JP2012149133A - タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】石油外資源由来の可塑剤を使用した場合であっても、可塑剤のブルーム性、耐候性、タイヤ外観をバランス良く向上できるタイヤ用ゴム組成物、及び該タイヤ用ゴム組成物をタイヤの各部材(特に、サイドウォール)に用いた空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】構成脂肪酸100質量%中のオレイン酸の含有量が48質量%以上の米油を含むタイヤ用ゴム組成物に関する。
【選択図】なし

Description

本発明は、タイヤ用ゴム組成物、及びこれを用いた空気入りタイヤに関する。
空気入りタイヤは、長期間使用するうちに空気中の酸素やオゾンによりゴムが酸化劣化され、サイドウォール部やトレッド部の溝底にクラックが発生する場合があった。クラックの発生は、外観を悪くするだけでなく、タイヤの転動によりクラックが成長して破損に至るおそれがあるため耐久性を低下させる原因にもなり得る。
このため一般的に、サイドウォール部やトレッド部などに使用されるタイヤ用ゴム組成物には、各種の老化防止剤が配合され、劣化を防止するようにしている。しかし、老化防止剤を配合することにより、タイヤの使用末期まで充分な耐劣化性(耐候性)を得ようとすると、比較的多量の老化防止剤(例えば、ゴム成分100質量部に対して4質量部以上の老化防止剤)を配合する必要がある。
しかし、老化防止剤は、温度、歪み、オゾンなどの外的刺激を受けると、容易に表面に析出し、さらに紫外線などの光によって経時的に分解し、この分解物がタイヤを茶色あるいは茶褐色に変色させていくため、タイヤの外観が悪くなり、タイヤの商品価値が低下するという問題があった。
一方、近年では石油資源の枯渇問題やCO排出規制などの諸事情により、石油外資源を用いた材料開発が求められており、様々な試みが行われている。例えば、特許文献1には、石油外資源の含有比率を高め、石油資源由来の原材料を主成分とするタイヤトレッド用ゴム組成物と比較しても、さらに耐候性、低燃費性、耐摩耗性をバランスよく得ることができるタイヤトレッド用ゴム組成物として、シリカと、特定量の植物性油脂とを含むゴム組成物が記載されている。しかし、特許文献1では、可塑剤のブルーム性、耐候性、タイヤ外観をバランスよく改善する点については改善の余地がある。
特開2007−308623号公報
本発明は、前記課題を解決し、石油外資源由来の可塑剤を使用した場合であっても、可塑剤のブルーム性、耐候性、タイヤ外観をバランス良く向上できるタイヤ用ゴム組成物、及び該タイヤ用ゴム組成物をタイヤの各部材(特に、サイドウォール)に用いた空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明は、構成脂肪酸100質量%中のオレイン酸の含有量が48質量%以上の米油を含むタイヤ用ゴム組成物に関する。
上記米油の構成脂肪酸100質量%中のパルミチン酸の含有量が17質量%未満であることが好ましい。
上記米油の構成脂肪酸100質量%中のリノール酸の含有量が30質量%未満であることが好ましい。
上記タイヤ用ゴム組成物は、構成脂肪酸100質量%中のオレイン酸の含有量が60質量%以上のひまわり油を含むことが好ましい。
上記米油の構成脂肪酸100質量%中のパルミチン酸の含有量が14質量%以下であることが好ましい。
上記米油の構成脂肪酸100質量%中のリノール酸の含有量が15質量%以下であることが好ましい。
上記タイヤ用ゴム組成物は、サイドウォール用ゴム組成物として用いられることが好ましい。
本発明はまた、上記ゴム組成物を用いて作製した空気入りタイヤに関する。
本発明によれば、石油外資源由来の可塑剤として、オレイン酸の含有量が特定量以上の米油を含むタイヤ用ゴム組成物であるので、石油外資源由来の可塑剤を使用した場合であっても、可塑剤のブルーム性、耐候性(オゾン等による経年劣化に対する耐久性)、タイヤ外観をバランス良く向上でき、石油資源由来の可塑剤を用いた場合と同等以上の上記性能が得られる。該ゴム組成物をタイヤの各部材(特に、サイドウォール)に使用することにより、上記性能に優れた空気入りタイヤを提供することができる。また、石油外資源由来の可塑剤を使用することにより、石油資源の枯渇問題やCO排出規制に対応できる。
