JP2012154265A - 刈払い機におけるスロットル調整装置 - Google Patents

刈払い機におけるスロットル調整装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 通常時(非操作時)において不用意にスロットルレバーを回動させてもアイドルアップせず、またスロットルレバーに多大な負荷が作用しても部品の破損を防止し得るスロットル調整装置の提供。
【解決手段】 スロットルレバーと、スロットルレバーの回動範囲を規制するサブレバーを各々、ハンドル用パイプに固定されたケースに同軸にて回動自在に設けるとともに、スロットルレバーとサブレバーとを連動または非連動にするための連結機構を備え、連結機構はスロットルレバー側に設けた連結部材と凹凸嵌合手段にてスロットルレバーとサブレバーとを連結させた状態でスロットルレバーにてスロットル調整できる機構となすとともに、スロットルレバーを非操作位置に戻すと前記連結部材も元の非操作位置に戻りスロットルレバーとサブレバーとが非連結状態となる機構となしたことを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、刈払機等におけるエンジンのスロットル調整装置に係り、より詳しくはハンドル用パイプの一端側にエンジン等の内燃機関を搭載し、他端側にハンドル用パイプの内部に配置された駆動軸を介してエンジン等の内燃機関によって駆動される回転刃を備えた刈払機におけるエンジンの回転調整用スロットル装置において、特にハンドル用パイプのグリップ部近傍に配置されてエンジン等の回転をコントロールするスロットル調整装置の改良に関するものである。
ガソリン等を燃料として駆動されるエンジンを搭載し、該エンジンの出力を遠心クラッチ機構を介してハンドル用パイプの先端部に設けた回転刃を駆動させるようにした刈払機では、エンジンの始動時および停止時、または作業負荷がかかる作業時および作業を一時的に中断しているアイドリング時毎に、エンジンの出力(回転)をコントロールする必要がある。一般的には、ハンドル用パイプのグリップの近傍にスロットルレバーを配置し、このスロットルレバーをグリップ部を握っている手の指で操作することによりスロットルを操作してエンジンを所定の出力に調整する方法がとられる。
従来のスロットル調整レバー装置としては、例えば特許文献1に記載されている刈払機等におけるスロットル調整装置が知られている。図13はそのスロットルレバー装置の構成の概略を例示したもので、ハンドル用パイプ51に固定されたケース52に、エンジン(図示せず)のスロットル調整ワイヤ(一般に「ボーデンワイヤ」と称する)53をタイコ54および該タイコを保持するタイコ保持部55を介して取付けたスロットルレバー57と、該スロットルレバー57に設けた係合壁59に対向する規制片60を備えたサブレバー58とが回動自在に設けられ、前記サブレバー58を回動させることにより前記規制片60をスロットルレバー57の係合壁59に係合させて該スロットルレバー57の回動範囲を規制する仕組みとなすとともに、前記ケース52にはさらに、スロットルレバー57の係合壁59が規制片60と係合した時にこの係合部を支点にスロットルレバー57が回動できるように該スロットルレバー57の回動軸61を案内するガイド孔62と、前記スロットル調整ワイヤ53のストロークを最小にして、スロットルレバー57の把持部をハンドル用パイプ51より離れる方向に付勢させるリターンスプリング63とが設けられ、このリターンスプリング63に抗してスロットルレバー57の回動軸61を前記係合部を支点として前記ガイド孔62に沿って回動するように構成され、また、スロットルレバー57と反対側に、該スロットルレバー57に対してその初期位置で係脱するロックレバー64が設けられている。このロックレバー64は前記タイコ保持部55と係脱する係合爪65を有し、常時スロットルレバー57に係合する方向に付勢されている。
