい。
前記給電端子の陽極端子及び陰極端子並びに前記信号端子は、この並び順で、前記保持部側から並んで配置されていることが好ましい。
前記コネクタ取付部は、前記ベース部の長手方向から前記コネクタを挟持する一対の保持片を有することが好ましい。
前記一対の保持片の前記ベース部の長手方向における間隔は、前記保持部の幅よりも大きくなるように構成されていることが好ましい。
前記一対の保持片の各々は、前記光源部側の端部から他方の保持片に向かって伸び前記コネクタを前記光源部側から保持するコネクタ抱え込み片を更に有し、前記コネクタは、前記ベース部の長手方向における各側面に自身の前記コネクタ取付部への取り付けに用いられる一対のスライド部を有し、前記一対のスライド部が前記ベース部の短手方向から前記コネクタ抱え込み片と前記ベース部との間にスライド差込されることで前記コネクタ取付部に取り付けられることが好ましい。
前記一対のスライド部の各々は、前記ベース部の短手方向における前記発光モジュール内方側の端部から前記光源部側に伸長した伸長部を有し、前記伸長部は、前記コネクタが前記コネクタ取付部に取り付けられたときに前記コネクタ抱え込み片と当接することが好ましい。
前記一対の保持片の各々は、それぞれ複数の保持断片を有し、一の前記保持片における各々の前記保持断片は、自身に隣接する前記保持断片に対して前記ベース部の短手方向における前記保持断片の長さよりも長い間隔を置いて配され、前記一対のスライド部の各々は、それぞれ複数のスライド部断片を有し、一の前記スライド部における各々の前記スライド部断片は、自身に隣接する前記スライド部断片に対して前記保持断片間の間隔と等しい間隔を置いて配され、且つ前記ベース部の短手方向における長さが同方向における前記保持断片の長さと等しくなるように構成されていることが好ましい。
前記光源部が前記ベース部に装着されたときに、前記被保持部は、前記保持部に対応する位置に切り欠きを有することが好ましい。
前記ベース部は、自身を天井や壁面にネジ止めするためのネジを挿通する複数のネジ穴を有し、前記複数のネジ穴は、前記コネクタ取付部の取付ピッチと半ピッチずらして設けられていることが好ましい。
前記光源部は、発光パネルと、この発光パネルを収納する箱型形状のパッケージと、を有し、前記パッケージは、前記発光パネルの発光面を覆う透光性のカバーと、前記カバーに係合して前記発光パネルの発光面とは反対側の面を覆うケースと、を有し、前記カバーは、前記ケースを収納し、前記光源部の発光面及び側面を覆うように構成されていることが好ましい。
本発明の照明装置は、上記発光モジュールを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、光源部への給電に用いられるコネクタが任意のコネクタ取付部に着脱可能に取り付けられているので、コネクタの配置を変更することでベース部に対する光源部の配置自由度を高めることができる。
本発明の第1の実施形態に係る発光モジュールの分解斜視図。 上記発光モジュールの斜視図。 上記発光モジュールの回路図。 上記発光モジュールを構成する光源部の分解斜視図。 上記光源部の斜視図。 (a)は上記光源部を装着面側から見た平面図、(b)は(a)のI−I線断面図。 (a)(b)は、それぞれ別の光源部の斜視図。 上記発光モジュールを構成する入力コネクタの分解斜視図。 上記入力コネクタの斜視図。 上記入力コネクタのベース部への取り付けを示す図。 上記発光モジュールを構成するコネクタのベース部への取り付けを示す図。 上記コネクタと光源部に設けられた給電端子との接続を示す平面図。 上記コネクタと給電端子との接続を示す斜視図。 上記ベース部の横断面図及びその部分拡大図。 (a)乃至(c)は、上記光源部をベース部に装着するときの動作を示す図。 上記光源部をベース部から取り外すときの動作を示す図。 (a)乃至(c)は、上記光源部のベース部に対する配置パターン例を示す図。 (a)(b)は、上記実施形態の第1の変形例に係る発光モジュールの側面図。 上記実施形態の第2の変形例に係る発光モジュールの上面図。 上記実施形態の第3の変形例に係る発光モジュールの上面図。 本発明の第2の実施形態に係る発光モジュールの分解斜視図。 上記発光モジュールをベース部側から見たときの分解斜視図。 (a)(b)は、それぞれ上記発光モジュールを構成するコネクタ及び入力コネクタの分解斜視図。 上記発光モジュールをベース部の取付面側から見たときの平面図。 図24において上記ベース部の図示を省略した平面図。 (a)はベース部の短手方向からコネクタを挟持するコネクタ取付部を備えた発光モジュールの平面図、(b)はベース部の長手方向からコネクタを挟持するコネクタ取付部を備えた発光モジュールの平面図。 上記発光モジュールを構成する光源部の部分断面斜視図。 (a)乃至(c)は、上記光源部をベース部に装着するときの動作を示す図。 (a)乃至(c)は、上記第2の実施形態の変形例に係る発光モジュールにおいて、コネクタをコネクタ取付部に取り付けるときの動作を示す図。 上記発光モジュールにおいて、光源部をベース部から取り外すときの動作を示す図。
本発明の第1の実施形態に係る照明装置の一構成である発光モジュールについて図1乃至図17を参照して説明する。図1及び図2に示すように、発光モジュール1は、複数の光源部2と、これら光源部2を着脱可能に装着する長尺形状のベース部3と、を備える。ベース部3は、光源部2に接続され光源部2への給電に用いられるコネクタ4と、コネクタ4を着脱可能に取り付けるための複数のコネクタ取付部31と、を有する。コネクタ取付部31は、ベース部3の長手方向に沿って所定長さ毎に設けられ、図例では、ベース部3の長手方向端部から75mm毎に設けられている。
光源部2は、1つのベース部3に対して複数個装着され、図例では、互いに大きさの異なる3つの光源部2a、2b、2cがベース部3に装着されている。これら光源部2a、2b、2cは、それぞれ矩形平板形状とされ、各々の装着面2Aを介してベース部3に装着される。光源部2a、2b、2cの各々は、ベース部3に装着されたときにベース部3の長手方向に沿う辺(以下、長手方向に沿う辺という)の長さが75mm(=コネクタ取付部31間の長さ)の整数倍となるように構成されている。図例では、光源部2a、2b、2c各々の長手方向に沿う辺の長さは、それぞれ75mm、150mm、300mmとされている(図2参照)。また、光源部2a、2b、2cの各々は、ベース部3に装着されたときにベース部3の短手方向に沿う辺(以下、短手方向に沿う辺という)の長さがすべて75mmとされている。光源部2a、2b、2cは、光源部2a→2b→2cの順にベース部3の長手方向に沿って互いに隣接して配置されている。
光源部2a、2b、2cは、それぞれの装着面2Aに自身のベース部3への装着に用いられる係合部21及び保持部5を有する。係合部21及び保持部5は、それぞれ長手方向に沿う一方の辺の中央及び長手方向に沿う他方の辺の中央に設けられている。
光源部2a、2b、2cは、それぞれの装着面2Aから立設された一対の給電端子22、23を有する。給電端子22、23は、装着面2Aにおいて係合部21側で、かつ係合部21と保持部5とを結ぶ方向と直交する方向における両端部にそれぞれ設けられている。一方の給電端子22は、陽極端子22aと、陰極端子22bと、により構成されている。これら陽極端子22a及び陰極端子22bは、係合部21と保持部5とを結ぶ方向と平行な方向に並んで配置されている。同様に、他方の給電端子23は、陽極端子23aと、陰極端子23bと、により構成されている。これら陽極端子23a及び陰極端子23bは、係合部21と保持部5とを結ぶ方向と平行な方向に並んで配置されている。陽極端子22a、23aは、後述するプリント配線基板を介して互いに電気的に接続されている。同様に、陰極端子22b、23bは、プリント配線基板を介して互いに電気的に接続されている。