本発明のタイヤ用ゴム組成物は、構成脂肪酸100質量%中のオレイン酸の含有量が48質量%以上の米油を含む。
本発明に使用されるゴム成分としては、例えば、イソプレン系ゴム、ブタジエンゴム(BR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)、スチレンイソプレンブタジエンゴム(SIBR)、クロロプレンゴム(CR)、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)等のジエン系ゴムが挙げられる。イソプレン系ゴムとしては、天然ゴム(NR)、エポキシ化天然ゴム(ENR)、イソプレンゴム(IR)等が挙げられる。ゴム成分は、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。なかでも、可塑剤のブルーム性、耐候性、タイヤ外観をバランス良く向上できるという理由から、イソプレン系ゴム(特にNR、ENR)、BRが好ましく、イソプレン系ゴム(特にNR、ENR)とBRを併用することが好ましい。
NRとしては特に限定されず、例えば、SIR20、RSS♯3、TSR20等、タイヤ工業において一般的なものを使用できる。ENRとしても特に限定されない。
ゴム成分100質量%中のNR、ENRの合計含有量は、好ましくは20質量%以上、より好ましくは25質量%以上、更に好ましくは30質量%以上である。20質量%未満であると、充分な可塑剤のブルーム性、充填剤の分散性が得られない傾向がある。該合計含有量は、好ましくは85質量%以下、より好ましくは60質量%以下、更に好ましくは50質量%以下である。85質量%を超えると、充分な可塑剤のブルーム性、充填剤の分散性が得られない傾向がある。
BRとしては特に限定されず、例えば、高シス含有量のBR、シンジオタクチックポリブタジエン結晶を含有するBRなどを使用できる。なかでも、シス含有量が95質量%以上のBRが好ましい。
ゴム成分100質量%中のBRの含有量は、好ましくは15質量%以上、より好ましくは40質量%以上、更に好ましくは50質量%以上である。15質量%未満であると、充分な可塑剤のブルーム性、耐摩耗性、充填剤の分散性が得られない傾向がある。該BRの含有量は、好ましくは80質量%以下、より好ましくは75質量%以下、好ましくは70質量%以下である。80質量%を超えると、充分な可塑剤のブルーム性、充填剤の分散性が得られない傾向がある。
本発明では、石油外資源由来の可塑剤として、オレイン酸の含有量が特定量以上の米油が使用される。これにより、可塑剤のブルーム性、耐候性、タイヤ外観をバランス良く向上できる。
米油は、イネ植物の種子、穀粒または米糠から抽出される植物油であり、米糠油、ライスオイルとも呼ばれる。米油は、脂質を主成分とし、脂質以外にも、例えば、γ−オリザノールやステロール等を含んでもよい。
米油は、基本的には、常温(25℃)で液体である。米油の融点は、好ましくは20℃以下、より好ましくは17℃以下である。融点が20℃を超えると、常温で固体となり、米油を配合したことにより得られる効果が小さい傾向がある。
なお、米油の融点は二重管式温度計に試料を詰めた毛細管を取り付けて温浴で加温することにより測定できる。
米油100質量%中の脂質の含有量は、好ましくは60質量%以上、より好ましくは70質量%以上、更に好ましくは80質量%以上である。60質量%未満では、米油の純度が低く、米油を配合したことにより得られる効果が小さい傾向がある。なお、脂質の含有量は油の抽出とGC(ガスクロマトグラフィー)分析により測定できる。
上記脂質としては、例えば、炭素数が6以上の脂肪酸が挙げられる。脂肪酸は、遊離脂肪酸として存在してもよいが、通常、エステル化形態、例えばトリアシルグリセロール(TAG)、リン脂質として存在する。
米油の構成脂肪酸100質量%中のTAGとして存在する脂肪酸の割合は、好ましくは50質量%以上、より好ましくは70質量%以上、さらに好ましくは80質量%以上である。50質量%未満では、米油を配合したことにより得られる効果が小さい傾向がある。なお、TAGとして存在する脂肪酸の割合は、GC(ガスクロマトグラフィー)分析により測定できる。
上記脂肪酸としては、例えば、オレイン酸、パルミチン酸、リノール酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、リノレン酸等が挙げられる。なかでも、オレイン酸、パルミチン酸、リノール酸が好ましい。