すなわち、このスロットルレバー装置は、前記サブレバー58が図13に示す位置(反時計方向に最大限に摩擦回動された状態)でロックレバー64の係合爪65をタイコ保持部55から外してスロットルレバー57を握り締めると、該スロットルレバー57の係合壁59が規制片60に係合するまで回動させることによりスロットル調整ワイヤ53が最大限に引出されてスロットルの開度が最大となってエンジンの回転数が最大限まで上げられ、また、スロットルの開度を中間にする場合は、サブレバー58を摩擦回動させてスロットルの開度が中間となる位置に移動させてスロットルレバー57の係合壁59を規制片60に係合させ、さらに、スロットルの開度を最小にする場合は、同じくサブレバー58を摩擦回動させてスロットルの開度が最小となる位置に移動させてスロットルレバー57の係合壁59を規制片60に係合させる方式となしたものである。
この従来のスロットルレバー装置によれば、スロットルレバーを握り締めたまま作業してもスロットルは調整された状態に保持されることにより、スロットル調整に応じてスロットルレバーの握り度合いを変えなくてもエンジンの定速運転を確保することができるので、操作性、作業性に富み、また、スロットルレバーと反対側に設けたロックレバーの作用により非作業時にはスロットルレバーが初期位置にロックされるので不測の事故が生じにくいといった優れた機能を有する。
特許第4211959号
しかしながら、前記した従来のスロットル調整装置には、以下に記載する問題点がある。
すなわち、前記した従来のスロットル調整装置の場合は、通常時はロックレバーによりスロットルレバーがロックされているので、ロックレバーが作動しない限りスロットルレバーが作動しない状態にあることから(図13参照)、このロックされた状態においてスロットルレバーに例えば刈払い機の傾倒による衝撃あるいは何等かの荷重等により多大な負荷がかかると、スロットルレバー、タイコおよび該タイコを保持するタイコ保持部、ロックレバー等からなるロック機構部を破損、あるいは変形、亀裂等により損傷するおそれがあり、改善が望まれていた。
本発明は、かかる課題を解決するためになされたもので、通常時において前記原因によりスロットルレバーに多大な負荷が作用してもロック機構部を破損あるいは損傷することのないスロットル調整装置を提供しようとするものである。
本発明に係る刈払機におけるスロットル調整装置は、刈払機に搭載されたエンジンのスロットルに一端が連結されたスロットル調整ワイヤの他端部を作動させるためのスロットルレバーを備えたスロットル調整装置において、操作部が形成されたスロットルレバーと、前記スロットル調整ワイヤの他端部の保持部を有するサブレバーを各々、ハンドル用パイプに固定されたケースに同軸にて回動自在に設けるとともに、前記スロットルレバーとサブレバーとを連動または非連動にするための連結機構を備え、前記連結機構はスロットルレバー側に設けた連結部材と、該連結部材と前記サブレバーを係合離脱させる凹凸嵌合手段にてスロットルレバーとサブレバーとを連結させた状態でスロットルレバーにてスロットル調整できる機構となすとともに、スロットルレバーを非操作位置に戻すと前記連結部材も元の非操作位置に戻りスロットルレバーとサブレバーとが非連結状態となる機構となしたことを特徴とするものである。
また、本発明装置において、前記スロットル調整ワイヤの他端部の保持部を有するサブレバーは、前記ワイヤ保持部と反対側を前記スロットルレバーと同一の支軸にてケースに回動自在に軸支され、前記支軸と前記ワイヤ保持部との間に、前記連結部材を前記支軸と平行に軸方向にスライドさせる凹凸嵌合孔を有し、該凹凸嵌合孔に嵌合用凸部を設けた構造となしていることを好ましい態様とするものである。
さらに、前記連結部材は手動操作により前記支軸と平行に軸方向にスライド可能となすピン部材からなり、該ピン部材の内側端部には前記サブレバーに設けられた凹凸嵌合孔に挿入する胴体部と該胴体部に設けた嵌合用凹部を有するともに、ばねにて常時外方への力を付勢され、かつ非操作位置に保持するための抜止めピンを有することを好ましい態様とするものである。
本発明のスロットル調整装置は、操作部が形成されたスロットルレバーと、スロットル調整ワイヤの他端部の保持部を有するサブレバーを各々、ハンドル用パイプに固定されたケースに同軸にて回動自在に設けるとともに、前記スロットルレバーとサブレバーとを連動または非連動にするための連結機構により、通常時にはスロットルレバーとサブレバーとを非連動にすることができることにより、通常時には不用意にスロットルレバーを回動させても当該スロットルレバーのみが回動(空回り)してスロットルアップ、すなわちエンジン出力がアップすることがなく、またスロットルレバーに多大な負荷がかかっても当該スロットル調整装置の構成部品の破損も皆無とすることができる。