ベース部3は、長尺な矩形平板形状とされ、その一面が天井や壁面に取り付けられる取付面3Aとなっている。図例では、ベース部3の長手方向の長さは、光源部2a、2b、2cの長手方向に沿う辺の長さの合計と等しい525mm(75mm+150mm+300mm)に設定されている(図2参照)。すなわち、光源部2a、2b、2cは、ベース部3の長手方向全長に亘って隙間なく配置されている。一方、ベース部3の短手方向の長さは、光源部2a、2b、2cの短手方向に沿う辺の長さと等しい75mmに設定されている。
また、ベース部3は、その長手方向に伸びる一対の辺が互いに平行とされ、その一方の辺及び他方の辺に亘って、それぞれ光源部2の係合部21と係合する被係合部32及び光源部2の保持部5と係合する被保持部33を有する。上述したコネクタ取付部31は、ベース部3において被係合部32側に設けられている。
また、ベース部3は、その長手方向一端部の被係合部32側に、光源部2cの給電端子23が挿通される入力コネクタ6を取り付けるための入力コネクタ取付穴34を有する。入力コネクタ6は、光源部2cの給電端子23と商用電源又は他の発光モジュール1とを電気的に接続するために用いられる。また、ベース部3は、その長手方向他端部の被係合部32側に、光源部2aの給電端子22が挿通されるエンドキャップ35を取り付けるためのエンドキャップ取付部36を有する。エンドキャップ35は、給電端子22がむき出しにならないように給電端子22を覆っている。入力コネクタ6及びエンドキャップ35は、その外表面が絶縁物材料により構成されている。これにより、光源部2のベース部3への装着時又は光源部2の交換時等において、ユーザが給電端子22、23に触れて感電するのを防止したり、トラッキングを防止することができる。
また、ベース部3の被保持部33は、ベース部3に装着された光源部2a、2b、2cの取り外しを容易にするために、光源部2a、2b、2c各々の保持部5に対応する位置に設けられた複数の切り欠き37を有する。光源部2aの保持部5は、コネクタ取付部31間の中間位置に対応する位置に配置され、光源部2b、2c各々の保持部5は、コネクタ取付部31に対応する位置に配置される。切り欠き37は、光源部2a、2b、2cのすべてに対応するために、ベース部3の長手方向端部から37.5mm毎に設けられている。
コネクタ4は、互いに隣接する光源部2の境界位置に配置されるようにコネクタ取付部31に取り付けられる。図例では、光源部2a、2bの境界位置にコネクタ4aが配置され、光源部2b、2cの境界位置にコネクタ4bが配置されている。コネクタ4aには、光源部2aの給電端子23及び光源部2bの給電端子22が挿通される。これら光源部2aの給電端子23及び光源部2bの給電端子22は、コネクタ4aに設けられた端子受け部(後述参照)により互いに電気的に接続される。コネクタ4bには、光源部2bの給電端子23及び光源部2cの給電端子22が挿通される。これら光源部2bの給電端子23及び光源部2cの給電端子22は、コネクタ4bに設けられた端子受け部(後述参照)により互いに電気的に接続される。
図3に示すように、発光モジュール1は、商用電源ACからの交流電流を直流電流に変換するAC/DCコンバータに接続され照明装置10を構成する。AC/DCコンバータは、天井裏や壁裏に配設されている。AC/DCコンバータから供給された直流電流は、入力コネクタ6→光源部2c→コネクタ4b→光源部2b→コネクタ4a→光源部2aの順で通電され、光源部2a、2b、2cの各々に内蔵されたDC/DCコンバータにより所望の電圧に変圧される。DC/DCコンバータは、光源部2a、2b、2c各々に設けられた回路部(後述参照)に収納されている。なお、DC/DCコンバータ及びAC/DCコンバータの両方を回路部に収納する構成としてもよい。
図4乃至図6に示すように、光源部2aは、矩形平板状の発光パネル24と、発光パネル24に給電するためのプリント配線基板25と、これら発光パネル24及びプリント配線基板25を収容するパッケージ7と、を有する。
発光パネル24は、有機EL素子を光源として、その発光面側から順に、透光性基板と、発光部と、発光部を封止する封止缶と、を有する(不図示)。発光部は、例えば、透光性基板側から順に、透明導電膜から成る正電極と、発光性有機材料を含む発光層と、光反射性を有する負電極と、を有する。封止缶は、発光部を外気、特に、水分及び酸素から隔離して発光部の劣化を防ぐ。
プリント配線基板25は、光源部2aの陽極端子22a、23aの各々が挿通される端子挿通部25aと、光源部2aの陰極端子22b、23bの各々が挿通される端子挿通部25bと、を有する。光源部2aの陽極端子22a、23a及び陰極端子22b、23bは、それぞれ端子挿通部25a、25bに挿通されることでプリント配線基板25と電気的に接続される。端子挿通部25a同士及び端子挿通部25b同士は、それぞれプリント配線基板25上に設けられた配線パターン(図4において点線で示す)により互いに電気的に接続されている。
パッケージ7は、矩形の箱型形状とされ、発光パネル24の発光面とは反対側の面を覆うケース8と、ケース8に係合して発光パネル24の発光面を覆う透光性のカバー9と、を有する。上述した係合部21及び保持部5は、ケース8の表面(装着面2A)に設けられている。係合部21は、保持部5の方向とは反対側の方向に向かって伸びベース部3の被係合部32に係合する爪21aを有する。
保持部5は、装着面2Aにネジ51によりネジ止めされた基台52と、基台52に一端が固定され基台52から係合部21の方向とは反対側の方向(以下、保持部5の係合方向という)に伸びるバネ53と、バネ53の他端に固定された爪54と、を有する。爪54は、保持部5の係合方向に向かって伸び、ベース部3の被保持部33に係合する。また、保持部5は、爪54からベース部3の長手方向に沿う辺と平行な方向に伸びる突起55と、装着面2Aから立設され突起55の保持部5の係合方向への移動を規制する規制部56と、を有する。規制部56は、突起55が嵌り込んでスライドするスライド溝56aと、スライド溝56aの保持部5の係合方向側に設けられ突起55と当接する壁56bと、を有する(図6(a)(b)参照)。これにより、爪54(図6(a)においてドットで示す)は、保持部5の係合方向に弾性付勢され、同方向においてスライド可能となる。
ケース8は、発光パネル24と対向する面に開口を有する矩形の箱体とされる。ケース8は、その内周に設けられカバー9との係合に用いられる凹部81と、その装着面2Aに設けられ給電端子22a、22b、23a、23bの各々を外部に導出するための穴82と、を有する。また、ケース8は、その保持部5近傍の側面に、光源部2のベース部3からの取り外しに用いられる治具(後述参照)を通すための溝83と、回路基板等を収容する回路部84と、を有する。回路部84は、光源部2をベース部3に装着したときに、光源部2の最もベース部3側に突出した部分となる。
カバー9は、発光パネル24の発光面を覆う矩形の透光性部材91と、透光性部材91の周縁を覆う矩形の枠体92と、枠体92の各辺から側方に向けて突出しケース8の凹部81に係合する凸部93と、を有する(図4参照)。
図7(a)(b)に示すように、光源部2b、2cは、それぞれのベース部3の長手方向に沿う辺の長さが光源部2aの2倍又は4倍となっている点を除いて、光源部2aと同様に構成されている。なお、光源部2が長尺になればなるほど、その長手方向両端部から係合部21及び保持部5までの距離が大きくなるので、光源部2をベース部3に装着したときに、光源部2がベース部3に対してぐらついて、ベース部3による光源部2の保持が不安定になる虞がある。そのため、光源部2の長手方向に沿う辺の長さは、光源部2cの長さ(光源部2aの4倍、300mm)程度に留めておくことが好ましい。あるいは、光源部2に2セットの係合部21及び保持部5を設けてもよい。また、光源部2の長手方向に沿う辺の長さは、光源部2a、2b、2cの長さに限定されず、例えば、光源部2aの3倍としてもよい。