米油の構成脂肪酸100質量%中のオレイン酸の含有量は、48質量%以上、好ましくは50質量%以上、より好ましくは60質量%以上である。オレイン酸の含有量の上限は特に限定されない。オレイン酸の含有量が上記量であると、米油を配合したことにより得られる効果がより好適に得られる。
米油の構成脂肪酸100質量%中のパルミチン酸の含有量は、好ましくは17質量%未満、より好ましくは14質量%以下である。また、上記パルミチン酸の含有量は、好ましくは6質量%以上、より好ましくは10質量%以上である。パルミチン酸の含有量が上記範囲内であると、米油を配合したことにより得られる効果がより好適に得られる。
米油の構成脂肪酸100質量%中のリノール酸の含有量は、好ましくは30質量%未満、より好ましくは20質量%以下、更に好ましくは15質量%以下である。また、上記リノール酸の含有量は、好ましくは10質量%以上、より好ましくは12質量%以上である。リノール酸の含有量が上記範囲内であると、米油を配合したことにより得られる効果がより好適に得られる。なお、上記脂肪酸組成(オレイン酸、パルミチン酸、リノール酸の含有量)は、特表2009−543561号公報に記載の方法に従い、GLC(気−液クロマトグラフィー)により測定できる。
米油の構成脂肪酸100質量%中のオレイン酸とリノール酸の含有量比(オレイン酸の含有量/リノール酸の含有量)は、1.5以上が好ましく、1.8以上がより好ましい。なお、上記含有量比の上限は特に限定されない。上記含有量比が上記比であると、米油を配合したことにより得られる効果がより好適に得られる。
米油は、公知の方法によって、イネ植物の種子、穀粒または米糠から抽出できる。抽出方法としては、例えば、ジエチルエーテル、石油エーテル、クロロホルムとメタノール若しくはブタノールとの混合物等により抽出する方法が挙げられる。
米油は、イネ植物の種子、穀粒または米糠から抽出された後に、更に精製されていることが好ましい。精製方法としては、従来公知の方法(例えば、特開2002−253118号公報に記載のアルカリ精製法、蒸留脱酸法等)により行うことができる。また、必要に応じて、多糖類を除去するために、「脱ガム化(de−gummed)」を行ってもよい。また、米油は、必要に応じて、水素化されてもよく、当分野で公知の方法で化学的または酵素的に処理されてもよい。
なお、特表2009−543561号公報に記載の方法に従い、米油中の脂肪酸組成を変化させることにより、米油中のオレイン酸、パルミチン酸、リノール酸の含有量を上記範囲内に調整することができる。
米油の含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは0.1質量部以上、より好ましくは0.3質量部以上である。0.1質量部未満であると、米油配合による充分な効果が得られない傾向がある。上記米油の含有量は、好ましくは30質量部以下、より好ましくは10質量部以下、更に好ましくは4質量部以下である。30質量部を超えると、米油がゴム表面にブルームするおそれがある。
本発明のゴム組成物には、上記米油以外にも可塑剤を使用してもよい。使用できる可塑剤としては、特に限定されず、従来からタイヤ用ゴム組成物に使用されている石油由来のワックス等の石油資源由来の可塑剤を使用してもよいが、キャンデリラワックス、カルナバワックス、ビーズワックス、ウールワックス等の石油外資源由来のワックスやひまわり油、トール油、ひまし油等の植物油等の石油外資源由来の可塑剤を使用することが好ましい。なかでも、上記米油と共に使用することにより、耐候性をより向上できることから、キャンデリラワックスが好ましい。また、上記米油と共に使用することにより、耐候性、タイヤ外観をより向上できることから、オレイン酸の含有量が所定量以上のひまわり油が好ましい。
ひまわり油の構成脂肪酸100質量%中のオレイン酸の含有量は、好ましくは60質量%以上、より好ましくは70質量%以上、更に好ましくは80質量%以上である。オレイン酸の含有量の上限は特に限定されない。オレイン酸の含有量が上記量のひまわり油を上記米油と共に配合することにより、耐候性、タイヤ外観をより向上でき、可塑剤のブルーム性、耐候性、タイヤ外観をよりバランス良く向上できる。なお、オレイン酸の含有量は、特表2009−543561号公報に記載の方法に従い、GLC(気−液クロマトグラフィー)により測定できる。