本発明の一実施例に係るスロットル調整装置を示す正面図である。 同上スロットル調整装置の右側面図である。 図2のA−A線上の断面図である。 同上スロットル調整装置のスロットルレバー単体を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図である。 同上スロットル調整装置のサブレバー単体を示す拡大図で、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図、(d)は斜視図である。 同上スロットル調整装置の連結部材(ロックピン)単体を示す拡大図で、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は斜視図である。 同上スロットル調整装置の通常時の状態(図1〜図3に示す状態)におけるスロットルレバー、サブレバーおよび連結部材(ロックピン)の位置関係を示す断面図である。 同上スロットル調整装置のスロットル操作の第1アクション時の状態を示し、図7に示す通常の状態から連結部材(ロックピン)を押圧した状態を示す図7相当図である。 同上スロットル調整装置のスロットル操作の第2アクション時の状態を示し、図8に示す連結部材(ロックピン)を押圧したままスロットルレバーを回動操作(スロットル開度をアップ)した状態におけるスロットルレバー、サブレバーおよび連結部材(ロックピン)の位置関係を示す図7相当図である。 図9に示す状態におけるスロットル調整装置を示す図3相当図である。 図7に示す通常の状態から、連結部材(ロックピン)を押圧せずにスロットルレバーを回動操作した状態(空振り状態)におけるスロットルレバー、サブレバーおよび連結部材(ロックピン)の位置関係を示す図7相当図である。 図11に示す状態におけるスロットル調整装置を示す図3相当図である。 従来のスロットル調整レバー装置の一例を示す概略説明図である。
本発明に係るスロットル調整装置は、その一実施例を図1〜図12に示すように、刈払機を把持するためのグリップ部を形成しているハンドル用パイプ1に固定バンド2を介して当該ハンドルの側面に断面形状が略逆凹形のケース3が着脱可能に取着されている。このケース3には、外層ワイヤ4−1と内層ワイヤ4−2とからなるスロットル調整ワイヤ4の導入部5が形成され、スロットル調整ワイヤ4の内層ワイヤ4−2の端部に形成されたタイコ6が設けられていて、タイコ6と共に内層ワイヤ4−2を引出すことによりスロットルの開度が大きくなってエンジンの回転数をあげることができるように構成されている。
また、前記ケース3には、操作部が形成されたスロットルレバー7と、前記スロットル調整ワイヤ4の他端部のタイコ6の保持部8−1を有するサブレバー8とが配置され、それぞれケース3に同一の支軸9にて回動自在に組付けられている。前記スロットルレバー7は、図4にその単体を示すように操作部7−1と該操作部の一端部に前記支軸9の取付け孔部7−2と、該スロットルレバー7およびサブレバー8とを連動または非連動にするための連結部材(ロックピン)10のスライド孔部7−3が形成されている。
一方、サブレバー8は、図5にその単体を示すように前記スロットル調整ワイヤ4の他端部のタイコ6の保持部8−1と直角に位置する反対側端部に前記支軸9の取付け孔部8−2が設けられ、前記タイコ6の保持部8−1と取付け孔部8−2との間に、スロットルレバー7およびサブレバー8とを連動または非連動にするための連結部材(ロックピン)10を前記支軸9と平行に軸方向にスライドさせる凹凸嵌合孔8−3が形成され、該凹凸嵌合孔8−3の端部に前記連結部材(ロックピン)10の嵌合用凸部8−4が形成されている。
さらに、連結部材(ロックピン)10は、図6にその単体を示すように頭部10−1および胴体部10−2とからなり、胴体部10−2の頭部と反対側端部に前記サブレバー8の凹凸嵌合孔8−3に形成された嵌合用凸部8−4と凹凸嵌合する凹部10−3と、同中間部に抜止めピン14のガイド長孔10−4が形成されている。