図8及び図9に示すように、入力コネクタ6は、光源部2cの陽極端子23aが差し込まれる陽極端子差込口61と、光源部2cの陰極端子23bが差し込まれる陰極端子差込口62と、を有する。また、入力コネクタ6は、陽極端子差込口61に差し込まれた陽極端子23aを挟持する端子受け部63と、陰極端子差込口62に差し込まれた陰極端子23bを挟持する端子受け部64と、端子受け部63、64を収納する筒状の収納部65、66と、を有する。これら収納部65、66の各々には、商用電源又は他の発光モジュールから導出された陽極リード線及び陰極リード線がそれぞれ導入され、これら陽極リード線及び陰極リード線は、それぞれ端子受け部63、64の各々と電気的に接続される。また、入力コネクタ6は、自身のベース部3への取り付けに用いられる引っかかり部67と、自身のベース部3へのネジ止めに用いられるネジ穴68と、を有する。
端子受け部63は、板バネを折り曲げたものにより構成されている。端子受け部63は、入力コネクタ6がベース部3に取り付けられたときにベース部3の長手方向に沿って伸びる基底部63aと、基底部63aの両端部それぞれから先端が互いに接するようにベース部3の略短手方向に沿って伸びる一対の延伸部63bと、を有する。端子受け部63は、一対の延伸部63bにより光源部2cの陽極端子23aを弾性挟持することで、この陽極端子23aと電気的に接続される。端子受け部64は、端子受け部63と同一の構造を有し、光源部2cの陰極端子23bと電気的に接続される。
図10に示すように、入力コネクタ6は、その収納部65、66がベース部3の取付面3A側に露出するようにベース部3に固定される。この固定は、入力コネクタ6の引っかかり部67とベース部3の入力コネクタ取付部34に設けられた引っかけ部34aとの係合、更には、入力コネクタ6のネジ穴68とベース部3に設けられたネジ穴34bとを介したネジ止めにより成される。
図11に示すように、コネクタ4aは、一面に開口を有する扁平な矩形箱型形状とされ端子受け部(後述参照)を収納保持する保持ケース40と、保持ケース40の開口を閉じるように設けられたコネクタカバー40a(後述する図12、図13参照)と、を有する。保持ケース40は、その外表面が絶縁物材料により構成され、光源部2と相対する面に、光源部2aの陽極端子23aが差し込まれる陽極端子差込口41と、光源部2aの陰極端子23bが差し込まれる陰極端子差込口42と、を有する。また、保持ケース40は、同表面に、光源部2bの陽極端子22aが差し込まれる陽極端子差込口43と、光源部2bの陰極端子22bが差し込まれる陰極端子差込口44と、を有する。更に、保持ケース40は、その側面に自身とコネクタ取付部31との係合に用いられる複数の突起爪45を有する。
コネクタ取付部31は、ベース部3の底面を折り曲げて形成されベース部3の長手方向からコネクタ4aを挟持する一対の保持片31aと、保持片31aに設けられコネクタ4aの突起爪45と係合する窪み31bと、を有する。コネクタ4aは、その突起爪45が窪み31bに係合するようにコネクタ取付部31に対して上方から押し込まれることで、着脱可能にコネクタ取付部31に取り付けられる。
図12及び図13に示すように、コネクタ4aは、陽極端子差込口41に差し込まれた光源部2aの陽極端子23a及び陽極端子差込口43に差し込まれた光源部2bの陽極端子22aを挟持する端子受け部46を有する。また、コネクタ4aは、陰極端子差込口42に差し込まれた光源部2aの陰極端子23b及び陰極端子差込口44に差し込まれた光源部2bの陰極端子22bを挟持する端子受け部47を有する。なお、図12及び図13では、コネクタ4aの保持ケース40及びケース8の図示が省略されている。
端子受け部46、47は、それぞれ上述の入力コネクタ6の端子受け部63、64と同様に構成され、ベース部3の略短手方向に沿って伸びる二対の延伸部を有し、各々の延伸部により対応する給電端子を弾性挟持する。これにより、端子受け部46を介して光源部2aの陽極端子23aと光源部2bの陽極端子22aとが互いに電気的に接続され、端子受け部47を介して光源部2aの陰極端子23bと光源部2bの陰極端子22bとが互いに電気的に接続される。
コネクタ4bも、上述のコネクタ4aと同一の構造を有し、光源部2bの陽極端子23aと光源部2cの陽極端子22a、及び光源部2bの陰極端子23bと光源部2cの陰極端子22bを互いに電気的に接続する。
図14に示すように、ベース部3の被係合部32は、係合部21の爪21aと係合するように被保持部33の方向に向かって伸びる爪32aを有する(左側拡大図を参照)。一方、被保持部33は、保持部5の爪54と係合するように被係合部32の方向に向かって伸びる爪33aを有する(右側拡大図を参照)。被係合部32及び被保持部33は、互いに異なる形状とされ、被係合部32は係合部21とのみ係合し、被保持部33は保持部5(爪54)とのみ係合する。
被保持部33の爪33aは、保持部5の爪54と係合したときに爪54と接触する係合面33bと、頂部33cと、頂部33cを挟んで係合面33bとは反対側にある非係合面33dと、を有する。爪33aは、その頂部33cが自身の非係合面33dの基端33eよりもベース部3の取付面3A側に位置するように形成されている。
保持部5の爪54は、被保持部33の爪33aと係合したときに爪33aと接触する係合面54aと、頂部54bと、頂部54bを挟んで係合面54aとは反対側にある非係合面54cと、を有する。爪54は、その頂部54bが自身の非係合面54cの基端54dよりも光源部2の装着面2A側に位置するように形成されている。
次に、ベース部3に光源部2を装着するときの動作について図15(a)乃至(c)を参照して説明する。まず、図15(a)に示すように、ベース部3の被係合部32と光源部2の係合部21とが互いに近接するように、ベース部3に対して光源部2を斜めに入れ込む。次いで、図15(b)に示すように、被係合部32と係合部21とが係合した状態で、光源部2をベース部3の方向に回動させ、光源部2の爪54(保持部5)とベース部3の爪33a(被保持部33)とを互いの非係合面54c、33dを介して接触させる。このとき、非係合面54c、33dが、爪54と爪33aとの間でスライド可能な構造とされているので、爪54が非係合面33d上をスライドし、その結果、爪54を係合部21の方向にスライドさせる力が生じる。これにより、図15(c)に示すように、爪54の頂部54bが、爪33aの頂部33cを乗り越え、爪54(保持部5)と爪33a(被保持部33)とが互いに係合する。このように、爪54及び爪33a各々の非係合面54c、33dの傾斜を利用して、回動動作の力を保持部5を係合部21の方向にスライドさせる力に変換することで、簡単に光源部2を装着部3に装着することができる。
次に、ベース部3から光源部2を取り外すときの動作について図16を参照して説明する。光源部2の保持部5は、ベース部3の被保持部33に切り欠き37が設けられているので、発光モジュール1の外側から押圧可能となっている。ベース部3から光源部2を取り外すときには、保持部5を指で押圧することで保持部5を光源部2の内部方向へスライドさせて保持部5と被保持部33との係合を外した後、上述したベース部3への光源部2の装着動作を逆の順序で行う。
複数の発光モジュール1同士が、各々の被保持部33を介して互いに隣接して配置されていたり(例えば、後の図19参照)、発光モジュール1の側方に障害物があるときには、保持部5を押圧しようとしても指が入らない場合がある。このような場合には、先端が屈曲した細長い治具96をケース8の溝83から挿入し、治具96の先端で保持部5を押圧して保持部5と被保持部33との係合を外す。あるいは、治具96の先端を光源部2に引っ掛けて、光源部2をベース部3から引き離すように治具96を引っ張ることで、保持部5と被保持部33との係合を外しても良い。
以上のように、本実施形態の発光モジュール1によれば、コネクタ4を任意のコネクタ取付部31に着脱可能に取り付けることができるので、図17(a)乃至(c)に示すように、コネクタ4の配置を変更することで光源部2の配置自由度を高めることができる。