上記ひまわり油の含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは0.1質量部以上、より好ましくは0.3質量部以上である。0.1質量部未満であると、ひまわり油配合による充分な効果が得られない傾向がある。上記ひまわり油の含有量は、好ましくは30質量部以下、より好ましくは10質量部以下、更に好ましくは4質量部以下である。30質量部を超えると、ひまわり油がゴム表面にブルームするおそれがある。
本発明のゴム組成物には、補強用充填剤として、カーボンブラック、シリカ、クレー、炭酸カルシウム、カオリン、クレー、タルク、マイカ、水酸化アルミニウム、炭酸マグネシウム等を使用できる。これらは単独で用いてもよく、併用してもよい。なかでも、カーボンブラック、シリカが好ましい。
カーボンブラックとしては、例えば、GPF、HAF、ISAF、SAFなどを用いることができる。
カーボンブラックのチッ素吸着比表面積(NSA)は20m/g以上が好ましく、40m/g以上がより好ましい。NSAが20m/g未満では、ゴム組成物の補強効果、耐久性が充分でなくクラック発生の原因となるおそれがある。また、カーボンブラックのNSAは100m/g以下が好ましく、80m/g以下がより好ましい。NSAが100m/gを超えると、ゴム組成物の弾性率が低下するため、低発熱性が悪化するおそれがある。
なお、カーボンブラックのチッ素吸着比表面積は、JIS K6217のA法によって求められる。
カーボンブラックの圧搾油吸着量(COAN、compressed oil adsorption number)は40ml/100g以上が好ましく、60ml/100g以上がより好ましい。また、カーボンブラックのCOANは150ml/100g以下が好ましく、120ml/100g以下がより好ましい。COANが上記範囲内であると、ゴム組成物の補強効果と低発熱性を両立できる。
なお、カーボンブラックのCOANは、JIS K6217−4の測定方法によって求められる。なお、使用したオイルはジブチルフタレート(フタル酸ジブチル)である。
カーボンブラックを配合する場合、カーボンブラックの含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは10質量部以上、より好ましくは25質量部以上である。10質量部未満では、補強効果が充分でなく、サイドウォールの破壊、クラック発生の原因となる。また、カーボンブラックの含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは150質量部以下、より好ましくは100質量部以下、更に好ましくは80質量部以下である。150質量部を超えると、カーボンブラックの分散性が悪化し、カーボンブラックの性能を充分に発揮できなくなるおそれがある。
シリカとしては、例えば、乾式法シリカ(無水シリカ)、湿式法シリカ(含水シリカ)などが挙げられる。なかでも、シラノール基が多いという理由から、湿式法シリカが好ましい。
シリカの含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは5質量部以上、より好ましくは25質量部以上である。5質量部未満であると、補強効果が充分でなく、サイドウォールの破壊、クラック発生の原因となる。該シリカの含有量は、好ましくは100質量部以下、より好ましくは85質量部以下、更に好ましくは65質量部以下である。100質量部を超えると、シリカの分散性が悪化し、シリカの性能を充分に発揮できなくなるおそれがある。
シリカを配合する場合、シリカとゴム成分の結合を強め、ゴム組成物の耐摩耗性を向上させるために、シリカとともにシランカップリング剤を含むことが好ましい。シランカップリング剤の配合量は、分散効果およびカップリング効果の面から、シリカ100質量部に対して1〜20質量部であることが好ましい。
本発明のゴム組成物には、前記成分以外にも、ゴム組成物の製造に一般に使用される配合剤、例えば、酸化亜鉛、ステアリン酸、各種老化防止剤、オイル等の軟化剤、硫黄などの加硫剤、加硫促進剤などを適宜配合することができる。