前記スロットルレバー7とサブレバー8は、ケース3、スロットルレバー7の取付け孔部7−2およびサブレバー8の取付け孔部8−2に貫通する一本の支軸9を介してナット11により回動自在に組付けられ、かつスロットルレバー7は支軸9の取付け孔部7−2の外周部に装着したリターンスプリング12により常時、図1〜3に示す初期位置(通常位置)に保持されるように付勢されている。また、スロットルレバー7には、該スロットルレバー7とサブレバー8とを連動または非連動にするための連結部材(ロックピン)10がスライド孔部7−3にスライド可能に挿入され、かつ当該スロットルレバー7と、連結部材(ロックピン)10の頭部10−1との間に装着したリターンスプリング13にて常時外方への力を付勢され、さらに当該連結部材(ロックピン)10を非操作位置に保持するための抜止めピン14がガイド長孔10−4を貫通して当該スロットルレバー7に取付けられている。
次に、上記構成のスロットル調整装置の作動態様について説明すると、図3および図7に示すように通常時にはスロットルレバー7のスライド孔部7−3にスライド可能に装着された連結部材(ロックピン)10がリターンスプリング13により頭部10−1側が外方に突出して、頭部と反対側端部がサブレバー8の凹凸嵌合孔8−3に非嵌入の状態(初期位置)でスロットルレバー7とサブレバー8は非連結状態にある。この初期位置の状態ではスロットルレバー7を図11および図12に示すようにハンドル用パイプ1の方向に回動させてもサブレバー8は回動せず、スロットル調整ワイヤ4の内層ワイヤ4−2は引出されないのでエンジンはアイドリング回転状態に維持されて、ハンドル用パイプ1の先端に取付けられた回転刃(図面省略)を回転させないようにしている。
次に、スロットル操作のアクションについて説明すると、前記通常時(初期位置)の状態(図7)から連結部材(ロックピン)10をリターンスプリング13に抗して押し込んで図8に示すように、当該連結部材(ロックピン)10の嵌合用凹部10−3がサブレバー8の嵌合用凸部8−4と凹凸嵌合する位置に保持した状態のままで、図9および図10に示すようにスロットルレバー7を矢印イ(図10)方向に回動させると、連結部材(ロックピン)10の嵌合用凹部10−3とサブレバー8の嵌合用凸部8−4が凹凸嵌合すると同時にサブレバー8もスロットルレバー7に連動して作動する。このサブレバー8の作動によりスロットル調整ワイヤ4の内層ワイヤ4−2が引き出されてスロットルの開度が大きくなる。このスロットル開度が大の状態では、連結部材(ロックピン)10から手を離しても(フリーの状態)、サブレバー8と連結部材(ロックピン)10との凹凸嵌合によりロックされることにより当該連結部材(ロックピン)10は元の位置に復帰することはない。この状態で、スロットルレバー7を前記と逆の矢印ロ(図10)方向に回動させると、該スロットルレバー7に連動してサブレバー8が元の位置に戻ると同時にサブレバー8と連結部材(ロックピン)10との凹凸嵌合も解除され、連結部材(ロックピン)10もリターンスプリング13により元の位置に戻りスロットルレバー7とサブレバー8とが非連動状態、すなわち図7に示す通常の状態(初期位置)となる。そして、この初期位置の状態において、万が一スロットルレバー7に不用意に接触して当該スロットルレバー7がハンドル用パイプ1側に回動したとしても、前記の通りスロットルアップされることはない。また、スロットルレバー7がハンドル用パイプ1側に回動した位置において、該スロットルレバー7に組み付けられている連結部材(ロックピン)10をリターンスプリング13に抗して押し込んでも、該連結部材(ロックピン)10とサブレバー8とが凹凸嵌合することはないので(図11)スロットルアップされることはない。