図17(a)に示すように、光源部2a、2b、2cの配置は、光源部2a→2b→2cの順に限定されず、例えば、コネクタ4を置き換えて光源部2b→2c→2aの順としてもよい。また、図17(b)に示すように、光源部2は、1種により構成されていてもよく、例えば、すべてのコネクタ取付部31にコネクタ4を取り付け、7個の光源部2aを互いに隣接して配置してもよい。また、図17(c)に示すように、光源部2は、必ずしも互いに隣接して配置される必要はなく、例えば、光源部2aと発光パネルを有さない光源部であるダミーパネル26(ドットで示す)とを交互に互いに隣接して配置してもよい。
また、光源部2の長手方向に沿う辺の長さが、コネクタ取付部31間の長さの整数倍となっているので、コネクタ取付部31が、常に光源部2の端部に配置される。また、互いに隣接する光源部2同士がコネクタ4により電気的に接続され、かつ各々の光源部2が自身の内部を通して隣接する光源部2に電力を供給するように構成されている。そのため、発光モジュール1がリード線の導出等の無いシンプルな構造となり、一般ユーザであっても光源部2の交換や配置変更を簡単に行うことができる。
また、ベース部3の長手方向に伸びる一対の辺が互いに平行とされ、かつベース部3の短手方向の長さが、光源部2a、2b、2c各々のベース部3の短手方向の沿う辺の長さと等しく構成されている。そのため、光源部2a、2b、2cの各々を、ベース部3の長手方向に亘って任意の箇所に配置することができる。
また、光源部2の保持部5がスライド可能に構成されているので、ベース部3に光源部2を取り付ける動作やベース部3から光源部2を取り外す動作が容易になり、光源部2を簡単に交換することができる。また、保持部5をスライド可能とすることで光源部2をベース部3からはみ出さずに着脱することが可能となるので、光源部2a、2b、2cの各々を互いに近接させて配置して、光源部2間の隙間を小さくすることができる。これにより、例えば、光源部2a、2b、2cをすべて発光させる場合に、光源部2間の境界が目立たない自然な発光面を得ることができる。
また、ベース部3の被係合部32は光源部2の係合部21とのみ係合し、ベース部3の被保持部33は光源部2の保持部5とのみ係合するので、ベース部3に光源部2を取り付けるときに光源部2を誤った方向で取り付けることが防止される。
また、光源部2の給電端子22、23が装着面2Aにおいて係合部21側に設けられ、かつコネクタ4(コネクタ取付部31)がベース部3において被係合部32側に設けられている。そのため、光源部2をベース部3に装着するときに、光源部2の係合部21とベース部3の被係合部32とを互いに近接させると、給電端子22、23の一部がコネクタ4(図15においてドットで示す)の差込口41乃至44に差し込まれた状態となる。そして、この状態から光源部2をベース部3の方向に回動させると、係合部21と被係合部32とが互いに係合すると共に、給電端子22、23がコネクタ4の差込口41乃至44に挿通される。このように、回動動作によって係合部21と被係合部32との係合、及び給電端子22、23のコネクタ4への挿通を同時に行うことができるので操作性が良い。
また、回動動作の前に給電端子22、23の一部がコネクタ4の差込口41乃至44に差し込まれることで、ベース部3に対して光源部2が正しい取付位置に取り付けられていることを確認することができる。更に、回動動作により給電端子22、23がコネクタ4の差込口41乃至44に差し込まれるので、回動動作の間に光源部2がベース部3に対して位置ズレするのを防止することができる。
また、コネクタ4の端子受け部46、47及び入力コネクタ6の端子受け部63、64の延伸部は、ベース部3の略短手方向に沿って伸びている(図12参照)。そのため、ベース部3に対して光源部2を回動するときに、これら端子受け部46、47が給電端子22、23の回動動作を妨害しないので、スムーズに回動動作を行うことができる。また、給電端子22、23が光源部2の端部に配置されているので、光源部2の中央に部材を収容するスペースを確保して、光源部2を薄型化することができる。
次に、本実施形態の第1の変形例に係る発光モジュールついて図18(a)(b)を参照して説明する。発光モジュール11は、2つのベース部3を接合部Jを介して互いに連結し、この接続部Jをまたぐように光源部2を配置したものである。図例では、長手方向の長さが900mmのベース部3を2つ互いに接続し、全長が1800mmの発光モジュール11を構成している。接続部Jを光源部2でまたぐ配置は、コネクタ取付部31間の長さ(75mm)の2倍以上の長さを有する光源部2b又は光源部2cを用いた場合に可能である。しかしながら、光源部2bを用いた場合には、その保持部5が接続部Jに位置するので、光源部2bとベース部3との係合が不安定になる。従って、図18(a)に示すように、光源部2cをその保持部5が接続部Jに位置しないように配置することが好ましい。
上述のように、光源部2が光源部2a、2b、2cの3種から構成されている場合には、接続部Jをまたぐ光源部2として光源部2cしか好適に用いることができない。そのため、光源部2の配置パターンが限定される。そこで、図18(b)に示すように、ベース部3の長手方向に沿う辺の長さが225mmとされる光源部2dを更に設けてもよい。光源部2dは、その保持部5が接続部Jに位置することなく接続部Jをまたぐことができる。このように、接続部Jをまたぐ光源部2として光源部2cに加えて光源部2dを用いることで、光源部2cしか用いることができない場合に比べて、光源部2の配置自由度が増す。
発光モジュール11によれば、2つのベース部3を光源部2により互いに連結して、長尺な発光モジュールを得ることができる。なお、連結されるベース部3の数は、2つに限定されず3つ以上であってもよい。
次に、本実施形態の第2の変形例に係る発光モジュールについて図19を参照して説明する。発光モジュール12は、上述の図18(b)に示した発光モジュール11をベース部3の短手方向に沿って互いに隣接して複数配置したものである。図例では、8個の発光モジュール11を配置した構成を示す。
各々の発光モジュール11は、その長手方向端部に設けられたエンドコネクタ48を介して自身に隣接する発光モジュール11と電気的に接続される。エンドコネクタ48は、自身に挿通された光源部2の給電端子22、23と外部に設けられた給電端子とを導体30を介して接続するものであり、その外表面が絶縁物材料により構成されている。導体30は、例えば、リード線や、給電端子22、23と接続される部分以外が絶縁物により被覆された導電性金属板により構成される。
エンドコネクタ48は、エンドキャップ取付部36及び入力コネクタ取付穴34の両方に取付可能とされ、以下の説明では、前者に取り付けたものをエンドコネクタ48aと呼び、後者に取り付けたものをエンドコネクタ48bと呼ぶ。また、8個の発光モジュール11を互いに区別するために、紙面の上側から順にそれぞれ発光モジュール11a乃至11hと呼ぶ。なお、図19では、コネクタ4及びコネクタ取付部31の図示を省略し、発光モジュール11aを除いて光源部2の図示を省略している。
発光モジュール11aは、その長手方向一端部に入力コネクタ取付穴34に取り付けられAC/DCコンバータと接続された入力コネクタ6を有し、その長手方向他端部にエンドコネクタ48aを有する。AC/DCコンバータから入力コネクタ6に入力された電力は、光源部2を介してエンドコネクタ48aに通電される。発光モジュール11aのエンドコネクタ48aは、発光モジュール11bのエンドコネクタ48bと導体30を介して電気的に接続されている。このとき、導体30は、発光モジュール11aのエンドキャップ取付部36近傍の被保持部33に設けられた導体取り出し穴39と、発光モジュール11bの入力コネクタ取付穴34近傍の被保持部33に設けられた導体取り出し穴38と、を通って配設されている。