本発明では、上記米油を配合することにより、老化防止剤の含有量を低減できる。これは、米油が、時間経過と共にタイヤ表面に移行し、タイヤ表面を保護することにより、老化防止剤を減量しても耐候性の低下を抑制できるものと思われる。本発明では、老化防止剤を減量できるため、タイヤの外観の悪化を防止できる。
本発明のゴム組成物において、老化防止剤の含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは0.5質量部以上、より好ましくは1.0質量部以上である。0.5質量部未満では、充分な耐候性が得られないおそれがある。また、老化防止剤の含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは3.5質量部以下、より好ましくは3.0質量部以下、更に好ましくは2.5質量部以下である。3.5質量部を超えると、タイヤの外観の悪化を招くおそれがある。
本発明のゴム組成物の製造方法としては、公知の方法を用いることができ、例えば、前記各成分をオープンロール、バンバリーミキサー、密閉式混練機などのゴム混練装置を用いて混練し、その後加硫する方法等により製造できる。
本発明のゴム組成物は、タイヤの各部材(特に、サイドウォール)に好適に使用できる。
本発明の空気入りタイヤは、上記ゴム組成物を用いて通常の方法によって製造される。すなわち、必要に応じて各種添加剤を配合したゴム組成物を、未加硫の段階でタイヤの各部材(特に、サイドウォール)の形状に合わせて押し出し加工し、タイヤ成型機上にて通常の方法にて成形し、他のタイヤ部材とともに貼り合わせ、未加硫タイヤを形成した後、加硫機中で加熱加圧してタイヤを製造することができる。
実施例に基づいて、本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
(製造例1)(米油Bの製造)
米油Bは、特表2009−543561号公報の製法に基づいて製造した。
1個の発育中の種子または半分の種子をろ紙の間で押しつぶし、管に入れた。0.5Mナトリウムメトキシド2mlを添加し、管を固く密閉して、その後80℃で10分間インキュベートした。管を冷却した後、氷酢酸0.1mlを添加し、次いで蒸留水2mlおよび石油精油2mlを添加した。混合物を10秒間ボルテックスし、相が分離した後、上部石油層を小さな試験管に移した。重炭酸カリウム/硫酸ナトリウム混合物約1gを試験管に添加し、混合物をボルテックスした。試料溶液をオートサンプラーバイアルに写し、Soutjesdic et al. (2002)によって述べられているようにGC分析を実施するまで冷凍庫において−20℃で保存した。
本方法はBligh and Dyer (1959)から適合された。CHCl/MeOH(1:2)1.5mlを緩衝液0.4ml中の組織試料に添加し、試料を強くボルテックスした。さらなるCHCl 0.5mlを添加し、試料を再びボルテックスした。HO 0.5mlを添加し、試料を再びボルテックスした。相を分離するために管を3000rpmで手早く遠心した;白色沈殿物が界面に出現した。有機(下部)相を新たな管に移し、真空下で濃縮した。酸性脂質を抽出しようとする場合は、HO 0.5mlの代わりに1% HClO 0.5mlを添加した。
脂肪酸含量の定量のための脂肪酸メチルエステル(FAME)の調製
穀粒からFAMEを直接調製するため、10〜15の種子を正確に計量し、ガラス管に移した。1mg/ml 17:0−メチルエステル10μlの内部標準を各々の種子試料に添加した。1Nメタノール−HCl(Supelco)0.75mlを各管に添加し、しっかりと蓋をして、80℃で少なくとも2〜3時間または一晩還流した。試料を冷却し、NaCl(0.9%w/v)0.5ml、次いでヘキサン300μlを添加した。管に再び蓋をし、強くボルテックスした。上部ヘキサン相(200〜250μl)を注意深くエッペンドルフ管に移した。試料を窒素下で完全に乾燥した。乾燥したFAME試料をヘキサン20μlに溶解し、GC分析のためにバイアル中の円錐形ガラスインサートに移した。
ガスクロマトグラフィーによるFA分析
脂肪酸メチルエステルを、以下のようにアルカリメチル基転移によって調製した。単一種子試料をろ紙ディスクの間で押しつぶした。ろ紙ディスクに移した脂質中の脂肪酸を、次に、0.02Mナトリウムメトキシド2mL中80℃で10分間メチル化し、その後30分間冷却した。氷酢酸0.1mLを添加し、次いで蒸留水2mLおよびヘキサン2mLを順に添加した。ボルテックスし、相を分離した後、脂肪酸メチルエステルを含む上部ヘキサン層をマイクロバイアルに移した。脂肪酸メチルエステルを、先に述べられているように(Stoutjesdijk et al., 2002)気−液クロマトグラフィーによって分析した。