上記のように、本発明のスロットル調整装置は、初期位置(通常位置)において、連結部材(ロックピン)10を押し込んだ状態でスロットルレバー7をリターンスプリング12に抗してハンドル用パイプ1側に回動させると、連結部材(ロックピン)10を介してスロットルレバー7とサブレバー8とが連動してスロットル調整ワイヤ4の内層ワイヤ4−2が引き出されてスロットルの開度が大きくなり、スロットルレバー7を解放するとリターンスプリング12によりスロットルレバー7とサブレバー8が通常位置に戻ると同時に連結部材(ロックピン)10もリターンスプリング13により元の位置に戻りスロットルレバー7とサブレバー8とが非連動状態となり、スロットルレバー7に負荷が作用してもスロットル調整ワイヤ4の内層ワイヤ4−2が引き出されない仕組みとなしたものであるから、通常時には当該スロットルレバーのみが回動(空回り)してスロットルアップ、すなわちエンジン出力がアップすることがなく、またスロットルレバーに予期せぬ多大な負荷がかかっても当該スロットル調整装置の構成部品の破損も皆無とすることができる。
なお、ここでは刈払い機のスロットル調整装置の実施例について説明したが、本発明装置は刈払い機のみならず他のエンジンの回転を制御するスロットル調整装置にも適用できることはいうまでもない。
本発明のスロットル調整装置は、操作部が形成されたスロットルレバーと、スロットル調整ワイヤの他端部の保持部を有するサブレバーを各々、ハンドル用パイプに固定されたケースに同軸にて回動自在に設けるとともに、前記スロットルレバーとサブレバーとを連動または非連動にするための連結機構により、通常時にはスロットルレバーとサブレバーとを非連動にすることができることにより、通常時には当該スロットルレバーのみが回動(空回り)してスロットルアップ、すなわちエンジン出力がアップすることがなく、またスロットルレバーに多大な負荷がかかっても当該スロットル調整装置の構成部品の破損も皆無とすることができるという優れた効果を奏することから、その実用性は極めて大きい。なお、本発明装置は、前記したように刈払い機のみならず他のエンジンの回転を制御するスロットル調整装置にも適用できることはいうまでもない。
1 ハンドル用パイプ
2 固定バンド
3 ケース
4 スロットル調整ワイヤ
4−1 外層ワイヤ
4−2 内層ワイヤ
5 ワイヤ導入部
6 タイコ
7 スロットルレバー
7−1 操作部
7−2 取付け孔部
7−3 スライド孔部
8 サブレバー
8−1 保持部
8−2 取付け孔部
8−3 凹凸嵌合孔
8−4 嵌合用凸部
9 支軸
10 連結部材(ロックピン)
10−1 頭部
10−2 胴体部
10−3 凹部
10−4 ガイド長孔
11 ナット
12、13リターンスプリング
14 抜止めピン

Claims (3)

  1. 刈払機に搭載されたエンジンのスロットルに一端が連結されたスロットル調整ワイヤの他端部を作動させるためのスロットルレバーを備えたスロットル調整装置において、操作部が形成されたスロットルレバーと、前記スロットル調整ワイヤの他端部の保持部を有するサブレバーを各々、ハンドル用パイプに固定されたケースに回動自在に設けるとともに、前記スロットルレバーとサブレバーとを連動または非連動にするための連結機構を備え、前記連結機構はスロットルレバー側に設けた連結部材と、該連結部材と前記サブレバーを係合離脱させる凹凸嵌合手段にてスロットルレバーとサブレバーとを連結させた状態でスロットルレバーにてスロットル調整できる機構となすとともに、スロットルレバーを非操作位置に戻すと前記連結部材も元の非操作位置に戻りスロットルレバーとサブレバーとが非連結状態となる機構となしたことを特徴とする刈払機におけるスロットル調整装置。
  2. 前記スロットル調整ワイヤの他端部の保持部を有するサブレバーは、前記ワイヤ保持部と反対側を前記スロットルレバーと同一の支軸にてケースに回動自在に軸支され、前記支軸と前記ワイヤ保持部との間に、前記連結部材を前記支軸と平行に軸方向にスライドさせる凹凸嵌合孔を有し、該凹凸嵌合孔に嵌合用凸部を設けた構造となしていることを特徴とする請求項1に記載の刈払機におけるスロットル調整装置。
  3. 前記連結部材は手動操作により前記支軸と平行に軸方向にスライド可能となすピン部材からなり、該ピン部材の内側端部には前記サブレバーに設けられた凹凸嵌合孔に挿入する胴体部と該胴体部に設けた嵌合用凹部を有するともに、ばねにて常時外方への力を付勢され、かつ非操作位置に保持するための抜止めピンを有することを特徴とする請求項1または2に記載の刈払機におけるスロットル調整装置。
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