発光モジュール11bのエンドコネクタ48aは、発光モジュール11cのエンドコネクタ48bと導体30を介して接続されている。このとき、導体30は、発光モジュール11bのエンドキャップ取付部36近傍の被係合部32に設けられた導体取り出し穴39と、発光モジュール11cの入力コネクタ取付穴34近傍の被係合部32に設けられた導体取り出し穴38と、を通って配設されている。以下、同様にして、発光モジュール11c乃至11hが互いに電気的に接続され、発光モジュール11hのエンドキャップ取付部36にはエンドキャップ35が取り付けられている。
このように発光モジュール11a乃至11hを接続することで、AC/DCコンバータから供給された電力は、入力コネクタ6、光源部2、エンドコネクタ48a、リード線30及びエンドコネクタ48bを介して発光モジュール11a乃至11hに通電される。
有機EL素子の発光層は、例えば、スリットノズルから噴射された発光性有機材料を塗布することで形成される。この場合、発光層の幅は、スリットノズルの幅以上にすることができないので、大きな発光面を有する発光モジュールを得ることは困難である。発光モジュール12によれば、発光モジュール11a乃至11hを互いに近接させた状態で電気的に接続することができるので、全体として大きな発光面を有する発光モジュールを得ることができる。また、導体30は、導体取り出し穴38、39を通って配設されているので、発光モジュール12の外部に露出せず、これにより、発光モジュール12の見栄えを良くすることができる。
次に、本実施形態の第3の変形例に係る発光モジュールについて図20を参照して説明する。発光モジュール13は、2つの上述した発光モジュール1を導体30により互いに電気的に接続したものである。一方の発光モジュール1aは、その長手方向一端部に入力コネクタ6を有し、その長手方向他端部にエンドコネクタ48aを有する。他方の発光モジュール1bは、その長手方向一端部にエンドコネクタ48bを有し、その長手方向他端部にエンドキャップ35を有する。導体30は、発光モジュール1aのエンドコネクタ48aに挿通された給電端子(不図示)と、発光モジュール1bのエンドコネクタ48bに挿通された給電端子(不図示)と、を電気的に接続する。
発光モジュール13によれば、複数の発光モジュール1を簡単な構成で互いに電気的に接続することができる。なお、互いに接続される発光モジュール1の数は、2つに限定されず、3つ以上であってもよい。
次に、本発明の第2の実施形態に係る発光モジュールについて図21乃至図28を参照して説明する。図21及び図22に示すように、発光モジュール14では、コネクタ取付部31が、ベース部3において被保持部33側に設けられ、また、これに対応して、給電端子22、23が、装着面2Aにおいて保持部5側に設けられている。
また、光源部2は、これら給電端子22、23の各々に並んで配置された信号端子27、28を更に有する。信号端子27、28は、光源部2の発光を制御する信号を伝達する。給電端子22の陽極端子22a及び陰極端子22b並びに信号端子27は、この並び順で、保持部5と係合部21とを結ぶ方向と平行な方向に保持部5側から並んで配置されている。同様に、給電端子23の陽極端子23a及び陰極端子23b並びに信号端子28は、この並び順で、保持部5と係合部21とを結ぶ方向と平行な方向に保持部5側から並んで配置されている。
また、発光モジュール14では、ベース部3が、自身を天井や壁面等の施工面にネジ止めするためのネジ3a(図21参照)を挿通する複数のネジ穴3bを有する。複数のネジ穴3bは、コネクタ取付部31の取付ピッチと半ピッチずらして設けられている。このようにすることで、コネクタ4a、4bとネジ3aとの干渉を防止して、コネクタ4a、4bの位置を気にせずにベース部3を施工面にネジ止め固定することができる。
また、発光モジュール14では、コネクタ4bが、入力コネクタ6としても機能する。図23(a)に示すように、コネクタ4b(入力コネクタ6)は、保持ケース40と、陽極端子22a及び陰極端子22bの各々を挟持する端子受け部46、47と、信号端子27を挟持する端子受け部49と、入力コネクタカバー40aと、を有する。入力コネクタカバー40aは、商用電源又は他の発光モジュールから導出された陽極リード線、陰極リード線及び信号線の各々をコネクタ4bに接続するための外部線接続部40b、40c、40dを有する。また、コネクタ4bは、外部線接続部40b、40c、40dに導入された陽極リード線、陰極リード線及び信号線の各々と、端子受け部46、47、49の各々と、を電気的に接続するためのリード線端子部50a、50b、50cを有する。リード線端子部50a、50b、50cの各々は、それぞれ端子受け部46、47、49の端子挟持動作に影響のない部位に接続されている。
一方、図23(b)に示すように、コネクタ4aは、コネクタ4bと同一の保持ケース40及び端子受け部46、47、49を有し、入力コネクタカバー40aの代わりにコネクタカバー40eを有する。このように、コネクタ4aとコネクタ4b(入力コネクタ6)との間で複数の部材を共通化することで、製造する部材の種類を減らして製造コストを低減することができる。また、コネクタ4aにリード線端子部50a、50b、50cを付加して、コネクタ4aのコネクタカバー40eを入力コネクタカバー40aに交換すれば、コネクタ4aをコネクタ4b(入力コネクタ6)に変更することができる。
図24に示すように、入力コネクタ6と商用電源又は他の発光モジュールとを接続するときには、発光モジュール14を取り付ける施工面に、入力コネクタ6の外部線接続部40b、40c、40dが挿入される穴Hが好適に設けられる。これにより、外部線接続部40b、40c、40dから導出された各種配線を、施工面の裏側に配設することができる。また、このような穴Hは、入力コネクタ6が発光モジュール14の内方に設けられているので、ベース部3の投影面内に収まってベース部3により隠される。そのため、各種配線及び穴Hが外部に露出するのを防止して、発光モジュール14の見た目を良くすることができる。
図25に示すように、コネクタ取付部31を構成する一対の保持片31aのベース部3の長手方向における間隔Dは、保持部5の幅よりも大きくなるように構成されている。これにより、ベース部3に光源部2を装着したときに、光源部2の保持部5が、一対の保持片31aの間に収容されて保持片31aと干渉しなくなる。
図26(a)は、一対の保持片31aがベース部3の短手方向からコネクタ4a、4bを挟持する場合を示す。この場合には、光源部2からベース部3側に突出した回路部84(ドットで示す)と、ベース部3から光源部2側に突出した保持片31aとの干渉を避けるために、回路部84を小さく構成する必要がある。これに対して、図26(b)に示すように、発光モジュール14では、一対の保持片31aがベース部3の長手方向からコネクタ4a、4bを挟持するので、上述した図26(a)に示した場合に比べて、回路部84を大きく構成することができる。
図27に示すように、光源部2において、カバー9は、ケース8及び発光パネル24を収納し、光源部2の発光面及び側面を覆うように構成されている。このようにすることで、光源部2の発光面からだけでなく側面からも光が出射されるようになるので、複数の光源部2を互いに隣接してベース部3に装着した場合に、光源部2間の境界で出射光が混ざり合う。これにより、光源部2間の光の連続性が保たれて、光源部2間の境界を目立たなくすることができる。
上記のように構成された光源部2をベース部3に装着するときの動作を図28(a)乃至(c)を参照して説明する。なお、図28(b)は、図28(a)からコネクタ4の保持ケース40の図示を省略したものである。また、図28(a)乃至(c)では、断面のハッチングを省略している。