イネ(日本晴品種)(cv.Nipponbare)を以下のように形質転換した。
i)カルスの誘導と培養
成熟穀粒からもみ殻を取り除き、その後70% EtOHに30秒間浸漬してろうの外層を除去した。清浄にした穀粒を滅菌水で3回洗浄し、表面滅菌するために振とうしながら25%漂白剤の溶液(Tween20界面活性剤2滴を添加)に20分間浸漬した。無菌条件下で、穀粒を70% EtOHで手早くすすぎ、滅菌水で8〜10回十分に洗浄して、N6D培地に塗布した。プレートを微小孔テープで密閉し、自然光の下で(under fulllight)28℃でインキュベートした。6〜8週間後にカルスが生成され、それらをNB培地に移した。パラフィン紙で密閉し、4週間ごとに新鮮NBプレートに継代培養しながら28℃で放置した。5継代以降のカルスは形質転換に使用しなかった。
ii)形質転換
健康に見えるカルスを継代培養プレートから採取し、25〜30カルス/プレートの密度で新鮮NBプレートに移した。2日後、特表2009−543561号公報に記載のアグロバクテリウム株の新鮮培養物を樹立し、28℃でインキュベートした。培養培地は、アセトシリンゴン100μMを添加したNB培地であった。カルスを細胞の懸濁液に10分間液浸した。過剰の懸濁液を廃棄した後、アセトシリンゴン100μMを添加したNB培地にカルスを置き、暗所にて25℃で3日間インキュベートした(共培養)。共培養工程後、カルスを管の中で150mg/mlチメンチン(Timentin)を含む滅菌水で静かに3回洗浄した。カルスをろ紙に乾燥ブロットし、十分な間隔を置いてNBCTプレート(カナマイシン選択マーカ遺伝子を使用する場合は100μg/mlカナマイシンまたは適宜に他の選択薬剤、150μg/mlチメンチン及び200μg/mlクラフォラン(Claforan)を含有する)に塗布した。プレートを暗所にて26〜28℃で3〜4週間インキュベートした。耐性カルスが約10日後に認められ、NBCT+選択プレートに移して、さらに14〜21日間暗所でインキュベートした。健康なカルスをPRCT+選択プレートに移し、暗所で8〜12日間インキュベートして、その後RCT+選択プレートに移し、自然光の下、28℃で30日間インキュベートした。この期間後、発生した小植物体を組織培養鉢中の1/2MS培地に移し、さらなる成長のために光下で10〜14日間インキュベートした後、土壌に移した。
形質転換イネ植物の穀粒および葉試料から得られた米油の構成脂肪酸の割合は以下の通りである。
米油の構成脂肪酸100質量%中のオレイン酸の含有量:65質量%、米油の構成脂肪酸100質量%中のパルミチン酸の含有量:13質量%、米油の構成脂肪酸100質量%中のリノール酸の含有量:13質量%
以下、実施例及び比較例で使用した各種薬品について、まとめて説明する。
NR:RSS#3
BR:宇部興産(株)製のBR130B(シス含有量:97質量%)
カーボンブラック:キャボットジャパン(株)製のN351(NSA:69m/g、COAN:90ml/100g)
シリカ:デグッサ社製のウルトラシルVN3(NSA:175m/g)
シランカップリング剤:デグッサ社製のSi266(ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド)
酸化亜鉛:三井金属鉱業(株)製の酸化亜鉛
ステアリン酸:日油(株)製のステアリン酸「椿」
プロセスオイル:出光興産(株)製のダイアナプロセスAH−24
老化防止剤:住友化学(株)製のアンチゲン6C(N−(1,3−ジメチルブチル)−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン)
ワックスA:三精産業社製のキャンデリラワックス
ワックスB:三精産業社製のカルナバワックス
植物油A:カネダ(株)製のひまわり油(構成脂肪酸100質量%中のオレイン酸の含有量:85質量%)
植物油B:日清オイリオグループ(株)製のひまわり油(構成脂肪酸100質量%中のオレイン酸の含有量:50質量%)
米油A:築野食品(株)製(融点:−5℃、米油の構成脂肪酸100質量%中のオレイン酸の含有量:41質量%、米油の構成脂肪酸100質量%中のパルミチン酸の含有量:17質量%、米油の構成脂肪酸100質量%中のリノール酸の含有量:37質量%)
米油B:上記製造例1で調製した(特表2009−543561号公報の製法に基づいて製造された)米油(米油の構成脂肪酸100質量%中のオレイン酸の含有量:65質量%、米油の構成脂肪酸100質量%中のパルミチン酸の含有量:13質量%、米油の構成脂肪酸100質量%中のリノール酸の含有量:13質量%)
硫黄:軽井沢硫黄(株)製の粉末硫黄
加硫促進剤:大内新興化学工業(株)製のノクセラーCZ
実施例1〜10及び比較例1〜11
表1,2に示す配合処方にしたがい、1.7Lバンバリーミキサーを用いて、硫黄及び加硫促進剤以外の薬品を140℃になるまで5分間混練し、145℃になったところで排出した。次に、オープンロールを用いて、得られた混練り物に硫黄及び加硫促進剤を添加して最高温度が97℃の条件下で3分間混練し、未加硫ゴム組成物を得た。
次に、得られた未加硫ゴム組成物をタイヤ成型機上でサイドウォール形状に成形し、他のタイヤ部材と貼り合わせて未加硫タイヤを作製した。未加硫タイヤを150℃で30分間加硫することにより試験用タイヤを製造した。
製造した試験用タイヤについて下記の評価を行った。結果を表1,2に示す。
(可塑剤のブルーム性試験)
製造した試験用タイヤを35℃の恒温槽内に96時間放置した後目視し、変化がないものを◎、光沢がないものを○、一部白化しているものを△、全体的に白化しているものを×と評価した。
(変色試験(タイヤ外観))
製造した試験用タイヤを、JIS140%荷重、速度80km/hで、3万km走行させた後、サイドウォール表面の変色度合い(茶変色)を目視で観察し、5段階で評価した。
5:茶色の変色がなく、優良である
4:茶色の変色がほとんどなく、良い
3:茶色の変色の度合いが小である
2:茶色の変色の度合いが中である
1:茶色の変色の度合いが大である
(耐候性試験)
製造した試験用タイヤをJIS K 6259「加硫ゴムおよび熱可塑性ゴム−耐オゾン性の求め方」に準じて、温度40℃、オゾン濃度50ppmの管理室内で、3万km走行させた後、サイドウォール表面の亀裂数と亀裂深さを目視で観察し、5段階で評価した。数字が大きいほど、耐久性(オゾン耐久性)に優れることを示す。4以上を合格とした。
5:亀裂数と亀裂深さがなく、優良である
4:亀裂数と亀裂深さがほとんどなく、良い
3:亀裂数と亀裂深さの度合いが小である
2:亀裂数と亀裂深さの度合いが中である
1:亀裂数と亀裂深さの度合いが大である
Figure 2012149133
Figure 2012149133
オレイン酸の含有量が特定量以上の米油を含む実施例では、可塑剤のブルーム性、耐候性、タイヤ外観をバランス良く向上できた。

Claims (8)

  1. 構成脂肪酸100質量%中のオレイン酸の含有量が48質量%以上の米油を含むタイヤ用ゴム組成物。
  2. 前記米油の構成脂肪酸100質量%中のパルミチン酸の含有量が17質量%未満である請求項1記載のタイヤ用ゴム組成物。
  3. 前記米油の構成脂肪酸100質量%中のリノール酸の含有量が30質量%未満である請求項1又は2記載のタイヤ用ゴム組成物。
  4. 構成脂肪酸100質量%中のオレイン酸の含有量が60質量%以上のひまわり油を含む請求項1〜3のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物。
  5. 前記米油の構成脂肪酸100質量%中のパルミチン酸の含有量が14質量%以下である請求項1〜4のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物。
  6. 前記米油の構成脂肪酸100質量%中のリノール酸の含有量が15質量%以下である請求項1〜5のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物。
  7. サイドウォール用ゴム組成物として用いられる請求項1〜6のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載のゴム組成物を用いて作製した空気入りタイヤ。
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