図28(a)(b)は、光源部2の係合部21とベース部3の被係合部32とを互いに係合させ、光源部2の保持部5とベース部3の被保持部33とを互いの非係合面54c、33dを介して接触させた状態を示す(図28(b)の右側拡大図参照)。この状態では、保持部5と被保持部33とは、まだ係合していない。このとき、信号端子27(28)は、端子受け部49に挿入開始しており、これにより、ベース部3の長手方向(紙面の奥側から手前側の方向)におけるベース部3に対する光源部2の位置決めが成される。一方、このとき、陽極端子22a(23a)は、端子受け部46に接触していない。陰極端子22b(23b)は、端子受け部47に接触していても接触していなくてもよい。この状態では、陽極端子22a(23a)が端子受け部46に接触していないので、光源部2には通電されない。
次いで、図28(c)に示すように、保持部5と被保持部33とを互いに係合させると、すべての端子27(28)、22b(23b)、22a(23a)が、各々の端子受け部49、47、46に挿入されて、光源部2への通電が開始される。このように、光源部2とベース部3との係合と光源部2への通電とが同時に起こるので、光源部2がベース部3へ装着される前に光源部2への通電が起こるのを防止して、安全に光源部2をベース部3に装着することができる。
次に、上記第2の実施形態の変形例に係る発光モジュールについて図29及び図30を参照して説明する。図29(a)に示すように、本変形例の発光モジュールでは、コネクタ取付部31及びコネクタ4の形状が、上述した発光モジュール14のものとは異なる。
本変形例のコネクタ取付部31では、一対の保持片31aの各々が、それぞれ複数の保持断片を有し、図例では、2つの保持断片71、72を有する。保持断片71、72は、ベース部3の底面から光源部2側に立設された立設片71a、72aと、立設片71a、72aに設けられコネクタ4の突起爪74b、75b(後述参照)と係合する窪み71b、72bと、を有する。また、保持断片71、72は、立設片71a、72bの光源部2側の端部から他方の保持片31aにおける保持断片71、72に向かって伸びるコネクタ抱え込み片71c、72cを有する。コネクタ抱え込み片71c、72cは、コネクタ取付部31にコネクタ4が取り付けられたときに、コネクタ4を光源部2側から保持する。一の保持片31aにおける保持断片71、72の各々は、自身に隣接する保持断片72、71に対してベース部3の短手方向における保持断片71、72の長さよりも長い間隔を置いて配されている。
コネクタ4は、ベース部3の長手方向における各側面に自身のコネクタ取付部31への取り付けに用いられる一対のスライド部73を有する。一対のスライド部73の各々は、それぞれ複数のスライド部断片を有し、図例では、2つのスライド部断片74、75を有する。スライド部断片74、75は、ベース部3の長手方向におけるコネクタ4の各側面から突設された突設部74a、75aと、同方向における突設部74a、75aの各側面から突設された突起爪74b、75bと、を有する。突起爪74b、75bの各々は、その頂部から発光モジュール内方側に向かう面及び発光モジュール外方側に向かう面の両方がテーパ状とされ、ベース部3の長手方向に対して弾性押圧可能に構成されている。また、スライド部断片74、75は、ベース部3の短手方向における突設部74a、75aの発光モジュール内方側の端部から光源部2側に伸長した伸長部74c、75cを有する。伸長部74c、75cは、コネクタ4がコネクタ取付部31に取り付けられたときに、コネクタ抱え込み片71c、72cと当接する。
一のスライド部73におけるスライド部断片74、75は、自身に隣接するスライド部断片75、74に対して保持断片71、72間の間隔と等しい間隔を置いて配されている。また、ベース部3の短手方向におけるスライド部断片74、75の長さは、同方向における保持断片71、72の長さと等しくなるように構成されている。なお、スライド部断片74、75は、伸長部74c、75cを有さない構成とされてもよい。また、スライド部73及び保持片31aは、互いに対応した数および配置で設けられていればよく、必ずしも複数に分割されていなくてもよいし、3つ以上に分割されていてもよい。
コネクタ取付部31にコネクタ4を取り付けるときの動作について、上述した図29(a)に加えて図29(b)(c)を更に参照して説明する。まず、図29(a)に示すように、各々の保持片31aにおいて保持断片71、72の間にスライド部断片74が配置されるように、コネクタ4をコネクタ取付部31に嵌め込む。次いで、図29(b)に示すように、コネクタ4をベース部3の短手方向に沿って発光モジュール外方側に移動させる。これにより、図29(c)に示すように、スライド部断片74、75がコネクタ抱え込み片71c、72cとベース部3との間にスライド差込されると共に、突起爪74b、75bが窪み71b、72bに係合してコネクタ4がコネクタ取付部31に取り付けられる。このとき、突起爪74b、75bがテーパ状且つ弾性押圧可能に構成されているので、突起爪74b、75bと窪み71b、72bとの係合は可逆的となり、これにより、コネクタ4をコネクタ取付部31に着脱可能に取り付けることができる。また、伸長部74c、75cがコネクタ抱え込み片71c、72cと当接することでコネクタ4の過度のスライド差込が抑制されるので、コネクタ4をコネクタ取付部31に対して適正な位置に配置することができる。更に、保持片31a及びスライド部73を断片とすることで、保持片31a及びスライド部73を断片としない場合に比べて、より少ないスライド量でコネクタ4をコネクタ取付部31に取り付けることができる。これにより、コネクタ4のスライド装着のためにコネクタ取付部31の発光モジュール内方側に設けるスペースを小さくすることができるので、発光モジュールの小型化を図ることができる。
図30に示すように、光源部2をベース部3から取り外すときには、光源部2の給電端子22、23や信号端子27がコネクタ4から引き抜かれることに伴い、コネクタ4に対して光源部2の取り外し方向(矢印で示す)への力が加わる。このような力がコネクタ4に加わった場合でも、コネクタ4のスライド部断片74(75)がコネクタ抱え込み片71c(72c)とベース部3との間に挟持されているので、コネクタ4が意図せずコネクタ取付部31から外れるのを防止することができる。なお、図30では、図を分かり易くするために断面のハッチングを省略している。
なお、本発明に係る発光モジュール及びそれを用いた照明装置は、上記実施形態及びその変形例に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、ベース部の長手方向に沿って伸びる光源部の辺の長さは、必ずしもコネクタ取付部間の長さの整数倍である必要はなく、任意の長さとされてもよい。また、ベース部の長手方向に伸びる一対の辺は、必ずしも互いに平行である必要はない。また、ベース部への光源部の装着様式は、被係合部及び係合部並びに被保持部及び保持部の係合に限定されず、例えば、ベース部への光源部のネジ止めであってもよい。また、光源部の光源は、有機EL素子に限定されず、例えば、LEDや蛍光灯であってもよい。また、第1の実施形態に係る発光モジュールは、信号端子を更に備える構成とされてもよい。
1、11、12、13、14 発光モジュール
10 照明装置
2、2a、2b、2c、2d 光源部
2A 装着面
21 係合部
22、23 給電端子
22a、23a (給電端子の)陽極端子
22b、23b (給電端子の)陰極端子
27、28 信号端子
24 発光パネル
3 ベース部
3a ネジ
3b ネジ穴
30 導体
31 コネクタ取付部
31a 保持片
32 被係合部
33 被保持部
33a (被保持部の)爪
35 エンドキャップ
37 切り欠き
38、39 導体取り出し穴
4、4a、4b コネクタ
40 保持ケース
41、42、43、44 端子差込口
46、47、49 (コネクタの)端子受け部
48 エンドコネクタ
50a、50b、50c リード線端子部
5 保持部
54 (保持部の)爪
6 入力コネクタ
7 パッケージ
71、72 保持断片
71c、72c コネクタ抱え込み片
73 スライド部
74、75 スライド部断片
74c、75c 伸長部
8 ケース
9 カバー
D 一対の保持片のベース部の長手方向における間隔

Claims (29)

  1. 平板形状の光源部と、この光源部を複数個着脱可能に装着する長尺形状のベース部と、を備えた発光モジュールであって、
    前記ベース部は、前記光源部に接続され該光源部への給電に用いられるコネクタと、前記コネクタを前記ベース部の長手方向に沿って所定長さ毎に着脱可能に取り付けるための複数のコネクタ取付部と、を有し、
    前記光源部は、前記ベース部に装着されたときに該ベース部と対峙する装着面から立設された給電端子を有し、この給電端子は、前記コネクタに挿通されることを特徴とする発光モジュール。
  2. 前記光源部は、前記ベース部に装着されたときに、該ベース部の長手方向における自身の長さが前記複数のコネクタ取付部間の所定長さの整数倍となるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の発光モジュール。
  3. 前記コネクタは、複数の前記光源部が前記ベース部の長手方向に沿って互いに隣接して該ベース部に装着されたときに、互いに隣接する前記光源部の境界位置に配置され、これら互いに隣接する前記光源部同士を電気的に接続することを特徴とする請求項2に記載の発光モジュール。
  4. 前記ベース部は、その長手方向に伸びる一対の辺が互いに平行であり、
    前記ベース部の短手方向の長さは、前記ベース部に装着された前記光源部の前記ベース部の短手方向における長さと等しく構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の発光モジュール。
  5. 前記ベース部は、その長手方向に伸びる一方の辺及び他方の辺に亘って、それぞれ前記光源部の装着に用いられる被係合部及び被保持部を有し、
    前記光源部は、前記装着面の一端部中央に設けられ前記被係合部と係合する係合部と、同装着面の他端部中央に設けられ前記被保持部と係合する保持部と、を有することを特徴とする請求項4に記載の発光モジュール。
  6. 前記被係合部及び被保持部は、互いに異なる形状とされ、
    前記被係合部は、前記係合部とのみ係合し、
    前記被保持部は、前記保持部とのみ係合することを特徴とする請求項5に記載の発光モジュール。
  7. 前記光源部は、その前記係合部を前記ベース部の被係合部に係合させた状態で前記ベース部の方向に回動可能とされ、
    前記保持部は、前記係合部の方向とは反対側の方向に弾性付勢されていることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の発光モジュール。
  8. 前記被保持部は、前記被係合部の方向に伸びる爪を有し、
    前記保持部は、前記被保持部の爪と係合する爪を有し、
    これらの爪は、前記光源部が自身の前記係合部を前記ベース部の被係合部に係合させた状態で前記ベース部の方向に回動したときに互いに接触して、前記保持部を前記係合部の方向にスライドさせる力を生み出すことを特徴とする請求項7に記載の発光モジュール。
  9. 前記コネクタは、前記ベース部に取り付けられたときに、該ベース部の短手方向に沿って伸び前記給電端子を挟持する端子受け部と、前記端子受け部を保持し前記給電端子が挿通される端子差込口を有する保持ケースと、を有することを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の発光モジュール。
  10. 前記給電端子は、前記装着面において前記係合部と前記保持部とを結ぶ方向と直交する方向における両端部にそれぞれ設けられ、
    これら給電端子は、互いに電気的に接続されていることを特徴とする請求項9に記載の発光モジュール。
  11. 前記給電端子の陽極端子及び陰極端子は、前記係合部と前記保持部とを結ぶ方向と平行な方向に並んで配置されていることを特徴とする請求項10に記載の発光モジュール。
  12. 前記ベース部は、その長手方向の少なくとも一方の端部に、前記給電端子が挿通され外表面が絶縁物材料により構成されたエンドキャップを有することを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の発光モジュール。
  13. 前記ベース部は、その長手方向の少なくとも一方の端部に、前記給電端子が挿通され外表面が絶縁物材料により構成されたエンドコネクタを有し、
    前記エンドコネクタは、自身に挿通された給電端子と外部に設けられた給電端子とを導体を介して電気的に接続することを特徴とする請求項10乃至請求項12のいずれか一項に記載の発光モジュール。
  14. 前記導体は、前記被係合部又は被保持部に設けられた導体取り出し穴を通って外部に導出されることを特徴とする請求項13に記載の発光モジュール。
  15. 前記ベース部は、前記給電端子が挿通され該給電端子と商用電源又は他の前記発光モジュールとを電気的に接続するための入力コネクタを有することを特徴とする請求項9乃至請求項14のいずれか一項に記載の発光モジュール。
  16. 前記入力コネクタは、前記端子受け部と、前記保持ケースと、商用電源又は他の前記発光モジュールから導出されたリード線と前記端子受け部とを接続するためのリード線端子部と、を有することを特徴とする請求項15に記載の発光モジュール。
  17. 前記給電端子は、前記装着面において前記係合部側に設けられ、
    前記コネクタ取付部は、前記ベース部において前記被係合部側に設けられていることを特徴とする請求項9乃至請求項16のいずれか一項に記載の発光モジュール。
  18. 前記給電端子は、前記装着面において前記保持部側に設けられ、
    前記コネクタ取付部は、前記ベース部において前記被保持部側に設けられていることを特徴とする請求項9乃至請求項16のいずれか一項に記載の発光モジュール。
  19. 前記光源部は、自身の発光を制御する信号を伝達するための信号端子を更に有し、
    前記信号端子並びに給電端子の陽極端子及び陰極端子は、前記係合部と前記保持部とを結ぶ方向と平行な方向に並んで配置されていることを特徴とする請求項17又は請求項18に記載の発光モジュール。
  20. 前記給電端子の陽極端子及び陰極端子並びに前記信号端子は、この並び順で、前記保持部側から並んで配置されていることを特徴とする請求項19に記載の発光モジュール。
  21. 前記コネクタ取付部は、前記ベース部の長手方向から前記コネクタを挟持する一対の保持片を有することを特徴とする請求項17乃至請求項20のいずれか一項に記載の発光モジュール。
  22. 前記一対の保持片の前記ベース部の長手方向における間隔は、前記保持部の幅よりも大きくなるように構成されていることを特徴とする請求項21に記載の発光モジュール。
  23. 前記一対の保持片の各々は、前記光源部側の端部から他方の保持片に向かって伸び前記コネクタを前記光源部側から保持するコネクタ抱え込み片を更に有し、
    前記コネクタは、前記ベース部の長手方向における各側面に自身の前記コネクタ取付部への取り付けに用いられる一対のスライド部を有し、前記一対のスライド部が前記ベース部の短手方向から前記コネクタ抱え込み片と前記ベース部との間にスライド差込されることで前記コネクタ取付部に取り付けられることを特徴とする請求項21又は請求項22に記載の発光モジュール。
  24. 前記一対のスライド部の各々は、前記ベース部の短手方向における前記発光モジュール内方側の端部から前記光源部側に伸長した伸長部を有し、
    前記伸長部は、前記コネクタが前記コネクタ取付部に取り付けられたときに前記コネクタ抱え込み片と当接することを特徴とする請求項23に記載の発光モジュール。
  25. 前記一対の保持片の各々は、それぞれ複数の保持断片を有し、
    一の前記保持片における各々の前記保持断片は、自身に隣接する前記保持断片に対して前記ベース部の短手方向における前記保持断片の長さよりも長い間隔を置いて配され、
    前記一対のスライド部の各々は、それぞれ複数のスライド部断片を有し、
    一の前記スライド部における各々の前記スライド部断片は、自身に隣接する前記スライド部断片に対して前記保持断片間の間隔と等しい間隔を置いて配され、且つ前記ベース部の短手方向における長さが同方向における前記保持断片の長さと等しくなるように構成されていることを特徴とする請求項23又は請求項24に記載の発光モジュール。
  26. 前記光源部が前記ベース部に装着されたときに、前記被保持部は、前記保持部に対応する位置に切り欠きを有することを特徴とする請求項5乃至請求項25のいずれか一項に記載の発光モジュール。
  27. 前記ベース部は、自身を天井や壁面にネジ止めするためのネジを挿通する複数のネジ穴を有し、
    前記複数のネジ穴は、前記コネクタ取付部の取付ピッチと半ピッチずらして設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項26のいずれか一項に記載の発光モジュール。
  28. 前記光源部は、発光パネルと、この発光パネルを収納する箱型形状のパッケージと、を有し、
    前記パッケージは、前記発光パネルの発光面を覆う透光性のカバーと、前記カバーに係合して前記発光パネルの発光面とは反対側の面を覆うケースと、を有し、
    前記カバーは、前記ケースを収納し、前記光源部の発光面及び側面を覆うように構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項27のいずれか一項に記載の発光モジュール。
  29. 請求項1乃至請求項28のいずれか一項に記載の発光モジュールを備えたことを特徴とする照明装置
JP2013143656A 2012-07-09 2013-07-09 発光モジュール及びそれを用いた照明装置 Expired - Fee Related JP6225396B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013143656A JP6225396B2 (ja) 2012-07-09 2013-07-09 発光モジュール及びそれを用いた照明装置

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012153917 2012-07-09
JP2012153917 2012-07-09
JP2012234162 2012-10-23
JP2012234162 2012-10-23
JP2013143656A JP6225396B2 (ja) 2012-07-09 2013-07-09 発光モジュール及びそれを用いた照明装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014103097A JP2014103097A (ja) 2014-06-05
JP6225396B2 true JP6225396B2 (ja) 2017-11-08

Family

ID=51025405

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013143656A Expired - Fee Related JP6225396B2 (ja) 2012-07-09 2013-07-09 発光モジュール及びそれを用いた照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6225396B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101966076B1 (ko) * 2014-12-18 2019-04-08 엘지디스플레이 주식회사 조명 패널 및 이를 포함하는 모듈형 조명 장치
JP7160319B2 (ja) * 2018-08-10 2022-10-25 株式会社Kasaikan 照明装置群、照明装置、および発光ユニット

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4569463B2 (ja) * 2005-12-20 2010-10-27 パナソニック電工株式会社 有機el照明パネル用取付け装置
JP5336071B2 (ja) * 2007-12-21 2013-11-06 ローム株式会社 有機発光装置
JP5290090B2 (ja) * 2009-08-26 2013-09-18 パナソニック株式会社 発光装置
JP5492511B2 (ja) * 2009-09-25 2014-05-14 パナソニック株式会社 発光装置
JP5376672B2 (ja) * 2010-05-19 2013-12-25 Necライティング株式会社 面発光モジュール及び面発光照明装置
JP5515005B2 (ja) * 2010-07-16 2014-06-11 株式会社オプトデザイン 照明装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014103097A (ja) 2014-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101713054B1 (ko) 라인 타입 조명장치
US9423111B2 (en) Illumination device
US9028089B2 (en) Illumination device and illumination system
JP5945725B2 (ja) 照明装置およびそれを用いた照明装置ユニット
KR20110068871A (ko) Led 조명 조립체
KR20140010903A (ko) 커넥터 시스템을 위한 커넥터 조립체
WO2012120739A1 (ja) 照明装置
US9519168B2 (en) Display apparatus
KR20120098495A (ko) 변형 완화 부재를 갖는 고체 발광 어셈블리
JP6225396B2 (ja) 発光モジュール及びそれを用いた照明装置
JP2015207397A (ja) 連結装置、光源装置及び照明器具
JP4513715B2 (ja) 照明器具
JP6284074B2 (ja) 照明器具
JP6796803B2 (ja) 照明器具
JP2012119135A (ja) ランプソケットおよび照明装置
JP2016134204A (ja) 照明器具
JP5018425B2 (ja) 面状照明器具
JP5756906B2 (ja) 照明器具
WO2020128670A1 (en) Power connector for an led strip assembly of a light fixture
KR101563107B1 (ko) 심리스 엘이디 조명 장치용 엘이디 램프
JP5895151B2 (ja) 照明装置
JP2009238455A (ja) 面状発光型照明器具
TWI741842B (zh) 嵌燈裝置及發光面板模組
JP6269139B2 (ja) 発光モジュール及びそれを用いた照明器具
JP5877377B2 (ja) 照明器具

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20141006

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20141016

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170516

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170714

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170922

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6225396

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees